JPH0466078B2 - - Google Patents
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- JPH0466078B2 JPH0466078B2 JP59158650A JP15865084A JPH0466078B2 JP H0466078 B2 JPH0466078 B2 JP H0466078B2 JP 59158650 A JP59158650 A JP 59158650A JP 15865084 A JP15865084 A JP 15865084A JP H0466078 B2 JPH0466078 B2 JP H0466078B2
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業の利用分野〕
本発明はデイスクカートリツジに係り、特にカ
ートリツジケースとそれにスライド可能に支持し
たシヤツターに関するものである。
ートリツジケースとそれにスライド可能に支持し
たシヤツターに関するものである。
第8図および第9図は従来特開昭57−113466号
公報で提案された磁気デイスクカートリツジを示
す図で、第8図は磁気デイスクカートリツジの斜
視図、第9図はその磁気デイスクカートリツジに
用いるケース体の分解斜視図である。
公報で提案された磁気デイスクカートリツジを示
す図で、第8図は磁気デイスクカートリツジの斜
視図、第9図はその磁気デイスクカートリツジに
用いるケース体の分解斜視図である。
この磁気デイスクカートリツジの場合、ケース
体1は第9図に示すように磁気ヘツドが挿入され
る広い凹欠部2と駆動孔3を有する上面板4と、
中央に円形をしたデイスク収納穴5を有する薄い
中間板6と、磁気ヘツドが挿入される広い凹欠部
7と駆動孔8を有する下面板9とを重ねたものか
ら構成されている。
体1は第9図に示すように磁気ヘツドが挿入され
る広い凹欠部2と駆動孔3を有する上面板4と、
中央に円形をしたデイスク収納穴5を有する薄い
中間板6と、磁気ヘツドが挿入される広い凹欠部
7と駆動孔8を有する下面板9とを重ねたものか
ら構成されている。
そして重ね合わせにより前記凹欠部2と凹欠部
7は上、下方向において位置的に合致し、前記デ
スク収納穴5のほとんどは上面板4と下面板9に
よつて覆われ、これらによつて区画形成された空
間に第8図に示す如く磁気デイスク10が回転自
在に収納されている。この磁気デイスク10はフ
レキシブルな薄い磁気シートからなり、中央にハ
ブ10を固着し、このハブ10が前記駆動孔3,
8にそれぞれ挿入されしている。上、下面板4,
8の凹欠部2,7の個所には中間板6の連結部1
1が露出して、丁度連結部11の表面は上、下面
板4,8の表面より一段低くなつている。なお、
磁気デイスク10の周縁は、第8図に示すように
この連結部11の内側に位置している。
7は上、下方向において位置的に合致し、前記デ
スク収納穴5のほとんどは上面板4と下面板9に
よつて覆われ、これらによつて区画形成された空
間に第8図に示す如く磁気デイスク10が回転自
在に収納されている。この磁気デイスク10はフ
レキシブルな薄い磁気シートからなり、中央にハ
ブ10を固着し、このハブ10が前記駆動孔3,
8にそれぞれ挿入されしている。上、下面板4,
8の凹欠部2,7の個所には中間板6の連結部1
1が露出して、丁度連結部11の表面は上、下面
板4,8の表面より一段低くなつている。なお、
磁気デイスク10の周縁は、第8図に示すように
この連結部11の内側に位置している。
この磁気デイスクカートリツジの場合、記録再
生装置に付設した磁気ヘツドの磁気デイスク10
に対するストロークが従来のものに較べて短かく
できるため、磁気デイスクに対する磁気ヘツドの
降下位置精度が高いという特長を有しているが、
難点がない訳ではない。
生装置に付設した磁気ヘツドの磁気デイスク10
に対するストロークが従来のものに較べて短かく
できるため、磁気デイスクに対する磁気ヘツドの
降下位置精度が高いという特長を有しているが、
難点がない訳ではない。
すなわち、この磁気デイスクカートリツジで
は、磁気ヘツドが挿入される凹欠部2,7の付近
にそれを覆うシヤツターがないため、デイスクカ
ートリツジの非使用時にゴミなどが磁気デイスク
10の表面に付着して、記録再生特性に悪影響を
与る。なお、ゴミの侵入を阻止するために通常の
コ字形をしたシヤツターを取り付けることもでき
るが、そうすれば磁気ヘツドが前記連結部11の
上を通つて凹欠部2,7に挿入されるときにシヤ
