JP2003259626A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

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JP2003259626A
JP2003259626A JP2002059207A JP2002059207A JP2003259626A JP 2003259626 A JP2003259626 A JP 2003259626A JP 2002059207 A JP2002059207 A JP 2002059207A JP 2002059207 A JP2002059207 A JP 2002059207A JP 2003259626 A JP2003259626 A JP 2003259626A
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channel transistor
node
capacitor
booster circuit
gate
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JP2002059207A
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Koichi Yamada
光一 山田
Tadashi Sakai
直史 境
Hiroshi Takano
洋 高野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源電圧がしきい値電圧に近い場合にも、昇圧
動作を行うことが可能な昇圧回路を提供する。 【解決手段】この昇圧回路は、電圧を増幅するためのキ
ャパシタCP1と、電荷転送用のpチャネルトランジス
タPT1およびPT2とを備えている。そして、pチャ
ネルトランジスタPT1およびPT2のゲートには、電
源電圧VCC以上の電圧が印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇圧回路に関
し、特に、電荷転送用トランジスタを含む昇圧回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源電圧を電源電圧以上の電圧に
昇圧するための昇圧回路が知られている。図10は、従
来の一般的な昇圧回路の概念を説明するための概略図で
あり、図11は、図10に対応する従来の昇圧回路の回
路構成を説明するための概略図である。まず、図10を
参照して、従来の昇圧回路は、ダイオード部101およ
び102と、キャパシタ103とを備えている。このよ
うにダイオード部101および102を設けているの
は、以下の理由による。すなわち、ノードVBをキャパ
シタ103によって昇圧した場合、ノードVBはVCC
以上のレベルになる。そのとき、ノードVBから電源電
圧端子(VCC)に電流が逆流するのを防止する必要が
ある。また、ノードVBから出力端子Voutに電流が
流れることによって、出力端子Voutには高い電圧レ
ベルが伝達される必要がある。また、キャパシタ103
をブートするための信号VbootがLレベルになった
とき、ノードVBは出力端子Voutよりも低いレベル
になる。この場合に、出力端子VoutからノードVB
に電流が逆流するのを防止する必要がある。このよう
に、電流は左から右へのみ流れることによって、出力端
子Voutは昇圧される。このような理由から、電流を
制御する弁の機能を有するダイオード部101および1
02が必要となる。
【0003】図10に示した従来の昇圧回路の動作とし
ては、ブート信号VbootがLレベルのときには、ダ
イオード部101を介して電源電圧端子VCCがノード
VBに供給される。これにより、ノードVBがVCCに
充電される。また、ブート信号VbootがHレベルの
ときには、ノードVBはキャパシタ103によってVC
C以上に昇圧されるとともに、その昇圧レベルがダイオ
ード102を介して出力端子Voutに伝達される。
【0004】また、図10に示したダイオード部101
および102には、通常、図11に示すような、nチャ
ネルトランジスタ151および152がそれぞれ使用さ
れる。このnチャネルトランジスタ151および152
は、ドレインとゲートとがショートされたソースフォロ
ワ型のMOSダイオード構成を有する。また、キャパシ
タ103としては、Nチャネルトランジスタのソースと
ドレインとをショートしたMOSキャパシタ153が使
用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した従来の
昇圧回路では、nチャネルトランジスタ151および1
52が、ドレインとゲートとがショートされた構成であ
るため、ドレインからソースへ電位を伝達する際に、V
t(しきい値電圧)分の電圧降下が発生する。このた
め、従来の昇圧回路では、nチャネルトランジスタ15
1および152のVt分だけ低いレベルしか伝達するこ
とができないという不都合が生じる。この不都合は、V
CC(電源電圧)がVt(しきい値電圧)よりも十分に
高いときにはそれほど問題にならない。
【0006】しかし、電源電圧(VCC)がしきい値電
圧(Vt)に近い場合には、昇圧動作が行えないなどの
問題がある。たとえば、VCC=1.2V、Vt=0.
