JP3476384B2 - 昇圧回路とその制御方法 - Google Patents

昇圧回路とその制御方法

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JP3476384B2 JP19452799A JP19452799A JP3476384B2 JP 3476384 B2 JP3476384 B2 JP 3476384B2 JP 19452799 A JP19452799 A JP 19452799A JP 19452799 A JP19452799 A JP 19452799A JP 3476384 B2 JP3476384 B2 JP 3476384B2
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/36Means for starting or stopping converters

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇圧回路とその制
御方法に係わり、特に、起動時の電流を低減するように
した昇圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の昇圧回路を図15に、そのタイ
ミングチャートを図16に示す。
【0003】この回路では、昇圧停止時は、CTLから
ローレベルが入力される。この入力を受けたNAND1
51の出力ノードP1は、CLKの入力によらずハイレ
ベルに固定されるので、ポンピング回路158A〜15
8Hでは昇圧は行われない。
【0004】次に、昇圧時は、CTLからハイレベルを
入力する。CLKに入力されたクロック信号が反転され
てNAND151から出力される。この反転したクロッ
ク信号163を受けたポンピング回路158A〜158
Hは同時に昇圧を開始する。
【0005】しかし、最近需要の増大が予想されている
非接触ICカードの様に外部より電波を受け、この電波
にて内部の電源を起動する半導体装置では、昇圧開始時
の電源電流の増加の為、電源電圧が降下するという問題
点があった。
【0006】なお、図19は、この回路のシュミレーシ
ョン結果を示すグラフであり、符号251が昇圧電圧
(VPP)波形、符号252が電源電流(IDD)波形
である。この回路の昇圧電圧は、17.0V、ピーク電
流は842μAであった。
【0007】次に、特開平04−268294号公報の
回路図を図17に、そのタイミングチャートを図18に
示す。
【0008】この回路では、CLKからクロックを入力
し、それを受けたポンピング回路204A〜204Hが
昇圧を開始する。図15の回路との違いは、前段のポン
ピング回路204Aで昇圧した電圧を、次段のポンピン
グ回路204Bの構成要素であるレベルシフタ201B
の電源としている点である。同様に、レベルシフタ20
1C〜201Hは、前段のポンピング回路の昇圧電圧を
電源としている。
【0009】しかし、この昇圧回路ではクロックドライ
バーにレベルシフタを使っているので、レベルシフタの
出力が昇圧開始時においては0V以下となるので、ポン
ピング回路間のスイッチング素子は0Vより大きなVt
をもったN型エンハンスメントトランジスタにする必要
がある。
【0010】従って、昇圧の際、次段へ転送される電圧
は、 VDD−Vt・・・(1) となり、転送する電圧は従来例に比べVt分ロスする。
【0011】これがポンピング回路204A〜204H
の各段で起こるので、昇圧時間が莫大にかかってしまう
という欠点もあった。
【0012】なお、図20は、ポンプ回路を4段構成と
した、この回路のシュミレーション結果を示すグラフで
あり、符号261が昇圧電圧(VPP)波形、符号26
2が電源電流(IDD)波形であり、この回路の昇圧電
圧は、5.3V、ピーク電流は10mA以上であった。
【0013】また、図21は、ポンプ回路を8段構成と
した、この回路のシュミレーション結果を示すグラフで
あり、符号271が昇圧電圧(VPP)波形、符号27
2が電源電流(IDD)波形である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、起動時の消費電流
を低減するようにした新規な昇圧回路とその制御方法
提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0016】即ち、本発明に係わる昇圧回路の第1態様
は、電源端子と出力端子間に直列に接続した複数のダイ
オード接続したMOSトランジスタと、前記MOSトラ
ンジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を接続したコ
ンデンサとからなり、前記コンデンサの他方の端子に夫
々前記コンデンサの充電・転送動作を行わせるためのパ
ルス信号を印加することで前記出力端子に前記電源端子
の電圧より高い電圧を得る昇圧回路において、遅延手段
を用いて、当該昇圧回路を制御するクロック信号より遅
延した複数の遅延パルス信号を生成すると共に、前記生
成した複数の遅延パルス信号の遅延時間の間隔が、それ
ぞれ前記クロック信号の1.5周期以上の等しい遅延時
間の間隔を持つように生成し、この回路の起動時におい
て、電源側に近いコンデンサの順で、且つ、遅延の少な
い順に、前記遅延パルス信号を前記コンデンサの他方の
端子にそれぞれ印加せしめるように構成したことを特徴
とするものであり、叉、第2態様は、 源端子と第1端
子間に直列に接続した複数のダイオード接続したMOS
トランジスタと、前記MOSトランジスタ同士の各接続
点に夫々一方の端子を接続したコンデンサと、前記夫々
のコンデンサの他方の端子に出力を接続したインバータ
とからなる第1の昇圧回路と、前記コンデンサの充電・
転送動作を行わせるため、前記インバータに入力せしめ
るための第1のクロック信号と、前記第1の昇圧回路の
第1端子に得られた電圧を電源電圧とし、前記第1のク
ロック信号から、ハイレベルが前記第1の端子の電圧レ
ベルである第2のクロック信号を得るレベルシフタと、
前記第1端子と出力端子間に直列に接続した複数のダイ
オード接続したMOSトランジスタと、前記MOSトラ
ンジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を接続したコ
ンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方の端子に出力
を接続し、前記第1端子の電圧を電源とし、前記第2の
クロック信号を入力とするインバータとからなる第2の
昇圧回路とで構成し、前記出力端子に前記電源端子の電
圧より高い電圧を得る昇圧回路であって、遅延手段を用
いて、前記第1のクロック信号より遅延した複数の遅延
パルス信号を生成すると共に、前記生成した複数の遅延
パルス信号の遅延時間の間隔が、それぞれ前記第1のク
ロック信号の1.5周期以上の等しい遅延時間の間隔を
持つように生成し、この回路の起動時において、電源側
に近いコンデンサの順で、且つ、遅延の少ない順に、前
記遅延パルス信号を前記したコンデンサの他方の端子に
それぞれ印加せしめるように構成したことを特徴とする
ものであり、 叉、第3態様は、前記MOSトランジスタ
は、ノンドープエンハンスメントトランジスタであるこ
とを特徴とするものである。又、本発明に係わる昇圧回
路の制御方法の第1態様は、電源端子と出力端子間に直
列に接続した複数のダイオード接続したMOSトランジ
スタと、前記MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々
一方の端子を接続したコンデンサとからなり、前記コン
デンサの他方の端子に夫々前記コンデンサの充電・転送
動作を行わせるためのパルス信号を印加することで前記
出力端子に前記電源端子の電圧より高い電圧を得る昇圧
回路の制御方法であって、遅延手段を用いて、当該昇圧
回路を制御するクロック信号より遅延した複数の遅延パ
ルス信号を生成すると共に、前記生成した複数の遅延パ
ルス信号の遅延時間の間隔が、それぞれ前記クロック信
号の1.5周期以上の等しい遅延時間の間隔を持つよう
に生成し、この回路の起動時において、電源側に近いコ
ンデンサの順で、且つ、遅延の少ない順に、前記遅延パ
ルス信号を前記コンデンサの他方の端子にそれぞれ印加
せしめるように構成したことを特徴とするものであり、
又、第2態様は、電源端子と第1端子間に直列に接続し
た複数のダイオード接続したMOSトランジスタと、前
記MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子
を接続したコンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方
の端子に出力を接続したインバータとからなる第1の昇
圧回路と、前記コンデンサの充電・転送動作を行わせる
ため、前記インバータに入力せしめるための第1のクロ
ック信号と、前記第1の昇圧回路の第1端子に得られた
電圧を電源電圧とし、前記第1のクロック信号から、ハ
イレベルが前記第1の端子の電圧レベルである第2のク