ツターの側面板部の一部が邪魔になり、前述した
この種デイスクカートリツジの特長が発揮できな
くなる。
は、磁気ヘツドが挿入される凹欠部2,7の付近
にそれを覆うシヤツターがないため、デイスクカ
ートリツジの非使用時にゴミなどが磁気デイスク
10の表面に付着して、記録再生特性に悪影響を
与る。なお、ゴミの侵入を阻止するために通常の
コ字形をしたシヤツターを取り付けることもでき
るが、そうすれば磁気ヘツドが前記連結部11の
上を通つて凹欠部2,7に挿入されるときにシヤ
ツターの側面板部の一部が邪魔になり、前述した
この種デイスクカートリツジの特長が発揮できな
くなる。
本発明は、このような欠点を解消し、デイスク
に対するヘツドの降下位置精度の高いデイスクカ
ートリツジを提供することを目的とする。
に対するヘツドの降下位置精度の高いデイスクカ
ートリツジを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、前述した目的を達成するため、
少なくとも一方にヘツド挿入口を有する上ケー
スまたは下ケースのケース半体どうしを重ね合わ
せたカートリツジケースと、 そのカートリツジケース内に回転可能に収納さ
れた記録デイスクと、 カートリツジケースのヘツド挿入口を開閉する
シヤツターとを備えたデイスクカートリツジを対
象とするものである。
スまたは下ケースのケース半体どうしを重ね合わ
せたカートリツジケースと、 そのカートリツジケース内に回転可能に収納さ
れた記録デイスクと、 カートリツジケースのヘツド挿入口を開閉する
シヤツターとを備えたデイスクカートリツジを対
象とするものである。
そして前記ケース半体のヘツド挿入口のカート
リツジ挿入方向上流側にケース半体の表面よりも
一段低くなつた連結凹部が形成され、ケース半体
のヘツド挿入口の両側部分がこの連結凹部で一体
に連結され、 前記シヤツターが、ヘツド挿入口を塞ぐ閉塞部
と、その閉塞部と連結されて一体に移動するとと
もにカートリツジケースの前端面側に配置された
幅狭部とを有し、 シヤツターが開位置にあるとき、前記閉塞部が
移動してヘツド挿入口が開口しているとともに、
前記幅狭部が連結凹部の側面上に位置して、幅狭
部と連結凹部とでヘツド挿通部が形成されている
ことを特徴とするものである。
リツジ挿入方向上流側にケース半体の表面よりも
一段低くなつた連結凹部が形成され、ケース半体
のヘツド挿入口の両側部分がこの連結凹部で一体
に連結され、 前記シヤツターが、ヘツド挿入口を塞ぐ閉塞部
と、その閉塞部と連結されて一体に移動するとと
もにカートリツジケースの前端面側に配置された
幅狭部とを有し、 シヤツターが開位置にあるとき、前記閉塞部が
移動してヘツド挿入口が開口しているとともに、
前記幅狭部が連結凹部の側面上に位置して、幅狭
部と連結凹部とでヘツド挿通部が形成されている
ことを特徴とするものである。
次に本発明の実施例について図とともに説明す
る。第1図はシヤツターを外した状態のデイスク
カートリツジの斜視図、第2図はデイスクカート
リツジの非使用時の斜視図、第3図はデイスクカ
ートリツジの使用時の斜視図、第4図はデイスク
カートリツジの要部拡大断面図、第5図はシヤツ
ターの斜視図である。
る。第1図はシヤツターを外した状態のデイスク
カートリツジの斜視図、第2図はデイスクカート
リツジの非使用時の斜視図、第3図はデイスクカ
ートリツジの使用時の斜視図、第4図はデイスク
カートリツジの要部拡大断面図、第5図はシヤツ
ターの斜視図である。
デイスクカートリツジは、カートリツジケース
21と、その中に回転自在に収納された磁気デイ
スク22と、カートリツジケース21と磁気デイ
スク22の間に配置されたクリーニング部材23
(第4図参照)と、シヤツター24とから構成さ
れている。
21と、その中に回転自在に収納された磁気デイ
スク22と、カートリツジケース21と磁気デイ
スク22の間に配置されたクリーニング部材23
(第4図参照)と、シヤツター24とから構成さ
れている。
カートリツジケース21は硬質合成樹脂の成形
体からなる上ケース25と下ケース26とから構
成され、両ケース25,26とも第1図に示すよ
うに中央に駆動孔27が、それより径方向外側に
長穴状の磁気ヘツド挿入口28がそれぞれ設けら
れている。この磁気ヘツド挿入口28の左右には
若干窪んだシヤツタースライド部29が形成さ
れ、さらに前記磁気ヘツド挿入口28とそれと最
も近いケース端縁との間、すなわち磁気ヘツド挿
入口28のカートリツジ挿入方向上流側には他の
