JPH0864190A - 空気電池を有する電子機器 - Google Patents
空気電池を有する電子機器Info
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- JPH0864190A JPH0864190A JP6199891A JP19989194A JPH0864190A JP H0864190 A JPH0864190 A JP H0864190A JP 6199891 A JP6199891 A JP 6199891A JP 19989194 A JP19989194 A JP 19989194A JP H0864190 A JPH0864190 A JP H0864190A
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- air
- packing
- lid
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/20—Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
- H01M50/204—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
- H01M50/207—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
- H01M50/216—Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池収納部の小型化を図ることができ、簡単
な電池交換が可能で、且つ防水構造となり、電子機器の
使用環境範囲を広げることが可能な空気電池の防水収納
装置を提供する。 【構成】 ケース102内に収納される空気電池101
と、ケース102に取り付けられ空気穴108を有する
電池ぶた106とを備え、電池ぶた106と空気電池1
01の間に前期空気穴108を囲むように電池パッキン
110を設けることにより、電池ぶた106の空気穴1
08からの水の浸入は、電池パッキン110により阻止
される。 【効果】 これにより、簡単な構造で、電池交換し易
く、確実に防水することができる。
な電池交換が可能で、且つ防水構造となり、電子機器の
使用環境範囲を広げることが可能な空気電池の防水収納
装置を提供する。 【構成】 ケース102内に収納される空気電池101
と、ケース102に取り付けられ空気穴108を有する
電池ぶた106とを備え、電池ぶた106と空気電池1
01の間に前期空気穴108を囲むように電池パッキン
110を設けることにより、電池ぶた106の空気穴1
08からの水の浸入は、電池パッキン110により阻止
される。 【効果】 これにより、簡単な構造で、電池交換し易
く、確実に防水することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気電池を使用する各
種の電子機器の電池収納部の構造に関する。
種の電子機器の電池収納部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気電池を使用するには、空気を
電池収納部内に導いて電池に化学反応を起こさせてやる
必要があるため、完全な防水構造が取れなかった。あえ
て防水構造を取る場合、防水性と通気性という相反する
性質を満足しなければならず複雑な構造になってしまっ
ていた。例えば図9に示すように、まず電池901に防
水用パッキン902を被せ、防水用パッキン902を被
せたまま電池901を電子機器ケース903に設けられ
た電池収納部904に圧入して、電池ぶた905を閉め
る防水構造が知られている。このような構造は、特開平
5−166501号公報などに開示されている。
電池収納部内に導いて電池に化学反応を起こさせてやる
必要があるため、完全な防水構造が取れなかった。あえ
て防水構造を取る場合、防水性と通気性という相反する
性質を満足しなければならず複雑な構造になってしまっ
ていた。例えば図9に示すように、まず電池901に防
水用パッキン902を被せ、防水用パッキン902を被
せたまま電池901を電子機器ケース903に設けられ
た電池収納部904に圧入して、電池ぶた905を閉め
る防水構造が知られている。このような構造は、特開平
5−166501号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の防水構造には下記のような課題があった。 (1)防水パッキンが完全に独立した別部品となるた
め、電池交換の際に紛失する可能性が大きい。 (2)電池に防水パッキンを被せた後、防水パッキンを
被せた電池を電池収納部に圧入する、といった複雑な工
程が必要となるので、一般の消費者が電池交換を行う場
合、組み方によっては防水不良になってしまう可能性が
高い。 (3)電池収納部の径が大きくなるので、機器の小型化
