JP2011154820A - 防水機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実な防水機能を有する携帯可能な防水機器を提供する。
【解決手段】携帯可能なデジタルカメラ1は、外部に対する防水性を必要とし、外部から電池9が挿入される挿入口を有する凹部であって、電池9が挿入される方向に対し交差して該挿入口の口元全周に設けられた帯状平面部3dと、電池9が挿入される方向に対して平行に該挿入口の口元全周に設けられた内周帯状面部3eとを有する電池収納室3bと、電池収納室3bを防水するため、電池収納室3bを覆う蓋手段であって、蓋外装プレート21、内周パッキン支持枠22、環状パッキン支持枠23と、帯状平面部3dと当接する環状パッキン25、内周帯状面部3eと当接する内周パッキン26とを有する電池蓋11とを具備したことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、携帯可能な防水機器の蓋部材の防水構造に関する。
従来の防水機器における蓋部材の防水構造として、特許文献1,2,3等に開示されたものは、蓋部材に対して筐体開口部周辺の密閉接触面に当接する周方向密閉用接触面をもつ環状パッキン部材を配する防水構造を採用したものである。
特開2001−021979号公報 特開2003−142841号公報 特許3182023号公報
特許文献1,2,3等に開示された防水構造においては、単一の上記環状パッキン部材が周方向密閉用接触面を有するものである。上記蓋部材が開閉操作されるものであった場合、該環状パッキン部材の周方向接触面の一部分に傷が生じ、あるいは、ゴミが該接触面に付着することがあり得る。従って、単一の上記環状パッキン部材の周方向密閉用接触面では必ずしも十分な防水機能が果たされるとは言い切れない。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、より確実な防水機能を有する携帯可能な防水機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の防水機器は、携帯可能な防水機器において、上記防水機器に設けられ、外部に対する防水性を必要とし、外部からアクセサリが挿入される挿入口を有する凹部であって、上記アクセサリが挿入される方向に対し交差して該挿入口の口元全周に設けられた第一の面と、上記アクセサリが挿入される方向に対して平行に該挿入口の口元全周に設けられた第二の面とを有する凹部と、上記凹部を防水するため、上記凹部を覆う蓋部材と上記第一の面と当接する第一のシール部材と上記第二の面と当接する第二のシール部材とを有する蓋手段とを具備している。
本発明によると、より確実な防水機能を有する携帯可能な防水機器を提供することができる。
本発明の一実施形態である防水機器としてのデジタルカメラの外観を示す斜視図 図1のデジタルカメラにおいて、電池蓋を開放した状態を示す斜視図 図2に示される電池蓋を外方側から見た分解斜視図 図3の電池蓋を内方側から見た分解斜視図 図3の電池蓋の正面図 図3の電池蓋の側面図 図3の電池蓋の背面図 図5のA−A断面図であって、電池蓋、電池挿入口、電池収納室の断面を示す図 図3のB矢視で示される電池蓋のロック状態における係止ツマミおよびロック部材周りの部分拡大図 図3のB矢視で示される電池蓋の開放可能状態(ロック解除可能状態)における係止ツマミおよびロック部材周りの部分拡大図 図3のB矢視で示される電池蓋のロック解除状態における係止ツマミおよびロック部材周りの部分拡大図 図8の電池挿入口と電池蓋の環状パッキンとの当接状態を示す断面図 図8の電池挿入口と電池蓋の内周パッキンとの当接状態を示す断面図
以下、本発明の実施形態について、図を用いて説明する。
本発明の一実施形態である携帯可能な防水機器としてのデジタルカメラ(以下、カメラと記載する)1は、図1,2に示すように撮影光学系、撮像素子を含む撮像部、撮像制御部を内蔵し、防水構造を有するカメラ外装2を備えており、カメラ外装2には、その前面部に撮影窓4、ストロボ窓5、また、上面部にレリーズ釦6、パワースイッチ釦7等が配されている。
