JPH059409A - 水性塗料組成物 - Google Patents

水性塗料組成物

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JPH059409A
JPH059409A JP3185314A JP18531491A JPH059409A JP H059409 A JPH059409 A JP H059409A JP 3185314 A JP3185314 A JP 3185314A JP 18531491 A JP18531491 A JP 18531491A JP H059409 A JPH059409 A JP H059409A
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謹尉 横山
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啓二 吉田
Atsushi Sakuma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存安定性に優れ、また柔かい感触を示す艶
消し塗膜を形成する水性塗料組成物を提供する。 【構成】 水性塗料組成物に、シリコーンゴムサスペン
ジョンを添加してなる水性塗料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性塗料組成物に関
し、詳しくは、保存安定性に優れ、また柔かい感触を示
す艶消し塗膜を形成する水性塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】艶消し塗膜を形成する水性塗料組成物
は、有機溶剤系塗料組成物に比較し、火災、中毒および
環境汚染等の問題がなく、また主成分として高分子量の
塗料樹脂を比較的高濃度で含有することができるという
特徴を有する。このような水性塗料組成物は、家庭電気
製品用、OA機器用、自動車部品用もしくは建材用の金
属部品またはプラスチック部品の表面に柔らかな外観と
防眩性を与えるため使用される。
【0003】従来、このような水性塗料組成物として
は、水性塗料組成物に無機質微粒子、例えば、微粒子状
の酸化アルミゾル、酸化ケイ素ゾル、酸化チタンゾル、
酸化ニッケルゾル、酸化ジルコニアゾル、酸化アンチモ
ンゾル等の金属酸化物または水酸化物を添加した水性塗
料組成物(特開昭52−86426号公報参照)が知ら
れている。
【0004】しかし、無機質微粒子を添加してなる水性
塗料組成物は、その保存安定性が悪く、再分散が困難な
硬い沈澱を生じ、塗膜は艶むらやチョーキングを生じる
という問題があった。また、艶消し塗膜はザラザラとし
た感触を有するという問題があった。
【0005】このような問題を解決するため、有機樹脂
微粒子を添加してなる水性塗料組成物として、例えば、
多官能性ビニルモノマーと単官能性ビニルモノマーから
なる内部架橋した重合体エマルジョンを添加してなる水
性塗料組成物(特開昭58−93762号公報参照)、
メタクリル酸アルキルエステルもしくは芳香族ビニルモ
ノマーを主成分とする重合体層と芳香族ビニルモノマー
とアクリル酸アルキルエステルとを主成分とする架橋さ
れた重合体層の二層を必須成分とするエマルジョンを添
加してなる水性塗料組成物(特開昭59−74171号
公報参照)等が知られている。
【0006】しかし、有機樹脂微粒子を添加してなる水
性塗料組成物の場合でも、その保存安定性は悪く、また
艶消し塗膜はザラザラとした感触を有するという問題が
あった。さらに、有機樹脂微粒子は耐熱性、耐侯性に劣
るため、艶消し塗膜の劣化が比較的早く進行するという
問題があった。
【0007】また、シリコーンゴム微粒子そのもの添加
してなる塗料組成物(特開平2−113079号公報参
照)が知られているが、水性塗料組成物の場合、シリコ
ーンゴム微粒子を水性塗料組成物中に均一に分散するこ
とは困難であり、得られた水性塗料組成物の保存安定性
が悪いという問題があった。また、その塗膜は表面にシ
リコーンゴムの塊状物を有するため、均一な塗膜を形成
することはできないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題を解決すべく鋭意検討した結果、水性塗料組成物に、
シリコーンゴムサスペンジョンを添加することにより、
保存安定性が優れ、また柔らかな感触を示す艶消し塗膜
を形成する水性塗料組成物を見い出して本発明に到達し
た。
【0009】即ち、本発明の目的は、保存安定性に優
れ、また柔らかな感触を示す艶消し塗膜を形成する水性
塗料組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、水性塗料組成物に、シリコーンゴムサスペンジョン