ロック信号を得るレベルシフタと、前記第1端子と出力
端子間に直列に接続した複数のダイオード接続したMO
Sトランジスタと、前記MOSトランジスタ同士の各接
続点に夫々一方の端子を接続したコンデンサと、前記夫
々のコンデンサの他方の端子に出力を接続し、前記第1
端子の電圧を電源とし、前記第2のクロック信号を入力
とするインバータとからなる第2の昇圧回路とで構成
、前記出力端子に前記電源端子の電圧より高い電圧を
得る昇圧回路の制御方法であって、遅延手段を用いて、
前記第1のクロック信号より遅延した複数の遅延パルス
信号を生成すると共に、前記生成した複数の遅延パルス
信号の遅延時間の間隔が、それぞれ前記第1のクロック
信号の1.5周期以上の等しい遅延時間の間隔を持つよ
うに生成し、この回路の起動時において、電源側に近い
コンデンサの順で、且つ、遅延の少ない順に、前記遅延
パルス信号を前記したコンデンサの他方の端子にそれぞ
れ印加せしめるように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係わる昇圧回路は、図1
に示す様に、昇圧を制御するコントロール信号CTL
と、クロック信号CLKと、電源VDDにソースを接続
したN型ノンドープトランジスタ5と、前記N型ノンド
ープトランジスタ5のゲートに出力を接続するインバー
タ6と、前記N型ノンドープトランジスタ5に直列に接
続したダイオード接続のN型ノンドープトランジスタ3
A〜3Hと、N型ノンドープトランジスタ3A〜3Hの
ゲートに一方の端子を接続したコンデンサ2A〜2H
と、例えばディレイ素子を備えたクロック発生回路7と
からなり、前記クロック発生回路7から出力されるクロ
ック信号の出力タイミングをずらす事により、電源VD
Dに近いポンピング回路4Aから順番に昇圧を開始し、
起動時に、各ポンピング回路4A〜4Hが同時に動作開
始する事を防いでいる。
【0018】このため、昇圧開始時の電源電流を削減で
きるという効果が得られる。
【実施例】以下に、本発明に係わる昇圧回路とその制御
方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】(第1の具体例) 図1は、本発明の昇圧回路の第1の具体例の回路図、図
2は、クロック信号を順に遅延させて出力するクロック
発生回路のブロック図、図3はそのタイミングチャート
であって、これらの図には、電源端子VINと出力端子
OUT間に直列に接続した複数のダイオード接続した
MOSトランジスタ5、3A〜3Hと、前記MOSトラ
ンジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を接続したコ
ンデンサ2A〜2Hとからなり、前記コンデンサ2A〜
2Hの他方の端子に夫々前記コンデンサの充電・転送動
作を行わせるためのパルス信号A〜Jを印加すること
で、前記出力端子VOUTに前記電源端子VINの電圧
VDDより高い電圧VPPを得る昇圧回路において、こ
の回路の起動時において、電源側に近いコンデンサ2A
〜2Hの順に、前記パルス信号A〜Jを順に印加せしめ
るように構成したことを特徴とする昇圧回路が示され、
又、前記パルス信号A〜Jは、遅延手段8A〜8Hを介
して前記コンデンサ2A〜2Hに印加せしめることを特
徴とする昇圧回路が示され、前記MOSトランジスタ
5、3A〜3Hは、ノンドープエンハンスメントトラン
ジスタであることを特徴とする昇圧回路が示されてい
る。
【0020】以下に、第1の具体例を更に詳細に説明す
る。
【0021】第1の具体例の昇圧回路は、昇圧を制御す
るコントロール信号CTLと、クロック信号CLKと、
信号CTLとクロック信号CLKとを入力せしめるNA
ND9と、電源VDDにソースを接続したN型ノンドー
プトランジスタ5と、前記N型ノンドープトランジスタ
5のゲートに出力を接続するインバータ6と、前記N型
ノンドープトランジスタ5に直列に接続したN型ノンド
ープトランジスタ3A〜3Hと、N型ノンドープトラン
ジスタ3A〜3Hのゲートに一方の端子を接続したコン
デンサ2A〜2Hと、コンデンサ2A〜2Hの他方の端
子にクロックを夫々供給する、例えば、ディレイ素子8
A〜8Hを備えたクロック発生回路7とから構成されて
いる。
【0022】外部からのクロック信号CLKの周波数を
4MHzとし、各ディレイ素子8A〜8Hの遅延値は、
例えば、外部からのクロック信号CLKの周期の1.5
倍とする。なお、夫々のクロック信号A〜Jが順に互い
に逆相であれば、1.5倍以上遅延するように構成して
も良い。同様に、外部からのクロック信号CLKの周波
