JPH0620465A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0620465A JPH0620465A JP3221863A JP22186391A JPH0620465A JP H0620465 A JPH0620465 A JP H0620465A JP 3221863 A JP3221863 A JP 3221863A JP 22186391 A JP22186391 A JP 22186391A JP H0620465 A JPH0620465 A JP H0620465A
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- G11C2029/5004—Voltage
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Dram (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 列線上の増幅手段は、電位を検出するための
検出ノード、検出された電位を増幅しラッチするラッチ
ノード、及びラッチノードと検出ノードとを分離するた
めの分離手段を有し、メモリセルアレイの行及び列選択
後ラッチノードと検出ノードとを接続するように分離手
段の導通/非導通を制御する。また、テストモード指示
信号に応答して、メモリセルアレイの内部データ伝達線
に関連する列のすべてを内部データ伝達線へ接続する列
接続手段、内部データ伝達線を所定電位にプリチャージ
するためのプリチャージ手段を有し、テストモード指示
信号及び内部データ伝達線上の電位に応答して、接続さ
れた列に不良メモリセルが含まれるか否かを判別する。 【効果】高速でデータの読出が可能であり、最大1行の
メモリセルのテストを同時に実行することのできるため
テスト時間が短縮される。
検出ノード、検出された電位を増幅しラッチするラッチ
ノード、及びラッチノードと検出ノードとを分離するた
めの分離手段を有し、メモリセルアレイの行及び列選択
後ラッチノードと検出ノードとを接続するように分離手
段の導通/非導通を制御する。また、テストモード指示
信号に応答して、メモリセルアレイの内部データ伝達線
に関連する列のすべてを内部データ伝達線へ接続する列
接続手段、内部データ伝達線を所定電位にプリチャージ
するためのプリチャージ手段を有し、テストモード指示
信号及び内部データ伝達線上の電位に応答して、接続さ
れた列に不良メモリセルが含まれるか否かを判別する。 【効果】高速でデータの読出が可能であり、最大1行の
メモリセルのテストを同時に実行することのできるため
テスト時間が短縮される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特にその高速化、高集積化およびテスト容易化を実
現するための構成に関する。
し、特にその高速化、高集積化およびテスト容易化を実
現するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は従来の半導体記憶装置の全体の
構成を概略的に示すブロック図である。この図27に示
す半導体記憶装置の構成は、たとえば1990シンポジ
ウム・オン・VLSI・サーキッツ、第17頁および第
18頁のナカゴメ等による「64Mb DRAMのため
の1.5V回路技術」と題された論文に示されている。
構成を概略的に示すブロック図である。この図27に示
す半導体記憶装置の構成は、たとえば1990シンポジ
ウム・オン・VLSI・サーキッツ、第17頁および第
18頁のナカゴメ等による「64Mb DRAMのため
の1.5V回路技術」と題された論文に示されている。
【0003】図27を参照して、従来の半導体記憶装置
は、行および列からなるマトリクス状に配列されたメモ
リセルを含むメモリセルアレイ196と、内部行アドレ
ス信号にしたがってメモリセルアレイ196の対応の行
を選択する行デコーダ199と、内部列アドレス信号に
応答してメモリセルアレイ196の対応の列を選択する
ための列選択信号を発生する列デコーダ192を含む。
このメモリセルアレイ196は、たとえば256行25
6列の行列状に配置されたダイナミック型メモリセルを
含む。
は、行および列からなるマトリクス状に配列されたメモ
リセルを含むメモリセルアレイ196と、内部行アドレ
ス信号にしたがってメモリセルアレイ196の対応の行
を選択する行デコーダ199と、内部列アドレス信号に
応答してメモリセルアレイ196の対応の列を選択する
ための列選択信号を発生する列デコーダ192を含む。
このメモリセルアレイ196は、たとえば256行25
6列の行列状に配置されたダイナミック型メモリセルを
含む。
【0004】従来の半導体記憶装置はさらに、列デコー
ダ192からの列選択信号に応答して、メモリセルアレ
イ196の対応の列を内部データ伝達線IO,/IOへ
接続するための入出力ゲート193と、行デコーダ19
9により選択された1行のメモリセルのデータを検知し
増幅するためのセンスアンプ回路194と、半導体記憶
装置のスタンバイ時にメモリセルアレイ196の各列を
所定電位(たとえば電源電位Vccと接地電位Vssの
1/2)にプリチャージするためのプリチャージ回路1
95と、スタンバイ時に内部データ伝達線対IO,/I
Oを所定電位(たとえば“H”レベル)にプリチャージ
するためのIO線プリチャージ回路197と、この内部
データ伝達線IO,/IOに結合される入出力回路19
8を含む。入出力回路198は、データ書込時において
は外部書込データDinに従って内部書込データを生成
し内部データ伝達線IO,/IOへ伝達する。入出力回
路198はデータ読出時においては内部データ伝達線I
O,/IO上の内部読出データ(選択されたメモリセル
から伝達されたデータ)に応答して外部読出データDo
utを生成する。
ダ192からの列選択信号に応答して、メモリセルアレ
イ196の対応の列を内部データ伝達線IO,/IOへ
接続するための入出力ゲート193と、行デコーダ19
9により選択された1行のメモリセルのデータを検知し
増幅するためのセンスアンプ回路194と、半導体記憶
装置のスタンバイ時にメモリセルアレイ196の各列を
所定電位(たとえば電源電位Vccと接地電位Vssの
1/2)にプリチャージするためのプリチャージ回路1
95と、スタンバイ時に内部データ伝達線対IO,/I
Oを所定電位(たとえば“H”レベル)にプリチャージ
するためのIO線プリチャージ回路197と、この内部
データ伝達線IO,/IOに結合される入出力回路19
8を含む。入出力回路198は、データ書込時において
は外部書込データDinに従って内部書込データを生成
し内部データ伝達線IO,/IOへ伝達する。入出力回
路198はデータ読出時においては内部データ伝達線I
O,/IO上の内部読出データ(選択されたメモリセル
から伝達されたデータ)に応答して外部読出データDo
utを生成する。
【0005】図27に示す半導体記憶装置の構成におい
て、行デコーダ199と列デコーダ192により指定さ
れた行および列の交点に位置するメモリセルが選択さ
れ、この選択されたメモリセルに対しデータの書込およ
び読出が行なわれる。
て、行デコーダ199と列デコーダ192により指定さ
れた行および列の交点に位置するメモリセルが選択さ
れ、この選択されたメモリセルに対しデータの書込およ
び読出が行なわれる。
【0006】図28は、図27に示す半導体記憶装置の
要部の構成を示す図である。図28においては、メモリ
セルアレイ196の1列に関連する回路部分が代表的に
示される。図28を参照して、メモリセルアレイ196
は、列線としての1対のビット線BL,/BLと、各々
に1行のメモリセルが接続される行線としてのワード線
WL1ないしWL256を含む。1本のワード線と1対
のビット線のうちの一方のビット線との交点にメモリセ
ルが配置される。すなわち、ワード線WL1とビット線
BLとの交点にメモリセルMC1,1が配置され、ワー
ド線WL2と相補ビット線/BLとの交点にメモリセル
MC1,2が配置される。ワード線WL256と相補ビ
ット線/BLとの交点にメモリセルMC1,256が配
置される。
要部の構成を示す図である。図28においては、メモリ
セルアレイ196の1列に関連する回路部分が代表的に
示される。図28を参照して、メモリセルアレイ196
は、列線としての1対のビット線BL,/BLと、各々
に1行のメモリセルが接続される行線としてのワード線
WL1ないしWL256を含む。1本のワード線と1対
のビット線のうちの一方のビット線との交点にメモリセ
ルが配置される。すなわち、ワード線WL1とビット線
BLとの交点にメモリセルMC1,1が配置され、ワー
ド線WL2と相補ビット線/BLとの交点にメモリセル
MC1,2が配置される。ワード線WL256と相補ビ
ット線/BLとの交点にメモリセルMC1,256が配
置される。
【0007】メモリセルMC(以下メモリセルを総称的
に示す場合、符号MCを用いる)は、1トランジスタ・
1キャパシタ型のダイナミック型メモリセルを備える。
1トランジスタ・1キャパシタ型ダイナミック型メモリ
セルにおいては、情報は電荷の形態でキャパシタ(21
0,211,212)に記憶され、このキャパシタに記
憶された情報は、対応のワード線上の信号WL(ワード
線選択信号を総称的に示す)に応答して転送ゲート(2
07,208,209)を介して対応のビット線(BL
または/またはBL)へ伝達される。
に示す場合、符号MCを用いる)は、1トランジスタ・
1キャパシタ型のダイナミック型メモリセルを備える。
1トランジスタ・1キャパシタ型ダイナミック型メモリ
セルにおいては、情報は電荷の形態でキャパシタ(21
0,211,212)に記憶され、このキャパシタに記
憶された情報は、対応のワード線上の信号WL(ワード
線選択信号を総称的に示す)に応答して転送ゲート(2
07,208,209)を介して対応のビット線(BL
または/またはBL)へ伝達される。
【0008】プリチャージ回路195は、プリチャージ
指示信号φEに応答して各ビット線BL,/BLを所定
のプリチャージ電位VHにプリチャージするためのプリ
チャージトランジスタ204および205と、プリチャ
ージ指示信号φEに応答してビット線BL,/BLの電
位をイコライズするためのイコライズトランジスタ20
6を含む。プリチャージトランジスタ204および20
5はともにnチャネルMOSトランジスタにより構成さ
れる。トランジスタ204は、プリチャージ指示信号φ
Eに応答して相補ビット線/BLへプリチャージ電位V
H(通常Vcc/2;Vccは動作電源電位)を伝達す
る。トランジスタ205はプリチャージ指示信号φEに
応答してビット線BLへプリチャージ電位VHを伝達す
る。イコライズトランジスタ206は、プリチャージ指
示信号φEに応答してビット線BLと相補ビット線/B
Lとを短絡する。
指示信号φEに応答して各ビット線BL,/BLを所定
のプリチャージ電位VHにプリチャージするためのプリ
チャージトランジスタ204および205と、プリチャ
ージ指示信号φEに応答してビット線BL,/BLの電
位をイコライズするためのイコライズトランジスタ20
6を含む。プリチャージトランジスタ204および20
5はともにnチャネルMOSトランジスタにより構成さ
れる。トランジスタ204は、プリチャージ指示信号φ
Eに応答して相補ビット線/BLへプリチャージ電位V
H(通常Vcc/2;Vccは動作電源電位)を伝達す
る。トランジスタ205はプリチャージ指示信号φEに
応答してビット線BLへプリチャージ電位VHを伝達す
る。イコライズトランジスタ206は、プリチャージ指
示信号φEに応答してビット線BLと相補ビット線/B
Lとを短絡する。
【0009】センスアンプ回路194は、N型センスア
ンプ駆動信号φNに応答してビット線対BL,/BLの
低電位のビット線の電位を放電するN型センスアンプN
SAと、P型センスアンプ駆動信号φPに応答してビッ
ト線対BL,/BLの高電位のビット線の電位を充電す
るためのP型センスアンプPSAを含む。N型センスア
ンプNSAは、1対の交差結合されたnチャネルMOS
トランジスタ202および203を含む。nチャネルM
OSトランジスタ202は、そのゲートがビット線BL
に接続され、その一方導通端子(ドレイン)が相補ビッ
ト線/BLに接続され、その他方導通端子(ソース)に
N型センスアンプ駆動信号φNを受ける。nチャネルM
OSトランジスタ203はそのゲートが相補ビット線/
BLに接続され、その一方導通端子(ドレイン)がビッ
ト線BLに接続され、その他方導通端子(ソース)にN
型センスアンプ駆動信号φNを受ける。
ンプ駆動信号φNに応答してビット線対BL,/BLの
低電位のビット線の電位を放電するN型センスアンプN
SAと、P型センスアンプ駆動信号φPに応答してビッ
ト線対BL,/BLの高電位のビット線の電位を充電す
るためのP型センスアンプPSAを含む。N型センスア
ンプNSAは、1対の交差結合されたnチャネルMOS
トランジスタ202および203を含む。nチャネルM
OSトランジスタ202は、そのゲートがビット線BL
に接続され、その一方導通端子(ドレイン)が相補ビッ
ト線/BLに接続され、その他方導通端子(ソース)に
N型センスアンプ駆動信号φNを受ける。nチャネルM
OSトランジスタ203はそのゲートが相補ビット線/
BLに接続され、その一方導通端子(ドレイン)がビッ
ト線BLに接続され、その他方導通端子(ソース)にN
型センスアンプ駆動信号φNを受ける。
【0010】P型センスアンプPSAは、一対の交差結
合されたpチャネルMOSトランジスタ213および2
14を含む。pチャネルMOSトランジスタ213はそ
のゲートがビット線BLに接続され、その一方導通端子
(ドレイン)が相補ビット線/BLに接続され、その他
方導通端子(ソース)にP型センスアンプ駆動信号φP
を受ける。pチャネルMOSトランジスタ214はその
ゲートが相補ビット線/BLへ接続され、その一方導通
端子(ドレイン)はビット線BLに接続され、その他方
導通端子(ソース)にP型センスアンプ駆動信号φPを
受ける。
合されたpチャネルMOSトランジスタ213および2
14を含む。pチャネルMOSトランジスタ213はそ
のゲートがビット線BLに接続され、その一方導通端子
(ドレイン)が相補ビット線/BLに接続され、その他
方導通端子(ソース)にP型センスアンプ駆動信号φP
を受ける。pチャネルMOSトランジスタ214はその
ゲートが相補ビット線/BLへ接続され、その一方導通
端子(ドレイン)はビット線BLに接続され、その他方
導通端子(ソース)にP型センスアンプ駆動信号φPを
受ける。
【0011】入出力ゲート193は、列デコーダ(図2
7参照)からの列選択信号Y1に応答してビット線B
L,/BLを内部データ伝達線IO,/IOへそれぞれ
接続するための列選択ゲート201および200を含
む。列選択ゲート200および201は、nチャネルM
OSトランジスタにより構成される。次に動作について
図29に示す動作タイミング図を参照して説明する。
7参照)からの列選択信号Y1に応答してビット線B
L,/BLを内部データ伝達線IO,/IOへそれぞれ
接続するための列選択ゲート201および200を含
む。列選択ゲート200および201は、nチャネルM
OSトランジスタにより構成される。次に動作について
図29に示す動作タイミング図を参照して説明する。
【0012】まず、メモリセルMC1,1が“H”のデ
ータを保持している場合のデータ読出動作について説明
する。
ータを保持している場合のデータ読出動作について説明
する。
【0013】時刻t0において、プリチャージ指示信号
φEが“L”と立ち下がることにより、メモリサイクル
が開始される。このプリチャージ指示信号φEの立ち下
がりに応答して、イコライズ回路195は不活性状態と
なり、ビット線BL,/BLはプリチャージ電位VHで
のフローティング状態となる。
φEが“L”と立ち下がることにより、メモリサイクル
が開始される。このプリチャージ指示信号φEの立ち下
がりに応答して、イコライズ回路195は不活性状態と
なり、ビット線BL,/BLはプリチャージ電位VHで
のフローティング状態となる。
【0014】時刻t1において行デコーダ199により
内部行アドレスがデコーダされ、対応のワード線WL1
の電位が“H”へ立ち上がる。これに応答して、メモリ
セルMC1,1の転送ゲート208が導通し、メモリキ
ャパシタ211に保持されていた“H”のデータがビッ
ト線BLへ伝達される。これにより、ビット線BLの電
位が上昇する。相補ビット線/BLとワード線WL1と
の交点にはメモリセルは存在しないため、相補ビット線
/BLの電位はプリチャージ電位VHのままである。
内部行アドレスがデコーダされ、対応のワード線WL1
の電位が“H”へ立ち上がる。これに応答して、メモリ
セルMC1,1の転送ゲート208が導通し、メモリキ
ャパシタ211に保持されていた“H”のデータがビッ
ト線BLへ伝達される。これにより、ビット線BLの電
位が上昇する。相補ビット線/BLとワード線WL1と
の交点にはメモリセルは存在しないため、相補ビット線
/BLの電位はプリチャージ電位VHのままである。
【0015】時刻t2において、N型センスアンプ駆動
信号φNが中間電位Vcc/2から“L”へ立ち下が
り、かつP型センスアンプ駆動信号φPが中間電位Vc
c/2から“H”へ立ち上がる。これにより、N型セン
スアンプNSAおよびP型センスアンプPSAが活性化
され、ビット線BLと相補ビット線/BLとの電位差が
差動的に増幅される。すなわち、ビット線BLの電位が
“H”へ、相補ビット線/BLの電位が“L”へ変化す
る。
信号φNが中間電位Vcc/2から“L”へ立ち下が
り、かつP型センスアンプ駆動信号φPが中間電位Vc
c/2から“H”へ立ち上がる。これにより、N型セン
スアンプNSAおよびP型センスアンプPSAが活性化
され、ビット線BLと相補ビット線/BLとの電位差が
差動的に増幅される。すなわち、ビット線BLの電位が
“H”へ、相補ビット線/BLの電位が“L”へ変化す
る。
【0016】時刻t3において、列デコーダ190から
内部列アドレスのデコード結果に従って列選択信号Y1
が発生され、列選択ゲート200および201が導通す
る。ビット線BLおよび相補ビット線/BL上の電位は
内部データ伝達線IO,/IOへ伝達される。これによ
り、所定の電位にプリチャージされていた内部データ伝
達線IO,/IOの電位がビット線BL,/BLの電位
に対応したものとなる。すなわち内部データ伝達線IO
の電位が“H”へ上昇し、かつ相補内部データ伝達線/
IOの電位が少し下降する。
内部列アドレスのデコード結果に従って列選択信号Y1
が発生され、列選択ゲート200および201が導通す
る。ビット線BLおよび相補ビット線/BL上の電位は
内部データ伝達線IO,/IOへ伝達される。これによ
り、所定の電位にプリチャージされていた内部データ伝
達線IO,/IOの電位がビット線BL,/BLの電位
に対応したものとなる。すなわち内部データ伝達線IO
の電位が“H”へ上昇し、かつ相補内部データ伝達線/
IOの電位が少し下降する。
【0017】ここで、相補内部データ伝達線/IOの電
位が“L”のレベルにまで低下しないのは、IO線プリ
チャージ回路197はプルアップ手段を備えており、こ
のプルアップ手段により電位低下が抑制されているため
である。また、ビット線BL,/BLの電位が時刻t3
において少し変化しているのは、ビット線BL,/BL
が所定のプリチャージ電位にプリチャージされた内部デ
ータ伝達線IO,/IOに接続され、その電位変動を受
けるためである。
位が“L”のレベルにまで低下しないのは、IO線プリ
チャージ回路197はプルアップ手段を備えており、こ
のプルアップ手段により電位低下が抑制されているため
である。また、ビット線BL,/BLの電位が時刻t3
において少し変化しているのは、ビット線BL,/BL
が所定のプリチャージ電位にプリチャージされた内部デ
ータ伝達線IO,/IOに接続され、その電位変動を受
けるためである。
【0018】この内部データ伝達線IO,/IOへ読出
されたデータは、図27に示す入出力回路198に含ま
れる出力回路により検出される。この出力回路は、内部
データ伝達線IOが内部データ伝達線/IOよりも高電
位であることを検知し、“H”の外部出力データDou
tを生成する。
されたデータは、図27に示す入出力回路198に含ま
れる出力回路により検出される。この出力回路は、内部
データ伝達線IOが内部データ伝達線/IOよりも高電
位であることを検知し、“H”の外部出力データDou
tを生成する。
【0019】次に、このメモリセルMC1,1に“L”
のデータを書込む動作について説明する。
のデータを書込む動作について説明する。
【0020】時刻t4まではデータ読出時と同様の動作
が行なわれる。時刻t4において、入出力回路198は
“L”の書込データDinに応答して、内部データ伝達
線IOの電位を“L”、相補内部データ伝達線/IOの
電位を“H”に設定する。この内部データ伝達線IO,
/IO上のデータは列選択ゲート201および200を
介してビット線BL,/BL上へ伝達される。入出力回
路138内の入力回路の駆動能力はセンスアンプPSA
およびNSAのラッチ能力よりも大きく、ビット線B
L,/BLの電位は書込データに対応した電位となる。
ビット線BL上の“L”のデータはメモリセルMC1,
1の転送ゲート208を介してメモリセルキャパシタ2
11へ伝達される。これにより、メモリセルMC1,1
への“L”のデータ書込が完了する。
が行なわれる。時刻t4において、入出力回路198は
“L”の書込データDinに応答して、内部データ伝達
線IOの電位を“L”、相補内部データ伝達線/IOの
電位を“H”に設定する。この内部データ伝達線IO,
/IO上のデータは列選択ゲート201および200を
介してビット線BL,/BL上へ伝達される。入出力回
路138内の入力回路の駆動能力はセンスアンプPSA
およびNSAのラッチ能力よりも大きく、ビット線B
L,/BLの電位は書込データに対応した電位となる。
ビット線BL上の“L”のデータはメモリセルMC1,
1の転送ゲート208を介してメモリセルキャパシタ2
11へ伝達される。これにより、メモリセルMC1,1
への“L”のデータ書込が完了する。
【0021】時刻t5において、プリチャージ指示信号
φEを“H”としする。プリチャージ回路195が活性
化されビット線BL,/BLの電位を所定のプリチャー
ジ電位VHとして次のメモリサイクルに備える。ここで
プリチャージ指示信号φEが“H”に立ち上がる時刻t
5においてはすでにワード線WL1上のワード線選択信
号WL1および列選択信号Y1は不活性状態の“L”に
立ち下がっており、またセンスアンプ駆動信号φNおよ
びφPもそれぞれ中間電位に復帰している。
φEを“H”としする。プリチャージ回路195が活性
化されビット線BL,/BLの電位を所定のプリチャー
ジ電位VHとして次のメモリサイクルに備える。ここで
プリチャージ指示信号φEが“H”に立ち上がる時刻t
5においてはすでにワード線WL1上のワード線選択信
号WL1および列選択信号Y1は不活性状態の“L”に
立ち下がっており、またセンスアンプ駆動信号φNおよ
びφPもそれぞれ中間電位に復帰している。
【0022】図27および図28に示す半導体記憶装置
において、データ読出に要する時間を短縮するために
は、列選択信号Y1をできるだけ速いタイミングで発生
する必要がある。センスアンプNSAおよびPSAが活
性化される時刻t2よりも先に列選択信号Y1を発生す
ることはできない。なぜならばビット線BL,/BLに
生じた微小の電位差がこの内部データ伝達線IO,/I
Oへの接続によりさらに小さくなるため、センスアンプ
PSAおよびNSAが正確な増幅動作を行なうことがで
きなくなるためである。
において、データ読出に要する時間を短縮するために
は、列選択信号Y1をできるだけ速いタイミングで発生
する必要がある。センスアンプNSAおよびPSAが活
性化される時刻t2よりも先に列選択信号Y1を発生す
ることはできない。なぜならばビット線BL,/BLに
生じた微小の電位差がこの内部データ伝達線IO,/I
Oへの接続によりさらに小さくなるため、センスアンプ
PSAおよびNSAが正確な増幅動作を行なうことがで
きなくなるためである。
【0023】センスアンプ駆動信号φNおよびφPが発
生される直後の時効t2へ列選択信号Y1が発生される
時刻t3を近づけた場合においても同様の問題が生じ
る。すなわち、センスアンプNSAおよびPSAにより
ビット線BL,/BLの電位が十分に増幅される前に、
ビット線BL,/BLが内部データ伝達線IO,/IO
に接続されると、センスアンプNSAおよびPSAが増
幅すべき電位差が小さくなる。このため、センスアンプ
が誤動作し、正確なデータの増幅動作を実行することが
できず、誤ったデータの読出が行なわれる。
生される直後の時効t2へ列選択信号Y1が発生される
時刻t3を近づけた場合においても同様の問題が生じ
る。すなわち、センスアンプNSAおよびPSAにより
ビット線BL,/BLの電位が十分に増幅される前に、
ビット線BL,/BLが内部データ伝達線IO,/IO
に接続されると、センスアンプNSAおよびPSAが増
幅すべき電位差が小さくなる。このため、センスアンプ
が誤動作し、正確なデータの増幅動作を実行することが
できず、誤ったデータの読出が行なわれる。
【0024】したがって、図27および図28に示す半
導体記憶装置の構成においては、センスアンプSNAお
よびPSAが活性化され、ビット線BL,/BL上の電
位が確定した状態で列選択信号Y1を発生する必要があ
る。このため、データ読出時のアクセス時間を十分に高
速化できないという問題がある。
導体記憶装置の構成においては、センスアンプSNAお
よびPSAが活性化され、ビット線BL,/BL上の電
位が確定した状態で列選択信号Y1を発生する必要があ
る。このため、データ読出時のアクセス時間を十分に高
速化できないという問題がある。
【0025】図30は、従来の半導体記憶装置の他の構
成を示す図である。図30に示す半導体記憶装置は、た
とえば前述の1990シンポジウム・オン・VLSIサ
ーキッツのナカゴメ等の論文に示されている。
成を示す図である。図30に示す半導体記憶装置は、た
とえば前述の1990シンポジウム・オン・VLSIサ
ーキッツのナカゴメ等の論文に示されている。
【0026】図30を参照して、半導体記憶装置は、図
27に示す半導体記憶装置と同様、メモリセルが行列状
に配置されたメモリセルアレイ318と、メモリセルア
レイ318から1行を選択するための行デコーダ319
と、メモリセルアレイ318の1列を選択するための列
デコーダ313と、メモリセルアレイ318の各列線を
