JPH0510299Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510299Y2 JPH0510299Y2 JP1985071661U JP7166185U JPH0510299Y2 JP H0510299 Y2 JPH0510299 Y2 JP H0510299Y2 JP 1985071661 U JP1985071661 U JP 1985071661U JP 7166185 U JP7166185 U JP 7166185U JP H0510299 Y2 JPH0510299 Y2 JP H0510299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic tape
- protective lid
- case
- convex edges
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 48
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08735—Covers
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は、デジタル信号記録用として使用され
る磁気テープカセツトに関する。
る磁気テープカセツトに関する。
＜従来の技術＞
従来より良く知られた磁気テープカセツトは、
主として、アナログ信号記録用として開発された
ものであつて、デジタル信号記録用としては、主
にフロツピーデイスクが使用されてきた。しか
し、フロツピーデイスクは磁気ヘツド挿入孔等の
開口部を不使用時に覆うシヤツターに、ロツク機
構を有しておらず誤操作によつて、指紋付着によ
るフインガープリントや、ゴミ、ホコリの侵入等
によるドロツプアウトの問題を生じ易いこと、可
撓性が高いため取扱いに細心の注意を必要とする
こと等の問題がある。
主として、アナログ信号記録用として開発された
ものであつて、デジタル信号記録用としては、主
にフロツピーデイスクが使用されてきた。しか
し、フロツピーデイスクは磁気ヘツド挿入孔等の
開口部を不使用時に覆うシヤツターに、ロツク機
構を有しておらず誤操作によつて、指紋付着によ
るフインガープリントや、ゴミ、ホコリの侵入等
によるドロツプアウトの問題を生じ易いこと、可
撓性が高いため取扱いに細心の注意を必要とする
こと等の問題がある。
そこで、最近、デジタル記録においても、第４
図及び第５図に示すような磁気テープカセツトの
採用が検討されている。図において、１，２は適
当な合成樹脂材料によつて成形された上ケース及
び下ケースであり、これらは互いに組合わされて
１つのケースを構成する。ケース１，２の内部に
は、磁気テープ３及びこれを巻取るリール４，５
を収納してある。磁気テープ３は、リール４，５
から、ガイドローラ６，テープバツド７及びガイ
ドローラ８に順次連接して、ケース１，２の前面
に引出されて架張され、ケース１，２の前面で磁
気記録、再生が行なわれる。
図及び第５図に示すような磁気テープカセツトの
採用が検討されている。図において、１，２は適
当な合成樹脂材料によつて成形された上ケース及
び下ケースであり、これらは互いに組合わされて
１つのケースを構成する。ケース１，２の内部に
は、磁気テープ３及びこれを巻取るリール４，５
を収納してある。磁気テープ３は、リール４，５
から、ガイドローラ６，テープバツド７及びガイ
ドローラ８に順次連接して、ケース１，２の前面
に引出されて架張され、ケース１，２の前面で磁
気記録、再生が行なわれる。
９は、ケース１，２の前面に露出する磁気テー
プ３を保護する保護蓋であり、ケース１，２に回
動自在に装着されている。デジタル記録の場合に
は、アナログ記録の場合に比較して記録密度が非
常に高くなるため、磁気テープ３にホコリが付着
したり、油または指紋等のフインガープリントが
残らないように、充分な対策が必要である。保護
蓋９はその対策として設けられたもので、適当な
合成樹脂を用いて、両端にある腕部９１，９２に
回転軸９３，９４を突設し、この回転軸９３，９
４をケース側面に回動自在に軸止してある。
プ３を保護する保護蓋であり、ケース１，２に回
動自在に装着されている。デジタル記録の場合に
は、アナログ記録の場合に比較して記録密度が非
常に高くなるため、磁気テープ３にホコリが付着
したり、油または指紋等のフインガープリントが
