JPH0974738A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0974738A
JPH0974738A JP7224993A JP22499395A JPH0974738A JP H0974738 A JPH0974738 A JP H0974738A JP 7224993 A JP7224993 A JP 7224993A JP 22499395 A JP22499395 A JP 22499395A JP H0974738 A JPH0974738 A JP H0974738A
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JP
Japan
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switch
voltage
terminal
capacitance
power supply
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JP7224993A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Katsutaka Kimura
勝高 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のチャージポンプでの、発生電圧が高い
場合の基板効果によるnMOSダイオードにおける損失
を低減する。 【構成】 チャージポンプはnMOSダイオードにおけ
る損失が小さい電圧を発生させ、この電圧で、2つの容
量をまず並列に充電し、次にこの容量を直列に接続する
手段を設ける。 【効果】 並列にして充電し、直列に接続することによ
って、並列に充電した電圧の2倍の電圧が発生できる。
これによって、高い電圧を効率よく発生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ内部で外部電源
より昇圧して内部電源を発生する回路方式に係わる。
【0002】
【従来の技術】DRAM、フラッシュメモリ等チップ内
部で電源電圧以上に昇圧した電源、又は同様な原理で発
生させる負電源を用いる半導体装置は一般的である。こ
の回路例を図19に示し、その動作例を図20に示す。
2相クロックのチャージポンプ回路として広く知られて
いるものである。図19において、MN1,MN2はダ
イオードを形成しているMOSトランジスタ(以下MO
Sと省略)であり、C1,C2はクロック信号F1とF
2によってダイオードの一端N1,N2を駆動する容量
である。図19ではこれらがn段直列に接続されてい
る。MD1はダイオードの一端をプリチャージするMO
Sであり、外部電源VCからこのMOSのしきい値電圧
だけ低くこのノードをプリチャージする。VSは接地電
源である。図19ではN1にしか設けていないが、MO
Sのダイオード毎に設けても良い。
【0003】F1とF2は、図20に示したように互い
に逆相のパルスである。振幅をVC−VS(0V)であ
るVCとしよう。N1が最初ダイオード接続のMD1に
よって、VC−Vdにプリチャージされていたとする。
ここでF1が低レベルから高レベルとなると、C1によ
る容量結合によって、N1が理想的にはVCだけ高くな
る。よって、2VC−Vdとなる。すると、N2にはこ
の電圧よりもダイオードMN2による電圧降下Vd’だ
け低い電圧が現われる。すなわち、2VC−Vd−V
d’となる。VdとVd’とがほとんど等しいとする
と、2(VC−Vd)となる。ここで、今度はF2が低
レベルから高レベルとなる。このため、N2はさらにV
Cだけ高くなり、3VC−2Vdとなる。同様にして、
MN2のダイオードを通ると、Vd(MN1のVdとほ
ぼ等しいとして)だけ低くなるので、3(VC−Vd)
となる。このようにして高い電圧を発生していくのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記説明で明らかなよ
うに発生電圧は容量とMOSダイオードによってVC−
Vdづつ高くなる。しかしながら、発生電圧が高くなる
に従いMOSの基板効果によってVdは大きくなってい
く。また、外部電源VCの電圧は低電力化及びMOSの
信頼性の点から、5Vから3.3Vさらに2.5Vと下
がっていく。このため、VC−Vdはどんどん0Vに近