所定電位にプリチャージするプリチャージ回路317
と、メモリセルアレイ318の行デコーダ319により
選択されたメモリセルのデータを検知し増幅するための
センスアンプ回路316を含む。
27に示す半導体記憶装置と同様、メモリセルが行列状
に配置されたメモリセルアレイ318と、メモリセルア
レイ318から1行を選択するための行デコーダ319
と、メモリセルアレイ318の1列を選択するための列
デコーダ313と、メモリセルアレイ318の各列線を
所定電位にプリチャージするプリチャージ回路317
と、メモリセルアレイ318の行デコーダ319により
選択されたメモリセルのデータを検知し増幅するための
センスアンプ回路316を含む。
【0027】この図30に示す半導体記憶装置は、さら
に、データ読出時において、メモリセルアレイ318の
行デコーダ319および列デコーダ313により選択さ
れたメモリセルのデータを読出データ伝達線O,/Oへ
伝達するための読出ゲート315と、データ書込時にお
いてこのメモリセルアレイ318の選択メモリセルへ書
込データを伝達するための書込ゲート314を含む。こ
の書込ゲート314および読出ゲート315は列デコー
ダ313からの列選択信号に応答してメモリセルアレイ
318の対応の列を内部データ伝達線I,/Iおよび
O,/Oへ接続する。
に、データ読出時において、メモリセルアレイ318の
行デコーダ319および列デコーダ313により選択さ
れたメモリセルのデータを読出データ伝達線O,/Oへ
伝達するための読出ゲート315と、データ書込時にお
いてこのメモリセルアレイ318の選択メモリセルへ書
込データを伝達するための書込ゲート314を含む。こ
の書込ゲート314および読出ゲート315は列デコー
ダ313からの列選択信号に応答してメモリセルアレイ
318の対応の列を内部データ伝達線I,/Iおよび
O,/Oへ接続する。
【0028】内部読出データ伝達線O,/Oに対して
は、この内部読出データ伝達線O,/Oを所定電位にプ
リチャージするための出力線プリチャージ回路322
と、内部読出データ伝達線O,/O上の内部読出データ
から外部読出データDoutを生成する出力回路321
が設けられる。内部書込データ伝達線I,/Iに対して
は、外部書込データDinに応答して内部書込データ伝
達線I,/Iへ内部書込データを伝達する入力回路32
0が設けられる。
は、この内部読出データ伝達線O,/Oを所定電位にプ
リチャージするための出力線プリチャージ回路322
と、内部読出データ伝達線O,/O上の内部読出データ
から外部読出データDoutを生成する出力回路321
が設けられる。内部書込データ伝達線I,/Iに対して
は、外部書込データDinに応答して内部書込データ伝
達線I,/Iへ内部書込データを伝達する入力回路32
0が設けられる。
【0029】この図30に示す半導体記憶装置は、内部
データ伝達線を、読出データのみを伝達する読出データ
伝達線O,/Oと書込データのみを伝達する書込データ
伝達線I,/Iと2つに分けるIO分離構成を備え、セ
ンスアンプ回路316の活性化前にデータ読出を実行
し、これによりデータ読出時のアクセス時間の短縮化を
図っている。
データ伝達線を、読出データのみを伝達する読出データ
伝達線O,/Oと書込データのみを伝達する書込データ
伝達線I,/Iと2つに分けるIO分離構成を備え、セ
ンスアンプ回路316の活性化前にデータ読出を実行
し、これによりデータ読出時のアクセス時間の短縮化を
図っている。
【0030】図31は、図30に示す半導体記憶装置の
1列に関連する回路部分を示す図である。図31におい
て、センスアンプ回路316、プリチャージ回路317
およびメモリセルアレイ318は、それぞれ、図28に
示すセンスアンプ回路194、プリチャージ回路195
およびメモリセルアレイ196と同一構成を備える。単
に各構成要素に付された参照番号が異なっているだけで
あり、これらの回路の構成の詳細な説明は省略する。
1列に関連する回路部分を示す図である。図31におい
て、センスアンプ回路316、プリチャージ回路317
およびメモリセルアレイ318は、それぞれ、図28に
示すセンスアンプ回路194、プリチャージ回路195
およびメモリセルアレイ196と同一構成を備える。単
に各構成要素に付された参照番号が異なっているだけで
あり、これらの回路の構成の詳細な説明は省略する。
【0031】読出ゲート315は、ビット線BL1,/
BL1上の電位に応答して読出データ伝達線O,/Oの
電位を放電するための放電トランジスタ224および2
25と、列デコーダ313からの列選択信号Y1に応答
して放電トランジスタ224および225をそれぞれ読
出データ伝達線/OおよびOへ接続する読出列選択ゲー
ト222および223を含む。放電トランジスタ224
および225は、そのゲートがビット線/BL1および
BL1にそれぞれ接続されるnチャネルMOSトランジ
スタを備える。放電トランジスタ224および225の
一方導通端子(ソース)は接地電位に接続される。
BL1上の電位に応答して読出データ伝達線O,/Oの
電位を放電するための放電トランジスタ224および2
25と、列デコーダ313からの列選択信号Y1に応答
して放電トランジスタ224および225をそれぞれ読
出データ伝達線/OおよびOへ接続する読出列選択ゲー
ト222および223を含む。放電トランジスタ224
および225は、そのゲートがビット線/BL1および
BL1にそれぞれ接続されるnチャネルMOSトランジ
スタを備える。放電トランジスタ224および225の
一方導通端子(ソース)は接地電位に接続される。
【0032】読出列選択ゲート222および223は、
そのゲートに列選択信号Y1を受け、放電トランジスタ
224および225の他方導通端子(ドレイン)を読出
データ伝達線/OおよびOへそれぞれ接続する。
そのゲートに列選択信号Y1を受け、放電トランジスタ
224および225の他方導通端子(ドレイン)を読出
データ伝達線/OおよびOへそれぞれ接続する。
【0033】書込ゲート314は、書込指示信号Wに応
答して導通状態となるnチャネルMOSトランジスタ2
20および221と、列デコーダ313からの列選択信
号Y1に応答してトランジスタ220および221を書
込データ伝達線/IおよびIへそれぞれ接続する書込列
選択ゲート218および219を含む。書込列選択ゲー
ト218および219はそれぞれ列選択信号Y1に応答
してトランジスタ220および221の一方導通端子を
それぞれ読出データ伝達線/IおよびIへ接続する。
答して導通状態となるnチャネルMOSトランジスタ2
20および221と、列デコーダ313からの列選択信
号Y1に応答してトランジスタ220および221を書
込データ伝達線/IおよびIへそれぞれ接続する書込列
選択ゲート218および219を含む。書込列選択ゲー
ト218および219はそれぞれ列選択信号Y1に応答
してトランジスタ220および221の一方導通端子を
それぞれ読出データ伝達線/IおよびIへ接続する。
【0034】すなわち、この書込ゲート314は、デー
タ書込時においてのみ選択列を書込データ伝達線/Iお
よびIへ接続する。
タ書込時においてのみ選択列を書込データ伝達線/Iお
よびIへ接続する。
【0035】IO線プリチャージ回路322はプルアッ
プ手段を備えており、読出データ伝達線O,/Oを所定
電位(“H”レベル)にプリチャージする。このプリチ
ャージ回路322は読出データ伝達線O,/Oをともに
“H”へプルアップするためのプルアップステージを含
む。このプリチャージ回路322と放電トランジスタ2
44および255により電流を検出する電流検出型セン
ス回路が構成される。次に動作についてその動作波形図
である図32を参照して説明する。
プ手段を備えており、読出データ伝達線O,/Oを所定
電位(“H”レベル)にプリチャージする。このプリチ
ャージ回路322は読出データ伝達線O,/Oをともに
“H”へプルアップするためのプルアップステージを含
む。このプリチャージ回路322と放電トランジスタ2
44および255により電流を検出する電流検出型セン
ス回路が構成される。次に動作についてその動作波形図
である図32を参照して説明する。
【0036】図32においては、以下のことが仮定され
る。データ書込および読出に対してメモリセルMC1,
1が選択される。メモリセルMC1,1は“H”のデー
タを保持している。データ書込時メモリセルMC1,1
へ“L”のデータが書込まれる。
る。データ書込および読出に対してメモリセルMC1,
1が選択される。メモリセルMC1,1は“H”のデー
タを保持している。データ書込時メモリセルMC1,1
へ“L”のデータが書込まれる。
【0037】時刻t0において、プリチャージ指示信号
φEが“L”に立ち下がり、メモリサイクルが開始され
る。ビット線BL1,/BL1は中間電位のプリチャー
ジ電位VHでフローティング状態とされる。読出データ
伝達線O,/Oは“H”のレベルにプリチャージされて
いる時刻t1において、行デコーダ319のデコード結
果により、ワード線WL1の電位が“H”に立ち上が
る。メモリセルMC1,1の転送ゲート232が導通状
態となり、メモリセルキャパシタ235に保持されてい
る“H”のデータがビット線BL1へ伝達され、ビット
線BL1の電位がより少し上昇する。相補ビット線/B
L1はプリチャージ電位VHを維持している。
φEが“L”に立ち下がり、メモリサイクルが開始され
る。ビット線BL1,/BL1は中間電位のプリチャー
ジ電位VHでフローティング状態とされる。読出データ
伝達線O,/Oは“H”のレベルにプリチャージされて
いる時刻t1において、行デコーダ319のデコード結
果により、ワード線WL1の電位が“H”に立ち上が
る。メモリセルMC1,1の転送ゲート232が導通状
態となり、メモリセルキャパシタ235に保持されてい
る“H”のデータがビット線BL1へ伝達され、ビット
線BL1の電位がより少し上昇する。相補ビット線/B
L1はプリチャージ電位VHを維持している。
【0038】このとき行選択信号WL1とほぼ同時また
は少し遅れて列選択信号Y1が“H”に立ち上がる。こ
こで、行アドレス信号と列アドレス信号はノンマルチプ
レクス方式で同時に半導体記憶装置へ与えられている。
しかしながら、これはマルチプレクス方式に従って行ア
ドレス信号と列アドレス信号が時分割的に与えられても
よい。ただ単に、列選択信号Y1がセンスアンプ回路3
16の活性化前に発生されればよい。
は少し遅れて列選択信号Y1が“H”に立ち上がる。こ
こで、行アドレス信号と列アドレス信号はノンマルチプ
レクス方式で同時に半導体記憶装置へ与えられている。
しかしながら、これはマルチプレクス方式に従って行ア
ドレス信号と列アドレス信号が時分割的に与えられても
よい。ただ単に、列選択信号Y1がセンスアンプ回路3
16の活性化前に発生されればよい。
【0039】この列選択信号Y1に応答して読出ゲート
315に含まれる読出列選択ゲート222および223
が導通状態となる。
315に含まれる読出列選択ゲート222および223
が導通状態となる。
【0040】ビット線BL1の電位は相補ビット線/B
L1の電位よりも高い。このため、トランジスタ225
の導電率はトランジスタ224の導電率よりも高くな
り、読出データ伝達線Oの電位を相補読出データ伝達線
IOの電位よりも低下させる。このとき、トランジスタ
224も相補読出データ伝達線/Oの電位を少し低下さ
せる。
L1の電位よりも高い。このため、トランジスタ225
の導電率はトランジスタ224の導電率よりも高くな
り、読出データ伝達線Oの電位を相補読出データ伝達線
IOの電位よりも低下させる。このとき、トランジスタ
224も相補読出データ伝達線/Oの電位を少し低下さ
せる。
【0041】出力回路321は、この読出データ伝達線
O,/Oの電位差を検知し対応の外部出力データDou
tを生成する。すなわち、内部データ伝達線Oの電位が
内部データ伝達線/Oの電位よりも低いことを出力回路
321は検知すると、“H”のデータDoutを出力す
る。
O,/Oの電位差を検知し対応の外部出力データDou
tを生成する。すなわち、内部データ伝達線Oの電位が
内部データ伝達線/Oの電位よりも低いことを出力回路
321は検知すると、“H”のデータDoutを出力す
る。
【0042】次いで、時刻t2においてN型センスアン
プ駆動信号φNおよびP型センスアンプ駆動信号φPを
中間電位からそれぞれ“L”および“H”とすることに
よりn型センスアンプNSAおよびP型センスアンプP
SAが活性化される。これにより、ビット線BLと相補
ビット線/BLとの電位差が増幅される。データ読出時
においては、このセンスアンプNSAおよびPSAによ
るビット線BL,/BLの増幅動作により、読出された
メモリセルデータを再び選択メモリセルMC1,1へ再
書込するリストア動作が実行される。この動作により、
データ読出のサイクルが完了する。
プ駆動信号φNおよびP型センスアンプ駆動信号φPを
中間電位からそれぞれ“L”および“H”とすることに
よりn型センスアンプNSAおよびP型センスアンプP
SAが活性化される。これにより、ビット線BLと相補
ビット線/BLとの電位差が増幅される。データ読出時
においては、このセンスアンプNSAおよびPSAによ
るビット線BL,/BLの増幅動作により、読出された
メモリセルデータを再び選択メモリセルMC1,1へ再
書込するリストア動作が実行される。この動作により、
データ読出のサイクルが完了する。
【0043】次にデータ書込動作について説明する。セ
ンスアンプPSAおよびNSが活性化されるまでの動作
は、データ読出時と同じである。入力回路320は、時
刻t3において書込信号Wを“H”に設定する。入力回
路320はまた、この時刻t3以前において、書込デー
タ伝達線I,/Iの電位を書込データに対応したものに
設定する。この場合、書込データ伝達線Iが“L”、相
補内部書込データ伝達線/Iが“H”に設定される。こ
こで、図32においては、入力回路320は、センスア
ンプPSAおよびNSAが活性化される時刻t2以前に
おいて内部書込データ伝達線I,/Iの電位を書込デー
タに対応した値に設定しているように示されている。こ
の入力回路320の内部書込データの発生タイミングは
時刻t2と時刻t3の間であってもよい。
ンスアンプPSAおよびNSが活性化されるまでの動作
は、データ読出時と同じである。入力回路320は、時
刻t3において書込信号Wを“H”に設定する。入力回
路320はまた、この時刻t3以前において、書込デー
タ伝達線I,/Iの電位を書込データに対応したものに
設定する。この場合、書込データ伝達線Iが“L”、相
補内部書込データ伝達線/Iが“H”に設定される。こ
こで、図32においては、入力回路320は、センスア
ンプPSAおよびNSAが活性化される時刻t2以前に
おいて内部書込データ伝達線I,/Iの電位を書込デー
タに対応した値に設定しているように示されている。こ
の入力回路320の内部書込データの発生タイミングは
時刻t2と時刻t3の間であってもよい。
【0044】時刻t3において書込信号Wが発生するこ
とによりトランジスタ220および221が導通状態と
なる。列選択信号Y1はすでに“H”に立ち上がってい
る。この書込データに応答して、ビット線BL,/BL
の電位はそれぞれ“L”および“H”に変化する。この
とき、このビット線BL,/BLの信号電位変化はまた
トランジスタ222,223,224および225から
なる読出ゲートを介して読出データ伝達線O,/Oに伝
達されているため、またこの読出データ伝達線O,/O
の電位も変化する。
とによりトランジスタ220および221が導通状態と
なる。列選択信号Y1はすでに“H”に立ち上がってい
る。この書込データに応答して、ビット線BL,/BL
の電位はそれぞれ“L”および“H”に変化する。この
とき、このビット線BL,/BLの信号電位変化はまた
トランジスタ222,223,224および225から
なる読出ゲートを介して読出データ伝達線O,/Oに伝
達されているため、またこの読出データ伝達線O,/O
の電位も変化する。
【0045】ビット線BLの“L”のデータはメモリセ
ルMC1,1の転送ゲートトランジスタ232を介して
メモリセルキャパシタ235へ書込まれる。
ルMC1,1の転送ゲートトランジスタ232を介して
メモリセルキャパシタ235へ書込まれる。
【0046】次いで、ワード線選択信号WL1,列選択
信号Y1を不活性状態の“L”に設定し、時刻t4にお
いてプリチャージ指示信号φEを“H”とすることによ
りデータ書込サイクルが終了する。すなわち、ビット線
BL,/BL1の電位がそれぞれ中間電位VHへ復帰
し、次のデータ書込または読出動作に備えるスタンバイ
状態に設定される。
信号Y1を不活性状態の“L”に設定し、時刻t4にお
いてプリチャージ指示信号φEを“H”とすることによ
りデータ書込サイクルが終了する。すなわち、ビット線
BL,/BL1の電位がそれぞれ中間電位VHへ復帰
し、次のデータ書込または読出動作に備えるスタンバイ
状態に設定される。
【0047】図30および図31に示す構成において
は、センスアンプPSAおよびNSAが駆動されるタイ
ミングよりも先にデータの読出が行なわれている。すな
わち、ワード線選択信号WL1が“H”と立ち上がる
と、センスアンプPSAおよびNSAが活性状態となる
前に列選択信号Y1を“H”としている。これにより、
センスアンプが活性化される時刻t2よりも速いタイミ
ングで内部データ伝達線O,/Oにデータを読出すこと
ができるため、メモリセルのデータの読出に要する時間
すなわちアクセス時間が短くなるという利点が得られ
る。
は、センスアンプPSAおよびNSAが駆動されるタイ
ミングよりも先にデータの読出が行なわれている。すな
わち、ワード線選択信号WL1が“H”と立ち上がる
と、センスアンプPSAおよびNSAが活性状態となる
前に列選択信号Y1を“H”としている。これにより、
センスアンプが活性化される時刻t2よりも速いタイミ
ングで内部データ伝達線O,/Oにデータを読出すこと
ができるため、メモリセルのデータの読出に要する時間
すなわちアクセス時間が短くなるという利点が得られ
る。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図30
および図31に示す半導体記憶装置の構成においては、
読出データ伝達線と書込データ伝達線とを別々に設ける
ことによりデータ読出動作を高速化することができる。
しかしながら、図28に示す半導体記憶装置の構成にお
いては入出力ゲートはトランジスタ200および201
の2つのトランジスタのみで構成されているものの、図
30および図31に示すIO分離の半導体記憶装置にお
いては、書込ゲートにはトランジスタ218、219、
220および221の4個のトランジスタが必要とさ
れ、また読出ゲートにはトランジスタ222、223、
224および225の4個のトランジスタが必要とされ
る。すなわち、このIO分離の半導体記憶装置において
は、読出ゲートおよび書込ゲートは合計8個のトランジ
スタを必要とするため、図28に示す半導体記憶装置の
構成に比べて6個のトランジスタが余分に必要とされ、
そのためチップ面積が増大するという問題が生じる。
および図31に示す半導体記憶装置の構成においては、
読出データ伝達線と書込データ伝達線とを別々に設ける
ことによりデータ読出動作を高速化することができる。
しかしながら、図28に示す半導体記憶装置の構成にお
いては入出力ゲートはトランジスタ200および201
の2つのトランジスタのみで構成されているものの、図
30および図31に示すIO分離の半導体記憶装置にお
いては、書込ゲートにはトランジスタ218、219、
220および221の4個のトランジスタが必要とさ
れ、また読出ゲートにはトランジスタ222、223、
224および225の4個のトランジスタが必要とされ
る。すなわち、このIO分離の半導体記憶装置において
は、読出ゲートおよび書込ゲートは合計8個のトランジ
スタを必要とするため、図28に示す半導体記憶装置の
構成に比べて6個のトランジスタが余分に必要とされ、
そのためチップ面積が増大するという問題が生じる。
【0049】また半導体記憶装置においては、製造後、
各メモリセルが正常にデータの記憶動作を実行すること
ができるか否かを確認するテストが実行される。図28
の構成においては、1ビットずつメモリセルを選択して
メモリセルの良/不良を判定する必要がある。このた
め、テスト時間が長くなるという欠点がある。
各メモリセルが正常にデータの記憶動作を実行すること
ができるか否かを確認するテストが実行される。図28
の構成においては、1ビットずつメモリセルを選択して
メモリセルの良/不良を判定する必要がある。このた
め、テスト時間が長くなるという欠点がある。
【0050】一方、この図30および図31に示す構成
においては、マージドマッチ線テスト・データ線方式が
採られる。このマージドマッチ線テスト・データ線方式
はたとえば1991IEEE、ISSCCのダイジェス
ト・オブ・テクニカル・ペーパーズ110および第11
1頁においてモリ等による「マージドマッチ線テスト方
式を備える45ns64メガビットDRAM」に示され
いてる。
においては、マージドマッチ線テスト・データ線方式が
採られる。このマージドマッチ線テスト・データ線方式
はたとえば1991IEEE、ISSCCのダイジェス
ト・オブ・テクニカル・ペーパーズ110および第11
1頁においてモリ等による「マージドマッチ線テスト方
式を備える45ns64メガビットDRAM」に示され
いてる。
【0051】このマージドマッチ線テストデータ線方式
は、テストモード時において列選択信号をすべて“H”
に立ち上げる。これにより、選択された1行に接続され
るすべてのメモリセルのデータが同時に読出データ伝達
線O,/Oに読出される。この読出データ伝達線O,/
Oのデータはテストモード時においてテスト回路へ接続
される。テスト回路はこの読出データ伝達線O,/Oの
電位を検出することにより、この1行のメモリセルに不
良メモリセルが存在するか否かを判別する。すなわち、
不良メモリセルが存在する場合には、すべてのメモリセ
ルへ同一のデータが書込まれているため、読出データ伝
達線O,/Oの電位は“H”および“L”に変化する。
一方、1つでも不良メモリセルが存在する場合、この読
出データ伝達線O,/Oの電位はともに“L”へ変化す
る。これにより、不良メモリセルの存在を検出すること
ができる。
は、テストモード時において列選択信号をすべて“H”
に立ち上げる。これにより、選択された1行に接続され
るすべてのメモリセルのデータが同時に読出データ伝達
線O,/Oに読出される。この読出データ伝達線O,/
Oのデータはテストモード時においてテスト回路へ接続
される。テスト回路はこの読出データ伝達線O,/Oの
電位を検出することにより、この1行のメモリセルに不
良メモリセルが存在するか否かを判別する。すなわち、
不良メモリセルが存在する場合には、すべてのメモリセ
ルへ同一のデータが書込まれているため、読出データ伝
達線O,/Oの電位は“H”および“L”に変化する。
一方、1つでも不良メモリセルが存在する場合、この読
出データ伝達線O,/Oの電位はともに“L”へ変化す
る。これにより、不良メモリセルの存在を検出すること
ができる。
【0052】このように1行のメモリセルを同時にテス
トすることによりテスト時間の短縮を得ることができ
る。しかしながら、この場合、テスト時間の短縮が得ら
れるものの、読出ゲートと書込ゲートの構成素子数が多
く、チップ面積が増大するという問題が生じる。
トすることによりテスト時間の短縮を得ることができ
る。しかしながら、この場合、テスト時間の短縮が得ら
れるものの、読出ゲートと書込ゲートの構成素子数が多
く、チップ面積が増大するという問題が生じる。
【0053】それゆえ、この発明の目的は上述の従来の
半導体記憶装置の有する欠点を除去し高速かつ低チップ
占有面積の半導体記憶装置を提供することである。
半導体記憶装置の有する欠点を除去し高速かつ低チップ
占有面積の半導体記憶装置を提供することである。
【0054】この発明の他の目的は、チップ占有面積を
増大させることなく短縮されたテスト時間を実現する半
導体記憶装置を提供することである。
増大させることなく短縮されたテスト時間を実現する半
導体記憶装置を提供することである。
【0055】この発明のさらに他の目的は、高速でデー
タの読出を行なうことができ、かつチップ占有面積が小
さくかつテスト時間が短縮された半導体記憶装置を提供
することである。
タの読出を行なうことができ、かつチップ占有面積が小
さくかつテスト時間が短縮された半導体記憶装置を提供
することである。
【0056】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
記憶装置は、要約すれば、内部データ入出力線(IO
線)共用型半導体記憶装置において、読出ゲートとセン
スアンプとテストゲートとを共用する構成を設けること
により、素子数およびチップ面積の低減および高速アク
セスおよびテスト時間の短縮を可能にしたものである。
記憶装置は、要約すれば、内部データ入出力線(IO
線)共用型半導体記憶装置において、読出ゲートとセン
スアンプとテストゲートとを共用する構成を設けること
により、素子数およびチップ面積の低減および高速アク
セスおよびテスト時間の短縮を可能にしたものである。
【0057】すなわち請求項1にかかる半導体記憶装置
は、内部書込データおよび内部読出データをともに伝達
するための内部データ伝達線と、行列状に配列された複
数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、与えられた
アドレスに信号に応答してこのメモリセルアレイから対
応の列を選択するための列選択信号を発生する列選択手
段と、列選択信号に応答して対応の列線を内部データ伝
達線へ接続する列接続手段と、各列線に対して設けら
れ、対応の列線上の電位を検知し増幅する増幅手段を含
む。
は、内部書込データおよび内部読出データをともに伝達
するための内部データ伝達線と、行列状に配列された複
数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、与えられた
アドレスに信号に応答してこのメモリセルアレイから対
応の列を選択するための列選択信号を発生する列選択手
段と、列選択信号に応答して対応の列線を内部データ伝
達線へ接続する列接続手段と、各列線に対して設けら
れ、対応の列線上の電位を検知し増幅する増幅手段を含
む。
【0058】この増幅手段は、対応の列線上の電位を検
出するための検出ノードと、検出された電位を増幅しラ
ッチするラッチノードとを含む。列接続手段はこのラッ
チノードを内部データ伝達線へ接続する。
