JPH07159872A - 防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造 - Google Patents

防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造

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Publication number
JPH07159872A
JPH07159872A JP5310481A JP31048193A JPH07159872A JP H07159872 A JPH07159872 A JP H07159872A JP 5310481 A JP5310481 A JP 5310481A JP 31048193 A JP31048193 A JP 31048193A JP H07159872 A JPH07159872 A JP H07159872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
camera
drip
lid
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5310481A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Mori
隆一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5310481A priority Critical patent/JPH07159872A/ja
Publication of JPH07159872A publication Critical patent/JPH07159872A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池蓋が容易に開閉可能な摩擦力にて防滴防
水カメラ本体の境界部との当接が可能となり、さらに部
品管理上の問題を発生させないようにする。 【構成】 電池を収納するための電池開口部を有する電
池収納部と、前記電池開口部を閉鎖する電池蓋とを有す
る防滴防水カメラにおいて、前記電池蓋は、前記カメラ
の本体に開閉可能となるように固定されたヒンジ部およ
び蓋部により構成され、前記蓋部においては、その外周
縁部に第1の弾性部材を配しており、前記ヒンジ部にお
いては、その外周部より突出し、前記電池開口部と当接
する1つないし2つ以上の突起部を有する第2の弾性部
材を配しており、前記電池蓋が閉の状態にある際には、
前記第1および第2の弾性部材により前記電池開口部が
防水シールされる如く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防滴防水カメラの開閉
蓋のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、Oリングなどのシール部材を
裏蓋またはカメラボディ本体の背面外周部に配設してカ
メラ外部から水が浸入することを防止し、水中使用可能
としたいわゆる防滴防水カメラが知られている。この種
のカメラにおいて適用される、電池蓋その他の開閉蓋に
おいては防水を目的として各種の手法が用いられてい
る。
【0003】図4は従来より知られている水中カメラの
電池蓋部の断面図を示したものである。カメラ本体1
は、各種撮影動作を行うための機構を有しており、底部
には、電池7を収納するための電池収納部6が設けられ
ている。前記電池収納部6を外部より閉じるために、電
池蓋13が、ヒンジピン12を回転中心としカメラ本体
1外側に開閉可能となるよう設けられており、不図示の
ロック手段により、通常は前記カメラ本体1と係合して
閉状態となり、使用者が外部からの操作部材を操作する
ことにより開状態となる構成となっている。
【0004】電池蓋13の外周縁部には、後述のヒンジ
部をのぞきほぼ全周にわたり、弾性の部材からなる電池
蓋ゴム14aが配設されている。この電池蓋ゴム14a
と電池蓋13は、接着剤による接着などの手法により固
着されており、前記電池蓋ゴム14aと前記電池蓋13
の固着部13aは外部より電池収納部6内部に水が浸入
しない構造となっている。ここで、前記電池蓋13が閉
状態の場合、前記電池蓋ゴム14aは圧縮されて境界部
14bにて電池収納部開口部6aに接し、電池収納部6
を外部よりシールする役目をする。
【0005】図5は前記電池蓋のヒンジ部を部分拡大し
たものである。電池蓋13と、電池収納開口ヒンジ部6
cは電池蓋ゴムヒンジ部14cを間に介して、境界部1
4dにて当接している。ここで電池蓋ゴムヒンジ部14
cと電池蓋13とは、前述のごとく接着などの手法によ
り固着されている。また電池蓋ゴムヒンジ部14cは、
電池蓋13がカメラ本体1に固定されている場合には自
由状態より圧縮されて挿填されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術においては、電池蓋ゴムヒンジ部14cが圧縮されて
境界部14dと接しており、電池蓋13を開閉する際
に、前記境界部14dには摩擦力が発生する。従ってこ
の摩擦力により前記電池蓋13の開閉が重くなると言っ
た問題が発生することになる。そこで前記電池蓋ゴムヒ
ンジ部14cの圧縮量を減少させてこの摩擦力を軽減さ
せることも考えられるが、前記境界部14dにて隙間が
開いては前述のごときシール効果が得られなくなる恐れ
がある。
【0007】また仮に前記電池蓋13が開閉可能な摩擦
力となるように前記圧縮量を設定し、かつ前記境界部1
4dに隙間が開かないようにしたとしても前記電池蓋ゴ
ムヒンジ部14cの寸法を厳しく管理せざるを得ず、部
品管理上手間がかかることとなる。本発明は、上記問題
点に鑑みてなされたもので、前記電池蓋13が容易に開
閉可能な摩擦力にて前記境界部14dと当接可能とな
り、さらに部品管理上の問題を発生させないようにする
ための電池蓋を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため
に、本発明は、電池を収納可能とし、該電池を収納する
ための電池開口部(6a)を有する電池収納部(6)
と、前記電池開口部(6a)を閉鎖する電池蓋(3)
と、を有する防水防滴カメラにおいて、前記電池蓋
(3)は、前記カメラの本体に開閉可能となるように固
定されたヒンジ部および蓋部により構成され、前記蓋部
においては、その外周縁部に第1の弾性部材(4a)を
配しており、前記ヒンジ部においては、その外周部より
突出し、前記電池開口部と当接する1つないし2つ以上
の突起部(5a〜5b)を有する第2の弾性部材(4
c)を配しており、前記電池蓋が閉の状態にある際に
は、前記第1および第2の弾性部材により前記電池開口
部が防水シールされている如く構成した。
【0009】
【作用】上記の構造を用いることにより、容易に開閉可
能である電池蓋を、シール効果を失うこと無く提供する