なお、以下の説明において、カメラ1の通常の撮影保持状態において被写体側を前面側とし、上記撮影光学系の撮影光軸Oと平行な方向をZ方向(前後方向)とする。Z方向に対してそれぞれ直交する方向であって、前面側から見て左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。また、電池蓋11(後述)に関しては、電池収納室3b(後述)側を内側とし、蓋側を外側とする。
カメラ1には、アクセサリとしての電池9が挿入される凹部である電池収納室3bを備えたカメラ外装2の一部を形成するサイドパネル部3が左側端部に配されている(図2)。そして、電池収納室3bの開口3aを覆って密閉し、防水するための蓋手段としての電池蓋11がサイドパネル部3の左端にZ方向に沿った回動軸15(図3)を介して回動可能に支持されている。
サイドパネル部3には電池収納室3bの挿入口に電池9を電池収納室3bにX方向に沿って着脱するための開口3aと、該開口3aの外側にて電池挿入方向(X方向)に交差するYZ平面に沿った被当接面である第一の面であって、挿入口の口元全周に設けられる環状の帯状平面部3dと、該帯状平面部3dに垂直に形成され、該帯状平面部3dよりも電池挿入方向の外側に位置し、電池挿入方向(X方向)に沿った被当接面である第二の面であって、挿入口の口元全周に設けられる環状の内周帯状面部3eとが設けられている(図8,12,13)。なお、内周帯状面部3eの外方側は傾斜面3fとなっている。サイドパネル部3の上部にはY方向の電池蓋係止用係止孔3gが配されている。
電池蓋11は、図3,4に示すように係止ツマミ12、ロックツマミ13および回動軸15が組み付けられた蓋部材としての蓋外装プレート21と、第二のシール部材である内周パッキン26を保持する蓋部材としての内周パッキン支持枠22と、第一のシール部材である環状パッキン25を保持する蓋部材としての環状パッキン支持枠23と、パッキン押え24と、アース接続片35とからなる。
係止ツマミ12は、X方向内面側に係止板31とクリックバネ32とがビス42により一体化された状態で、蓋外装プレート21に対してY方向にスライド可能な状態でビス43を介して支持されている。
係止板31には、Y方向上部に係止突部31aとY方向下部にロック突部31bが設けられている。係止突部31aは、係止ツマミ12のスライド移動によりサイドパネル部3の電池蓋係止用係止孔3gに係合し、電池蓋11を密閉閉鎖状態に保持し、電池収納室3b内を水密状態とする。
ロックツマミ13は、X方向内面側にロック部材33およびクリックバネ34がビス41により一体化された状態で蓋外装プレート21に対して回動可能に支持されている。
ロック部材33は、ロックツマミ13の軸心を中心とする円板部材からなり、その外周部の一部がロック突部31bに当接し、係止板31の移動を規制し、ロック解放操作を阻止するための移動規制部33aを有し、また、該外周部の一部が切り欠かれ、ロック突部31bの進入を阻止しない逃げ部33bとを有している。
電池蓋11において、ロックツマミ13がロック位置にあるときは、移動規制部33aが係止板31のロック突部31bと対向して、係止板31の下方向への移動を阻止し、電池蓋ロック状態を保持する。ロックツマミ13がロック解放位置にあるときは、逃げ部33bが係止板31のロック突部31bと対向し、該ロック突部31bの進入を許容する。すなわち、係止板31の下方へ移動が可能で係止突部31aを電池蓋11の上部から非突出状態とし、電池蓋11の開閉が可能な状態となる。
内周パッキン支持枠22は、下部に回動軸15をZ方向に沿った状態で保持しており、該回動軸15は、該支持枠22に固着される金属製補強部材36によっても保持され、両端部がサイドパネル部3に回動可能に支持されている。内周パッキン支持枠22の内面側には外形周方向に沿って内側に突出し、内周パッキン26の環状の溝26aに嵌入する環状の突部22aが設けられている。