を添加してなる水性塗料組成物に関する。
【0011】以下、本発明の水性塗料組成物について詳
細に説明する。
【0012】本発明で使用される水性塗料組成物は、塗
料樹脂成分が水中に乳化したものであり、塗装後、水分
の除去により塗料樹脂成分が乾燥または硬化して塗膜を
形成できるものであれば特に限定されず、常温硬化型の
水性塗料組成物、常温乾燥型の水性塗料組成物もしくは
加熱硬化型の水性塗料組成物が例示される。このような
水性塗料組成物としては、例えば、水性ポリウレタン樹
脂塗料組成物,水性アルキッド樹脂塗料組成物,アミノ
樹脂とアルキッド樹脂からなる水性アミノアルキッド樹
脂塗料組成物,水性エポキシ樹脂塗料組成物,水性アク
リル樹脂塗料組成物,水性シリコーン変性エポキシ樹脂
塗料組成物、水性シリコーン変性ポリエステル樹脂塗料
組成物,水性シリコーン樹脂塗料組成物等が挙げられ
る。
【0013】本発明は、上記の水性塗料組成物に、シリ
コーンゴムサスペンジョンを添加することを特徴とす
る。本発明で使用するシリコーンゴムサスペンジョン
は、シリコーンゴム微粒子が水中に分散したものであ
る。シリコーンゴムサスペンジョン中の、シリコーンゴ
ム微粒子の粒子径は特に限定されないが、シリコーンゴ
ム微粒子の平均粒子径が200μm以下であるシリコー
ンゴムサスペンジョンが好ましく、さらに好ましくはシ
リコーンゴム微粒子の平均粒子径が1〜100μmの範
囲であるシリコーンゴムサスペンジョンである。これ
は、水性塗料組成物がスプレー塗装により塗布される場
合、目詰まり等の問題がないからである。また、シリコ
ーンゴムサスペンジョンの添加量は、得られる塗膜に艶
消し性を与えることができる程度であれば特に限定され
ないが、好ましくは水性塗料組成物の全固形分100重
量部に対して、シリコーンゴム微粒子の含有量が1.0
〜150重量部の範囲内であり、さらに好ましくは1〜
100重量部の範囲内である。
【0014】このようなシリコーンゴムサスペンジョン
は、例えば、白金系触媒の存在下で付加反応により硬化
する付加反応硬化型液状シリコーンゴム組成物、有機錫
化合物もしくは有機チタン化合物の存在下で縮合反応に
より硬化する縮合反応硬化型液状シリコーンゴム組成物
または有機過酸化物により硬化する有機過酸化物硬化型
液状シリコーンゴム組成物等の液状シリコーンゴム組成
物を水中で乳化し、その後、該液状シリコーンゴム組成
物を硬化させることにより調製される。なお、本発明で
使用するシリコーンゴムサスペンジョンの製造方法はこ
れらに限定されるものではない。
【0015】上記付加反応硬化型液状シリコーンゴム組
成物は、ケイ素原子結合アルケニル基を含有するオルガ
ノポリシロキサンとケイ素原子結合水素原子を有するオ
ルガノポリシロキサンと白金系触媒とを主成分とし、必
要に応じて充填剤、顔料、硬化反応遅延剤を配合してな
る液状シリコーンゴム組成物である。また、縮合反応硬
化型液状シリコーンゴム組成物は、シラノール基含有の
オルガノポリシロキサンとケイ素原子結合水素原子を有
するオルガノポリシロキサンまたはアルコキシシランと
有機錫化合物、有機チタン化合物もしくは白金系化合物
等の硬化触媒とを主成分とし、必要に応じて充填剤、顔
料を配合してなる液状シリコーンゴム組成物である。有
機過酸化物硬化型液状シリコーンゴム組成物は、ビニル
基含有オルガノポリシロキサンと有機過酸化物を主成分
とし、必要に応じて充填剤、顔料を配合してなる液状シ
リコーンゴム組成物である。
【0016】上記液状シリコーンゴム組成物に配合でき
る充填剤としては、沈澱シリカ、ヒュームドシリカ、焼
成シリカ、ヒュームド酸化チタン等の補強性充填剤、粉
砕石英、ケイ藻土、アスベスト、アルミノケイ酸、酸化
鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の非補強性充填剤等が
挙げられる。このような充填剤は、そのまま液状シリコ
ーンゴム組成物中に配合することができるが、その表面
をヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラン、
ジメチルシロキサンオリゴマー等の有機ケイ素化合物で
処理したもの配合することもできる。また必要に応じ
て、顔料、硬化反応遅延剤を配合でき、さらにエポキシ
基やアミノ基を有する有機化合物、耐熱剤、難燃剤、可
塑剤、非硬化性のオルガノポリシロキサン等を配合でき
る。
【0017】シリコーンゴムサスペンジョンは、上記液
状シリコーンゴム組成物を水中に投入し、コロイドミル
やホモミキサー等の混合手段により均一に混合すること
により、液状シリコーンゴム組成物のエマルジョンを形
成し、しかる後、該液状シリコーンゴム組成物を硬化さ