7Vの場合について説明する。ノードVBの初期値は、
1.2V−0.7V=0.5Vである。0.5Vでは、
Vt以下であるため、キャパシタ153を構成するnチ
ャネルトランジスタはオンしない。そのため、キャパシ
タ153を動作することができないため、昇圧動作が不
可能になる。このように、従来の昇圧回路では、低い電
源電圧(低VCC)では、昇圧動作を行えないという問
題点があった。
【0007】なお、図11に示した従来の昇圧回路のn
チャネルトランジスタ151および152をpチャネル
トランジスタにすることも考えられる。しかしながら、
pチャネルトランジスタをダイオード構成とするために
は、pチャネルトランジスタのゲートとドレインとをシ
ョートする必要があるので、この場合にもpチャネルト
ランジスタのしきい値電圧分だけ電圧降下が生じるとい
う問題がある。また、pチャネルトランジスタの基板で
あるNウェルとp型ソース/ドレイン領域とはPN接合
になっているので、p型ソース/ドレイン領域から基板
(Nウェル)へ順方向電流が流れるという問題点もあ
る。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の1つの目的は、
低い電源電圧の場合にも、昇圧動作を行うことが可能な
昇圧回路を提供することである。
【0009】この発明のもう1つの目的は、上記の昇圧
回路において、電荷転送用トランジスタとしてpチャネ
ルトランジスタを用いた場合に生じる基板への順方向電
流を防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1における昇圧回路は、電圧を増幅するため
の第1キャパシタと、電荷転送用トランジスタとを備
え、電荷転送用トランジスタのゲートには、電源電圧以
上の電圧が印加される。
【0011】請求項1では、上記のように、電荷転送用
トランジスタのゲートに電源電圧以上の電圧を印加する
ことによって、電荷転送用トランジスタのしきい値電圧
分の電圧降下(しきい値落ち)を回避することができ
る。これにより、しきい値落ちなく、電圧を伝達するこ
とができるので、電源電圧がしきい値電圧に近い場合に
も、昇圧動作を行うことができる。
【0012】請求項2における昇圧回路は、請求項1の
構成において、電荷転送用トランジスタは、pチャネル
トランジスタを含み、pチャネルトランジスタの基板電
位には、出力ノードが接続されている。このように構成
すれば、pチャネルトランジスタの基板(n型ウェル)
の電位がpチャネルトランジスタのp型ソース/ドレイ
ンよりも高くなるので、pチャネルトランジスタのp型
ソース/ドレインからpチャネルトランジスタの基板
(n型ウェル)に順方向電流が流れるのを防止すること
ができる。
【0013】請求項3における昇圧回路は、請求項1ま
たは2の構成において、電荷転送用トランジスタは、電
源電圧が供給される第1ノードに一方端子が接続される
第1pチャネルトランジスタと、第2pチャネルトラン
ジスタとを含み、一方端子が電源電圧に接続され、他方
端子が第1ノードに接続される第3pチャネルトランジ
スタをさらに備え、第3pチャネルトランジスタを、第
1キャパシタがオン状態である以外のタイミングでオン
状態にすることによって、第1ノードに電源電圧を供給
する。このように構成すれば、昇圧動作以外のタイミン
グで第1ノードに電源電圧を供給することができるの
で、電源電圧側に昇圧電位が逆流するのを防止すること
ができる。
【0014】請求項4における昇圧回路は、請求項3の
構成において、第1ノードには、第2キャパシタが接続
されている。このように構成すれば、第1ノードの負荷
容量が大きくなるので、第1ノードの電源電位の変動を
抑制することができる。
【0015】請求項5における昇圧回路は、請求項3ま
たは4の構成において、一方端子が第1ノードに接続さ
れ、他方端子が第2pチャネルトランジスタのゲートに
接続される第4pチャネルトランジスタをさらに備え
る。このように構成すれば、第1ノードの電源電位を、
第4pチャネルトランジスタを介して、第2pチャネル
トランジスタのゲートに供給することができる。
【0016】請求項6における昇圧回路は、請求項5の
構成において、第2pチャネルトランジスタのゲートに
接続され、第2pチャネルトランジスタのゲート電圧を
上昇させるための第3キャパシタをさらに備え、第3キ
ャパシタをブートする信号が第4pチャネルトランジス
タのゲートに接続されている。このように構成すれば、
第3キャパシタをブートする信号がLレベルのときに
は、第4pチャネルトランジスタがオン状態になるの
で、第1ノードから第2pチャネルトランジスタのゲー
トに電源電位が供給される。また、第3キャパシタをブ
ートする信号がHレベルのときには、第4pチャネルト
