JPH0575276A - カバーの回動構造 - Google Patents

カバーの回動構造

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Publication number
JPH0575276A
JPH0575276A JP23068991A JP23068991A JPH0575276A JP H0575276 A JPH0575276 A JP H0575276A JP 23068991 A JP23068991 A JP 23068991A JP 23068991 A JP23068991 A JP 23068991A JP H0575276 A JPH0575276 A JP H0575276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
arm
opened
opening hole
outer periphery
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23068991A
Other languages
English (en)
Inventor
茂 ▲高▼橋
Shigeru Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0575276A publication Critical patent/JPH0575276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーの回動構造に関し、カバーを開け過ぎ
不用意な力が加わっても、破損しないことを目的とす
る。 【構成】 筐体1の開口孔1aを閉じるカバー2の回動構
造であって、該カバー2は一端両側に半円リング状のア
ーム2aを突設し、前記筐体は開口孔の一縁辺部両側の前
記カバーのアームに対応する位置に該アームの内周に外
周を嵌着する半円板状の軸部1bと該軸部に嵌着したアー
ムの外周を押さえ先端に爪部1c-1を有する押さえばね部
1cとを突設し、該押さえばね部の爪部はアームの外周に
設けた少なくとも2つの突起2a-1に係合し前記カバーを
所定の開度に保持するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバーの回動構造に関
する。例えば、図3に示す録音付き電話機等の筐体11に
内蔵される小型カセットテープレコーダのカバー12は、
矢印上先方に片開きに回動開閉できるように構成されて
いるが、カバーを開け過ぎ不用意な力が加わっても、破
損しない回動構造が要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来は図4の要部側断面図に示すよう
に、筐体11の開口孔11a を閉じるカバー12は一端両側に
半円リング状のアーム12a を突設し、筐体11は開口孔11
a の一縁部両側にカバー12のアーム12a の内周に外周を
嵌着する半円板状の軸部11b とその軸部11b に嵌着した
アーム12a の外周を案内する押さえ部11c とを突設し、
さらに図6に示す図5のA−A断面矢視図のようにアー
ム12a の中程の外側面に設けた爪部12a-1 が筐体11の開
口孔11a の両縁部内面に係止しカバー12を開いた状態に
保持するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記構造によれば、図5に示したようにカバー12を
開けると、アーム12a は爪部12a-1 を開口孔11a の両縁
部内面に係止するが、なお誤ってカバー12に必要以上の
力を加え開けた場合、爪部12a-1 は矢印方向内方に外れ
ようとしアーム12a に曲げモーメントが生じ、アーム12
a を根元から破損(折損)するといった問題があった。
【0004】上記問題点に鑑み、本発明はカバーを開け
過ぎ不用意な力が加わっても、破損することのないカバ
ーの回動構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカバーの回動構造においては、カバーは一
端両側に半円リング状のアームを突設し、前記筐体は開
口孔の一縁部両側のカバーのアームに対応する位置にア
ームの内周に外周を嵌着する半円板状の軸部と該軸部に
嵌着したアームの外周を押さえ先端に爪部を有する押さ
えばね部とを突設し、該押さえばね部の爪部はアームの
外周に設けた少なくとも2つの突起に係合し前記カバー
を所定の開度に保持するように構成する。
【0006】
【作用】カバーに設けた半円リング状のアームと、筐体
の開口孔に設けた半円板状の軸部とは互いに嵌着しその
中心を回動中心とするヒンジを形成しカバーを開閉する
ことができ、アームの外周を押さえるように筐体に設け
た先端に爪部を有する押さえばね部は、カバーの開閉時
にアームの外周をばね圧で押さえながら摺動し爪部がア
ームの外周の突起を乗り越え次の突起で止めることによ
り、カバーを開いた状態に保持することができ、さらに
カバーを開け過ぎに開けば爪部は次の突起を乗り越えア
ームの端から外れるとともにアームと軸部とは半円形状
となっていることからアームも軸部から外れて回動構体
に反力が生じることはなくなるため破損(折損)を防止
することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。カバーの回動構造は図1のカ
バーを閉じた状態、図2のそのカバーを開けた状態を示
すそれぞれの要部側断面図に示すように、筐体1の開口
孔1aを閉じる長方形の合成樹脂材のモールド成型でなる
カバー2は、一端両側に半円リング状のアーム2aを内側