出するための検出ノードと、検出された電位を増幅しラ
ッチするラッチノードとを含む。列接続手段はこのラッ
チノードを内部データ伝達線へ接続する。
【0059】請求項1の半導体記憶装置はさらに、増幅
手段のラッチノードと検出ノードとの間に設けられ、ラ
ッチノードと検出ノードとを分離するための分離手段
と、メモリセルアレイの行および列選択後ラッチノード
と検出ノードとを接続するように分離手段の導通/非導
通を制御する制御手段を含む。
手段のラッチノードと検出ノードとの間に設けられ、ラ
ッチノードと検出ノードとを分離するための分離手段
と、メモリセルアレイの行および列選択後ラッチノード
と検出ノードとを接続するように分離手段の導通/非導
通を制御する制御手段を含む。
【0060】請求項2にかかる半導体記憶装置は、行列
状に配置される複数のメモリセルを含むメモリセルアレ
イと、内部書込データおよび内部読出データをともに伝
達するための内部データ伝達線と、メモリセルアレイの
各列に設けられ、対応の列上の信号電位を検知し増幅す
る増幅手段とを含む。この増幅手段は、対応の列上の信
号電位を検知するための検出ノードと、検出された信号
電位を増幅しかつラッチするためのラッチノードとを含
む。このラッチノードにラッチされた電位は検出ノード
へフィードバック可能である。
状に配置される複数のメモリセルを含むメモリセルアレ
イと、内部書込データおよび内部読出データをともに伝
達するための内部データ伝達線と、メモリセルアレイの
各列に設けられ、対応の列上の信号電位を検知し増幅す
る増幅手段とを含む。この増幅手段は、対応の列上の信
号電位を検知するための検出ノードと、検出された信号
電位を増幅しかつラッチするためのラッチノードとを含
む。このラッチノードにラッチされた電位は検出ノード
へフィードバック可能である。
【0061】請求項2の半導体記憶装置はさらに、増幅
手段のラッチノードと検出ノードとを分離するための分
離手段と、テストモード指示信号に応答して、メモリセ
ルアレイの内部データ伝達線に関連する列のすべてを内
部データ伝達線へ接続する列接続手段を含む。列接続手
段は、増幅手段のラッチノードを内部データ伝達線へ接
続する。
手段のラッチノードと検出ノードとを分離するための分
離手段と、テストモード指示信号に応答して、メモリセ
ルアレイの内部データ伝達線に関連する列のすべてを内
部データ伝達線へ接続する列接続手段を含む。列接続手
段は、増幅手段のラッチノードを内部データ伝達線へ接
続する。
【0062】請求項2の半導体記憶装置はさらに、内部
データ伝達線を所定電位にプリチャージするためのプリ
チャージ手段と、テストモード指示信号と内部データ伝
達線上の電位とに応答して、接続された列に不良メモリ
セルが含まれるか否かを判別する判別手段を含む。
データ伝達線を所定電位にプリチャージするためのプリ
チャージ手段と、テストモード指示信号と内部データ伝
達線上の電位とに応答して、接続された列に不良メモリ
セルが含まれるか否かを判別する判別手段を含む。
【0063】
【作用】請求項1記載の半導体記憶装置においては、増
幅手段のラッチノードと検出ノードとの間に設けられた
分離手段により、この増幅手段を読出ゲートとして機能
させることが可能となる。これにより、データ入力線
(I線)とデータ出力線(O線)とが分離されたIO分
離構成の半導体記憶装置における読出ゲートとセンスア
ンプとが共用される構成が得られる。この結果、チップ
面積を増加させることなく高速アクセスが可能となる。
幅手段のラッチノードと検出ノードとの間に設けられた
分離手段により、この増幅手段を読出ゲートとして機能
させることが可能となる。これにより、データ入力線
(I線)とデータ出力線(O線)とが分離されたIO分
離構成の半導体記憶装置における読出ゲートとセンスア
ンプとが共用される構成が得られる。この結果、チップ
面積を増加させることなく高速アクセスが可能となる。
【0064】請求項2の半導体記憶装置において、テス
トモード時には内部データ伝達線に関連する列のすべて
が内部データ伝達線に接続される。増幅手段のラッチノ
ードと検出ノードとは分離手段により分離される。判別
手段はこの内部データ伝達線のプリチャージ電位の列接
続前後の変化状態を見ることにより不良メモリセルの有
無を判別する。これにより、1行のメモリセルが同時に
テストされるラインテストモードが簡易な回路構成で実
現され、チップ占有面積を増大させることなくテスト時
間が短縮される。
トモード時には内部データ伝達線に関連する列のすべて
が内部データ伝達線に接続される。増幅手段のラッチノ
ードと検出ノードとは分離手段により分離される。判別
手段はこの内部データ伝達線のプリチャージ電位の列接
続前後の変化状態を見ることにより不良メモリセルの有
無を判別する。これにより、1行のメモリセルが同時に
テストされるラインテストモードが簡易な回路構成で実
現され、チップ占有面積を増大させることなくテスト時
間が短縮される。
【0065】
【実施例】図1はこの発明の一実施例である半導体記憶
装置の全体の構成を示すブロック図である。図1を参照
して、半導体記憶装置は、行および列からなるマトリク
ス状に配列された複数のメモリセルを備えるメモリセル
アレイ3と、メモリセルアレイ3の各列(ビット線対)
を所定電位にイコライズしかつプリチャージするイコラ
イズ/プリチャージ(PE)回路2と、アドレスバッフ
ァ401からの内部行アドレスをデコードし、メモリセ
ルアレイ3の対応の行を選択する行デコーダ403と、
アドレスバッファ401からの内部列アドレスをデコー
ドし、メモリセルアレイ3の対応の列を選択する列選択
信号を発生する列デコーダ402を含む。アドレスバッ
ファ401へは行アドレスおよび列アドレスがノンマル
チプレクス方式で同時に与えられ、内部行アドレスおよ
び内部列アドレスがほぼ同時に発生される場合が一例と
して示される。この場合、行アドレスと列アドレスとが
アドレスバッファ401へマルチプレクス方式で時分割
的に与えられる構成が用いられてもよい。
装置の全体の構成を示すブロック図である。図1を参照
して、半導体記憶装置は、行および列からなるマトリク
ス状に配列された複数のメモリセルを備えるメモリセル
アレイ3と、メモリセルアレイ3の各列(ビット線対)
を所定電位にイコライズしかつプリチャージするイコラ
イズ/プリチャージ(PE)回路2と、アドレスバッフ
ァ401からの内部行アドレスをデコードし、メモリセ
ルアレイ3の対応の行を選択する行デコーダ403と、
アドレスバッファ401からの内部列アドレスをデコー
ドし、メモリセルアレイ3の対応の列を選択する列選択
信号を発生する列デコーダ402を含む。アドレスバッ
ファ401へは行アドレスおよび列アドレスがノンマル
チプレクス方式で同時に与えられ、内部行アドレスおよ
び内部列アドレスがほぼ同時に発生される場合が一例と
して示される。この場合、行アドレスと列アドレスとが
アドレスバッファ401へマルチプレクス方式で時分割
的に与えられる構成が用いられてもよい。
【0066】半導体記憶装置はさらに、イコライズ/プ
リチャージ回路2と列デコーダ402との間に設けられ
るセンス・入出力ゲート1を含む。このセンス・入出力
ゲートは、メモリセルアレイ3の各列(ビット線対)の
信号を検知し増幅するためのセンスアンプと、列デコー
ダ402により選択された列を内部データ伝達線IO,
/IOへ接続するための入出力ゲートと、ラインテスト
モード時において複数列(最大1行に接続される列)を
内部データ伝達線IO,/IOへ接続するテスト用ゲー
トとが共用される態様で含む。このセンス・入出力ゲー
ト1の構成は後に詳細に説明する。
リチャージ回路2と列デコーダ402との間に設けられ
るセンス・入出力ゲート1を含む。このセンス・入出力
ゲートは、メモリセルアレイ3の各列(ビット線対)の
信号を検知し増幅するためのセンスアンプと、列デコー
ダ402により選択された列を内部データ伝達線IO,
/IOへ接続するための入出力ゲートと、ラインテスト
モード時において複数列(最大1行に接続される列)を
内部データ伝達線IO,/IOへ接続するテスト用ゲー
トとが共用される態様で含む。このセンス・入出力ゲー
ト1の構成は後に詳細に説明する。
【0067】図1に示す半導体記憶装置はさらに、内部
データ伝達線IO,/IOを所定の電位にプリチャージ
するための負荷回路4と、内部データ伝達線IO,/I
O上のプリチャージ電位の変化を見ることにより最大1
行のメモリセルのテストを実行するラインテスト回路5
と、内部データ伝達線IO,/IOに結合される入出力
回路6を含む。
データ伝達線IO,/IOを所定の電位にプリチャージ
するための負荷回路4と、内部データ伝達線IO,/I
O上のプリチャージ電位の変化を見ることにより最大1
行のメモリセルのテストを実行するラインテスト回路5
と、内部データ伝達線IO,/IOに結合される入出力
回路6を含む。
【0068】負荷回路4は、プルアップステージを含
み、この内部データ伝達線IO,/IOを所定の高電位
(“H”レベル)にプリチャージする。ラインテスト回
路5は、テストモード指示信号/LTEに応答して活性
化され、内部データ伝達線IO,/IO上の信号電位に
したがって、内部データ伝達線IO,/IOに接続され
る列に不良メモリセルが存在するか否かを判定し、該判
定結果を示す信号ERRORを発生する。
み、この内部データ伝達線IO,/IOを所定の高電位
(“H”レベル)にプリチャージする。ラインテスト回
路5は、テストモード指示信号/LTEに応答して活性
化され、内部データ伝達線IO,/IO上の信号電位に
したがって、内部データ伝達線IO,/IOに接続され
る列に不良メモリセルが存在するか否かを判定し、該判
定結果を示す信号ERRORを発生する。
【0069】入出力回路6は、データ読出時において
は、内部データ伝達線IO,/IO上に読出されたデー
タから外部データDout生成する。データ書込時にお
いては、書込指示信号/WDEに応答して、外部書込デ
ータDinから内部書込データを生成し、該生成した内
部書込データを内部データ伝達線IO,/IO上へ伝達
する。
は、内部データ伝達線IO,/IO上に読出されたデー
タから外部データDout生成する。データ書込時にお
いては、書込指示信号/WDEに応答して、外部書込デ
ータDinから内部書込データを生成し、該生成した内
部書込データを内部データ伝達線IO,/IO上へ伝達
する。
【0070】この半導体記憶装置は、さらに周辺回路と
して、外部から与えられる制御信号、すなわちロウアド
レスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WEに応
答して各種内部制御信号を発生する制御信号発生回路4
05と、センス・入出力ゲート1の動作を制御するため
の制御信号φTを発生するφT発生回路404を含む。
制御信号発生回路405から発生される内部制御信号と
して、メモリセルアレイ3における各列の電位のイコラ
イズおよびプリチャージを指示するイコライズ信号φE
と、ラインテストモードを指示するテストモード指示信
号/LTEと、入出力回路6へ与えられる書込指示信号
/WDEとが代表的に示される。
して、外部から与えられる制御信号、すなわちロウアド
レスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストロー
ブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WEに応
答して各種内部制御信号を発生する制御信号発生回路4
05と、センス・入出力ゲート1の動作を制御するため
の制御信号φTを発生するφT発生回路404を含む。
制御信号発生回路405から発生される内部制御信号と
して、メモリセルアレイ3における各列の電位のイコラ
イズおよびプリチャージを指示するイコライズ信号φE
と、ラインテストモードを指示するテストモード指示信
号/LTEと、入出力回路6へ与えられる書込指示信号
/WDEとが代表的に示される。
【0071】この図1に示す構成においては、テストモ
ード指示信号/LTEは、外部制御信号/RAS、/C
ASおよび/WEの状態の組合せ(たとえばライトイネ
ーブル・CASビフォRAS;WCbR)のタイミング
で発生される。このテストモード指示信号/LTEは外
部から直接与えられる構成が用いられてもよい。
ード指示信号/LTEは、外部制御信号/RAS、/C
ASおよび/WEの状態の組合せ(たとえばライトイネ
ーブル・CASビフォRAS;WCbR)のタイミング
で発生される。このテストモード指示信号/LTEは外
部から直接与えられる構成が用いられてもよい。
【0072】さらに、この図1に示す構成においては、
入出力回路6は、外部書込データDinと外部読出デー
タDoutを別々の端子を介して入出力するように示し
ている。外部部データを入力する端子と出力する端子と
は同一端子が用いられる構成であってもよい。この場
合、入出力回路6へはさらに出力状態を制御するための
内部制御信号/ODEが与えられる。この出力イネーブ
ル制御信号/ODEは外部から与えられる出力イネーブ
ル信号/OEに応答して制御信号発生回路405から発
生される。この構成が用いられてもよいが、以下の説明
においては、データの入出力は別々のピン端子を介して
行なわれるものとして説明する。
入出力回路6は、外部書込データDinと外部読出デー
タDoutを別々の端子を介して入出力するように示し
ている。外部部データを入力する端子と出力する端子と
は同一端子が用いられる構成であってもよい。この場
合、入出力回路6へはさらに出力状態を制御するための
内部制御信号/ODEが与えられる。この出力イネーブ
ル制御信号/ODEは外部から与えられる出力イネーブ
ル信号/OEに応答して制御信号発生回路405から発
生される。この構成が用いられてもよいが、以下の説明
においては、データの入出力は別々のピン端子を介して
行なわれるものとして説明する。
【0073】φT発生回路404は、制御信号/RAS
と列アドレスの変化時点を検出する信号CATDとに応
答して制御信号φTを発生する。次にこの図1に示す各
ブロックの具体的構成について説明する。
と列アドレスの変化時点を検出する信号CATDとに応
答して制御信号φTを発生する。次にこの図1に示す各
ブロックの具体的構成について説明する。
【0074】図2は、図1に示す半導体記憶装置のメモ
リセルアレイの2列に関連する回路部分の詳細な構成を
示す図である。このメモリセルアレイ3は、256行2
56列のマトリクス状に配列されたメモリセルを含む。
リセルアレイの2列に関連する回路部分の詳細な構成を
示す図である。このメモリセルアレイ3は、256行2
56列のマトリクス状に配列されたメモリセルを含む。
【0075】図2を参照して、代表的に例示された2本
の列線はビット線対BL1,/BL1とビット線対BL
2,/BL2を含む。ワード線WL1〜WL256の各
々には1行のメモリセルが接続される。各列線とワード
線との交点に1個のメモリセルが配置される。すなわち
ワード線WL1とビット線BL1,BL2の交点にそれ
ぞれメモリセルMC1,1およびMC2,1が配置され
る。ワード線WL2と相補ビット線/BL1,/BL2
の交点にそれぞれメモリセルMC1,2、およびMC
2,2が配置される。ワード線WL256と相補ビット
線/BL,/BL2との交点にそれぞれメモリセルMC
1,256およびMC2,256が配置される。メモリ
セルMC(メモリセルを総称的に示す)は、ダイナミッ
ク型メモリセルを備え、情報を記憶するためのメモリセ
ルキャパシタ(115、116、117、118、11
9および120)とメモリセルキャパシタを対応のビッ
ト線(BLまたは/BL)へ接続するための転送ゲート
トランジスタ(25、26、27、28、29および3
0)を含む。
の列線はビット線対BL1,/BL1とビット線対BL
2,/BL2を含む。ワード線WL1〜WL256の各
々には1行のメモリセルが接続される。各列線とワード
線との交点に1個のメモリセルが配置される。すなわち
ワード線WL1とビット線BL1,BL2の交点にそれ
ぞれメモリセルMC1,1およびMC2,1が配置され
る。ワード線WL2と相補ビット線/BL1,/BL2
の交点にそれぞれメモリセルMC1,2、およびMC
2,2が配置される。ワード線WL256と相補ビット
線/BL,/BL2との交点にそれぞれメモリセルMC
1,256およびMC2,256が配置される。メモリ
セルMC(メモリセルを総称的に示す)は、ダイナミッ
ク型メモリセルを備え、情報を記憶するためのメモリセ
ルキャパシタ(115、116、117、118、11
9および120)とメモリセルキャパシタを対応のビッ
ト線(BLまたは/BL)へ接続するための転送ゲート
トランジスタ(25、26、27、28、29および3
0)を含む。
【0076】プリチャージ/イコライズ回路2は、イコ
ライズ信号(プリチャージ指示信号)φEに応答して各
ビット線対BL1 ,/BL1およびBL2 ,/BL2を
所定のプリチャージ電位(通常電源電位Vccの1/
2)にプリチャージしかつビット線対の電位をイコライ
ズする。ビット線対BL1,/BL1に対してはプリチ
ャージトランジスタ19、20が設けられ、かつイコラ
イズトランジスタ21が設けられる。ビット線対BL
2,/BL2に対しては、プリチャージトランジスタ2
2および23が設けられ、かつイコライズトランジスタ
24が設けられる。このイコライズトランジスタおよび
プリチャージトランジスタの構成および動作は従来の半
導体記憶装置のそれと同様である。
ライズ信号(プリチャージ指示信号)φEに応答して各
ビット線対BL1 ,/BL1およびBL2 ,/BL2を
所定のプリチャージ電位(通常電源電位Vccの1/
2)にプリチャージしかつビット線対の電位をイコライ
ズする。ビット線対BL1,/BL1に対してはプリチ
ャージトランジスタ19、20が設けられ、かつイコラ
イズトランジスタ21が設けられる。ビット線対BL
2,/BL2に対しては、プリチャージトランジスタ2
2および23が設けられ、かつイコライズトランジスタ
24が設けられる。このイコライズトランジスタおよび
プリチャージトランジスタの構成および動作は従来の半
導体記憶装置のそれと同様である。
【0077】センス・入出力ゲート1は、P型センスア
ンプ駆動信号φPに応答して各ビット線対BL1,/B
L1およびBL2,/BL2の電位を差動的に増幅する
ためのP型センスアンプPSA1およびPSA2と、読
出ゲートとセンスアンプとが共用された増幅回路NSA
1およびNSA2を含む。
ンプ駆動信号φPに応答して各ビット線対BL1,/B
L1およびBL2,/BL2の電位を差動的に増幅する
ためのP型センスアンプPSA1およびPSA2と、読
出ゲートとセンスアンプとが共用された増幅回路NSA
1およびNSA2を含む。
【0078】ビット線対BL1,/BL1に対して設け
られたP型センスアンプPSA1は、交差結合された1
対のpチャネルMOSトランジスタ31および32を含
む。ビット線対BL2,/BL2に対して設けられたP
型センスアンプPSA2は、一対の交差結合されたpチ
ャネルMOSトランジスタ33および34を含む。この
P型センスアンプPSA1およびPSA2は、P型セン
スアンプ駆動信号φPに応答して活性化され、対応のビ
ット線対のうち高電位のビット線電位を“H”レベルに
まで上昇させる。
られたP型センスアンプPSA1は、交差結合された1
対のpチャネルMOSトランジスタ31および32を含
む。ビット線対BL2,/BL2に対して設けられたP
型センスアンプPSA2は、一対の交差結合されたpチ
ャネルMOSトランジスタ33および34を含む。この
P型センスアンプPSA1およびPSA2は、P型セン
スアンプ駆動信号φPに応答して活性化され、対応のビ
ット線対のうち高電位のビット線電位を“H”レベルに
まで上昇させる。
【0079】ビット線対BL1,/BL1に対して設け
られた増幅回路NSA1は、交差結合された1対のnチ
ャネルMOSトランジスタ9および10と、分離手段と
してのnチャネルMOSトランジスタ11および12を
含む。MOSトランジスタ9はそのゲートがビット線B
L1に接続され、一方導通端子(ドレイン)がラッチノ
ード/LN1に接続され、その他方導通端子(ソース)
が接地電位Vssに接続される。MOSトランジスタ1
0はそのゲートが相補ビット線/BL1に接続され、そ
の一方導通端子がラッチノードLN1に接続され、その
他方導通端子が接地電位Vssに接続される。
られた増幅回路NSA1は、交差結合された1対のnチ
ャネルMOSトランジスタ9および10と、分離手段と
してのnチャネルMOSトランジスタ11および12を
含む。MOSトランジスタ9はそのゲートがビット線B
L1に接続され、一方導通端子(ドレイン)がラッチノ
ード/LN1に接続され、その他方導通端子(ソース)
が接地電位Vssに接続される。MOSトランジスタ1
0はそのゲートが相補ビット線/BL1に接続され、そ
の一方導通端子がラッチノードLN1に接続され、その
他方導通端子が接地電位Vssに接続される。
【0080】分離手段としての分離トランジスタ11は
相補ビット線/BL1とラッチノード/LN1との間に
設けられる。分離トランジスタ12はビット線BL1と
ラッチノードLN1の間に設けられる。
相補ビット線/BL1とラッチノード/LN1との間に
設けられる。分離トランジスタ12はビット線BL1と
ラッチノードLN1の間に設けられる。
【0081】ビット線対BL2および/BL2に対して
設けられた増幅回路NSA2は一対の交差結合されたn
チャネルMOSトランジスタ15および16と、分離手
段としてのトランジスタ17および18を含む。トラン
ジスタ15のゲートはビット線BL2に接続され、その
一方導通端子がラッチノード/LN2に接続される。M
OSトランジスタ16はそのゲートが相補ビット線/B
L2に接続され、その一方導通端子がラッチノードLN
2に接続され、その他方導通端子が接地電位Vssに接
続される。分離トランジスタ17は相補ビット線/BL
2とラッチノード/LN2との間に設けられる。分離ト
ランジスタ18は、ビット線BL2とラッチノードLN
2との間に設けられる。
設けられた増幅回路NSA2は一対の交差結合されたn
チャネルMOSトランジスタ15および16と、分離手
段としてのトランジスタ17および18を含む。トラン
ジスタ15のゲートはビット線BL2に接続され、その
一方導通端子がラッチノード/LN2に接続される。M
OSトランジスタ16はそのゲートが相補ビット線/B
L2に接続され、その一方導通端子がラッチノードLN
2に接続され、その他方導通端子が接地電位Vssに接
続される。分離トランジスタ17は相補ビット線/BL
2とラッチノード/LN2との間に設けられる。分離ト
ランジスタ18は、ビット線BL2とラッチノードLN
2との間に設けられる。
【0082】制御信号φTが“H”の場合、分離トラン
ジスタ11、12、17および18は導通状態となる。
これにより、増幅回路NSA1、NSA2は、従来と同
様のN型センスアンプとして機能し、対応のビット線対
BL,/BLのうち低電位のビット線の電位を低下させ
る。制御信号φTが“L”の場合、分離トランジスタ1
1、12、17および18は非導通状態になる。この場
合、増幅回路NSA1およびNSA2は、従来のIO分
離型の半導体記憶装置における読出ゲートと同様の機能
を実行する。すなわちこの分離トランジスタ11、1
2、17および18は、増幅回路NSA1およびNSA
2のラッチノードLNと、電位検出ノード(MOSトラ
ンジスタ(9,10,15および16)とビット線(/
BL1,BL1、/BL2,BL2)との接続点)を分
離/接続することにより増幅回路をN型センスアンプま
たは読出ゲートとして機能させる。
ジスタ11、12、17および18は導通状態となる。
これにより、増幅回路NSA1、NSA2は、従来と同
様のN型センスアンプとして機能し、対応のビット線対
BL,/BLのうち低電位のビット線の電位を低下させ
る。制御信号φTが“L”の場合、分離トランジスタ1
1、12、17および18は非導通状態になる。この場
合、増幅回路NSA1およびNSA2は、従来のIO分
離型の半導体記憶装置における読出ゲートと同様の機能
を実行する。すなわちこの分離トランジスタ11、1
2、17および18は、増幅回路NSA1およびNSA
2のラッチノードLNと、電位検出ノード(MOSトラ
ンジスタ(9,10,15および16)とビット線(/
BL1,BL1、/BL2,BL2)との接続点)を分
離/接続することにより増幅回路をN型センスアンプま
たは読出ゲートとして機能させる。
【0083】このセンスアンプ・入出力、テストゲート
1は、さらに列選択信号Y1に応答してビット線対BL
1,/BL1を内部データ伝達線IO,/IOへ接続す
る列選択ゲート7,8と、列選択信号Y2に応答してビ
ット線対BL2,/BL2を内部データ伝達線IO,/
IOへ接続する列選択ゲート13,14を含む。この列
選択ゲート7,8,13および14は、それぞれ増幅回
路NSA1およびNSA2のラッチノードLN,/LN
をそれぞれ内部データ伝達線対IO,/IOへ接続す
る。
1は、さらに列選択信号Y1に応答してビット線対BL
1,/BL1を内部データ伝達線IO,/IOへ接続す
る列選択ゲート7,8と、列選択信号Y2に応答してビ
ット線対BL2,/BL2を内部データ伝達線IO,/
IOへ接続する列選択ゲート13,14を含む。この列
選択ゲート7,8,13および14は、それぞれ増幅回
路NSA1およびNSA2のラッチノードLN,/LN
をそれぞれ内部データ伝達線対IO,/IOへ接続す
る。
【0084】なお、増幅回路NSA1およびNSA2に
おいて、各トランジスタのゲートとビット線との接続点
を便宜的に検出ノードと称するのは、このゲートによ
り、対応のビット線上の電位が検出されるためである。
また各MOSトランジスタの一方導通端子とビット線と
の交点を便宜的にラッチノードと称するのは、このゲー
トへ与えられた電位が増幅され、ラッチノードへ伝達さ
れ、分離トランジスタが導通状態の場合このラッチノー
ドに増幅されたデータがラッチされるためである。
おいて、各トランジスタのゲートとビット線との接続点
を便宜的に検出ノードと称するのは、このゲートによ
り、対応のビット線上の電位が検出されるためである。
また各MOSトランジスタの一方導通端子とビット線と
の交点を便宜的にラッチノードと称するのは、このゲー
トへ与えられた電位が増幅され、ラッチノードへ伝達さ
れ、分離トランジスタが導通状態の場合このラッチノー
ドに増幅されたデータがラッチされるためである。
【0085】図3は、図1に示す負荷回路、ラインテス
ト回路および入出力回路の具体的構成の一例を示す図で
