JPH05342114A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JPH05342114A
JPH05342114A JP4145749A JP14574992A JPH05342114A JP H05342114 A JPH05342114 A JP H05342114A JP 4145749 A JP4145749 A JP 4145749A JP 14574992 A JP14574992 A JP 14574992A JP H05342114 A JPH05342114 A JP H05342114A
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勇人 池田
Yoshinaga Inoue
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    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/14Implementation of control logic, e.g. test mode decoders
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/12015Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details comprising clock generation or timing circuitry

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストモード時におけるメモリセルのアクセ
ス時間が短縮されたメモリ装置を提供することである。 【構成】 このメモリ装置は、テストモード時に、メモ
リセルアレイ11から読出した複数のデータにデータ処
理回路5によってEX−OR処理を施して読出データD
R を形成し、データ出力回路6を介して外部出力する。
この外部出力のタイミングは、テストモード時に遅延回
路12によって、データ処理回路5によるEX−OR処
理に要する時間に相当する時間だけ通常動作時よりも遅
延される。これにより、無効データの外部出力を防止
し、有効データのアクセス時間を短縮することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリ装置に関し、
特に、テストモード時におけるメモリセルのテスト時間
の短縮が図られたメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ(DRAM)のようなメモリ装置において
は、メモリセルアレイを構成する各メモリセルの機能を
テストするための回路が設けられている。
【0003】図6は、このような従来のメモリ装置の一
例を示すブロック図である。図6において、メモリセル
アレイ11は、行方向および列方向に2次元に配置され
た多数のメモリセル(図示せず)から構成されている。
データ読出手段を構成するデータ読出回路1ないし4
は、それぞれ波形整形回路9から供給される後述する読
出制御信号φR に応じて、このメモリセルアレイ11を
構成するメモリセルのうちの選択されたメモリセルから
データを同時に読出して増幅し、データD1 ないしD4
としてデータ処理回路5に印加する。
【0004】このデータ処理回路5は、図示しない信号
源から供給されるモード指定信号φ T が通常動作モード
を指定する場合には、データ選択回路として機能し、図
示しないアドレス信号源から供給される4ビットのアド
レス信号φA に応じて、データD1 ないしD4 のうちの
いずれか1つを選択して読出データDR として出力す
る。一方、モード指定信号φT がテストモードを指定す
る場合には、データ処理回路5は排他的論理和(EX−
OR)回路として機能し、4つのデータD1 ないしD4
がすべて同一のデータであるか一つでも異なったデータ
であるかを示す信号DR を出力する。このデータ処理回
路5の詳細については後述する。
【0005】データ処理回路5から出力されたデータD
R は、データ処理回路6に供給される。データ出力回路
6は、出力制御回路7から供給される出力制御信号φC
によって規定されるタイミングで、上述のデータDR
出力データDO として出力し、外部出力端子8を介して
外部へ供給する。データ出力回路6および出力制御回路
7の詳細については後述する。
【0006】一方、図示しない信号源から供給されるロ
ウアドレスストローブ(/RAS)信号は、タイミング
発生回路10に与えられ、このタイミング発生回路10
は、/RAS信号に同期した所定のタイミング信号
φR ′を発生して波形整形回路9に与える。
【0007】2段のインバータ(図示せず)で構成され
る波形整形回路9は、上述のタイミング信号φR ′に波
形整形を施して読出制御信号φR を発生し、出力制御回
路7に与えるとともに、前述のようにデータ読出回路1
ないし4にも与える。出力制御回路7は、この読出制御
信号φR に基づいて、上述の出力制御信号φC を発生す
る。
【0008】次に、図7,図8および図9は、それぞ
れ、データ処理回路5,データ出力回路6および出力制
御回路7の構成例を示す回路図であり、さらに図10お
よび図11は、図6に示した従来のメモリ装置の動作を
説明するための波形図である。以下に、図6ないし図1
1を参照して、従来のメモリ装置の動作について詳細に
説明する。
【0009】まず、通常動作モードにおいては、モード
指定信号φT はロー(L)レベルにあるものとする。こ
れにより、図7において、データ処理回路5内のスイッ
チング手段82におけるスイッチングトランジスタ57
がこの信号φT によってオフするとともに、この信号φ
T をインバータ59によって反転した信号によってスイ
ッチング手段82におけるスイッチングトランジスタ5
8がオンする。
【0010】また、通常動作モードにおいては、4ビッ
トのアドレス信号φA (φA1,φA2,φA3,φA4)が、
それぞれ、選択手段81におけるスイッチングトランジ
スタ51ないし54の制御入力に印加され、そのうちの
いずれか1つのみがオンされる。したがって、4つの入
力データD1 ないしD4 のうち、オンしているスイッチ
ングトランジスタに対応する1つのデータのみが当該ト
ランジスタおよびスイッチング手段82におけるトラン
ジスタ58を介して読出データDR として出力される。
【0011】一方、テストモードにおいては、モード指
定信号φT はハイ(H)レベルにあるものとする。これ
により、図7において、データ処理回路5内のスイッチ
ング手段82におけるスイッチングトランジスタ57が
この信号φT によってオンするとともに、この信号φT
をインバータ59によって反転した信号によってスイッ
チング手段82におけるスイッチングトランジスタ58
がオフする。
【0012】このテストモードにおいては、読出データ
選択のためのアドレス信号φA は無効となり、上述のよ
うなデータの選択は行なわれない。代わりに、EX−O
Rゲート55による4つのデータD1 ないしD4 の排他
的論理和処理が行なわれ、その結果がインバータ56お
よびトランジスタ57を介して読出データDR として出
力される。すなわち、メモリセルアレイから読出された
4つのデータD1 ないしD4 がすべて一致している場合
にはHレベルの読出データDR が、他の場合にはLレベ
ルの読出データDR が出力されることになる。
【0013】次に、図9に示すように2段のインバータ
71および72で構成される出力制御回路7から供給さ
れる出力制御信号φC は、Lレベルで非活性の制御信号
であり、/RAS信号に同期した読出制御信号φR に基
づいて、メモリセルアレイ11のいわゆる無効アドレス
の読出データ(無効データ)に対応する期間中に非活性
状態にあるものとする。
【0014】ここで、まず通常動作モードにおける動作
を示す図10を参照すると、出力制御信号φC (図10
(a))がLレベルの期間中は読出データDR (図10
(b))は無効アドレスに対応する無効データであり、
したがって図8に示すようにNANDゲート61および
インバータ62で構成されるデータ出力回路6の出力D
O (図10(c))は高インピーダンス状態(Hi−
Z)となっている。
【0015】次に、読出データのアドレスが無効アドレ
スから有効アドレスに変化するのに伴い、読出データD
R は無効データから有効データに変化する(図10
(b))。そして、制御信号φC (図10(a))は、
この変化のタイミングに対して予め決められたタイミン
グでHレベルに立上がって活性状態となる。この結果、
図8のデータ出力回路6からは、データ処理回路5から
供給されるデータDR が出力データDO として外部出力
される(図10(c))。
【0016】次に、テストモード時における動作を示す
図11を参照すると、基本的な動作は、読出データDR
(図11(b))が4つのデータD1 ないしD4 のうち
から選択されたデータではなくデータD1 ないしD4
EX−OR処理して得られるデータであることを除い
て、図10に示した通常動作と同じである。ただし、こ
のEX−OR演算に多少の時間を要するため、テストモ
ードにおいては読出データDR の無効データから有効デ
ータへの変化が、通常動作モードにおける読出データD
R のそのような変化のタイミングから或る時間だけ遅れ
てしまう。
【0017】一方、出力制御信号φC は、図11(a)
の実線で示すようにテストモードにおいても通常動作モ
ード時と同じ波形を有しているため、データ出力回路6
は、図11(c)の実線で示すように無効データDR
一部を出力データDO として出力してしまうことにな
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のメモリ装置では次のような問題点があった。す
なわち、テストモードにおいて、図11(b)に示すタ
イミング(図10(b)の通常動作モード時のタイミン
グよりも遅れたタイミング)で読出データDR が無効デ
ータから有効データに変化した場合、出力制御信号φC
の波形が固定されているため、図11(c)の実線で示
すように一部の無効データがデータ出力D O として一旦
出力されてしまう。この一旦出力された無効データが有
効データに変化するまで時間を要するため、本来の有効
データの出力が、著しく遅れてしまうことになる。この
ため、上述のような従来のメモリ装置では、テストモー
ド時における有効データのアクセス時間が長くなり、ひ
いてはメモリ装置の機能テストに要する時間が長くなる
という問題点があった。
【0019】そこで出力制御信号φC の立上りのタイミ
ングを図11(a)の破線で示すように遅らせれば、出
力データD0 は図11(c)の破線で示すタイミングで
高インピーダンス状態から有効データに変化することに
なり、上述のような無効データの出力を防止することが
でき、結果としてテストモード時の読出のタイミングの
遅延を軽減することができる。
【0020】しかしながら、このように出力制御信号φ
C の立上りを遅らせると、通常動作モードにおいても信
号φC の立上りが遅れるため、通常動作モードにおける
メモリ装置の高速動作が困難になるという問題点があっ
た。
【0021】この発明の目的は、通常動作時の高速性を
阻害することなく、テストモード時におけるメモリセル
の機能テストに要する時間が短縮されたメモリ装置を提
供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリ装
置は、複数のメモリセルと、データ読出手段と、データ
処理手段と、出力制御手段とを備えている。データ読出
手段は、複数のメモリセルのうちの複数のメモリセルの
それぞれからデータを読出す。データ処理手段は、テス
トモード時に読出された複数のデータに所定の論理演算
処理を施して、読出されたデータの個数よりも少ない個
数のデータに変換する。出力制御手段は、テストモード
時にデータ処理手段からのデータの出力のタイミングを
通常動作時よりも遅延させて出力させる。
【0023】この発明の他の局面に従うと、メモリ装置
は、メモリセルアレイと、データ読出手段と、モード指
定信号供給手段と、データ処理手段と、出力制御手段と
を備えている。メモリセルアレイは、複数のメモリセル
からなる。データ読出手段は、メモリセルアレイのうち
の複数のメモリセルのそれぞれからデータを読出す。モ
ード指定信号供給手段は、通常動作モードまたはテスト
モードのいずれかを指定するモード指定信号を供給す
る。データ処理手段は、モード指定信号が通常動作モー
ドを示すときに複数のメモリセルから読出した複数デー
タのうちの少なくとも1つのデータを選択して出力し、
モード指定信号がテストモードを示すときに複数のデー
タに一定の遅延時間を伴って所定の論理演算処理を施し
て、読出したデータの個数よりも少ない個数のデータに
変換して出力する。出力制御手段は、モード指定信号が
通常動作モードを示すときには、所定のタイミングでデ
ータ処理手段からの出力データを出力させ、モード指定
信号がテストモードを示すときには、所定のタイミング
から一定の遅延時間遅延させたタイミングでデータ処理
手段からの出力データを出力させる。
【0024】
【作用】この発明に係るメモリ装置においては、テスト
モード時におけるデータ処理手段からのデータの出力の
タイミングを通常動作時よりも遅延させることにより、
無効データの外部出力を防止し、ひいては有効データの
外部出力のタイミングを早めている。
【0025】さらに、この発明に係るメモリ装置におい
ては、データ処理手段の論理演算処理に要する一定時間
だけ遅延させたタイミングで、テストモード時における
データ処理手段からのデータの出力のタイミングを遅延
させることにより、結果的にテストモードにおけるアク
セス時間の短縮を図ることが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例による
メモリ装置を示すブロック図である。図1に示した実施
例は、以下の点を除いて、図6に示した従来のメモリ装
置と同じであり、共通する部分の説明はここでは繰返さ
ない。
【0027】すなわち、図1の実施例においては、タイ
ミング発生回路10と出力制御回路7との間に、図6の
波形整形回路9に代えて、遅延回路12が設けられてい
る。この遅延回路12および出力制御回路7は、テスト
モード時に、データ処理回路5からのデータをデータ出
力回路6が出力端子8に出力するタイミングを、通常動
作時に出力端子8に出力するタイミングよりも遅延させ
る制御手段を構成している。この遅延回路12は、図示
しない信号源からのモード指定信号φT に応じて、テス
トモード時にタイミング信号φR ′の立上りを遅延させ
る機能を有しており、具体的には、たとえば図2に示す
ような構成を有している。また、図3は、図2に示した
遅延回路12の動作を概略的に説明する波形図である。
【0028】まず、モード指定信号φT (図3(a))
がLレベルとなる通常動作モードにおいては、信号φT
はインバータ121によってHレベルに反転され、NO
Rゲート122の一方の入力に常時与えられる。このN
ORゲート122の他方の入力には、タイミング発生回
路10からの信号φR ′(図3(b))が与えられ、N
ORゲート122はテストモードにおいて常時Lレベル
の信号を発生する。
【0029】このLレベルの信号は、3段のインバータ
から構成されるインバータ回路123を介して反転さ
れ、Hレベルの信号としてNANDゲート124の一方
の入力に常時与えられる。また、NANDゲート124
の他方の入力にはタイミング信号φR ′が直接与えられ
る。この結果、NANDゲート124からの信号φR
の反転信号が得られ、これはさらにインバータ125に
よって反転されて読出制御信号φR (図3(c))とし
て出力される。すなわち、図3の波形図の左半分に示す
ように、モード指定信号φT がLレベルとなる通常動作
モードにおいては、遅延回路12による遅延動作は行な
われず、タイミング信号φR ′が読出制御信号φR とし
てそのまま出力されることになる。
【0030】一方、モード指定信号φT (図3(a))
がHレベルとなるテストモードにおいては、信号φT
インバータ121によってLレベルに反転され、NOR
ゲート122の一方の入力に常時与えられる。この結
果、NORゲート122は、その他方の入力に与えられ
るタイミング信号φR ′を反転するインバータとして機
能する。なお、これらのインバータ121および122
は、図6の従来例における波形整形回路9に相当する。
【0031】より詳細に説明すると、上述のように信号
φT がHレベルのときにタイミング信号φR ′がLレベ
ルにあれば(図3(b))、NORゲート122の入力
は共にLレベルのため、NORゲート122の出力はH
レベルとなる。このHレベルの出力は、インバータ回路
123によってLレベルに反転され、NANDゲート1
24の一方の入力に与えられる。NANDゲート124
の他方入力である信号φR ′もまたLレベルであるた
め、NANDゲート124の出力はHレベルとなり、こ
れはインバータ125によって反転されて、Lレベルの
読出制御信号φRとして出力される(図3(c))。
【0032】一方、信号φT がHレベルのときにタイミ
ング信号φR ′がHレベルに変化すると(図3
(b))、NORゲート122の出力は同時にHレベル
からLレベルに変化する。このNORゲート122の出
力の変化は、インバータ回路123によって一定時間遅
延されてNANDゲート124の一方の入力に伝えられ
る。
【0033】一方、信号φR ′がHレベルに変化する
と、NANDゲート124の他方の入力もHレベルに変
化しているが、上述のようにNANDゲート124の一
方の入力への変化の伝達は遅れるため、この一定時間
(遅延時間)の間、NANDゲート124の出力はHレ
ベルのままである。そして、φR ′の変化から上述の一
定の遅延時間経過後、NANDゲート124の2つの入
力が共にHレベルとなり、NANDゲート124の出力
はLレベルに変化する。この変化はインバータ125に
よってHレベルへの変化に反転され、読出制御信号φR
として出力される。
【0034】すなわち、図3の波形図の右半分に示すよ
うに、モード指定信号φT がHレベルとなるテストモー
ドにおいては、タイミング信号φR ′のHレベルへの立
上がりは、図3(c)の実線で示すように遅延回路12
によって一定時間遅延されて、読出制御信号φR として
出力されることになる。
【0035】さらに信号φR ′がLレベルに変化する
と、NANDゲート124の他方の入力が直ちにLレベ
ルとなるため、NANDゲート124の出力は同時にH
レベルとなる。この変化はインバータ125によってL
レベルへの変化に反転される。すなわち、テストモード
において、タイミング信号φR ′の立下りと同時に、読
出制御信号φR も立下ることになる(図3(b)および
(c))。
【0036】次に、図4は、図1に示した実施例の全体
の動作を説明するための波形図である。この図1の実施
例の通常動作モード時における動作は、前述のように、
出力制御回路7に与えられるタイミング信号φR が、図
6および図10に関連して説明した従来例のタイミング
信号φR と同じタイミングの信号となっているため、従
来例の動作と同じなので、その説明を省略し、ここでは
テストモードにおける動作についてのみ説明する。
【0037】すなわち、テストモードにおいては、通常
動作時と同様にメモリセルアレイ11から4つのデータ
1 ないしD4 が読出され、EX−OR回路55(図
7)によってEX−OR処理される。このEX−OR演
算に一定の時間を要するため、前述のようにテストモー
ドにおける読出データDR (図4(c))の無効データ
から有効データへの変化のタイミングは、通常動作モー
ドにおけるそのタイミングより上記一定時間だけ遅れる
ことになる。
【0038】そこで、この実施例によれば、テストモー
ド時に、上述の遅延回路12の動作によって読出制御信
号φR の活性化のタイミングを通常のタイミング(図4
(a)の破線)よりも上記一定時間だけ遅延させること
により(同図の実線)、出力制御回路7から出力される
出力制御信号φC も、通常動作時(図4(b)の破線)
から上記一定時間だけ遅延させる(同図の実線)。これ
により、データ出力回路6からは、従来例で生じていた
ような無効データの部分的な出力(図4(d)の破線)
は起こらず、有効データのみが出力データDO として出
力されることになる(図4(d)の実線)。
【0039】すなわち、この実施例によれば、図4から
明らかなように、読出制御信号φRを遅延しない場合に
生じる無効データの部分的な出力によって引き起こされ
る有効データの出力の遅れに比べて、むしろ読出制御信
号φR を一定期間遅延させることによって無効データの
部分的な出力を防止している。すなわち、一旦無効デー
タが出力されてしまうと、無効データがあらためて有効
データに変化するのに、データ処理回路による遅延時間
よりも長い時間を要してしまうため、上記遅延時間だけ
出力制御信号のタイミングを遅延させることにより、結
果的に有効データの出力のタイミングを早めている。こ
れにより、テストモードにおけるアクセス時間すなわち
メモリ装置の機能テストに要する時間を短縮することが
できる。
【0040】なお、上述の実施例では、4つのデータD
1 ないしD4 から、通常動作モードにおいては1つの選
択データDR を出力し、またテストモードにおいては1
つのEX−OR処理データDR を出力する場合を示して
いたが、これらのデータの数はこの実施例の場合に限ら
れない。すなわち、出力データの数がメモリセルアレイ
から読出したデータの数よりも少なければこの発明は適
用可能であり、たとえばメモリセルアレイから読出した
8個のデータから1つの出力データを取出す場合はもち
ろん、メモリセルアレイから読出した8個のデータから
2つの出力データを取出す場合であってもこの発明は適
用可能である。
【0041】図5は、このようにメモリセルアレイから
読出した8個のデータから2つの出力データを取出す実
施例を示すブロック図であり、メモリセルアレイ11か
らデータ読出回路1aないし4aによって読出された4
つのデータD1aないしD4aは、一方のデータ処理回路5
aで処理され、メモリセルアレイ11からデータ読出回
路1bないし4bによって読出された4つのデータD1b
ないしD4bは、他方のデータ処理回路5bで処理され
る。データ処理回路5aおよび5bは、第7図に示した
データ処理回路5と同じ構成を有しているものとする。
これらのデータ処理回路5aおよび5bは、共通に印加
されるアドレス信号φA およびモード指定信号φT によ
って動作される。
【0042】データ処理回路5aから出力される読出デ
ータDRaはデータ処理回路6aを介して出力データDOa
として端子8aを介して出力され、データ処理回路5b
から出力される読出データDRbはデータ処理回路6bを
介して出力データDObとして端子8bを介して出力され
る。データ出力回路6aおよび6bは、図8に示したデ
ータ出力回路6と同じ構成を有しているものとする。そ
の他の構成および動作は図1に示した実施例と同じであ
る。
【0043】このように、8つの読出データから2つの
出力データを並列に得る場合であっても、テストモード
時におけるそれぞれのデータの出力のタイミングを単一
の遅延回路12によって共通に制御することにより、そ
れぞれの出力における無効データの出力を防止し、有効
データのアクセス時間を短縮することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のメモリセルと、複数のメモリセルのうちの複数のメモ
リセルのそれぞれからデータを読出すデータ読出手段
と、テストモード時に読出された複数のデータに所定の
論理演算処理を施して読出されたデータの個数よりも少
ない個数のデータに変換するデータ処理手段と、テスト
モード時にデータ処理手段からのデータの出力のタイミ
ングを通常動作時よりも遅延させて出力させる出力制御
手段とを備えるように構成したので、テストモード時に
無効データの外部出力を防止し、ひいては有効データの
外部出力のタイミングを早めることが可能となる。
【0045】さらに、この発明の他の局面によれば、複
数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、メモリセ
ルアレイのうちの複数のメモリセルのそれぞれからデー
タを読出すデータ読出手段と、通常動作モードまたはテ
ストモードのいずれかを指定するモード指定信号を供給
する手段と、モード指定信号が通常動作モードを示すと
きに複数のメモリセルから読出した複数のデータのうち
の少なくとも1つのデータを選択して出力し、かつモー
ド指定信号がテストモードを示すときに複数のデータに
一定の遅延時間を伴って所定の論理演算処理を施して、
読出したデータの個数よりも少ない個数のデータに変換
して出力するデータ処理手段と、モード指定信号が通常
動作モードを示すときには、所定のタイミングでデータ
処理手段からの出力データを出力させ、モード指定信号
がテストモードを示すときには、所定のタイミングから
一定遅延時間遅延させたタイミングでデータ処理手段か
らの出力データを出力させる出力制御手段とを備えるよ
うに構成したので、結果的にテストモードにおけるアク
セス時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるメモリ装置を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示した遅延回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図3】図2に示した遅延回路の動作を説明する波形図
である。
【図4】図1に示した実施例の動作を説明する波形図で
ある。
【図5】この発明の他の実施例によるメモリ装置を示す
ブロック図である。
【図6】従来のメモリ装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示したデータ処理回路の詳細を示す回路
図である。
【図8】図6に示したデータ出力回路の詳細を示す回路
図である。
【図9】図6に示した出力制御回路の詳細を示す回路図
である。
【図10】図6に示した従来例の通常動作モードにおけ
る動作を説明する波形図である。
【図11】図6に示した実施例のテストモードにおける
動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 データ読出回路 5 データ処理回路 6 データ出力回路 7 出力制御回路 10 タイミング発生回路 11 メモリセルアレイ 12 遅延回路 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト機能を有するメモリ装置であっ
    て、 複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルのうちの複数のメモリセルのそれ
    ぞれからデータを読出すデータ読出手段と、 テストモード時に前記読出された複数のデータに所定の
    論理演算処理を施して、前記読出されたデータの個数よ
    りも少ない個数のデータに変換するデータ処理手段と、 テストモード時に前記データ処理手段からのデータの出
    力のタイミングを通常動作時よりも遅延させて出力させ
    る出力制御手段とを備えた、メモリ装置。
  2. 【請求項2】 テスト機能を有するメモリ装置であっ
    て、 複数のメモリセルからなるメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのうちの複数のメモリセルのそれ
    ぞれからデータを読出すデータ読出手段と、 通常動作モードまたはテストモードのいずれかを指定す
    るモード指定信号を供給する手段と、 前記モード指定信号が通常動作モードを示すときに前記
    複数のメモリセルから読出した複数のデータのうちの少
    なくとも1つのデータを選択して出力し、かつ前記モー
    ド指定信号がテストモードを示すときに前記複数のデー
    タに一定の遅延時間を伴って所定の論理演算処理を施し
    て、前記読出したデータの個数よりも少ない個数のデー
    タに変換して出力するデータ処理手段と、 前記モード指定信号が前記通常動作モードを示すときに
    は、所定のタイミングで前記データ処理手段からの出力
    データを出力させ、前記モード指定信号がテストモード
    を示すときには、前記所定のタイミングから一定の遅延
    時間遅延させたタイミングで前記データ処理手段からの
    出力データを出力させる出力制御手段とを備えた、メモ
    リ装置。
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