JPH05781B2 - - Google Patents
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- JPH05781B2 JPH05781B2 JP2299081A JP29908190A JPH05781B2 JP H05781 B2 JPH05781 B2 JP H05781B2 JP 2299081 A JP2299081 A JP 2299081A JP 29908190 A JP29908190 A JP 29908190A JP H05781 B2 JPH05781 B2 JP H05781B2
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- JP
- Japan
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- magnetic tape
- cassette
- tape cassette
- front cover
- slide member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002271 resection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の分野)
本発明は、正面カバー開放手段と、カセツトホ
ルダーとを有する装てん装置を備える磁気テープ
カセツト装置であつて、磁気テープカセツトがカ
セツトホルダーのホルダー底部上で摺動して装て
ん位置に達するようになつている当該磁気テープ
カセツト装置に適用する磁気テープカセツトに関
するものである。
ルダーとを有する装てん装置を備える磁気テープ
カセツト装置であつて、磁気テープカセツトがカ
セツトホルダーのホルダー底部上で摺動して装て
ん位置に達するようになつている当該磁気テープ
カセツト装置に適用する磁気テープカセツトに関
するものである。
(発明の背景)
英国特許明細書(GB−PS)第1450744号には
磁気テープ装置のホルダーと協働する磁気テープ
カセツトが記載されており、そのホルダーはその
底面から上方へ延びる止めをもつ。磁気テープカ
セツトはこれらの止めに衝合して、その挿入移動
を制限されることができる。従つてこれらの止め
はカセツトを該カセツト装置に対して位置決めす
るのに役立つに過ぎず、カセツトハウジングを開
くことには関係しない。
磁気テープ装置のホルダーと協働する磁気テープ
カセツトが記載されており、そのホルダーはその
底面から上方へ延びる止めをもつ。磁気テープカ
セツトはこれらの止めに衝合して、その挿入移動
を制限されることができる。従つてこれらの止め
はカセツトを該カセツト装置に対して位置決めす
るのに役立つに過ぎず、カセツトハウジングを開
くことには関係しない。
実公昭53−4094号から既知の磁気テープカセツ
トではその内部にスライド部材がハウジング主壁
に沿つて可動に配置されている。このスライド部
材はカセツトハウジングの側壁を通して突出して
いる。カセツトを装てん装置内に挿入するとき、
スライド部材の突出部分が作動素子に衝突し、カ
セツトが引き続き挿入されるとき作動素子はスラ
イド部材を保持し、そのためスライド部材は開放
位置へ移動する。この既知のカセツトの欠点はハ
ウジング外に突き出るスライド部材の突出部分が
あることである。突出部分は取扱い中や保管中に
他の物体と簡単に衝突し、カセツトを傷つけ易
い。カセツトは外面ができるだけ滑らかであり、
突出部分を排除するのが好ましい。
トではその内部にスライド部材がハウジング主壁
に沿つて可動に配置されている。このスライド部
材はカセツトハウジングの側壁を通して突出して
いる。カセツトを装てん装置内に挿入するとき、
スライド部材の突出部分が作動素子に衝突し、カ
セツトが引き続き挿入されるとき作動素子はスラ
イド部材を保持し、そのためスライド部材は開放
位置へ移動する。この既知のカセツトの欠点はハ
ウジング外に突き出るスライド部材の突出部分が
あることである。突出部分は取扱い中や保管中に
他の物体と簡単に衝突し、カセツトを傷つけ易
い。カセツトは外面ができるだけ滑らかであり、
突出部分を排除するのが好ましい。
(発明の目的)