数についても、昇圧回路が動作可能であれば、4MHz
以下でもよい。
【0023】次に、この具体例の動作を図3のタイミン
グチャートを用いて説明する。
【0024】昇圧停止時には、NAND9にローレベル
のCTL信号を入力する。このため、クロック発生回路
7の出力は全てハイレベルとなり、昇圧動作が停止す
る。
【0025】一方、昇圧を開始する際は、ハイレベルの
CTL信号を入力する。これによりクロック信号が有効
になる。
【0026】そして、クロック発生回路7の出力には、
順にクロック信号A〜Jが順に出力される。出力信号A
は、クロック信号と逆相のクロックが、出力信号Bは、
クロック信号と同相で、且つ、375nsec遅れたク
ロックが出力される。
【0027】 同様に、クロック信号Cは、クロック信
号CLKと逆相で、且つ、750nsec遅れ、クロッ
ク信号Dは、クロック信号CLKと同相で、且つ、11
25nsec遅れ、クロック信号Eは、クロック信号C
LKと逆相で、且つ、1500nsec遅れ、クロック
信号Fは、クロック信号CLKと同相で、且つ、187
nsec遅れ、クロック信号Gは、クロック信号CL
Kと逆相で、且つ、2250nsec遅れ、クロック信
号Hは、クロック信号CLKと同相で、且つ、2625
nsec遅れ、クロック信号Jは、クロック信号CLK
と逆相で、且つ、3000nsec遅れて出力される。
【0028】さて、昇圧停止時は、クロック発生回路7
の出力は、ハイレベルに固定されるので、ポンピング回
路4A〜4Hへの入力もハイレベルとなるので、昇圧は
行われない。昇圧を行う際はCTLからの入力が、ロー
レベルからハイレベルに変化した後、375nsec後
に、クロック発生回路7よりクロック信号Aがポンピン
グ回路4Aに入力され、ポンピング回路4Aは昇圧を開
始する。次に、前記ポンピング回路4Aが昇圧を開始し
てから375nsec遅れて、ポンピング回路4Bにク
ロック信号Bが入力されるので、ポンピング回路4Bは
昇圧を開始する。同様に、ポンピング回路4C〜4H
は、各々の前段のポンピング回路が昇圧を開始してから
375nsecずつ遅れて昇圧を開始する。
【0029】従って、起動時には、 電源電流=ΔQ/Δt=ΔV*C/Δt・・・(2) から、ΔQは理想的には従来例の3/4になり、電源電
流を削減することができる。
【0030】図22は、この回路のシュミレーション結
果を示すグラフであり、符号281が昇圧電圧(VP
P)波形、符号282が電源電流(IDD)波形であ
り、この回路の昇圧電圧は、17.0V、ピーク電流は
553μAであった。
【0031】(第2の具体例) 図4は、本発明の昇圧回路の第2の具体例のブロック
図、図5〜7は、各ブロックの回路図、図8はタイミン
グチャートであって、これらの図には、電源端子VIN
と第1端子VOUT’間に直列に接続した複数のダイオ
ード接続したMOSトランジスタ57、60A、60B
と、前記MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方
の端子を接続したコンデンサ59A、59Bと、前記夫
々のコンデンサ59A、59Bの他方の端子に出力を接
続したインバータ58A、58Bとからなる第1の昇圧
回路52と、前記コンデンサ59A、59Bの充電・転
送動作を行わせるため、前記インバータに入力せしめる
ための第1のクロック信号CLKと、前記第1の昇圧回
路52の第1端子VOUT’に得られた電圧VPXを電
源電圧とし、前記第1のクロック信号CLKから、ハイ
レベルが前記第1の端子VOUT’の電圧レベルである
第2のクロック信号CLXを得るレベルシフタ54と、
前記第1端子VOUT’と出力端子VOUT間に直列に
接続した複数のダイオード接続したMOSトランジスタ
64、67A〜67Dと、前記MOSトランジスタ同士
の各接続点に夫々一方の端子を接続したコンデンサ66
A〜66Dと、前記夫々のコンデンサ66A〜66Dの
他方の端子に出力を接続し、前記第1端子VOUT’の
電圧VPXを電源とし、前記第2のクロック信号CLX
を入力とするインバータ65A〜65Dとからなる第2
の昇圧回路53とで構成したことを特徴とする昇圧回路
が示され、また、回路の起動時において、前記第1の昇
圧回路52では、前記電源側に近いコンデンサから順
に、前記第1のパルス信号CLKを所定の時間遅延させ
て印加せしめるように構成したことを特徴とする昇圧回
路が示され、更に、回路の起動時において、前記第2の
昇圧回路53では、前記電源側に近いコンデンサから順