内周パッキン26は、大きな開口を有し、この開口を囲むような略四角枠形状のシリコンゴム等からなる帯状パッキン部材であり(図3,4)、左面部四角枠に沿って形成されている環状の溝26aと、環状の外周側に向けて突出して形成され、先端部が当接部位となる角部であって、その断面が三角形状である突部26bとを備えている。なお、突部26bの頂点部分にはパーティング部による成形上の微小突起(バリ)26cが残っている(図13)。
環状パッキン支持枠23は、X方向外方側に内周パッキン26の開口に嵌入する枠部23bと、枠部23bのX方向内方側の略全面に環状パッキン25が嵌入する凹部23aとを有している。
環状パッキン25は、内周パッキン26の外周よりも小さい外周を有するシリコンゴム等からなる環状のパッキン部材であり(図3,4)、該外周に沿い、YZ平面に垂直でX方向内側に向けて突出する環状、かつ、壁状の突部であって、直線上に配される突部25c,25f,25e,25g,25h,25iおよび屈曲した隅部に配される突部25j,25k,25m,25n,25oが形成され、また、該環状の突部の内側はYZ平面に沿った平面部25kとなっている(図12)。
パッキン押え24は、環状パッキン25の平面部25kを押さえ込む平板部材である。
電池蓋11の上記パッキン、パッキン支持板の各部材の組み付けは、図3,4,8に示すように、まず、内周パッキン支持枠22に対してそのX方向内側に、突部22aと溝26aとを嵌入させて、内周パッキン26を装着する。さらに、内周パッキン26の内側に環状パッキン支持枠23の枠部23bを嵌入させ、ビス45,46により内周パッキン26を挟んだ状態で内周パッキン支持枠22と環状パッキン支持枠23とを一体化する。
環状パッキン支持枠23の凹部23aに環状パッキン25を嵌入させる。さらに、環状パッキン25の平面部25kにパッキン押え24を当接させ、ビス47,48,49により環状パッキン25を押さえ込む状態でパッキン押え24を環状パッキン支持枠23に固定する。
そこで、係止ツマミ12とロックツマミ13が組み込まれた蓋外装プレート21を内周パッキン支持枠22、環状パッキン支持枠23にビス43,44により固着する。ビス44は、アース接続片35および金属製補強部材36も共締め状態で固定する。
上述のように組み立てられた電池蓋11は、回動軸15を介してサイドパネル部3に回動可能に取り付けられる。
電池蓋11の開閉動作について、図8〜11を用いて説明する。まず、電池蓋11により電池挿入口の開口3aを閉じ、ロック状態とするにはロックツマミ13をロック解放位置に回し、係止ツマミ12をY方向に下げた状態のもとで(図11)、電池蓋11を回動させて、開口3aを密閉する閉鎖状態とする(図8)。そこで、係止ツマミ12をY方向上方にスライド移動させ(図10)、係止突起31aをサイドパネル部3の電池蓋係止用係止孔3gに係合させる。さらに、ロックツマミ13をロック位置まで回動操作すると、係止板31のロック突部31bの先端がロックツマミ13の移動規制部33aに対向する状態になり、係止ツマミ12は、係止位置にロックされる(図9)。すなわち、電池蓋11は上記閉鎖状態に保持される。
電池蓋11を解放するにはロックツマミ13をロック解放位置に回動し、係止板31のロック突部31bがロック部材33の逃げ部33bに進入可能な状態として(図10)、係止ツマミ12をY方向下方にスライドさせ、係止突起31aを電池蓋係止用係止孔3gから外す(図11)。この状態で電池蓋11は開口3aを開放する方向に回動可能となる。
電池蓋11の開口閉鎖状態における各パッキン部材の状態について、図12,13を用いて説明する。電池蓋11の閉鎖状態においては、環状パッキン25および内周パッキン26は、それぞれサイドパネル部3の帯状平面部3dと内周帯状面部3eとにそれぞれの突起部が当接し、変形して、電池挿入口の開口3aが二重密閉状態となる。
詳しく説明すると、電池蓋11が閉方向に回動すると、環状パッキン25の突起部先端が帯状平面部3dに当接し、押し付けられる(図12)。
