JPS6141181Y2 - - Google Patents

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JPS6141181Y2
JPS6141181Y2 JP17976680U JP17976680U JPS6141181Y2 JP S6141181 Y2 JPS6141181 Y2 JP S6141181Y2 JP 17976680 U JP17976680 U JP 17976680U JP 17976680 U JP17976680 U JP 17976680U JP S6141181 Y2 JPS6141181 Y2 JP S6141181Y2
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disk
cassette
lower half
rotating base
magnetic
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JP17976680U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外部からのゴミの侵入を防止するよう
にした回転デイスク用カセツトの構造に関するも
のである。
従来より、可撓性を有する円板状磁気デイスク
(いわゆる磁気シート)を収納して成るデイスク
カセツトを装置本体に装着し、磁気デイスクをカ
セツト内で高速回転させる共に、磁気ヘツドをこ
の磁気デイスクの半径方向に移動させながら磁気
デイスクの磁性面に対接させて、ビデオ信号、オ
ーデイオ信号或いはデイジタル信号等を記録再生
するようにした記録再生装置が知られている。此
種の装置に用いられる上記デイスクカセツトにお
いては、カセツトの隙間からゴミが入り、これが
デイスクの磁性面に付着すると、記録再生時に信
号が変動したりあるいは信号の欠落等が発生す
る。特にデイジタル信号を扱う場合は、データの
高密度記録の要求に伴い記録波長がますます短く
なつてきているので、微細なゴミが付着してもデ
ータエラーを起し易い。例えば記録波長を5〜10
μmとした場合、通常のゴミの粒子は10〜100μ
m、タバコの粒子は5〜10μmであるので、これ
らのゴミの付着による影響は非常に大きいことが
伴る。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
先ず、本考案を適用し得るデイスクカセツトの
実施例について第1〜3図と共に説明する。尚、
図示されたデイスクカセツト6は、本出願人によ
り既に出願されているものであり、その詳細は例
えば実願昭55−115306号により開示されている。
第2図に示すように、磁気デイスク1は例えば
0.04mm厚の薄い円板状の高分子フイルムから成
り、記録再生用磁気ヘツドが摺接される下面には
磁性層が均一に形成されて磁気記録媒体が構成さ
れている。また磁気デイスク1の中央には円形の
中央開口1aが設けられ(第3図参照)、この中
央開口1aには鉄等の磁性体から成る芯金3が取
付けられている。この芯金3は一枚の円板をプレ
ス加工したものであつて、第2図及び第3図に示
すように一方側には円板状凹部3aがそして他方
側には円板状凸部3bが設けられ、また芯金3の
周縁部にはリング状フランジ3cが設けられ、い
わゆる皿型形状に構成されている。そして第3図
に示すように、芯金3のフランジ3cには凸部3
bの側にリング状を成す両面接着シート7が接着
され、この両面接着シート7に磁気デイスク1の
中央開口1aの周縁部が接着されている。これに
よつて芯金3と磁気デイスク1とが一体的に結合
されている。この芯金3のほぼ中央部にはほぼ正
方形状を成すモーター軸挿入孔4が形成され、こ
の挿入孔4から所定距離だけ偏倚した位置に長方
形状の位置規制ピン挿入孔5が形成されている。
一方、磁気デイスク1を収納するためのカセツ
ト筐体2は、第2図に示すように、例えば静電防
止剤を含むABS樹脂製射出成形品から成る上ハ
ーフ2aと下ハーフ2bとから構成され、これら
の上下ハーフ2a,2bはその外周部が互いに溶
着されて全体として偏平な直方体状の形状を成し
ている。また下ハーフ2bのほぼ中央に円形の中
央開口8が設けられると共に、この中央開口8の
周縁部であつてかつ下ハーフ2bの内面にはリン
グ状突部9が一体成形されており、第3図に示す
ようにこの中央開口8に芯金3の凸部3bが、両
者の間隙a(例えばa≒0.7mm)による多少のガ
タツキを有する状態で嵌合配置されている。また
上ハーフ2aの中央部の内面には、リング状突出
部10が一体成形され、この突出部10の周囲に
はこの突出部10と同心状を成すリング状突部1
1が一体成形されている。なお上述の突出部10
の突出長さは突部11よりも長く、従つて突出部
10は第3図に示すように突部11を越えて下ハ
ーフ2bの内面側に突出している。そしてこのリ
ング状突出部10は前記芯金3の凹部3a内に多
少のガタツキを有する状態で挿入配置されてい
る。また上下ハーフ2a,2bの内側面には中央