ランジスタがオフ状態になるとともに、第3キャパシタ
により第2pチャネルトランジスタのゲートに電源電位
以上の電圧が供給される。これにより、第2pチャネル
トランジスタのゲートに電源電位を印加することにより
第2pチャネルトランジスタをオン状態にすることがで
きるとともに、第2pチャネルトランジスタのゲートに
電源電位以上の電圧を印加することにより第2pチャネ
ルトランジスタをオフ状態にすることができる。
【0017】請求項7における昇圧回路は、請求項6の
構成において、第3キャパシタをブートする信号は、第
1キャパシタをブートする信号のHレベルの期間内のみ
Lレベルになる。このように構成すれば、第1キャパシ
タが昇圧動作を行っている期間は、第2pチャネルトラ
ンジスタのゲートには、第1ノードから電源電位が供給
されるので、第1キャパシタが昇圧動作を行っている期
間のみ、第2pチャネルトランジスタをオン状態にする
ことができる。これにより、第2pチャネルトランジス
タを介して出力端子に供給された昇圧電位が昇圧ノード
側に逆流するのを防止することができる。
【0018】請求項8における昇圧回路は、請求項3〜
7のいずれかの構成において、第1pチャネルトランジ
スタのゲートに接続され、第1pチャネルトランジスタ
のゲート電圧を昇圧するための第4キャパシタをさらに
備え、第1キャパシタと第4キャパシタとは同時にブー
トされる。このように構成すれば、第1pチャネルトラ
ンジスタのゲート電位と、昇圧ノードの電位とが同じ電
圧になるので、昇圧された電位が第1pチャネルトラン
ジスタを逆流するのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。
【0020】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態による昇圧回路の構成を示した概略図である。ま
ず、図1を参照して、第1実施形態の昇圧回路1の構成
について説明する。まず、この第1実施形態による昇圧
回路1は、VCCを2VCCに昇圧する回路である。こ
の第1実施形態の昇圧回路1では、電荷転送用トランジ
スタとして、pチャネルトランジスタPT1およびpチ
ャネルトランジスタPT2を用いている。pチャネルト
ランジスタPT1の一方端子は、仮想VCC(電源電
圧)であるノードVPに接続され、他方端子は、昇圧ノ
ードVBに接続されている。また、pチャネルトランジ
スタPT2の一方端子は、昇圧ノードVBに接続され、
他方端子は、出力端子Voutに接続されている。昇圧
ノードVBには、nチャネルトランジスタのソースとド
レインとをショートした構成を有するキャパシタCP1
のゲートが接続されている。
【0021】なお、pチャネルトランジスタPT1およ
びpチャネルトランジスタPT2は、それぞれ、本発明
の「第1pチャネルトランジスタ」および「第2pチャ
ネルトランジスタ」の一例である。また、キャパシタC
P1は、本発明の「第1キャパシタ」の一例である。
【0022】また、ノードVPには、nチャネルトラン
ジスタのソースとドレインとをショートした構成を有す
るとともに、ノードVPの付加容量を大きくするための
キャパシタCP2が接続されている。なお、キャパシタ
CP2をノードVPに接続することによって、ノードV
Pの電圧レベルの変動を小さく抑えることができる。こ
れにより、電源変動(ノイズ)を抑制することができ
る。また、ノードVPには、ノードVPに電源電圧VC
Cを供給するためのpチャネルトランジスタPT3が接
続されている。また、ノードVPとノードVLとの間に
は、pチャネルトランジスタPT5が接続されている。
また、ノードVLには、nチャネルトランジスタNT1
の一方端子が接続されている。nチャネルトランジスタ
NT1の他方端子は、接地されている。また、ノードV
Lには、nチャネルトランジスタのソースとドレインと
をショートした構成を有するキャパシタCP4のゲート
が接続されている。
【0023】また、ノードVPとノードVGとの間に
は、pチャネルトランジスタPT4が接続されている。
ノードVGには、キャパシタCP3のゲートが接続され
ている。キャパシタCP3をブートするための信号Vd
は、pチャネルトランジスタPT4のゲートに供給され
る。なお、pチャネルトランジスタPT3およびpチャ
ネルトランジスタPT4は、それぞれ、本発明の「第3
pチャネルトランジスタ」および「第4pチャネルトラ
ンジスタ」の一例である。また、キャパシタCP2、C
P3およびCP4は、それぞれ、本発明の「第2キャパ
シタ」、「第3キャパシタ」および「第4キャパシタ」
の一例である。
【0024】なお、図1には示していないが、pチャネ
ルトランジスタPT1、PT2、PT3およびPT4の