が難しい。 (4)電池全体に被せる防水パッキンのため、パッキン
自体の形状が複雑でありコストアップとなる。
ような従来の防水構造には下記のような課題があった。 (1)防水パッキンが完全に独立した別部品となるた
め、電池交換の際に紛失する可能性が大きい。 (2)電池に防水パッキンを被せた後、防水パッキンを
被せた電池を電池収納部に圧入する、といった複雑な工
程が必要となるので、一般の消費者が電池交換を行う場
合、組み方によっては防水不良になってしまう可能性が
高い。 (3)電池収納部の径が大きくなるので、機器の小型化
が難しい。 (4)電池全体に被せる防水パッキンのため、パッキン
自体の形状が複雑でありコストアップとなる。
【0004】そこで、この発明は下記を目的とする。 (1)一般消費者にも簡単に電池交換ができ、且つ防水
構造が取れる電子機器を得る。 (2)防水構造を有する小型の電子機器を得る。 (3)安価で、且つ確実な防水構造が取れる電子機器を
得る。
構造が取れる電子機器を得る。 (2)防水構造を有する小型の電子機器を得る。 (3)安価で、且つ確実な防水構造が取れる電子機器を
得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、構造が複雑に
なり取り扱いが難しく高価になってしまうという従来技
術の課題を解決するために、第一に電池ぶたと空気電池
の間に防水パッキンを設け電池ぶたと空気電池との間で
防水性を確保する構造、第二に電池部自体を弾性材で構
成し電池ぶたに設けられた突起部と空気電池により防水
性を確保する構造とした。これにより簡単な構造で、確
実に防水できる電池収納部の防水構造を有する電子機器
を実現した。
なり取り扱いが難しく高価になってしまうという従来技
術の課題を解決するために、第一に電池ぶたと空気電池
の間に防水パッキンを設け電池ぶたと空気電池との間で
防水性を確保する構造、第二に電池部自体を弾性材で構
成し電池ぶたに設けられた突起部と空気電池により防水
性を確保する構造とした。これにより簡単な構造で、確
実に防水できる電池収納部の防水構造を有する電子機器
を実現した。
【0006】
【作用】本発明によれば、図1に示すようにケース10
2内に収納される空気電池101と、ケース102に取
り付けられ空気穴108を有する電池ぶた106とを備
え、電池ぶた106と空気電池101の間に前期空気穴
108を囲むように電池パッキン110を設けることよ
り、電池ぶた106の空気穴108からの水の侵入は、
電池パッキン110により阻止される。これにより、簡
単な構造で、確実に防水できる電池収納部の防水構造を
有する電子機器を実現した。
2内に収納される空気電池101と、ケース102に取
り付けられ空気穴108を有する電池ぶた106とを備
え、電池ぶた106と空気電池101の間に前期空気穴
108を囲むように電池パッキン110を設けることよ
り、電池ぶた106の空気穴108からの水の侵入は、
電池パッキン110により阻止される。これにより、簡
単な構造で、確実に防水できる電池収納部の防水構造を
有する電子機器を実現した。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。 (1)第一実施例 図1は本発明の第一の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図、図2は第一の実施例に使用され
る電池パッキンの斜視図、図3は本発明の空気電池を有
する電子機器のブロック図、図4は本発明の空気電池を
有する電子機器の平面図である。
ながら説明する。 (1)第一実施例 図1は本発明の第一の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図、図2は第一の実施例に使用され
る電池パッキンの斜視図、図3は本発明の空気電池を有
する電子機器のブロック図、図4は本発明の空気電池を
有する電子機器の平面図である。
【0008】図3に示すように空気電池101は電池リ
ード端子301を介して制御回路302の電源として使
用される。制御回路302は駆動回路303を制御す
る。駆動回路303は制御回路302の信号に従って表
示素子304に各種情報を表示する。空気電池101は
図4に示すように電子機器のケース102内に収められ
る。電池ぶた106はケース102に組付けられる。電
子機器の使用者は電池ぶた106を外すことにより空気
電池101を交換することができる。
ード端子301を介して制御回路302の電源として使
用される。制御回路302は駆動回路303を制御す
る。駆動回路303は制御回路302の信号に従って表
示素子304に各種情報を表示する。空気電池101は
図4に示すように電子機器のケース102内に収められ
る。電池ぶた106はケース102に組付けられる。電
子機器の使用者は電池ぶた106を外すことにより空気
電池101を交換することができる。