開口8に対して同心円上に沿つて延びる例えば4
つの円弧状リブ13,14が互いに等間隔でそれ
ぞれ一体成形されており、上下ハーフ2a,2b
を互いに重ね合わせてカセツト筐体2を組立てた
場合には、上ハーフ2aのリブ13と下ハーフ2
bのリブ14とが同一の円周上に配置されると共
に、カセツト筐体2の4つの隅部においてリブ1
3及び14が互いに隣接状態で配置され、これに
よつて各隅部において実質的に一つのリブがそれ
ぞれ構成される。そして磁気デイスク1は、これ
らのリブ13,14によつて囲まれるように配置
されている。またリブ13は下ハーフ2bの下面
板2dの内面にそしてリブ14は上ハーフ2aの
上面板2cの内面に当接しており、これによつて
偏平でかつ小さな外力によつても変形し易いカセ
ツト筐体2が機械的に補強されている。さらに、
磁気デイスク1が損傷を受けたり摩耗してしまう
ことのないように、上下ハーフ2a,2bには突
部11とリブ13、及び突部9とリブ14との間
には磁気デイスク保護用の不織布15a,15b
がそれぞれ熱溶着等により取付けられている。な
お不織布15a,15bに薄い合成樹脂製シート
を裏打ちしてこの不織布の剛性を高めて、この部
材を上下ハーフ2a,2bに固定しないようにし
てもよい。
カセツト筐体2の上下ハーフ2a,2b及び不
織布15a,15bには、磁気デイスク1の半径
方向に延びかつ互いに同形状を成す長孔16,1
7及び18がそれぞれ形成され、これらの長孔1
6,17,18は互いにそれぞれ対向配置されて
重ね合わされている。そして下ハーフ2bの長孔
17からは下側の不織布15bの長孔18を介し
て磁気ヘツドが挿入され、上ハーフ2aの長孔1
6からは上側の不織布15aの長孔18(図示さ
れず)を介してデイスク押え用パツドが挿入され
得るようになつている。なお第2図において、1
9a,19bは上下ハーフ2a,2bを組合わせ
る際に互いに嵌合される位置決め用の突起であ
る。
また第2図に示すようにパツド挿入用長孔16
及びヘツド挿入用長孔17が形成されている部分
の上ハーフ2aの外面には凹部20が設けられ、
下ハーフ2bの上記凹部20と対向する外面にも
図示せずも同様の凹部が設けられている。これら
の凹部内にはアルミニウム、ステンレス、合成樹
脂等から成る断面コ字状のシヤツター21が第1
図の矢印A,B方向に摺動移動自在に取付けられ
ている。尚、このシヤツター21は、下ハーフ2
bの上記凹部に設けられたガイド溝(図示せず)
とこのシヤツター21の内部に設けられた爪(図
示せず)との摺動嵌合によつて取付けられてい
る。
またこのシヤツター21には、既述の長孔1
6,17とほぼ同様の形状を有する開口25がこ
の長孔16,17と対向して設けられており、シ
ヤツター21を矢印A,B方向に摺動移動させる
ことにより、長孔16,17を選択的に開放或い
は閉塞し得るようになつている。
以上のように構成されたデイスクカセツト6が
デイスクレコーダ本体に装着されると、第3図に
おいて仮想線で示すように磁気デイスク1及び芯
金3はカセツト筐体2の肉厚方向のほぼ中央に配
置されて回転駆動される。またデイスクカセツト
6の不使用時には、芯金3及び磁気デイスク1は
その自重により第3図において実線で示すように
下ハーフ2b上に置かれる。
上述したデイスクカセツト6は、芯金3と下ハ
ーフ2bとの間隙a(第3図参照)からゴミが入
り易い。この間隙aはカセツト6を装置に装着し
たときに芯金3即ちデイスク1の位置決めを行う
場合に必要なものである。次に上記間隙aからの
ゴミの侵入を防止するようにした本考案の第1〜
7の実施例を第4〜10図について説明する。
尚、第4〜10図は、第3図と上下が逆の関係に
図示されており、また第1〜3図と同一部分には
同一符号を付してある。
第4図は第1の実施例を示すものである。本実
施例は図示のように、下ハーフ2bの不織布15
bの周縁部15b′を折り曲げてその先端をデイス
ク1の磁性面に軽く接触させるか又は近接させた
ものである。尚、不織布15bの折り曲げは熱加
工等により容易に行うことができる。
上記構成によれば、間隙aから侵入したゴミは
不織布15bの上記折り曲げられた部分15b′で
阻止されるので、デイスク1の信号が実質的に記
録される面にゴミが付着することがない。
第5図は第2の実施例を示すもので、デイスク
1の内周縁部、即ち芯金3のフランジ3cと接着
する部分にフエルト等の細毛を有するリンケ状の
パツド30を接着剤又は溶着により接着し、この
パツド30によりゴミの侵入を阻止するようにし
たものである。この場合、上記細毛として例えば
合成繊維から成るものを用い、この細毛と下ハー
フ2bの突部9の表面とを軽く接触させることに
より、静電気を生じさせ、これによつて、ゴミを
吸着するようにしてもよい。尚、上記接触はデイ
スクの中心付近で行われるため、モーメントが小
さく、回転の負荷とはならない。
第6図は第3の実施例を示すもので、デイスク
1の内周縁部にパツド31を接着して、このパツ
ド31を間隙aの空間内に配置して、間隙aを塞
ぐようにしたものである。この場合、下ハーフ2