づいていくので高い電圧を発生することができなくな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、従来方式で
充分に発生できる電圧VPを基に、2つの容量の各々の
片方の端子を接地し、各々の他方の端子をこの電圧を充
電するスイッチを設ける。
【0006】次に、この2つの容量のうち第1の容量で
は片方の端子を接地したまま、VPの電圧である他方の
端子のスイッチをオフしフローティング状態とする。ま
た、もうひとつの第2の容量では両方のスイッチをオフ
し、両方の端子をフローティングとする。この第2の容
量では、片方の端子が接地電圧であり、他方の端子がV
Pの電圧の状態でフローティングとなっている。
【0007】第1の容量のVPの電圧の端子と第2の容
量の接地電圧の端子とを接続するスイッチを設ける。
【0008】
【作用】このスイッチをオンすると、2つの容量が直列
に接続されたことになり、容量値は半分となる。しか
し、第2の容量に蓄えられた電荷はそのままであるの
で、電圧値は2倍となる。
【0009】n個の容量を準備し、同様に充電して、こ
の後直列に接続することによりn倍のVPの電圧を得る
ことができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を示す図であ
る。CP1とCP2はチャージポンプ回路であり、従来
例で示したような2相クロックの方式或いは図には示し
ていないが4相クロックの方式等である。CP1とCP
2はひとつでもよい。N1とN2がチャージポンプの出
力端子であり、ここでは、両者共等しい電圧VPを発生
する。このN1及びN2、又はチャージポンプひとつの
場合の出力には、例えば数百pF程度の容量が付加され
る場合もある。この電圧がスイッチS5とS6を介し
て、ノードN3及びN4に印加し、容量C1とC2を充
電する。チャージポンプがひとつの場合は、その出力に
スイッチS5とS6を接続する。C1とC2では容量値
を等しくして2倍の電圧を発生する。S1,S2,S
3,S4がこのための制御スイッチである。S1,S2
をオフし、S3,S4をオンするとC1とC2は、それ
ぞれ一方の端子が接地された2つの容量となる。また、
S1,S3をオンし、S2,S4をオフすると、接地側
からC1、次にC2が直列に接続されることになり、S
2,S4をオンし、S1,S3をオフすると、接地側か
らC2、次にC1が直列に接続されることになる。M1
とM2は、発生させた高電圧を取り出すためのダイオー
ドであり、N7が出力端子であり、容量C3を接続して
いる。本実施例によれば、S5,S6とによって、S3
とS4をオンした状態でC1とC2をVPに充電し、そ
の後S5とS6をオフし、S1〜S4によってC1とC
2を直列に接続できる。これによって、VPの2倍の電
圧をN3又はN4に発生できるという特長がある。さら
に、容量の直列接続を接地側からC1,C2の順番とC
2,C1の順番両方できるため、N3とN4交互に高電
圧を発生させることもできる。なお、M1とM2も基板
効果によってしきい値電圧が上昇するが、N3又はN4
に充分に高い電圧を発生するのでN7に所望の電圧を得
ることができる。後述のように、M1とM2をpMOS
で構成したり、バイポーラトランジスタで構成すること
によってダイオードによる電圧効果を小さくこともでき
る。また、C3の電荷を用いてチップ内の高電圧が必要
な回路が動作するので、C3は電圧を安定化するのに必
要な容量としておく。
【0011】図2を用いて図1の回路の動作を説明す
る。動作開始の状態を示している。この図において、S
1〜S6においては、高レベルがこれらのスイッチがオ
ンであるとし、低レベルがオフとする。S1とS2がオ
フ、S3とS4がオンの状態で、まず、S5とS6をオ
ンする。これによって、ノードN3とN4がVPに充電
される。ノードN5とN6は、S3とS4がオンしてい
るのでVSである。出力N7は、VPの電圧からM1及
びM2のしきい値電圧だけ低い電圧となる。この状態
で、S5とS6がオフする。次に、S3をオフすると、
C1の端子N5はVSの電圧でフローティングとなる。
ここで、S2をオンする。これによって、N5とN4と
が接続されるため、接地側からC2そしてC1と直列に
接続される。このため、N3の電位はVPの2倍の電圧
となる。こうなると、M1のダイオードがオンし、N7