ケース表面よりも一段低くなつた連結凹部30が
設けられている。上、下ケース25,26を重ね
合わせると互の磁気ヘツド挿入口28が位置的に
合致し、前記連結凹部30が重なり合つてカート
リツジケース21の厚さ方向に薄い薄肉部31を
構成するとともに、その内側に第4図に示すよう
に微小の隙間32が形成されている。
体からなる上ケース25と下ケース26とから構
成され、両ケース25,26とも第1図に示すよ
うに中央に駆動孔27が、それより径方向外側に
長穴状の磁気ヘツド挿入口28がそれぞれ設けら
れている。この磁気ヘツド挿入口28の左右には
若干窪んだシヤツタースライド部29が形成さ
れ、さらに前記磁気ヘツド挿入口28とそれと最
も近いケース端縁との間、すなわち磁気ヘツド挿
入口28のカートリツジ挿入方向上流側には他の
ケース表面よりも一段低くなつた連結凹部30が
設けられている。上、下ケース25,26を重ね
合わせると互の磁気ヘツド挿入口28が位置的に
合致し、前記連結凹部30が重なり合つてカート
リツジケース21の厚さ方向に薄い薄肉部31を
構成するとともに、その内側に第4図に示すよう
に微小の隙間32が形成されている。
第4図に示す如く上、下ケース25,26の内
側には不織布などからなるシート状のクリーニン
グ部材23が貼着されている。このクリーニング
部材23の内側にはフレキシブルな磁気デイスク
22が回転自在に収納され、磁気デイスク22の
中央にはハブ33が固着されており、第1図に示
す如くハブ33は前記駆動孔27挿入されてい
る。磁気デイスク22は第4図に示すように合成
樹脂フイルムからなるベースフイルム41の両面
に磁性層42を塗着形成したものからなり、それ
の周端部は前記隙間32に挿入されて上、下動が
規制されるようにハブ33と駆動孔27の外径の
内径が設定されて、ハブ33が駆動孔27によつ
て位置規制されている。
側には不織布などからなるシート状のクリーニン
グ部材23が貼着されている。このクリーニング
部材23の内側にはフレキシブルな磁気デイスク
22が回転自在に収納され、磁気デイスク22の
中央にはハブ33が固着されており、第1図に示
す如くハブ33は前記駆動孔27挿入されてい
る。磁気デイスク22は第4図に示すように合成
樹脂フイルムからなるベースフイルム41の両面
に磁性層42を塗着形成したものからなり、それ
の周端部は前記隙間32に挿入されて上、下動が
規制されるようにハブ33と駆動孔27の外径の
内径が設定されて、ハブ33が駆動孔27によつ
て位置規制されている。
前記シヤツター24は金属の薄板などからな
り、第5図に示すように上面板部35と下面板部
36とこれらを連結する側面板部37とからな
り、側面形状がコ字状をしている。磁気ヘツド挿
入口28とほぼ同じ幅寸法を有する開口34が
上、下面板部35,36にそれぞれ設けられ、そ
の隣に磁気ヘツド挿入口28を塞ぐ閉塞部40が
形成されている。このシヤツター24は、カート
リツジケース21内に付設したバネ部材(図示せ
ず)により第2図に示すように常に閉じる方向に
弾性付勢されている。
り、第5図に示すように上面板部35と下面板部
36とこれらを連結する側面板部37とからな
り、側面形状がコ字状をしている。磁気ヘツド挿
入口28とほぼ同じ幅寸法を有する開口34が
上、下面板部35,36にそれぞれ設けられ、そ
の隣に磁気ヘツド挿入口28を塞ぐ閉塞部40が
形成されている。このシヤツター24は、カート
リツジケース21内に付設したバネ部材(図示せ
ず)により第2図に示すように常に閉じる方向に
弾性付勢されている。
前記側面板部37の開口34と対向する位置に
は上、下に開口34と同じ横幅の切除部38が設
けられ、これによつて縦幅の狭い幅狭部39が形
成されている。この幅狭部39は第2図、第3図
に示すようにカートリツジケース21の前端面側
に配置され、それの幅寸法dは前記連結凹部30
(薄肉部31)の側面の幅寸法とほぼ等しくなつ
ている。
は上、下に開口34と同じ横幅の切除部38が設
けられ、これによつて縦幅の狭い幅狭部39が形
成されている。この幅狭部39は第2図、第3図
に示すようにカートリツジケース21の前端面側
に配置され、それの幅寸法dは前記連結凹部30
(薄肉部31)の側面の幅寸法とほぼ等しくなつ
ている。
しかしながら、この幅寸法dは結凹部30の幅
寸法とほぼ等しくなる必要はなく、ヘツドが挿入
される上面部のみ切除される形状であつてもよ
い。
寸法とほぼ等しくなる必要はなく、ヘツドが挿入
される上面部のみ切除される形状であつてもよ