せることにより調製することができる。シリコーンゴム
サスペンジョンの保存安定性を高めるために、またはシ
リコーンゴム微粒子の含有量を高めるために界面活性剤
を使用することが好ましい。特に、シリコーンゴム微粒
子を高濃度に有するシリコーンゴムサスペンジョンを調
製するためには、特定の界面活性剤を使用することが好
ましく、例えば、HLBの数値がことなる2種の非イオ
ン系界面活性剤を使用することが好ましく、このHLB
の数値の差が5以上であることがさらに好ましい。な
お、シリコーンゴムの硬化度合は特に限定されない。
【0018】本発明の水性塗料組成物の製造方法は、特
に限定されず、水性塗料組成物に、別に調製したシリコ
ーンゴムサスペンジョンを添加し、混合することにより
容易に調製できる。また、シリコーンゴムサスペンジョ
ン中で塗料樹脂成分を調製する方法によって調製するこ
ともできる。水性塗料組成物中の全固形分が高濃度であ
る水性塗料組成物を調製する場合には、シリコーンゴム
微粒子の含有量が高濃度であるシリコーンゴムサスペン
ジョンを使用することが好ましく、またはシリコーンゴ
ムサスペンジョン中で塗料樹脂成分を調製する方法も好
ましい。
【0019】本発明の水性塗料組成物には、前記シリコ
ーンゴムサスペンジョン以外の成分として、本発明の目
的を損わない限り無機質粉体を添加することができ、ま
た増粘剤、顔料等を添加することができる。
【0020】本発明の水性塗料組成物は、通常の有機溶
剤系塗料組成物と同様、スプレー塗装、静電塗装、浸漬
塗装、カーテンフローコート、ロールコート、シャワー
コート等の塗装方法により塗装に供することができる。
【0021】
【実施例】以下本発明を実施例、比較例および参考例に
より説明する。実施例中の粘度は25℃において測定し
た値である。また、塗装作業性の評価は、鉄板またはア
ルミ板に水性塗料組成物を均一に塗布できるかにより評
価した。
【0022】
【参考例1】 (シリコーンゴムサスペンジョンの調製)分子鎖両末端
が水酸基で封鎖された粘度80センチポイズのジメチル
ポリシロキサン(水酸基含有量は1.3重量%であ
る。)95重量部、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン5重量部および分子鎖両末端がジメチルハイ
ドロジェンシロキシ基で封鎖された粘度10センチスト
ークスのメチルハイドロジェンポリシロキサン(ケイ素
原子結合水素原子含有量は1.5重量%である。)20
重量部を混合し、組成物(A)を調製した。
【0023】次に、分子鎖両末端が水酸基で封鎖された
粘度80センチポイズのジメチルポリシロキサン(水酸
基含有量は1.3重量%である。)95重量部、3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン5部およびジブ
チル錫ジオクトエート1.0重量部を混合し、組成物
(B)を調製した。
【0024】上記組成物(A)と組成物(B)を各々別
の貯蔵タンクに入れ、これらのタンクを−10℃に冷却
した。次に組成物(A)500重量部と組成物(B)5
00重量部を各々スタチックミキサー(特殊機化株式会
社製)に送り込み、均一に混合した。次いで、これを高
速攪拌付混合機に移送して、同時に界面活性剤(トリメ
チルノナノールのエチレンオキサイド付加物;ユニオン
カーバイドコーポレーション製の非イオン系界面活性
剤;タージトールTMN−6)20重量部とイオン交換
水9000重量部とを流し込み、1400rpmの攪拌速
度で攪拌し、コロイドミルを通して液状シリコーンゴム
組成物のエマルジョンを得た。この液状シリコーンゴム
組成物のエマルジョンを室温にて2日間放置して、シリ
コーンゴムサスペンジョンを調製した。このシリコーン
ゴムサスペンジョンは、シリコーンゴム微粒子の含有量
が11重量%であり、シリコーンゴム微粒子の平均粒子
径は3μmであった。このシリコーンゴムサスペンジョ
ンは室温で1年間放置しても、シリコーンゴム微粒子と
水層との分離は観察されなかった。
【0025】
【参考例2】 (シリコーンゴムサスペンジョンの調製)分子鎖両末端
がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された粘度400セ
ンチポイズのジメチルポリシロキサン50重量部、メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン3.7重量部、テトラ
メチルテトラビニルシクロテトラシロキサン7.5×1
-3重量部および塩化白金酸のイソプロピルアルコール
溶液(これら全重量に対して白金金属量は120ppmで
ある。)からなる液状シリコーンゴム組成物を調製し、