が充電されることになる。この時のN7の到達電位は、
M1による電圧降下と、C3の容量値と直列接続のC1
とC2の容量値の比によって決まる。これによって、N
3の電位はVPの2倍の電圧よりも下がり、N5の電位
も下がる。
【0012】次に、S2をオフし、S3をオンする。再
び、C1とC2は片方の端子が接地された容量となる。
S5とS6をオンし、C1とC2の端子N3とN4とを
VPの電圧に充電する。充電が終了するとS5とS6と
をオフする。容量を直列に接続する動作に入るが、今回
は前回と接続の順番を変える。このために、S4をオフ
する。これによって、C2の端子N6はVSの電圧でフ
ローティングとなる。ここで、S1をオンする。これに
よって、N6とN3とが接続されるため、接地側からC
1そしてC2と直列に接続される。このため、今度はN
4の電位がVPの2倍の電圧となる。これによってM2
のダイオードがオンし、N7が充電されることになる。
前回既に充電されているのでN7とN4の電圧差は、前
回のN3とN7の電圧差よりも小さいので流れる電流は
小さい。このため、N4の電位の低下は前回のN3の低
下よりも小さい。
【0013】この動作を繰り返していく。N7がこの回
路の性能によって決まる電圧まで充電されると、N3や
N4からN7への電荷の移動は小さくなるので、N3や
N4の電圧がVPの2倍から下がる値は小さくなる。N
7に電流を消費する回路を接続しない状態では、図2の
時間的に終わりの方に示したように、理想的には、N3
とN4とは交互にVPの2倍の電圧に持ち上げられるの
みとなる。
【0014】以上の動作によって、本実施例を用いれば
高い電圧を発生することができる。これらの手段はすべ
てチップ上に設けても良いし、メモリカードではカード
内のチップに一部又は全てを搭載してもよい。
【0015】本発明は、2つの容量にこだわらず、n個
の容量を準備し、第1の実施例と同様に、並列に充電
し、この後直列に接続することによりn倍のVPの電圧
を得ることができる。
【0016】図3に本発明の第2の実施例を示す。第1
の実施例と異なる点は、C1とC2との直列接続の順番
を交互に行わず、接地側から、C2、次にC1とした点
である。これによって、スイッチの数を減らすことがで
きる。また、この図では、ひとつのチャージポンプCP
を用いる方式を示した。この方式は第1の実施例でも用
いることができる。この結果、本実施例では、チャージ
ポンプの出力N1からスイッチS3,S4によって、C
1とC2とを充電し、その後、S1〜S4の動作によっ
てC1とC2とを直列に接続する。これによって、少な
い部品数で高い電圧を発生することができる。チャージ
ポンプの出力N1には例えば数百pF程度の容量が付加
される場合がある。また、C3の電荷を用いてチップ内
の高電圧が必要な回路が動作するので、C3は電圧を安
定化するのに必要な容量としておく。
【0017】図4に第2の実施例の動作例を示す。動作
開始直後の場合である。チャージポンプの出力電圧はV
Pである。まず、最初は、S1がオフ、S2がオンであ
り、S3とS4とはオフしている。よって、C1とC2
とはそれぞれ片方の端子がVSとなっている。この後、
S3とS4をオンする。これによって、C1とC2の端
子N2とN3はVPの電圧に充電される。充電が終わっ
たら、S3とS4をオフする。この後、S2をオフして
C1の端子N4をフローティングとし、S1をオンし、
接地側からC2、次にC1の順番で容量を直列に接続す
る。これによって、N2には、VPの2倍の電圧が発生
する。これによって、M1がオンするためN5は充電さ
れ、N2の電圧はこれによって低下する。N5の到達電
位は、M1による電圧降下と、C3の容量値と直列接続
のC1とC2の容量比によって決まる。S1をオフ、S
2をオンし、再び、S3とS4をオンしてC1とC2と
を充電する。充電が終了したらS3とS4とをオフし、
S2をオフ、S1をオンしてC1とC2とを直列に接続
する。これよって、N2に再び2倍のVPの電圧が発生
することになる。以上を繰り返すことによって、N5に
VPの2倍の電圧からダイオードM1一段分だけ低い電
圧を発生できる。
【0018】図5は本発明の第3の実施例であり、図6
は本発明の第4の実施例である。第3の実施例では、第
1の実施例のスイッチS5,S6の変わりにダイオード
接続のMOSであるM3とM4を用いた。同様に、第4
の実施例では、第2の実施例のスイッチS3,S4の変