ある。負荷回路4は、制御信号φAに応答して、電源電
位Vccを伝達するためのpチャネルMOSトランジス
タ35および36と、トランジスタ35および36から
伝達された信号電位をそのしきい値電圧Vthだけ低下
させて内部データ伝達線/IOおよびIOへ伝達するp
チャネルMOSトランジスタ37および40と、この内
部データ伝達線IOおよび/IO上の電位を検出するた
めのpチャネルMOSトランジスタ38および39と、
この内部データ伝達線IOおよび/IOの電位をイコラ
イズするためのpチャネルMOSトランジスタ41を含
む。
ト回路および入出力回路の具体的構成の一例を示す図で
ある。負荷回路4は、制御信号φAに応答して、電源電
位Vccを伝達するためのpチャネルMOSトランジス
タ35および36と、トランジスタ35および36から
伝達された信号電位をそのしきい値電圧Vthだけ低下
させて内部データ伝達線/IOおよびIOへ伝達するp
チャネルMOSトランジスタ37および40と、この内
部データ伝達線IOおよび/IO上の電位を検出するた
めのpチャネルMOSトランジスタ38および39と、
この内部データ伝達線IOおよび/IOの電位をイコラ
イズするためのpチャネルMOSトランジスタ41を含
む。
【0086】トランジスタ37および38は並列に接続
され、トランジスタ39および40が並列に接続され
る。トランジスタ38のゲートは内部データ伝達線IO
へ接続され、トランジスタ39のゲートは相補内部デー
タ伝達線/IOに接続される。トランジスタ37および
40はダイオード接続されており、負荷抵抗として機能
するとともに、内部データ伝達線IO,/IOの電位を
決定する。この負荷回路4の動作について次に簡単に説
明する。
され、トランジスタ39および40が並列に接続され
る。トランジスタ38のゲートは内部データ伝達線IO
へ接続され、トランジスタ39のゲートは相補内部デー
タ伝達線/IOに接続される。トランジスタ37および
40はダイオード接続されており、負荷抵抗として機能
するとともに、内部データ伝達線IO,/IOの電位を
決定する。この負荷回路4の動作について次に簡単に説
明する。
【0087】制御信号φAはデータ書込時以外は“L”
に設定される。書込時の場合、この負荷回路は機能せ
ず、内部データ伝達線IO,/IOの信号電位は書込デ
ータに対応した電位に設定される。
に設定される。書込時の場合、この負荷回路は機能せ
ず、内部データ伝達線IO,/IOの信号電位は書込デ
ータに対応した電位に設定される。
【0088】制御信号φBはスタンバイ時または内部デ
ータ伝達線リセット時にのみ“L”となり、内部データ
伝達線IO,/IOの電位をイコライズする。
ータ伝達線リセット時にのみ“L”となり、内部データ
伝達線IO,/IOの電位をイコライズする。
【0089】内部データ伝達線IO,/IOにデータが
読出されない状態下では、内部データ伝達線IO,/I
Oはトランジスタ37および40を介してそれぞれ電位
Vcc−Vthに設定される。ここで制御信号φAは与
えられた電源電位Vccをすべて通過させるレベルに設
定されるものとして説明する。
読出されない状態下では、内部データ伝達線IO,/I
Oはトランジスタ37および40を介してそれぞれ電位
Vcc−Vthに設定される。ここで制御信号φAは与
えられた電源電位Vccをすべて通過させるレベルに設
定されるものとして説明する。
【0090】今、内部データ伝達線IO,/IOにメモ
リセルのデータが読出され、ノードNAの電位がノード
NBの電位よりも少し低くなった場合を考える。この場
合、トランジスタ39および40においては、トランジ
スタ39を介して電流が内部データ伝達線IOへ流れ
る。トランジスタ対37および38においては、トラン
ジスタ38のゲート電位はトランジスタ37のゲート電
位よりも高いため、トランジスタ38がオフ状態とな
る。このとき、トランジスタ37は負荷抵抗として機能
しており、僅かな電流しか流さない。これにより、図2
に示す増幅回路に含まれる放電トランジスタにより内部
データ伝達線/IOの電位が内部伝達線IOの電位より
もより下降する。ビット線対BL,/BLの電位がセン
ス動作によりフル電圧レベルの“H”および“L”まで
増幅されると、このノードNBの電位は再び元の“H”
(この場合Vcc−Vth)のレベルまで上昇する(放
電経路が完全になくなるため)。
リセルのデータが読出され、ノードNAの電位がノード
NBの電位よりも少し低くなった場合を考える。この場
合、トランジスタ39および40においては、トランジ
スタ39を介して電流が内部データ伝達線IOへ流れ
る。トランジスタ対37および38においては、トラン
ジスタ38のゲート電位はトランジスタ37のゲート電
位よりも高いため、トランジスタ38がオフ状態とな
る。このとき、トランジスタ37は負荷抵抗として機能
しており、僅かな電流しか流さない。これにより、図2
に示す増幅回路に含まれる放電トランジスタにより内部
データ伝達線/IOの電位が内部伝達線IOの電位より
もより下降する。ビット線対BL,/BLの電位がセン
ス動作によりフル電圧レベルの“H”および“L”まで
増幅されると、このノードNBの電位は再び元の“H”
(この場合Vcc−Vth)のレベルまで上昇する(放
電経路が完全になくなるため)。
【0091】この負荷回路4のpチャネルMOSトラン
ジスタからなるプルアップステージと、増幅回路に含ま
れる放電トランジスタとから対称的カレントミラー増幅
器が構成される。トランジスタ37および40はノード
NAおよびNBの電位レベルを決定するとともに、この
ノードNA、NBの電位レベルの比較基準値を与えてい
る。
ジスタからなるプルアップステージと、増幅回路に含ま
れる放電トランジスタとから対称的カレントミラー増幅
器が構成される。トランジスタ37および40はノード
NAおよびNBの電位レベルを決定するとともに、この
ノードNA、NBの電位レベルの比較基準値を与えてい
る。
【0092】テスト回路5は、内部データ伝達線IO,
/IO上の信号電位とテストモード指示信号/LTEを
受ける3入力NORゲート回路46を含む。このテスト
回路5に含まれるNORゲート回路46は、与えられた
3入力がすべて“L”のときに不良メモリセルの存在を
示すために、信号ERRORを“H”に立ち上げる。
/IO上の信号電位とテストモード指示信号/LTEを
受ける3入力NORゲート回路46を含む。このテスト
回路5に含まれるNORゲート回路46は、与えられた
3入力がすべて“L”のときに不良メモリセルの存在を
示すために、信号ERRORを“H”に立ち上げる。
【0093】入出力回路6は、内部データ伝達線IO上
の信号電位をその正入力に受け、内部データ伝達線/I
O上のデータをその負入力に受ける差動増幅器42を含
む。差動増幅器42から外部データDoutが出力され
る。入出力回路6はさらに、書込指示信号/WDEに応
答して活性化されるトライステートバッファ43および
44と、外部からのデータDinを反転するインバータ
45を含む。インバータ45の出力は、トライステート
バッファ43へ与えられる。トライステートバッファ4
4は外部データDinを直接受ける。トライステートバ
ッファ43の出力は内部データ伝達線/IOへ伝達さ
れ、トライステートバッファ44の出力は内部データ伝
達線IO上へ伝達される。次に動作についてその動作波
形図である図4を参照して説明する。以下の動作説明に
おいては次の仮定が用いられる。選択されるメモリセル
はワード線WL1とビット線BL1との交点に存在する
メモリセルMC1,1である。メモリセルMC1,1は
“H”のデータを記憶している。メモリセルMC2,1
もまた“H”のデータを記憶している。メモリセルMC
1,1からデータが読出される。“L”のデータがメモ
リセルMC2,1へ書込まれる。
の信号電位をその正入力に受け、内部データ伝達線/I
O上のデータをその負入力に受ける差動増幅器42を含
む。差動増幅器42から外部データDoutが出力され
る。入出力回路6はさらに、書込指示信号/WDEに応
答して活性化されるトライステートバッファ43および
44と、外部からのデータDinを反転するインバータ
45を含む。インバータ45の出力は、トライステート
バッファ43へ与えられる。トライステートバッファ4
4は外部データDinを直接受ける。トライステートバ
ッファ43の出力は内部データ伝達線/IOへ伝達さ
れ、トライステートバッファ44の出力は内部データ伝
達線IO上へ伝達される。次に動作についてその動作波
形図である図4を参照して説明する。以下の動作説明に
おいては次の仮定が用いられる。選択されるメモリセル
はワード線WL1とビット線BL1との交点に存在する
メモリセルMC1,1である。メモリセルMC1,1は
“H”のデータを記憶している。メモリセルMC2,1
もまた“H”のデータを記憶している。メモリセルMC
1,1からデータが読出される。“L”のデータがメモ
リセルMC2,1へ書込まれる。
【0094】時刻t0において、イコライズ(プリチャ
ージ指示)信号φEが“L”に立ち下がりかつIOイコ
ライズ信号φBが“H”に立ち上がり、メモリサイクル
が開始される。内部データ伝達線IO,/IOはイコラ
イズ状態から開放されるものの、負荷回路4に含まれる
pチャネルMOSトランジスタからなるプルアップステ
ージにより“H”(正確にはVcc−Vthのレベル)
にプリチャージされる。メモリセルアレイ3のビット線
BL1、,/BL1、BL2,/BL2は中間電位のプ
リチャージ電位VHでフローティング状態とされる。
ージ指示)信号φEが“L”に立ち下がりかつIOイコ
ライズ信号φBが“H”に立ち上がり、メモリサイクル
が開始される。内部データ伝達線IO,/IOはイコラ
イズ状態から開放されるものの、負荷回路4に含まれる
pチャネルMOSトランジスタからなるプルアップステ
ージにより“H”(正確にはVcc−Vthのレベル)
にプリチャージされる。メモリセルアレイ3のビット線
BL1、,/BL1、BL2,/BL2は中間電位のプ
リチャージ電位VHでフローティング状態とされる。
【0095】時刻t1において、行デコーダ403から
行選択信号WL1が発生され、ワード線WL1の電位が
“H”に上昇する。ここで、信号とその信号が伝達され
る信号線は同一の符号を用いている。このときほぼ同時
に、列デコーダ402から列選択信号Y1が発生され
る。制御信号φTは“L”の状態にある。
行選択信号WL1が発生され、ワード線WL1の電位が
“H”に上昇する。ここで、信号とその信号が伝達され
る信号線は同一の符号を用いている。このときほぼ同時
に、列デコーダ402から列選択信号Y1が発生され
る。制御信号φTは“L”の状態にある。
【0096】ワード線WL1の電位が上昇することによ
りメモリセルMC1,1およびMC2,1が保持する
“H”のデータがビット線BL1およびBL2へ伝達さ
れる。これにより、ビット線BL1およびBL2の電位
が少し上昇する。
りメモリセルMC1,1およびMC2,1が保持する
“H”のデータがビット線BL1およびBL2へ伝達さ
れる。これにより、ビット線BL1およびBL2の電位
が少し上昇する。
【0097】制御信号φTは“L”の状態にあり、増幅
回路NSA1およびNSA2の検出ノードとラッチノー
ドとは分離されている。ラッチノードLN1,/LN1
は列選択ゲート8および7を介して内部データ伝達線I
O,/IOへ接続されている。このビット線BL1,/
BL1に生じた微小電位差がトランジスタ9および10
で検出される。すなわち、トランジスタ9の導電率がト
ランジスタ10の導電率よりも高くなり、ラッチノード
/LN1を介しての放電による内部データ伝達線/IO
の電位下降が、ラッチノードLN1を介しての放電によ
る内部データ伝達線IOの電位下降よりも大きくなる。
回路NSA1およびNSA2の検出ノードとラッチノー
ドとは分離されている。ラッチノードLN1,/LN1
は列選択ゲート8および7を介して内部データ伝達線I
O,/IOへ接続されている。このビット線BL1,/
BL1に生じた微小電位差がトランジスタ9および10
で検出される。すなわち、トランジスタ9の導電率がト
ランジスタ10の導電率よりも高くなり、ラッチノード
/LN1を介しての放電による内部データ伝達線/IO
の電位下降が、ラッチノードLN1を介しての放電によ
る内部データ伝達線IOの電位下降よりも大きくなる。
【0098】この内部データ伝達線IO,/IOに生じ
た電位差は入出力回路6に含まれる差動増幅器42によ
り検出される。差動増幅器42は、その正入力に内部デ
ータ伝達線IO上の信号を受けている。したがってこの
場合、差動増幅器42からは“H”の信号が外部読出デ
ータDoutとして出力される。
た電位差は入出力回路6に含まれる差動増幅器42によ
り検出される。差動増幅器42は、その正入力に内部デ
ータ伝達線IO上の信号を受けている。したがってこの
場合、差動増幅器42からは“H”の信号が外部読出デ
ータDoutとして出力される。
【0099】時刻t2においてp型センスアンプ駆動信
号φPが中間電位から“H”に立ち上がる。これにより
pチャネルセンスアンプPSA1およびPSA2が活性
化され、ビット線BL1およびBL2の電位が上昇す
る。
号φPが中間電位から“H”に立ち上がる。これにより
pチャネルセンスアンプPSA1およびPSA2が活性
化され、ビット線BL1およびBL2の電位が上昇す
る。
【0100】時刻t3において分離制御信号φTが
“H”に立ち上がる。これにより分離トランジスタ1
1、12、17および18が導通状態となり、増幅回路
NSA1およびNSA2が交差結合されたN型センスア
ンプとして機能し、各ラッチノードLN1,/LN1お
よびLN2,/LN2の電位がその検出ノードに接続さ
れ、ビット線/BL1および/BL2の電位が低下す
る。
“H”に立ち上がる。これにより分離トランジスタ1
1、12、17および18が導通状態となり、増幅回路
NSA1およびNSA2が交差結合されたN型センスア
ンプとして機能し、各ラッチノードLN1,/LN1お
よびLN2,/LN2の電位がその検出ノードに接続さ
れ、ビット線/BL1および/BL2の電位が低下す
る。
【0101】ここで図4において、時刻t3において制
御信号φTが“H”に立ち上がったとき、ビット線/B
L1の電位が上昇しているのは、ビット線/BL1がト
ランジスタ7および11を介して内部データ伝達線/I
Oへ接続されるためである。
御信号φTが“H”に立ち上がったとき、ビット線/B
L1の電位が上昇しているのは、ビット線/BL1がト
ランジスタ7および11を介して内部データ伝達線/I
Oへ接続されるためである。
【0102】時刻t3において、N型センスアンプが活
性化されると、トランジスタ10の放電動作が行なわれ
なくなり、内部データ伝達線IOの電位は負荷回路4か
らの電流により上昇する。内部データ伝達線/IOの電
位は放電トランジスタ9の放電動作と負荷回路4からの
電流供給との釣り合ったレベルに安定する。
性化されると、トランジスタ10の放電動作が行なわれ
なくなり、内部データ伝達線IOの電位は負荷回路4か
らの電流により上昇する。内部データ伝達線/IOの電
位は放電トランジスタ9の放電動作と負荷回路4からの
電流供給との釣り合ったレベルに安定する。
【0103】このP型センスアンプPSA1およびPS
A2とN型センスアンプとして機能する増幅回路NSA
1およびNSA2の増幅動作によりメモリセルMC1,
1およびMC2,1のメモリセルキャパシタ115およ
び118には、最初保持していた“H”のデータが再書
込みされる。
A2とN型センスアンプとして機能する増幅回路NSA
1およびNSA2の増幅動作によりメモリセルMC1,
1およびMC2,1のメモリセルキャパシタ115およ
び118には、最初保持していた“H”のデータが再書
込みされる。
【0104】時刻t4において、内部書込指示信号/W
DEを“L”に立ち下げる。これにより、トライステー
トバッファ43および44が活性化される。内部書込デ
ータDinは“L”のデータである。したがって、内部
書込データ伝達IOの電位が“L”となり、相補内部デ
ータ伝達線/IOの電位が“H”となる。
DEを“L”に立ち下げる。これにより、トライステー
トバッファ43および44が活性化される。内部書込デ
ータDinは“L”のデータである。したがって、内部
書込データ伝達IOの電位が“L”となり、相補内部デ
ータ伝達線/IOの電位が“H”となる。
【0105】この時刻t4において内部書込指示信号/
WDEが発生されるとき、同時に、またIO線プリチャ
ージ指示信号φAが“H”に立ち上がり、内部データ伝
達線IO,/IOの電位のプルアップ動作が禁止され
る。これにより、内部データ伝達線IO,/IOの電位
は書込データDinに対応した値に設定される。この内
部データ伝達線IO,/IOの信号電位は、トランジス
タ7,8,11および12を介してビット線BL1およ
び/BL1上へ伝達される。ビット線BL1の電位が
“L”に、相補ビット線/BL1の電位が“H”となり
メモリセルMC1,1へは“L”のデータが書込まれ
る。
WDEが発生されるとき、同時に、またIO線プリチャ
ージ指示信号φAが“H”に立ち上がり、内部データ伝
達線IO,/IOの電位のプルアップ動作が禁止され
る。これにより、内部データ伝達線IO,/IOの電位
は書込データDinに対応した値に設定される。この内
部データ伝達線IO,/IOの信号電位は、トランジス
タ7,8,11および12を介してビット線BL1およ
び/BL1上へ伝達される。ビット線BL1の電位が
“L”に、相補ビット線/BL1の電位が“H”となり
メモリセルMC1,1へは“L”のデータが書込まれ
る。
【0106】続いてメモリセルMC2,1のデータの読
出動作について説明する。この図10においては、1つ
のメモリサイクルにおいて連続してメモリセルMC1,
1およびMC2,1へアクセスする場合が示される。こ
れは、通常のページモード、スタティックコラムモード
などの高速アクセスモードを考えればよい。
出動作について説明する。この図10においては、1つ
のメモリサイクルにおいて連続してメモリセルMC1,
1およびMC2,1へアクセスする場合が示される。こ
れは、通常のページモード、スタティックコラムモード
などの高速アクセスモードを考えればよい。
【0107】時刻t5において、内部データ伝達線I
O,/IOをリセット状態とするために、制御信号φA
が“L”に立ち下がり、一方IO線イコライズ信号φB
が“L”に立ち下がる。これにより、内部データ伝達線
IO,/IOの電位は所定の電位レベルにプリチャージ
されかつイコライズされる。この状態においては、列選
択信号Y1は“L”に立ち下がっており、列選択動作は
実行されておらず、すべてのビット線対は内部データ伝
達線IO,/IOと切離されている。
O,/IOをリセット状態とするために、制御信号φA
が“L”に立ち下がり、一方IO線イコライズ信号φB
が“L”に立ち下がる。これにより、内部データ伝達線
IO,/IOの電位は所定の電位レベルにプリチャージ
されかつイコライズされる。この状態においては、列選
択信号Y1は“L”に立ち下がっており、列選択動作は
実行されておらず、すべてのビット線対は内部データ伝
達線IO,/IOと切離されている。
【0108】時刻t6において、IO線イコライズ信号
φBが“H”となり、内部データ伝達線IO,/IOの
イコライズ動作が完了する。また時刻t6において、列
デコーダ420により列選択信号Y2が発生され、ビッ
ト線BL2,/BL2が内部データ伝達線IO,/IO
へ接続される。ビット線BL2,/BL2の電位はそれ
ぞれこの接続により少し変化する。制御信号φTは
“H”の状態にある。このため、ビット線BL2,/B
L2の電位が内部データ伝達線IO,/IOに伝達され
る。ビット線BL2の電位はビット線/BL2の電位よ
りも高い。このため、内部データ伝達線IOの電位は内
部データ伝達線/IOの電位よりも高くなる。差動増幅
器42はその正入力に内部データ伝達線IO上の信号を
受けかつその負入力に相補内部データ伝達線/IOの信
号電位を受けている。これにより、差動増幅器42から
は“H”の出力データDoutが出力される。
φBが“H”となり、内部データ伝達線IO,/IOの
イコライズ動作が完了する。また時刻t6において、列
デコーダ420により列選択信号Y2が発生され、ビッ
ト線BL2,/BL2が内部データ伝達線IO,/IO
へ接続される。ビット線BL2,/BL2の電位はそれ
ぞれこの接続により少し変化する。制御信号φTは
“H”の状態にある。このため、ビット線BL2,/B
L2の電位が内部データ伝達線IO,/IOに伝達され
る。ビット線BL2の電位はビット線/BL2の電位よ
りも高い。このため、内部データ伝達線IOの電位は内
部データ伝達線/IOの電位よりも高くなる。差動増幅
器42はその正入力に内部データ伝達線IO上の信号を
受けかつその負入力に相補内部データ伝達線/IOの信
号電位を受けている。これにより、差動増幅器42から
は“H”の出力データDoutが出力される。
【0109】ワード線駆動信号WL1および列選択信号
Y2、および制御信号φTがそれぞれ“L”に立ち下が
り、続いて時刻t7においてプリチャージ指示信号φE
が“H”に立ち上がり、IO線イコライズ信号φBが
“L”に立ち下がることにより、ビット線対の電位のイ
コライズおよび内部データ伝達線電位のイコライズが行
なわれ、次のデータの読出/書込動作に備える。
Y2、および制御信号φTがそれぞれ“L”に立ち下が
り、続いて時刻t7においてプリチャージ指示信号φE
が“H”に立ち上がり、IO線イコライズ信号φBが
“L”に立ち下がることにより、ビット線対の電位のイ
コライズおよび内部データ伝達線電位のイコライズが行
なわれ、次のデータの読出/書込動作に備える。
【0110】次に、各制御信号を発生するための回路構
成について順に説明する。以下の説明においては、ロウ
アドレスストローブ信号/RASをメモリサイクル規定
信号として利用している。しかしながら、行アドレスと
列アドレスがノンマルチプレクス方式で与えられる場
合、このロウアドレスストローブ信号/RASに代え
て、チップセレクト信号/CSが用いられてもよい。
成について順に説明する。以下の説明においては、ロウ
アドレスストローブ信号/RASをメモリサイクル規定
信号として利用している。しかしながら、行アドレスと
列アドレスがノンマルチプレクス方式で与えられる場
合、このロウアドレスストローブ信号/RASに代え
て、チップセレクト信号/CSが用いられてもよい。
【0111】図5(A)は内部データ伝達線を所定電位
にプルアップする制御信号φAを発生するための回路を
示す図である。図5(A)を参照して、φA発生回路9
01は、ライトイネーブル信号/WEとロウアドレスス
トローブ信号/RASとに応答して制御信号φAを発生
する。このφA発生回路901は図1に示す制御信号発
生回路405に含まれる。このφA発生回路901の動
作を、その動作波形図である図5(B)を参照して説明
する。
にプルアップする制御信号φAを発生するための回路を
示す図である。図5(A)を参照して、φA発生回路9
01は、ライトイネーブル信号/WEとロウアドレスス
トローブ信号/RASとに応答して制御信号φAを発生
する。このφA発生回路901は図1に示す制御信号発
生回路405に含まれる。このφA発生回路901の動
作を、その動作波形図である図5(B)を参照して説明
する。
【0112】φA発生回路901は、ロウアドレススト
ローブ信号/RASが“L”になると活性化され、ライ
トイネーブル信号/WEに応答して制御信号φAを発生
する。この制御信号φAは、内部書込指示信号/WDE
の反転信号である。
ローブ信号/RASが“L”になると活性化され、ライ
トイネーブル信号/WEに応答して制御信号φAを発生
する。この制御信号φAは、内部書込指示信号/WDE
の反転信号である。
【0113】図6(A)はIO線イコライズ信号φBを
発生する回路構成を示す図である。図6(A)を参照し
て、IO線イコライズ信号φBを発生する回路は、列ア
ドレスの変化時点を検出する列アドレス変化検出回路
(ATD回路)902と、ロウアドレスストローブ信号
/RASとATD回路902からの列アドレス変化検出
信号ATDとに応答してIO線イコライズ信号φBを発
生するφB発生回路903を含む。次にこの図6(A)
に示すIO線イコライズ信号φBを発生する回路の動作
についてその動作波形図である図6(B)を参照して説
明する。
発生する回路構成を示す図である。図6(A)を参照し
て、IO線イコライズ信号φBを発生する回路は、列ア
ドレスの変化時点を検出する列アドレス変化検出回路
(ATD回路)902と、ロウアドレスストローブ信号
/RASとATD回路902からの列アドレス変化検出
信号ATDとに応答してIO線イコライズ信号φBを発
生するφB発生回路903を含む。次にこの図6(A)
に示すIO線イコライズ信号φBを発生する回路の動作
についてその動作波形図である図6(B)を参照して説
明する。
【0114】φB発生回路903は、ロウアドレススト
ローブ信号/RASの立ち下がりに応答してIO線イコ
ライズ信号φBを“H”に立ち上げる。ATD回路90
2は列アドレス信号の変化時点を検出し列アドレス変化
検出信号ATDを発生する。φB発生回路903は、こ
の列アドレス変化検出信号ATDに応答して“H”のI
O線イコライズ信号φBを“L”に立ち下げる。φB発
生回路903は、この列アドレス変化検出信号ATDが
与えられてから所定時間(列アドレスがデコードされ、
列選択信号が発生されるまでの期間)が経過した後再び
IO線イコライズ信号φBを“H”に立ち上げる。φB
発生回路903は、ロウアドレスストローブ信号/RA
Sが“H”に立ち上がると、このIO線イコライズ信号
φBを“L”に立ち下げる。
ローブ信号/RASの立ち下がりに応答してIO線イコ
ライズ信号φBを“H”に立ち上げる。ATD回路90
2は列アドレス信号の変化時点を検出し列アドレス変化
検出信号ATDを発生する。φB発生回路903は、こ
の列アドレス変化検出信号ATDに応答して“H”のI
O線イコライズ信号φBを“L”に立ち下げる。φB発
生回路903は、この列アドレス変化検出信号ATDが
与えられてから所定時間(列アドレスがデコードされ、
列選択信号が発生されるまでの期間)が経過した後再び
IO線イコライズ信号φBを“H”に立ち上げる。φB
発生回路903は、ロウアドレスストローブ信号/RA
Sが“H”に立ち上がると、このIO線イコライズ信号
φBを“L”に立ち下げる。
【0115】列選択信号が発生されるまでにそのIO線
のイコライズ動作は完了しておればよいため、図4に示
す動作波形図においてIO線イコライズ信号φBは時刻
t1において“H”に立ち上がるように構成されてもよ