これにHLBの数値が5.7であるポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル0.5重量部を混合した。これ
にHLBの数値が18.1であるポリオキシエチレンオ
クチルフェノールエーテル2重量部を混合した純水10
重量部を、約5分間かけて攪拌しながら滴下した。その
後約1時間、600rpmの回転速度で攪拌混合した。次
いで、この混合物をコロイドミルを用いて粘性を有する
液状シリコーンゴム組成物のエマルジョンとし、これを
液状シリコーンゴム組成物の含有量が50重量%となる
ように純水中に投入して、均質な液状シリコーンゴム組
成物のエマルジョンとした。これを、50℃で1時間加
熱し、均質なシリコーンゴムサスペンジョンを調製し
た。このシリコーンゴムサスペンジョン中、シリコーン
ゴム微粒子の平均粒子径は1.5μmであった。このシ
リコーンゴムサスペンジョンは室温で3ヶ月間放置して
も、シリコーンゴム微粒子と水層との分離は観察されな
かった。
【0026】
【参考例3】 (シリコーンゴム微粒子の調製)参考例1で調製したシ
リコーンゴムサスペンジョンを70℃のオーブン中で1
週間加熱し、得られたシリコーンゴム塊状物を乳鉢で二
次凝集物を破壊して、平均粒子径3μmであるシリコー
ンゴム微粒子を得た。
【0027】
【参考例4】 (シリコーンゴム微粒子の調製)分子鎖両末端がジメチ
ルビニルシロキシ基で封鎖された粘度2000センチポ
イズのジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量は
0.25重量%である。)100重量部、分子鎖両末端
がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイドロジ
ェンポリシロキサン(ケイ素原子結合水素原子の含有量
は1重量%である。)3重量部を混合して組成物(C)
を調製した。
【0028】次に、分子鎖両末端がジメチルビニルシロ
キシ基で封鎖された粘度2000センチポイズのジメチ
ルポリシロキサン(ビニル基の含有量は0.25重量%
である。)100重量部、塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液(白金含有量は3重量%である。)0.3
重量部を混合して組成物(D)を調製した。
【0029】上記組成物(C)と組成物(D)を各々別
の貯蔵タンクに入れ、これらのタンクを−30℃に冷却
した。次に、組成物(C)250重量部と組成物(D)
250重量部とを、予め5℃に調整したホモミキサーに
送り込み均一に混合した。ついで、界面活性剤(トリメ
チルノナノールのエチレンオキサイド付加物;ユニオン
カーバイドコーポレーション製の非イオン系界面活性
剤;タージトールTMN−6)100重量部を投入し、
1時間混合した後、イオン交換水1000重量部を加え
て、コロイドミルで乳化した。これを40℃の温水20
00重量部と混合して、1日放置した後、70℃のオー
ブンで1週間乾燥させ、平均粒子径5μmであるシリコ
ーンゴム微粒子を得た。
【0030】
【実施例1】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト)
100重量部および参考例1で調製したシリコーンゴム
サスペンジョン10重量部を混合し、水性アクリル樹脂
塗料組成物を得た。シリコーンゴムサスペンジョンは水
性アクリル樹脂塗料組成物に容易に混合でき、また均一
に分散した。このシリコーンゴムサスペンジョンを添加
した水性アクリル樹脂塗料組成物を鉄板およびアルミ板
に数回塗布して、室温で3日間放置した。乾燥後の塗膜
の厚さは80μmであった。乾燥後の塗膜の状態を観察
した。また、このシリコーンゴムサスペンジョンを添加
した水性アクリル樹脂塗料組成物を室温1ヶ月以上放置
して、その保存安定性を観察した。これらの結果を表1
に示した。
【0031】
【実施例2】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト)
100重量部および参考例2で調製したシリコーンゴム
サスペンジョン6重量部を混合し、水性アクリル樹脂塗
料組成物を得た。シリコーンゴムサスペンジョンは水性
アクリル樹脂塗料組成物に容易に混合でき、また均一に
分散した。このシリコーンゴムサスペンジョンを添加し
た水性アクリル樹脂塗料組成物を鉄板およびアルミ板に
塗布して、室温で3日間放置した。乾燥後の塗膜の厚さ
は80μmであった。乾燥後の塗膜の状態を観察した。
また、このシリコーンゴムサスペンジョンを添加した水
性アクリル樹脂塗料組成物を室温で1ヶ月以上放置し
て、保存安定性を観察した。これらの結果を表1に示し