そのとき、XY断面においては、上辺の突部25c(図4)の先端部が上方向Yaに偏倚していることから、突部25cの根元部25bに対して中立面Cからの偏倚量δ×当接力F1の反力が作用する。一方、下辺の突部25e(図4)の先端部が下方向Ybに偏倚していることから、突部25eの根元部25dに対して中立面Cからの偏倚量δ×当接力F2の反力が作用する。従って、上記当接により突部25cの先端部は、後述する理由上、好ましい変形方向である上方向Ya方向(環状パッキン25の外方向)に折れ曲がって撓む(変位する)。また、突部25eの先端部は、同様に好ましい変形方向である下方向Yb方向(環状パッキン25の外方向)に折れ曲がって撓む(変位する)。
なお、電池蓋11の回動軸15が図12に示すように帯状平面部3dからX方向外側にずれていることから上記当接後の電池蓋11の閉方向への回動に伴って、上辺の突部25cの先端部当接による摩擦力成分がさらに好ましい方向である上方向Yaに作用する。しかし、下辺の突部25eの先端部当接による摩擦力成分は、好ましい方向の下方向Ybとは逆方向に作用する。従って、上記偏倚量δを十分に採る必要がある。
環状パッキン25のXZ断面における左辺の突部25f、右辺の突部25g(図4)についても上辺の突部25cおよび下辺の突部25eの場合と同様にそれぞれ先端部が左、または、右方向に偏倚していることから、同様に帯状平面部3dに当接し、押し付けられることによって後述する好ましい方向である左、または、右方向(環状パッキン25の両外方向)に向けて撓む。
環状パッキン25には、前述したように屈曲した隅部に配され、所定の曲率をもって周方向90°に折れ曲がって配される突部25m,25k,25jが存在する(図4)。もし、上辺の突部25c、下辺の突部25e、左辺の突部25f、右辺の突部25gの各先端部がそれぞれ環状の内側に向けて折れ曲がって撓んだとすると、上記突部25m,25k,25jの各先端部がYZ面上、盛り上がる状態になってしまい、パッキンの密着性上、好ましくない。
しかし、本実施形態における環状パッキン25では上述したように上辺の突部25c、下辺の突部25e、左辺の突部25f、右辺の突部25gの各先端部がそれぞれ好ましい方向である環状の周方向外方に向けて撓むことから隅部分の各突部25h,25i,25jが盛り上がることなく環状パッキン25が帯状平面部3dに密着し、確実な防水状態が得られる。
内周パッキン26は、電池蓋11が閉鎖方向に回動した場合、図13に示すように外周に沿った突部26bがサイドパネル部3の内周帯状面部3eの内周に変形しながら嵌り込む。嵌入の初期に突部26bの先端部が内周帯状面部3eの外方に設けられる傾斜面3fを滑りながら進入し、最終的に突部26bの先端部が電池挿入方向(X方向)外方に向けて変形した状態となって内周帯状面部3eを密封した状態となる。
内周パッキン26の上記嵌入変形状態では、突部26bの先端部がX方向外側に撓んだ状態に保持されることから該先端部に形成されている微小突起(バリ)26cが内周帯状面部3eに直接接触しない状態が得られる。従って、機密性もしくは水密性の不具合が避けられる。
さらに、突部26bの先端部が電池挿入方向(X方向)外側に撓んだ状態に保持されることから、環状パッキン26の圧縮による反発力に加えて内周パッキン26によっても電池蓋11が開放方向の回動力を受ける状態になっている。従って、電池蓋11のロック状態が解除されたときは、電池蓋11が開放方向にわずかな量、開くので、ロックされていないことが確実に認識される。
以上、説明したように本実施形態のカメラ1によると、開閉可能な電池蓋11による電池挿入口を密閉するために環状パッキン25と内周パッキン26がそれぞれ、より確実な密閉性を有して作用することで二重の防水機能を果たす防水構造が得られる。