わりにダイオード接続のMOSであるM3とM4を用い
た。このように構成することで、N3とN4の電圧が低
くなれば自動的にチャージポンプ回路から電荷が供給さ
れるために、コントロール信号が不要となるという特長
がある。なお、M3とM4はダイオードであればよく、
pMOSやバイポーラトランジスタでもよい。また、図
5ではチャージポンプ回路がCP1とCP2の2つあ
り、図6ではCPのみの場合を示したが、図5でCPの
みとしてもよく、図6でCP1とCP2を用いてもよ
い。
【0019】図7は本発明の第5の実施例である。チャ
ージポンプ回路の出力を直接用いる構成である。BP1
1〜BP1n,BP21〜BP2nは従来例でも説明し
た2相クロックF1,F2で制御されるチャージポンプ
回路である。BP1n,BP2nではダイオード接続の
MOSを介してN3及びN4に接続しているため、第3
の実施例で示したM3とM4は必要でない。チャージポ
ンプ回路はひとつでもよい。S1〜S4で制御されるM
OSであるM3〜M6によって、容量C1とC2とを制
御してチャージポンプが発生する電圧の2倍の電圧を発
生する。このMOSがこれまでの実施例で述べてきたス
イッチにあたる。ここで、F1とF2の信号とS1〜S
4の信号の2系統では同期が取れている必要はない。こ
れは、本発明の他の実施例でも同様である。チップ上で
同じパルス発生回路から発生してもよいが、両系統のタ
イミングのずれは気にする必要はない。
【0020】図8に第5の実施例の動作例を示す。この
図で示したようにC1とC2を接続するS1とS2のパ
ルスには高電圧が必要である。この理由は、チャージポ
ンプ回路の発生電圧までプリチャージされたC1又はC
2の1端子と設定電圧にプリチャージされたC1又はC
2の1端子とをnMOSであるM3又はM4でショート
(接続)するためである。しかし、S1とS2で駆動す
る負荷は、nMOSのゲートのみであるので小さい。こ
のS1とS2の振幅は、チャージポンプの出力電圧を用
いて発生しても良いし、本明細書の他の発明である後述
の高電圧パルス発生回路を用いても良い。動作では、F
1とF2は従来例で説明した位相のパルスであり、振幅
は電源電圧と等しい。これによって、チャージポンプ回
路でVPの電圧を発生する。本実施例の動作例ではVP
の電圧発生を行いながら、2倍のVPへの変換を行う。
図は動作開始時の例である。N3とN4のノードは、チ
ャージポンプ回路でその時に発生した電圧まで充電され
る。ここでまず、S3を低レベルとしてM5をオフす
る。この状態でS2を高レベルとしM4をオンすると、
C2とC1がこの順番で直列に接続される。これによっ
て、N3に高電圧が発し、N7がこの電圧よりもM1の
ダイオード分だけ低い電圧へ向けて充電される。どの電
圧まで充電されるかはC3の容量値と直列となったC1
とC2の容量値の比による。S2とS3が元に戻り、再
び、N3とN4のノードは、チャージポンプ回路でその
時に発生した電圧まで充電される。次は、S4を低レベ
ルとしてM6をオフし、S1を高レベルとしM3をオン
する。これによって、N4に高電圧が発生し、N7がこ
の電圧よりもM2のダイオード分だけ低い電圧へ向けて
充電されることになる。以下、この動作を繰り返すこと
によって、チャージポンプ回路の出力電圧の2倍の電圧
をN3及びN4に発生でき、ダイオードM1,M2で電
圧降下はあるが、N7に所望の電圧を発生できる。
【0021】ここで、本発明と従来例のシミュレーショ
ン波形例を図9と図10に示しておく。本発明の回路図
は、図9の(a)に示したようにチャージポンプを2系
統設け、これを動作させるのと同時にN1のノードに2
倍の電圧を発生させる方式とした。M2のダイオードは
一方のチャージポンプの発生電圧をOUTに伝えるのみ
である。従来例の回路図は、図10の(a)に示したよ
うに、図9の(a)の回路図から本発明に特徴的なスイ
ッチング用のMOSを取り去った構成とする。図9及び
図10の(b)に示したように、チャージポンプのクロ
ックF1とF2の振幅は2Vとする。すなわち、電源電
圧2Vの例である。本発明におけるS1の振幅は10V
とする。後述の方式を用いることによって、このような
電源電圧よりも大きい振幅の信号を発生できる。F1と
F2は両者共に25MHzで動作させ、S1とS2は5
00ns毎に動作させる。C1とC2とC3の容量値は