基板(Nウェル)は、すべて出力電位Vout(2VC
C)に接続されている。このため、pチャネルトランジ
スタPT1〜PT4のp型ソース/ドレイン領域から基
板(Nウェル)に向かって順方向電流が流れるのを防止
することができる。
【0025】また、昇圧ノードVBとノードVLとはキ
ャパシタCP1およびキャパシタCP4によってそれぞ
れ同時にブートされるため、ノードVPへ昇圧レベルが
逆流するのが防止される。この場合、ノードVbは、0
V〜VCCの間で動作するノードであるため、ノードV
bがVCCでもノードVLがVCC+Vt以上になった
場合には、ノードVLからノードVPに電流が逆流す
る。また、昇圧ノードVBもVCC+2Vt以上でノー
ドVP側に逆流が始まる。しかしながら、たとえば、V
CC=1.2V、Vt=0.7Vとすると、ノードVB
は2.6Vまで逆流しないことになるため、昇圧電位で
ある2VCC(2.4V)までは問題が生じないことが
わかる。また、pチャネルトランジスタPT1〜PT4
の基板であるNウェルは、すべて出力電位Vout(2
VCC)に接続されているため、基板バイアス効果によ
り、pチャネルトランジスタPT1〜PT4のしきい値
電圧Vtが大きくなる。このため、pチャネルトランジ
スタPT1〜PT4における逆流をより防止することが
できる。
【0026】なお、昇圧ノードVBのレベルを出力端子
Voutに伝達するためのpチャネルトランジスタPT
2のゲートであるノードVGは、VCCとVCC以上の
電圧との間で動作する。ノードVGがVCCのとき、昇
圧ノードVBのレベルを出力ノードVoutに伝達す
る。これは、pチャネルトランジスタPT2のゲートが
VCCであっても、pチャネルトランジスタPT2のソ
ースがVcc+Vt以上であれば、pチャネルトランジ
スタPT2はオン状態になるからである。また、ブート
信号Vbootの立ち下がりによって、昇圧ノードVB
がVCCになったとき、出力ノードVoutに転送され
た昇圧レベルが昇圧ノードVBに逆流しないようにする
必要がある。このために、pチャネルトランジスタPT
2のゲートであるノードVGをVCC以上に昇圧するこ
とによって、pチャネルトランジスタPT2をオフ状態
にしている。
【0027】図2は、図1に示した第1実施形態による
昇圧回路の入力信号の波形図である。図1および図2を
参照して、クロック信号に沿った第1実施形態の昇圧回
路1の動作について説明する。
【0028】まず、初期状態では、ノードVa、Vbお
よびVcがLレベルであるため、pチャネルトランジス
タPT3およびPT5はオン状態であるとともに、nチ
ャネルトランジスタNT1はオフ状態である。このた
め、ノードVPおよびノードVLは、電源電圧(VC
C)にプリチャージされている。前のサイクルから昇圧
ノードVBはVCCでフローティング状態であり、ノー
ドVGはVCC以上でフローティング状態となってい
る。この状態から、ノードVaおよびノードVbがHレ
ベルになることによって、pチャネルトランジスタPT
3およびPT5がオフ状態になるので、ノードVPおよ
びノードVLもVCCのフローティング状態となる。
【0029】その後、ブート信号VbootがHレベル
になることによって、キャパシタCP1およびキャパシ
タCP4によりノードVBおよびノードVLがそれぞれ
VCC以上に昇圧される。このとき、ノードVLがVC
C以上になっているため、昇圧ノードVBの昇圧レベル
がノードVPに逆流することはない。ブートされたノー
ドVLの電荷は、若干ノードVPに逆流する。このよう
にノードVLの電荷が若干ノードVPに逆流したとして
も、ノードVPはVCC+Vt以上にはならないので、
VCCへの逆流は発生しない。なお、この状態では、p
チャネルトランジスタPT2のゲートであるノードVG
はVCC以上であるため、pチャネルトランジスタPT
2はオフ状態である。このため、この状態では、昇圧ノ
ードVの昇圧レベルは、出力ノードVoutには転送さ
れない。
【0030】その後、ノードVdがLレベルになること
によって、pチャネルトランジスタPT4がオン状態に
なる。これにより、ノードVPとノードVGとが繋がる
ので、ノードVGの電位はVCCになる。この場合、p
チャネルトランジスタPT2のソースはVCC以上であ
るため、pチャネルトランジスタPT2のゲートがVC
Cであったとしても、pチャネルトランジスタPT2は
オン状態となる。その結果、ブートされた昇圧ノードV
Bのレベルは、出力ノードVoutに転送される。その
後、ノードVdがHレベルになることによって、pチャ
ネルトランジスタPT4がオフ状態になるとともに、ノ
ードVGがブートされてVCC以上になる。これによ
り、pチャネルトランジスタPT2はオフ状態になる。
