JP2806335B2 - 論理回路及びこれを用いた半導体集積回路 - Google Patents

論理回路及びこれを用いた半導体集積回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理回路及びこれ
を用いた半導体集積回路に関し、特に、例えば半導体メ
モリ装置におけるデコーダ回路のような、多入力でアレ
イ状に配置される回路に用いて好適な論理回路及びこれ
を用いた半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多入力論理回路について、バイポ
ーラトランジスタとMOSトランジスタとを組み合わせ
て構成した(以下、BiCMOSと記す)2入力NAN
D回路を例にして、説明する。このNAND回路の回路
図を、図13に示す。図13を参照して、このNAND
回路は、CMOSトランジスタ構成の論理部1と、バイ
ポーラ・MOSトランジスタ構成の出力段2とからなっ
ている。論理部1は、二つのpMOSトランジスタ
23,M24の並列接続回路と、二つのnMOSトランジ
スタM21,M22の直列接続回路とを、高位電源線(電圧
=VCC)3と接地線4との間に、この順に直列接続した
構成である。論理演算の対象となる二つの入力信号A,
Bのうち、信号Aは、pMOSトランジスタM23及びn
MOSトランジスタM21それぞれのゲート電極に入力さ
れている。一方、信号Bは、pMOSトランジスタM24
及びnMOSトランジスタM22それぞれのゲート電極に
入力されている。そして、演算結果の信号が、二つのp
MOSトランジスタ及びnMOSトランジスタM21の共
通接続されたドレイン電極から出力され、出力段2に入
力される。
【0003】出力段2は、コレクタ電極が電源線3に接
続するバイポーラトランジスタ(以下、BiPトランジ
スタと記す)Q2 と二つのnMOSトランジスタM25
26とを、電源線3と接地線4との間にこの順に直列接
続した構成であって、論理部1からの論理信号はトラン
ジスタQ2 のベース電極に入力される。又、入力信号
A,Bが、直列接続されたnMOSトランジスタM25
26それぞれのゲート電極に一つずつ割り振って入力さ
れている。このBiCMOSの二入力NAND回路は、
出力段2のnMOSトランジスタM25のドレイン電極と
BiPトランジスタQ2 のエミッタ電極との接続節点を
出力端子5として、ここから出力信号X0を出力する。
【0004】図13に示す回路では、信号Aと信号Bが
両方ともハイの場合、直列接続のnMOSトランジスタ
21,M22は共にオン状態となる。一方、並列接続のp
MOSトランジスタM23,M24が共にオフ状態となる。
その結果、BiPトランジスタQ2 はベース電極が接地
電位に下がり、オフ状態となる。一方、同じく直列接続
のnMOSトランジスタM25,M26が共にオン状態とな
るので、負荷(図示せず)の電荷はこれらのトランジス
タM25,M26を通って放電し、出力信号X0 はロウに下
がる。
【0005】これに対し信号A又は信号Bがロウの場
合、nMOSトランジスタM21,M22のうちのどちらか
一方がオフ状態になるので、これらのnMOSトランジ
スタはBiPトランジスタQ2 のベース電位引下げには
働かない。一方、pMOSトランジスタM23,M24のう
ちのどちらかがオン状態となるので、これらのpMOS
トランジスタはBiPトランジスタQ2 のベース電位を
引き上げる。その結果、BiPトランジスタQ2 は、ベ
ース電圧をVCCに引き上げられて、オン状態となる。一
方、直列接続のnMOSトランジスタM25,M26は、ど
ちらかがオフ状態となるので、出力端子5からの電荷引
抜き能力は無い。その結果、BiPトランジスタQ2
よる充電により、出力信号X0 はハイに上がる。
【0006】つまり、図13に示す回路の出力X0 は、
複数本の入力の全てがハイのときのみ出力がロウになり
それ以外はハイ出力となる、NAND論理となってい
る。半導体メモリ装置等に組み込まれるデコーダ回路に
は、上記のような論理回路が頻繁に使われている。その
場合の回路動作上の特徴は、多数個アレイ状に並べられ
たNANDゲートの内で一つだけが選択出力であるロウ
出力であり、それ以外の全ては非選択出力であるハイ出
力となることである。デコーダ回路では、このようなゲ
ートを複数段つなぐことにより、最終的には入力された
番地のメモリセルを選択することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のNAN
D回路では、出力信号X0 のハイへの引上げは、pMO
SトランジスタM23,M24(いずれか一方、又は、両
方)によりベース電流を供給されたBiPトランジスタ
2 により行われる。そのため、電流能力が高く高速に