等しく10pFとした。チャージポンプ回路内の容量の
値も同じとしている。また、MOSのしきい値電圧は
0.25Vである。図9及び図10の(c)に示したよ
うに、本発明によれば動作開始後10マイクロ秒で18
Vの電圧が発生できるが、従来例では10.2Vであ
る。従来ではN1及びN2の電圧をそのまま用いてもよ
いが、この場合でも11.3Vである。注意すべきこと
は、N1とN2の電圧とOUTの電圧差はM1及びM2
による電圧降下を示すがこれが1.1Vあることであ
る。従来例で説明したようにチャージポンプ内では、こ
のM1及びM2と同じ構成のMOSのダイオードによっ
て電圧を取り出し、VCの振幅のクロックによって1段
あたりVC−Vdだけ昇圧する。Vdはダイオードによ
る電圧降下である。よってVC=2Vでは、このチャー
ジポンプの最終段では、0.9Vしか昇圧されないこと
になる。このように、発生電圧が高くなるとMOSの基
板効果によってVdはどんどん大きくなり、効率が著し
く悪くなるのである。この観点から、図10(c)を見
てみると、チャージポンプの出力電圧は10マイクロ秒
でほぼ飽和している。図10(a)中の点線で示した中
にはF1で制御される容量とダイオードとF2で制御さ
れる容量とダイオードが含まれるから、10段のチャー
ジポンプ回路で動作させていることになる。よって、従
来例で説明したようにVC−Vdの10倍の電圧が発生
するはずである。このVdの値は各段で異なるのでここ
では平均のVdとしよう。そうすると、VC=2Vで1
0段で11.3Vであるから、Vdは0.87Vとな
る。このシミュレーションに用いたMOSのしきい値電
圧は0.25Vであるから、ダイオード接続で大電流を
流した時のVdは0.5V程度である。よって、基板効
果を考えなければ、2V−0.5Vの10倍である15
Vが発生できるのある。しかし、シミュレーションによ
れば基板効果によって11.3Vしか発生できていな
い。もっと時間を長くおこなってもすでに10マイクロ
秒で飽和しているので格段に高くなることはない。VC
がさらに下がると、ますます効率は下がってしまう。こ
のように、従来例では高電圧発生に限界があった。一
方、本発明では、従来例で十分に発生できる電圧を元
に、これから2倍の電圧を発生できるのである。n個の
容量を用意してn段直列に接続すればn倍の電圧を発生
できる。よって、本発明を用いることによって、オンチ
ップで高電圧を発生するフラッシュメモリを低電源電圧
下で動作させることができる。
【0022】これまで説明したように、2つの容量をM
OSで接続するときに高い電圧のパルスで行うほうが効
率がよい。以下、図11〜図17でこの方式についての
発明を述べる。
【0023】図11は本発明の第6の実施例であり、外
部電源VCで動作するパルスから高電圧のパルスを発生
する回路である。MP1とMN1は、VC下で動作する
インバータであり、入力端子がN1であり、出力端子が
N2である。このN2が入力端子となるMP2とMN2
からなるインバータでは、pMOSのソースとウエル
が、容量C1の一端であるN3に接続される。C1の他
端はN1と接続される。N3は、ダイオード接続のMD
1によってVCからダイオード一段Vdだけ低く充電さ
れる。この構成をn段直列に接続する。このn段全体が
ADUであり、入力端子がINであり、出力端子がOU
Tである。本実施例を用いれば、VC振幅のINのパル
スから、n倍のVCより(n−1)倍のVdだけ低い高
電圧パルスを発生できる。
【0024】図12を用いて、本実施例の動作例を説明
する。図11の1段目の動作を示している。最初は、I
Nは低レベルVSであり、同じノードであるN1もVS
である。インバータの出力であるN2はVCとなってい
る。また、N3はMD1によって、VC−Vdとなって
おり、N4は、N2がVCであるのでVSである。ここ
で、N1がVCに切り替わる。こうすると、C1での容
量結合によってN3がVCだけ持ち上げられ2VC−V
dになるとともに、インバータが動作しN2がVSとな
る。これによって、MP2がオンし、N4にほぼ2VC
−Vdが現れる。よって、N4はVSから2VC−Vd
に変化したことになる。同様にして図には示していない
が、この2VC−Vdの振幅によって、次段の入力に接
続された容量を駆動する。次段においてN3に相当する
ノードもVC−Vdに最初なっているから、このよう両
結合によって3VC−2Vdとなり、やはり次段のMP