い。ATD回路920はアドレスバッファから与えられ
る列アドレス信号の変化を検出する構成とされてもよ
い。また、外部からの列アドレス信号の変化時点を検出
する構成とされてもよい。
のイコライズ動作は完了しておればよいため、図4に示
す動作波形図においてIO線イコライズ信号φBは時刻
t1において“H”に立ち上がるように構成されてもよ
い。ATD回路920はアドレスバッファから与えられ
る列アドレス信号の変化を検出する構成とされてもよ
い。また、外部からの列アドレス信号の変化時点を検出
する構成とされてもよい。
【0116】図7(A)に分離制御信号φTを発生する
ための回路構成を示す。図7(A)を参照して、φT発
生回路904は、ロウアドレスストローブ信号/RAS
を反転するインバータ回路905と、インバータ回路9
05の出力信号の立ち上りのみを遅延する立ち上がり遅
延回路906を含む。立ち上がり遅延回路906から分
離制御信号φTが発生される。次にこの図7(A)に示
す分離制御信号φT発生回路の動作についてその動作波
形図である図7(B)を参照して説明する。
ための回路構成を示す。図7(A)を参照して、φT発
生回路904は、ロウアドレスストローブ信号/RAS
を反転するインバータ回路905と、インバータ回路9
05の出力信号の立ち上りのみを遅延する立ち上がり遅
延回路906を含む。立ち上がり遅延回路906から分
離制御信号φTが発生される。次にこの図7(A)に示
す分離制御信号φT発生回路の動作についてその動作波
形図である図7(B)を参照して説明する。
【0117】ロウアドレスストローブ信号/RASが
“L”に立ち下がると、インバータ回路905の出力は
“H”に立ち上がる。立ち上がり遅延回路906は、こ
のインバータ回路905からの出力信号の立ち上がりを
遅延させて出力する。したがって、ロウアドレスストロ
ーブ信号/RASが“L”に立ち下がってから所定時間
経過した後に分離制御信号φTが“H”に立ち上がる。
ロウアドレスストローブ信号/RASが“H”に立ち上
がると、インバータ回路905の出力は“L”に立ち下
がる。これに応答して、立ち上がり遅延回路906から
の出力信号すなわち、分離制御信号φTも“L”に立ち
下がる。
“L”に立ち下がると、インバータ回路905の出力は
“H”に立ち上がる。立ち上がり遅延回路906は、こ
のインバータ回路905からの出力信号の立ち上がりを
遅延させて出力する。したがって、ロウアドレスストロ
ーブ信号/RASが“L”に立ち下がってから所定時間
経過した後に分離制御信号φTが“H”に立ち上がる。
ロウアドレスストローブ信号/RASが“H”に立ち上
がると、インバータ回路905の出力は“L”に立ち下
がる。これに応答して、立ち上がり遅延回路906から
の出力信号すなわち、分離制御信号φTも“L”に立ち
下がる。
【0118】図4に示す動作波形図のタイミングに従っ
て図1に示す半導体記憶装置は正確に動作する。しか
し、さらに半導体記憶装置の高集積化が進むと、メモリ
セルキャパシタの容量が小さくなる。この場合、図4に
示す動作波形図における時刻t1から時刻t2の間に各
ビット線対BL1,/BL1およびBL2,/BL2に
生じる電位差が小さくなる。P型センスアンプPSA1
およびPSA2は時刻t2からセンス動作を開始する。
センスされるべき電位差が小さいため、このP型センス
アンプPSA1およびPSA2による増幅時間が長くな
る。
て図1に示す半導体記憶装置は正確に動作する。しか
し、さらに半導体記憶装置の高集積化が進むと、メモリ
セルキャパシタの容量が小さくなる。この場合、図4に
示す動作波形図における時刻t1から時刻t2の間に各
ビット線対BL1,/BL1およびBL2,/BL2に
生じる電位差が小さくなる。P型センスアンプPSA1
およびPSA2は時刻t2からセンス動作を開始する。
センスされるべき電位差が小さいため、このP型センス
アンプPSA1およびPSA2による増幅時間が長くな
る。
【0119】時刻t3において分離制御信号φTが
“H”に設定され、各ビット線対はN型センスアンプに
より低電位のビット線の電位が放電される。この場合、
急に分離制御信号φTを“H”に立ち上げると、N型セ
ンスアンプとして機能する増幅回路NSA1の動作速度
は速くなるが、一方、感度が低下する。この場合、P型
センスアンプPSA1のセンス動作に長時間を要してお
り、十分にビット線間の電位差が大きくなっていないと
きN型センスアンプ(増幅回路)NSA1が動作するた
め、N型センスアンプが誤動作するおそれが生じる。
“H”に設定され、各ビット線対はN型センスアンプに
より低電位のビット線の電位が放電される。この場合、
急に分離制御信号φTを“H”に立ち上げると、N型セ
ンスアンプとして機能する増幅回路NSA1の動作速度
は速くなるが、一方、感度が低下する。この場合、P型
センスアンプPSA1のセンス動作に長時間を要してお
り、十分にビット線間の電位差が大きくなっていないと
きN型センスアンプ(増幅回路)NSA1が動作するた
め、N型センスアンプが誤動作するおそれが生じる。
【0120】これを避けるため、高集積化が進み、メモ
リセルキャパシタの容量が小さくなった場合、時刻t3
に分離制御信号φTを立ち上げる速度(時間td)を大
きくする。この場合、各ビット線対BL1,/BL1お
よびBL2,/BL2の電位差は緩やかに増幅される。
これにより、N型センスアンプによるセンス感度が改善
されてN型センスアンプの誤動作が防止される。この分
離制御信号φTの立ち上がる速度をtdを大きくする構
成は、図7(A)に示す立ち上がり遅延回路906に含
まれる駆動トランジスタ(出力トランジスタ)のサイズ
を小さくすることにより実現される。すなわち、駆動ト
ランジスタのサイズを小さくすることによりこの駆動ト
ランジスタの電流供給能力が小さくなり、分離制御信号
φTの立ち上がりがゆるやかとなる。
リセルキャパシタの容量が小さくなった場合、時刻t3
に分離制御信号φTを立ち上げる速度(時間td)を大
きくする。この場合、各ビット線対BL1,/BL1お
よびBL2,/BL2の電位差は緩やかに増幅される。
これにより、N型センスアンプによるセンス感度が改善
されてN型センスアンプの誤動作が防止される。この分
離制御信号φTの立ち上がる速度をtdを大きくする構
成は、図7(A)に示す立ち上がり遅延回路906に含
まれる駆動トランジスタ(出力トランジスタ)のサイズ
を小さくすることにより実現される。すなわち、駆動ト
ランジスタのサイズを小さくすることによりこの駆動ト
ランジスタの電流供給能力が小さくなり、分離制御信号
φTの立ち上がりがゆるやかとなる。
【0121】図4に示す動作波形図において時刻t3で
分離制御信号φTが“H”に立ち上がり、ビット線BL
1,/BL1が内部データ伝達線IO,/IOへ接続さ
れる。内部データ伝達線/IOの電位はビット線/BL
1の電位よりも高い。時刻t3においてビット線/BL
1が内部データ伝達線/IOに接続されるとビット線/
BL1の電位が上昇する。
分離制御信号φTが“H”に立ち上がり、ビット線BL
1,/BL1が内部データ伝達線IO,/IOへ接続さ
れる。内部データ伝達線/IOの電位はビット線/BL
1の電位よりも高い。時刻t3においてビット線/BL
1が内部データ伝達線/IOに接続されるとビット線/
BL1の電位が上昇する。
【0122】上述のごとく、半導体記憶装置の高集積化
が進むと、ビット線対の電位差が小さくなり、P型セン
スアンプPSA(PSA1,PSA2)のセンス時間が
長くなる。このため、さらに高集積化が進んだ場合、こ
の時刻t3においてビット線BL1,/BL1と内部デ
ータ伝達線IO,/IOとをそれぞれ接続すると、ビッ
ト線対の小さな電位差がさらに小さくなり、N型センス
アンプ(トランジスタ9および10で構成される)が誤
動作するおそれが生じる。
が進むと、ビット線対の電位差が小さくなり、P型セン
スアンプPSA(PSA1,PSA2)のセンス時間が
長くなる。このため、さらに高集積化が進んだ場合、こ
の時刻t3においてビット線BL1,/BL1と内部デ
ータ伝達線IO,/IOとをそれぞれ接続すると、ビッ
ト線対の小さな電位差がさらに小さくなり、N型センス
アンプ(トランジスタ9および10で構成される)が誤
動作するおそれが生じる。
【0123】このようなビット線対と内部データ伝達線
対との接続によるビット線間電位差の損失を防止するた
めに、図8に示すように、時刻t3において分離制御信
号φTが“H”に立ち上がる前に列選択信号Y1を
“L”に立ち下げる。
対との接続によるビット線間電位差の損失を防止するた
めに、図8に示すように、時刻t3において分離制御信
号φTが“H”に立ち上がる前に列選択信号Y1を
“L”に立ち下げる。
【0124】時刻t3に、分離制御信号φTを“H”に
立ち上げ、増幅回路NSA1をN型センスアンプとして
動作させるとき、ビット線BL1,/BL1は内部デー
タ伝達線IO,/IOと切離されているため、これによ
り、ビット線/BL1の電位上昇が防止され、ビット線
BL1,/BL1における増幅すべき電位差の損失がな
く、N型センスアンプは安定にセンス動作を実行するこ
とができる。
立ち上げ、増幅回路NSA1をN型センスアンプとして
動作させるとき、ビット線BL1,/BL1は内部デー
タ伝達線IO,/IOと切離されているため、これによ
り、ビット線/BL1の電位上昇が防止され、ビット線
BL1,/BL1における増幅すべき電位差の損失がな
く、N型センスアンプは安定にセンス動作を実行するこ
とができる。
【0125】引き続いてメモリセルMC1,1に“L”
のデータを書込むためには、時刻t4に再び列選択信号
Y1を“H”とし、列選択ゲート7および8を導通させ
る。これにより、内部データ伝達線IO,/IOに伝達
されている内部書込データに対応した電位がビット線B
L1,/BL1 に伝達される。
のデータを書込むためには、時刻t4に再び列選択信号
Y1を“H”とし、列選択ゲート7および8を導通させ
る。これにより、内部データ伝達線IO,/IOに伝達
されている内部書込データに対応した電位がビット線B
L1,/BL1 に伝達される。
【0126】図8に示す動作タイミング図においては、
残りの信号のタイミングは同じである。また、分離制御
信号φTの立ち上げ速度tdも同様、センス感度を改善
するために長くされてもよい。
残りの信号のタイミングは同じである。また、分離制御
信号φTの立ち上げ速度tdも同様、センス感度を改善
するために長くされてもよい。
【0127】上述のように、列選択信号Y1を一担
“L”に立ち下げる構成は、コラムアドレスストローブ
信号/CASまたは列アドレス変化検出信号ATDの遅
延信号で一担列デコーダを不活性状態とする構成により
実現される。
“L”に立ち下げる構成は、コラムアドレスストローブ
信号/CASまたは列アドレス変化検出信号ATDの遅
延信号で一担列デコーダを不活性状態とする構成により
実現される。
【0128】次に、図1に示す半導体記憶装置のテスト
動作について図9に示す動作波形図を参照して説明す
る。以下の説明では、次のことが仮定される。メモリセ
ルアレイ3におけるメモリセルすべてには“H”のデー
タが書込まれている。テスト時において1行のメモリセ
ルが同時に検査される。
動作について図9に示す動作波形図を参照して説明す
る。以下の説明では、次のことが仮定される。メモリセ
ルアレイ3におけるメモリセルすべてには“H”のデー
タが書込まれている。テスト時において1行のメモリセ
ルが同時に検査される。
【0129】時刻t1において内部書込指示信号/WD
Eを“L”に立ち下げ、書込バッファ43および44を
動作させる。このとき、外部からの書込データDinと
しては“H”のデータが与えられる。これより、内部デ
ータ伝達線IOの電位が“H”、内部データ伝達線/I
Oの電位が“L”となる。
Eを“L”に立ち下げ、書込バッファ43および44を
動作させる。このとき、外部からの書込データDinと
しては“H”のデータが与えられる。これより、内部デ
ータ伝達線IOの電位が“H”、内部データ伝達線/I
Oの電位が“L”となる。
【0130】図9においては、時刻t1においてメモリ
セルアレイ3のプリチャージ指示信号φEが“L”に立
ち下がり、かつ負荷回路4へ与えられる制御信号φAお
よびφBがともに“H”に立ち上がっている。この制御
信号φA,φBおよびφEの不活性化のタイミングは時
刻t1以前であってもよい。
セルアレイ3のプリチャージ指示信号φEが“L”に立
ち下がり、かつ負荷回路4へ与えられる制御信号φAお
よびφBがともに“H”に立ち上がっている。この制御
信号φA,φBおよびφEの不活性化のタイミングは時
刻t1以前であってもよい。
【0131】時刻t2において、行デコーダ403によ
るデコード動作により、ワード線WL(メモリセルアレ
イ3における1本のワード線)の電位を“H”に立ち上
げる。これにより、選択されたワード線WLに接続され
るメモリセルが保持するデータ“H”が各ビット線対へ
伝達される。図9においては、2対のビット線BL1,
/BL1、およびBL2,/BL2の電位変化のみを示
す。ビット線BL1,BL2の電位が上昇する。
るデコード動作により、ワード線WL(メモリセルアレ
イ3における1本のワード線)の電位を“H”に立ち上
げる。これにより、選択されたワード線WLに接続され
るメモリセルが保持するデータ“H”が各ビット線対へ
伝達される。図9においては、2対のビット線BL1,
/BL1、およびBL2,/BL2の電位変化のみを示
す。ビット線BL1,BL2の電位が上昇する。
【0132】時刻t3においてP型センスアンプ駆動信
号φPを“H”に立ち上げP型センスアンプPSA(P
SA1,PSA2…)を動作させる。これより、メモリ
セルに接続されるビット線BL1,BL2の電位が電源
電圧Vccレベルへと上昇する。このとき、相補ビット
線/BL1および/BL2はフローティング状態にある
ため、このビット線BL1およびBL2の電位上昇に伴
い容量結合を介して少し上昇する。
号φPを“H”に立ち上げP型センスアンプPSA(P
SA1,PSA2…)を動作させる。これより、メモリ
セルに接続されるビット線BL1,BL2の電位が電源
電圧Vccレベルへと上昇する。このとき、相補ビット
線/BL1および/BL2はフローティング状態にある
ため、このビット線BL1およびBL2の電位上昇に伴
い容量結合を介して少し上昇する。
【0133】P型センスアンプPSAによるセンス動作
が完了した時点t4において分離制御信号φTを“H”
に立ち上げ、増幅回路NSA(NSA1,NSA2…)
をN型センスアンプとして動作させる。これによりビッ
ト線/BL1および/BL2の電位が接地電位レベルの
“L”に立ち下がる。この選択されたワード線WLに接
続されるメモリセルが正常にデータ“H”を格納してい
れば、ビット線BL1〜BL256の電位は“H”、相
補ビット線/BL1〜/BL256の電位は“L”とな
る。
が完了した時点t4において分離制御信号φTを“H”
に立ち上げ、増幅回路NSA(NSA1,NSA2…)
をN型センスアンプとして動作させる。これによりビッ
ト線/BL1および/BL2の電位が接地電位レベルの
“L”に立ち下がる。この選択されたワード線WLに接
続されるメモリセルが正常にデータ“H”を格納してい
れば、ビット線BL1〜BL256の電位は“H”、相
補ビット線/BL1〜/BL256の電位は“L”とな
る。
【0134】時刻t5において、内部書込指示信号/W
DEを“H”に立ち上げる。これによりトライステート
バッファ43および44は出力ハイインピーダンス状態
となる。このときまた分離制御信号φTを“L”に立ち
下げる。これにより、各ビット線対BL(BL1−BL
256)、/BL(BL1−/BL256)とラッチノ
ードLN,/LNとが切離される。
DEを“H”に立ち上げる。これによりトライステート
バッファ43および44は出力ハイインピーダンス状態
となる。このときまた分離制御信号φTを“L”に立ち
下げる。これにより、各ビット線対BL(BL1−BL
256)、/BL(BL1−/BL256)とラッチノ
ードLN,/LNとが切離される。
【0135】時刻t6において列デコーダからの列選択
信号Y1−Y256をすべて“H”に設定する。これに
より、各ビット線対のラッチノードLN,/LNがフロ
ーティング状態の内部データ伝達線IOおよび/IOへ
接続される。ビット線BLの電位は“H”、相補ビット
線/BLの電位は“L”である。増幅回路NSAにおい
て、相補ビット線/BLにそのゲートが接続されたトラ
ンジスタ(10、16)は非導通である。これにより内
部データ伝達線IOは“H”の電位を保持する。
信号Y1−Y256をすべて“H”に設定する。これに
より、各ビット線対のラッチノードLN,/LNがフロ
ーティング状態の内部データ伝達線IOおよび/IOへ
接続される。ビット線BLの電位は“H”、相補ビット
線/BLの電位は“L”である。増幅回路NSAにおい
て、相補ビット線/BLにそのゲートが接続されたトラ
ンジスタ(10、16)は非導通である。これにより内
部データ伝達線IOは“H”の電位を保持する。
【0136】一方、ビット線BLがそのゲートに接続さ
れたトランジスタ(9,15)は導通するため、内部デ
ータ伝達線/IOの電位は“L”を保持する。
れたトランジスタ(9,15)は導通するため、内部デ
ータ伝達線/IOの電位は“L”を保持する。
【0137】したがって、時刻t6においてテスト指示
信号/LTEが“L”となっても、テスト回路5に含ま
れるNORゲート回路46の出力は“L”となる。すな
わち、1行のメモリセルMC1,j−MC256,j
(j=1−256の間の整数)から“H”のデータが読
出されたことがわかる。この場合、信号ERRORは
“L”である。
信号/LTEが“L”となっても、テスト回路5に含ま
れるNORゲート回路46の出力は“L”となる。すな
わち、1行のメモリセルMC1,j−MC256,j
(j=1−256の間の整数)から“H”のデータが読
出されたことがわかる。この場合、信号ERRORは
“L”である。
【0138】次に、選択ワード線がワード線WL1であ
りメモリセルMC2,1が不良メモリセルであった場合
を考える。この場合、メモリセルMC2,1からは
“L”のデータが読出される。
りメモリセルMC2,1が不良メモリセルであった場合
を考える。この場合、メモリセルMC2,1からは
“L”のデータが読出される。
【0139】時刻t3においてP型センスアンプPSA
が動作したとき、メモリセルMC2,1のデータの読出
不良により、このビット線BL2,/BL2の電位がと
もに上昇し、かつ時刻t4においてN型センスアンプに
よる動作が行なわれたとき、ビット線BL2の電位が
“L”、相補ビット線/BL2の電位が“H”となった
と仮定する(図9において破線で示す)。
が動作したとき、メモリセルMC2,1のデータの読出
不良により、このビット線BL2,/BL2の電位がと
もに上昇し、かつ時刻t4においてN型センスアンプに
よる動作が行なわれたとき、ビット線BL2の電位が
“L”、相補ビット線/BL2の電位が“H”となった
と仮定する(図9において破線で示す)。
【0140】時刻t6においてすべての列選択信号Y1
〜Y256が“H”となると、各ビット線対のラッチノ
ードLN、/LNが内部データ伝達線IOおよび/IO
へそれぞれ接続される。このとき、相補ビット線BL2
にそのゲートが接続されたトランジスタ16が導通状態
となる。したがって、時刻t1において“H”にプリチ
ャージされかつフローティング状態とされた内部データ
伝達線IOの電位は、このトランジスタ16を介して放
電され、“L”に低下する。他のビット線(たとえばビ
ット線BL1,/BL1)においては、トランジスタ9
が導通状態となっているため、相補内部データ伝達線/
IOの電位は“L”である。
〜Y256が“H”となると、各ビット線対のラッチノ
ードLN、/LNが内部データ伝達線IOおよび/IO
へそれぞれ接続される。このとき、相補ビット線BL2
にそのゲートが接続されたトランジスタ16が導通状態
となる。したがって、時刻t1において“H”にプリチ
ャージされかつフローティング状態とされた内部データ
伝達線IOの電位は、このトランジスタ16を介して放
電され、“L”に低下する。他のビット線(たとえばビ
ット線BL1,/BL1)においては、トランジスタ9
が導通状態となっているため、相補内部データ伝達線/
IOの電位は“L”である。
【0141】したがって、時刻t6においてテスト指示
信号/LTEが“L”に立ち下がると、NORゲート回
路46の出力信号ERRORが“H”に立ち上がる(図
9の破線の波形)。これにより選択された1行のメモリ
セルMC(たとえばMC1,1−MC256,1)のう
ちのいずれかのメモリセルMCの読出を正常に行なうこ
とができなかったことを検出することができる。
信号/LTEが“L”に立ち下がると、NORゲート回
路46の出力信号ERRORが“H”に立ち上がる(図
9の破線の波形)。これにより選択された1行のメモリ
セルMC(たとえばMC1,1−MC256,1)のう
ちのいずれかのメモリセルMCの読出を正常に行なうこ
とができなかったことを検出することができる。
【0142】選択された1行に接続されるメモリセルの
うち2つ以上のメモリセルから誤ったデータ読出が行な
われた場合にも、内部データ伝達線IOおよび/IOの
電位がともに時刻t6において“L”に立ち下がるた
め、信号ERRORが“H”と立ち上がることは容易に
理解できるであろう。
うち2つ以上のメモリセルから誤ったデータ読出が行な
われた場合にも、内部データ伝達線IOおよび/IOの
電位がともに時刻t6において“L”に立ち下がるた
め、信号ERRORが“H”と立ち上がることは容易に
理解できるであろう。
【0143】1行のメモリセルに予め“L”のデータを
書込み、この“L”のデータが正常に読出されるか否か
をテストするためには、時刻t1において内部データ伝
達線IOの電位を“L”、相補内部データ伝達線/IO
の電位を“H”にプリチャージする。この点を除いて図
9に示す動作波形図と同様の動作を実行することによ
り、この“L”データの読出のテストを実行することが
できる。
書込み、この“L”のデータが正常に読出されるか否か
をテストするためには、時刻t1において内部データ伝
達線IOの電位を“L”、相補内部データ伝達線/IO
の電位を“H”にプリチャージする。この点を除いて図
9に示す動作波形図と同様の動作を実行することによ
り、この“L”データの読出のテストを実行することが
できる。
【0144】いずれの場合においても、選択された1行
のメモリセルのうち少なくとも1つのメモリセルのデー
タの読出が正常に実行できない場合には、時刻t6にお
いて内部データ伝達線IOおよび/IOの電位がともに
“L”となる。この場合、テスト回路に含まれるNOR
ゲート回路46からの出力信号ERRORが“H”とな
り、誤ったデータの読出が行なわれたことが検出され
る。
のメモリセルのうち少なくとも1つのメモリセルのデー
タの読出が正常に実行できない場合には、時刻t6にお
いて内部データ伝達線IOおよび/IOの電位がともに
“L”となる。この場合、テスト回路に含まれるNOR
ゲート回路46からの出力信号ERRORが“H”とな
り、誤ったデータの読出が行なわれたことが検出され
る。
【0145】ここで、テストモード時において増幅回路
NSAを読出ゲートとして用いるには、分離制御信号φ
Tがテストモード時においては、列選択信号Yが発生さ
れる前に“L”に立ち下がるように分離制御信号発生回
路(図7参照)の構成に変更を加えればよい。
NSAを読出ゲートとして用いるには、分離制御信号φ
Tがテストモード時においては、列選択信号Yが発生さ
れる前に“L”に立ち下がるように分離制御信号発生回
路(図7参照)の構成に変更を加えればよい。
【0146】また、テストモード時においては、列選択
信号Y(Y1、Y2…)が“H”に立ち上がるタイミン
グは通常のデータの書込および読出を行なうタイミング
と異なっている。これは、テストモード時においては、
列デコーダを不活性状態とし、所定のタイミング(コラ
ムアドレスストレーブ信号/CASの遅延信号)または
テスト指示信号/LTEで列デコーダの出力をすべて
“H”に立ち上げる構成を用いれば容易に実現される。
信号Y(Y1、Y2…)が“H”に立ち上がるタイミン
グは通常のデータの書込および読出を行なうタイミング
と異なっている。これは、テストモード時においては、
列デコーダを不活性状態とし、所定のタイミング(コラ
ムアドレスストレーブ信号/CASの遅延信号)または
テスト指示信号/LTEで列デコーダの出力をすべて
“H”に立ち上げる構成を用いれば容易に実現される。
【0147】また、図1に示す構成においては、テスト
指示信号/LTEは外部からのクロック信号/RAS、
/WEおよび/CASの状態の組合せにより発生されて
いるが、これは別のピン端子を対して与えられる制御信
号であってもよい。
指示信号/LTEは外部からのクロック信号/RAS、
/WEおよび/CASの状態の組合せにより発生されて
いるが、これは別のピン端子を対して与えられる制御信
号であってもよい。
【0148】上述の構成によれば1行のメモリセルに対
しすべて“L”または“H”の同一のデータを書込みか
つ読出すというテストしか実行することができない。し
かしながら、隣接するメモリセルに対しては、互いに論
理が逆となるデータを書込み、その後各メモリセルから
データを読出すテスト方法の方が、隣接メモリセル間の
リークなどによる誤動作を検出することができるという
利点がある。以下、この隣接メモリに対し異なる論理の
データを書込む構成について説明する。
しすべて“L”または“H”の同一のデータを書込みか
つ読出すというテストしか実行することができない。し
かしながら、隣接するメモリセルに対しては、互いに論
理が逆となるデータを書込み、その後各メモリセルから
データを読出すテスト方法の方が、隣接メモリセル間の
リークなどによる誤動作を検出することができるという
利点がある。以下、この隣接メモリに対し異なる論理の
データを書込む構成について説明する。
【0149】図10は、この発明の他の実施例である半
導体記憶装置の全体の構成を示す図である。図10を参
照して、メモリセルアレイ3およびプリチャージ/イコ
ライズ回路2は図1に示す半導体記憶装置と同様の構成
を備える。図10においては、各ビット線対に対して設
けられるプリチャージ/イコライズ回路は符号PEで示
す。またメモリセルはMCで示している。
導体記憶装置の全体の構成を示す図である。図10を参
照して、メモリセルアレイ3およびプリチャージ/イコ
ライズ回路2は図1に示す半導体記憶装置と同様の構成
を備える。図10においては、各ビット線対に対して設