本発明の目的はカセツトが突出部分をもたず、
お互に適合して挿入中にスライド部材が動きを止
めることなく開放位置へ移動でき、正面カバーを
最も確実なやり方で開くことができるような本文
冒頭に記載した形式の磁気テープカセツトを提供
することにある。
お互に適合して挿入中にスライド部材が動きを止
めることなく開放位置へ移動でき、正面カバーを
最も確実なやり方で開くことができるような本文
冒頭に記載した形式の磁気テープカセツトを提供
することにある。
(発明の構成)
本発明は、正面カバー開放手段と、カセツトホ
ルダーとを有する装てん装置を備える磁気テープ
カセツト装置であつて、磁気テープカセツトがカ
セツトホルダーのホルダー底部上で摺動して装て
ん位置に達するようになつている当該磁気テープ
カセツト装置に適用する磁気テープカセツトにお
いて、 磁気テープカセツトは正面カバーとスライド部
材とを有し、このスライド部材はテープアクセス
領域を覆う閉鎖位置とテープアクセス領域を開放
する開放位置との間で磁気テープカセツトの主壁
と平行な方向に動くことができ、磁気テープカセ
ツトとその動作位置に配置する際に前記の正面カ
バー開放手段により上方に回動される前記正面カ
バーは少なくとも1つの切除部を有し、この切除
部は正面カバーが閉じられているときでもスライ
ド部材の少なくとも1つの関連部分を磁気テープ
カセツトの挿入方向で露出させ、前記のスライド
部材は、磁気テープカセツトの挿入中カセツトホ
ルダーに設けられた少なくとも1つの作動素子が
このスライド部材の露出された前記の関連部分に
衝突してこのスライド部材を前記の開放位置に移
動させるようになつており、前記の正面カバーは
閉鎖位置にあるスライド部材により閉鎖位置に鎖
錠され、この正面カバーは、前記の動作素子がス
ライド部材をその開放位置に向けて移動させてこ
の正面カバーの鎖錠が解かれるまで前記の正面カ
バー開放手段により開放されないようになつてい
ることを特徴とする。
ルダーとを有する装てん装置を備える磁気テープ
カセツト装置であつて、磁気テープカセツトがカ
セツトホルダーのホルダー底部上で摺動して装て
ん位置に達するようになつている当該磁気テープ
カセツト装置に適用する磁気テープカセツトにお
いて、 磁気テープカセツトは正面カバーとスライド部
材とを有し、このスライド部材はテープアクセス
領域を覆う閉鎖位置とテープアクセス領域を開放
する開放位置との間で磁気テープカセツトの主壁
と平行な方向に動くことができ、磁気テープカセ
ツトとその動作位置に配置する際に前記の正面カ
バー開放手段により上方に回動される前記正面カ
バーは少なくとも1つの切除部を有し、この切除
部は正面カバーが閉じられているときでもスライ
ド部材の少なくとも1つの関連部分を磁気テープ
カセツトの挿入方向で露出させ、前記のスライド
部材は、磁気テープカセツトの挿入中カセツトホ
ルダーに設けられた少なくとも1つの作動素子が
このスライド部材の露出された前記の関連部分に
衝突してこのスライド部材を前記の開放位置に移
動させるようになつており、前記の正面カバーは
閉鎖位置にあるスライド部材により閉鎖位置に鎖
錠され、この正面カバーは、前記の動作素子がス
ライド部材をその開放位置に向けて移動させてこ
の正面カバーの鎖錠が解かれるまで前記の正面カ
バー開放手段により開放されないようになつてい
ることを特徴とする。
(作用、効果)
前記カセツト装置への挿入前に正面カバーがそ
の掛止位置にあるときに正面カバーが確実に完全
に閉鎖されるようになされている磁気テープカセ
ツトと前記カセツト装置がお互に協働するとき、
前記カセツトは先ず第一にスライド部材がその開
放位置に達し、これにより正面カバーがその鎖錠
を解かれると、この正面カバーが閉鎖位置から開
放位置へ移動できるという順序で開放される。こ
うしてカセツトは確実に開かれ、カセツトハウジ
ングと磁気テープは装てん装置内で傷つけられる
ことがない。
の掛止位置にあるときに正面カバーが確実に完全
に閉鎖されるようになされている磁気テープカセ
ツトと前記カセツト装置がお互に協働するとき、
前記カセツトは先ず第一にスライド部材がその開
放位置に達し、これにより正面カバーがその鎖錠
を解かれると、この正面カバーが閉鎖位置から開
放位置へ移動できるという順序で開放される。こ
うしてカセツトは確実に開かれ、カセツトハウジ