た。
【0032】
【比較例1】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト)
100重量部および参考例3で調製したシリコーンゴム
微粒子1重量部を混合し、水性アクリル樹脂塗料組成物
を得た。シリコーンゴム微粒子は水性アクリル樹脂塗料
組成物に均一に分散せず、シリコーンゴム微粒子が水性
アクリル樹脂組成物中で凝集している状態が観察され
た。このシリコーンゴム微粒子を添加した水性アクリル
樹脂塗料組成物を鉄板およびアルミ板に塗布して、室温
で3日間放置した。乾燥後の塗膜の厚さは80μmであ
った。乾燥後の塗膜の状態を観察した。また、このシリ
コーンゴム微粒子を添加した水性アクリル樹脂塗料組成
物を室温で1ヶ月以上放置して、保存安定性を観察し
た。これらの結果を表1に示した。
【0033】
【比較例2】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト)
100重量部および参考例4で調製したシリコーンゴム
微粒子3重量部を混合し、水性アクリル樹脂塗料組成物
を得た。シリコーンゴム微粒子は水性アクリル樹脂塗料
組成物に均一に分散せず、シリコーンゴム微粒子が水性
アクリル樹脂塗料中で凝集している状態が観察された。
このシリコーンゴム微粒子を添加した水性アクリル樹脂
塗料組成物を鉄板およびアルミ板に塗布して、室温で3
日間放置した。乾燥後の塗膜の厚さは80μmであっ
た。乾燥後の塗膜の状態を観察した。また、このシリコ
ーンゴム微粒子を添加した水性アクリル樹脂塗料組成物
を室温で1ヶ月以上放置して、保存安定性を観察した。
これらの結果を表1に示した。
【0034】
【比較例3】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト)
を鉄板およびアルミ板に塗布して、室温で3日間放置し
た。乾燥後の塗膜の厚さは80μmであった。乾燥後の
塗膜の状態を観察した。また、この水性アクリル樹脂塗
料組成物を室温で1ヶ月以上放置して、保存安定性を観
察した。これらの結果を表1に併記した。
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の水性塗料組成物は、シリコーン
ゴムサスペンジョンを添加しているので、水性塗料組成
物中にシリコーンゴム微粒子が均一に分散しており、そ
の保存安定性が優れ、また柔らかな感触を示す艶消し塗
膜を形成できるという特徴を有する。
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【参考例2】(シリコーンゴムサスペンジョンの調製)
分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された
粘度400センチポイズのジメチルポリシロキサン50
重量部、メチルハイドロジェンポリシロキサン3.7重
量部、テトラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサ
ン7.5×10-3重量部および塩化白金酸のイソプロピ
ルアルコール溶液(これら全重量に対して白金金属量は
120ppmである。)からなる液状シリコーンゴム組成
物を調製し、これにHLBの数値が5.7であるポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル0.25重量部を
混合した。これにHLBの数値が18.1であるポリオ
キシエチレンオクチルフェノールエーテル重量部を混
合した純水10重量部を、約5分間かけて攪拌しながら
滴下した。その後約1時間、600rpmの回転速度で攪
拌混合した。次いで、この混合物をコロイドミルを用い
て粘性を有する液状シリコーンゴム組成物のエマルジョ
ンとし、これを液状シリコーンゴム組成物の含有量が5
0重量%となるように純水中に投入して、均質な液状シ
リコーンゴム組成物のエマルジョンとした。これを、5
0℃で1時間加熱し、均質なシリコーンゴムサスペンジ
ョンを調製した。このシリコーンゴムサスペンジョン
中、シリコーンゴム微粒子の平均粒子径は1.0μmで
あった。このシリコーンゴムサスペンジョンは室温で3
ヶ月間放置しても、シリコーンゴム微粒子と水層との分
離は観察されなかった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【実施例1】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト
固形分濃度50重量%)100重量部および参考例1で
調製したシリコーンゴムサスペンジョン10重量部を混
合し、水性アクリル樹脂塗料組成物を得た。シリコーン