けられるプリチャージ/イコライズ回路は符号PEで示
す。またメモリセルはMCで示している。
【0150】センス・入出力ゲート1は、隣接する2対
のビット線(BL1,/BL1およびBL2,/BL
2)に対し同じ列選択信号Y1が与えられることを除い
て図1に示す半導体記憶装置のそれと同じ構成を備え
る。
のビット線(BL1,/BL1およびBL2,/BL
2)に対し同じ列選択信号Y1が与えられることを除い
て図1に示す半導体記憶装置のそれと同じ構成を備え
る。
【0151】この半導体記憶装置はさらに、2対の内部
データ伝達線IO1,/IO1、およびIO2,/IO
2を含む。この2対の内部データ伝達線対IO1,/I
O1、およびIO2,/IO2へは同時にビット線BL
1,/BL1、およびBL2,/BL2がそれぞれ接続
される。すなわち、内部データ伝達線対IO1、/IO
1は奇数列(ビット線BL1,/BL1、…)のための
データが伝達される。内部データ伝達線IO2,/IO
2は偶数番号のビット線(BL2,/BL2、…)のた
めのデータが伝達される。
データ伝達線IO1,/IO1、およびIO2,/IO
2を含む。この2対の内部データ伝達線対IO1,/I
O1、およびIO2,/IO2へは同時にビット線BL
1,/BL1、およびBL2,/BL2がそれぞれ接続
される。すなわち、内部データ伝達線対IO1、/IO
1は奇数列(ビット線BL1,/BL1、…)のための
データが伝達される。内部データ伝達線IO2,/IO
2は偶数番号のビット線(BL2,/BL2、…)のた
めのデータが伝達される。
【0152】半導体記憶装置はさらに、この2対の内部
データ伝達線IO1,/IO1、およびIO2,/IO
2をそれぞれ所定電位にプリチャージするための負荷回
路4aおよび4bと、この内部データ伝達線IO1,/
IO1、およびIO2,/IO2上の信号電位に応答し
て、選択されたメモリセルのデータが正常に読出された
か否かを検出するラインテスト回路5と、列選択信号φ
RAおよびφRBに応答して内部データ伝達線IO1,
/IO1と内部データ伝達線IO2,/IO2の一方を
選択する選択回路921と、テストモード時においてテ
ストデータTD1およびTD2から内部テストデータを
生成し、内部データ伝達線IO1、/IO1,およびI
O2/IO2をそれぞれテストデータに対応した電位に
プリチャージするテストデータ入力回路922を含む。
選択回路921は入出力回路6に接続される。
データ伝達線IO1,/IO1、およびIO2,/IO
2をそれぞれ所定電位にプリチャージするための負荷回
路4aおよび4bと、この内部データ伝達線IO1,/
IO1、およびIO2,/IO2上の信号電位に応答し
て、選択されたメモリセルのデータが正常に読出された
か否かを検出するラインテスト回路5と、列選択信号φ
RAおよびφRBに応答して内部データ伝達線IO1,
/IO1と内部データ伝達線IO2,/IO2の一方を
選択する選択回路921と、テストモード時においてテ
ストデータTD1およびTD2から内部テストデータを
生成し、内部データ伝達線IO1、/IO1,およびI
O2/IO2をそれぞれテストデータに対応した電位に
プリチャージするテストデータ入力回路922を含む。
選択回路921は入出力回路6に接続される。
【0153】図11は、図10に示す半導体記憶装置の
メモリセルアレイ3における2列(2対のビット線)に
関連する部分の回路構成を詳細に示す図である。この図
11に示す回路構成は図2に示す構成と同様であり、単
に参照番号が異なっているだけであるためその詳細説明
は省略する。この図11においては、列選択ゲート4
7、48、62および63へ同じ列選択信号Y1が与え
られる。これにより各ラッチノードLN1,/LN1、
およびLN2,/LN2はそれぞれ内部データ伝達線I
Oを1,/IO1、およびIO2,/IO2へ同時に接
続される。
メモリセルアレイ3における2列(2対のビット線)に
関連する部分の回路構成を詳細に示す図である。この図
11に示す回路構成は図2に示す構成と同様であり、単
に参照番号が異なっているだけであるためその詳細説明
は省略する。この図11においては、列選択ゲート4
7、48、62および63へ同じ列選択信号Y1が与え
られる。これにより各ラッチノードLN1,/LN1、
およびLN2,/LN2はそれぞれ内部データ伝達線I
Oを1,/IO1、およびIO2,/IO2へ同時に接
続される。
【0154】図12は、図10に示す負荷回路およびテ
スト回路の詳細な構成を示す図である。負荷回路4aお
よび4bはともに、図3に示す負荷回路4と同じ構成を
備えており、単にその各トランジスタに付された参照番
号が異なっているだけであり、その詳細説明は繰返さな
い。負荷回路4aは内部データ伝達線IO2,/IO2
を所定の“H”レベルにプリチャージする。負荷回路4
bは内部データ伝達線IO1,/IO1を所定の“H”
のレベルにプリチャージする。
スト回路の詳細な構成を示す図である。負荷回路4aお
よび4bはともに、図3に示す負荷回路4と同じ構成を
備えており、単にその各トランジスタに付された参照番
号が異なっているだけであり、その詳細説明は繰返さな
い。負荷回路4aは内部データ伝達線IO2,/IO2
を所定の“H”レベルにプリチャージする。負荷回路4
bは内部データ伝達線IO1,/IO1を所定の“H”
のレベルにプリチャージする。
【0155】テスト回路5は、テスト指示信号/LTE
と内部データ伝達線IO2および/IO2上の信号電位
とを受けるNORゲート98と、内部データ伝達線IO
1および/IO1上の信号電位とテスト指示信号/LT
Eを受けるNORゲートと、NORゲート98および9
9の出力を受けるORゲート100を含む。ORゲート
100から信号ERRORが出力される。このテスト回
路5の構成においては、内部データ伝達線IO1,/I
O1または内部データ伝達線IO2,/IO2の信号電
位がともに“L”となったときに信号ERRORが
“H”に立ち上がる。
と内部データ伝達線IO2および/IO2上の信号電位
とを受けるNORゲート98と、内部データ伝達線IO
1および/IO1上の信号電位とテスト指示信号/LT
Eを受けるNORゲートと、NORゲート98および9
9の出力を受けるORゲート100を含む。ORゲート
100から信号ERRORが出力される。このテスト回
路5の構成においては、内部データ伝達線IO1,/I
O1または内部データ伝達線IO2,/IO2の信号電
位がともに“L”となったときに信号ERRORが
“H”に立ち上がる。
【0156】図13は、図10に示す選択回路921、
テストデータ入力回路922および入出力回路6の具体
的構成を示す図である。図13において、テストデータ
入力回路922は、テストデータ書込指示信号/TWD
Eに応答して作動状態となるトライステートバッファ1
01、102、103および104と、テストデータT
D1およびTD2をそれぞれ反転するインバータ回路1
06および105を含む。トライステートバッファ10
2は、インバータ回路105の出力を反転して内部デー
タ伝達線/IO2上へ伝達する。トライステートバッフ
ァ101は、テストデータTD2を内部データ伝達線I
O2へ伝達する。トライステートバッファ104は、イ
ンバータ回路106の出力を内部データ伝達線/IO1
へ伝達する。トライステートバッファ104は、テスト
データTD1を内部データ伝達線IO1へ伝達する。
テストデータ入力回路922および入出力回路6の具体
的構成を示す図である。図13において、テストデータ
入力回路922は、テストデータ書込指示信号/TWD
Eに応答して作動状態となるトライステートバッファ1
01、102、103および104と、テストデータT
D1およびTD2をそれぞれ反転するインバータ回路1
06および105を含む。トライステートバッファ10
2は、インバータ回路105の出力を反転して内部デー
タ伝達線/IO2上へ伝達する。トライステートバッフ
ァ101は、テストデータTD2を内部データ伝達線I
O2へ伝達する。トライステートバッファ104は、イ
ンバータ回路106の出力を内部データ伝達線/IO1
へ伝達する。トライステートバッファ104は、テスト
データTD1を内部データ伝達線IO1へ伝達する。
【0157】選択回路921は、制御信号φRAに応答
して内部データ伝達線IO1,/IO1を選択するため
のIO選択ゲート107および108と、選択制御信号
φRBに応答して内部データ伝達線IO2,/IO2を
選択するIO選択ゲート109および110を含む。I
O選択ゲート107および108はそれぞれ内部データ
伝達線IO1および/IO1を共通データ伝達線CIO
および/CIOへ接続する。IO選択ゲート110およ
び109は、それぞれ、内部データ伝達線IO2および
/IO2をそれぞれ共通内部データ伝達線CIOおよび
/CIOへ接続する。
して内部データ伝達線IO1,/IO1を選択するため
のIO選択ゲート107および108と、選択制御信号
φRBに応答して内部データ伝達線IO2,/IO2を
選択するIO選択ゲート109および110を含む。I
O選択ゲート107および108はそれぞれ内部データ
伝達線IO1および/IO1を共通データ伝達線CIO
および/CIOへ接続する。IO選択ゲート110およ
び109は、それぞれ、内部データ伝達線IO2および
/IO2をそれぞれ共通内部データ伝達線CIOおよび
/CIOへ接続する。
【0158】入出力回路6は、共通内部データ伝達線C
IO上の信号電位をその正入力に受け、共通内部データ
伝達線/CIO上の信号電位をその負入力に受ける差動
増幅器111と、外部データDinを反転するインバー
タ回路114と、インバータ回路114の出力を反転し
て共通データ伝達線CIOへ伝達するトライステートイ
ンバータ112と、外部データDinを反転して共通内
部データ伝達線/CIOへ伝達するトライステートイン
バータ113を含む。トライステートインバータ112
および113はそれぞれ書込指示信号/WDEが“H”
のとき出力インピーダンス状態となる。次に動作につい
て説明する。
IO上の信号電位をその正入力に受け、共通内部データ
伝達線/CIO上の信号電位をその負入力に受ける差動
増幅器111と、外部データDinを反転するインバー
タ回路114と、インバータ回路114の出力を反転し
て共通データ伝達線CIOへ伝達するトライステートイ
ンバータ112と、外部データDinを反転して共通内
部データ伝達線/CIOへ伝達するトライステートイン
バータ113を含む。トライステートインバータ112
および113はそれぞれ書込指示信号/WDEが“H”
のとき出力インピーダンス状態となる。次に動作につい
て説明する。
【0159】今、奇数列(BL1 ,/BL1、…)のメ
モリセル(MC1,1、…)に“H”のデータが書込ま
れ、また偶数列(BL2,/BL2、…)のメモリセル
(MC2,1,MC4,1…)に“L”のデータが書込
まれている状態でのテスト動作について説明する。この
テスト動作における制御信号のタイミングは、書込指示
信号/WDEをテストデータ書込指示信号/TWDEに
読み替えること以外は図9に示した動作タイミングと同
様である。またテスト動作期間中は、IO線選択制御信
号φRAおよびφRBはともに“L”とされる。これに
より、選択回路921のトランジスタ107、108、
109および110はすべて非導通状態とされる。
モリセル(MC1,1、…)に“H”のデータが書込ま
れ、また偶数列(BL2,/BL2、…)のメモリセル
(MC2,1,MC4,1…)に“L”のデータが書込
まれている状態でのテスト動作について説明する。この
テスト動作における制御信号のタイミングは、書込指示
信号/WDEをテストデータ書込指示信号/TWDEに
読み替えること以外は図9に示した動作タイミングと同
様である。またテスト動作期間中は、IO線選択制御信
号φRAおよびφRBはともに“L”とされる。これに
より、選択回路921のトランジスタ107、108、
109および110はすべて非導通状態とされる。
【0160】時刻t1においてテストデータ書込指示信
号/TWDEを“L”に立ち下げ、トライステートバッ
ファ101、102、103および104を動作させ
る。今、外部のテストデータTD1およびTD2はそれ
ぞれ“H”および“L”である。これにより、内部デー
タ伝達線IO1および/IO2が“H”に、一方、内部
データ伝達線/IO1およびIO2が“L”の電位に設
定される。
号/TWDEを“L”に立ち下げ、トライステートバッ
ファ101、102、103および104を動作させ
る。今、外部のテストデータTD1およびTD2はそれ
ぞれ“H”および“L”である。これにより、内部デー
タ伝達線IO1および/IO2が“H”に、一方、内部
データ伝達線/IO1およびIO2が“L”の電位に設
定される。
【0161】時刻t3においてPセンスアンプ駆動信号
φPを“H”に立ち上げ、時刻t4において分離制御信
号φTを“H”に設定する。これにより、時刻t6まで
に奇数列のビット線BL2n−1の電位は“H”に、ま
た奇数列の相補ビット線/BL2n−1の電位は“L”
に安定する。一方、偶数列においては、ビット線BL2
nの電位が“L”、相補ビット線/BL2nの電位が
“H”となる。
φPを“H”に立ち上げ、時刻t4において分離制御信
号φTを“H”に設定する。これにより、時刻t6まで
に奇数列のビット線BL2n−1の電位は“H”に、ま
た奇数列の相補ビット線/BL2n−1の電位は“L”
に安定する。一方、偶数列においては、ビット線BL2
nの電位が“L”、相補ビット線/BL2nの電位が
“H”となる。
【0162】時刻t5において分離制御信号φTを
“L”に設定し、時刻t6においてすべての列選択信号
Yiを“H”に設定する。これにより、図11に示す列
選択ゲートトランジスタ47、48、62および63が
導通状態となる。奇数列のビット線対のラッチノードが
内部データ伝達線IO1,/IO1へ接続され、偶数列
のビット線対のラッチノードが内部データ伝達線IO
2,/IO2へ接続される。“H”にプリチャージされ
た内部データ伝達線IO1は、奇数列における相補ビッ
ト線/BL2n−1にそのゲートが接続されるトランジ
スタ50が非導通状態であるため、“H”の電位を維持
する。まだ“H”にプリチャージされた内部データ伝達
線/IO2は、偶数列のビット線BL2nにそのゲート
が接続されるトランジスタ64が非導通状態であるた
め、“H”のプリチャージ電位を維持する。一方、
“L”にプリチャージされた内部データ伝達線/IO1
およびIO2はともにそれぞれ導通状態をトランジスタ
49および65により、“L”のプリチャージ電位を維
持する。
“L”に設定し、時刻t6においてすべての列選択信号
Yiを“H”に設定する。これにより、図11に示す列
選択ゲートトランジスタ47、48、62および63が
導通状態となる。奇数列のビット線対のラッチノードが
内部データ伝達線IO1,/IO1へ接続され、偶数列
のビット線対のラッチノードが内部データ伝達線IO
2,/IO2へ接続される。“H”にプリチャージされ
た内部データ伝達線IO1は、奇数列における相補ビッ
ト線/BL2n−1にそのゲートが接続されるトランジ
スタ50が非導通状態であるため、“H”の電位を維持
する。まだ“H”にプリチャージされた内部データ伝達
線/IO2は、偶数列のビット線BL2nにそのゲート
が接続されるトランジスタ64が非導通状態であるた
め、“H”のプリチャージ電位を維持する。一方、
“L”にプリチャージされた内部データ伝達線/IO1
およびIO2はともにそれぞれ導通状態をトランジスタ
49および65により、“L”のプリチャージ電位を維
持する。
【0163】したがって、ラインテスト回路5に含まれ
るNORゲート回路98および99の出力は、テスト指
示信号/LTEが“L”に立ち下がっても、“L”であ
る。これにより、ORゲート回路100の出力信号ER
RORは“L”となり、この1行のメモリセルが正常に
動作していることが検出される。
るNORゲート回路98および99の出力は、テスト指
示信号/LTEが“L”に立ち下がっても、“L”であ
る。これにより、ORゲート回路100の出力信号ER
RORは“L”となり、この1行のメモリセルが正常に
動作していることが検出される。
【0164】たとえば、“L”のデータを書込んでいた
メモリセルMC2,1のデータを読出したとき、誤動作
によりビット線BL2の電位が“H”、相補ビット線/
BL2の電位が“L”となったとする(図14において
破線で示す)。時刻t6においてすべての列選択信号Y
iが“H”となったとき、トランジスタ62、63が導
通しラッチノードLN2および/LN2がそれぞれ内部
データ伝達線IO2および/IO2へ接続される。この
とき、トランジスタ64が導通状態となり、“H”にプ
リチャージされていた内部データ伝達線/IO2の電位
が“L”へと放電され、内部データ伝達線IO2および
/IO2の電位がともに“L”となる。この結果、テス
ト指示信号/LTEが“L”に立ち下がったとき、NO
Rゲート回路98の出力が“H”となり、ORゲート1
00の出力信号ERRORが“H”となる。これによ
り、1行のメモリセルにおいて誤動作が生じていること
が検出される。
メモリセルMC2,1のデータを読出したとき、誤動作
によりビット線BL2の電位が“H”、相補ビット線/
BL2の電位が“L”となったとする(図14において
破線で示す)。時刻t6においてすべての列選択信号Y
iが“H”となったとき、トランジスタ62、63が導
通しラッチノードLN2および/LN2がそれぞれ内部
データ伝達線IO2および/IO2へ接続される。この
とき、トランジスタ64が導通状態となり、“H”にプ
リチャージされていた内部データ伝達線/IO2の電位
が“L”へと放電され、内部データ伝達線IO2および
/IO2の電位がともに“L”となる。この結果、テス
ト指示信号/LTEが“L”に立ち下がったとき、NO
Rゲート回路98の出力が“H”となり、ORゲート1
00の出力信号ERRORが“H”となる。これによ
り、1行のメモリセルにおいて誤動作が生じていること
が検出される。
【0165】上述の説明において、奇数列のメモリセル
に“H”、偶数列のメモリセルに“L”のデータの書込
を行ないかつ読出を行なうテスト動作について説明し
た。しかしながら、この偶数列のメモリセルに“L”の
データを、奇数列のメモリセルに“H”のデータを書込
みかつ読出すことによりテスト動作を行なうこともまた
同様にできることは容易に類推できる。
に“H”、偶数列のメモリセルに“L”のデータの書込
を行ないかつ読出を行なうテスト動作について説明し
た。しかしながら、この偶数列のメモリセルに“L”の
データを、奇数列のメモリセルに“H”のデータを書込
みかつ読出すことによりテスト動作を行なうこともまた
同様にできることは容易に類推できる。
【0166】さらに、1行のメモリセルすべてに対し
“H”または“L”の同一データの書込を行ないかつ同
時に読出すことによりテストを同様に実行することもが
きることも容易に類推することができる。
“H”または“L”の同一データの書込を行ないかつ同
時に読出すことによりテストを同様に実行することもが
きることも容易に類推することができる。
【0167】さらに、内部データ伝達線対はIO1,/
IO1およびIO2,/IO2と2組設けられている
が、この内部データ伝達線対の数を増加させれば、1行
のメモリセルにおいて“00110011”などのパタ
ーンを備えるデータによるテストを実現することもでき
ることが容易に類推できるであろう。
IO1およびIO2,/IO2と2組設けられている
が、この内部データ伝達線対の数を増加させれば、1行
のメモリセルにおいて“00110011”などのパタ
ーンを備えるデータによるテストを実現することもでき
ることが容易に類推できるであろう。
【0168】さらに、2組の内部データ伝達線対を設け
ておき、偶数番目の行においては“1010…”のデー
タパターンが書込まれ、奇数番目の行のメモリセルに対
しては“0101…”のパターンのデータが書込まれ、
このデータパターンの読出のテストを実行すれば、チェ
ッカボードのテストパターンを用いたテストを実行する
ことができることは容易に類推できるであろう。このそ
れぞれのデータの書込は、テストデータ書込時におい
て、書込データTD1およびTD2をそれぞれ所望のパ
ターンに設定することにより容易に実現される。
ておき、偶数番目の行においては“1010…”のデー
タパターンが書込まれ、奇数番目の行のメモリセルに対
しては“0101…”のパターンのデータが書込まれ、
このデータパターンの読出のテストを実行すれば、チェ
ッカボードのテストパターンを用いたテストを実行する
ことができることは容易に類推できるであろう。このそ
れぞれのデータの書込は、テストデータ書込時におい
て、書込データTD1およびTD2をそれぞれ所望のパ
ターンに設定することにより容易に実現される。
【0169】通常のデータの書込および読出には、選択
回路921を駆動し、テストデータ入力回路922を不
動作状態とする。この場合、書込されたイネーブル信号
/WDEに応じてデータ書込動作が実行され、データ読
出動作は差動増幅器111により実行される。
回路921を駆動し、テストデータ入力回路922を不
動作状態とする。この場合、書込されたイネーブル信号
/WDEに応じてデータ書込動作が実行され、データ読
出動作は差動増幅器111により実行される。
【0170】図15(A)に選択回路921に対するI
O線選択制御信号を発生するための回路構成を示す。選
択制御信号φRAは制御信号φと列アドレスの最下位ビ
ットA0とを受けるゲート回路981および982を含
む。ゲート回路981は、その真入力に制御信号φを受
け、その偽入力に列アドレスの最下位ビットA0を受け
る。ゲート回路982はその両真入力に偽信号φおよび
列アドレス最下位ビットA0を受ける。ゲート回路98
1から内部データ伝達線IO1,/IO1を選択するた
めの選択制御信号φRAが発生される。ゲート回路98
2から内部データ伝達線IO2,/IO2を接続するた
めの選択制御信号φRBが発生される。制御信号φは、
ロウアドレスストローブ信号/RASまたはコラムアド
レスストローブ信号/CASの反転信号で与えられる。
またはこの信号φは列アドレス信号の変化を検出する列
アドレス変化検出信号ATDに応答して所定期間発生さ
れる信号であってもよい。
O線選択制御信号を発生するための回路構成を示す。選
択制御信号φRAは制御信号φと列アドレスの最下位ビ
ットA0とを受けるゲート回路981および982を含
む。ゲート回路981は、その真入力に制御信号φを受
け、その偽入力に列アドレスの最下位ビットA0を受け
る。ゲート回路982はその両真入力に偽信号φおよび
列アドレス最下位ビットA0を受ける。ゲート回路98
1から内部データ伝達線IO1,/IO1を選択するた
めの選択制御信号φRAが発生される。ゲート回路98
2から内部データ伝達線IO2,/IO2を接続するた
めの選択制御信号φRBが発生される。制御信号φは、
ロウアドレスストローブ信号/RASまたはコラムアド
レスストローブ信号/CASの反転信号で与えられる。
またはこの信号φは列アドレス信号の変化を検出する列
アドレス変化検出信号ATDに応答して所定期間発生さ
れる信号であってもよい。
【0171】図15(B)は図15(A)に示す回路の
動作を示す信号波形図である。図15(B)に示すよう
に、制御信号φが“H”に立ち上がった時点において、
列アドレス信号の最下位ビットA0の値により選択制御
信号φRAおよびφRBの一方が発生される。列アドレ
ス最下位ビットA0が“0”(“L”)のときには制御
信号φRAが発生される。最下位ビットA0が“1”
(“H”)のとき、選択制御信号φRBが発生される。
これにより、2対の内部データ伝達線対を設けたとして
も、1ビットのメモリセルへ確実にアクセスすることが
できる。
動作を示す信号波形図である。図15(B)に示すよう
に、制御信号φが“H”に立ち上がった時点において、
列アドレス信号の最下位ビットA0の値により選択制御
信号φRAおよびφRBの一方が発生される。列アドレ
ス最下位ビットA0が“0”(“L”)のときには制御
信号φRAが発生される。最下位ビットA0が“1”
(“H”)のとき、選択制御信号φRBが発生される。
これにより、2対の内部データ伝達線対を設けたとして
も、1ビットのメモリセルへ確実にアクセスすることが
できる。
【0172】図16はこの発明のさらに他の実施例であ
る半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。この図
16に示す半導体記憶装置においては、増幅回路NSA
(NSA1,NSA2,…)を構成するトランジスタの
ソース端子に与えられる電位として接地電位に代えて制
御信号φNが用いられる点が図2に示す構成と異なって
いる。信号φNはN型センスアンプ駆動信号として用い
られる。次にこの図16に示す半導体記憶装置の動作を
その動作波形図である図17を参照して説明する。
る半導体記憶装置の要部の構成を示す図である。この図
16に示す半導体記憶装置においては、増幅回路NSA
(NSA1,NSA2,…)を構成するトランジスタの
ソース端子に与えられる電位として接地電位に代えて制
御信号φNが用いられる点が図2に示す構成と異なって
いる。信号φNはN型センスアンプ駆動信号として用い
られる。次にこの図16に示す半導体記憶装置の動作を
その動作波形図である図17を参照して説明する。
【0173】時刻t1においてプリチャージ/イコライ
ズ信号(プリチャージ指示信号)φEが“L”に立ち下
がり、各ビット線対BL1,/BL1、およびBL2,
/BL2が中間電位のフローティング状態とされる。制
御信号φNは接地電位レベルの“L”に設定される。
ズ信号(プリチャージ指示信号)φEが“L”に立ち下
がり、各ビット線対BL1,/BL1、およびBL2,
/BL2が中間電位のフローティング状態とされる。制
御信号φNは接地電位レベルの“L”に設定される。
【0174】時刻t2において、ワード線WLが選択さ
れ、その電位が上昇し、かつほぼ同時に列選択信号Y1
が“H”に立ち上がる。このワード線WL1の電位の上
昇により、ビット線BL1およびビット線BL2の電位
が少し上昇する。ここで、メモリセルMC1,1および
MC2,1はともに“H”のデータを記憶していると仮
定する。
れ、その電位が上昇し、かつほぼ同時に列選択信号Y1
が“H”に立ち上がる。このワード線WL1の電位の上
昇により、ビット線BL1およびビット線BL2の電位
が少し上昇する。ここで、メモリセルMC1,1および
MC2,1はともに“H”のデータを記憶していると仮
定する。
【0175】この時刻t2において列選択信号Y1が
“H”に立ち上がると、列選択ゲート7および8が導通