ングと磁気テープは装てん装置内で傷つけられる
ことがない。
他の利点としては、作動素子を装てん装置上に
簡単に配置できる点が挙げられる。
簡単に配置できる点が挙げられる。
(実施例とその効果)
本発明の好適実施例では、正面カバーはスライ
ド部材を作動させるため2つの離間した位置でス
ライド部材の両側付近に切除部をもつ。2個の作
動素子と協働する2個の離間した切除部はスライ
ド部材が正確に、つかえることなく確実に動くこ
とができるようになす。
ド部材を作動させるため2つの離間した位置でス
ライド部材の両側付近に切除部をもつ。2個の作
動素子と協働する2個の離間した切除部はスライ
ド部材が正確に、つかえることなく確実に動くこ
とができるようになす。
他の実施例では、カセツトホルダーがばねのよ
うな少なくとも1つの弾性素子を備え、前記弾性
素子はスライド部材がその開放位置へ移動すると
きカセツトをホルダー底部に押し付ける。この場
合、弾性素子は作動素子、切除部及びスライド部
材をカセツトの挿入中お互に対して正確に位置さ
せてその位置に留め、装てん装置の正確な作用を
確実ならしめる働きをする。
うな少なくとも1つの弾性素子を備え、前記弾性
素子はスライド部材がその開放位置へ移動すると
きカセツトをホルダー底部に押し付ける。この場
合、弾性素子は作動素子、切除部及びスライド部
材をカセツトの挿入中お互に対して正確に位置さ
せてその位置に留め、装てん装置の正確な作用を
確実ならしめる働きをする。
他の実施例では、作動素子がホルダー底部上の
突出部として構成され、前記突出部はカセツトの
挿入経路内に突き出ておりそしてカセツトがホル
ダー内に挿入されるときスライド部材の露出され
た前記の関連部分に衝突するようになす。これら
の突出部は簡単に例えば舌片として構成すること
ができ、これらの舌片はホルダー底部から曲げら
れものとし、カセツトハウジングの外面を摺動す
るスライド部材と有効に協働することができる。
突出部として構成され、前記突出部はカセツトの
挿入経路内に突き出ておりそしてカセツトがホル
ダー内に挿入されるときスライド部材の露出され
た前記の関連部分に衝突するようになす。これら
の突出部は簡単に例えば舌片として構成すること
ができ、これらの舌片はホルダー底部から曲げら
れものとし、カセツトハウジングの外面を摺動す
るスライド部材と有効に協働することができる。
本発明を図示の実施例につき説明する。
(実施例)
第1図と第2図はカセツトホルダー135の位
置で断面とした磁気テープカセツト装置134の
一部の断面図である。カセツトホルダー135は
カセツト装てん装置の一部をなす。カセツトホル
ダーはヒンジピン136を中心として回動でき、
第1図に示すカセツト挿入位置から第2図に示す
カセツト動作位置へ回動可能とする。カセツトホ
ルダー135はカセツト挿入開口137をもつ。
磁気テープカセツト47がレバー138に当たる
とこのレバー138が回動し、このレバーが張力
ばね139によりこの磁気テープカセツトを開口
のあるホルダー底板140に押し付ける。ホルダ
ー底板140は作動素子141を備え、この素子
は断面図で示されており、ホルダー底板から押し
抜かれた舌片部分からなる。磁気テープカセツト
を挿入するとき作動素子141は磁気テープカセ
ツトのスライド部材98の正面部分132,13
3(第3図)に衝突する。
置で断面とした磁気テープカセツト装置134の
一部の断面図である。カセツトホルダー135は
カセツト装てん装置の一部をなす。カセツトホル
ダーはヒンジピン136を中心として回動でき、
第1図に示すカセツト挿入位置から第2図に示す
カセツト動作位置へ回動可能とする。カセツトホ
ルダー135はカセツト挿入開口137をもつ。
磁気テープカセツト47がレバー138に当たる
とこのレバー138が回動し、このレバーが張力
ばね139によりこの磁気テープカセツトを開口
のあるホルダー底板140に押し付ける。ホルダ
ー底板140は作動素子141を備え、この素子
は断面図で示されており、ホルダー底板から押し
抜かれた舌片部分からなる。磁気テープカセツト
を挿入するとき作動素子141は磁気テープカセ
ツトのスライド部材98の正面部分132,13
3(第3図)に衝突する。
第3図に示すように、正面カバー66に切除部