このとき、若干ノードVPにノードVGの電荷が逆流す
るが、問題はない。
【0031】pチャネルトランジスタPT2がオフ状態
になった後、ブート信号VbootがLレベルになる。
これにより、昇圧ノードVBはVCCの近傍の電圧にな
る。この場合、pチャネルトランジスタPT2はオフ状
態であるため、出力ノードVoutが引っ張られてレベ
ルダウンすることはない。その後、ノードVcがHレベ
ルになることによって、nチャネルトランジスタNT1
がオン状態になるので、ノードVLがLレベルになる。
これにより、pチャネルトランジスタPT1がオン状態
となるので、昇圧ノードVBに電源電位VCCが供給さ
れる。
【0032】次に、ノードVaをLレベルにすることに
よって、pチャネルトランジスタPT3をオン状態にす
る。これにより、ノードVPのVCCから下がった電圧
をVCCに戻す。このノードVaの立ち下がりタイミン
グは多少前後しても問題はない。その後、ノードVcを
立ち下げることによって、nチャネルトランジスタNT
1をオフ状態にした後、ノードVbを立ち下げることに
よって、pチャネルトランジスタPT5をオン状態にす
る。これにより、ノードVLがVCCになるので、pチ
ャネルトランジスタPT1がオフ状態になる。これによ
り、昇圧ノードVBはフローティングになり、ブート信
号を待機する状態となる。
【0033】図3は、図1に示した第1実施形態の昇圧
回路を含むシミュレーション回路を示した概略図であ
る。この第1実施形態によるシミュレーション回路で
は、第1実施形態による昇圧回路部1に、リングオシレ
ータ部2、入力信号制御回路部3およびバイアス回路部
4が付加されている。ここで、第1実施形態の昇圧回路
部1を、VCC=1.2V〜1.8Vで動作させる場
合、通常のリングオシレータでは周波数が1桁以上変化
する。これは以下の理由による。すなわち、VCCが
1.2Vのときはサブスレッショルド領域での動作であ
るのに対して、VCCが1.8Vのときでは通常の動作
範囲に入るため、トランジスタの駆動能力が大きく異な
ってくるためである。この場合、VCCが1.8Vのと
き、消費電流が非常に大きくなってしまう。このため、
図3に示したシミュレーション回路では、リングオシレ
ータ部2のインバータ回路2aまたはNAND回路2b
のpチャネルトランジスタを直接VCCに接続せずに、
バイアス回路部4によりバイアスされたpチャネルトラ
ンジスタ2cまたは2dを介してVCCに繋ぐように構
成した。
【0034】このバイアス回路部4は、VCCが低いと
きには低い電圧を出力するとともに、VCCが高いとき
には高い電圧を出力するように構成されている。これに
より、バイアス回路部4によりバイアスされたpチャネ
ルトランジスタ2cおよび2dは、常に、サブスレッシ
ョルド領域で動作されるため、VCCに依存しない周波
数特性が得られる。
【0035】また、リングオシレータ部2内のインバー
タ遅延を利用して図2に示す波形を生成するため、イン
バータのサイズだけではなく奇数段をNAND回路2a
にしている。これにより、一斉にセット(Hレベル)が
かかるように構成している。その結果、Lレベルである
期間を短くすることができる。
【0036】また、図3に示したシミュレーション回路
では、昇圧回路部1の昇圧ノードVBをブートするため
のキャパシタCP1を駆動するインバータは、非常にト
ランジスタサイズが大きくなるため、通常のインバータ
とは異なり、pチャネルトランジスタ3aとnチャネル
トランジスタ3bに入る信号を別々に入力信号制御回路
部3によって生成している。これにより、入力の際の過
渡状態でのpチャネルトランジスタ3aとnチャネルト
ランジスタ3bとの同時オン状態をなくすことができ
る。その結果、低消費電力化と出力波形の急峻化とを行
うことができる。図3に示したシミュレーション回路を
用いて、VCC=1.2Vとしてシミュレーションを行
ったところ、2.4V(2VCC)まで昇圧されること
が確認できた。これにより、しきい値電圧落ちがなくV
CCを2VCCまで昇圧することができることが確認さ
れた。
【0037】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態による昇圧回路の構成を示した概略図である。図
5は、図4に示した第2実施形態の昇圧回路のゲートブ
ート回路の内部構成を示した概略図である。
【0038】まず、図4および図5を参照して、第2実
施形態による昇圧回路について説明する。この第2実施
形態による昇圧回路11では、電荷転送用トランジスタ
として、pチャネルトランジスタPT1およびpチャネ
ルトランジスタPT2を用いている。pチャネルトラン
ジスタPT1の一方端子は、電源電圧端子VCCに接続