残らないように、充分な対策が必要である。保護
蓋９はその対策として設けられたもので、適当な
合成樹脂を用いて、両端にある腕部９１，９２に
回転軸９３，９４を突設し、この回転軸９３，９
４をケース側面に回動自在に軸止してある。
１０，１１は保護蓋９を付勢するバネである。
これらのバネ１０，１１は第６図に示すように三
角形状に形成され、その一つの頂角の外角部で回
転軸９３，９４を押圧しており、保護蓋９はこの
バネ１０，１１によつてケース１，２の前面に対
して密着する方向にバネ付勢される。
これらのバネ１０，１１は第６図に示すように三
角形状に形成され、その一つの頂角の外角部で回
転軸９３，９４を押圧しており、保護蓋９はこの
バネ１０，１１によつてケース１，２の前面に対
して密着する方向にバネ付勢される。
保護蓋９の位置するケース１，２の前面は、第
６図及び第７図に示すように、上、下護向の両端
縁が凸縁１０１，２０１となつていて、保護蓋９
はこの凸縁１０１−２０１間で、ケース１または
２に形成された前面板１０２または２０２に当接
させるようになつている。
６図及び第７図に示すように、上、下護向の両端
縁が凸縁１０１，２０１となつていて、保護蓋９
はこの凸縁１０１−２０１間で、ケース１または
２に形成された前面板１０２または２０２に当接
させるようになつている。
不使用の状態では、保護蓋９の回転軸９３，９
４が、バネ１０，１１の頂角部の外角によつて三
角形状の軸受孔１７の角部の方向に押圧され、保
護蓋９はケース１，２の前面を閉塞するように付
勢され、磁気テープ３の架張経路を閉塞して保護
するようになつている（第４図参照）。従つて、
磁気テープ３に対する油、指紋の付着によるフイ
ンガープリントエラーの発生及びホコリの侵入が
防止できる。しかも、保護蓋９の上、下方向の両
端縁が、ケース１，２の上、下方向に設けた凸縁
１０１，２０１によつて抑えられているので、不
使用状態で保護蓋９に対するロツク機構が構成さ
れる。
４が、バネ１０，１１の頂角部の外角によつて三
角形状の軸受孔１７の角部の方向に押圧され、保
護蓋９はケース１，２の前面を閉塞するように付
勢され、磁気テープ３の架張経路を閉塞して保護
するようになつている（第４図参照）。従つて、
磁気テープ３に対する油、指紋の付着によるフイ
ンガープリントエラーの発生及びホコリの侵入が
防止できる。しかも、保護蓋９の上、下方向の両
端縁が、ケース１，２の上、下方向に設けた凸縁
１０１，２０１によつて抑えられているので、不
使用状態で保護蓋９に対するロツク機構が構成さ
れる。
使用時には、テープデツキ側のセツト機構によ
り、保護蓋９は、バネ１０，１１の弾発力に抗し
て、第５図に示すように、ケース１または２の方
向に押上げられて回動し、磁気テープ３がケース
１，２の前面に露出する。ここで、バネ１０，１
１が三角形状となつていて、その一つの頂角部に
おける外角部で回転軸９３，９４を押圧している
ので、回転軸９３，９４に対する支点となるバネ
１０，１１の頂角部の位置及びその外角が、保護
蓋９及びその回転軸９３，９４の回転軌跡に追従
して自由に変化し得る。従つて、保護蓋９を、規
格化された回転軌跡等にも容易に合せることが可
能になる。
り、保護蓋９は、バネ１０，１１の弾発力に抗し
て、第５図に示すように、ケース１または２の方
向に押上げられて回動し、磁気テープ３がケース
１，２の前面に露出する。ここで、バネ１０，１
１が三角形状となつていて、その一つの頂角部に
おける外角部で回転軸９３，９４を押圧している
ので、回転軸９３，９４に対する支点となるバネ
１０，１１の頂角部の位置及びその外角が、保護
蓋９及びその回転軸９３，９４の回転軌跡に追従
して自由に変化し得る。従つて、保護蓋９を、規
格化された回転軌跡等にも容易に合せることが可
能になる。
しかも、バネ１０，１１の伸縮量は三角形の高
さ一杯まで取ることができるから、小型でありな
がら、大きなストロークを確保することができ、
配置スペースが狭くて済む。
さ一杯まで取ることができるから、小型でありな
がら、大きなストロークを確保することができ、
配置スペースが狭くて済む。
＜考案が解決しようとする課題＞
ところが、保護蓋９は、機械的強度を確保する
ため、第６図及び第７図に示したように、適度の
板厚d1を有する断面矩形状に形成してあり、保護
蓋９をケース１，２の上、下方向の両端に形成し
た凸縁１０１−２０１間に位置させた場合、平行