い。
また幅狭部39の長さ寸法lは連結凹部30の
長さ寸法以上であればヘツドは支障なく挿通する
訳であるが、幅狭部39の長さ寸法が連結凹部3
0の長さ寸法よりもかなり長いと、幅狭部39の
機械的強度が低下するので、幅狭部39の長さ寸
法は、連結凹部30の長さ寸法とほぼ等しくした
方がよい。
長さ寸法以上であればヘツドは支障なく挿通する
訳であるが、幅狭部39の長さ寸法が連結凹部3
0の長さ寸法よりもかなり長いと、幅狭部39の
機械的強度が低下するので、幅狭部39の長さ寸
法は、連結凹部30の長さ寸法とほぼ等しくした
方がよい。
デイスクカートリツジを使用しないときは、第
2図に示すようにカートリツジケース21の磁気
ヘツド挿入口28ならびに連結凹部30はシヤツ
ター24の閉塞部40の側面板部37によつて閉
塞されてゴミ類の侵入を阻止しており、また幅狭
部39は薄肉部31よりずれた位置のケース前端
面と対向している。
2図に示すようにカートリツジケース21の磁気
ヘツド挿入口28ならびに連結凹部30はシヤツ
ター24の閉塞部40の側面板部37によつて閉
塞されてゴミ類の侵入を阻止しており、また幅狭
部39は薄肉部31よりずれた位置のケース前端
面と対向している。
磁気デイスク挿入口28側を前にしてデイスク
カートリツジを記録再生装置(図示せず)に挿入
すると、記録再生装置に設けられているシヤツタ
ー回動アーム(図示せず)の先端がシヤツター2
4に当接し、デイスクカートリツジの挿入にとも
なつて前記シヤツター回動アームがバネ弾性に抗
して回動しながら、シヤツター24は徐々にスラ
イドして開く。
カートリツジを記録再生装置(図示せず)に挿入
すると、記録再生装置に設けられているシヤツタ
ー回動アーム(図示せず)の先端がシヤツター2
4に当接し、デイスクカートリツジの挿入にとも
なつて前記シヤツター回動アームがバネ弾性に抗
して回動しながら、シヤツター24は徐々にスラ
イドして開く。
デイスクカートリツジがロードポジシヨンにセ
ツトされたときには、第3図に示すようにシヤツ
ター24の開口34は磁気ヘツド挿入口28なら
びに連結凹部30の上にあつて、磁気ヘツド挿入
口28を完全に開口している。また、シヤツター
24の幅狭部39は薄肉部31と重なつており、
連結凹部30(薄肉部31)と幅狭部39とによ
り溝状の磁気ヘツド挿通部が形成される。従つて
磁気ヘツドはこの磁気ヘツド挿通部を通り、低位
置から磁気デイスク22に向かつて降下させるこ
とができ、磁気ヘツドのストロークの短縮により
降下位置の精度が高められる。
ツトされたときには、第3図に示すようにシヤツ
ター24の開口34は磁気ヘツド挿入口28なら
びに連結凹部30の上にあつて、磁気ヘツド挿入
口28を完全に開口している。また、シヤツター
24の幅狭部39は薄肉部31と重なつており、
連結凹部30(薄肉部31)と幅狭部39とによ
り溝状の磁気ヘツド挿通部が形成される。従つて
磁気ヘツドはこの磁気ヘツド挿通部を通り、低位
置から磁気デイスク22に向かつて降下させるこ
とができ、磁気ヘツドのストロークの短縮により
降下位置の精度が高められる。
なお、何んらかの原因でデイスクカートリツジ
の非使用時に第3図のようにシヤツター24が開
いたときでも、それの幅狭部39がカートリツジ
ケース21の薄肉部31に隣接しているから、機
械的強度の弱い薄肉部31が幅狭部39によつて
カバーされるから、薄肉部31が内側に変形して
破損するなどの事故を防止することができる。
の非使用時に第3図のようにシヤツター24が開
いたときでも、それの幅狭部39がカートリツジ
ケース21の薄肉部31に隣接しているから、機
械的強度の弱い薄肉部31が幅狭部39によつて
カバーされるから、薄肉部31が内側に変形して
破損するなどの事故を防止することができる。
第6図および第7図は、クリーニング部材23
の変形例を示す図である。この例の場合クリーニ
ング部材23は、比較的硬質の基板43の片面に
クリーニング層44を形成したものから構成され
ている。前記基板43としては、ポリ塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ポリアミドなどの硬質プラス
チツクシートや金属薄板が用いられる。また前記
クリーニング層44は、不織布、スポンジあるい
は植毛などによつて形成されており、基板43と
クリーニング層44は一体になつている。なお、
このクリーニング部材23は、クリーニング層4
4が磁気デイスク22と対向するようにカートリ