されており、他方端子は、昇圧ノードCに接続されてい
る。pチャネルトランジスタPT2の一方端子は、昇圧
ノードCに接続されており、他方端子は、出力ノードV
OUTに接続されている。また、pチャネルトランジス
タPT1およびPT2の基板であるNウェル(図示せ
ず)は、出力ノードVOUT(2VCC)に接続されて
いる。また、昇圧ノードCには、キャパシタCP1のゲ
ートが接続されている。pチャネルトランジスタPT1
のゲートAには、ゲートブート回路11aが接続されて
おり、pチャネルトランジスタPT2のゲートBには、
ゲートブート回路11bが接続されている。
【0039】ゲートブート回路11aおよび11bは、
振幅VCCの入力クロックを振幅2VCCとして出力す
る回路である。このゲートブート回路11aおよび11
bは、図5に示すように、インバータ111および11
2と、キャパシタ113と、pチャネルトランジスタ1
14および115と、nチャネルトランジスタ116お
よび117とを備えている。
【0040】図4および図5に示した第2実施形態によ
る昇圧回路11は、VCCを2VCCに昇圧する回路で
ある。ダイオードを構成するpチャネルトランジスタP
T1およびPT2のゲート電圧は、それぞれ、ゲートブ
ート回路11aおよび11bによって独立に制御されて
いる。このため、pチャネルトランジスタPT1および
pチャネルトランジスタPT2は、しきい値電圧(V
t)分の電圧降下なく電位を伝達することができる。さ
らに、pチャネルトランジスタPT1およびPT2のゲ
ートAおよびゲートBには、それぞれ、2VCCが印加
されるため、pチャネルトランジスタPT1およびPT
2は、オフ時に2VCCまでカットオフすることが可能
である。また、pチャネルトランジスタPT1およびP
T2の基板電位は、VOUT(2VCC)に設定してい
るため、pチャネルトランジスタPT1およびPT2の
基板(Nウェル)の電位は、p型ソース/ドレイン領域
の電位よりも高くなる。このため、pチャネルトランジ
スタPT1およびPT2のp型ソース/ドレイン領域か
ら基板(Nウェル)へ順方向電流が流れるのを防止する
ことができる。
【0041】図6は、図4に示した第2実施形態による
昇圧回路の入力信号を示した波形図である。図4〜図6
を参照して、次に第2実施形態による昇圧回路11の動
作について説明する。
【0042】まず、クロックCがLレベルのときには、
クロックAは、Hレベル、Lレベル、Hレベルと順次変
化する。これにより、pチャネルトランジスタPT1の
ゲートAは、2VCC、0V、2VCCと順次変化す
る。クロックAがLレベルのタイミングで、pチャネル
トランジスタPT1はオン状態になるので、昇圧ノード
CがVCCに充電される。その一方、クロックCがLレ
ベルのときには、クロックBは、Hレベルであるため、
pチャネルトランジスタPT2のゲートBは、2VCC
になる。これにより、pチャネルトランジスタPT2は
オフ状態になるので、出力ノードVOUTから電流の逆
流はなく、出力ノードVOUTの電位は下がらない。
【0043】また、クロックCがHレベルのときには、
キャパシタCP1によって昇圧ノードCが2VCCに昇
圧される。このとき、クロックAは、クロックCがHレ
ベルである前後において、Hレベルであるため、pチャ
ネルトランジスタPT1のゲートAは2VCCである。
このため、pチャネルトランジスタPT1はオフ状態に
なるので、ノードCからVCCに電流が逆流することは
ない。一方、クロックCがHレベルのときには、クロッ
クBはLレベルであるので、pチャネルトランジスタP
T2のゲートBは0Vである。このため、pチャネルト
ランジスタPT2はオン状態になるので、昇圧されたノ
ードCの電位は、しきい値落ちなく、効率よく出力ノー
ドVOUTに出力される。
【0044】第2実施形態では、上記のように、電荷転
送用トランジスタとしてのpチャネルトランジスタPT
1およびPT2のゲートAおよびゲートBをゲートブー
ト回路11aおよび11bによりそれぞれ独立に制御す
ることによって、pチャネルトランジスタPT1および
PT2のしきい値落ちを防止することができる。これに
より、電源電圧VCCがしきい値電圧Vtに近い場合に
も昇圧動作を行うことができる。
【0045】図7は、図4に示した第2実施形態による
昇圧回路を含むシミュレーション回路を示した概略図で
ある。図7を参照して、この第2実施形態によるシミュ
レーション回路では、第2実施形態による昇圧回路部1
1に、リングオシレータ部12および入力信号制御回路
部13が付加されている。この場合、リングオシレータ
部12は、VCC=1.2Vで出力周波数が50MHz
になるように最適化している。図7に示した第2実施形
態によるシミュレーション回路を用いて、VCC=1.