平面となつている上辺９ａ及び下辺９ｂが、凸縁
１０１，２０１の前端面１０１ａ，２０１ａから
△d1だけ突出する配置状態となる。このため、上
辺９ａ及び下辺９ｂに手指を掛けて、保護蓋９を
比較的簡単に開くことが可能であり、誤操作によ
るフインガープリントエラーを誘発し易くなる。
ため、第６図及び第７図に示したように、適度の
板厚d1を有する断面矩形状に形成してあり、保護
蓋９をケース１，２の上、下方向の両端に形成し
た凸縁１０１−２０１間に位置させた場合、平行
平面となつている上辺９ａ及び下辺９ｂが、凸縁
１０１，２０１の前端面１０１ａ，２０１ａから
△d1だけ突出する配置状態となる。このため、上
辺９ａ及び下辺９ｂに手指を掛けて、保護蓋９を
比較的簡単に開くことが可能であり、誤操作によ
るフインガープリントエラーを誘発し易くなる。
そこで、本考案の課題は、上述する従来の問題
点を解決し、限られた狭いスペース内で、求めら
れる回転軌跡を満足し得るように、保護蓋をバネ
付勢し得る構造を有していて、しかも、誤操作に
よる保護蓋の開放、それに伴うフインガープリン
トエラーの発生を確実に防止できる磁気テープカ
セツトを提供することである。
点を解決し、限られた狭いスペース内で、求めら
れる回転軌跡を満足し得るように、保護蓋をバネ
付勢し得る構造を有していて、しかも、誤操作に
よる保護蓋の開放、それに伴うフインガープリン
トエラーの発生を確実に防止できる磁気テープカ
セツトを提供することである。
＜課題を解決するための手段＞
上述した課題解決のため、本考案は、ケース内
部に磁気テープを走行可能に収納すると共に、前
記磁気テープを前記ケースの前面に架張し、この
磁気テープ架張経路を前記ケースの前面に回動可
能に装着した保護蓋によつて開閉する磁気テープ
カセツトにおいて、 一本のバネ線材からなるバネを有しており、前
記バネは、一つの頂角部を自由端として三角形状
に形成され、一辺が前記ケースの前面で受けら
れ、前記頂角部の外角部で前記保護蓋の回転軸を
押圧して、前記保護蓋を前記ケースに向けて付勢
するように配設されており、 前記ケースは、前面における上、下方向の両端
縁を凸縁とし、この凸縁間に前記保護蓋を位置さ
せてあり、 前記保護蓋は、上、下外角部に、前記凸縁の前
端と略同一位置か、またはそれより内奥部の位置
から始まる傾斜面を有する。
部に磁気テープを走行可能に収納すると共に、前
記磁気テープを前記ケースの前面に架張し、この
磁気テープ架張経路を前記ケースの前面に回動可
能に装着した保護蓋によつて開閉する磁気テープ
カセツトにおいて、 一本のバネ線材からなるバネを有しており、前
記バネは、一つの頂角部を自由端として三角形状
に形成され、一辺が前記ケースの前面で受けら
れ、前記頂角部の外角部で前記保護蓋の回転軸を
押圧して、前記保護蓋を前記ケースに向けて付勢
するように配設されており、 前記ケースは、前面における上、下方向の両端
縁を凸縁とし、この凸縁間に前記保護蓋を位置さ
せてあり、 前記保護蓋は、上、下外角部に、前記凸縁の前
端と略同一位置か、またはそれより内奥部の位置
から始まる傾斜面を有する。
＜作用＞
一本のバネ線材からなるバネを有しており、バ
ネは、一つの頂角部を自由端として三角形状に形
成され、一辺がケースの前面で受けられ、頂角部
の外角部で保護蓋の回転軸を押圧して、保護蓋を
ケースに向けて付勢するように配設されているか
ら、限られた狭いスペース内で、求められる回転
軌跡を満足し得るように、保護蓋をバネ付勢し得
る構造の磁気テープカセツトを実現することがで
きる。
ネは、一つの頂角部を自由端として三角形状に形
成され、一辺がケースの前面で受けられ、頂角部
の外角部で保護蓋の回転軸を押圧して、保護蓋を
ケースに向けて付勢するように配設されているか
ら、限られた狭いスペース内で、求められる回転
軌跡を満足し得るように、保護蓋をバネ付勢し得
る構造の磁気テープカセツトを実現することがで
きる。
ケースは、前面における上、下方向の両端縁を
凸縁とし、この凸縁間に保護蓋を位置させてあ
り、保護蓋は、上、下外角部に、凸縁の前端と略
同一位置か、またはそれより内奥部の位置から始
まる傾斜面を有するから、上辺及び下辺に手指を
掛ける手係りがなくなり、手動では容易に開放で
きなくなる。従つて、誤操作による保護蓋の開
放、それに伴うフインガープリントエラーの発生
を確実に防止できる。
凸縁とし、この凸縁間に保護蓋を位置させてあ
り、保護蓋は、上、下外角部に、凸縁の前端と略