に、前記第2のパルス信号CLXを所定の時間遅延させ
て印加せしめるように構成したことを特徴とする昇圧回
路が示されている。
【0032】以下に、第2の具体例を更に詳細に説明す
る。
【0033】第2の具体例の特徴は、構成素子数を減ら
す工夫している点に特徴がある。
【0034】第2の具体例の昇圧回路では、全8段あっ
た従来の昇圧回路を2分割し、前段の第1の昇圧回路5
2はポンピング回路61A、61Bの2段構成とし、後
段の昇圧回路53をポンピング回路68A〜68Dの4
段で構成している。更に、後段の第2の昇圧回路53の
電源を前段の昇圧回路52で得られた昇圧電圧としてい
る。
【0035】なお、この回路の第2の昇圧回路のトラン
ジスタ64を制御するインバータ62、63の電源、コ
ンデンサ66A〜66Dの電荷蓄積・転送を行うための
インバータ65A〜65Dの電源は、第1の昇圧回路5
2の出力電圧VPXである。
【0036】また、第2の昇圧回路に入力するためのク
ロック信号CLXを生成するためのレベルシフタ54
は、ソースが電源端子VOUT’に接続されるP型MO
Sトランジスタ69A、69Bと、トランジスタ69A
にドレインが接続され、ソースがグランドに接続される
N型MOSトランジスタ70Aと、トランジスタ69B
にドレインが接続され、ソースがグランドに接続される
N型MOSトランジスタ70Bとからなり、トランジス
タ69Aのゲートとトランジスタ69Bとのドレインが
接続され、トランジスタ69Bのゲートとトランジスタ
70Aとのドレインが接続され、クロック信号CLKを
トランジスタ70Aのゲートに入力し、クロック信号C
LKをインバータ71で反転させた信号をトランジスタ
70Bのゲートに入力すると共に、トランジスタ69B
のドレインからクロック信号CLKと同相のレベルシフ
トされた信号CLXを生成するように構成している。
【0037】次に、図8のタイミングチャートを用いて
第2の具体例の回路の説明をする。昇圧開始時にコント
ロール信号CTLをローレベルからハイレベルに変化す
ることで、クロック信号が有効になると、昇圧回路52
は昇圧を開始する。しかし、昇圧回路52の昇圧電圧
PXがレベルシフタ54が動作可能な電源電圧まで昇圧
するまでは、レベルシフタ54から昇圧回路53にはク
ロックCLXが入力されないので、昇圧回路53は昇圧
動作を行わない。
【0038】従って、昇圧開始時に、昇圧動作が行われ
るは昇圧回路52のみとなり、ポンピング回路の段数は
従来の8段に比べ2段と1/4の段数なので、式(2)
より理想的には、電源電流は従来例の1/4に削減でき
る。
【0039】更に、従来の昇圧電圧が VPP=(電源電圧VDD)*(昇圧回路のポンピング
回路の段数)・・・(3)であるから 従来の回路では、VPP=VDD*8段=8VDD・・
・(4) であるのに対し、第2の具体例の回路では VPP=(昇圧回路52の昇圧電圧)*(昇圧回路53
の段数)=2VDD*4=8VDD・・・(5) であり、ポンピング回路を2段減らしたにもかかわら
ず、レベルシフタを追加するだけで、従来の回路と同等
な昇圧電圧を得る事が出来る。
【0040】また、初段の昇圧回路のポンピング回路を
4段にして、従来と同じ8段のポンピング回路の段数で
理想的には2倍の昇圧電圧を得る事が出来るといった効
果が得られる。
【0041】図23は、第1の昇圧回路52、第2の昇
圧回路53が共に4段構成とした、この回路のシュミレ
ーション結果を示すグラフであり、符号311が昇圧電
圧(VPP)波形、符号312が電源電流(IDD)波
形である。そして、この回路の昇圧電圧は、20.3
V、ピーク電流は432μAであった。また、図24
は、第1の昇圧回路52が2段構成、第2の昇圧回路5
3が4段構成とした、この回路のシュミレーション結果
を示すグラフであり、符号321が昇圧電圧(VPP)
波形、符号322が電源電流(IDD)波形である。そ
して、この回路の昇圧電圧は、19.0V、ピーク電流
は224μAであった。
【0042】(第3の具体例) 図9乃至図14は、本発明の第3の具体例を示す図であ
り、第3の具体例の回路は、前記した第1の具体例と第
2の具体例とを組み合わせたものである。
【0043】即ち、第1の昇圧回路91には、第1の具
体例と同様に、クロック発生回路90を用いて、クロッ
ク信号を順に遅延させて印加するように構成している。
【0044】また、第2の昇圧回路93には、第1の具
体例と同様に、クロック信号を順に遅延させて印加する
と共に、第2の具体例と同様に、各クロック信号は、第
2の具体例のレベルシフタ91を夫々介して、第2の昇