ことが可能となり、なおかつ部品管理上の問題を生じさ
せることもない。
【0010】
【実施例】以下に本発明における一実施例を示す。図1
は本発明による水中カメラの電池蓋部の断面図を示した
ものである。図3は本発明を適用した場合におけるカメ
ラを、電池蓋を開状態にしたところを下方より見た図で
ある。
【0011】前記電池収納部6を外部より閉塞するため
に、電池蓋3が、ヒンジピン2を回転中心としカメラ本
体1外側に開閉可能となるよう設けられており、不図示
のロック手段により、通常は前記カメラ本体1と係合し
て閉状態となり、使用者が外部からの操作部材を操作す
ることにより開状態となる構成となっている。ここで前
記ロック手段については、公知技術を用いることにより
可能とされている。電池蓋3の外周縁部は、弾性部材か
らなる電池蓋ゴム4aと電池蓋ゴムヒンジ部4cとによ
って全周にわたり、覆われる構成である。この電池蓋ゴ
ム4aと電池蓋3は、従来例中に示したごとく接着剤に
よる接着などの手法により固着部3aにて固着されてい
る。ここで、前記電池蓋3が閉状態の場合、前記電池蓋
ゴム4aは圧縮されて境界部4bにて電池収納部開口部
6aに接し、電池収納部6を外部よりシールする役目を
する。
【0012】図2は前記電池蓋のヒンジ部を部分拡大し
たものである。電池蓋ゴムヒンジ部4cと電池蓋3と
は、前述のごとく接着などの手法により固着部3bにて
固着されている。電池蓋ゴムヒンジ部4cには、突起5
aおよび5bが付設されている。前記突起5aおよび5
bは、それぞれの先端部にて電池収納部開口ヒンジ部6
cと当接して、境界部7aおよび7bを形成する。この
際に前記突起5aおよび5bは自由状態より圧縮された
形にて挿填されている。
【0013】ここで前記境界部7aおよび7bにおい
て、前記突起5aおよび5bにより発生する摩擦力は従
来例における摩擦力に比して十分に小さいため電池蓋3
の開閉は容易に行うことが可能である。さらに突起5a
および5bの圧縮量が多少ばらついたとしても少なくと
も境界部7aおよび7bにて当接する事さえ管理されて
いれば確実にシール効果が得られ、なおかつ極端に摩擦
力が大きくなるようなことはない。
【0014】なお本実施例において突起の数が2つの場
合を記載しているが、1つないし2つ以上で有れば同様
の効果を得ることが可能である。また本実施例において
は防水カメラの電池蓋について適用した場合を記載して
いるが、これにより本発明の請求範囲を限定するもので
はなく、例えば防水カメラの裏蓋など他の箇所にも適用
可能なものである。
【0015】
【発明の効果】以上の本発明によれば、使用者にとっ
て、防水シール部の摩擦力により重くなること無く容易
に開閉可能である防水蓋を、防水シール効果を維持しつ
つ提供することが可能となる。さらに部品管理上のばら
つきにより防水蓋の開閉が重くなるといった問題も未然
に防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明による水中カメラの電池蓋部の断面
図を示したものである。
【図2】は、本発明による水中カメラの電池蓋部のヒン
ジ部を部分拡大したものである。
【図3】は、本発明を適用した場合におけるカメラを、
電池蓋を開状態にしたところを下方より見た図である。
【図4】は、従来より知られている水中カメラの電池蓋
部の断面図を示したものである。
【図5】は、従来より知られている水中カメラの電池蓋
部のヒンジ部を部分拡大したものである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 ヒンジピン 3 電池蓋 3a 固着部 4a 電池蓋ゴム 4b 境界部 4c 電池蓋ゴムヒンジ部 5a、5b 突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を収納可能とし、該電池を収納する
    ための電池開口部を有する電池収納部と、 前記電池開口部を閉鎖する電池蓋と、 を有する防水防滴カメラにおいて、 前記電池蓋は、前記カメラの本体に開閉可能となるよう
    に固定されたヒンジ部および蓋部により構成され、 前記蓋部においては、その外周縁部に第1の弾性部材を
    配しており、 前記ヒンジ部においては、その外周部より突出し、前記
    電池開口部と当接する1つないし2つ以上の突起部と有
    する第2の弾性部材を配しており、 前記電池蓋が閉の状態にある際には、前記第1および第
    2の弾性部材により前記電池開口部が防水シールされて
    いることを特徴とする防滴防水カメラの電池蓋防水シー
    ル構造。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の弾性部材は、粘弾
    性を有する1つの部材からなることを特徴とする請求項
    1記載の防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造。
JP5310481A 1993-12-10 1993-12-10 防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造 Pending JPH07159872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310481A JPH07159872A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310481A JPH07159872A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07159872A true JPH07159872A (ja) 1995-06-23

Family

ID=18005759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5310481A Pending JPH07159872A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 防滴防水カメラの電池蓋防水シール構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH07159872A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016109727A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 キヤノン株式会社 電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016109727A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 キヤノン株式会社 電子機器

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