ゴムサスペンジョンは水性アクリル樹脂塗料組成物に容
易に混合でき、また均一に分散した。このシリコーンゴ
ムサスペンジョンを添加した水性アクリル樹脂塗料組成
物を鉄板およびアルミ板に数回塗布して、室温で3日間
放置した。乾燥後の塗膜の厚さは80μmであった。乾
燥後の塗膜の状態を観察した。また、このシリコーンゴ
ムサスペンジョンを添加した水性アクリル樹脂塗料組成
物を室温1ヶ月以上放置して、その保存安定性を観察し
た。これらの結果を表1に示した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【実施例2】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト
固形分濃度50重量%)100重量部および参考例2で
調製したシリコーンゴムサスペンジョン6重量部を混合
し、水性アクリル樹脂塗料組成物を得た。シリコーンゴ
ムサスペンジョンは水性アクリル樹脂塗料組成物に容易
に混合でき、また均一に分散した。このシリコーンゴム
サスペンジョンを添加した水性アクリル樹脂塗料組成物
を鉄板およびアルミ板に塗布して、室温で3日間放置し
た。乾燥後の塗膜の厚さは80μmであった。乾燥後の
塗膜の状態を観察した。また、このシリコーンゴムサス
ペンジョンを添加した水性アクリル樹脂塗料組成物を室
温で1ヶ月以上放置して、保存安定性を観察した。これ
らの結果を表1に示した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【比較例1】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト
固形分濃度50重量%)100重量部および参考例3で
調製したシリコーンゴム微粒子1重量部を混合し、水性
アクリル樹脂塗料組成物を得た。シリコーンゴム微粒子
は水性アクリル樹脂塗料組成物に均一に分散せず、シリ
コーンゴム微粒子が水性アクリル樹脂組成物中で凝集し
ている状態が観察された。このシリコーンゴム微粒子を
添加した水性アクリル樹脂塗料組成物を鉄板およびアル
ミ板に塗布して、室温で3日間放置した。乾燥後の塗膜
の厚さは80μmであった。乾燥後の塗膜の状態を観察
した。また、このシリコーンゴム微粒子を添加した水性
アクリル樹脂塗料組成物を室温で1ヶ月以上放置して、
保存安定性を観察した。これらの結果を表1に示した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【比較例2】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト
固形分濃度50重量%)100重量部および参考例4で
調製したシリコーンゴム微粒子3重量部を混合し、水性
アクリル樹脂塗料組成物を得た。シリコーンゴム微粒子
は水性アクリル樹脂塗料組成物に均一に分散せず、シリ
コーンゴム微粒子が水性アクリル樹脂塗料中で凝集して
いる状態が観察された。このシリコーンゴム微粒子を添
加した水性アクリル樹脂塗料組成物を鉄板およびアルミ
板に塗布して、室温で3日間放置した。乾燥後の塗膜の
厚さは80μmであった。乾燥後の塗膜の状態を観察し
た。また、このシリコーンゴム微粒子を添加した水性ア
クリル樹脂塗料組成物を室温で1ヶ月以上放置して、保
存安定性を観察した。これらの結果を表1に示した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【比較例3】水性アクリル樹脂塗料組成物(アトム化学
塗料株式会社製、商品名:オールマイティ・ホワイト
固形分濃度50重量%)を鉄板およびアルミ板に塗布し
て、室温で3日間放置した。乾燥後の塗膜の厚さは80
μmであった。乾燥後の塗膜の状態を観察した。また、
この水性アクリル樹脂塗料組成物を室温で1ヶ月以上放
置して、保存安定性を観察した。これらの結果を表1に
併記した。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 啓二 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 佐久間 厚 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性塗料組成物に、シリコーンゴムサス
    ペンジョンを添加してなる水性塗料組成物。
  2. 【請求項2】 シリコーンゴムサスペンジョン中のシリ
    コーンゴムが平均粒子径200μm以下のシリコーンゴ
    ム微粒子である請求項1記載の水性塗料組成物。
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