【0009】空気電池101は電子機器のケース102
の電池収容部103に陰極缶104を下に、陽極缶底面
105を電池ぶた106側にして収納される。電池ぶた
106はケース102に取り付けらる。このときケース
102と電池ぶた106の間の全周に電池ぶたパッキン
113が設けられ防水構造を取る。電池ぶた106のケ
ース102への取り付けは、ねじ部117により電池ぶ
た106をねじ込むことで行われる。電池ぶた106の
空気電池101に相対する内面側には、電池パッキン保
持溝107が設けられる。
の電池収容部103に陰極缶104を下に、陽極缶底面
105を電池ぶた106側にして収納される。電池ぶた
106はケース102に取り付けらる。このときケース
102と電池ぶた106の間の全周に電池ぶたパッキン
113が設けられ防水構造を取る。電池ぶた106のケ
ース102への取り付けは、ねじ部117により電池ぶ
た106をねじ込むことで行われる。電池ぶた106の
空気電池101に相対する内面側には、電池パッキン保
持溝107が設けられる。
【0010】また、電池ぶた106には空気穴108が
設けられ、空気電池101の電池空気穴109に空気を
供給している。電池パッキン110は電池ぶた106の
電池パッキン保持溝107に保持される。このとき、電
池パッキン110は、引掛け部114が電池パッキン保
持溝107の溝111の凹みに嵌まることにより、電池
ぶた106から容易に外れないように組み込まれる。電
池パッキン110は電池ぶた106の空気穴108と空
気電池101の電池空気穴109を囲むように設けられ
る。電池パッキン110は、電池ぶた106がケース1
02に取り付けられ閉められた状態になったときに、そ
の先端部112が空気電池101の電池空気穴109を
取り囲み、陽極缶底面105に一定のつぶし量をもって
接する。電池パッキン110および電池ぶたパッキン1
13はゴムなどの弾性材で作られる。
設けられ、空気電池101の電池空気穴109に空気を
供給している。電池パッキン110は電池ぶた106の
電池パッキン保持溝107に保持される。このとき、電
池パッキン110は、引掛け部114が電池パッキン保
持溝107の溝111の凹みに嵌まることにより、電池
ぶた106から容易に外れないように組み込まれる。電
池パッキン110は電池ぶた106の空気穴108と空
気電池101の電池空気穴109を囲むように設けられ
る。電池パッキン110は、電池ぶた106がケース1
02に取り付けられ閉められた状態になったときに、そ
の先端部112が空気電池101の電池空気穴109を
取り囲み、陽極缶底面105に一定のつぶし量をもって
接する。電池パッキン110および電池ぶたパッキン1
13はゴムなどの弾性材で作られる。
【0011】上記のように構成した空気電池の防水収納
構造によれば、電池ぶた106とケース102との隙間
からのケース102内部への水の浸入は電池ぶたパッキ
ン113により阻止される。また、電池ぶた106の空
気穴108から侵入する水は陽極缶底面105に円周状
に押し付けられた電池パッキン110によりケース10
2内部への侵入を阻止される。更に、電池パッキン11
3は電池ぶた106に係止され、ほぼ一体化されるので
電池交換中に紛失してしまう心配もない。
構造によれば、電池ぶた106とケース102との隙間
からのケース102内部への水の浸入は電池ぶたパッキ
ン113により阻止される。また、電池ぶた106の空
気穴108から侵入する水は陽極缶底面105に円周状
に押し付けられた電池パッキン110によりケース10
2内部への侵入を阻止される。更に、電池パッキン11
3は電池ぶた106に係止され、ほぼ一体化されるので
電池交換中に紛失してしまう心配もない。
【0012】尚、空気電池の陰極缶104は電池マイナ
ス端子115に、陽極缶116は図示してはいないがケ
ース102内の電池プラス端子に接触する。 (2)第二実施例 図5は本発明の第二の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図、図6は第二の実施例に使用され
る電池パッキンの斜視図である。空気電池501は第一
実施例と同様に陽極缶底面502を電池ぶた503側に
して収納される。電池ぶた503はケース504に取り
付けられる。このときケース501と電池ぶた503の
間の全周に電池ぶたパッキン513が設けられ防水構造
を取る。電池ぶた503のケース504への取り付け
は、バヨネット部514により、電池ぶた503をケー
ス504にはめ込み一定角度だけ回転させることにより
に行われる。ケース504に電池ぶた503が取り付け
られたときに空気電池501に相対する電池ぶた503
の内面側には電池パッキン保持溝505が設けられる。
ス端子115に、陽極缶116は図示してはいないがケ
ース102内の電池プラス端子に接触する。 (2)第二実施例 図5は本発明の第二の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図、図6は第二の実施例に使用され