同一位置か、またはそれより内奥部の位置から始
まる傾斜面を有するから、上辺及び下辺に手指を
掛ける手係りがなくなり、手動では容易に開放で
きなくなる。従つて、誤操作による保護蓋の開
放、それに伴うフインガープリントエラーの発生
を確実に防止できる。
＜実施例＞
第１図は本考案に係る磁気テープカセツトの要
部の断面図であり、第６図の断面図に対応する。
図において、第６図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示し、バネ１０，１１の構造は第５
図及び第６図と同様である。即ち、バネ１０，１
１は、三角形状となつていて、その一つの頂角部
における外角部で回転軸９３，９４を押圧してい
る。従つて、使用時に、保護蓋９がバネ１０，１
１の弾発力に抗してケース１または２の方向に押
上げられて回動（第５図参照）した場合、回転軸
９３，９４に対する支点となるバネ１０，１１の
頂角部の位置及びその外角が、保護蓋９及びその
回転軸９３，９４の回転軌跡に追従して自由に変
化し得る。従つて、保護蓋９を、規格化された回
転軌跡等にも容易に合せることが可能になる。
部の断面図であり、第６図の断面図に対応する。
図において、第６図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示し、バネ１０，１１の構造は第５
図及び第６図と同様である。即ち、バネ１０，１
１は、三角形状となつていて、その一つの頂角部
における外角部で回転軸９３，９４を押圧してい
る。従つて、使用時に、保護蓋９がバネ１０，１
１の弾発力に抗してケース１または２の方向に押
上げられて回動（第５図参照）した場合、回転軸
９３，９４に対する支点となるバネ１０，１１の
頂角部の位置及びその外角が、保護蓋９及びその
回転軸９３，９４の回転軌跡に追従して自由に変
化し得る。従つて、保護蓋９を、規格化された回
転軌跡等にも容易に合せることが可能になる。
しかも、バネ１０，１１の伸縮量は三角形の高
さ一杯まで取ることができるから、小型でありな
がら、大きなストロークを確保することができ、
配置スペースが狭くて済む。
さ一杯まで取ることができるから、小型でありな
がら、大きなストロークを確保することができ、
配置スペースが狭くて済む。
ケース１，２は前面における上、下方向の両端
縁を凸縁１０１，２０１とし、この凸縁１０１−
２０１間に保護蓋９を位置させるようにし、保護
蓋９の上、下外角部に、凸縁１０１，２０１の前
端面１０１ａ，２０１ａと略同一の位置から前面
方向に傾斜する傾斜面９ｃ，９ｄを設けてある。
傾斜面９ｃ，９ｄは、凸縁１０１，２０１の前端
面１０１ａ，２０１ａより内奥部から始まるよう
に形成することもできる。
縁を凸縁１０１，２０１とし、この凸縁１０１−
２０１間に保護蓋９を位置させるようにし、保護
蓋９の上、下外角部に、凸縁１０１，２０１の前
端面１０１ａ，２０１ａと略同一の位置から前面
方向に傾斜する傾斜面９ｃ，９ｄを設けてある。
傾斜面９ｃ，９ｄは、凸縁１０１，２０１の前端
面１０１ａ，２０１ａより内奥部から始まるよう
に形成することもできる。
上述のように、凸縁１０１及び２０１の前端面
１０１ａ，２０１ａから突出する保護蓋９の上辺
及び下辺が傾斜面９ｃ，９ｄとなり、しかも、こ
の傾斜面９ｃ，９ｄは凸縁１０１，２０１の前端
面１０１ａ，２０１ａとほぼ同一位置またはそれ
より内奥部イから始まつているから、保護蓋９を
凸縁１０１−２０１間に位置させた場合、上辺及
び下辺に手指を掛ける手係りがなくなり、手動で
は容易に開放できなくなる。保護蓋９の前面は凸
縁１０１，２０１より突出しているので、テーブ
デツキ側の開放機構によつて開放できる。
１０１ａ，２０１ａから突出する保護蓋９の上辺
及び下辺が傾斜面９ｃ，９ｄとなり、しかも、こ
の傾斜面９ｃ，９ｄは凸縁１０１，２０１の前端
面１０１ａ，２０１ａとほぼ同一位置またはそれ
より内奥部イから始まつているから、保護蓋９を
凸縁１０１−２０１間に位置させた場合、上辺及
び下辺に手指を掛ける手係りがなくなり、手動で
は容易に開放できなくなる。保護蓋９の前面は凸
縁１０１，２０１より突出しているので、テーブ
デツキ側の開放機構によつて開放できる。
傾斜面９ｃ，９ｄは、第２図に示すように、凸
縁１０１，２０１の前端面１０１ａ，２０１ａよ
り内奥部から始まるように形成してもよいし、一
定の傾斜角度を持つ平面状傾斜面に限らず、第３
