JP4503943B2 - 防水機能を有する機器 - Google Patents

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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バッテリパック本体を挿抜可能な防水機能を有する機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されているカメラは、その本体に電池収納室が設けられており、この電池収納室に専用の電池若しくは乾電池等が装填されて、カメラ内の各回路に電源が供給されることにより、各種の機能の動作が実行されるようになっている。
【0003】
ところで、こうした電池収納室の大きさには制限があり、電池の容量も決まってしまうため、撮影する写真の枚数も制約を受けるものであった。このため、数多くの枚数の写真撮影を行う場合は、複数本の電池を所持する必要があり、撮影の途中で電池の交換を行わなければならないものであった。
【0004】
近年、こうした要望に答えるべく、カメラ本体に着脱が自在で大容量のバッテリパックを内蔵するバッテリアダプタが開発されている。こうしたバッテリアダプタは、例えばカメラ本体の底面部に設けられている三脚用のネジ穴を利用して、カメラ本体に装着されるようになっている。そして、こうしたバッテリアダプタは、シール部材によって防水加工が施されているものが多くなっている。
【0005】
例えば、外装ケースと内ケースと電池収納部蓋を備えて、この内ケースが電池挿入口とフランジを有し、外装ケースに内ケースを挿入するとフランジが外装ケースの底部開口を液密的に閉塞し、前記電池収納部蓋が前記電池挿入口を液密的に閉塞する防水型電池機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特公平7−66788号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特許文献1に記載されているような外装ケースと内ケースは筒状で、その両端は電池を収納するために離間して形成されている。また、防水構造をとるにあたり、内ケースは防水パッキンを介して外装ケースに固定されている。
【0008】
ところが、電池を収納するように筒状のケースの場合、そのケースの長手方向の両端を固定するのは困難なものであった。これは、各部品に形状誤差があるために、例えば、内ケースの電池電極と外装ケース側の電極とを確実に電気的接続を行うため、ケースの一端を固定すると他端の位置がずれてしまう虞れがあるからである。その結果、位置がずれてしまうと防水パッキン(シール部材)の圧接が正しく行われなくなり、防水機能に影響を及ぼすことがあった。また逆に、防水パッキングを確実に行おうとすると、内ケースの電池電極と外装ケース側の電極との相対位置がずれてしまい、確実な電気的接続を行うことができない虞れもあった。
【0009】
また、上述した筒状のケースの場合、一端が固定されると、ケースの自重から固定した部位を中心に、ケースの他端は揺れ動いてしまう。逆に、一端を固定し、他端を揺動可能に保持すれば、部品の形状誤差があってもケースが揺動することにより、位置合わせの許容範囲が広がり、位置決めすることが容易になることがわかる。
【0010】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の防水型電池機器は、内ケース挿入口の防水構造に言及しているものの、挿入口での揺動構造に関しては何ら述べられていないものであった。
【0011】
この発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、バッテリパック本体を挿抜可能な防水機能を有する機器に於いて、バッテリパック本体と上記機器の間の防水機能を有し、且つ上記バッテリパック本体が揺動可能に取り付けられた防水機能を有する機器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の発明は、バッテリパック本体を挿抜可能な防水機能を有する機器に於いて、上記バッテリパック本体が挿抜される開口と、上記バッテリパック本体に取り付けられて上記開口を塞ぐ防水手段を有する蓋部材と、上記バッテリパック本体と上記蓋部材との間に設けられるもので、上記バッテリパック本体上記蓋部材が揺動可能となるような揺動機構と、を具備することを特徴とする。
【0015】
このような構成とすることにより、バッテリパック本体と上記機器の間の防水を確実に行うことができる。
【0020】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、上記揺動機構は、上記バッテリパック本体と上記蓋部材との間に設けられた支点と変形可能部材とから成ることを特徴とする。
【0021】