2にあたるpMOSがオンすることによって、次段の出
力はVSから3VC−2Vdに変化する。同様にしてn
段接続することによってnVC−(n−1)Vdの振幅
を得ることができる。もちろん、使用するMOSの耐圧
内で発生しなければならない。以上の説明は原理的であ
り、実際には例えば一段目の出力N4には2段目の入力
が接続するために容量がつくため、N3に発生した2V
C−Vd電圧とN4の容量とのチャージシェアで電圧が
決まる。INがVCからVSに戻ると、初段のN1がV
CからVSとなりN2がVCとなる。このためnMOS
であるMN2がオンし、N4の電圧をVSとする。他の
段でも同様であり、入力がVSとなるためインバータに
よってMN2にあたるnMOSがオンし、出力をVSと
する。
【0025】図13は、本発明の第7の実施例を示す図
である。第6の実施例は正の高電圧パルスを発生した
が、本実施例では絶対値は大きいが負のパルスを発生で
きる。MP1とMN1は、VC下で動作するインバータ
であり、入力端子がN1であり、出力端子がN2であ
る。このN2が入力端子となるMP2とMN2からなる
インバータでは、nMOSのソースとウエルが、容量C
1の一端であるN3に接続される。C1の他端はN1と
接続される。N3は、ダイオード接続のMD1によって
VSに接続する。p形基板を用いる場合には、図に示し
たようにMN1とMD1はn形のウエルnWEL内にn
MOS用のp形ウエルを形成する。MN1とMD1には
負の電圧が発生するので、nWELでp形基板と絶縁し
ておく。nWELには例えばこの図のようにVCを印加
する。この構成をn段直列に接続する。この全体ADD
の入力端子がINであり、出力端子がOUTである。本
実施例を用いれば、VC振幅のINのパルスから、負電
圧パルスを発生できる。
【0026】図14に第7の実施例の動作例を示す。初
段において、最初、N1はVC、N2はVSであり、N
3はVSに近い電圧となっている。N4はVCである。
ここで、N1がVCからVSに切り替わる。これによっ
て、N2はVCとなりMN2がオンする。これと並行し
て、C1による容量結合でN3はVS−VCの負電圧と
なる。MN2がオンしているのでN4もVS−VCとな
る。これによって、N4ではVCからVS−VCに変化
したことになる。次段では、同様にこのN4の振幅で容
量を駆動するのでさらに絶対値で大きな負電圧が得られ
ることになる。このようにして、直列に必要なだけ接続
することで所望の電圧を得ることができる。N1がVS
からVCに戻ると、インバータによってMP2がオンし
N4をVCとする。他の段も同様である。
【0027】図15に本発明のシミュレーション波形例
を示す。正の高電圧を発生する回路で12段直列に接続
した例である。VCは2Vとした。図(b)に示すよう
に、2V振幅の入力信号から14V振幅の出力信号が高
速に発生できている。本シミュレーション例の結果では
10nsのサイクル(100MHz)のパルスが可能で
ある。これによって、第1〜第5の実施例に示した容量
を直列に接続するためのnMOSを制御する信号が、外
部電源2Vから容易に発生できる。
【0028】さて、本発明の第6と第7の実施例はそれ
自身で発明であるので、これを用いて大振幅が必要な構
成を容易に実現できる。図16に本発明の第8の実施例
として、4相クロックのチャージポンプ回路に適用して
例を示す。
【0029】図16において、その構成CPでは、MO
SであるM1とM2と容量C1,C2,C3,C4とか
らなる。他に各ノードをプリチャージするダイオードが
必要に応じて付加される。基本的な考え方はC1又はC
3を駆動して容量結合でN1又はN2に高電圧を発生
し、高電圧を発生したところでC2又はC4を駆動して
MOSのゲートを高電圧としてN1又はN2の高電圧を
伝えるというものである。この時、段数が進むにつれて
高い電圧となるので、ゲートを高電圧に駆動しなければ
ならない。この高電圧パルスの発生に、この図のように
第6の実施例のADUを用いれば容易に実現できる。
【0030】図17に動作例を示す。F1とF3は逆相
のパルスであり、F2とF4はそれぞれF1及びF2が
高レベルの間に高レベルとなる。F21とF41はF2
とF4から本発明を用いて発生させた信号である。ま
ず、最初F1,F2,F4が低レベルVSであり、F3
が高レベルVCである。まず、F1がVCとなり、F3