圧回路93に供給する様に構成している。
【0045】図25は、この回路のシュミレーション結
果を示すグラフであり、符号331が昇圧電圧(VP
P)波形、符号332が電源電流(IDD)波形であ
る。そして、この回路の昇圧電圧は、19.0V、ピー
ク電流は218μAであった。
【0046】従って、この具体例の回路は、上記した3
つの回路例中で、最も電源電流を削減できるものであ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明に係わる昇圧回路とその制御方法
は、上述のように構成したので、回路の起動時の電流を
低減することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の具体例の回路図である。
【図2】第1の具体例のクロック発生回路のブロック図
である。
【図3】第1の具体例のタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の具体例のブロック図である。
【図5】第2の具体例の第1の昇圧回路の回路図であ
る。
【図6】第2の具体例の第2の昇圧回路の回路図であ
る。
【図7】第2の具体例のレベルシフタの回路図である。
【図8】第2の具体例のタイミングチャートである。
【図9】本発明の第3の具体例のブロック図である。
【図10】第3の具体例の第1の昇圧回路の回路図であ
る。
【図11】第3の具体例の第2の昇圧回路の回路図であ
る。
【図12】第3の具体例のレベルシフタの回路図であ
る。
【図13】第3の具体例のクロック発生回路のブロック
図である。
【図14】第3の具体例のタイミングチャートである。
【図15】従来例の回路図である。
【図16】図15の従来例のタイミングチャートであ
る。
【図17】他の従来例の回路図である。
【図18】図17の従来例のタイミングチャートであ
る。
【図19】図15のシュミレーション結果を示すグラフ
である。
【図20】図17のシュミレーション結果を示すグラフ
である。
【図21】図17の構成を変えた回路でのシュミレーシ
ョン結果を示すグラフである。
【図22】図1の回路図のシュミレーション結果を示す
グラフである。
【図23】図4の回路図のシュミレーション結果を示す
グラフである。
【図24】図4の回路図の構成を変えた回路でのシュミ
レーション結果を示すグラフである。
【図25】図9のシュミレーション結果を示すグラフで
ある。
【図26】各回路でのピーク電流、昇圧時間、昇圧電圧
のシュミレーション結果を示す図表である。
【符号の説明】
1A〜1H、6・・・インバータ 2A〜2H・・・容量 3A〜3H、5・・・N型ノンドープトランジスタ 4A〜4H・・・ポンピング回路 7・・・クロック発生回路 8A〜8H・・・ディレイ回路 9・・・NAND 10・・・CTLからの入力波形 11・・・電源VDDの入力波形 12・・・CLKの入力波形 13・・・出力端子からの出力波形 14・・・クロック発生回路7の出力信号Aの出力波形 15・・・クロック発生回路7の出力信号Bの出力波形 16・・・クロック発生回路7の出力信号Cの出力波形 17・・・クロック発生回路7の出力信号Dの出力波形 18・・・クロック発生回路7の出力信号Eの出力波形 19・・・クロック発生回路7の出力信号Fの出力波形 20・・・クロック発生回路7の出力信号Gの出力波形 21・・・クロック発生回路7の出力信号Hの出力波形 22・・・クロック発生回路7の出力信号Jの出力波形 51・・・NAND 52・・・第1の昇圧回路 53・・・第2の昇圧回路 54・・・レベルシフタ 55、56、58A、58B・・・インバータ 59A、59B・・・容量 57、60A、60B・・・N型ノンドープトランジス
タ 61A、61B・・・ポンピング回路 62、63、65A〜65D・・・インバータ 66A〜66D・・・容量 64、67A〜67D・・・N型ノンドープトランジス
タ 68A〜68D・・・ポンピング回路 69A、69B・・・P型エンハンスメントトランジス
タ 70A、70B・・・N型エンハンスメントトランジス
タ 71・・・インバータ 73・・・CTLの入力波形 74・・・電源VDDの入力波形 75・・・CLKの入力波形 77・・・出力端子での出力波形 78・・・ノードM1の波形 79・・・ノードM2の波形 80・・・ノードM3の波形 90・・・クロック発生回路 91・・・第1の昇圧回路 92・・・レベルシフタ群 93・・・第2の昇圧回路 94・・・NAND 96、100A、100B・・・インバータ 101A、101B・・・容量 97、102A、102B・・・N型ノンドープトラン