に向け突設する。
【0008】筐体1は合成樹脂材のモールド成型でな
り、開口孔1aの一縁部両側のカバー2のアーム2aに対応
する位置にアーム2aの内周に外周を嵌着する半円板状の
軸部1bと、その軸部1bに嵌着したアーム2aの外周を押さ
える先端に爪部1c-1を有する押さえばね部1cとを突設す
る。カバー2に設けた半円リング状のアーム2aと、筐体
1の開口孔1aに設けた半円板状の軸部1bとは互いに嵌着
し、アーム2a、即ちカバー2が軸部1bの中心の回りを回
動するヒンジを形成する。
【0009】押さえばね部1cの爪部1c-1は、ばね圧でア
ーム2aの外周を押さえており、カバー2の開閉時にアー
ム2aの外周を摺動する。アーム2aの外周には少なくとも
2つの突起2a-1(図は2つの第1、第2の突起2a-11,2a
-12 を備える)を設ける。
【0010】これらの突起2a-11,2a-12 は、カバー2を
矢印方向に開けた時、爪部1c-1がアーム2aの外周の第1
の突起2a-11 を乗り越え次の第2の突起2a-12 で止める
ことによりカバー2を所定の開度、約90度に保持するよ
うに配置し、さらにカバー2を開けば、爪部1c-1は次の
第2の突起2a-12 を乗り越えアーム2aの端から外れると
ともにアーム2aも軸部1bから外れるように配置する。
【0011】このように構成することにより、カバーは
半円リング状のアームと半円板状の軸部とでなるヒンジ
により回動開閉することができる。また、アームの外周
を押さえる押さえばね部は、カバーの開閉時にアームの
外周をばね圧で押さえながら摺動しその先端の爪部が第
1の突起を乗り越え(このときに第1のクリック感を感
じる)次の第2の突起で止まることにより、カバーを約
90度に開いた状態に保持することができる。さらに、カ
バーを開けば、爪部は次の第2の突起を乗り越え(この
ときに第2のクリック感を感じる)アームの端から外れ
るとともにアームと軸部とは半円形状となっていること
からアームも軸部から外れる。そのため、カバーの開け
過ぎにより不用意な力が加えられても回動構体に反力が
生じることはなく破損(折損)を防止することができ
る。また、カバーを開ける際に、所定の開度前後におい
てクリック感を感じることからカバーの開け過ぎも事前
に予防することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
カバーの回動構体の破損を防止することができるため、
電話機等に内蔵される小型カセットテープレコーダのカ
バーの回動構造に適用し、カバーの開閉を安全に行うこ
とができるといった産業上極めて有用な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例のカバーを閉じた状態
を示す要部側断面図
【図2】 図1のカバーを開けた状態を示す要部側断面
【図3】 電話機の外観斜視図
【図4】 従来技術によるカバーを閉じた状態を示す要
部側断面図
【図5】 図4のカバーを開けた状態を示す要部側断面
【図6】 図5のA−A断面矢視図
【符号の説明】
1は筐体 1aは開口孔 1bは軸部 1cは押さえばね部 1c-1は爪部 2はカバー 2aはアーム 2a-1は突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(1) の開口孔(1a)を閉じるカバー
    (2) の回動構造であって、該カバー(2) は一端両側に半
    円リング状のアーム(2a) を突設し、前記筐体(1) は開
    口孔(1a)の一縁辺部両側の前記カバー(2) のアーム(2a)
    に対応する位置に該アーム(2a)の内周に外周を嵌着する
    半円板状の軸部(1b)と該軸部(1b)に嵌着したアーム(2a)
    の外周を押さえ先端に爪部(1c-1)を有する押さえばね部
    (1c)とを突設し、該押さえばね部(1c)の爪部(1c-1)はア
    ーム(2a)の外周に設けた少なくとも2つの突起(2a-1)に
    係合し前記カバー(2) を所定の開度に保持することを特
    徴とするカバーの回動構造。
JP23068991A 1991-09-11 1991-09-11 カバーの回動構造 Withdrawn JPH0575276A (ja)

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JPH0575276A true JPH0575276A (ja) 1993-03-26

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ID=16911771

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JP (1) JPH0575276A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1051161A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Nec Corp 電子機器構造及びこれに採用される回転機構
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JP2021114803A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 矢崎総業株式会社 電気接続箱及び電気接続箇所のカバー構造

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Effective date: 19981203