がVSとなる。これによって、N1には容量結合によっ
て高電圧が発生する。この後、F1がVCの状態でF2
が高レベルとなる。ADUによって、高電圧VHがF2
1に発生する。これによって、M1のゲートに高電圧が
印加されM1がオンし、N1の電荷がN2に転送され
る。これが終わると、F2はVSに戻り、よってF21
もVSに戻り、F1もVSに戻る。次に、F3が高レベ
ルトなる。C3による容量結合で、先程M1から電荷が
転送されたN2が高電圧となる。この状態で、F4がV
Cとなり、ADUによってF41がVHとなる。これに
よってM2のゲートが高電圧となり、N2の電荷が次段
に転送されることになる。転送が終わると、F4をVS
に戻し、次にF3をVSに戻す。これで図17の最初の
状態に戻ったこととなり、以下これを繰り返す。このよ
うにして本実施例を用いることによって効率よく高電圧
を発生できる。
【0031】最後に本実施例を用いる半導体装置の断面
構造例を図18に示しておく。p形基板を用いる例であ
る。nMOSを作成するのに、nウエルをまず設け、そ
の中にpウエルを設けて、n形のソースとドレインを設
ける。これによって、p形基板と電気に接続したpウエ
ル中のnMOSと絶縁分離することができ、一方から他
方への雑音を低減できる。また、前者では負電圧を取り
扱うことができる。さらに、このnMOSの構造を利用
して、図に示したようにバイポーラトランジスタを作成
できる。p形基板中のnウエルをコレクタとし、pウエ
ルをベースとし、nMOSのソースの構造をエミッタと
した構造である。本発明をこの構造を用いて適用する
と、ダイオードの実現や負電圧の取り扱いが容易になる
と共に、フラッシュメモリやDRAMや強誘電体メモリ
本来の性能も向上する。
【0032】
【発明の効果】本発明では、従来のチャージポンプの出
力電圧を元に、2つの容量を最初並列に充電し、その後
直列に接続することによって2倍の電圧値を得ることが
できる。これによって、従来チャージポンプ内のnMO
Sダイオードの基板効果による電圧損失によって、効率
が著しく悪くなる電圧以上の電圧を、チャージポンプは
効率のよい状態で動作させたままで発生できる。さら
に、n個の容量を準備し、同様に充電して、この後直列
に接続することによりn倍のVPの電圧を得ることがで
きる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例の動作例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】第2の実施例の動作例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図8】第5の実施例の動作例を示す図である。
【図9】本発明のシミュレーション波形例を示す図であ
る。
【図10】従来例のシミュレーション波形例を示す図で
ある。
【図11】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図12】第6の実施例の動作例を示す図である。
【図13】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図14】第7の実施例の動作例を示す図である。
【図15】本発明のシミュレーション波形例を示す図で
ある。
【図16】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図17】第8の実施例の動作例を示す図である。
【図18】本発明の断面構造例を示す図である。
【図19】従来例を示す図である。
【図20】従来例の動作例を示す図である。
【符号の説明】
CP,CP1,CP2…チャージポンプ回路、F1,F
2,F3,F4…チャージポンプ回路クロック信号、S
1〜S6…スイッチ、C1〜C4…容量。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源と第2の電源を有する半導体装
    置において、第1の容量の第1の端子を第1の電源に接
    続する第1のスイッチと、第1の容量の第2の端子を第
    2の電源に接続する第2のスイッチを有し、第2の容量
    の第1の端子を第1の電源に接続する第3のスイッチ
    と、第2の容量の第2の端子を第2の電源に接続する第
    4のスイッチを有し、第1の容量の第2の端子と第2の