る電池パッキンの斜視図である。空気電池501は第一
実施例と同様に陽極缶底面502を電池ぶた503側に
して収納される。電池ぶた503はケース504に取り
付けられる。このときケース501と電池ぶた503の
間の全周に電池ぶたパッキン513が設けられ防水構造
を取る。電池ぶた503のケース504への取り付け
は、バヨネット部514により、電池ぶた503をケー
ス504にはめ込み一定角度だけ回転させることにより
に行われる。ケース504に電池ぶた503が取り付け
られたときに空気電池501に相対する電池ぶた503
の内面側には電池パッキン保持溝505が設けられる。
【0013】また、電池ぶた503には空気穴506が
設けられ、空気電池501に空気を供給している。電池
パッキン508は、電池ぶた503の電池パッキン保持
溝505に保持される。このとき、第一実施例と同様
に、電池パッキン508は引掛け部509が電池パッキ
ン保持溝505の溝510の凹みに嵌まることにより、
電池ぶた503から容易に外れないように組み込まれ
る。尚、引掛け部510は第一実施例では電池ぶた10
6の外周方向に、第二実施例では電池ぶた503の内周
方向に出ているが、第一実施例と第二実施例とで引掛け
部の方向を逆にしてもその効果は同様なものでありどち
らを選択しても良い。
設けられ、空気電池501に空気を供給している。電池
パッキン508は、電池ぶた503の電池パッキン保持
溝505に保持される。このとき、第一実施例と同様
に、電池パッキン508は引掛け部509が電池パッキ
ン保持溝505の溝510の凹みに嵌まることにより、
電池ぶた503から容易に外れないように組み込まれ
る。尚、引掛け部510は第一実施例では電池ぶた10
6の外周方向に、第二実施例では電池ぶた503の内周
方向に出ているが、第一実施例と第二実施例とで引掛け
部の方向を逆にしてもその効果は同様なものでありどち
らを選択しても良い。
【0014】電池パッキン508には空気電池501の
直径より大きい径の外周から、空気電池の直径より小さ
い径の内周に向かって所定の角度をもって斜面部511
が形成されている。電池パッキン508は電池ぶた50
3がケース504に取り付けられ閉められた状態になっ
たときに、斜面部511が空気電池の陽極缶底面肩部5
12に一定の潰し量をもって接する。電池パッキン50
8および電池ぶたパッキン513はゴムなどの弾性材で
作られる。
直径より大きい径の外周から、空気電池の直径より小さ
い径の内周に向かって所定の角度をもって斜面部511
が形成されている。電池パッキン508は電池ぶた50
3がケース504に取り付けられ閉められた状態になっ
たときに、斜面部511が空気電池の陽極缶底面肩部5
12に一定の潰し量をもって接する。電池パッキン50
8および電池ぶたパッキン513はゴムなどの弾性材で
作られる。
【0015】上記のように構成した空気電池の防水収納
構造によれば、電池ぶた503とケース504との隙間
からのケース内部への水の浸入は電池ぶたパッキン51
3により阻止される。また、電池ぶた503の空気穴5
06から侵入する水は陽極缶底面肩部512と電池パッ
キン508の斜面部511によりケース内部への侵入を
阻止される。更に、電池パッキン508は第一実施例同
様、電池ぶた503に係止され、ほぼ一体化されるので
電池交換中に紛失してしまう心配もない。また、陽極缶
底面肩部512と電池パッキン508とを接しさせてい
るので空気電池501の陽極缶底面502上に施される
製造会社名等の刻印に影響される事なく確実な防水の保
証が可能になる。
構造によれば、電池ぶた503とケース504との隙間
からのケース内部への水の浸入は電池ぶたパッキン51
3により阻止される。また、電池ぶた503の空気穴5
06から侵入する水は陽極缶底面肩部512と電池パッ
キン508の斜面部511によりケース内部への侵入を
阻止される。更に、電池パッキン508は第一実施例同
様、電池ぶた503に係止され、ほぼ一体化されるので
電池交換中に紛失してしまう心配もない。また、陽極缶
底面肩部512と電池パッキン508とを接しさせてい
るので空気電池501の陽極缶底面502上に施される
製造会社名等の刻印に影響される事なく確実な防水の保
証が可能になる。
【0016】(3)第三実施例 図7は本発明の第三の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図である。ここでは第二実施例と同
様の構造を有する部分の説明は省略する。電池ぶた70
2はケース707に取り付けられる。このときケース7
07と電池ぶた702の間の全周に電池ぶたパッキン7
09が設けられ防水構造を取る。電池ぶたのケースへの
取り付けは、電池ぶた702をケース707の電池ぶた
穴710に圧入することにより行われる。電池パッキン