このような構成とすることにより、変形可能部材の変形によって交換バッテリと上記機器が揺動可能に移動するので、両者の間の防水を確実に行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
【0033】
図1は、この発明の一実施の形態に係る電子機器であるカメラのバッテリアダプタの構成を示した外観斜視図であり、図2は、図1のバッテリアダプタが装着されるカメラ本体の構成を示す外観斜視図である。
【0034】
カメラ本体1の前面部には、このカメラ本体1を把持してホールドするためのグリップ部2が形成されている。また、カメラ本体1の前面部の略中央には、図示されないレンズ鏡筒を装着するためのマウント部3が設けられている。尚、4は入射光束を図示されないファインダに導くためのメインミラーである。
【0035】
カメラ本体1の底面部で、上記グリップ部2の下方には開閉自在な電池蓋6が設けられている(図示せず)。この電池蓋6内には、カメラの電源としての電池が装填されるべく電池室7が設けられている。また、カメラ本体1の底面部には、図示されない三脚等を取り付ける際の雌ネジである三脚ネジ9と、三脚等の位置合わせ用としての位置決め穴8が形成されている。
【0036】
一方、バッテリアダプタ15は、上記カメラ本体1の底面部と相対する面で、上記位置決め穴8、三脚ネジ9と相対する位置に、それぞれ位置決めピン16、三脚ネジ17が、それぞれ形成されている。この三脚ネジ17は、カメラ本体1側の三脚ネジ9と螺合する雄ネジで構成されている。更に、上記電池蓋6と相対する位置には、カメラ本体内部の図示されない電気接点と接触する電極接点部18を有した接片支柱19が形成されている。そして、この接片支柱19の根本近傍には、防水シール(Oリング)20が配されている。
【0037】
いま、図2に示されるように、カメラ本体1の電池蓋6が取り外されて、図示矢印Aで表されるように、電池室7に接片支柱19が挿入される。すると、防水シール20が電池室7の周壁と嵌合されてその内周壁に当接され、位置決めピン16が位置決め穴8に嵌入され、更に三脚ネジ17が三脚ネジ9と螺合する。これによって、カメラ本体1に対して、バッテリアダプタ15の位置決めがなされるわけである。
【0038】
尚、上記接点支柱19の水平方向の断面形状は、カメラ本体1の電池室7の水平方向の断面形状に相似してやや小さい。また、三脚ネジ17は、バッテリアダプタ15の上面部の三脚ネジ用の穴とは遊嵌している状態である。
【0039】
バッテリアダプタ15の上面部には、また、カメラ本体1の電池蓋6を収納するための凹部が形成され、電池蓋収納部22が構成されている。接片支柱19が電池室7に挿入されるにあたり、電池蓋6はカメラ本体1から取り外されるようになっている。そのため、バッテリアダプタ15を使用する際に、取り外された電池蓋6を紛失しないように、電池蓋収納部22に電池蓋6を嵌め込むようにしている。
【0040】
また、バッテリアダプタ15の前面部には、三脚ネジ17をカメラ本体1の三脚ネジ9と螺合させるための三脚ネジダイアル23が設けられている。この三脚ネジダイアル23を所定方向に回転させることにより、三脚ネジ17と三脚ネジ9の螺合状態が調節されて、バッテリアダプタ15とカメラ本体1との装着、取り外しがなされるようになっている。
【0041】
更に、バッテリアダプタ15の側方部には、このバッテリアダプタ15本体からバッテリパック25を挿脱するためのバッテリ蓋部材26が設けられている。そして、このバッテリ蓋部材26には、バッテリパック25をバッテリアダプタ15本体に固定、開放するためのロック操作部材27が設けられている。
【0042】
尚、上述したカメラ本体1及びバッテリアダプタ15は、モールドまたはプラスチック等により構成されている。
【0043】
図3はバッテリパック(交換パッケージ)の構造を示すもので、(a)は一方向から見た外観斜視図、(b)は(a)と反対方向(裏側)から見た斜視図である。
【0044】
このバッテリパック25は、バッテリ蓋部材26にバッテリパック本体30が取り付けられた構造となっている。
【0045】
バッテリ蓋部材26には、このバッテリパック本体30をバッテリアダプタ15に固定するためのロック爪33が設けられている。このロック爪33は回動可能であり、ロック操作部材27の操作に連動して所定方向に回転して、バッテリ蓋部材26をバッテリアダプタ15に固定、或いは開放状態にするものである。
【0046】
また、バッテリ蓋部材26の周囲には、防水シール(Oリング)34がロック爪33よりも後述のバッテリ電極側に配されている。この防水シール34が、バッテリアダプタ15の図示されない周壁と当接することによって、バッテリアダプタ内部を水密的に閉塞するものである。これにより、防水手段を構成している。
【0047】
一方、バッテリパック本体30の、バッテリ蓋部材26と反対側には、複数個(この場合3個)の電極31が設けられている。
【0048】