    容量の第1の端子とを接続する第5のスイッチと、第2
    の容量の第2の端子と第1の容量の第1の端子とを接続
    する第6のスイッチを有し、第1のスイッチから第4の
    スイッチをオンして、第5のスイッチと第6のスイッチ
    をオフする手段を設けて、第1と第2の電源の電圧の電
    圧差に第1の容量と第2の容量を充電し、この動作の
    後、第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ
    をオフし、第5のスイッチをオンする手段を設けたこと
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1の電源と第2の電源を有する半導体装
    置において、第1の容量の第1の端子を第1の電源に接
    続する第1のスイッチと、第1の容量の第2の端子を第
    2の電源に接続する第2のスイッチを有し、第2の容量
    の第1の端子を第1の電源に接続する第3のスイッチ
    と、第2の容量の第2の端子を第2の電源に接続する第
    4のスイッチを有し、第1の容量の第2の端子と第2の
    容量の第1の端子とを接続する第5のスイッチと、第2
    の容量の第2の端子と第1の容量の第1の端子とを接続
    する第6のスイッチを有し、第1のスイッチから第4の
    スイッチをオンして、第5のスイッチと第6のスイッチ
    をオフする手段を設けて、第1と第2の電源の電圧の電
    圧差に第1の容量と第2の容量を充電し、この動作の
    後、第1のスイッチ、第3のスイッチ、第4のスイッチ
    をオフし、第6のスイッチをオンする手段を設けたこと
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】第1の電源と第2の電源を有する半導体装
    置において、第1の容量の第1の端子を第1の電源に接
    続する第1のスイッチと、第1の容量の第2の端子を第
    2の電源に接続する第2のスイッチを有し、第2の容量
    の第1の端子を第1の電源に接続する第3のスイッチを
    有し、第2の容量の第2の端子を第2の電源に接続し、
    第1の容量の第2の端子と第2の容量の第1の端子とを
    接続する第4のスイッチを有し、第1のスイッチと第2
    のスイッチと第3のスイッチをオンして、第4のスイッ
    チをオフする手段を設けて、第1と第2の電源の電圧の
    電圧差に第1の容量と第2の容量を充電し、この動作の
    後、第1のスイッチ、第2のスイッチ、第3のスイッチ
    をオフし、第4のスイッチをオンする手段を設けたこと
    を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】第1又は第2の電源は、外部印加電源から
    半導体装置のチップ上に発生させる手段を設け、これで
    発生させた電源であることを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】外部印加電源からチップ上で発生させる手
    段はチャージポンプ回路であることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】第1又は第2の電源は、カード上のチップ
    にカード外部印加電源から発生させる手段を設け、これ
    で発生させた電源であることを特徴とする請求項1から
    請求項3又のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】第1のインバータと第2のインバータが直
    列に接続され、第2のインバータの電源の少なくともひ
    とつは、第1のインバータの入力信号から容量結合によ
    って発生させる手段を設けたことを特徴とする半導体装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7の装置を直列に接続し、これで発
    生した電圧によって、請求項1から請求項6のいずれか
    に記載の半導体装置のいずれかの該スイッチを実現する
    MOSトランジスタを制御することを特徴とする半導体
    装置。
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