2Vとしてシミュレーションを行ったところ、0.55
μsec程度で2.4Vまで昇圧されることが判明し
た。これにより、第2実施形態による昇圧回路部11で
は、しきい値電圧落ちがなくVCCを2VCCまで昇圧
できることが確認された。
【0046】(第3実施形態)図8は、本発明の第3実
施形態による昇圧回路の構成を示した概略図である。図
8を参照して、この第3実施形態による昇圧回路21で
は、上記した第2実施形態と異なり、電荷転送用トラン
ジスタとして、nチャネルトランジスタNT1およびN
T2を用いている。nチャネルトランジスタNT1のゲ
ートAには、ゲートブート回路11aが接続されてお
り、nチャネルトランジスタNT2のゲートBには、ゲ
ートブート回路11bが接続されている。昇圧ノードC
には、キャパシタCP1のゲートが接続されている。な
お、nチャネルトランジスタNT1およびNT2の基板
は、接地されている。
【0047】なお、この第3実施形態による昇圧回路2
1のゲートブート回路11aおよび11bならびにキャ
パシタCP1の構成は、図4に示した第2実施形態によ
る昇圧回路11と同様である。この第3実施形態による
昇圧回路21は、上記した第2実施形態と同様、VCC
を2VCCに昇圧する回路である。
【0048】第3実施形態による昇圧回路21のnチャ
ネルトランジスタNT1およびNT2のゲートには、そ
れぞれ、ゲートブート回路11aおよび11bを介し
て、2VCCが印加される。これにより、nチャネルト
ランジスタNT1およびNT2のしきい値電圧(Vt)
分の電圧降下なく電位を伝達することができる。この結
果、電源電圧VCCがしきい値電圧Vtに近い場合にも
昇圧動作を行うことができる。
【0049】図9は、図8に示した第3実施形態による
昇圧回路の入力信号の波形図である。図8および図9を
参照して、第3実施形態による昇圧回路21の動作につ
いて説明する。まず、クロックCがLレベルのときに
は、クロックAは、Lレベル、Hレベル、Lレベルに順
次変化する。これにより、ゲートAは、0V、2VC
C、0Vに順次変化する。クロックAがHレベルのタイ
ミングでnチャネルトランジスタNT1がオン状態にな
るので、ノードCにVCCが充電される。その一方、ク
ロックCがLレベルのときには、クロックBはLレベル
であるため、nチャネルトランジスタNT2のゲートB
は0Vである。このため、nチャネルトランジスタNT
2はオフ状態であるため、出力ノードVOUTからノー
ドCへの電流の逆流はない。その結果、出力ノードVO
UTの電位は下がらない。
【0050】また、クロックCがHレベルのときには、
キャパシタCP1によりノードCは2VCCに昇圧され
る。このとき、クロックAは、クロックCがHレベルで
ある前後において、Lレベルである。これにより、nチ
ャネルトランジスタNT1のゲートAは0Vになるた
め、nチャネルトランジスタNT1はオフ状態になる。
これにより、ノードCよりVCCに電流の逆流はない。
その一方、クロックCがHレベルのときには、クロック
BはHレベルであるため、nチャネルトランジスタNT
2のゲートBは2VCCになる。これにより、nチャネ
ルトランジスタNT2がオン状態になるので、ノードC
の昇圧された電位はしきい値電圧落ちなく、VOUTに
伝達される。
【0051】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0052】たとえば、上記第2および第3実施形態で
は、ゲートブート回路として図5に示した内部構成を有
する回路を示したが、本発明はこれに限らず、振幅VC
Cの入力クロックを振幅2VCCとして出力する回路で
あれば、他の内部構成を有していてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電源電
圧がしきい値電圧に近い場合にも、昇圧動作を行うこと
が可能な昇圧回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による昇圧回路の構成を
示した概略図である。
【図2】図1に示した第1実施形態による昇圧回路の入
力信号の波形図である。
【図3】図1に示した第1実施形態の昇圧回路を含むシ
ミュレーション回路を示した概略図である。
【図4】本発明の第2実施形態による昇圧回路の構成を
示した概略図である。
【図5】図4に示した第2実施形態による昇圧回路のゲ
ートブート回路の内部構成を示した概略図である。
【図6】図4に示した第2実施形態による昇圧回路の入
力信号の波形図である。
【図7】図4に示した第2実施形態による昇圧回路を含
むシミュレーション回路を示した概略図である。
【図8】本発明の第3実施形態による昇圧回路の構成を