図4は、バッテリ蓋部材26とバッテリパック本体30の取り付け構造を示す分解斜視図である。
【0049】
バッテリ蓋部材26は、後述するように、ビスによって取付部材36と固着されている。この取付部36には、バッテリパック本体30の当接面30aと当接するべく当接部37が形成されている。更に、取付部材36には、緩衝材であるゴムクッション38が貼着されるようになっており、このゴムクッション38を介してバッテリパック本体30の当接面30aと当接する。
【0050】
一方、バッテリパック本体30の側面で当接面30aの近傍には、例えば断面が略方形状の突起40、41が形成されている。上記突起40は、取付部材36に形成された切り欠き42に嵌挿される。一方、突起41は、“コの字形状”の止め部材43に形成された切り欠き44に嵌挿される。そして、この止め部材43がビス45によって取付部材36の取付部46に螺着される。
【0051】
これにより、バッテリパック本体30は、当接面30aが当接部37及びゴムクッション38と当接し、突起40及び突起41により切り欠き42及び止め部材43の切り欠き44で保持されている。すなわち、バッテリパック本体30は、突起40及び突起41により切り欠き42及び止め部材43の切り欠き44で保持された状態で、当接しているゴムクッション38の弾性力により、当接部37の面を支点として揺動する。
【0052】
そのため、突起40と切り欠き42との嵌合は全ての方向で隙間嵌めの状態で遊嵌し、及び突起41と切り欠き44との嵌合は全ての方向で隙間嵌めの状態で遊嵌して、止め部材43がビス45で螺着されると、バッテリパック本体30の長手方向にバッテリパック本体30を取付部材36の在る方向に呼び込み、当接面30aと当接部37及びゴムクッション38とを当接させる。
【0053】
このように、バッテリパック本体30とバッテリ蓋部材26とは、上記ゴムクッション38の弾性力により相対的に移動する移動手段である相対移動機構若しくは揺動機構を構成している。
【0054】
尚、上述した防水シール34は、バッテリ蓋部材26と取付部材36の間で、ロック爪33よりもバッテリパック本体30側に配されている。これにより、ロック爪33の部分まで浸水しても、バッテリパック本体30側には浸水しないようになっている。
【0055】
図5は、上述したバッテリ蓋部材26及び取付部材36の構造を示す分解斜視図である。
【0056】
バッテリ蓋部材26には、その略中央部に開口26aが形成されている。そして、2つのロック爪33,33を有するロック板50の中心に形成された長孔50aが、開口26a、クリックバネ51の開口51aを介して、ロック操作部材27の取付部27aと嵌合して、ビス53によって螺着される。これにより、ロック板50がロック操作部材27と一体的に回動可能となる。
【0057】
上記バッテリ蓋部材26の周囲にはスリット26b、26cが形成されており、該スリット26b、26cにロック板50のロック爪33、33が嵌挿される。これにより、ロック操作部材27が操作されてロック板50が所定方向に回転すると、ロック爪33、33がスリット26b、26cから露出されて、バッテリ蓋部材26がバッテリアダプタ15にロックされるようになる。また、ロック板50が上記所定方向と反対方向に回転すると、ロック爪33、33がスリット26b、26cから露出されず、バッテリ蓋部材26はロックが外れた状態となる。
【0058】
バッテリ蓋部材26には、また、取付部材36の切り欠き(穴)42に対応する位置に、防水用のシール部材54が取り付けられている。更に、バッテリ蓋部材26には複数個の取付部26eが設けられており、Oリングである防水シール34を挟むようにして取付部材36に形成されたネジ孔36aを介してビス55により螺着される。これにより、バッテリ蓋部材26と取付部材36とが固着される。
【0059】
図6は、バッテリ蓋部材26を取り外した状態でのバッテリアダプタ15の構造を示す分解斜視図であり、(a)は上カバーを示した図、(b)は防水シールを示した図、(c)は下カバーを示した図である。
【0060】
図6に示されるように、バッテリアダプタ15は、フレーム62を含む第1の外装部材である上カバー60と、第2の外装部材である下カバー61と、これら上カバー30と下カバー61との間に配されて水密的に閉塞するための防水シール(シール部材)65とで構成されている。
【0061】
フレーム(ループ形成部)62は、バッテリアダプタ15にあって、バッテリ蓋部材26が取り付けられる側で上カバー60に一体的に形成されている。これは、上カバー60と下カバー61とで開口59を形成し、両者のカバーの間を防水シールによって水密的に閉塞しているが、開口59の防水を確実にするために上カバー60と一体的に形成されたフレーム62が用意されている。
【0062】
つまり、このフレーム62による開口59の部分は、上述したように、バッテリ蓋部材26の周囲に配された防水シール34によって、上下のカバーの防水とは独立して水密的に閉塞している。このフレーム(ループ形成部)62と防水シール34とで、第1の防水手段が構成されている。