ジスタ 104A〜104D、108・・・インバータ 105A〜105D・・・容量 106A〜106D、109・・・N型ノンドープトラ
ンジスタ 110A、110B・・・ P型エンハンスメントトラ
ンジスタ 111A、111B・・・ N型エンハンスメントトラ
ンジスタ 112・・・インバータ 113A〜113G・・・ディレイ回路 114・・・CTLの入力波形 115・・・電源VDDの入力波形 116・・・CLKの入力波形 117・・・ノードN1の波形 118・・・出力端子での出力波形 119・・・ノードN2の出力波形 120・・・クロック発生回路のクロックA2の波形 121・・・クロック発生回路のクロックB2の波形 122・・・クロック発生回路のクロックC2の波形 123・・・クロック発生回路のクロックD2の波形 124・・・クロック発生回路のクロックE2の波形 125・・・クロック発生回路のクロックF2の波形 126・・・クロック発生回路のクロックG2の波形 127・・・クロック発生回路のクロックH2の波形 128・・・クロック発生回路のクロックE3の波形 129・・・クロック発生回路のクロックF3の波形 130・・・クロック発生回路のクロックG3の波形 131・・・クロック発生回路のクロックH3の波形 151・・・NAND 152,153、155A〜155H・・・インバータ 156A〜156H・・・容量 154、157A〜157H・・・N型ノンドープトラ
ンジスタ 158A〜158H・・・ポンピング回路 159・・・CTLの入力波形 160・・・VDDの入力波形 161・・・CLKの入力波形 162・・・出力端子での出力波形 163・・・ノードP1の波形 201A〜201H・・・レベルシフタ 202A〜202H・・・容量 203A〜203H、206・・・ N型ノンドープト
ランジスタ 204A〜204H・・・ポンピング回路 205・・・インバータ 207・・・VDDの入力波形 208・・・クロック信号の入力波形 209・・・出力端子での出力波形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/07

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源端子と出力端子間に直列に接続した
    複数のダイオード接続したMOSトランジスタと、前記
    MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を
    接続したコンデンサとからなり、前記コンデンサの他方
    の端子に夫々前記コンデンサの充電・転送動作を行わせ
    るためのパルス信号を印加することで前記出力端子に前
    記電源端子の電圧より高い電圧を得る昇圧回路におい
    て、遅延手段を用いて、当該昇圧回路を制御するクロック信
    号より遅延した複数の遅延パルス信号を生成すると共
    に、前記生成した複数の遅延パルス信号の遅延時間の間
    隔が、それぞれ前記クロック信号の1.5周期以上の等
    しい遅延時間の間隔を持つように生成し、 この回路の起
    動時において、電源側に近いコンデンサの順で、且つ、
    遅延の少ない順に、前記遅延パルス信号を前記コンデン
    サの他方の端子にそれぞれ印加せしめるように構成した
    ことを特徴とする昇圧回路。
  2. 【請求項2】 電源端子と第1端子間に直列に接続した
    複数のダイオード接続したMOSトランジスタと、前記
    MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を
    接続したコンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方の
    端子に出力を接続したインバータとからなる第1の昇圧
    回路と、 前記コンデンサの充電・転送動作を行わせるため、前記
    インバータに入力せしめるための第1のクロック信号
    と、 前記第1の昇圧回路の第1端子に得られた電圧を電源電
    圧とし、前記第1のクロック信号から、ハイレベルが前
    記第1の端子の電圧レベルである第2のクロック信号を
    得るレベルシフタと、 前記第1端子と出力端子間に直列に接続した複数のダイ
    オード接続したMOSトランジスタと、前記MOSトラ
    ンジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を接続したコ
    ンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方の端子に出力
    を接続し、前記第1端子の電圧を電源とし、前記第2の
    クロック信号を入力とするインバータとからなる第2の
    昇圧回路とで構成し、前記出力端子に前記電源端子の電
    圧より高い電圧を得る昇圧回路であって、 遅延手段を用いて、前記第1のクロック信号より遅延し
    た複数の遅延パルス信号を生成すると共に、前記生成し
    た複数の遅延パルス信号の遅延時間の間隔が、 それぞれ
    前記第1のクロック信号の1.5周期以上の等しい遅延
    時間の間隔を持つように生成し、この回路の起動時にお
    いて、電源側に近いコンデンサの順で、且つ、遅延の少
    ない順に、前記遅延パルス信号を前記したコンデンサの
    他方の端子にそれぞれ印加せしめるように構成したこと
    を特徴とする昇圧回路。
  3. 【請求項3】 前記MOSトランジスタは、ノンドープ
    エンハンスメントトランジスタであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の昇圧回路
  4. 【請求項4】 電源端子と出力端子間に直列に接続した
    複数のダイオード接続したMOSトランジスタと、前記
    MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を
    接続したコンデンサとからなり、前記コンデンサの他方
    の端子に夫々前記コンデンサの充電・転送動作を行わせ
    るためのパルス信号を印加することで前記出力端子に前
    記電源端子の電圧より高い電圧を得る昇圧回路の制御方
    法であって、 遅延手段を用いて、当該昇圧回路を制御するクロック信
    号より遅延した複数の遅延パルス信号を生成すると共
    に、前記生成した複数の遅延パルス信号の遅延時間の間
    隔が、それぞれ前記クロック信号の1.5周期以上の等
    しい遅延時間の間隔を持つように生成し、この回路の起
    動時において、電源側に近いコンデンサの順で、且つ、
    遅延の少ない順に、前記遅延パルス信号を前記コンデン
    サの他方の端子にそれぞれ印加せしめるように構成した
    ことを特徴とする昇圧回路の制御方法。
  5. 【請求項5】 電源端子と第1端子間に直列に接続した
    複数のダイオード接続したMOSトランジスタと、前記
    MOSトランジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を
    接続したコンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方の
    端子に出力を接続したインバータとからなる第1の昇圧
    回路と、 前記コンデンサの充電・転送動作を行わせるため、前記
    インバータに入力せしめるための第1のクロック信号
    と、 前記第1の昇圧回路の第1端子に得られた電圧を電源電
    圧とし、前記第1のクロック信号から、ハイレベルが前
    記第1の端子の電圧レベルである第2のクロック信号を
    得るレベルシフタと、 前記第1端子と出力端子間に直列に接続した複数のダイ
    オード接続したMOS トランジスタと、前記MOSトラ
    ンジスタ同士の各接続点に夫々一方の端子を接続したコ
    ンデンサと、前記夫々のコンデンサの他方の端子に出力
    を接続し、前記第1端子の電圧を電源とし、前記第2の
    クロック信号を入力とするインバータとからなる第2の
    昇圧回路とで構成し、前記出力端子に前記電源端子の電
    圧より高い電圧を得る昇圧回路の制御方法であって、 遅延手段を用いて、前記第1のクロック信号より遅延し
    た複数の遅延パルス信号を生成すると共に、前記生成し
    た複数の遅延パルス信号の遅延時間の間隔が、それぞれ
    前記第1のクロック信号の1.5周期以上の等しい遅延
    時間の間隔を持つように生成し、この回路の起動時にお
    いて、電源側に近いコンデンサの順で、且つ、遅延の少
    ない順に、前記遅延パルス信号を前記したコンデンサの
    他方の端子にそれぞれ印加せしめるように構成したこと
    を特徴とする昇圧回路の制御方法。
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