示した概略図である。
【図9】図8に示した第3実施形態による昇圧回路の入
力信号の波形図である。
【図10】従来の一般的な昇圧回路の概念を説明するた
めの概略図である。
【図11】図10に対応する従来の昇圧回路の回路構成
を説明するための概略図である。
【符号の説明】
PT1 pチャネルトランジスタ(第1pチャネルトラ
ンジスタ) PT2 pチャネルトランジスタ(第2pチャネルトラ
ンジスタ) PT3 pチャネルトランジスタ(第3pチャネルトラ
ンジスタ) PT4 pチャネルトランジスタ(第4pチャネルトラ
ンジスタ) CP1 キャパシタ(第1キャパシタ) CP2 キャパシタ(第2キャパシタ) CP3 キャパシタ(第3キャパシタ) CP4 キャパシタ(第4キャパシタ) 1、11、21 昇圧回路 11a、11b ゲートブート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 洋 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AS04 BB02 BB08 DD04 DD12 DD13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を増幅するための第1キャパシタ
    と、 電荷転送用トランジスタとを備え、 前記電荷転送用トランジスタのゲートには、電源電圧以
    上の電圧が印加される、昇圧回路。
  2. 【請求項2】 前記電荷転送用トランジスタは、 pチャネルトランジスタを含み、 前記pチャネルトランジスタの基板電位には、出力ノー
    ドが接続されている、請求項1に記載の昇圧回路。
  3. 【請求項3】 前記電荷転送用トランジスタは、 電源電圧が供給される第1ノードに一方端子が接続され
    る第1pチャネルトランジスタと、 第2pチャネルトランジスタとを含み、 一方端子が電源電圧に接続され、他方端子が前記第1ノ
    ードに接続される第3pチャネルトランジスタをさらに
    備え、 前記第3pチャネルトランジスタを、前記第1キャパシ
    タがオン状態である以外のタイミングでオン状態にする
    ことによって、前記第1ノードに電源電圧を供給する、
    請求項1または2に記載の昇圧回路。
  4. 【請求項4】前記第1ノードには、第2キャパシタが接
    続されている、請求項3に記載の昇圧回路。
  5. 【請求項5】一方端子が前記第1ノードに接続され、他
    方端子が前記第2pチャネルトランジスタのゲートに接
    続される第4pチャネルトランジスタをさらに備える、
    請求項3または4に記載の昇圧回路。
  6. 【請求項6】前記第2pチャネルトランジスタのゲート
    に接続され、前記第2pチャネルトランジスタのゲート
    電圧を上昇させるための第3キャパシタをさらに備え、 前記第3キャパシタをブートする信号が前記第4pチャ
    ネルトランジスタのゲートに接続されている、請求項5
    に記載の昇圧回路。
  7. 【請求項7】前記第3キャパシタをブートする信号は、
    前記第1キャパシタをブートする信号のHレベルの期間
    内のみLレベルになる、請求項6に記載の昇圧回路。
  8. 【請求項8】前記第1pチャネルトランジスタのゲート
    に接続され、前記第1pチャネルトランジスタのゲート
    電圧を昇圧するための第4キャパシタをさらに備え、 前記第1キャパシタと前記第4キャパシタとは同時にブ
    ートされる、請求項3〜7のいずれか1項に記載の昇圧
    回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288032A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nec Corp マルチ入力電源回路およびその電源切換方法
JP2008125265A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Nec Electronics Corp チャージポンプ回路
US7408817B2 (en) 2005-07-28 2008-08-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Voltage generating circuit, semiconductor memory device comprising the same, and voltage generating method

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