すなわち、環状パッキン25では、帯状平面部3dとの当接圧縮状態において、環状隅部分の突部25m,25k,25jの盛り上がりが生じにくく、確実な密閉状態が得られる。一方、内周パッキン26では、成型時に生じるパーティング突起26cが内周帯状面部3eに直接接触することが避けられ、確実な密閉状態が得られる。また、内周パッキン26の内周帯状面部3eへの当接圧縮状態で突部26bが外側に向けて変形し、復元力が発生していることから電池蓋11に対して開放方向の回動力が作用する。従って、電池蓋11が閉じ位置にあってもロックされていないときには、電池蓋11が開放方向にわずかに開き、ロックされていないことが認識しやすくなる。
本実施形態においては、アクセサリ収納室として電池収納室3bの開口3aを防水するための電池蓋11の防水構造を例としたが。上述した防水構造は、メモリカード等の記憶媒体収納室等、あるいは、外部コネクタ接続部の蓋手段の防水構造に対しても適用することができる。
本実施形態における二つのパッキン部材である内周パッキン26と環状パッキン25とは、一体成形により作製されていても同等の効果を奏することができる。
また、本実施形態における内周パッキン26や環状パッキン25は、電池蓋11側に保持されているが、該パッキン部材をサイドパネル部3側に保持し、帯状平面部および内周帯状面部を電池蓋側に設けるような防水構造とすることも可能である。
なお、上記内周帯状面部3eの表面には防汚コートが施されていて、防水機能を劣化させる塵埃が付き難く、しかも、突部26bは、内周帯状面部3eの表面に圧接しているので、電池蓋11が閉状態のときに、もし、電池蓋11の外側の内周帯状面部3eの表面に塵埃が付いた後に電池蓋11を開けると、突部26bが付着した塵埃を掃き出し、塵埃除去を行うことになる。したがって、次に起こる電池蓋11の閉動作によって防水性の劣化の可能性も低くなり防水性の信頼性も向上する。従って、携帯機器に要求される防水性の程度により、内周帯状面部3eと、突部26bを有する内周パツキン26とだけで上記凹部である電池収納室3bを防水できるのであれば、該凹部の口元に帯状平面部3dを設ける必要は無く、該凹部の壁面に連続して口元そのものを内周帯状面部3eとすればよい。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
本発明の防水機器は、より確実な防水機能を有する携帯可能な防水機器として利用が可能である。
3a…開口部(挿入口)
3b…電池収納室(凹部)
3d…帯状平面部(第一の面)
3e…内周帯状面部(第二の面)
9…電池(アクセサリ)
11…電池蓋(蓋手段)
21…蓋外装プレート(蓋部材)
22…内周パッキン支持枠(蓋部材)
23…環状パッキン支持枠(蓋部材)
25…環状パッキン(第一のシール部材)
26…内周パッキン(第二のシール部材)
26b…突部(角部)

Claims (4)

  1. 携帯可能な防水機器において、
    上記防水機器に設けられ、外部に対する防水性を必要とし、外部からアクセサリが挿入される挿入口を有する凹部であって、上記アクセサリが挿入される方向に対し交差して該挿入口の口元全周に設けられた第一の面と、上記アクセサリが挿入される方向に対して平行に該挿入口の口元全周に設けられた第二の面とを有する凹部と、
    上記凹部を防水するため、上記凹部を覆う蓋部材と上記第一の面と当接する第一のシール部材と上記第二の面と当接する第二のシール部材とを有する蓋手段と、
    を具備したことを特徴とした防水機器。
  2. 上記第二の面と当接する上記第二のシール部材の当接部位は、断面が三角状に形成され、その角部の一つが環状に外周側に突出し、上記第二の面と当接して上記アクセサリ挿入方向と反対方向に撓むことを特徴とした上記請求項1記載の防水機器。
  3. 上記第二のシール部材が上記第二の面に当接したとき、上記第二のシール部材が上記蓋部材に上記挿入口を開放する方向に力を発生させることを特徴とした上記請求項3に記載の防水機器。
  4. 上記第二の面は上記挿入口の口元に形成され、上記第一の面は上記第二の面より上記挿入口のさらに奥に形成されていることを特徴とした上記請求項1記載の防水機器。
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