状態となり、ラッチノードLN1,/LN1が内部デー
タ伝達線IO,/IOへ接続される。これにより、内部
データ伝達線IOの電位が内部データ伝達線/IOより
も高くなる。この内部データ伝達線IO,/IOの電位
差は図示しない差動増幅器により検出され、データが読
出される。
“H”に立ち上がると、列選択ゲート7および8が導通
状態となり、ラッチノードLN1,/LN1が内部デー
タ伝達線IO,/IOへ接続される。これにより、内部
データ伝達線IOの電位が内部データ伝達線/IOより
も高くなる。この内部データ伝達線IO,/IOの電位
差は図示しない差動増幅器により検出され、データが読
出される。
【0176】時刻t3において、列選択信号Y1を
“L”に立ち下げ、列選択ゲート7および8を非導通状
態に設定する。
“L”に立ち下げ、列選択ゲート7および8を非導通状
態に設定する。
【0177】時刻t4において信号φNをVccレベル
の“H”に立ち上げる。この制御信号φNはトランジス
タ9および10のソースに接続されている。これによ
り、トランジスタ9および10のゲート電位よりもソー
ス電位が高くなり、増幅回路NSA1およびNSA2は
待機状態に設定される時刻t5において制御信号φTを
“H”に立ち上げ増幅回路NSAのラッチノードLN
1,/LN1をビット線BL1および/BL1へ接続す
る。これによりN型センスアンプがビット線対に接続さ
れる。
の“H”に立ち上げる。この制御信号φNはトランジス
タ9および10のソースに接続されている。これによ
り、トランジスタ9および10のゲート電位よりもソー
ス電位が高くなり、増幅回路NSA1およびNSA2は
待機状態に設定される時刻t5において制御信号φTを
“H”に立ち上げ増幅回路NSAのラッチノードLN
1,/LN1をビット線BL1および/BL1へ接続す
る。これによりN型センスアンプがビット線対に接続さ
れる。
【0178】時刻t6に、おいて、Pセンスアンプ駆動
信号φPを“H”に上昇させかつ制御信号φNを“L”
に立ち下げる。これにより各ビット線対においてP型お
よびN型センスアンプが動作し、各ビット線対の電位差
が増幅される。
信号φPを“H”に上昇させかつ制御信号φNを“L”
に立ち下げる。これにより各ビット線対においてP型お
よびN型センスアンプが動作し、各ビット線対の電位差
が増幅される。
【0179】メモリセルMC1,1へ“L”のデータを
書込むためには、時刻t7において再び列選択信号Y1
を“H”に立ち上げ、内部データ伝達線IO,/IOと
ビット線対とを接続する。これによりビット線BL1,
/BL1の電位はそれぞれ“L”および“H”に設定さ
れる。
書込むためには、時刻t7において再び列選択信号Y1
を“H”に立ち上げ、内部データ伝達線IO,/IOと
ビット線対とを接続する。これによりビット線BL1,
/BL1の電位はそれぞれ“L”および“H”に設定さ
れる。
【0180】次いで、メモリセルMC2,1のデータを
読出すためには、列選択信号Y1を“L”に立ち下げ、
かつ内部データ伝達線対IO,/IOを所定のプリチャ
ージ電位にプリチャージした後、時刻t8において列選
択信号Y2を“H”に設定する。これにより、ビット線
BL2,/BL2が内部データ伝達線IO,/IOへ接
続され、内部データ伝達線IOの電位が“H”、内部デ
ータ伝達線/IOの電位が“L”にそれぞれ負荷回路に
より含まれるプルアップステージにより設定される。こ
のメモリセルMC1,1へのデータの書込およびメモリ
セルMC2,1からのデータの読出は先に図8を参照し
て説明した動作と同様である。
読出すためには、列選択信号Y1を“L”に立ち下げ、
かつ内部データ伝達線対IO,/IOを所定のプリチャ
ージ電位にプリチャージした後、時刻t8において列選
択信号Y2を“H”に設定する。これにより、ビット線
BL2,/BL2が内部データ伝達線IO,/IOへ接
続され、内部データ伝達線IOの電位が“H”、内部デ
ータ伝達線/IOの電位が“L”にそれぞれ負荷回路に
より含まれるプルアップステージにより設定される。こ
のメモリセルMC1,1へのデータの書込およびメモリ
セルMC2,1からのデータの読出は先に図8を参照し
て説明した動作と同様である。
【0181】時刻t9においてプリチャージ指示信号φ
Eが“H”に立ち上がり、次のメモリセルへのデータの
書込および読出動作に備える。
Eが“H”に立ち上がり、次のメモリセルへのデータの
書込および読出動作に備える。
【0182】この図17に示すように時刻t6において
制御信号φNを“H”レベルからゆるやかに“L”へ変
化させることにより、N型センスアンプのセンス感度が
改善され、高集積化時に、微小な電位差が生じたとして
も、確実にメモリセルデータの検知・増幅を実行するこ
とができる。すなわち、制御信号φTが“H”に立ち上
がった時点において増幅回路の検出ノードとラッチノー
ドとが急速に接続された場合、センスアンプはその微小
電位差を確実に検出することができなくなるおそれが生
じる。この場合、制御信号φTが急速に立ち上がったと
しても、制御信号φNは“H”に立ち上がっており、そ
の後緩やかに“L”へ立ち下げることにより、たとえ微
小な電位差であっても、確実にビット線対の電位差の検
知および増幅を実行することができる。
制御信号φNを“H”レベルからゆるやかに“L”へ変
化させることにより、N型センスアンプのセンス感度が
改善され、高集積化時に、微小な電位差が生じたとして
も、確実にメモリセルデータの検知・増幅を実行するこ
とができる。すなわち、制御信号φTが“H”に立ち上
がった時点において増幅回路の検出ノードとラッチノー
ドとが急速に接続された場合、センスアンプはその微小
電位差を確実に検出することができなくなるおそれが生
じる。この場合、制御信号φTが急速に立ち上がったと
しても、制御信号φNは“H”に立ち上がっており、そ
の後緩やかに“L”へ立ち下げることにより、たとえ微
小な電位差であっても、確実にビット線対の電位差の検
知および増幅を実行することができる。
【0183】なお上述の各実施例において内部データ伝
達線IOがビット線BLに接続され、かつ相補内部デー
タ伝達線/IOが相補ビット線/BLに接続されてい
る。この場合、接続を逆にし、内部データ伝達線IOを
相補ビット線/BLに接続しかつ内部データ伝達線/I
Oを相補ビット線/BLに接続し、外部データDinお
よびDoutとメモリセルに実際に格納されるデータと
が論理が反転される構成が用いられてもよい。また、デ
ータ入力端子とデータ出力端子とが共用される構成が用
いられてもよい。
達線IOがビット線BLに接続され、かつ相補内部デー
タ伝達線/IOが相補ビット線/BLに接続されてい
る。この場合、接続を逆にし、内部データ伝達線IOを
相補ビット線/BLに接続しかつ内部データ伝達線/I
Oを相補ビット線/BLに接続し、外部データDinお
よびDoutとメモリセルに実際に格納されるデータと
が論理が反転される構成が用いられてもよい。また、デ
ータ入力端子とデータ出力端子とが共用される構成が用
いられてもよい。
【0184】高集積化された大記憶容量の半導体記憶装
置においては、チップ面積を低減するために、隣接する
メモリセルアレイブロックでセンスアンプを共有するシ
ェアドセンスアンプ構成が用いられる。図18に従来の
シェアドセンスアンプ構成の半導体記憶装置の構成を示
す。図18を参照して、従来のシェアドセンス方式の半
導体記憶装置は、メモリセルアレイブロックMAおよび
MBと、このメモリセルアレイブロックMAおよびMB
の間に設けられるシェアドセンスアンプ回路SAと、ブ
ロック選択信号φLに応答してメモリセルアレイブロッ
クMAの各列をシェアドセンスアンプ回路SAへ接続す
るための接続ゲートTGと、ブロック選択信号φRに応
答してメモリセルアレイブロックMBの各列をシェアド
センスアンプ回路SAへ接続するための接続ゲートTG
Bを含む。動作時にはブロック選択信号φLおよびφR
により、一方のメモリセルアレイブロックのみがシェア
ドセンスアンプ回路SAに接続され、各列の電位の検知
および増幅が行なわれる。このシェアドセンス構成に本
発明のセンスアンプ・入出力・テストゲート共用方式を
適用することもできる。
置においては、チップ面積を低減するために、隣接する
メモリセルアレイブロックでセンスアンプを共有するシ
ェアドセンスアンプ構成が用いられる。図18に従来の
シェアドセンスアンプ構成の半導体記憶装置の構成を示
す。図18を参照して、従来のシェアドセンス方式の半
導体記憶装置は、メモリセルアレイブロックMAおよび
MBと、このメモリセルアレイブロックMAおよびMB
の間に設けられるシェアドセンスアンプ回路SAと、ブ
ロック選択信号φLに応答してメモリセルアレイブロッ
クMAの各列をシェアドセンスアンプ回路SAへ接続す
るための接続ゲートTGと、ブロック選択信号φRに応
答してメモリセルアレイブロックMBの各列をシェアド
センスアンプ回路SAへ接続するための接続ゲートTG
Bを含む。動作時にはブロック選択信号φLおよびφR
により、一方のメモリセルアレイブロックのみがシェア
ドセンスアンプ回路SAに接続され、各列の電位の検知
および増幅が行なわれる。このシェアドセンス構成に本
発明のセンスアンプ・入出力・テストゲート共用方式を
適用することもできる。
【0185】図19はこの発明のさらに他の実施例であ
る半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図であ
る。図19において、半導体記憶装置は、メモリセルア
レイブロック3Lおよび3Rと、メモリセルアレイブロ
ック3Lの偶数列へ内部データ伝達線IOaへ接続する
ためのセンス・IOゲート121aと、ブロック選択信
号φLに応答してこのメモリアレイブロック3Lの偶数
列をそれぞれセンス・IOゲート121aへ接続するた
めの列選択ゲートCSG1と、メモリアレイブロック3
Lおよび3Rの奇数列に対して設けられるセンス・IO
ゲート121bと、ブロック選択信号φLに応答してメ
モリアレイブロック3Lの奇数列をセンス・IOゲート
121bへ接続する列選択CSG2と、ブロック選択信
号φRに応答してメモリアレイブロック3Rの奇数列を
センス・IOゲート121bへ接続する列選択ゲートC
SG3と、メモリアレイブロック3Rの偶数列に対して
設けられるセンス・IOゲート121cと、ブロック選
択信号φRに応答してメモリアレイブロック3Rの偶数
列をセンス・IOゲート121cへ接続する列選択ゲー
トCSG4を含む。
る半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図であ
る。図19において、半導体記憶装置は、メモリセルア
レイブロック3Lおよび3Rと、メモリセルアレイブロ
ック3Lの偶数列へ内部データ伝達線IOaへ接続する
ためのセンス・IOゲート121aと、ブロック選択信
号φLに応答してこのメモリアレイブロック3Lの偶数
列をそれぞれセンス・IOゲート121aへ接続するた
めの列選択ゲートCSG1と、メモリアレイブロック3
Lおよび3Rの奇数列に対して設けられるセンス・IO
ゲート121bと、ブロック選択信号φLに応答してメ
モリアレイブロック3Lの奇数列をセンス・IOゲート
121bへ接続する列選択CSG2と、ブロック選択信
号φRに応答してメモリアレイブロック3Rの奇数列を
センス・IOゲート121bへ接続する列選択ゲートC
SG3と、メモリアレイブロック3Rの偶数列に対して
設けられるセンス・IOゲート121cと、ブロック選
択信号φRに応答してメモリアレイブロック3Rの偶数
列をセンス・IOゲート121cへ接続する列選択ゲー
トCSG4を含む。
【0186】この図9に示す半導体記憶装置はメモリア
レイブロックの両側に交互にセンス・IOゲートが設け
られている。この構成は、通常、交互配置型シェアドセ
ンスアンプ構成と呼ばれている。この構成によれば、2
対のビット線に対し1つのセンス・IOゲートを設ける
ことができるため、センス・IOゲートのピッチ条件を
緩和することができ、高集積化された半導体記憶装置に
おいても十分な面積をセンス・IOゲートに対して利用
することができる。
レイブロックの両側に交互にセンス・IOゲートが設け
られている。この構成は、通常、交互配置型シェアドセ
ンスアンプ構成と呼ばれている。この構成によれば、2
対のビット線に対し1つのセンス・IOゲートを設ける
ことができるため、センス・IOゲートのピッチ条件を
緩和することができ、高集積化された半導体記憶装置に
おいても十分な面積をセンス・IOゲートに対して利用
することができる。
【0187】この図19に示す半導体記憶装置はさら
に、センス・IOゲート121aとセンス・IOゲート
121bのいずれか一方を列アドレス最下位ビットA0
に応答して選択するための選択回路MX1と、列アドレ
ス最下位ビットA0に応答してセンス・IOゲート12
1bおよびセンス・IOゲート121cのいずれか一方
を選択する選択回路MX2と、ブロック選択ビット(最
上位行アドレスビットが用いられてもよい)R/Lに応
答していずれか一方のブロック(選択回路MX1および
MX2)を選択する選択回路MX3を含む。選択回路M
X3を介してデータの入出力が行なわれる。
に、センス・IOゲート121aとセンス・IOゲート
121bのいずれか一方を列アドレス最下位ビットA0
に応答して選択するための選択回路MX1と、列アドレ
ス最下位ビットA0に応答してセンス・IOゲート12
1bおよびセンス・IOゲート121cのいずれか一方
を選択する選択回路MX2と、ブロック選択ビット(最
上位行アドレスビットが用いられてもよい)R/Lに応
答していずれか一方のブロック(選択回路MX1および
MX2)を選択する選択回路MX3を含む。選択回路M
X3を介してデータの入出力が行なわれる。
【0188】図20は、図19に示すセンス・IOゲー
ト121bの具体的構成を示す図である。図20を参照
して、センス・IOゲート121bは、交差結合された
1対のpチャネルMOSトランジスタ151および15
2からなるP型センスアンプPSAと、ノードNDaお
よびノードNDbの電位を所定電位(VH)にプリチャ
ージしかつイコライズするためのプリチャージ回路2a
を含む。プリチャージ回路2aは、先に示したプリチャ
ージイコライズ回路(図11等参照)2に含まれるプリ
チャージ/イコライズ回路(PE)と同一構成を備え
る。
ト121bの具体的構成を示す図である。図20を参照
して、センス・IOゲート121bは、交差結合された
1対のpチャネルMOSトランジスタ151および15
2からなるP型センスアンプPSAと、ノードNDaお
よびノードNDbの電位を所定電位(VH)にプリチャ
ージしかつイコライズするためのプリチャージ回路2a
を含む。プリチャージ回路2aは、先に示したプリチャ
ージイコライズ回路(図11等参照)2に含まれるプリ
チャージ/イコライズ回路(PE)と同一構成を備え
る。
【0189】センス・IOゲート121bはさらにノー
ドNDaおよびNDbをそれぞれラッチノードLSaお
よびLSbへ制御信号φTに応答して接続するための分
離手段としてのnチャネルMOSトランジスタ133お
よび134と、ノードNDaおよびNDbの電位を検出
し、該検出した電位をノードLSaおよびLSbにラッ
チするnチャネルMOSトランジスタ131,132
と、列選択信号Yiに応答してラッチノードLSaおよ
びLSbを内部データ伝達線IOb(/IOおよびI
O)へ接続する列選択ゲートとしてのnチャネルMOS
トランジスタ129および130を含む。トランジスタ
131および132の一方導通端子(ソース)は接地電
位Vssに接続される。
ドNDaおよびNDbをそれぞれラッチノードLSaお
よびLSbへ制御信号φTに応答して接続するための分
離手段としてのnチャネルMOSトランジスタ133お
よび134と、ノードNDaおよびNDbの電位を検出
し、該検出した電位をノードLSaおよびLSbにラッ
チするnチャネルMOSトランジスタ131,132
と、列選択信号Yiに応答してラッチノードLSaおよ
びLSbを内部データ伝達線IOb(/IOおよびI
O)へ接続する列選択ゲートとしてのnチャネルMOS
トランジスタ129および130を含む。トランジスタ
131および132の一方導通端子(ソース)は接地電
位Vssに接続される。
【0190】図21は図19に示す半導体記憶装置のア
レイブロック3Lおよびセンス・IOゲート121aの
構成を示す図である。このメモリアレイブロック3L
は、ビット線対BL1L,/BL1L、およびBL2
L,/BL2Lと、ワード線WL1LおよびWL2Lを
含む。ワード線WL1LおよびWL2Lとビット線対B
L1L,/BL1Lおよびビット線対BL2L,/BL
2Lとの交点にメモリセルが配置される。ワード線WL
1Lとビット線BL1LおよびBL2Lとの交点にメモ
リセルMC1,1LおよびMC2,1Lが配置される。
ワード線WL2Lと相補ビット線/BL1Lおよび/B
L2Lとの交点にメモリセルMC1,2LおよびMC
2,2Lが配置される。各トランジスタメモリセルMC
は1個の転送ゲートと1個のキャパシタとを備える。ビ
ット線対BL1L,/BL1Lに対しては、このビット
線BL1L,/BL1Lの電位を所定電位(VH)にプ
リチャージしかつイコライズするためのプリチャージ回
路2bが設けられる。ビット線対BL2L,/BL2L
に対してはプリチャージ回路2cが設けられる。プリチ
ャージ回路2bおよび2cは、プリチャージ指示信号φ
ELに応答して対応のビット線対を所定電位VHにプリ
チャージする。メモリセルアレイ3Lが非選択状態の場
合、通常プリチャージ指示信号φELは“H”の状態に
あり、メモリセルアレイブロック3Lはプリチャージ状
態に維持される。
レイブロック3Lおよびセンス・IOゲート121aの
構成を示す図である。このメモリアレイブロック3L
は、ビット線対BL1L,/BL1L、およびBL2
L,/BL2Lと、ワード線WL1LおよびWL2Lを
含む。ワード線WL1LおよびWL2Lとビット線対B
L1L,/BL1Lおよびビット線対BL2L,/BL
2Lとの交点にメモリセルが配置される。ワード線WL
1Lとビット線BL1LおよびBL2Lとの交点にメモ
リセルMC1,1LおよびMC2,1Lが配置される。
ワード線WL2Lと相補ビット線/BL1Lおよび/B
L2Lとの交点にメモリセルMC1,2LおよびMC
2,2Lが配置される。各トランジスタメモリセルMC
は1個の転送ゲートと1個のキャパシタとを備える。ビ
ット線対BL1L,/BL1Lに対しては、このビット
線BL1L,/BL1Lの電位を所定電位(VH)にプ
リチャージしかつイコライズするためのプリチャージ回
路2bが設けられる。ビット線対BL2L,/BL2L
に対してはプリチャージ回路2cが設けられる。プリチ
ャージ回路2bおよび2cは、プリチャージ指示信号φ
ELに応答して対応のビット線対を所定電位VHにプリ
チャージする。メモリセルアレイ3Lが非選択状態の場
合、通常プリチャージ指示信号φELは“H”の状態に
あり、メモリセルアレイブロック3Lはプリチャージ状
態に維持される。
【0191】偶数列のビット線BL2L,/BL2Lに
対しセンス・IOゲート121aが設けられる。センス
・IOゲート121aとビット線対BL2L,/BL2
Lの間に選択ゲートCSG1が設けられる。選択ゲート
CSG1は、ブロック選択信号φLに応答して導通状態
となるnチャネルMOSトランジスタ125および12
6を含む。このブロック選択ゲートCSG1によりビッ
ト線対BL2L,/BL2Lはセンス・IOゲート12
1aのノードNDbおよびNDaにそれぞれ接続され
る。
対しセンス・IOゲート121aが設けられる。センス
・IOゲート121aとビット線対BL2L,/BL2
Lの間に選択ゲートCSG1が設けられる。選択ゲート
CSG1は、ブロック選択信号φLに応答して導通状態
となるnチャネルMOSトランジスタ125および12
6を含む。このブロック選択ゲートCSG1によりビッ
ト線対BL2L,/BL2Lはセンス・IOゲート12
1aのノードNDbおよびNDaにそれぞれ接続され
る。
【0192】ビット線対BL1L,/BL1Lに対して
は列ブロック選択ゲートCSG2が設けられる。ブロッ
ク選択ゲートCSG2はブロック選択信号φLに応答し
て導通状態となるnチャネルMOSトランジスタ127
および128を含む。この列ブロック選択ゲートCSG
2は導通状態となるとビット線BL1L,/BL1Lを
センス・IOゲート121bのノードNDbおよびND
aへそれぞれ接続する。
は列ブロック選択ゲートCSG2が設けられる。ブロッ
ク選択ゲートCSG2はブロック選択信号φLに応答し
て導通状態となるnチャネルMOSトランジスタ127
および128を含む。この列ブロック選択ゲートCSG
2は導通状態となるとビット線BL1L,/BL1Lを
センス・IOゲート121bのノードNDbおよびND
aへそれぞれ接続する。
【0193】プリチャージ指示信号φELは、ブロック
選択信号φLとプリチャージ指示信号φEとから作成さ
れる。ブロック選択信号φLが“L”の場合、プリチャ
ージ出力信号φELは“H”にあり、プリチャージ回路
2cおよび2bはプリチャージ/イコライズ動作を実行
する。ブロック選択信号φLが“H”となると、プリチ
ャージ指示信号φELはプリチャージ指示信号φEをそ
のまま通過させる。これによりプリチャージ回路2bお
よび2cによるプリチャージ動作は完了する。
選択信号φLとプリチャージ指示信号φEとから作成さ
れる。ブロック選択信号φLが“L”の場合、プリチャ
ージ出力信号φELは“H”にあり、プリチャージ回路
2cおよび2bはプリチャージ/イコライズ動作を実行
する。ブロック選択信号φLが“H”となると、プリチ
ャージ指示信号φELはプリチャージ指示信号φEをそ
のまま通過させる。これによりプリチャージ回路2bお
よび2cによるプリチャージ動作は完了する。
【0194】図22は図19に示すメモリアレイブロッ
ク3Rの回路部分を示す図である。この図22において
は2列の部分が代表的に示される。図22において、メ
モリアレイブロック3Rは、ビット線対BL1R,/B
L1R、およびBL2R,/BL2Rと、ワード線WL
1R、およびWL2Rを含む。ワード線WL1Rとビッ
ト線BL1RおよびBL2Rの交点にメモリセルMC
1,1RおよびMC2,1Rが配置される。ワード線W
L2Rと相補ビット線/BL1 Rおよび/BL2Rの交
点にメモリセルMC1,2RおよびMC2,2Rが配置
される。各メモリセルMCは1トランジスタ/1キャパ
シタ型のダイナミック型メモリセルの構造を備える。
ク3Rの回路部分を示す図である。この図22において
は2列の部分が代表的に示される。図22において、メ
モリアレイブロック3Rは、ビット線対BL1R,/B
L1R、およびBL2R,/BL2Rと、ワード線WL
1R、およびWL2Rを含む。ワード線WL1Rとビッ
ト線BL1RおよびBL2Rの交点にメモリセルMC
1,1RおよびMC2,1Rが配置される。ワード線W
L2Rと相補ビット線/BL1 Rおよび/BL2Rの交
点にメモリセルMC1,2RおよびMC2,2Rが配置
される。各メモリセルMCは1トランジスタ/1キャパ
シタ型のダイナミック型メモリセルの構造を備える。
【0195】ビット線対BL1R,/BL1Rに対して
プリチャージ回路2dが設けられ、ビット線対BL2
R,/BL2Rに対しプリチャージ回路2eが設けられ
る。プリチャージ回路2dおよび2eはそれぞれプリチ
ャージ指示信号φERに応答して対応のビット線対を所
定の電位(VH)にプリチャージしかつイコライズす
る。ビット線対BL1R,/BL1Rに対しブロック選
択ゲートCSG3が設けられる。ブロック選択ゲートC
SG3は、ブロック選択信号φRに応答して導通状態と
なり、ビット線BL1Rおよび/BL1Rを図20に示
すセンス・IOゲート121bのノードNDbおよびN
Daへ接続するnチャネルMOSトランジスタ136お
よび135を含む。
プリチャージ回路2dが設けられ、ビット線対BL2
R,/BL2Rに対しプリチャージ回路2eが設けられ
る。プリチャージ回路2dおよび2eはそれぞれプリチ
ャージ指示信号φERに応答して対応のビット線対を所
定の電位(VH)にプリチャージしかつイコライズす
る。ビット線対BL1R,/BL1Rに対しブロック選
択ゲートCSG3が設けられる。ブロック選択ゲートC
SG3は、ブロック選択信号φRに応答して導通状態と
なり、ビット線BL1Rおよび/BL1Rを図20に示
すセンス・IOゲート121bのノードNDbおよびN
Daへ接続するnチャネルMOSトランジスタ136お
よび135を含む。
【0196】ビット線対BL2R,/BL2Rに対しブ
ロック選択ゲートCSG4が設けられる。ブロック選択
ゲートCSG4は、ブロック選択信号φRに応答して導
通状態となり、ビット線BL2Rおよび/BL2Rをセ
ンス・IOゲート121cで接続するnチャネルMOS
トランジスタ139および140を含む。プリチャージ
指示信号φERはブロック選択信号φRとプリチャージ
指示信号φEとから生成される。ブロック3Rが選択さ
れたとき、プリチャージ指示信号φERは“L”とな
り、プリチャージ回路2dおよび2eはプリチャージ/
イコライズ動作を完了する。メモリアレイブロック3R
が非選択状態の場合プリチャージ指示信号φERは
“H”にあり、プリチャージ回路2dおよび2eはプリ
チャージ動作を持続する。
ロック選択ゲートCSG4が設けられる。ブロック選択
ゲートCSG4は、ブロック選択信号φRに応答して導
通状態となり、ビット線BL2Rおよび/BL2Rをセ
ンス・IOゲート121cで接続するnチャネルMOS
トランジスタ139および140を含む。プリチャージ
指示信号φERはブロック選択信号φRとプリチャージ
指示信号φEとから生成される。ブロック3Rが選択さ
れたとき、プリチャージ指示信号φERは“L”とな
り、プリチャージ回路2dおよび2eはプリチャージ/
イコライズ動作を完了する。メモリアレイブロック3R
が非選択状態の場合プリチャージ指示信号φERは
“H”にあり、プリチャージ回路2dおよび2eはプリ
チャージ動作を持続する。
【0197】センス・IOゲート121a、121b、
121cは同一の構成を備える。ブロック選択信号φR
およびφLはたとえば行アドレス信号の最上位ビットに
より生成される。次にメモリセルアレイブロック3Lに
含まれるメモリセルMC1,1Lが記憶する“H”のデ
ータを読出す場合の動作について説明する。
121cは同一の構成を備える。ブロック選択信号φR
およびφLはたとえば行アドレス信号の最上位ビットに
より生成される。次にメモリセルアレイブロック3Lに
含まれるメモリセルMC1,1Lが記憶する“H”のデ
ータを読出す場合の動作について説明する。