【0063】
尚、ここでは図示されないが、フレームは一体的に形成されるものであれば、上カバー60ではなく下カバー61に形成されるものであってもよいのは勿論である。
【0064】
図6に於いて、上カバー60の周囲部で下カバー61と相対する位置には、全周に渡って連続した突状の密封用突起63が形成されている。同様に、下カバー61の周囲部で上カバー60と相対する位置には、全周に渡って連続した凹状のシール溝64が形成されている。そして、このシール溝64に沿って防水シール65が埋設される。これら密封用突起63、シール溝64、防水シール65とで、第2の防水手段を構成している。
【0065】
また、密封用突起63が下カバー61に、シール溝64が上カバー60に設定されていてもよい。
【0066】
尚、図6(b)に於いては、防水シール65はリング状に示されているが、これに限られずに、線状のものであってもよい。
【0067】
下カバー61のシール溝64に防水シール65が埋設された状態で、下カバー61に上カバー60が取り付けられる。この取り付けは、上カバー60に複数設けられたネジ穴68を介して、複数のビス67が下カバー61の取付部69に螺着されることにより行われる。このとき、上述した密封用突起63が防水シール64を圧接することにより、開口59を除いて上カバー60と下カバー61は外部と水密的に閉塞される。
【0068】
図7(a)はバッテリパック本体30を外した状態のバッテリアダプタをカメラ本体に装着した例を部分的に示す断面図、(b)は(a)の状態のバッテリ位置決め台及び保護シートの様子を説明する図である。また、図8(a)はバッテリパック本体30を装填した状態のバッテリアダプタをカメラ本体に装着した例を部分的に示す断面図、(b)は(a)の状態のバッテリ位置決め台及び保護シートの様子を説明する図である。
【0069】
カメラ本体1の電池室7に接片支柱19が挿入され、防水シール20が電池室7の周壁と嵌合されて当接され、更に位置決めピン16が位置決め穴に嵌入され、三脚ネジ17が三脚ネジ9と螺合する。これにより、カメラ本体1に正確にバッテリアダプタ15が装着される。
【0070】
また、三脚ネジダイアル23は、例えば金属製の三脚ネジ止め板72によって上カバー60内に密閉されている。上記三脚ネジ止め板72は、上カバー60との間に防水シール71が配されて、ビス73によって上カバー60に螺着されている。
【0071】
尚、フレーム62の下カバー61と相対する位置には防水シール65が配されている。
【0072】
下カバー61の所定の位置には、後述する可撓性の、保護シート76を固定するための保護シート止め板75が設けられている。そして、上記保護シート76は、ビス77によって、保護シート止め板75を介して下カバー61に固定されている。
【0073】
保護シート76には、所定の位置に複数個(3箇所)の電池接片用孔(開口)80が形成されている。この電池接片用孔80は、下カバー61の所定位置に取り付けられた電池接片81に対応する位置に形成されている。
【0074】
電池接片81は、図8(a)及び(b)に示されるように、パッテリアダプタ15内にバッテリパック本体30が装填された状態で、バッテリ電極31と電気的接触を得ることができる位置に配置されている。
【0075】
バッテリ位置決め台83は、バッテリアダプタ15内の所定の位置にバッテリパック本体30を位置合わせするために設けられたものである。そして、バッテリ位置決め台83の内部には、バッテリパック本体30を案内するための複数のガイド部(リブ状突起)84が形成されている。
【0076】
バッテリパック本体30は、上述したようにバッテリ蓋部材26に揺動可能に保持されている。したがって、バッテリパック本体30の他端側であるバッテリ電極31が設けられている側は、位置が固定されない。そこで、このバッテリパック本体30を確実に位置決めするために、バッテリ位置決め台83が設けられている。
【0077】
保護シート76は、バッテリパック本体30がバッテリアダプタ15から取り外されている状態で、クリップ等の金属片等がバッテリアダプタ15内に混入してしまい、その結果バッテリパック本体30が装填されたときにバッテリ電極31によって、電池接片81がクリップ等で短絡することを防止するためのものである。これにより、金属片の混入によるバッテリの短絡を防止することができる。
【0078】
つまり、保護シート76は一方の側がビス77により固定されているが、図7(a)、(b)に示されるように、バッテリパック本体30が装填されていない状態では、他方はバッテリ位置決め台83に端部が当接するように撓んだ状態となっている。この状態では、保護シート76に設けられた電池用接片孔80に電池接片81は進入せず、外観からは電池接片81を観察することができないようになっている。したがって、この状態でバッテリアダプタ15内に金属片が混入しても、保護シート76によって電池接片81が短絡することが防止される。