701は、電池ぶた702の電池パッキン保持溝703
に保持される。電池パッキン701には空気電池704
の直径より大きい径の外周と、空気電池704の直径よ
り小さい径の内周とを空気電池704の陽極缶底面肩部
705の曲率半径よりも大きい曲率半径で形成した電池
受部706が形成されている。電池パッキン701は電
池ぶた702がケース707に取り付けられ閉められた
状態になったときに、電池受部706が空気電池704
の陽極缶底面肩部705に一定の潰し量をもって接す
る。
電子機器を示す断面図である。ここでは第二実施例と同
様の構造を有する部分の説明は省略する。電池ぶた70
2はケース707に取り付けられる。このときケース7
07と電池ぶた702の間の全周に電池ぶたパッキン7
09が設けられ防水構造を取る。電池ぶたのケースへの
取り付けは、電池ぶた702をケース707の電池ぶた
穴710に圧入することにより行われる。電池パッキン
701は、電池ぶた702の電池パッキン保持溝703
に保持される。電池パッキン701には空気電池704
の直径より大きい径の外周と、空気電池704の直径よ
り小さい径の内周とを空気電池704の陽極缶底面肩部
705の曲率半径よりも大きい曲率半径で形成した電池
受部706が形成されている。電池パッキン701は電
池ぶた702がケース707に取り付けられ閉められた
状態になったときに、電池受部706が空気電池704
の陽極缶底面肩部705に一定の潰し量をもって接す
る。
【0017】上記のように構成した空気電池の防水収納
構造によれば、電池ぶた702の空気穴708から侵入
する水は陽極缶底面肩部705と電池パッキン701の
電池受部706によりケース内部への侵入を阻止され
る。また第二実施例と同様に、陽極缶底面肩部705と
電池パッキン701とを接しさせているので空気電池7
04の陽極缶底面上に施される製造会社名等の刻印に影
響される事なく確実な防水の保証が可能になる。
構造によれば、電池ぶた702の空気穴708から侵入
する水は陽極缶底面肩部705と電池パッキン701の
電池受部706によりケース内部への侵入を阻止され
る。また第二実施例と同様に、陽極缶底面肩部705と
電池パッキン701とを接しさせているので空気電池7
04の陽極缶底面上に施される製造会社名等の刻印に影
響される事なく確実な防水の保証が可能になる。
【0018】尚、電池ぶたのケースへの固定方法および
電池ぶたパッキンの圧縮方向であるが、第一実施例では
ねじ込みによるスクリュー方式で電池ぶたパッキンは上
下方向の圧縮であり、第二実施例ではバヨネット方式で
径方向の圧縮。第三実施例では圧入方式で径方向の圧縮
となっている。固定方法およびパッキンの圧縮方向につ
いては個々の具体的な設計条件に応じて適宜選択され
る。
電池ぶたパッキンの圧縮方向であるが、第一実施例では
ねじ込みによるスクリュー方式で電池ぶたパッキンは上
下方向の圧縮であり、第二実施例ではバヨネット方式で
径方向の圧縮。第三実施例では圧入方式で径方向の圧縮
となっている。固定方法およびパッキンの圧縮方向につ
いては個々の具体的な設計条件に応じて適宜選択され
る。
【0019】(4)第四実施例 図8は本発明の第四の実施例における空気電池を有する
電子機器を示す断面図である。空気電池801は第一実
施例及び第二実施例と同様に、陽極缶底面802を電池
ぶた803側にして収納される。電池ぶた803は全体
がゴム等の弾性材で構成される。電池ぶた803の外周
にはケース804の電池ぶた穴805の径よりも大きい
径を有する外周突起部806を備え、電池ぶた803と
ケース804の間の防水シールを形成する。電池ぶた8
03には引掛け部807が設けられ、ケース804の段
差部808に係合して電池ぶた803の脱落を防止す
る。
電子機器を示す断面図である。空気電池801は第一実
施例及び第二実施例と同様に、陽極缶底面802を電池
ぶた803側にして収納される。電池ぶた803は全体
がゴム等の弾性材で構成される。電池ぶた803の外周
にはケース804の電池ぶた穴805の径よりも大きい
径を有する外周突起部806を備え、電池ぶた803と
ケース804の間の防水シールを形成する。電池ぶた8
03には引掛け部807が設けられ、ケース804の段
差部808に係合して電池ぶた803の脱落を防止す
る。
【0020】また、電池ぶた803には空気穴809が
設けられ、空気電池801に空気を供給している。電池
ぶた803の空気電池801と相対する内面側には第二
実施例の斜面部811と同様な斜面部810を有する電
池ぶた突起部811が円周状に形成される。電池ぶた突
起部811は電池ぶた803がケース804に取り付け
られ閉められた状態になったときに、斜面部810が空
気電池801の陽極缶底面肩部812に一定の潰し量を
もって接する。
設けられ、空気電池801に空気を供給している。電池
ぶた803の空気電池801と相対する内面側には第二
実施例の斜面部811と同様な斜面部810を有する電
池ぶた突起部811が円周状に形成される。電池ぶた突
起部811は電池ぶた803がケース804に取り付け
られ閉められた状態になったときに、斜面部810が空
気電池801の陽極缶底面肩部812に一定の潰し量を
もって接する。
【0021】上記のように構成した空気電池の防水収納
装置によれば、電池ぶた803とケース804との隙間
からのケース804内部への水の浸入は電池ぶた突起部
811により阻止される。また、電池ぶた803の空気
穴809から侵入する水は陽極缶底面肩部812と電池
ぶた803の電池ぶた突起部811の斜面部810によ
りケース804内部への侵入を阻止される。更に、従来
のような電池パッキンは電池ぶた803と一体化される
ので電池交換中に紛失してしまう心配もない。また、陽
極缶底面肩部812と電池ぶた突起部811とを接しさ
せているので空気電池801の陽極缶底面802上に施
される製造会社名等の刻印に影響される事なく確実な防
水の保証が可能になる。
装置によれば、電池ぶた803とケース804との隙間
からのケース804内部への水の浸入は電池ぶた突起部
811により阻止される。また、電池ぶた803の空気
穴809から侵入する水は陽極缶底面肩部812と電池
ぶた803の電池ぶた突起部811の斜面部810によ
りケース804内部への侵入を阻止される。更に、従来
のような電池パッキンは電池ぶた803と一体化される
ので電池交換中に紛失してしまう心配もない。また、陽
極缶底面肩部812と電池ぶた突起部811とを接しさ
せているので空気電池801の陽極缶底面802上に施
される製造会社名等の刻印に影響される事なく確実な防
水の保証が可能になる。
【0022】尚、第四実施例ではケース804と電池ぶ
た803との防水は電池ぶた突起部811により確保し
ているが、電池ぶた穴803に係る部分の電池ぶた80
3の径を電池ぶた穴805の径よりも大きくしても同様
の効果が得られる。
た803との防水は電池ぶた突起部811により確保し
ているが、電池ぶた穴803に係る部分の電池ぶた80
3の径を電池ぶた穴805の径よりも大きくしても同様
の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、空気電池収納部の防水構造に
おいて、電池ぶたと空気電池の間に防水パッキンを設け
た構造としたので、下記の効果を有する。 (1)一般消費者にも電池交換が簡単で、交換後も容易
に防水構造が取れる電子機器が実現できる。 (2)防水構造が単純なので電池収納部の省スペースと
なり、小型の電子機器が実現できる。 (3)簡単な構造で、安価な防水構造を有する電子機器
が実現できる。
おいて、電池ぶたと空気電池の間に防水パッキンを設け
た構造としたので、下記の効果を有する。 (1)一般消費者にも電池交換が簡単で、交換後も容易
に防水構造が取れる電子機器が実現できる。 (2)防水構造が単純なので電池収納部の省スペースと
なり、小型の電子機器が実現できる。 (3)簡単な構造で、安価な防水構造を有する電子機器
が実現できる。
【図1】本発明の空気電池を有する電子機器の第一実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図2】本発明の第一実施例の電池パッキンの斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明の空気電池を有する電子機器のブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の空気電池を有する電子機器の平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の空気電池を有する電子機器の第二実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図6】本発明の第二実施例の電池パッキンの斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の空気電池を有する電子機器の第三実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図8】本発明の空気電池を有する電子機器の第四実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図9】従来の空気電池を有する電子機器の断面図であ
る。
る。
101,501,704,801 空気電池 105,502,802 陽極缶底面 512,705,812 陽極缶底面肩部 106,503,702,803 電池ぶた 110,508,701 電池パッキン 811 電池ぶた突起部 102,504,707,804 ケース
Claims (5)
- 【請求項1】 空気電池(101)と、空気電池(10
1)を収納するケース(102)と、 ケース(102)に取り付けられ空気穴(108)を有
する電池ぶた(106)と、 電池ぶた(106)とケース(102)の間に設けられ
る電池ぶたパッキン(113)と、 空気電池(101)と電池ぶた(106)の間に設けら
れる電池パッキン(110)とを有することを特徴とす
る空気電池を有する電子機器。 - 【請求項2】 空気電池(801)と、 空気電池(801)を収納するケース(804)と、 弾性材にて構成され空気穴(809)を有する電池ぶた
(803)とを備え、 電池ぶた(803)はケース(804)に収納された空
気電池(801)と接する突起部(811)を有し、 電池ぶた(803)はケース(804)の電池ぶた穴
(805)に弾性力により組み込まれていることを特徴
とする空気電池を有する電子機器。 - 【請求項3】 電池パッキン(110)は空気電池(1
01)の陽極缶の肩部付近に接する請求項1または請求
項2記載の空気電池を有する電子機器。 - 【請求項4】 電池パッキン(110)は電池ぶた(1
06)に組み込まれている請求項1記載の空気電池を有
する電子機器。 - 【請求項5】 電池ぶた(106)は圧入、ねじ、バヨ
ネットのいずれかの機構によりケース(102)に組み
込まれる請求項1記載の空気電池を有する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199891A JPH0864190A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 空気電池を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199891A JPH0864190A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 空気電池を有する電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0864190A true JPH0864190A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16415332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6199891A Pending JPH0864190A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 空気電池を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0864190A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7653301B2 (en) | 2003-06-23 | 2010-01-26 | Nikon Corporation | Electronic device and camera |
JP2011154820A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Olympus Imaging Corp | 防水機器 |
CN103325971A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-09-25 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 电子设备及其电池盖组件 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6199891A patent/JPH0864190A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7653301B2 (en) | 2003-06-23 | 2010-01-26 | Nikon Corporation | Electronic device and camera |
US7983554B2 (en) | 2003-06-23 | 2011-07-19 | Nikon Corporation | Electronic device and camera having a fuel cell and opening linking cell compartment with outside |
JP2011154820A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Olympus Imaging Corp | 防水機器 |
CN103325971A (zh) * | 2013-05-24 | 2013-09-25 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 电子设备及其电池盖组件 |
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