bの開口8の径を大とするか、又は芯金3の径を
小として間隙aを広くし、リング状のパツド31
を収納し易くするようにしてよい。
第7図は第4の実施例を示すもので、不織布1
5bの内周縁部にリング状のパツド32を接着し
て、このパツド32をデイスク1に接触又は近接
させるようにしたものである。この場合、芯金3
のフランジ3cの巾を大として、パツド31がデ
イスク1に接触したとき、このデイスク1がたわ
まないようにしてよい。尚、フランジ3cの巾の
増大に伴つて突部11の位置も変更される。
第8図は第5の実施例を示すもので、下ハーフ
2bの中央開口8の周縁にリング状の凹部33を
形成し、この凹部33内にリング状のパツド34
を設けて、その周縁部を芯金3に接触又は近接さ
せることにより、間隙aを遮蔽するようにしたも
のである。
第9図は第6の実施例を示すもので、不織布1
5bの径を大となし、その周縁部を芯金3の周面
に接触又は近接させることによつて、間隙aを遮
蔽するようにしたものである。
第10図は第7の実施例を示すもので、芯金3
のフランジ3cの巾を大と成し、このフランジ3
cに突起35を設け、この突起35に接着された
デイスク1の突出部分を不織布15bに接触又は
近接させたものである。
以上述べたように、本考案は磁気シート等のデ
イスクを保持する回転基体(芯金)又はデイスク
1とカセツト筐体を構成する下ハーフ2bとの間
に形成される間隙を、不織布、フエルト等から成
る柔軟性部材〔15b,30,31,32,3
4,35等〕で閉塞したものであるから、カセツ
ト内へのゴミの侵入を確実に阻止することができ
る。このため特に記録密度の高いデイジタル信号
の記録再生を行う場合に、ゴミの付着によるデー
タエラーを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案を適用し得るデイスクカセ
ツトの実施例を示し、第1図は外観斜視図、第2
図は分解斜視図、第3図は要部の側面断面図、第
4〜10図は夫々本考案の第1〜7の実施例を示
す側面断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……磁気デ
イスク、2……カセツト筐体、3……芯金、a…
…間隙、30,31,32,34……パツド、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジが設けられ断面凹状を成す回転基体
    と、上記フランジに固着された円板状記録媒体
    と、上記回転体の外径よりも大きい径を有する駆
    動孔が設けられた下ハーフと、上記回転基体の内
    径よりも小さい径を有する環状突部が内部に設け
    られた上ハーフとを夫々具備し、上記下ハーフと
    上記上ハーフとによりカセツト筐体が構成され、
    上記駆動孔に上記回転基体が遊嵌されると共に上
    記回転基体に上記環状突部が遊嵌されることによ
    り、上記回転基体が位置決めされて上記円板状記
    録媒体と共に上記カセツト筐体内に収納されて成
    る回転デイスク用カセツトにおいて、上記回転基
    体又は上記円板状記録媒体と上記下ハーフとの間
    に形成される間隙を環状を成す柔軟性部材で閉塞
    したことを特徴とする回転デイスク用カセツト。
JP17976680U 1980-12-15 1980-12-15 Expired JPS6141181Y2 (ja)

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JP17976680U JPS6141181Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JP17976680U JPS6141181Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JPS57102081U JPS57102081U (ja) 1982-06-23
JPS6141181Y2 true JPS6141181Y2 (ja) 1986-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6174188A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Hitachi Maxell Ltd デイスクカ−トリツジ
JPS6258474A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 Hitachi Maxell Ltd デイスクカ−トリツジ
JP2536104Y2 (ja) * 1988-06-29 1997-05-21 大日本印刷株式会社 ディスクカートリッジのディスク保持機構

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JPS57102081U (ja) 1982-06-23

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