ツジケース21内に配置される。
の変形例を示す図である。この例の場合クリーニ
ング部材23は、比較的硬質の基板43の片面に
クリーニング層44を形成したものから構成され
ている。前記基板43としては、ポリ塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ポリアミドなどの硬質プラス
チツクシートや金属薄板が用いられる。また前記
クリーニング層44は、不織布、スポンジあるい
は植毛などによつて形成されており、基板43と
クリーニング層44は一体になつている。なお、
このクリーニング部材23は、クリーニング層4
4が磁気デイスク22と対向するようにカートリ
ツジケース21内に配置される。
また、第6図に示すように基板43はカートリ
ツジケース21の磁気ヘツド挿入口28に相当す
る個所に切除部46が設けられて、平面形状がほ
ぼC字形をしており、基板43の外周には係合突
部45が形成されている。図示していないがカー
トリツジケース21の内面で係合突部45と対向
する位置には凹部が設けられ、クリーニング部材
23はカートリツジケース21内で上、下動可能
であるが、前記係合突部45と凹部との係合によ
り回り止されている。
ツジケース21の磁気ヘツド挿入口28に相当す
る個所に切除部46が設けられて、平面形状がほ
ぼC字形をしており、基板43の外周には係合突
部45が形成されている。図示していないがカー
トリツジケース21の内面で係合突部45と対向
する位置には凹部が設けられ、クリーニング部材
23はカートリツジケース21内で上、下動可能
であるが、前記係合突部45と凹部との係合によ
り回り止されている。
このクリーニング部材23を用いた場合、高速
で磁気デイスク22を回転させても、その上に載
置されているクリーニング部材23の自重により
磁気デイスク22のばたつきが抑制され、しかも
クリーニング層44の全面が磁気デイスク22と
接し、優れたクリーニング効果が得られる。
で磁気デイスク22を回転させても、その上に載
置されているクリーニング部材23の自重により
磁気デイスク22のばたつきが抑制され、しかも
クリーニング層44の全面が磁気デイスク22と
接し、優れたクリーニング効果が得られる。
また本発明によるデイスクカートリツジで使用
されるシヤツター24は、上記実施例で示すよう
な開口34を有するものに限らず、開口34をも
たない閉塞部40のみを有するものであつてもよ
い。この場合、閉塞部40に幅狭部39を連接し
てケース21の薄肉部31の補強部を構成しても
よい。
されるシヤツター24は、上記実施例で示すよう
な開口34を有するものに限らず、開口34をも
たない閉塞部40のみを有するものであつてもよ
い。この場合、閉塞部40に幅狭部39を連接し
てケース21の薄肉部31の補強部を構成しても
よい。
[発明の効果]
本発明は前述したように、ケース半体のヘツド
挿入口のカートリツジケース挿入方向上流側にケ
ース表面よりも一段と低くなつた連結凹部を設け
るとともに、シヤツター側に幅狭部を設け、シヤ
ツターの開位置において幅狭部が連結凹部と合致
して、幅狭部と連結凹部とでヘツド挿通部が形成
されるから、記録デイスクに対するヘツドストロ
ークが短くなり、そのためにヘツドの降下位置精
度が高い。
挿入口のカートリツジケース挿入方向上流側にケ
ース表面よりも一段と低くなつた連結凹部を設け
るとともに、シヤツター側に幅狭部を設け、シヤ
ツターの開位置において幅狭部が連結凹部と合致
して、幅狭部と連結凹部とでヘツド挿通部が形成
されるから、記録デイスクに対するヘツドストロ
ークが短くなり、そのためにヘツドの降下位置精
度が高い。
また、シヤツターが開位置にあるとき、シヤツ
ターの閉塞部が移動してヘツド挿入口が開口して
いるとともに、シヤツターの幅狭部がケースの連
結凹部の側面上に位置して、ケースの連結凹部を
補強、保護するので、シヤツターが開位置にある
とき、ケースの連結凹部に側面方向から外力が加
えられても、連結凹部が変形、破損することを良
好に防止することができる。
ターの閉塞部が移動してヘツド挿入口が開口して
いるとともに、シヤツターの幅狭部がケースの連
結凹部の側面上に位置して、ケースの連結凹部を
補強、保護するので、シヤツターが開位置にある
とき、ケースの連結凹部に側面方向から外力が加
えられても、連結凹部が変形、破損することを良
好に防止することができる。
て互いに連結されて一体になつているため、従
来提案されたデイスクカートリツジのように部分
的に反ることがない。そのためにシヤツターの開
