JPH0542126B2 - - Google Patents

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JPH0542126B2
JPH0542126B2 JP61268885A JP26888586A JPH0542126B2 JP H0542126 B2 JPH0542126 B2 JP H0542126B2 JP 61268885 A JP61268885 A JP 61268885A JP 26888586 A JP26888586 A JP 26888586A JP H0542126 B2 JPH0542126 B2 JP H0542126B2
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JP
Japan
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electronic component
jig
applying
electrode
electrode paint
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JP61268885A
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JPS63122202A (ja
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Shoichi Kawabata
Katsumi Yamaguchi
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この発明は、長方形板状の電子部品または電子
部品集合体の端面に電極用塗料を塗布する治具お
よびそれを用いた電子部品の端面電極塗布方法に
関する。
(b) 従来の技術 最近の電子機器においては、アナログ回路機器
とデジタル回路機器に関わらず装置全体の小型化
が要求されている。このように装置を小型化する
ために、回路基板に搭載される電子部品も小型化
され、回路基板上の実装密度を高めている。
特にアルミナ基板等に抵抗用塗料あるいは電極
用塗料を印刷して、チツプ状に形成された抵抗体
等の電子部品が多数用いられている。このような
チツプ部品を製造する際、長方形板状に成型され
た板材の端面に銀ペースト等の電極用塗料を塗布
して焼き付ける必要がある。第7図は従来より行
われている長方形板状の電子部品集合体の端面に
対して電極用塗料を塗布する装置を表している。
図において4は全体が長方形板状の電子部品集
合体であり、これを所定個所で分断することによ
り複数のチツプ部品が得られる。10,11は電
極用塗料の塗布ローラであり、電極用塗料が容器
12,13に入れられていてローラ10,11の
回転によつてローラ表面に電極用塗料が付着され
る。この際、ドクタ14,15がその膜厚を規制
している。
このようにして、ローラ10,11の表面に電
極用塗料が塗布された状態で、長方形板状電子部
品集合体4を図に示す位置まで搬送し、ローラ1
0,11を図中矢印で示すように互いに接近させ
て、長方形板状の電子部品集合体の端面に電極用
塗料を塗布している。
(c) 発明が解決しようとする問題点 ところが、このように従来から行われている電
極用塗料の塗布装置では、長方形板状の電子部品
または電子部品集合体を一枚ずつ搬送して塗布す
るものであるため、一度に大量の電子部品または
電子部品集合体に対して電極用塗料を塗布するこ
とができない。また塗料塗布用ローラと電子部品
または電子部品集合体の端面との接触状態によつ
て塗布される電極用塗料の量や付着位置にばらつ
きが生じるという問題もあつた。
この発明はこのような従来の問題点を解消し
て、生産性を著しく向上させ、また、品質の均一
な電子部品を容易に製造することを可能とした電
子部品の端面電極塗布用治具および電子部品の端
面電極塗布方法の提供を目的としている。
(d) 問題点を解決するための手段 この発明の電子部品の端面電極塗布用治具は、
長方形板状の電子部品集合体の端面に電極用塗料
を塗布する治具であつて、 弾性を有し、電子部品集合体の両端部を厚み方
向に挟持する複数の溝部が配列形成された弾性部
材と、前記弾性部材を保持する枠体と、から成
る。
また、この発明の電子部品の端面電極塗布方法
は、電子部品集合体の両端部を厚み方向に挟持す
る複数の溝部が配列形成された弾性部材を比較的
剛性の高い材料からなる枠体の内側に固着してな
る治具と定盤を用いる電子部品の端面電極塗布方
法であつて、 複数の電子部品集合体を前記治具の溝内にそれ
ぞれ保持させるステツプと、 前記定盤に電極用塗料を膜状に塗布形成するス
テツプと、 前記治具に保持した複数の電子部品集合体を前
記定盤に押しつけて、電子部品集合体の一方の端
面に前記電極用塗料を塗布するステツプと、 前記治具を裏返して、複数の電子部品集合体を
前記電極用塗料を膜状に塗布形成された定盤に押
しつけて、複数の電子部品集合体の他方の端面に
前記電極用塗料を塗布するステツプ、 とからなる。
(e) 作用 この発明の電子部品の端面電極塗布用治具で
は、弾性部材は、その弾性部材に配列形成された
複数の溝部によつて複数の電子部品集合体の両端
部を厚み方向に挟持する。この弾性部材が枠体に
よつて保持されているため、複数の電子部品集合
体が枠体の内部に配列保持されることになる。こ
のように複数の電子部品集合体が枠体の内側に配
列保持されているため、電子部品集合体の端面が
枠体の表面および裏面に露出する。したがつて複
数の電子部品集合体を装着した状態で、この治具
を電極用塗料が塗布された定盤に押しつけること
によつて、すべての電子部品集合体の端面に略同
時に電極用塗料を塗布することができる。
また、この発明の電子部品の端面電極塗布方法
では、電子部品集合体の両端部を厚み方向に挟持
する複数の溝部が配列形成された弾性部材を比較
的剛性の高い材料からなる枠体の内側に固着して
なる治具と定盤が用いられ、まず電子部品集合体
が前記治具の弾性部材の溝内に保持され、前記定
盤に電極用塗料が膜状に塗布形成され、治具に保
持された複数の電子部品集合体がその定盤に押し
つけられて、複数の電子部品集合体の一方の端面
に電極用塗料が塗布される。そして、前記治具が
裏返されて、同様にして複数の電子部品集合体を
電極用塗料の塗布形成された定盤に押しつけられ
て、電子部品集合体の他方の端面に電極用塗料が
塗布される。このようにして、複数の電子部品集
合体を保持したまま、各電子部品集合体の両端面
に対して電極用塗料を塗布することができる。
(f) 実施例 第1図はこの発明の実施例である電子部品の端
面電極塗布用治具の外観を表す斜視図である。
図において符号1,2は電子部品集合体4の両
端部を厚み方向に挟持する複数の溝部dが配列形
成されたシリコンラバーからなる弾性部材であ
る。また、3はアルミニウム等の比較的剛性の高
い材料からなり、前記弾性部材1,2を枠体の内
側に対向させて保持している。このようにして治
具20が構成されている。
第2図A,Bは第1図に示した弾性部材が枠体
に保持されている状態を表す断面図である。同図
Aは第1図中A−Aの断面図を表し、同図Bは第
1図中B−Bの断面図を表している。
同図Aに示すように枠体3は弾性部材に設けら
れている溝部の位置に突起3bが形成されていて
弾性部材1と嵌合している。また、同図Bに示す
ように枠体3は弾性部材の溝部以外の部分には長
く突出した突起3cが形成されていて、弾性部材
と嵌合している。なお、枠体3の外周部には溝3
aが形成されていて、この治具全体を保持あるい
は搬送する際にガイドとして用いられる。
第3図A,Bはこの治具の使用方法を表す図で
ある。
同図Aにおいて5は枠体3の外形寸法にほぼ等
しい案内板であり、この案内板には弾性部材1に
設けられている溝dと重なる位置に溝sが複数設
けられている。このような案内板を治具の上部に
重ねて、案内板の溝sに電子部品集合体4を挿入
する。電子部品集合体4の挿入は、たとえば第4
図に示すような二次元方向に電子部品が配列され
て構成された電子部品集合体4′が用いられる。
この電子部品集合体4′は、各電子部品間に分断
用の溝が形成されていて、第3図Aに示すように
この電子部品集合体4′を案内板5の溝sに挿入
した状態で図中矢印方向に応力を加えることによ
り一列分の電子部品集合体4を溝s内に残すこと
ができる。このようにしてすべての溝sに電子部
品集合体4を挿入した後、同図Bに示す押圧部材
6によつて押下することにより電子部品集合体4
は治具の弾性部材1の溝d内に挿入される。(同
図Bは押圧部材の押下後案内板5から引き上げた
状態を示している。) 第5図は以上のようにして治具に電子部品集合
体を挿入した後、これらの電子部品集合体の端面
に電極用塗料を塗布する方法を表す図である。
図において7はその上面に治具の内周に当接す
る部分が凸状に形成された定盤であり、この凸部
に電極用塗料8を塗布し、この上部から前記複数
の電子部品集合体を保持した治具20を押しつけ
る。
これにより、電子部品集合体の片方の端面に同
時に電極用塗料が付着される。その後、治具を裏
返して同様に定盤7に押しつけることにより、電
子部品集合体の他の端部に電極用塗料が付着され
る。
その後、治具に電子部品集合体を装着した状態
で電極用塗料を乾燥させる。さらに、第3図Bに
おける押圧部材6と同様の押圧部材によつて電子
部品集合体を治具から押し出すことにより取り出
す。
実施例はアルミニウム等から成る枠体の内側に
シリコンラバー等から成る弾性部材を嵌合させて
保持した例であつたが、弾性部材を枠体に一体化
することも可能である。すなわち、枠体を加硫成
型装置に組み込み、シリコンラバーをこの枠体の
内側に成型する。この際、弾性部材と枠体の結合
を完全なものとするために、枠体に設けた突起に
貫通孔を設けることが有効である。第6図はその
例を表す断面図である。この図は前記第2図Bの
断面図と対応する断面図であり、枠体の内側に突
出した突起3dに貫通孔Hを設けることにより、
この貫通孔を介して弾性部材が連結され、一体化
される。
(g) 発明の効果 以上のようにこの発明によれば、多数の電子部
品集合体の端面に同時に電極用塗料を塗布するこ
とができるため、生産性を大幅に向上させること
ができる。また、定盤に塗布された電極用塗料に
押しつけることにより、塗料を塗布することがで
きるため、各部品の端面に均一で精度よく塗料を
塗布することができ、部品の品質を向上させるこ
とが可能となる。
しかも、多数の電子部品集合体を治具に保持し
たまま、その一方の端面に電極用塗料を塗布した
直後、その塗料が乾燥するのを待たずとも、治具
を裏返して他方の端面に電極用塗料を塗布するこ
とができ、長時間を要する乾燥工程を一工程分削
減することができ、全体に電極形成に要する時間
を短縮化できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である電子部品の端
面電極塗布用治具の外観を表す斜視図、第2図
A,Bは第1図に示した主要部の断面図、第3図
A,Bは前記治具に電子部品集合体を挿入する手
順を表す図、第4図は第3図Aに表した電子部品
集合体4′の外形を表す図、第5図は前記治具に
装着された電子部品集合体に対して電極用塗料を
塗布する方法を説明する図、第6図は他の実施例
を表し、電子部品の端面電極塗布用治具の主要部
の断面図を表している。第7図は従来の電子部品
の端面電極塗布装置の外観を表す概略図である。 1,2……弾性部材、3……枠体、4……電子
部品集合体、20……電子部品の端面電極塗布用
治具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長方形板状の電子部品集合体の端面に電極用
    塗料を塗布する治具であつて、 弾性を有し、電子部品集合体の両端部を厚み方
    向に挟持する複数の溝部が配列形成された弾性部
    材と、前記弾性部材を保持する枠体と、から成る
    電子部品の端面電極塗布用治具。 2 電子部品集合体の両端部を厚み方向に挟持す
    る複数の溝部が配列形成された弾性部材を比較的
    剛性の高い材料からなる枠体の内側に固着してな
    る治具と定盤を用いる電子部品の端面電極塗布方
    法であつて、 複数の電子部品集合体を前記治具の溝内にそれ
    ぞれ保持させるステツプと、 前記定盤に電極用塗料を膜状に塗布形成するス
    テツプと、 前記治具に保持した複数の電子部品集合体を前
    記定盤に押しつけて、電子部品集合体の一方の端
    面に前記電極用塗料を塗布するステツプと、 前記治具を裏返して、複数の電子部品集合体を
    前記電極用塗料を膜状に塗布形成された定盤に押
    しつけて、複数の電子部品集合体の他方の端面に
    前記電極用塗料を塗布するステツプ、 とからなる電子部品の端面電極塗布方法。
JP61268885A 1986-11-12 1986-11-12 電子部品の端面電極塗布用治具および電子部品の端面電極塗布方法 Granted JPS63122202A (ja)

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JPS63122202A JPS63122202A (ja) 1988-05-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726196B2 (ja) * 1992-05-25 1998-03-11 ローム株式会社 棒状基板における側面電極膜の塗布方法
JP3634454B2 (ja) * 1995-07-27 2005-03-30 ローム株式会社 位置決め方法
JP2721140B2 (ja) * 1995-10-16 1998-03-04 ローム株式会社 棒状基板における側面電極膜の形成方法およびその形成装置
JP2721141B2 (ja) * 1995-10-16 1998-03-04 ローム株式会社 チップ抵抗器用の棒状基板における側面電極膜の塗布方法

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JPH0351969Y2 (ja) * 1985-01-09 1991-11-08
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