【0079】
そして、バッテリアダプタ15内に金属片が混入した状態でバッテリパック本体30が挿入されると、保護シート76によって上記金属片が引っかかった状態となる。そのため、バッテリパック本体30がバッテリ位置決め台83に保持されず、バッテリ蓋部材26も閉じられない状態となる。したがって、バッテリアダプタ15内に異状のあることがわかり、バッテリパック本体30の短絡の虞れを未然に防止することができる。
【0080】
また、バッテリアダプタ15内にバッテリパック本体30が装填された状態では、図8(a)、(b)に示されるように、保護シート76はバッテリパック本体30によって、その壁面に沿うようにして略直角に曲げられる。このとき、電池接片用孔80から電池接片81が露出される。こうして、電池接片81とバッテリ電極31とが電気的に接続される。
【0081】
尚、上述した実施の形態では、カメラ本体に装着されるバッテリアダプタを例にとって説明したが、これに限られるものではなく、交換バッテリを挿抜可能な防水機能を有する機器であれば何れも適用可能である。
【0082】
また、このほかにも、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
【0083】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、バッテリパック本体を挿抜可能な防水機能を有する機器に於いて、バッテリパック本体と上記機器の間の防水機能を有し、且つ上記バッテリパック本体が揺動可能に取り付けられた防水機能を有する機器を提供することができる。
【0084】
そして、請求項1に記載の発明によれば、バッテリパック本体と上記機器の間の防水を確実に行うことができる。
【0088】
請求項に記載の発明によれば、変形可能部材の変形によってバッテリパック本体と上記機器が揺動可能に移動するので、両者の間の防水を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る電子機器であるカメラのバッテリアダプタの構成を示した外観斜視図である。
【図2】 図1のバッテリアダプタが装着されるカメラ本体の構成を示す外観斜視図である。
【図3】 バッテリパックの構造を示すもので、(a)は一方向から見た外観斜視図、(b)は(a)と反対方向から見た斜視図である。
【図4】 バッテリ蓋部材26とバッテリパック本体30の取り付け構造を示す分解斜視図である。
【図5】 バッテリ蓋部材26及び取付部材36の構造を示す分解斜視図である。
【図6】 バッテリ蓋部材26を取り外した状態でのバッテリアダプタ15の構造を示す分解斜視図であり、(a)は上カバーを示した図、(b)は簿垂直シールを示した図、(c)は下カバーを示した図である。
【図7】 (a)はバッテリパック本体30を外した状態のバッテリアダプタをカメラ本体に装着した例を部分的に示す断面図、(b)は(a)の状態のバッテリ位置決め台及び安全シートの様子を説明する図である。
【図8】 (a)はバッテリパック本体30を装填した状態のバッテリアダプタをカメラ本体に装着した例を部分的に示す断面図、(b)は(a)の状態のバッテリ位置決め台及び安全シートの様子を説明する図である。
【符号の説明】
1…カメラ本体、2…グリップ部、6…電池蓋、7…電池室、8…位置決め穴、9…三脚ネジ、15…バッテリアダプタ、16…位置決めピン、17…三脚ネジ、19…接片支柱、20…防水シール(Oリング)、22…電池蓋収納部、23…三脚ネジダイアル、25…バッテリパック、26…バッテリ蓋部材、27…ロック操作部材、30…バッテリパック本体、30a…当接面、31…バッテリ電極、33…ロック爪、34…防水シール(Oリング)、36…取付部材、37…当接部、38…ゴムクッション、59…開口、60…上カバー、61…下カバー、62…フレーム、63…密封用突起、64…シール溝、65…防水シール(シール部材)、76…安全シート、80…電池接片用孔、81…電池接片、83…バッテリ位置決め台。

Claims (2)

  1. バッテリパック本体を挿抜可能な防水機能を有する機器に於いて、
    上記バッテリパック本体が挿抜される開口と、
    上記バッテリパック本体に取り付けられて上記開口を塞ぐ防水手段を有する蓋部材と
    上記バッテリパック本体と上記蓋部材との間に設けられるもので、上記バッテリパック本体と上記蓋部材とが揺動可能となるような揺動機構と、
    を具備することを特徴とする防水機能を有する機器。
  2. 上記揺動機構は、上記バッテリパック本体と上記蓋部材との間に設けられた支点と変形可能部材とから成ることを特徴とする請求項1に記載の防水機能を有する機器。
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