閉動作がスムースに行なわれ、ゴミ類の侵入なら
びにカートリツジケースからの磨耗粉の発生を有
効に防止することのでき、動作信頼性の高いデイ
スクカートリツジを提供することができる。
来提案されたデイスクカートリツジのように部分
的に反ることがない。そのためにシヤツターの開
閉動作がスムースに行なわれ、ゴミ類の侵入なら
びにカートリツジケースからの磨耗粉の発生を有
効に防止することのでき、動作信頼性の高いデイ
スクカートリツジを提供することができる。
第1図は本発明の実施例に係るデイスクカート
リツジのシヤツターを外した状態の斜視図、第2
図および第3図はそのデイスクカートリツジの非
使用時および使用時の斜視図、第4図はそのデイ
スクカートリツジの要部拡大断面図、第5図はデ
イスクカートリツジに用いるシヤツターの斜視
図、第6図はクリーニング部材の変形例を示す平
面図、第7はそのクリーニング部材の拡大断面
図、第8図は従来提案されたデイスクカートリツ
ジの斜視図、第9図はそのデイスクカートリツジ
に用いられるケース体の分解斜視図である。 21……カートリツジケース、22……磁気デ
イスク、24……シヤツター、25……上ケー
ス、26……下ケース、28……磁気ヘツド挿入
口、30……連結凹部(段部)、32……隙間、
34……開口、35……上面板部、36……下面
板部、37……側面板部、38……切除部(段
部)、39……幅狭部、40……閉塞部。
リツジのシヤツターを外した状態の斜視図、第2
図および第3図はそのデイスクカートリツジの非
使用時および使用時の斜視図、第4図はそのデイ
スクカートリツジの要部拡大断面図、第5図はデ
イスクカートリツジに用いるシヤツターの斜視
図、第6図はクリーニング部材の変形例を示す平
面図、第7はそのクリーニング部材の拡大断面
図、第8図は従来提案されたデイスクカートリツ
ジの斜視図、第9図はそのデイスクカートリツジ
に用いられるケース体の分解斜視図である。 21……カートリツジケース、22……磁気デ
イスク、24……シヤツター、25……上ケー
ス、26……下ケース、28……磁気ヘツド挿入
口、30……連結凹部(段部)、32……隙間、
34……開口、35……上面板部、36……下面
板部、37……側面板部、38……切除部(段
部)、39……幅狭部、40……閉塞部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一方にヘツド挿入口を有する上ケ
ースまたは下ケースのケース半体どうしを重ね合
わせたカートリツジケースと、 そのカートリツジケース内に回転可能に収納さ
れた記録デイスクと、 カートリツジケースのヘツド挿入口を開閉する
シヤツターとを備えたデイスクカートリツジにお
いて、 前記ケース半体のヘツド挿入口のカートリツジ
ケース挿入方向上流側にケース半体のシヤツター
がスライドする表面よりも一段低くなつた連結凹
部が形成され、 前記シヤツターが、ヘツド挿入口を塞ぐ閉塞部
と、その閉塞部と連結されて一体に移動するとと
もにカートリツジケースの前端面側に配置された
幅狭部とを有し、 シヤツターが開位置にあるとき、前記閉塞部が
移動してヘツド挿入口が開口しているとともに、
前記幅狭部が連結凹部の側面上に位置することを
特徴とするデイスクカートリツジ。 2 特許請求の範囲第1項記載において、前記連
結凹部の側面幅寸法と幅狭部の側面幅寸法ととが
ほぼ等しいことを特徴とするデイスクカートリツ
ジ。 3 特許請求の範囲第1項記載において、前記カ
ートリツジケースが合成樹脂の成形体からなり、
前記シヤツターが金属で形成されていることを特
徴とするデイスクカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15865084A JPS6139280A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | デイスクカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15865084A JPS6139280A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139280A JPS6139280A (ja) | 1986-02-25 |