図に示すように、円弧状傾斜面９c1，９d1と平面
９c2，９d2との組合せ等であつてもよい。
縁１０１，２０１の前端面１０１ａ，２０１ａよ
り内奥部から始まるように形成してもよいし、一
定の傾斜角度を持つ平面状傾斜面に限らず、第３
図に示すように、円弧状傾斜面９c1，９d1と平面
９c2，９d2との組合せ等であつてもよい。
＜考案の効果＞
以上述べたように本考案によれば、次のような
効果が得られる。
効果が得られる。
(a) 一本のバネ線材からなるバネを有しており、
バネは、一つの頂角部を自由端として三角形状
に形成され、一辺がケースの前面で受けられ、
頂角部の外角部で保護蓋の回転軸を押圧して、
保護蓋をケースに向けて付勢するように配設さ
れているから、限られた狭いスペース内で、求
められる回転軌跡を満足し得るように、保護蓋
をバネ付勢し得る磁気テープカセツトを提供で
きる。
バネは、一つの頂角部を自由端として三角形状
に形成され、一辺がケースの前面で受けられ、
頂角部の外角部で保護蓋の回転軸を押圧して、
保護蓋をケースに向けて付勢するように配設さ
れているから、限られた狭いスペース内で、求
められる回転軌跡を満足し得るように、保護蓋
をバネ付勢し得る磁気テープカセツトを提供で
きる。
(b) ケースは前面における上、下方向の両端縁を
凸縁とし、この凸縁間に保護蓋を位置させてあ
り、保護蓋は上、下外角部に凸縁の前端と略同
一位置か、またはそれより内奥部の位置から始
まる傾斜面を有するから、上辺及び下辺に手指
を掛ける手係りがなくなり、手動では容易に開
放できなくなり、誤操作による保護蓋の開放、
それに伴うフインガープリントエラーの発生を
確実に防止できる磁気テープカセツトを提供で
きる。
凸縁とし、この凸縁間に保護蓋を位置させてあ
り、保護蓋は上、下外角部に凸縁の前端と略同
一位置か、またはそれより内奥部の位置から始
まる傾斜面を有するから、上辺及び下辺に手指
を掛ける手係りがなくなり、手動では容易に開
放できなくなり、誤操作による保護蓋の開放、
それに伴うフインガープリントエラーの発生を
確実に防止できる磁気テープカセツトを提供で
きる。
第１図は本考案に係る磁気テープカセツトの要
部の断面図、第２図は同じく別の実施例における
要部の断面図、第３図は同じく更に別の実施例に
おける要部の断面図、第４図は本考案の対象とな
つている磁気テープカセツトの要部欠損平面図、
第５図は使用状態における正面図、第６図は第４
図A1−A1線上における拡大断面図、第７図は第
４図A2−A2線上における拡大断面図である。 １，２……ケース、３……磁気テープ、４，５
……リール、９……保護蓋、１０１，２０１……
凸縁、９ｃ，９ｄ……傾斜面。
部の断面図、第２図は同じく別の実施例における
要部の断面図、第３図は同じく更に別の実施例に
おける要部の断面図、第４図は本考案の対象とな
つている磁気テープカセツトの要部欠損平面図、
第５図は使用状態における正面図、第６図は第４
図A1−A1線上における拡大断面図、第７図は第
４図A2−A2線上における拡大断面図である。 １，２……ケース、３……磁気テープ、４，５
……リール、９……保護蓋、１０１，２０１……
凸縁、９ｃ，９ｄ……傾斜面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケース内部に磁気テープを走行可能に収納する
と共に、前記磁気テープを前記ケースの前面に架
張し、この磁気テープを架張経路を前記ケースの
前面に回動可能に装着した保護蓋によつて開閉す
る磁気テープカセツトにおいて、 一本のバネ線材からなるバネを有しており、前
記バネは、一つの頂角部を自由端として三角形状
に形成され、一辺が前記ケースの前面で受けら
れ、前記頂角部の外角部で前記保護蓋の回転軸を
押圧して、前記保護蓋を前記ケースに向けて付勢
するように配設されており、 前記ケースは、前面における上、下方向の両端
縁を凸縁とし、この凸縁間に前記保護蓋を位置さ
せてあり、 前記保護蓋は、上、下外角部に、前記凸縁の前
端と略同一位置か、またはそれより内奥部の位置
から始まる傾斜面を有する 磁気テープカセツト。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985071661U JPH0510299Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | |
| DE19863616419 DE3616419A1 (de) | 1985-05-15 | 1986-05-15 | Magnetbandkassette |
| US07/296,814 US4864450A (en) | 1985-05-15 | 1989-01-12 | Protective cover for a magnetic tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985071661U JPH0510299Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189484U JPS61189484U (ja) | 1986-11-26 |
| JPH0510299Y2 true JPH0510299Y2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13467010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985071661U Expired - Lifetime JPH0510299Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Country Status (3)
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Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS60127582A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Sony Corp | テ−プカセツト |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3830393A (en) * | 1972-07-28 | 1974-08-20 | Pennwalt Corp | Snap-on safety closure for flexible containers |
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| US4519521A (en) * | 1983-09-06 | 1985-05-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape cassette |
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| JPS60231987A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-18 | Sony Corp | テ−プカセツト |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP1985071661U patent/JPH0510299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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1986
- 1986-05-15 DE DE19863616419 patent/DE3616419A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-01-12 US US07/296,814 patent/US4864450A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60127582A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Sony Corp | テ−プカセツト |
Also Published As
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|---|---|
| DE3616419A1 (de) | 1986-11-20 |
| JPS61189484U (ja) | 1986-11-26 |
| US4864450A (en) | 1989-09-05 |
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