66Aが形成され、この切除部は正面カバーの閉
鎖位置においてこの正面カバーがスライド部材9
8の正面部分132,133を覆わないようにす
るためのものである。従つて作動素子141は正
面部分132,133に衝突したまま表面カバー
を通り過ぎることができる。もしスライド部材9
8が第3図に示す閉鎖位置にあれば、それはテー
プ65の一部が横切つて延びるアクセス領域90
(第4図)を覆う。
66Aが形成され、この切除部は正面カバーの閉
鎖位置においてこの正面カバーがスライド部材9
8の正面部分132,133を覆わないようにす
るためのものである。従つて作動素子141は正
面部分132,133に衝突したまま表面カバー
を通り過ぎることができる。もしスライド部材9
8が第3図に示す閉鎖位置にあれば、それはテー
プ65の一部が横切つて延びるアクセス領域90
(第4図)を覆う。
磁気テープカセツト47がカセツトホルダー1
35内に挿入されてスライド部材98の正面部分
132,133が作動素子141に衝突したと
き、作動素子141はスライド部材98を保持す
るが、一方では磁気テープカセツトは引き続き動
かされ、スライド部材がこのカセツトの動きに抗
して磁気テープカセツトの主壁54,55と平行
な方向で開放位置に動く。
35内に挿入されてスライド部材98の正面部分
132,133が作動素子141に衝突したと
き、作動素子141はスライド部材98を保持す
るが、一方では磁気テープカセツトは引き続き動
かされ、スライド部材がこのカセツトの動きに抗
して磁気テープカセツトの主壁54,55と平行
な方向で開放位置に動く。
スライド部材98がその閉鎖位置を占める第3
図の状態において、正面カバー66の一部分(突
出部)130がスライド部材の側部99,100
にある凹所142,143に掛合する。従つて、
第3図の位置で、スライド部材98は正面カバー
66をその閉鎖位置に掛止する。作動素子141
がスライド部材98をその開放位置に移動させる
と、突出部130はスライド部材中の凹所14
2,143から離脱する。このため正面カバー6
6はその掛止状態を解かれる。このため、正面カ
バー66は回動可能となる。
図の状態において、正面カバー66の一部分(突
出部)130がスライド部材の側部99,100
にある凹所142,143に掛合する。従つて、
第3図の位置で、スライド部材98は正面カバー
66をその閉鎖位置に掛止する。作動素子141
がスライド部材98をその開放位置に移動させる
と、突出部130はスライド部材中の凹所14
2,143から離脱する。このため正面カバー6
6はその掛止状態を解かれる。このため、正面カ
バー66は回動可能となる。
正面カバー66を回動させるために、カセツト
装置134は2つのカバー開放手段144をも
ち、これらの開放手段は圧力ばね145と、ピン
146とによつてカセツト装置134のシヤシ上
に夫々配置されている。各カバー開放手段144
はスロツト147の範囲内で上下に動く。主とし
て、これらカバー開放手段とカセツトホルダーと
を以つてカセツト装てん装置を構成する。
装置134は2つのカバー開放手段144をも
ち、これらの開放手段は圧力ばね145と、ピン
146とによつてカセツト装置134のシヤシ上
に夫々配置されている。各カバー開放手段144
はスロツト147の範囲内で上下に動く。主とし
て、これらカバー開放手段とカセツトホルダーと
を以つてカセツト装てん装置を構成する。
前記のように、第1図のスライド部材98は既
にその開放位置に達しているので、正面カバー6
6は回動できる。この回動はカセツトホルダー1
35が下方へ回動するので起こる。この下方への
回動中、カバー開放手段144の上側面144A
は正面カバー66の突出部130に衝合する。こ
の結果、正面カバー66は第2図の位置へ回動す
る。
にその開放位置に達しているので、正面カバー6
6は回動できる。この回動はカセツトホルダー1
35が下方へ回動するので起こる。この下方への
回動中、カバー開放手段144の上側面144A
は正面カバー66の突出部130に衝合する。こ
の結果、正面カバー66は第2図の位置へ回動す
る。
カセツトホルダー135の構成にとつて重要な
ことは、作動素子141をカバー開放手段144
から或る距離だけ離間させることである。その距
離は、スライド部材98が開放位置方向へ移動
し、正面カバーがその掛止を解かれ、正面カバー
が回動可能となる距離とする。
ことは、作動素子141をカバー開放手段144
から或る距離だけ離間させることである。その距
離は、スライド部材98が開放位置方向へ移動
し、正面カバーがその掛止を解かれ、正面カバー
が回動可能となる距離とする。
本発明はその基本概念を逸脱することなく多く
の実施例を設計することができる。この基本概念
によれば、カセツトのスライド部材をカセツト挿
入方向とは逆の方向に押すために、正面カバーに
設けた1つ以上の切除部を通過するようにカセツ
トの経路内に位置する簡単な手段をカセツト装置
に備えた。原則として、1つ又は複数の切除部は
正面カバー上の何処にあつてもよい。しかし、正
面カバーが動かなくなるのを防止するため、2つ
の切除部を正面カバーの側部近くに配置するのが
好適である。このようにすれば、カセツトホルダ
ーの中央部分がテープ取出素子等を導入するため
に一層大きく開くという追加の利点がある。
の実施例を設計することができる。この基本概念
によれば、カセツトのスライド部材をカセツト挿
入方向とは逆の方向に押すために、正面カバーに
設けた1つ以上の切除部を通過するようにカセツ
トの経路内に位置する簡単な手段をカセツト装置
に備えた。原則として、1つ又は複数の切除部は
正面カバー上の何処にあつてもよい。しかし、正
面カバーが動かなくなるのを防止するため、2つ
の切除部を正面カバーの側部近くに配置するのが
好適である。このようにすれば、カセツトホルダ
ーの中央部分がテープ取出素子等を導入するため
に一層大きく開くという追加の利点がある。
それ故、一般的に言えば、本発明は磁気テープ
カセツト装置と、正面カバーを含む磁気テープカ
セツトの組合せに関するものである。前記カセツ
ト装置は、正面カバー開放手段とカセツトを装て
ん位置にもたらすホルダー底板とを有するカセツ
ト装てん装置を備える。カセツトはスライド部材
を備え、このスライド部材はテープアクセス領域
を覆い、そして閉鎖位置と開放位置との間で磁気
テープカセツトの主壁と平行に動くことができる
カセツトは突出する部分を全くもたない。カセツ
トがカセツト装置内の位置にもたらされるとき、
スライド部材は少なくとも1つの作動素子によつ
て開放位置へ動かされる。カセツトがカセツトホ
ルダー内にあるときカセツト挿入方向を正面とし
たカセツトの正面カバーはその正面側に少なくと
も1つの切除部をもち、この切除部は、正面カバ
ーが閉じられているときでも、挿入方向にスライ
ド部材の少なくとも1つの関連した部分を露出さ
せる。更に、カセツト挿入中、カセツトホルダー
に、例えばホルダー底板上に配置された作動素子
はスライド部材を開放位置へ押しやる。正面カバ
ーはスライド部材の閉鎖位置でスライド部材によ
つてその閉鎖位置に掛止され、この正面カバー
は、この正面カバーが掛止を外される開放位置に
スライド部材が移動するまで、開かれない。
カセツト装置と、正面カバーを含む磁気テープカ
セツトの組合せに関するものである。前記カセツ
ト装置は、正面カバー開放手段とカセツトを装て
ん位置にもたらすホルダー底板とを有するカセツ
ト装てん装置を備える。カセツトはスライド部材
を備え、このスライド部材はテープアクセス領域
を覆い、そして閉鎖位置と開放位置との間で磁気
テープカセツトの主壁と平行に動くことができる
カセツトは突出する部分を全くもたない。カセツ
トがカセツト装置内の位置にもたらされるとき、
スライド部材は少なくとも1つの作動素子によつ
て開放位置へ動かされる。カセツトがカセツトホ
ルダー内にあるときカセツト挿入方向を正面とし
たカセツトの正面カバーはその正面側に少なくと
も1つの切除部をもち、この切除部は、正面カバ
ーが閉じられているときでも、挿入方向にスライ
ド部材の少なくとも1つの関連した部分を露出さ
せる。更に、カセツト挿入中、カセツトホルダー
に、例えばホルダー底板上に配置された作動素子
はスライド部材を開放位置へ押しやる。正面カバ
ーはスライド部材の閉鎖位置でスライド部材によ
つてその閉鎖位置に掛止され、この正面カバー
は、この正面カバーが掛止を外される開放位置に
スライド部材が移動するまで、開かれない。
第1図は磁気テープカセツトを納めた枢着され
たカセツトホルダーをもつ磁気テープカセツト装
置の一部の断面図で、磁気テープカセツトが挿入
中にスライド部材を開放位置へ移動させた状態を
示す図;第2図は第1図と同様の図で、カセツト
ホルダーのカバー開放手段によつて正面カバーを
開いた動作位置にあるカセツトホルダーを示す
図;第3図はテープアクセス領域を閉鎖するスラ
イド部材が閉鎖位置にあり、正面カバーが閉じて
いる状態にある磁気テープカセツトの斜視図;第
4図は第3図に示す磁気テープカセツトの主壁を
示す図である。 47…磁気テープカセツト、54,55…主
壁、65…テープ、66…正面カバー、66A…
切除部、98…スライド部材、132,133…
正面部分、135…カセツトホルダー、141…
作動素子、144…カバー開放手段、145…圧
力ばね。
たカセツトホルダーをもつ磁気テープカセツト装
置の一部の断面図で、磁気テープカセツトが挿入
中にスライド部材を開放位置へ移動させた状態を
示す図;第2図は第1図と同様の図で、カセツト
ホルダーのカバー開放手段によつて正面カバーを
開いた動作位置にあるカセツトホルダーを示す
図;第3図はテープアクセス領域を閉鎖するスラ
イド部材が閉鎖位置にあり、正面カバーが閉じて
いる状態にある磁気テープカセツトの斜視図;第
4図は第3図に示す磁気テープカセツトの主壁を
示す図である。 47…磁気テープカセツト、54,55…主
壁、65…テープ、66…正面カバー、66A…
切除部、98…スライド部材、132,133…
正面部分、135…カセツトホルダー、141…
作動素子、144…カバー開放手段、145…圧
力ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 正面カバー開放手段と、カセツトホルダーと
を有する装てん装置を備える磁気テープカセツト
装置であつて、磁気テープカセツトがカセツトホ
ルダーのホルダー底部上で摺動して装てん位置に
達するようになつている当該磁気テープカセツト
装置に適用する磁気テープカセツトにおいて、 磁気テープカセツトは正面カバーとスライド部
材とを有し、このスライド部材はテープアクセス
領域を覆う閉鎖位置とテープアクセス領域を開放
する開放位置との間で磁気テープカセツトの主壁
と平行な方向に動くことができ、磁気テープカセ
ツトをその動作位置に配置する際に前記の正面カ
バー開放手段により上方に回動される前記正面カ
バーは少なくとも1つの切除部を有し、この切除
部は正面カバーが閉じられているときでもスライ
ド部材の少なくとも1つの関連部分を磁気テープ
カセツトの挿入方向で露出させ、前記のスライド
部材は、磁気テープカセツトの挿入中カセツトホ
ルダーに設けられた少なくとも1つの作動素子が
このスライド部材の露出された前記の関連部分に
衝突してこのスライド部材を前記の開放位置に移
動させるようになつており、前記の正面カバーは
閉鎖位置にあるスライド部材により閉鎖位置に鎖
錠され、この正面カバーは、前記の動作素子がス
ライド部材をその開放位置に向けて移動させてこ
の正面カバーの鎖錠が解かれるまで前記の正面カ
バー開放手段により開放されないようになつてい
ることを特徴とする磁気テープカセツト。 2 正面カバーはスライド部材を作動させるため
2つの離間した位置でスライド部材の両側付近に
切除部をもつことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の磁気テープカセツト。 3 前記のスライド部材がその開放位置へ移動す
るときカセツトホルダーに設けられた少なくとも
1つの弾性素子により磁気テープカセツトがホル
ダー底部に押し付けられるような構成になつてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
磁気テープカセツト。 4 磁気テープカセツトがカセツトホルダー内に
挿入される際に、前記のスライド部材の露出され
た前記の関連部分が、ホルダー底部上で磁気テー
プカセツトの挿入経路内に突き出る突出部として
構成された前記の作動素子に衝突するようになつ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の磁気テープカセツト。
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