【0198】まず行アドレス信号が与えられると、この
行アドレス信号のたとえば最上位ビットにより、メモリ
アレイブロック3Lが選択される。これにより、ブロッ
ク選択信号φRが“L”となり、メモリセルアレイブロ
ック3Rがセンス・IOゲート121bおよび121c
から電気的に切離される。メモリアレイブロック103
Rにおいてプリチャージ状態が維持される。
行アドレス信号のたとえば最上位ビットにより、メモリ
アレイブロック3Lが選択される。これにより、ブロッ
ク選択信号φRが“L”となり、メモリセルアレイブロ
ック3Rがセンス・IOゲート121bおよび121c
から電気的に切離される。メモリアレイブロック103
Rにおいてプリチャージ状態が維持される。
【0199】一方、メモリセルアレイブロック3Lにお
いては、ブロック選択信号φLは“H”の状態に維持さ
れており、メモリアレイブロック3Lの各ビット線対は
センス・IOゲート121aおよび121bに接続され
ている。
いては、ブロック選択信号φLは“H”の状態に維持さ
れており、メモリアレイブロック3Lの各ビット線対は
センス・IOゲート121aおよび121bに接続され
ている。
【0200】次いで、行デコーダ(図示せず)の出力に
よりワード線WL1Lの電位が“H”に立ち上がる。こ
れにより、メモリセルMC1,1LおよびMC2,1L
の記憶するデータがそれぞれビット線BL1LおよびB
L2Lへ読み出される。ビット線BL1Lの電位は少し
上昇する。このワード線WL1Lの電位上昇とほぼ同時
刻に列選択信号Y1を“H”に立ち上げる。分離制御信
号φTは“L”の状態にある。ラッチノードLSaおよ
びLSbがそれぞれ内部データ伝達線/IO,IO(I
Oa、IOb)へ接続される。
よりワード線WL1Lの電位が“H”に立ち上がる。こ
れにより、メモリセルMC1,1LおよびMC2,1L
の記憶するデータがそれぞれビット線BL1LおよびB
L2Lへ読み出される。ビット線BL1Lの電位は少し
上昇する。このワード線WL1Lの電位上昇とほぼ同時
刻に列選択信号Y1を“H”に立ち上げる。分離制御信
号φTは“L”の状態にある。ラッチノードLSaおよ
びLSbがそれぞれ内部データ伝達線/IO,IO(I
Oa、IOb)へ接続される。
【0201】ノードNDbへはビット線BL1Lの電位
が伝達され、ノードNDaの電位は相補ビット線/BL
1Lと同一電位である。これにより、トランジスタ13
1の導電率がトランジスタ132の導電率より高くな
る。この結果、内部データ伝達線IOの電位が内部デー
タ伝達線/IOの電位よりも高くなる。この内部データ
伝達線IO,/IO(IOa,IOb)に接続された差
動増幅器(たとえば図3参照)により検出され、メモリ
セルMC1,1Lに書込まれていた情報が“H”である
ことが検出される。これにより“H”のデータが読出さ
れる。
が伝達され、ノードNDaの電位は相補ビット線/BL
1Lと同一電位である。これにより、トランジスタ13
1の導電率がトランジスタ132の導電率より高くな
る。この結果、内部データ伝達線IOの電位が内部デー
タ伝達線/IOの電位よりも高くなる。この内部データ
伝達線IO,/IO(IOa,IOb)に接続された差
動増幅器(たとえば図3参照)により検出され、メモリ
セルMC1,1Lに書込まれていた情報が“H”である
ことが検出される。これにより“H”のデータが読出さ
れる。
【0202】選択されたメモリセルMC1,1Lが
“L”のデータを記憶している場合の読出動作も同様に
して実行される。また、メモリセルMC1,1Lへのデ
ータの書込のときも、図9,図14および図17を参照
して説明した場合と同様にして選択されたメモリアレイ
ブロックに含まれる選択メモリセルへのデータの書込が
実行される。
“L”のデータを記憶している場合の読出動作も同様に
して実行される。また、メモリセルMC1,1Lへのデ
ータの書込のときも、図9,図14および図17を参照
して説明した場合と同様にして選択されたメモリアレイ
ブロックに含まれる選択メモリセルへのデータの書込が
実行される。
【0203】この交互配置型シェアドセンス・IOゲー
トの構成において、図19に示す構成において、選択回
路MX1およびMX2とセンス・IOゲート121a,
121b,121cとの間にラインテスト回路を設けれ
ば、1つのメモリアレイブロックにおいて1行のメモリ
セルのテストを実行する構成が得られる。この場合、1
つのメモリアレイブロックにおいて、様々なデータパタ
ーンを有するデータの書込および読出を実行することが
容易に類推できるであろう。データ出力用差動増幅器は
各内部データ伝達線対IOa,IOb,IOcに設けら
れてもよい。
トの構成において、図19に示す構成において、選択回
路MX1およびMX2とセンス・IOゲート121a,
121b,121cとの間にラインテスト回路を設けれ
ば、1つのメモリアレイブロックにおいて1行のメモリ
セルのテストを実行する構成が得られる。この場合、1
つのメモリアレイブロックにおいて、様々なデータパタ
ーンを有するデータの書込および読出を実行することが
容易に類推できるであろう。データ出力用差動増幅器は
各内部データ伝達線対IOa,IOb,IOcに設けら
れてもよい。
【0204】図23ないし図25はこの発明のさらに他
の実施例での半導体記憶装置の要部の構成を示す図であ
る。この図23ないし図25は図20ないし図22の構
成にそれぞれ対応する。
の実施例での半導体記憶装置の要部の構成を示す図であ
る。この図23ないし図25は図20ないし図22の構
成にそれぞれ対応する。
【0205】図23を参照すると、センス・IOゲート
191bは、図20に示すセンス・IOゲートの構成
と、P型センスアンプPSAが設けられていないことを
除いて同一の構成を備える。すなわち、センス・IOゲ
ート191bは、増幅回路NSA(N型センスアンプと
して動作可能でありかつ読出ゲートとしても動作する)
とプリチャージ回路2aのみを含む。
191bは、図20に示すセンス・IOゲートの構成
と、P型センスアンプPSAが設けられていないことを
除いて同一の構成を備える。すなわち、センス・IOゲ
ート191bは、増幅回路NSA(N型センスアンプと
して動作可能でありかつ読出ゲートとしても動作する)
とプリチャージ回路2aのみを含む。
【0206】図24は、メモリアレイブロック3Lに対
する構成を示す図であり、図24のノードE、Fは図2
3のノードE、Fにそれぞれ接続される。図24の構成
においては、図21に示す構成と異なり、各ビット線対
にプリチャージ回路とP型センスアンプとが設けられ
る。すなわち、ビット線対BL1L,/BL1Lに対し
てはプリチャージ回路2bとP型センスアンプPSA1
Lとが設けられ、ビット線BL2L、/BL2Lにはプ
リチャージ回路2cとP型センスアンプPSA2Lとが
設けられる。
する構成を示す図であり、図24のノードE、Fは図2
3のノードE、Fにそれぞれ接続される。図24の構成
においては、図21に示す構成と異なり、各ビット線対
にプリチャージ回路とP型センスアンプとが設けられ
る。すなわち、ビット線対BL1L,/BL1Lに対し
てはプリチャージ回路2bとP型センスアンプPSA1
Lとが設けられ、ビット線BL2L、/BL2Lにはプ
リチャージ回路2cとP型センスアンプPSA2Lとが
設けられる。
【0207】センス・IOゲート191aは図23に示
すゲート191bと同一構成を備える。
すゲート191bと同一構成を備える。
【0208】図25は、メモリセルアレイブロック3R
に対する構成を示す図であり、図25のノードG,Hは
図23のノードG,Hにそれぞれ接続される。この図2
5に示す構成においても、図24に示すメモリアレイブ
ロック3Lに対する構成と同様、メモリアレイブロック
3Rの各ビット線対に対しプリチャージ回路とP型セン
スアンプとが設けられる。すなわち、ビット線対BL1
R,/BL1Rに対してプリチャージ回路2dとP型セ
ンスアンプPSA1Rが設けられ、ビット線対BL2
R,/BL2Rに対してはプリチャージ回路2eおよび
P型センスアンプPSA2Rが設けられる。センス・I
Oゲート191cは図23に示すセンス・IOゲート1
91bと同一の構成を備える。
に対する構成を示す図であり、図25のノードG,Hは
図23のノードG,Hにそれぞれ接続される。この図2
5に示す構成においても、図24に示すメモリアレイブ
ロック3Lに対する構成と同様、メモリアレイブロック
3Rの各ビット線対に対しプリチャージ回路とP型セン
スアンプとが設けられる。すなわち、ビット線対BL1
R,/BL1Rに対してプリチャージ回路2dとP型セ
ンスアンプPSA1Rが設けられ、ビット線対BL2
R,/BL2Rに対してはプリチャージ回路2eおよび
P型センスアンプPSA2Rが設けられる。センス・I
Oゲート191cは図23に示すセンス・IOゲート1
91bと同一の構成を備える。
【0209】メモリセルMCに十分な“H”レベル(電
源電圧Vccのレベル)のデータを書込むためには、こ
のメモリセルMCが接続されるビット線(BLまたは/
BL)を電源電圧Vccのレベルにまで充電する必要が
ある。このビット線の“H”レベルへの充電は、P型セ
ンスアンプにより行なわれる。
源電圧Vccのレベル)のデータを書込むためには、こ
のメモリセルMCが接続されるビット線(BLまたは/
BL)を電源電圧Vccのレベルにまで充電する必要が
ある。このビット線の“H”レベルへの充電は、P型セ
ンスアンプにより行なわれる。
【0210】図20ないし図22に示す構成の場合、P
型センスアンプPSAにより検知・増幅された“H”レ
ベルは、ブロック選択ゲートCSGを介して対応のビッ
ト線へ伝達される。この場合、電源電圧Vccレベルの
電位を対応のビット線へ伝達するためには、ブロック選
択信号φRまたはφLをVcc+Vthのレベルにまで
昇圧する必要がある。ここで、Vthはブロック選択ゲ
ートを構成するMOSトランジスタのしきい値電圧であ
る。
型センスアンプPSAにより検知・増幅された“H”レ
ベルは、ブロック選択ゲートCSGを介して対応のビッ
ト線へ伝達される。この場合、電源電圧Vccレベルの
電位を対応のビット線へ伝達するためには、ブロック選
択信号φRまたはφLをVcc+Vthのレベルにまで
昇圧する必要がある。ここで、Vthはブロック選択ゲ
ートを構成するMOSトランジスタのしきい値電圧であ
る。
【0211】高集積化された大記憶容量の半導体記憶装
置においては、トランジスタのサイズが小さくなるた
め、印加される電圧は耐圧特性の観点からは低い方が好
ましい。また、Vcc+Vthのレベルの昇圧信号を実
現するためには、昇圧回路が必要とされ、チップ占有面
積および消費電力の観点からはこのような昇圧回路は用
いないのが好ましい。
置においては、トランジスタのサイズが小さくなるた
め、印加される電圧は耐圧特性の観点からは低い方が好
ましい。また、Vcc+Vthのレベルの昇圧信号を実
現するためには、昇圧回路が必要とされ、チップ占有面
積および消費電力の観点からはこのような昇圧回路は用
いないのが好ましい。
【0212】図23ないし図25の構成においては、各
ビット線対にP型センスアンプが設けられている。これ
により、ブロック選択ゲートにおける信号損失が生じる
ことはなく、確実にビット線の電位を電源電圧Vccの
レベルにまで昇圧することができる。
ビット線対にP型センスアンプが設けられている。これ
により、ブロック選択ゲートにおける信号損失が生じる
ことはなく、確実にビット線の電位を電源電圧Vccの
レベルにまで昇圧することができる。
【0213】この図23ないし図25に示す半導体記憶
装置の動作は先に図20ないし図22を参照して説明し
たものと同様であり、単に選択メモリアレイブロックに
対してのみP型センスアンプが動作することが異なって
いるだけである。
装置の動作は先に図20ないし図22を参照して説明し
たものと同様であり、単に選択メモリアレイブロックに
対してのみP型センスアンプが動作することが異なって
いるだけである。
【0214】図26はこの発明のさらに他の実施例であ
る半導体記憶装置の構成を示す図である。図26におい
ては1対のビット線に関連する回路部分のみが示され
る。図26において、メモリセルアレイMAは3つのメ
モリブロックB#1、B#2およびB#3を含む。メモ
リセルアレイMAに含まれるメモリブロックの数は任意
である。メモリブロックB#1は、ビット線対BLa,
/BLaを含み、メモリブロックB#2はビット線対B
Lb,/BLbを含み、メモリブロックB#3はビット
線対BLc,/BLcを含む。
る半導体記憶装置の構成を示す図である。図26におい
ては1対のビット線に関連する回路部分のみが示され
る。図26において、メモリセルアレイMAは3つのメ
モリブロックB#1、B#2およびB#3を含む。メモ
リセルアレイMAに含まれるメモリブロックの数は任意
である。メモリブロックB#1は、ビット線対BLa,
/BLaを含み、メモリブロックB#2はビット線対B
Lb,/BLbを含み、メモリブロックB#3はビット
線対BLc,/BLcを含む。
【0215】図26に示す半導体記憶装置は、また、メ
モリブロックB#1ないしB#3に共通に設けられるメ
インビット線対MBL,/MBLと、メインビット線対
MBL,/MBLに対して設けられるセンス・IOゲー
ト291を含む。メモリブロックB#1ないしB#3の
各ビット線対BLa,/BLa、BLb,/BLb、お
よびBLc,/BLcはそれぞれ、ブロック選択ゲート
BSGa、BSGbおよびBSGcを介してメインビッ
ト線対MGL,/MBLに接続される。
モリブロックB#1ないしB#3に共通に設けられるメ
インビット線対MBL,/MBLと、メインビット線対
MBL,/MBLに対して設けられるセンス・IOゲー
ト291を含む。メモリブロックB#1ないしB#3の
各ビット線対BLa,/BLa、BLb,/BLb、お
よびBLc,/BLcはそれぞれ、ブロック選択ゲート
BSGa、BSGbおよびBSGcを介してメインビッ
ト線対MGL,/MBLに接続される。
【0216】ブロック選択ゲートBSGa、BSGbお
よびBSGcは、ブロック選択信号φBS1、φBS
2、およびφBS3に応答して導通状態となる。ブロッ
ク選択信号φBS1ないしφBS3は、たとえば、行ア
ドレス信号の2ビット(上位または下位)をデコードし
て発生される。センス・IOゲート291の構成は図2
に示すものと同様である。
よびBSGcは、ブロック選択信号φBS1、φBS
2、およびφBS3に応答して導通状態となる。ブロッ
ク選択信号φBS1ないしφBS3は、たとえば、行ア
ドレス信号の2ビット(上位または下位)をデコードし
て発生される。センス・IOゲート291の構成は図2
に示すものと同様である。
【0217】1本のビット線対(BLまたは/BL)に
接続されるメモリセルの数が多くなれば、1本のビット
線に付随する浮遊容量が大きくなり、高速動作に対する
1つの障害となる。ビット線を複数のブロックに分割
し、1つのブロックのビット線のみをメインビット線に
接続する構成とすれば、メインビット線MBL,/MB
Lに接続されるメモリセルの数が低減されるため、メイ
ンビット線(MBLまたは/MBL)に付随する寄生容
量を低減することができ、高速動作が可能となる。
接続されるメモリセルの数が多くなれば、1本のビット
線に付随する浮遊容量が大きくなり、高速動作に対する
1つの障害となる。ビット線を複数のブロックに分割
し、1つのブロックのビット線のみをメインビット線に
接続する構成とすれば、メインビット線MBL,/MB
Lに接続されるメモリセルの数が低減されるため、メイ
ンビット線(MBLまたは/MBL)に付随する寄生容
量を低減することができ、高速動作が可能となる。
【0218】この図26に示すようなビット線階層構造
とすることにより、より高速で動作する半導体記憶装置
が得られる。このビット線階層構造の半導体記憶装置の
動作は、ブロック分割方式の半導体記憶装置のそれと同
様である。
とすることにより、より高速で動作する半導体記憶装置
が得られる。このビット線階層構造の半導体記憶装置の
動作は、ブロック分割方式の半導体記憶装置のそれと同
様である。
【0219】またこの図26に示すビット線階層構造
は、図20ないし図25に示すシェアドセンスアンプ構
成と組合せて用いられてもよい。
は、図20ないし図25に示すシェアドセンスアンプ構
成と組合せて用いられてもよい。
【0220】またセンス・IOゲートにおいて、P型セ
ンスアンプが読出ゲートと共用される構成が用いられて
もよい。
ンスアンプが読出ゲートと共用される構成が用いられて
もよい。
【0221】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、センスアンプ
を分離トランジスタを設けることにより読出ゲートとし
て用いられるように構成したので、チップ面積を増大さ
せることなく高速動作する半導体記憶装置を得ることが
できる。
を分離トランジスタを設けることにより読出ゲートとし
て用いられるように構成したので、チップ面積を増大さ
せることなく高速動作する半導体記憶装置を得ることが
できる。
【0222】請求項2の発明によれば、センスアンプと
読出ゲートとを共用する構成とし、かつ、テストモード
時には、所定の電位にプリチャージされた内部データ伝
達線へ複数のメモリセルのデータを読出し、この内部デ
ータ伝達線の電位に従ってこれらの複数のメモリセルに
不良メモリセルが含まれるか否かを判別する構成とした
ので、チップ面積を増大させることなくテスト時間を大
幅に短縮することのできる半導体記憶装置を得ることが
できる。
読出ゲートとを共用する構成とし、かつ、テストモード
時には、所定の電位にプリチャージされた内部データ伝
達線へ複数のメモリセルのデータを読出し、この内部デ
ータ伝達線の電位に従ってこれらの複数のメモリセルに
不良メモリセルが含まれるか否かを判別する構成とした
ので、チップ面積を増大させることなくテスト時間を大
幅に短縮することのできる半導体記憶装置を得ることが
できる。
【図1】この発明の一実施例である半導体記憶装置の全
体の構成を概略的に示すブロック図である。
体の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す半導体記憶装置のメモリセルアレイ
およびセンス・入出力ゲートの構成の一例を示す図であ
る。
およびセンス・入出力ゲートの構成の一例を示す図であ
る。
【図3】図1に示す半導体記憶装置の負荷回路、テスト
回路および入出力回路の構成の一例を示す図である。
回路および入出力回路の構成の一例を示す図である。
【図4】この発明の一実施例である半導体記憶装置の動
作を示す信号波形図である。
作を示す信号波形図である。
【図5】図1に示す負荷回路のプリチャージ動作制御信
号発生回路およびその動作を示す図である。
号発生回路およびその動作を示す図である。
【図6】図1に示す負荷回路のイコライズ動作制御信号
を発生するための回路構成およびその動作を示す図であ
る。
を発生するための回路構成およびその動作を示す図であ
る。
【図7】図2に示す分離制御信号を発生するための回路
構成およびその発生タイミングを示す図である。
構成およびその発生タイミングを示す図である。
【図8】図1に示す半導体記憶装置の他の動作態様を示
す信号波形図である。
す信号波形図である。
【図9】この発明による半導体記憶装置のテスト動作を
示す信号波形図である。
示す信号波形図である。
【図10】この発明の他の実施例である半導体記憶装置
の全体の構成を概略的に示すブロック図である。
の全体の構成を概略的に示すブロック図である。
【図11】図10に示す半導体記憶装置のメモリセルア
レイおよびセンス・入出力ゲートの構成の一例を示す図
である。
レイおよびセンス・入出力ゲートの構成の一例を示す図
である。
【図12】図10に示す半導体記憶装置の負荷回路およ
びテスト回路の構成の一例を示す図である。
びテスト回路の構成の一例を示す図である。
【図13】図10に示す半導体記憶装置のテストデータ
入力回路および選択回路ならびに入出力回路の構成を示
す図である。
入力回路および選択回路ならびに入出力回路の構成を示
す図である。
【図14】この発明の他の実施例である半導体記憶装置
の動作を示す信号波形図である。
の動作を示す信号波形図である。
【図15】図10に示す選択回路の選択制御信号を発生
するための回路構成およびその動作を示す図である。
するための回路構成およびその動作を示す図である。
【図16】この発明のさらに他の実施例である半導体記
憶装置の要部の構成を示す図である。
憶装置の要部の構成を示す図である。
【図17】図16に示す半導体記憶装置の動作を示す信
号波形図である。
号波形図である。
【図18】シェアドセンスアンプ構成の半導体記憶装置
の全体の構成を示す図である。
の全体の構成を示す図である。
【図19】この発明のさらに他の実施例である半導体記
憶装置の全体の構成を示す図である。
憶装置の全体の構成を示す図である。
【図20】図19に示す半導体記憶装置における隣接メ
モリアレイで共有されるセンス・IOゲートの構成を示
す図である。
モリアレイで共有されるセンス・IOゲートの構成を示
す図である。
【図21】図19に示す左側メモリセルアレイ部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図22】図19に示す右側メモリセルアレイ部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図23】この発明によるシェアドセンスアンプ構成の
半導体記憶装置の変更例におけるシェアドセンス部の構
成を示す図である。
半導体記憶装置の変更例におけるシェアドセンス部の構
成を示す図である。
【図24】この発明によるシェアドセンスアンプ構成の
半導体記憶装置の変更例における左側メモリアレイ部の
構成を示す図である。
半導体記憶装置の変更例における左側メモリアレイ部の
構成を示す図である。
【図25】この発明によるシェアドセンスアンプ構成の
半導体記憶装置の変更例における右側メモリアレイ部の
構成を示す図である。
半導体記憶装置の変更例における右側メモリアレイ部の
構成を示す図である。
【図26】この発明のさらに他の実施例である半導体記
憶装置の要部の構成を示す図である。
憶装置の要部の構成を示す図である。
【図27】従来の半導体記憶装置の全体の構成を概略的
に示すブロック図である。
に示すブロック図である。
【図28】図27に示す半導体記憶装置の要部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図29】従来の半導体記憶装置の動作を示す信号波形
図である。
図である。
【図30】従来の半導体記憶装置の他の構成例を示す図
である。
である。
【図31】図30に示す半導体記憶装置の要部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図32】図30および図31に示す半導体記憶装置の
動作を示す信号波形図である。
動作を示す信号波形図である。
1 センス・入出力ゲート 2 イコライズ/プリチャージ回路 3 メモリセルアレイ 4 負荷回路 5 ラインテスト回路 6 入出力回路 PSA P型センスアンプ NSA N型センスアンプと読出ゲートとが共用される
増幅回路 IO 内部データ伝達線 /IO 相補内部データ伝達線 921 選択回路 922 テストデータ入力回路
増幅回路 IO 内部データ伝達線 /IO 相補内部データ伝達線 921 選択回路 922 テストデータ入力回路
Claims (2)
- 【請求項1】 行および列からなるマトリクス状に配列
された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ、 各々に前記マトリクスの一列のメモリセルが接続される
複数の列線、 内部書込データおよび内部読出データを伝達するための
内部データ伝達線、 与えられたアドレスに応答して列選択信号を発生するた
めの列選択手段、 前記列選択信号に応答して対応の列線を前記内部データ
伝達線へ接続するための列接続手段、 各前記列線に設けられ、対応の列線上の電位を検知し増
幅するための増幅手段、前記増幅手段は該対応の列線上
の電位を検出するための検出ノードと該検出された電位
を増幅しかつラッチするためのラッチノードとを備えて
おり、かつ前記ラッチノードは前記列接続手段に結合さ
れ、 各前記増幅手段の前記ラッチノードと前記検出ノードと
の間に設けられ、該ラッチノードと該検出ノードとを分
離するための分離手段、 与えられたアドレスに応答して前記マトリクスの対応の
1行のメモリセルを選択するための行選択手段、および
前記行選択手段による行選択および前記列選択信号発生
後、前記ラッチノードと前記検出ノードとを接続するよ
うに分離制御信号を発生して前記分離手段へ与えるため
の制御手段を備える、半導体記憶装置。 - 【請求項2】 行および列からなるマトリクス状に配列
された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ、 各々に前記マトリクスの1列のメモリセルが接続される
複数の列線、 内部書込データおよび内部読出データを伝達するための
内部データ伝達線、 前記内部データ伝達線を所定電位にプリチャージするた
めのプリチャージ手段、 各前記列線に対応して設けられ、対応の列線上の電位を
検知し増幅するための増幅手段、前記増幅手段は対応の
列線上の電位を検出するための検出ノードと該検出され
た電位を増幅しかつラッチするためのラッチノードとを
含み、 前記ラッチノードと前記検出ノードとの間に設けられ、
該ラッチノードと該検出ノードとを分離するための分離
手段、 テストモード指示信号に応答して前記内部データ伝達線
に関連するすべての列線を前記内部データ伝達線へ接続
するための列接続手段、前記列接続手段は前記ラッチノ
ードを前記内部データ伝達線へ接続し、および前記テス
トモード指示信号と前記内部データ伝達線上の電位とに
応答して前記内部データ伝達線に接続された列線に欠陥
メモリセルが存在するか否かを判別するための判別手段
を備える、半導体記憶装置。
Priority Applications (4)
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JP3221863A JPH0620465A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 半導体記憶装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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