JPH0466078B2 true JPH0466078B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=15676343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15865084A Granted JPS6139280A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139280A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551566B2 (ja) * | 1986-12-05 | 1996-11-06 | 日立マクセル株式会社 | 光磁気デイスク用カ−トリツジ |
US5237560A (en) * | 1988-06-23 | 1993-08-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Optical disc cartridge |
DE68929173T2 (de) * | 1988-06-29 | 2000-07-13 | Dai Nippon Insatsu K.K., Tokio/Tokyo | Plattenkassette |
JP2640171B2 (ja) * | 1990-08-14 | 1997-08-13 | 富士写真フイルム株式会社 | ディスクカートリッジ及びその製造方法 |
JPH07105124B2 (ja) * | 1991-03-22 | 1995-11-13 | 日立マクセル株式会社 | ディスクカートリッジ |
JP2001067832A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-16 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
JP2001067833A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-16 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736473A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-27 | Sony Corp | Rotating driving device |
JPS57113466A (en) * | 1981-09-18 | 1982-07-14 | Sony Corp | Magnetic sheet jacket |
JPS58211371A (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カ−トリツジ |
JPS595465A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Sony Corp | 記録再生用デイスクカセツト |
JPS5916178A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | Sony Corp | 磁気シート装置 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP15865084A patent/JPS6139280A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736473A (en) * | 1980-08-14 | 1982-02-27 | Sony Corp | Rotating driving device |
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JPS58211371A (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カ−トリツジ |
JPS595465A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Sony Corp | 記録再生用デイスクカセツト |
JPS5916178A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | Sony Corp | 磁気シート装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6139280A (ja) | 1986-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |