JPH052900A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH052900A
JPH052900A JP3202006A JP20200691A JPH052900A JP H052900 A JPH052900 A JP H052900A JP 3202006 A JP3202006 A JP 3202006A JP 20200691 A JP20200691 A JP 20200691A JP H052900 A JPH052900 A JP H052900A
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茂 森
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真人 諏訪
Hiroshi Miyamoto
博司 宮本
Kiichi Morooka
毅一 諸岡
Shigeru Kikuta
繁 菊田
Mitsuya Kinoshita
充矢 木下
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/34Accessing multiple bits simultaneously

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイアウト面積の増加が少なく、大幅にテス
ト時間を短縮することができ、かつ高速動作が可能な半
導体記憶装置を提供することである。 【構成】 半導体記憶装置はメモリアレイ1を含む。メ
モリアレイ1内の奇数番目のビット線対BL,/BLは
第1のグループに属し、偶数番目のビット線対BL,/
BLは第2のグループに属する。各ビット線対BL,/
BLには第1の差動増幅器60が接続される。第1のグ
ループに対応して、書込用バスW1,/W1、読出用バ
スR1,/R1および読出/テスト回路7aが設けられ
る。第2のグループに対応して、書込用バスW2,/W
2、読出用バスR2,/R2および読出/テスト回路7
bが設けられる。コラムデコーダ4は、テスト時に、複
数のビット線対BL,/BLを同時に選択する。テスト
時には、読出/テスト回路7a,7bの各々が、対応す
るグループに属する複数のビット線対BL,/BLから
読出されたデータを、予め与えられた期待値データと比
較し、その比較結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特にテスト回路を備えた半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図38は従来のダイナミックランダムア
クセスメモリ(以下DRAMと呼ぶ)の主要部の構成を
示す回路図である。
【0003】図38に示すように、複数のビット線対B
L0,/BL0〜BL1023,/BL1023および
複数のワード線WL0,WL1が互いに交差するように
配置され、それらの交点にメモリセルMC0,MC1が
設けられている。メモリセルMC0は容量値CSを有す
るキャパシタC0およびNチャネルMOSトランジスタ
Q30を含む。メモリセルMC1はキャパシタC1およ
びNチャネルMOSトランジスタQ31を含む。キャパ
シタC0はトランジスタQ30を介してビット線BL0
に接続され、キャパシタC1はトランジスタQ31を介
してビット線/BL0に接続される。トランジスタQ3
0,Q31のゲートにそれぞれワード線WL0,WL1
が接続される。
【0004】ビット線対BL0,/BL0には、Nチャ
ネルMOSトランジスタQ32,Q33を含むセンスア
ンプ回路SEと、PチャネルMOSトランジスタQ3
5,Q36を含むリストア回路RSとが接続される。セ
ンスアンプ回路SEおよびリストア回路RSがセンスア
ンプ50を構成する。センスアンプ回路SEのコモンノ
ード線CN1はNチャネルMOSトランジスタQ34を
介して接地線Vssに接続され、リストア回路RSのコ
モンノード線CN2は、PチャネルMOSトランジスタ
Q37を介して電源線Vccに接続される。トランジス
タQ34,Q37のゲートにはそれぞれセンスアンプ回
路活性化信号φsおよびリストア回路活性化信号/φs
が与えられる。
【0005】ビット線BL0,/BL0はNチャネルM
OSトランジスタQ41,Q42を介して入出力線対I
O,/IOに接続される。また、ビット線BL0とビッ
ト線/BL0との間にはNチャネルMOSトランジスタ
Q38が接続される。ビット線BL0,/BL0はそれ
ぞれNチャネルMOSトランジスタQ39,Q40を介
してプリチャージ電位VBLに結合される。プリチャージ
電位VBLは、電源電圧Vccの約1/2である。トラン
ジスタQ38〜Q40のゲートにはビット線イコライズ
信号φEQが与えられる。
【0006】ワード線WL0,WL1はロウデコーダ
(図示せず)に接続される。ロウデコーダは、外部から
与えられる行アドレス信号に応答して1つのワード線を
選択する。選択されたワード線が、ワード線駆動回路
(図示せず)により駆動される。
【0007】一方、トランジスタQ41,Q42のゲー
トにはコラムデコーダ(図示せず)によりコラム選択信
号Y0が与えられる。コラムデコーダは、外部から与え
られる列アドレス信号に応答して、複数のビット線のう
ち1つを選択し、対応するコラム選択信号を活性状態に
する。それにより、ビット線対が入出力線対IO,/I
Oに接続される。入出力線対IO,/IOには書込ドラ
イバ140が接続される。
【0008】図39の波形図を参照しながら図38のD
RAMの読出動作を説明する。読出開始時刻t1より前
には、イコライズ信号φEQが“H”レベルとなってい
る。それにより、ビット線BL0,/BL0はともにプ
リチャージ電位VBLにプリチャージされる。時刻t0に
イコライズ信号φEQが“L”レベルになる。それによ
り、ビット線BL0,/BL0が互いに切離され、かつ
ビット線BL0,/BL0がプリチャージ電位VBLから
切離される。
【0009】時刻t1に、たとえばワード線WL0の電
位が立上がる。それにより、メモリセルMC0のキャパ
シタC0にストアされた電荷がビット線BL0に読出さ
れる。キャパシタC0に“L”のデータが書込まれたと
仮定すると、ビット線BL0の電位はビット線/BL0
の電位(VBL)よりも低くなる。
【0010】その後、時刻t2に、活性化信号φsが
“H”レベルに立上がると、センスアンプ回路SEが活
性状態になる。その結果、ビット線BL0,/BL0間
の電位差が増幅され、ビット線BL0の電位が接地電位
Vssまで引下げられる。
【0011】時刻t3に、活性化信号/φsが“L”レ
ベルになると、リストア回路RSが活性状態になる。そ
の結果、ビット線/BL0の電位が電源電位Vccまで
引上げられる。
【0012】時刻t4には、コラムデコーダによりトラ
ンジスタQ41,Q42がオンにされる。それにより、
ビット線対BL0,/BL0上のデータが入出力線対I
O,/IOに読出される。その後、時刻t5に、活性化
信号φsが“L”レベルになると、センスアンプ回路S
Eが非活性となる。時刻t6に、活性化信号/φsが
“H”レベルになると、リストア回路RSが非活性にな
る。時刻t7にイコライズ信号φEQが“H”レベルにな
ると、ビット線対BL0,/BL0は再びプリチャージ
電位VBLにプリチャージされる。
【0013】図40の波形図を参照しながら図38のD
RAMの書込動作を説明する。時刻t0からt3までの
動作は読出動作と同様である。時刻t4に、コラムデコ
ーダによりトランジスタQ41,Q42がオンされる。
書込動作時には、入出力線対IO,/IOには、書込ド
ライバ140により書込データが与えられている。した
がって、ビット線対BL0,/BL0が入出力線対I
O,/IOに接続されると、ビット線対BL0,/BL
0上のデータが、入出力線対IO,/IO上のデータに
より書換えられる。その書換えられたデータがメモリセ
ルに書込まれる。時刻t5からt7までの動作も、読出
動作と同様である。
【0014】近年、半導体記憶装置の大容量化に伴い、
テスト時間の増大が顕著となっている。そこで、飛躍的
にテスト時間を短縮することができる技術として、ライ
ンモードテストが1989 IEEE Interna
tional Solid−State Circui
ts Conference Digest ofTe
chnical Papers,pp.244−245
に提案されている。このラインモードテストによると、
1つのワード線に接続されるすべてのメモリセルが同時
にテストされるので、多数のビットを一度にテストする
ことが可能となる。したがって、テスト時間の大幅な短
縮が期待される。
【0015】図41は、ラインモードテストの機能を有
する従来のダイナミック型半導体記憶装置の主要部の構
成を示す図である。
【0016】図41において、複数のビット線対BL,
/BLおよび複数のワード線WLが互いに交差するよう
に配置され、それらの交点にメモリセルMCが設けられ
ている。複数のワード線WLは、デコーダ31およびワ
ードドライバ32を含むロウデコーダ3に接続されてい
る。各ビット線対BL,/BLにはセンスアンプ50が
接続されている。また、各ビット線対BL,/BLは、
NチャネルMOSトランジスタ121,122およびN
チャネルMOSトランジスタ125,126を介して入
出力線対IO,/IOに接続されている。トランジスタ
121,122,125,126はトランスファーゲー
トを構成する。トランジスタ125,126のゲートに
はコラムデコーダ4からコラム選択信号Yi(i=1,
2,…)が与えられる。各ビット線対BL,/BLに対
応して比較回路100およびラッチ回路110が設けら
れている。
【0017】ロウデコーダ3は、外部から与えられる行
アドレス信号RAに応答して複数のワード線WLのうち
1つを選択し、その電位を“H”レベルに立上げる。コ
ラムデコーダ4は、外部から与えられる列アドレス信号
CAに応答して複数のビット線対BL,/BLのうち1
つを選択し、対応するトランジスタ125,126のゲ
ートに“H”レベルのコラム選択信号Yiを与える。こ
のようにして1つのメモリセルMCが選択され、その選
択されたメモリセルMCに入出力線対IO,/IOを介
してデータが書込まれるか、あるいは、その選択された
メモリセルMCに記憶されたデータが入出力線対IO,
/IOを介して外部に読出される。
【0018】次に、ラインモードテストを説明する。ラ
インモードテストでは、基本的には外部から入力された
期待値データがラッチ回路110に一旦蓄積される。選
択されたワード線WLに接続されるメモリセルMCから
読出されたデータと、ラッチ回路110に蓄積された期
待値データとが比較回路100によりそれぞれ比較され
る。それにより、1つのワード線WLに接続された複数
のメモリセルMCに関するテストが一括して行なわれ
る。
【0019】まず、テストデータのメモリセルMCへの
書込を説明する。まず、コラムデコーダ4により選択さ
れたトランジスタ125,126がオン状態になる。そ
れにより、入出力線対IO,/IOを通して外部から与
えられたテストデータがノードNA,NBに伝達され
る。このテストデータが、ラッチ回路110に蓄積され
る。ラッチ回路110に蓄積されたテストデータがテス
ト時の期待値データとなる。このとき、信号TRは
“L”レベルとなっている。そのため、トランジスタ1
21,122はオフ状態であり、ノードNA,NBのテ
ストデータはビット線対BL,/BLには伝達されな
い。コラムデコーダ4により複数組のトランジスタ12
5,126を順次選択することにより、複数のラッチ回
路110に順にテストデータが蓄積される。
【0020】次に、信号TRが“H”レベルに立上が
る。それにより、トランジスタ121,122がオン状
態になる。また、ロウデコーダ3により複数のワード線
WLのうち1つが選択される。それにより、選択された
ワード線WLに接続されるメモリセルMCの各々に、ラ
ッチ回路110に蓄積されたテストデータが書込まれ
る。ロウデコーダ3により複数のワード線WLを順次選
択することにより、すべてのメモリセルMCにテストデ
ータが書込まれる。
【0021】次に、メモリセルMCに記憶されたテスト
データの読出および読出されたテストデータと期待値デ
ータとの比較を説明する。
【0022】まず、ロウデコーダ3により複数のワード
線WLのうち1つが選択される。それにより、選択され
たワード線WLに接続されるメモリセルMCから対応す
るビット線対BL,/BLにテストデータがそれぞれ読
出される。読出されたテストデータは対応するセンスア
ンプ50により増幅される。
【0023】次に、信号TRが“L”レベルのままで信
号LTEが“H”レベルに立上がる。これにより、Nチ
ャネルMOSトランジスタ123,124がオン状態に
なる。その結果、メモリセルMCから読出された各テス
トデータが対応する比較回路100に伝達される。各比
較回路100には、ラッチ回路110に蓄積された期待
値データがノードNA,NBおよびノードNV,NWを
介して伝達されている。各比較回路100は、メモリセ
ルMCから読出されたテストデータとラッチ回路110
に蓄積された期待値データとを比較し、その比較結果を
検出線LTSに出力する。
【0024】すべての比較回路100において、メモリ
セルMCから読出されたテストデータとラッチ回路11
0に蓄積された期待値データとが一致した場合には、検
出線LTSの電位は“H”レベルに保持される。少なく
とも1つの比較回路100において、メモリセルMCか
ら読出されたテストデータとラッチ回路110に蓄積さ
れた期待値データとが一致しなかった場合には、検出線
LTSの電位が“L”レベルに放電される。
【0025】図42は、図41に示される比較回路10
0およびラッチ回路110の構成を詳細に示す回路図で
ある。
【0026】比較回路100は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ101〜104を含む。ラッチ回路110は、
NチャネルMOSトランジスタ111,112およびP
チャネルMOSトランジスタ113,114を含む。
【0027】コラムデコーダ4(図41)によりコラム
選択信号Yiが“H”レベルになると、トランジスタ1
25,126がオン状態になる。それにより、外部から
与えられたテストデータが入出力線対IO,/IOを通
じてノードNA,NBに伝達され、ラッチ回路110に
蓄積される。信号CREが“H”レベルになり、かつ、
信号/CREが“L”レベルになると、NチャネルMO
Sトランジスタ127およびPチャネルMOSトランジ
スタ128がそれぞれオン状態になる。それにより、ノ
ードNA,NBの電位のうち“H”レベルの電位が電源
レベルに設定されかつ“L”レベルの電位が接地レベル
に設定される。
【0028】テスト時には、信号LTRによりNチャネ
ルMOSトランジスタ103をオン状態にすることによ
り、ノードNCの電位は予め“L”レベルに設定され
る。また、検出線LTSの電位は予め“H”レベルに設
定される。
【0029】信号TRが“L”レベルのままで信号LT
Eが“H”レベルに立上がると、トランジスタ123,
124がオン状態になる。それにより、ビット線対B
L,/BLのノードNE,NFが比較回路100に接続
される。たとえば、ノードNAの電位が“H”レベルで
ありかつノードNBの電位が“L”レベルであれば、ト
ランジスタ102はオン状態であり、トランジスタ10
1はオフ状態になっている。
【0030】メモリセルMCから正しいテストデータが
読出されると、ノードNEの電位は“H”レベルであり
かつノードNFの電位は“L”レベルとなっている。そ
のため、ノードNCの電位は“L”レベルのまま変化し
ない。したがって、NチャネルMOSトランジスタ10
4はオフ状態であり、検出線LTSのノードNDの電位
は“H”レベルのまま変化しない。
【0031】メモリセルMCから誤ったテストデータが
読出されると、ノードNEの電位は“L”レベルであり
かつノードNFの電位は“H”レベルとなっている。そ
のため、ノードNCの電位は“H”レベルとなり、トラ
ンジスタ104がオン状態になる。したがって、検出線
LTSのノードNDの電位が“L”レベルに降下する。
これにより、エラーを検出することができる。
【0032】図42においては、1組のビット線対B
L,/BLに関するテスト動作を説明したが、上記の動
作はすべてのビット線対BL,/BLに関して一括して
行なわれる。そのため、1つのメモリセルMCから誤っ
たテストデータが読出された場合でも、検出線LTSの
ノードNDの電位は“L”レベルに降下する。
【0033】上記の従来のダイナミック型半導体記憶装
置におけるラインモードテストを要約すると次のように
なる。
【0034】まず、外部から入力されたテストデータが
複数のラッチ回路110に蓄積される。続いて、選択さ
れたワード線WLに接続された複数のメモリセルMCに
一括して複数のラッチ回路110からのテストデータが
書込まれる。この書込動作はワード線の数だけ繰り返さ
れる。
【0035】その後、選択されたワード線WLに接続さ
れた複数のメモリセルMCから一括してテストデータが
読出され、その読出されたテストデータがラッチ回路1
10に蓄積されたデータと比較される。この読出および
比較動作もワード線の数だけ繰り返される。
【0036】すべての比較動作でメモリセルMCから読
出されたテストデータとラッチ回路110に蓄積された
期待値データとが一致した場合にはラインモードテスト
が終了する。しかし、1回でもメモリセルMCから読出
されたテストデータとラッチ回路110に蓄積された期
待値データとが一致しなかった場合には、検出線LTS
から“L”レベルのエラーフラグが出力される。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の半導体記
憶装置においては、ラインモードテストを行なうために
複数のビット線対に対応して複数のラッチ回路および複
数の比較回路を設ける必要がある。そのため、レイアウ
ト面積が増大するという問題がある。
【0038】また、複数のラッチ回路またはビット線対
にテストデータの書込を行なう際には、ビット線対の数
と同じ回数だけ書込動作を行なう必要がある。そのた
め、テスト時間の短縮が図れない。
【0039】さらに、ラインモードテストの書込動作に
おいては、多数のメモリセルのデータを同時に書換える
必要がある。たとえば、図38に示されるDRAMにお
いては、1024ビットのメモリセルのデータを同時に
書換える必要がある。そのため、通常動作の書込時の約
1024倍の駆動能力を有する書込ドライバ140が必
要となる。
【0040】このように、ラインモードテスト機能を有
する従来の半導体記憶装置では、ラインモードテストの
書込動作を行なうために大きな書込ドライバが必要とな
る。その結果、チップ面積が増大する。
【0041】この発明の目的は、レイアウト面積を増大
させることなく、半導体記憶装置のテスト時間を短縮す
ることである。
【0042】この発明の他の目的は、テスト回路のため
のレイアウト面積の増加が少なく、大幅にテスト時間を
短縮することができ、かつ高速動作が可能な半導体記憶
装置を提供することである。
【0043】この発明のさらに他の目的は、大きな駆動
能力を有する書込ドライバを必要とすることなく、チッ
プ面積の小さい半導体記憶装置を得ることである。
【0044】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
記憶装置は、複数行および複数列に配列された複数のメ
モリセルを含むメモリアレイを備える。メモリアレイの
複数列は、インタリーブされた態様で複数のグループに
区分されている。その半導体記憶装置は、選択手段、読
出手段、複数のグループにそれぞれ対応する複数のテス
ト手段、および出力手段をさらに備える。選択手段は、
テスト動作時に、選択された行において各グループ内の
すべての列を同時に選択する。読出手段は、選択された
行および列のメモリセルに記憶されたデータを読出す。
複数のテスト手段の各々は、対応するグループに属する
選択された列から読出されたデータを予め定められた期
待値データと同時に比較する。出力手段は、複数のテス
ト手段の結果を出力する。
【0045】第2の発明に係る半導体記憶装置は、複数
のワード線、複数のワード線に交差するように設けられ
た複数のビット線対およびワード線とビット線対との交
点に設けられた複数のメモリセルを含むメモリアレイを
備える。複数のビット線対は、インタリーブされた態様
で複数のグループに区分されている。
【0046】その半導体記憶装置は、複数のグループに
それぞれ対応する複数の書込用バスと、複数のグループ
にそれぞれ対応する複数の読出用バスと、複数のビット
線対の各々と対応する読出用バスとの間にそれぞれ設け
られた複数の第1の増幅手段と、複数のグループにそれ
ぞれ対応する複数の第2の増幅手段とをさらに備える。
【0047】その半導体記憶装置は、複数の期待値デー
タ入力手段と、選択手段と、接続手段と、活性化手段と
をさらに備える。複数の期待値データ入力手段は、複数
のグループにそれぞれ対応して設けられ、期待値データ
を記憶する。選択手段は、通常動作時の読出および書込
のために各グループ内において複数のビット線対の1つ
を選択し、テスト動作時に各グループ内のすべてのビッ
ト線対を同時に選択する。接続手段は、通常動作の書込
時に、選択手段により選択されたビット線対を対応する
書込用バスに接続する。活性化手段は、選択されたビッ
ト線対に対応する第1の増幅手段を活性化する。
【0048】通常動作の読出時に、活性化された第1の
増幅手段および対応する第2の増幅手段がカレントミラ
ー型増幅器を構成する。テスト動作時に、各活性化され
た第1の増幅手段が、対応するビット線対のデータを対
応する期待値データと比較し、その比較結果を対応する
読出用バスに与える。
【0049】第3の発明に係る半導体記憶装置は、通常
動作および複数のメモリセルを同時にテストするテスト
動作が可能である。その半導体記憶装置は、複数のワー
ド線、複数のワード線に交差するように設けられた複数
のビット線、ワード線とビット線との交点に設けられた
複数のメモリセル、および複数のビット線に与えられる
データを増幅する増幅手段を含む。その半導体記憶装置
は、通常動作の読出時および書込時に増幅手段を活性化
し、テスト動作の書込時に増幅手段を一時的に非活性に
し、その後再び活性化する制御手段をさらに含む。
【0050】
【作用】第1の発明に係る半導体記憶装置によれば、テ
スト動作時に、各グループにおいて、各テスト手段によ
り、複数列の各々から読出されたデータと期待値データ
とが比較され、その比較結果が出力される。
【0051】各テスト手段が同時に複数列に関するテス
トを行なうのでテスト時間が短縮される。また、各テス
ト手段が複数列に共通に設けられているので、テスト回
路によるレイアウト面積の増加が少ない。さらに、各テ
スト手段ごとに異なる期待値データを設定することによ
り、種々のテストパターンによるメモリセルのテストを
行なうことができる。
【0052】第2の発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、テスト動作時に、複数のビット線対が同時に選択さ
れ、選択されたビット線対に対応する第1の増幅手段が
活性化される。活性化された第1の増幅手段により、対
応するビット線対のデータと、対応する期待値入力手段
により入力されたデータとが比較され、その比較結果が
対応する読出用バスに出力される。この場合、第1の増
幅手段は比較手段として働く。
【0053】第1の増幅手段が同時に複数のビット線対
に関するテストを行なうので、テスト時間が短縮され
る。また、各期待値入力手段により異なる期待値データ
を与えることにより、種々のテストパターンによるメモ
リセルのテストを行なうことができる。
【0054】通常動作の読出時には、複数のビット線対
の1つが選択され、その選択されたビット線対に対応す
る第1の増幅手段が活性化される。活性化された第1の
増幅手段は、第2の増幅手段とともにカレントミラー型
増幅器を構成する。
【0055】それにより、選択されたビット線対のデー
タが増幅され、対応する読出用バスに高速に読出され
る。この場合、第1の増幅手段は増幅手段として働く。
【0056】特に、通常動作の読出時には、書込用バス
がビット線対に接続されないので、データの高速読出が
可能となる。
【0057】通常動作の書込時には、複数のビット線対
のいずれかが選択され、その選択されたビット線対が対
応する書込用バスに接続される。
【0058】それにより、書込用バスを介して、選択さ
れたビット線対に接続されたメモリセルにデータを書込
むことができる。
【0059】第2の発明に係る半導体記憶装置による
と、第1の増幅手段がテスト動作時には比較手段として
働き、通常動作の読出時には増幅手段として働き、か
つ、第2の増幅手段が複数のビット線対に共通に設けら
れている。したがって、テスト回路によるレイアウト面
積の増加が少ない。
【0060】第3の発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、テスト動作の書込時に、増幅手段が一時的に非活性
になり、その後再び増幅手段が活性化される。したがっ
て、テスト動作における書込が容易に行なわれ得る。
【0061】それにより、書込ドライバの負荷が軽減さ
れる。その結果、大きな駆動能力を有する書込ドライバ
が不要となり、チップ面積の小さい半導体記憶装置を得
ることが可能となる。
【0062】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0063】図1は、この発明の一実施例によるダイナ
ミック型半導体記憶装置のチップ全体の構成を示すブロ
ック図である。
【0064】メモリアレイ1は、複数行および複数列に
マトリクス状に配列された複数のメモリセルを含む。ア
ドレスバッファ2は、外部から与えられるアドレス信号
A0〜Anを受け、所定のタイミングでロウデコーダ3
に行アドレス信号RAを与え、所定のタイミングでコラ
ムデコーダ4に列アドレス信号CAを与える。メモリア
レイ1にはセンスアンプ群5を介して読出/書込ゲート
6が接続されている。読出/書込ゲート6には2つの読
出/テスト回路7a,7bが接続されている。
【0065】一方、高電圧検出器8は、アドレス信号A
0のための入力端子hの電圧に応答してテストイネーブ
ル信号/φを発生し、それをコラムデコーダ4および読
出/テスト回路7a,7bに与える。読出/テスト回路
7a,7bの出力はプリアンプ9および出力バッファ1
1を介して出力データDoutとして外部に出力され
る。外部から与えられる入力データDinは入力バッフ
ァ10を介して読出/書込ゲート6に入力される。
【0066】クロックジェネレータ12は、外部から与
えられるロウアドレスストローブ信号/RAS、コラム
アドレスストローブ信号/CASおよびライトイネーブ
ル信号/WEに応答して各部分のタイミング制御を行な
う。IOコントローラ13は、データの書込時に入力バ
ッファ10を活性化させ、データの読出時に出力バッフ
ァ11を活性化させる。ラインモードテスト時には、出
力バッファ11は、エラーの検出に応答して読出/テス
ト回路7a,7bから与えられるエラーフラグEFを外
部に出力する。図1に示される各部分はチップCH上に
形成されている。
【0067】図2は、図1の半導体記憶装置の主要部の
構成を詳細に示す回路図である。メモリアレイ1は、従
来の半導体記憶装置と同様に、複数のビット線対BL,
/BL、そのビット線対BL,/BLに交差するように
配置された複数のワード線WLおよびそれらの交点に設
けられた複数のメモリセルMCを含む。複数のワード線
WLはロウデコーダ3に接続されている。ロウデコーダ
3は、行アドレス信号RAに応答して複数ワード線WL
のいずれか1つを選択するデコーダ31および選択され
たワード線WLの電位を“H”レベルに駆動するワード
ドライバ32を含む。各ビット線対BL,/BL間には
センスアンプ50が接続されている。
【0068】複数のビット線対BL,/BLは第1およ
び第2のグループに区分されている。奇数番目のビット
線対BL,/BLは第1のグループに属し、偶数番目の
ビット線対BL,/BLは第2のグループに属する。各
ビット線対BL,/BLには第1の差動増幅器60が接
続されている。第1のグループに対応して、書込用バス
W1,/W1、読出用バスR1,/R1および読出/テ
スト回路7aが設けられている。第2のグループに対応
して、書込用バスW2,/W2、読出用バスR2,/R
2および読出/テスト回路7bが設けられている。
【0069】図2に示されるようなビット線対のグルー
プ分けを、“インタリーブされた態様”と呼ぶ。図2に
示される例では、1つおきのビット線対により各グルー
プが構成されているが複数組おきのビット線対により各
グループが構成されてもよい。
【0070】第1のグループに属する奇数番目のビット
線対BL,/BLはNチャネルMOSトランジスタ6
5,67および66,68を介して書込用バスW1,/
W1に接続されている。第2のグループに属する偶数番
目のビット線対BL,/BLは、NチャネルMOSトラ
ンジスタ65,67および66,68を介して書込用バ
スW2,/W2に接続されている。トランジスタ65,
67のゲートにはクロックジェネレータ12(図1)か
ら書込制御信号WCが与えられる。
【0071】第1のグループに属する第1の差動増幅器
60は読出用バスR1,/R1に接続され、第2のグル
ープに属する第1の差動増幅器60は読出用バスR2,
/R2に接続されている。
【0072】トランジスタ66,68のゲートおよびト
ランジスタQ3,Q4のゲートには、コラムデコーダ4
からコラム選択信号Yi(i=1,2,…)が与えられ
る。1つのコラム選択信号Yiにより第1のグループに
属する1組のビット線対BL,/BLおよび第2のグル
ープに属する1組のビット線対BL,/BLが同時に選
択される。この実施例では、コラムデコーダ4が2ウェ
イのデコーダ構成となり、デコーダピッチを緩和するこ
とができる。
【0073】第1のグループに属する第1の差動増幅器
60において、トランジスタQ1,Q3が読出用バスR
1と接地ラインとの間に直列に接続され、トランジスタ
Q2,Q4が読出用バス/R1と接地ラインとの間に直
列に接続されている。トランジスタQ1のゲートはビッ
ト線BLに接続され、トランジスタQ2のゲートはビッ
ト線/BLに接続されている。第2のグループに属する
第1の差動増幅器60においては、トランジスタQ1,
Q2がそれぞれ読出用バスR2,/R2に接続されてい
る。
【0074】読出/テスト回路7aにおいて、スイッチ
71は読出用バスR1,/R1とデータバスDB,/D
Bとの間に接続され、スイッチ72は、読出用バスR
1,/R1とラインテスト用バスLB,/LBとの間に
接続されている。データバスDB,/DBには第2の差
動増幅器73が接続されている。第2の差動増幅器73
は、電源端子とデータバス/DBとの間に接続されるP
チャネルMOSトランジスタQ5および電源端子とデー
タバスDBとの間に接続されるPチャネルMOSトラン
ジスタQ6を含む。トランジスタQ5,Q6のゲートは
データバスDBに接続されている。
【0075】ラインテスト用バスLB,/LBには期待
値書込回路74が接続されている。期待値書込回路74
は、ラインモードテスト時にラインテスト用バスLB,
/LBに期待値データを書込むために用いられる。ま
た、ラインテスト用バスLB,/LBにはエラー検出回
路75が接続されている。エラー検出回路75は、ライ
ンモードテスト時にエラーが検出されると、エラーフラ
グEFを出力する。
【0076】データバスDB,/DBは、図1に示され
るプリアンプ9を介して出力バッファ11に接続され
る。また、エラーフラグEFは出力バッファ11に与え
られる。
【0077】通常動作時にはテストイネーブル信号/φ
によりスイッチ71が導通状態となり、ラインモードテ
スト時にはテストイネーブル信号/φによりスイッチ7
2が導通状態となる。
【0078】読出/テスト回路7bの構成も、読出/テ
スト回路7aの構成と同様である。この半導体記憶装置
においては、複数の書込用バスW1,/W1およびW
2,/W2と複数の読出用バスR1,/R1およびR
2,/R2とが分離されている。そのため、通常動作時
の高速アクセスが可能となる。このような構成は、たと
えば1987 VLSI・サーキット・シンポジウム
pp.79〜80に発表されている構成をMOSトラン
ジスタの回路に応用した構成と類似している。
【0079】次に、図1および図2に示される半導体記
憶装置の動作を説明する。 (通常動作)データの書込時には、まずロウデコーダ3
により複数のワード線WLのうち1つが選択され、その
選択されたワード線WLの電位が“H”レベルになる。
それにより、選択されたワード線WLに接続されたメモ
リセルMCから対応するビット線対BL,/BLにそれ
ぞれ“H”または“L”のデータが読出される。次に、
センスアンプ活性化信号SAによりセンスアンプ50が
活性化される。その結果、各ビット線対BL,/BLの
データが増幅される。
【0080】その後、書込制御信号WCが“H”レベル
になり、トランジスタ65,67がオンする。また、コ
ラムデコーダ4により1つのコラム選択信号Yiが選択
され、その選択されたコラム選択信号Yiが“H”レベ
ルになる。それにより、選択されたコラム選択信号Yi
が与えられる2組のトランジスタ66,68がオンす
る。その結果、書込用バスW1,/W1およびW2,/
W2に与えられたデータが、選択された1つのコラム選
択信号Yiに対応する2組のビット線対BL,/BLに
伝達され、選択されたメモリセルMCにそのデータがそ
れぞれ書込まれる。
【0081】その後、ワード線WLの電位が“L”レベ
ルになる。選択されたワード線WLに接続されたメモリ
セルMCのうちコラムデコーダ4により選択されないメ
モリセルにおいてはリフレッシュが行なわれる。
【0082】データの読出時には、書込制御信号WCが
“L”レベルとなっており、書込用バスW1,/W1お
よびW2,/W2がビット線対BL,/BLから切離さ
れている。そのため、書込用バスW1,/W1およびW
2,/W2の信号および負荷がビット線対BL,/BL
に影響を与えない。
【0083】図3を参照すると、時刻t0でロウデコー
ダ3により選択されたワード線WLの電位が“H”レベ
ルに立上がる。ワード線WLの電位は電源電圧Vcc
(5V)以上に昇圧される。これにより、この選択され
たワード線WLに接続されたメモリセルMCから対応す
るビット線対BL,/BLにそれぞれデータが読出され
る。その結果、ビット線対BL,/BL間に微小な電位
差が生じる。時刻t1で、センスアンプ活性化信号SA
が“H”レベルとなり、ビット線対BL,/BL間の微
小な電位差が増幅される。そのため、各ビット線対B
L,/BLの一方のビット線の電位が“H”レベルにな
り、他方のビット線の電位が“L”レベルになる。
【0084】その後、時刻t2において、コラムデコー
ダ4により選択されたコラム選択信号Yiが“H”レベ
ルになる。それにより、選択されたコラム選択信号Yi
に対応する2つの第1の差動増幅器60が動作する。こ
の場合、第1のグループに属する選択された第1の差動
増幅器60と読出/テスト回路7a内の第2の差動増幅
器73とがカレントミラー型差動増幅器を構成する。同
様に、第2のグループに属する選択された第1の差動増
幅器60と読出/テスト回路7b内の第2の差動増幅器
73とがカレントミラー型差動増幅器を構成する。
【0085】これらのカレントミラー型差動増幅器は、
それぞれ選択されたビット線対BL,/BLの微小な電
位差を高速に増幅し、増幅されたデータを読出用バスR
1,/R1およびR2,/R2を介してそれぞれ対応す
るデータバスDB,/DBに出力する。したがって、高
速アクセスが可能となっている。
【0086】(ラインモードテスト)テストデータの書
込時には、まずロウデコーダ3により複数のワード線W
Lのうち1つが選択され、その電位が“H”レベルにな
る。書込制御信号WCは“H”レベルになる。ラインモ
ードテスト時には、コラムデコーダ4によりすべてのコ
ラム選択信号Yiが同時に選択される。ここで、iは
1,2,3…を表わしている。
【0087】その結果、書込用バスW1,/W1に与え
られたテストデータは第1のグループに属するビット線
対BL,/BLに伝達され、書込用バスW2,/W2に
与えられたテストデータは第2のグループに属するビッ
ト線対BL,/BLに伝達される。このようにして、選
択されたワード線WLに接続されたメモリセルMCに同
時にテストデータが書込まれる。
【0088】このとき、次の理由からセンスアンプ50
は非活性状態になっている。たとえば、メモリアレイ1
が1024のワード線WLおよび1024のビット線対
BL,/BLを含む場合には、1組の書込用バスにより
512のビット線対BL,/BLにテストデータが書込
まれる。そのため、書込に要する時間が長くなる。そこ
で、ラインモードテストにおけるテストデータの書込時
には、書込速度を速くするために、センスアンプ活性化
信号SAによりセンスアンプ50が非活性状態にされ
る。
【0089】書込用バスW1,/W1およびW2,/W
2の両方に同一のテストデータが与えられると、選択さ
れた1つのワード線WLに接続されたすべてのメモリセ
ルMCに同一のテストデータが書込まれる。
【0090】また、書込用バスW1,/W1に“H”の
テストデータ(W1の電位は“H”レベル;/W1の電
位は“L”レベル)が与えられ、書込用バスW2,/W
2に“L”のテストデータ(W2の電位は“L”レベ
ル;/W2の電位は“H”レベル)が与えられると、1
ビットごとに異なるテストデータ(“H”,“L”,
“H”,“L”,…)が書込まれる。
【0091】1つのワード線WLに関するテストデータ
の書込が終了すると、そのワード線WLの電位が“L”
レベルに立下がる。その後、すべてのコラム選択信号Y
iの電位が“L”レベルになる。
【0092】このようにして、選択された1つのワード
線WLに接続されるメモリセルMCにテストデータが書
込まれる。その後、次のワード線WLが選択され、上記
の動作が繰り返される。
【0093】このように、1サイクルで1つのワード線
WLに接続される1行のメモリセルMCへの書込が行な
われる。したがって、1Mビットのメモリアレイの場合
には、書込時間は従来の1000分の1に短縮される。
【0094】次に、図5に示されるようなチェッカーボ
ードのフィールドパターンをメモリアレイ1に書込む動
作を説明する。
【0095】まず、図5において、XアドレスWL1,
WL2,…はワード線WLに対応し、YアドレスBL
1,BL2,…はビット線対BL,/BLに対応するも
のとする。
【0096】まず、1番目のワード線WLが選択された
後、書込用バスW1,/W1に“H”のテストデータが
与えられ、書込用バスW2,/W2に“L”のテストデ
ータが与えられる。すべてのコラム選択信号Yiが
“H”レベルに立上がり、選択されたワード線WLに接
続されたメモリセルMCにテストデータが書込まれる。
その後、1番目のワード線WLの電位が“L”レベルに
立下がる。これにより、XアドレスWL1に“H”,
“L”,“H”,“L”…のテストデータが書込まれ
る。
【0097】次に、2番目のワード線WLが選択され、
書込用バスW1,/W1に“L”のテストデータが与え
られ、書込用バスW2,/W2に“H”のテストデータ
が与えられる。すべてのコラム選択信号Yiの電位が
“H”レベルになり、選択されたワード線WLに接続さ
れたメモリセルMCにテストデータが書込まれる。その
後、選択されたワード線WLの電位が“L”レベルに立
下がる。それにより、XアドレスWL2に“L”,
“H”,“L”,“H”…のテストデータが書込まれ
る。上記の動作を繰返すことにより、図5に示されるチ
ェッカーボードのフィールドパターンが書込まれる。
【0098】テストデータの読出時には、書込制御信号
WCは“L”レベルとなっている。したがって、ビット
線対BL,/BLは、書込用バスW1,/W1およびW
2,/W2の信号および負荷の影響を受けない。また、
読出用バスR1,/R1は読出/テスト回路7aのスイ
ッチ72を介してラインテスト用バスLB,/LBに接
続されている。読出用バスR2,/R2も同様に、読出
/テスト回路7b内のラインテスト用バスLB,/LB
に接続されている。
【0099】ここでは、図5のフィールドパターンが書
込まれている場合の動作を説明する。図4を参照する
と、まず、時刻t0で選択されたワード線WLの電位が
“H”レベルに立上がる。それにより、そのワード線W
Lに接続されたメモリセルMCから対応するビット線対
BL,/BLにそれぞれテストデータが読出される。次
に、時刻t1でセンスアンプ活性化信号SAが“H”レ
ベルに立上がり、センスアンプ50が活性化される。そ
れにより、各ビット線対BL,/BLの微小電位差が増
幅される。
【0100】コラム選択信号Yiが“H”レベルに立上
がる前に、読出/テスト回路7a内の期待値書込回路7
4により読出用バスR1,/R1に“L”の期待値デー
タが与えられ、読出/テスト回路7b内の期待値書込回
路74により読出用バスR2,/R2に“H”の期待値
データが与えられる。
【0101】第1のグループに属する奇数番目のビット
線対BL,/BLには“H”のテストデータが読出され
ているので、ビット線BLの電位は“H”レベルにな
り、ビット線/BLの電位は“L”レベルになる。その
ため、読出用バスR1,/R1に接続される第1の差動
増幅器60内のトランジスタQ1はオン状態であり、ト
ランジスタQ2はオフ状態である。第2のグループに属
する奇数番目のビット線対BL,/BLには“L”のテ
ストデータが読出されているので、ビット線BLの電位
は“L”レベルであり、ビット線/BLの電位は“H”
レベルになっている。そのため、読出用バスR2,/R
2に接続される第1の差動増幅器60内のトランジスタ
Q1はオフ状態であり、トランジスタQ2はオン状態で
ある。
【0102】この状態で、時刻t2において、すべての
コラム選択信号Yiが“H”レベルに立上がる。それに
より、読出用バスR1,/R1に接続される第1の差動
増幅器60内のトランジスタQ3,Q4がオンし、トラ
ンジスタQ1,Q3を介して読出用バスR1が接地ライ
ンに接続される。読出用バスR1の電位は“L”レベル
にプリチャージされているので、特に変化を生じない。
また、トランジスタQ2はオフ状態であるので、予め
“H”レベルにプリチャージされている読出用バス/R
1は放電されず、その電位が“H”レベルに保持される
(図4参照)。
【0103】同様に、読出用バスR2,/R2に接続さ
れる第1の差動増幅器60内のトランジスタQ3,Q4
がオンする。そのため、読出用バス/R2はトランジス
タQ2,Q4を介して接地ラインに接続される。読出用
バス/R2は予め“L”レベルにプリチャージされてい
るので、特に変化を生じない。また、トランジスタQ1
はオフ状態であるので、“H”レベルにプリチャージさ
れている読出用バスR2は放電されず、その電位が
“H”レベルに保持される。以上は、すべてのテストデ
ータが正常に読出された場合の説明である。
【0104】ここで、たとえば、第1のグループに属す
る奇数番目のビット線対BL,/BLのうちの1つにエ
ラーが生じた場合を考える。この場合、本来“L”レベ
ルであるべきビット線/BLの電位が“H”レベルまた
は中間レベルになる。そのため、本来オフ状態であるべ
きトランジスタQ2がオンしてしまう。その結果、正常
動作時には“H”レベルに保持される読出用バス/R1
が、図4に破線で示されるように、トランジスタQ2,
Q4を通して“L”レベルに放電される。
【0105】奇数番目のビット線対BL,/BLに読出
されたテストデータのうちに1つでも誤ったデータが存
在すると、読出用バスR1,/R1の電位がともに
“L”レベルとなり、ラインテスト用バスLB,/LB
の電位もともに“L”レベルになる。それにより、エラ
ー検出回路75はエラーフラグEFを出力し、テストが
終了する。
【0106】奇数番目のビット線対BL,/BLに読出
されたテストデータがすべて正しかった場合には、読出
/テスト回路7a内のエラー検出回路75からはエラー
フラグEFは出力されない。
【0107】第2のグループに属する偶数番目のビット
線対BL,/BLに読出されたテストデータのうちの1
つにエラーが発生した場合には、同様にして、読出用バ
スR2,/R2の電位がともに“L”レベルになる。こ
れにより、読出/テスト回路7b内のエラー検出回路7
5からエラーフラグEFが出力され、テストは終了す
る。
【0108】1番目のワード線WLに接続されるメモリ
セルMCに記憶されたテストデータがすべて正しく読出
された場合には、読出/テスト回路7a,7bからはエ
ラーフラグEFは出力されない。その後、ワード線WL
の電位が“L”レベルに立下がる。
【0109】上記の1サイクルの読出動作により、1番
目のワード線WLに関する1行分のメモリセルMCのテ
ストが行なわれる。その後、2番目のワード線,3番目
のワード線,……に関して、順次上記の動作が繰り返さ
れる。
【0110】すべてのワード線に関するラインモードテ
ストが終了した時点でエラーフラグEFが出力されてい
なければ、すべてのメモリセルMCのデータが正しく読
出されたことになり、そのチップは「パス」とみなされ
る。
【0111】図6は、この発明の他の実施例による半導
体記憶装置の構成を示す図である。図6の実施例におい
ては、複数のビット線対が4つのグループに区分されて
いる。4k+1番目のビット線対は第1のグループに属
し、4k+2番目のビット線対は第2のグループに属
し、4k+3番目のビット線対は第3のグループに属
し、4k+4番目のビット線対は第4のグループに属す
る。ここで、k=0,1,2,3…を示している。第1
ないし第4のグループに対応して、4組の書込用バスW
1,/W1〜W4,/W4、4組の読出用バスR1,/
R1〜R4,/R4および4組の読出/テスト回路7
a,7b,7c,7dが設けられている。
【0112】コラム選択信号Y1はビット線対BL1,
/BL1〜BL4,/BL4に対応する第1の差動増幅
器60に与えられる。コラム選択信号Y2はビット線対
BL5,/BL5〜BL8,/BL8に対応する第1の
差動増幅器60に与えられる。
【0113】書込用バスW1,/W1,W2,/W2に
“H”のテストデータが与えられ、かつ、書込用バスW
3,/W3およびW4,/W4に“L”のテストデータ
が与えられると、2ビットごとに異なるテストデータが
書込まれる。すなわち、選択された1つのワード線WL
に接続されたメモリセルMCにテストデータ“H”,
“H”,“L”,“L”,…が書込まれる。
【0114】図7は、図1に示される半導体記憶装置の
高電圧検出器8の構成を示す回路図である。
【0115】アドレス信号A0のための入力端子hとノ
ードN80との間にNチャネルMOSトランジスタ81
〜86が接続され、ノードN80と接地ラインとの間に
抵抗87が接続されている。ノードN80はインバータ
88を介してラッチ回路89に接続されている。
【0116】たとえば、トランジスタ81〜86のしき
い値電圧を1Vに設定し、インバータ88のしきい値電
圧を電源電圧Vccの1/2に設定する。電源電圧Vc
cが5Vのときには、インバータ88のしきい値電圧は
2.5Vとなる。
【0117】アドレス信号A0のための入力端子hに1
0Vの電圧を与えると、ノードN80には6V低下した
電圧、すなわち4Vの電圧が現われる。したがって、イ
ンバータ88はノードN80の信号を“H”レベルであ
るとみなして“L”レベルの電圧を出力する。
【0118】入力端子hはアドレス信号A0を入力する
ために用いられるので、インバータ88の出力はラッチ
回路89にラッチされる。ラッチ回路89の出力信号が
テストイネーブル信号/φとして用いられる。
【0119】通常動作時には、入力端子hには0V〜7
Vのアドレス信号A0が入力される。入力端子hに7V
のアドレス信号A0が与えられると、ノードN80には
1Vの電圧が発生する。この電圧はインバータ88によ
り“L”レベルと判定され、テストイネーブル信号/φ
は“H”レベルとなる。
【0120】このように、テストイネーブル信号/φは
通常動作時には“H”レベルとなり、ラインモードテス
ト時には“L”レベルになる。
【0121】図8は、図1の半導体記憶装置のアドレス
バッファ2に含まれるコラムアドレスバッファ2aの構
成を示すブロック図である。コラムアドレスバッファ2
aは、複数の相補信号発生回路20を含む。各相補信号
発生回路20は、アドレス信号Ajを受け、互いに相補
な列アドレス信号CAj,/CAjを発生する。ここ
で、jは0〜nを表わしている。
【0122】図9および図10は、図1の半導体記憶装
置のコラムデコーダ4の構成を示す回路図である。
【0123】コラムデコーダ4は、図9に示されるコラ
ムプリデコーダ40および図10に示されるコラムメイ
ンデコーダ41を含む。
【0124】コラムプリデコーダ40は、複数のNAN
Dゲート42および複数のインバータ43を含む。各N
ANDゲート42には列アドレス信号CA0,/CA0
〜CAn,/CAnのうち任意の2つが与えられる。イ
ンバータ43からは信号C0,C1,C2…が出力され
る。コラムプリデコーダ40は、入力される列アドレス
信号に応答して信号C0〜C3のうち1つおよび信号C
4〜C7のうち1つを“H”レベルにする。
【0125】コラムメインデコーダ41は、複数のNA
NDゲート44および複数のNANDゲート45を含
む。各NANDゲート45の一方の入力端子にはテスト
イネーブル信号/φが与えられる。テストイネーブル信
号/φが“H”レベルのときには、コラムメインデコー
ダ41は、信号C0,C1,C2…に応答して、コラム
選択信号Y1,Y2…のうち1つを“H”レベルに立上
げる。テストイネーブル信号/φが“L”レベルのとき
には、コラムメインデコーダ41は、信号C0,C1,
C2…にかかわらず、すべてのコラム選択信号Y1,Y
2…を“H”レベルに立上げる。
【0126】なお、図9に示されるコラムプリデコーダ
40にテストイネーブル信号/φを与えることによりラ
インモードテスト時にすべてのコラム選択信号Y1,Y
2…を“H”レベルに立上げる方法や、図8に示される
コラムアドレスバッファ2aにテストイネーブル信号/
φを与えることにより、列アドレス信号CAj,/CA
jをすべて“H”レベルに立上げる方法もある。
【0127】図11は、図2に示されるエラー検出回路
75の構成を示す図である。エラー検出回路75は、3
入力NORゲートからなる。NORゲートの第1の入力
端子はラインテスト用バスLBに接続され、第2の入力
端子はラインテスト用バス/LBに接続され、第3の入
力端子にはエラーフラグ制御信号EFCが与えられる。
エラーフラグ制御信号EFCは、ラインモードテストの
エラーチェックを行なうときのみ“L”レベルとなる。
エラーが検出されると、NORゲート75から“H”レ
ベルのエラーフラグEFが出力される。
【0128】図12は、第1の差動増幅器60の他の例
を示す回路図である。図2に示される第1の差動増幅器
60と比較すると、ビット線対BL,/BLに接続され
るトランジスタQ1,Q2とコラム選択信号Yiを受け
るトランジスタQ3,Q4の位置が互いに入換えられて
いる。図12の構成によると、通常動作時に、ビット線
対BL,/BL間の電圧振幅が十分開いた後、コラム選
択信号Yiを“H”レベルにすることができる。そのた
め、浮遊容量の関係で、読出用バスR1,/R1のうち
一方の電位を高速に“L”レベルに低下させることがで
きる。
【0129】図13は、第1の差動増幅器60のさらに
他の例を示す回路図である。図2に示される第1の差動
増幅器60と比較すると、コラム選択信号Yiを受ける
2つのトランジスタQ3,Q4の代わりに1つのトラン
ジスタQ20が用いられている。したがって、素子数が
低減されている。しかしながら、ビット線対BL,/B
Lに不良が生じてビット線BLとビット線/BLとが短
絡すると、トランジスタQ1,Q2がともにオンし、読
出用バスR1と読出用バス/R1とがトランジスタQ
1,Q2を介して接続される。そのため、冗長回路によ
り不良のビット線対BL,/BLを置換しても、ライン
モードテストが不可能となる。
【0130】図14は、第2の差動増幅器73の他の例
を示す回路図である。この第2の差動増幅器73を対称
型差動増幅器と呼ぶ。
【0131】この第2の差動増幅器73では、トランジ
スタQ5に並列に接続されるPチャネルMOSトランジ
スタQ7およびトランジスタQ6に並列に接続されるP
チャネルMOSトランジスタQ8がさらに設けられてい
る。これにより、後述するように、通常動作時の動作特
性を向上することができる。
【0132】図15は、第2の差動増幅器73の他の例
を示す回路図である。この第2の差動増幅器73を二重
差動増幅器と呼ぶ。
【0133】図15の第2の差動増幅器73は、Pチャ
ネルMOSトランジスタQ11,Q12およびNチャネ
ルMOSトランジスタQ15,Q16を含む第1の差動
増幅器と、PチャネルMOSトランジスタQ13,Q1
4およびNチャネルMOSトランジスタQ17,Q18
を含む第2の差動増幅器とからなる。第1の差動増幅器
はデータバスDBに接続され、第2の差動増幅器はデー
タバス/DBに接続される。
【0134】トランジスタQ15,Q17のゲートには
基準電圧VRが与えられる。この基準電圧VRは電源電
圧Vccの1/2に設定される。トランジスタQ16,
Q18のゲートには活性化信号Yが与えられる。活性化
信号Yは、コラム選択信号Yiのいずれか1つが“H”
レベルに立上がると、“H”レベルに立上がる。図15
の構成によると、感度が向上し、通常動作時の動作特性
が向上する。
【0135】図16は、第2の差動増幅器73のさらに
他の例を示す回路図である。図16の差動増幅器73
は、図14の対称型差動増幅器と図15の二重差動増幅
器とを結合させることにより得られる。この第2の差動
増幅器73を二重対称型差動増幅器と呼ぶ。
【0136】図15の第2の差動増幅器73と比較する
と、PチャネルMOSトランジスタQ21〜Q24がさ
らに設けられている。
【0137】この構成によると、対称型差動増幅器の利
点および二重差動増幅器の利点の両方が得られる。
【0138】次に、非対称型差動増幅器および対称型差
動増幅器の特性上の差異を説明する。
【0139】図17の(A)は非対称型差動増幅器の構
成を示す図であり、図17の(B)は非対称型差動増幅
器の特性を示す波形図である。図18の(A)は対称型
差動増幅器の構成を示す図であり、図18の(B)は対
称型差動増幅器の特性を示す波形図である。
【0140】信号Aと信号Bとの電位差がΔVになった
時点で活性化信号Cが“H”になった場合の特性を比較
する。非対称型差動増幅器では、ノードDの“H”レベ
ルの電位とノードEの“H”レベルの電位との間に電位
差ΔL1が生じ、ノードEの“L”レベルの電位とノー
ドDの“L”レベルの電位との間に電位差ΔL2が生じ
る。これに対して、対称型差動増幅器では、ノードDの
“H”レベルの電位とノードEの“H”レベルの電位と
の間に差がなく、ノードEの“L”レベルの電位とノー
ドDの“L”レベルの電位との間に差がない。
【0141】次に、フィールドパターンによるテストお
よびマーチテストを説明する。図19〜図24にフィー
ルドパターンの種々の例を示す。図19はロウストライ
プと呼ばれるフィールドパターンを示し、図20はチェ
ッカーボードと呼ばれるフィールドパターンを示す。図
21は2ロウストライプと呼ばれるフィールドパターン
を示し、図22は2コラムチェッカーと呼ばれるフィー
ルドパターンを示す。図23はダブルチェッカーと呼ば
れるフィールドパターンを示し、図24はコラムストラ
イプと呼ばれるフィールドパターンを示す。
【0142】フィールドパターンによるテストでは、フ
ィールドパターンに応じたテストデータをメモリアレイ
に書込み、その後、そのテストデータを読出す。フィー
ルドパターンによるテストでは、メモリセル間の干渉、
ワード線間のノイズ、ビット線間のノイズ、センスアン
プ間のノイズ等に関する動作マージンを調べることがで
きる。
【0143】図6の実施例では、複数の書込用バスにフ
ィールドパターンに応じたテストデータを適当に与える
ことにより、図19〜図24に示される種々のフィール
ドパターンを用いたラインモードテストを行なうことが
できる。しかも、どのフィールドパターンによるテスト
においても、1回の読出サイクルで1行分のメモリセル
のテストを行なうことができる。
【0144】なお、図2の実施例では、図19〜図22
および図24のフィールドパターンを用いたラインモー
ドテストが可能である。
【0145】ただし、フィールドパターンによるテスト
では、パターンが周期的であるので、たとえばアドレス
系統にエラーがある場合には、それが発見されない場合
がある。この場合には、次に示すマーチテストを行なう
必要がある。
【0146】図25は、マーチテストを説明するための
図である。図25では、4×4(=16)ビットのメモ
リアレイのマーチテストの例が示される。
【0147】まず、aに示すように、バックグランドデ
ータとしてすべての番地に“L”のテストデータを書込
む。
【0148】次に、bに示すように、Xアドレスの1番
地およびYアドレスの1番地から“L”のテストデータ
を読出し、同じ番地に“H”のテストデータを書込む。
【0149】さらに、cに示すように、Xアドレスの2
番地およびYアドレスの1番地から“L”のテストデー
タを読出し、同じ番地に“H”のテストデータを書込
む。
【0150】Xアドレスを順に増加させて、上記の動作
を繰返す。Xアドレスの4番地について上記の動作が終
了すると、Yアドレスを1つ増加させてXアドレスを順
に1つずつ増加させながら上記の動作を繰返す。
【0151】dに示すように、Xアドレスの4番地およ
びYアドレスの4番地から“L”のテストデータを読出
し、同じ番地に“H”のテストデータを書込む。
【0152】その後、XアドレスおよびYアドレスを上
記と同様に増加させながら、“H”のテストデータを読
出しかつ“L”のテストデータを書込む。これをすべて
の番地について繰り返す。
【0153】このようにして、すべての番地に、eに示
すように、“L”のテストデータが書込まれる。その
後、すべての番地の“L”のテストデータを読出す。
【0154】上記と同様の動作を、XアドレスおよびY
アドレスを逆に減少させながら行なう。
【0155】このマーチテストは、アドレスが正確に選
択されているかどうかを検査するために必要である。
【0156】上記実施例の半導体記憶装置においては、
マーチテストに近い擬似マーチテストを行なうことがで
きる。図6の実施例により行なうことができる擬似マー
チテストを図26を用いて説明する。
【0157】図26に示されるように、Yアドレスの4
ビットごとに、同じテストデータの読出および書込が行
なわれる。擬似マーチテストを行なう場合には、同時に
選択される4つのYアドレス内でテストデータを異なら
せる必要がある。
【0158】まず、すべての番地に“L”のテストデー
タを書込んだ後、XアドレスWL1を選択する。Yアド
レスBL1〜BL10に“L”の期待値データを与え、
それらのアドレスから“L”のテストデータを読出す。
次に、YアドレスBL1,BL5,BL9のみに“H”
のテストデータを書込み、YアドレスBL2〜BL4,
BL6〜BL8,BL10に“L”のテストデータを書
込む。
【0159】Xアドレスを増加させた後、上記の読出お
よび書込動作を行なう。最後のXアドレスについて上記
の動作が終了すると、XアドレスをWL1に戻す。Yア
ドレスBL1,BL5,BL9に“H”の期待値データ
を与え、かつ、YアドレスBL2〜BL4,BL6〜B
L8,BL10に“L”の期待値データを与え、それら
のアドレスからテストデータを読出す。YアドレスBL
1,BL2,BL5,BL6,BL9,BL10に
“H”のテストデータを書込み、YアドレスBL3,B
L4,BL7,BL8に“L”のテストデータを書込
む。
【0160】Xアドレスを増加して上記の読出および書
込動作を繰り返す。同様に、YアドレスBL1,BL
2,BL5,BL6,BL9,BL10に“H”の期待
値データを与え、かつ、YアドレスBL3,BL4,B
L7,BL8に“L”の期待値データを与え、それらの
アドレスからテストデータを読出す。上記のようにし
て、局部的にマーチテストと等しいテストを行なうこと
ができる。
【0161】このように、複数のラッチ回路を用いた従
来のラインモードテストでは不得意であった擬似マーチ
テストにおいてもテスト時間の大幅な短縮ができる。
【0162】図27および図28は、メモリアレイが1
6個のブロックアレイBKに分割された例を示す。
【0163】メモリアレイは、1024のビット線対お
よび1024のワード線を含み、1Mビットの容量を有
している。各ブロックアレイBKは64のビット線対を
含む。各ブロックアレイBK内で1つのコラム選択信号
Yiが活性化される。したがって、16個のメモリセル
を同時にテストすることができる。各ブロックアレイB
K内でマーチテストをすることにより、すべてのメモリ
アレイのテストが行なわれたことになる。その結果、マ
ーチテストの時間を1/16に短縮することができる。
【0164】次に、図29を参照しながら図1および図
2に示される半導体記憶装置の他の動作を説明する。
【0165】最初に、読出用バスR1,/R1およびR
2,/R2が“H”レベルにプリチャージされる。たと
えば、第1のグループに属するすべての奇数番目のビッ
ト線対BL,/BLに“H”のテストデータが正常に読
出されているならば、読出用バスR1,/R1に接続さ
れる各第1の差動増幅器60内におけるトランジスタQ
1はオン状態でありかつトランジスタQ2はオフ状態で
ある。そのため、すべてのコラム選択信号Yiが“H”
レベルに立上がると、読出用バスR1が“L”レベルに
放電されかつ読出用バス/R1は放電されず、その電位
が“H”レベルに保持される。
【0166】ここで、たとえば、第1のグループに属す
る奇数番目のビット線対BL,/BLのうち1つにエラ
ーが生じると、本来“L”レベルであるべきビット線/
BLの電位が“H”レベルまたは中間レベルになる。そ
のため、本来オフ状態であるべきトランジスタQ2がオ
ンしてしまう。その結果、読出用バスR1,/R1の両
方が“L”レベルに放電される。
【0167】上記のように、同時に読出された複数のデ
ータのすべてが互いに一致するときには、すべてのデー
タが正常に読出されたことが検出され、同時に読出され
た複数のデータのうちいずれかが他のデータと一致しな
いときには、エラーが発生したことが検出される。
【0168】図4に示される動作では、読出用バスR
1,/R1およびR2,/R2には、読出されるべきデ
ータに対応するデータが期待値データとして与えられ
る。したがって、期待値データを決定するためには、各
アドレスに記憶されるデータが“H”であるか“L”で
あるかを予め知っておく必要がある。また、各アドレス
に対応する期待値データを読出用バスに書込む必要があ
る。その結果、テスト動作が複雑となる。
【0169】上記の方法では、1つおきのメモリセルに
同じデータが記憶されている等の情報のみを予め知るだ
けで十分であり、期待値データを予め期待値書込回路7
4により読出用バスに与える必要がない。そのため、非
常に簡単にテストを行なうことが可能になる。
【0170】図30は、この発明のさらに他の実施例に
よる半導体記憶装置の主要部の構成を示す回路図であ
る。
【0171】この半導体記憶装置は、2つのメモリアレ
イブロック1a,1bを含むシェアードセンスアンプ構
成を有する。メモリアレイブロック1a,1bはセンス
アンプ群5および読出/書込ゲート6を共有する。メモ
リアレイブロック1a内の各ビット線対BL,/BLは
スイッチSaを介して対応するセンスアンプ50および
対応する第1の差動増幅器60に接続される。メモリア
レイブロック1b内の各ビット線対BL,/BLはスイ
ッチSbを介して対応するセンスアンプ50および対応
する第1の差動増幅器60に接続される。スイッチ信号
SL,SRによりスイッチSaおよびSbのいずれか一
方が選択的にオンされる。
【0172】この実施例によると、2つのメモリアレイ
ブロック1a,1bに対して1組のセンスアンプ群5お
よび1組の読出/書込ゲート6のみが必要である。した
がって、レイアウト面積が小さくなる。特に、センスア
ンプ群5および読出/書込ゲート6の面積は大きいの
で、上記実施例はレイアウト面積の低減に大変有利であ
る。
【0173】図31は、この発明のさらに他の実施例に
よる半導体記憶装置の主要部の構成を示す図である。
【0174】この半導体記憶装置は、交互配置型アレイ
(交互配置型センスアンプ)構成を有する。この半導体
記憶装置が図1の半導体記憶装置と異なるのは次の点で
ある。第1のグループに対応するセンスアンプ群5aお
よび読出/書込ゲート6aがメモリアレイ1の一方の側
に設けられ、第2のグループに対応するセンスアンプ群
5bおよび読出/書込ゲート6bがメモリアレイ1の他
方の側に設けられる。それにより、各ビット線対BL,
/BL間の距離に比較して、各センスアンプ50の幅お
よび各第1の差動増幅器60の幅を2倍にすることがで
き、レイアウトがより容易になる。
【0175】図30の実施例と図31の実施例とを組合
わせることも可能である。図31の実施例によると、次
に説明するコラムディスターブテストを容易に行なうこ
とができる。
【0176】図32は、コラムディスターブテストの通
常のフローを説明するための図である。
【0177】まず、コラム選択線y2に接続される注目
メモリセルMC2にデータ“0”を書込む(図32の
(a))。隣接するコラム選択線y1に接続されるメモ
リセルMC1にデータ“0”を書込む(図32の
(b))。隣接するコラム選択線y3に接続されるメモ
リセルMC3にデータ“0”を書込む(図32の
(c))。隣接するコラム選択線y1に接続されるメモ
リセルMC2にデータ“1”を書込む(図32の
(d))。隣接するコラム選択線y3に接続されるメモ
リセルMC3にデータ“1”を書込む(図32の
(e))。注目メモリセルMC2に記憶されるデータ
“0”を読出す(図32の(f))。
【0178】上記のように、コラムディスターブテスト
では、注目メモリセルの両側のメモリセルに注目メモリ
セルとは逆のデータを書込むことにより、注目メモリセ
ルにディスターブをかけ、注目メモリセルに記憶される
データが変化しないか否かを調べる。コラムディスター
ブテストの通常のフローでは、1つの注目メモリセルに
ディスターブをかけるために、6回のサイクルが必要で
ある。
【0179】次に、図31の実施例を用いたコラムディ
スターブテストを図33を参照しながら説明する。
【0180】回路100Aは、第1のグループに対応す
るセンスアンプ群5aおよび読出/書込ゲート6aを含
み、回路100Bは、第2のグループに対応するセンス
アンプ群5bおよび読出/書込ゲート6bを含む。
【0181】まず、回路100Bにより、偶数番目のコ
ラム選択線に接続される注目メモリセルMC2,MC4
にデータ“0”を書込む(図33の(a)))。回路1
00Aにより、奇数番目のコラム選択線に接続されるメ
モリセルMC1,MC3に同時にデータ“0”を書込む
(図33の(b))。
【0182】回路100Aにより、奇数番目のコラム選
択線に接続されるメモリセルMC1,MC3に同時にデ
ータ“1”を書込む(図33の(c))。回路100B
により注目メモリセルMC2,MC4に記憶されるデー
タ“0”を読出す(図33の(d))。
【0183】交互配置型アレイ構成を用いると、奇数番
目のコラム選択線と偶数番目のコラム選択線とをそれぞ
れ異なるセンスアンプ群によって駆動することができ
る。そのため、注目メモリセルの両隣のメモリセルに同
時にディスターブパターンを書込むことができる。それ
により、テストのシーケンスが減少しかつより厳しいテ
ストを行なうことが可能になる。
【0184】上記の例では、偶数番目のコラム選択線の
すべてに接続されるメモリセルについて同時にディスタ
ーブをかけることが可能となり、従来多くのテスト時間
を必要としたディスターブテストを非常に短時間で行な
うことが可能になる。
【0185】通常、多くのメモリセルに同時にデータを
書込むときには、一度センスアンプを活性化する必要が
ある。そのため、奇数番目のコラム選択線に対応するセ
ンスアンプ活性回路と偶数番目のコラム選択線に対応す
るセンスアンプ活性回路とは、別々の経路に分ける必要
がある。
【0186】上記の交互配置型アレイ構成によれば、自
動的に左右のセンスアンプ群を独立に制御することが可
能になる。したがって、ディスターブテストに非常に有
利である。
【0187】図34は、この発明のさらに他の実施例に
よるDRAMの主要部の構成を示す回路図である。
【0188】図34のDRAMにおいては、制御回路1
30が設けられている。制御回路130は、テストイネ
ーブル信号TE、ライト信号/W、活性化信号φs/φ
s′およびイコライズ信号φEQを受け、センスアンプ回
路活性化信号φs′、リストア回路活性化信号/φs′
およびイコライズ信号φEQ′を発生する。活性化信号φ
s′,およびイコライズφEQ′により、センスアンプ回
路SEおよびリストア回路RSの活性化および非活性化
ならびにビット線電位のイコライズが制御される。
【0189】テストイネーブル信号TEは、通常動作ま
たはラインモードテスト動作を指定するための信号であ
り、図1の実施例におけるテストイネーブル信号/φに
相当する。ライト信号/Wは書込動作または読出動作を
指定するための信号である。その他の構成は、図38に
示される構成と同様である。
【0190】図35の波形図を参照しながら図34のD
RAMのラインモードテストの書込動作を説明する。
【0191】ラインモードテストは、テストイネーブル
信号TEが“H”レベルであるという条件の下で行なわ
れる。時刻t0より前には、イコライズ信号φEQ′が
“H”レベルになっている。それにより、ビット線BL
0,/BL0はプリチャージ電位VBLにプリチャージさ
れている。時刻t0にイコライズ信号φEQ′が“L”レ
ベルになる。それにより、ビット線のプリチャージが終
了する。
【0192】時刻t1に、ワード線WL0の電位が立上
がる。その結果、メモリセルMC0にストアされたデー
タが、ビット線BL0に読出される。メモリセルMC0
に“L”のデータが書込まれていると仮定すると、ビッ
ト線BL0の電位はビット線/BL0の電位よりも低く
なる。時刻t2に、活性化信号φs′が“H”レベルに
なると、センスアンプ回路SEが活性化される。その結
果、ビット線BL0の電位が接地電位に引下げられる。
時刻t3に、活性化信号/φs′が“L”レベルになる
と、リストア回路RSが活性化される。その結果、ビッ
ト線/BL0の電位が電源電位Vccに引上げられる。
ここまでの動作は、図38のDRAMの動作と同様であ
る。
【0193】時刻t4に書込タイミングを示すライト信
号/Wが立下がると、この立下がりをトリガとして活性
化信号φs′が“L”レベルになりかつ活性化信号/φ
s′が“H”レベルとなる。したがって、センスアンプ
回路SEおよびリストア回路RSが非活性になる。その
後イコライズ信号φEQ′が“H”レベルとなり、再び
“L”レベルになる。それにより、ビット線対BL0,
/BL0が一旦(1/2)・Vccにイコライズされ
る。
【0194】その後、時刻t5に、活性化信号WDによ
り、書込ドライバ140が活性化される。それにより、
入出力線IO,/IOにそれぞれ“H”および“L”の
書込データが与えられる。その結果、ビット線BL0,
/BL0の電位がそれぞれ“H”レベルおよび“L”レ
ベルになる。
【0195】時刻t6に、活性化信号φs′が再び
“H”レベルになり、かつ活性化信号/φs′が“L”
レベルになる。それにより、センスアンプ回路SEおよ
びリストア回路RSが活性化され、メモリセルMC0の
データが“H”に書換えられる。
【0196】時刻t7に、活性化信号φs′が“L”レ
ベルになり、活性化信号/φs′が“H”レベルとな
る。それにより、センスアンプ回路SEおよびリストア
回路RSが非活性になる。その後、イコライズ信号
φEQ′が“H”レベルになると、ビット線BL0,/B
L0の電位がイコライズされる。
【0197】以上の動作が1024組のビット線対BL
0,/BL0〜BL1023,/BL1023について
行なわれ、ワード線WLに接続される1024個のメモ
リセルMC0,MC2,…,MC2046のデータが同
時に書換えられる。
【0198】この実施例では、ラインモードテストの書
込動作時に1024組のビット線対に関するデータが同
時に書換えられるが、データの書込前にセンスアンプ回
路SEおよびリストア回路RSが非活性になるので、書
込ドライバ140の負荷が軽減され得る。
【0199】また、センスアンプ回路SEおよびリスト
ア回路RSが非活性になった後ビット線対が一旦(1/
2)・Vccにイコライズされ、データの書込後、セン
スアンプ回路SEおよびリストア回路RSが活性化され
てビット線の電位差が増幅される。そのため、ビット線
対に微小な電位差を与えるだけで書込が可能となる。し
たがって、ラインモードテスト機能を有していても、大
きな駆動能力を有する書込ドライバが必要とならない。
【0200】通常動作の読出および書込時には、テスト
イネーブル信号TEが“L”レベルに設定される。この
場合の動作は、図39および図40に示される動作と同
様である。
【0201】図36に図34の制御回路130の構成の
一例を示す。通常動作の読出時および書込時には(テス
トイネーブル信号TEが“L”レベル)、ノードN3の
電位は“H”レベルとなる。したがって、センスアンプ
回路活性化信号φs′の論理レベルは、活性化信号φs
と同じになり、リストア回路活性化信号/φs′の論理
レベルは活性化信号φs′とは逆になる。また、ノード
N4の電位は“L”レベルとなり、イコライズ信号
φEQ′の論理レベルは、イコライズ信号φEQと同じにな
る。
【0202】一方、ラインモードテスト時にはテストイ
ネーブル信号TEが“H”レベルになる。ノードN3に
は、ライト信号/Wの立下がりをトリガとして“L”ア
クティブのワンショットパルスが発生される。それによ
り、活性化信号φs′はライト信号/Wの立下がりをト
リガとして一旦非活性となり再び活性化される。活性化
信号/φs′は活性化信号φs′の反転信号である。し
たがって、活性化信号/φs′はライト信号/Wの立下
がりをトリガとして一旦非活性となり再び活性化され
る。
【0203】また、ノードN4には、ライト信号/Wの
立下がりをトリガとして“H”アクティブのワンショッ
トパルスが発生される。それにより、イコライズ信号φ
EQ′は、ライト信号/Wの立下がりをトリガとして一旦
“H”レベルになり再び“L”レベルになる。図36の
構成により、図35に示される波形が得られる。
【0204】図37は、この発明のさらに他の実施例に
よるDRAMの主要部の構成を示す回路図である。
【0205】この実施例では、リード線対RDL,/R
DLとライト線対WDL,/WDLとが互いに分離され
ている。メモリセルから読出されるデータはリード線対
RDL,/RDLを通して出力され、メモリセルに書込
まれるべきデータはライト線対WDL,/WDLを通し
て入力される。その他の構成は、図34に示される構成
と同様である。
【0206】図34および図37に示される制御回路1
30を図1、図2および図6に示される半導体記憶装置
に適用してもよい。
【0207】上記の実施例では、ビット線BL0,/B
L0が(1/2)・Vccにプリチャージされている
が、プリチャージ電位VBLは電源電位Vccでもよい。
【0208】また、上記実施例では、1つのワード線に
接続されるすべてのメモリセルに同時にデータの書込が
行なわれるラインモードテストが示されるが、この発明
は、すべてのメモリセルに限らずいずれか複数のメモリ
セルに同時にデータの書込が行なわれる場合にも適用す
ることができる。
【0209】
【発明の効果】第1の発明によれば、レイアウト面積の
増加が少なく、大幅にテスト時間を短縮することができ
る半導体記憶装置が得られる。
【0210】第2の発明によれば、レイアウト面積の増
加が少なく、大幅にテスト時間を短縮することができ、
しかも高速動作が可能な半導体記憶装置が得られる。
【0211】第3の発明によれば、大きな駆動能力を有
する書込ドライバを必要とせず、チップ面積の小さい半
導体記憶装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体記憶装置のチ
ップ全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の半導体記憶装置の主要部の構成を示す回
路図である。
【図3】図1の半導体記憶装置の通常動作を説明するた
めの波形図である。
【図4】図1の半導体記憶装置のラインモードテストを
説明するための波形図である。
【図5】図1の半導体記憶装置によるラインモードテス
トの一例を説明するための図である。
【図6】この発明の他の実施例による半導体記憶装置の
主要部の構成を示す図である。
【図7】高電圧検出器の構成を示す回路図である。
【図8】コラムアドレスバッファの構成を示す図であ
る。
【図9】コラムプリデコーダの構成を示す回路図であ
る。
【図10】コラムメインデコーダの構成を示す回路図で
ある。
【図11】エラー検出回路の構成を示す回路図である。
【図12】第1の差動増幅器の他の例を示す回路図であ
る。
【図13】第1の差動増幅器のさらに他の例を示す回路
図である。
【図14】第2の差動増幅器の他の例を示す回路図であ
る。
【図15】第2の差動増幅器のさらに他の例を示す回路
図である。
【図16】第2の差動増幅器のさらに他の例を示す回路
図である。
【図17】非対称型差動増幅器の構成および特性を示す
図である。
【図18】対称型差動増幅器の構成および特性を示す図
である。
【図19】フィールドパターンの例を示す図である。
【図20】フィールドパターンの例を示す図である。
【図21】フィールドパターンの例を示す図である。
【図22】フィールドパターンの例を示す図である。
【図23】フィールドパターンの例を示す図である。
【図24】フィールドパターンの例を示す図である。
【図25】マーチテストを説明するための模式図であ
る。
【図26】擬似マーチテストを説明するための模式図で
ある。
【図27】メモリアレイが複数のブロックアレイに分割
されている場合の例を示す模式図である。
【図28】メモリアレイが複数のブロックアレイに分割
されている場合の例を示す模式図である。
【図29】図1および図2の半導体記憶装置の他の動作
を説明するための波形図である。
【図30】この発明のさらに他の実施例による半導体記
憶装置の主要部の構成を示す回路図である。
【図31】この発明のさらに他の実施例による半導体記
憶装置の主要部の構成を示す回路図である。
【図32】コラムディスターブテストの通常のフローを
説明するための図である。
【図33】図31の実施例を用いたコラムディスターブ
テストを説明するための図である。
【図34】この発明のさらに他の実施例によるDRAM
の主要部の構成を示す回路図である。
【図35】図34のDRAMのラインモードテスト時の
書込動作を示す波形図である。
【図36】図34の制御回路の構成の一例を示す回路図
である。
【図37】この発明のさらに他の実施例によるDRAM
の主要部の構成を示す回路図である。
【図38】従来のDRAMの主要部の構成を示す回路図
である。
【図39】図38のDRAMの読出動作を示す波形図で
ある。
【図40】図38のDRAMの書込動作を示す波形図で
ある。
【図41】ラインモードテストの機能を有する従来の半
導体記憶装置の主要部の構成を示す図である。
【図42】図41の半導体記憶装置のラッチ回路および
比較回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 メモリアレイ 3 ロウデコーダ 4 コラムデコーダ 6 読出/書込ゲート 7a,7b 読出/テスト回路 8 高電圧検出器 60 第1の差動増幅器 71,72 スイッチ 73 第2の差動増幅器 74 期待値書込回路 75 エラー検出回路 BL,/BL ビット線対 WL ワード線 MC メモリセル W1,/W1,W2,/W2 書込用バス R1,/R1,R2,/R2 読出用バス LB,/LB ラインテスト用バス DB,/DB データバス EF エラーフラグ なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諸岡 毅一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 菊田 繁 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 木下 充矢 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社エル・エス・アイ研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行および複数列に配列された複数の
    メモリセルを含むメモリアレイを備え、前記メモリアレ
    イの前記複数列は、インタリーブされた態様で複数のグ
    ループに区分されており、テスト動作時に、選択された
    行において各グループ内のすべての列を同時に選択する
    選択手段、選択された行および列のメモリセルに記憶さ
    れたデータを読出す読出手段、および前記複数のグルー
    プにそれぞれ対応する複数のテスト手段をさらに備え、
    前記複数のテスト手段の各々は、対応するグループに属
    する前記選択された列から読出されたデータを予め定め
    られた期待値データと同時に比較し、前記複数のテスト
    手段の結果を出力する出力手段をさらに備える、半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のワード線、前記複数のワード線に
    交差するように設けられた複数のビット線対および前記
    ワード線と前記ビット線対との交点に設けられた複数の
    メモリセルを含むメモリアレイを備え、前記複数のビッ
    ト線対は、インタリーブされた態様で複数のグループに
    区分されており、前記複数のグループにそれぞれ対応す
    る複数の書込用バスと、前記複数のグループにそれぞれ
    対応する複数の読出用バスと、前記複数のビット線対の
    各々と、対応する読出用バスとの間にそれぞれ設けられ
    た複数の第1の増幅手段と、前記複数のグループにそれ
    ぞれ対応する複数の第2の増幅手段と、前記複数のグル
    ープにそれぞれ対応し、期待値データを記憶するための
    複数の期待値データ入力手段と、通常動作時の読出およ
    び書込のために各グループ内において前記複数のビット
    線対の1つを選択し、テスト動作時に各グループ内のす
    べてのビット線対を同時に選択する選択手段と、通常動
    作の書込時に、前記選択手段により選択されたビット線
    対を対応する書込用バスに接続する接続手段と、選択さ
    れたビット線対に対応する第1の増幅手段を活性化する
    活性化手段とをさらに備え、通常動作の読出時に、前記
    活性化された第1の増幅手段および対応する第2の増幅
    手段がカレントミラー型増幅器を構成し、テスト動作時
    に、前記活性化された第1の増幅手段の各々が、対応す
    るビット線対のデータを対応する期待値データと比較
    し、その比較結果を対応する読出用バスに与える、半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 通常動作および複数のメモリセルを同時
    にテストするテスト動作が可能な半導体記憶装置であっ
    て、複数のワード線、前記複数のワード線に交差するよ
    うに設けられた複数のビット線、前記ワード線と前記ビ
    ット線との交点に設けられた複数のメモリセル、前記複
    数のビット線に与えられたデータを増幅する増幅手段、
    および通常動作の読出時および書込時に前記増幅手段を
    活性化し、テスト動作の書込時に前記増幅手段を一時的
    に非活性にし、その後再び前記増幅手段を活性化する制
    御手段を備えた、半導体記憶装置。
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