動作する。しかし、引下げは直列接続のnMOSトラン
ジスタM21,M22によるBiPトランジスタQ2 のベー
ス電位引下げと、同じく直列接続のnMOSトランジス
タM25,M26による出力負荷からの電荷の引抜きとによ
っている。このことは、nMOSトランジスタのゲート
長が等価的に2倍になり、ドレイン電流の電流能力が半
分になっていることを意味する。そこでこのnMOSト
ランジスタの電流能力の半減を補うために、通常、nM
OSトランジスタM21,M22,M25,M26のゲート幅を
大きく設計し電流能力を高めて、引下げ速度の遅れをで
きるだけ起こさないようにしている。しかしながら、ゲ
ート幅の拡大は入力信号からみえる入力容量の増大とな
ってしまうので、前段の論理回路(図示せず)を遅らせ
ることになる。つまり、論理ゲートが複数段存在するよ
うな場合、回路の高速化のためにはファンアウト特性
(出力負荷容量対入力容量の比と遅延時間との関係)の
改善が必要となるが、そのためには直列接続されたnM
OSトランジスタM21,M22,M25,M26の能力低下が
大きな障害になっているのである。
【0008】デコーダ回路について考えると、回路の目
的である選択の動作速度は選択信号出力の遅延時間によ
るところが大きいわけであるが、その選択は、直列接続
のnMOSトランジスタM21,M22及びM25,M26によ
る出力の引下げ(NOR回路では、直列接続のpMOS
トランジスタによる出力の引上げ)によって実行される
ので、MOSトランジスタの直列接続による電流能力の
低下は、動作速度に大きく関わってくることとなる。
【0009】従って、本発明は、負荷への電荷供給ある
いは負荷からの電荷引抜きの経路を構成する直列接続の
MOSトランジスタ数を減じて、高速動作可能で、しか
もレイアウト面積の小さい論理回路を提供することを目
的とするものである。
【0010】本発明の他の目的は、例えば半導体メモリ
装置などにおけるデコーダ回路のような、論理回路を多
数アレイ状に配置する回路に適用して、選択の速度を高
速化できる論理回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による論理回路
は、出力端子を介して外部の負荷に電荷を供給する少く
とも一つ以上の第1のトランジスタと、前記出力端子を
介して前記負荷から電荷を引き抜く少くとも一つ以上の
第2のトランジスタとを備え、外部から入力される複数
の二値論理信号の状態の組合せに応じて前記負荷への電
荷の供給又はこれからの電荷の引抜きを行うことにより
所定の論理演算を行う構成の論理回路において、前記第
1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタの一方
を、ドレイン電極が前記出力端子に接続されたMOS型
電界効果トランジスタで構成し、そのMOS型電界効果
トランジスタのソース電極には、ゲート電極への入力信
号と組み合されて論理演算の対象となるべき信号の、逆
相信号を入力する構成であることを特徴とする。
【0012】又、本発明の論理回路は、上記の論理回路
において、前記MOS型電界効果トランジスタのソース
電極に入力される前記逆相信号を生成する回路を備え、
前記逆相信号生成回路は、電源線と基準電位点との間に
直列に接続された二つのnチャネル型MOS型電界効果
トランジスタのそれぞれのゲート電極に、前記逆相信号
と同相及び逆相の相補の信号を入力することにより、n
チャネル型MOS型電界効果トランジスタにおけるしき
い値落ち現象に基づいて、論理振幅が圧縮された前記逆
相信号を生成する構成であることを特徴とする。
【0013】更に、本発明の半導体集積回路は、同一チ
ップ上にデコーダ回路を備える半導体集積回路におい
て、前記デコーダ回路を、上記の論理回路をアレイ状に
多数並べて配置することにより構成すると共に、それぞ
れの論理回路内の、前記ソース電極に論理演算の対象と
なる信号の逆相信号を入力されるMOS型電界効果トラ
ンジスタは、隣り合う論理回路どうしでソース拡散層を
共有するように配置したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の幾つかの実施の形
態について、図面を参照して説明する。図1(a)は、
本発明の第1の実施の形態の、BiCMOSによる2入
力NAND論理回路の回路図を示す。図1(a)と図1
3とを比較すると、本実施の形態は、出力段のBiPト
ランジスタのベース電位引下げ用電流経路および、出力
負荷からの電荷引抜き用電流経路が、従来、nMOSト
ランジスタM21,M22の直列接続回路および、nMOS
トランジスタM25,M26の直列接続回路で構成されてい
たのに対し、それぞれ単独のnMOSトランジスタ
11,M14で構成されている点が従来のNAND回路と
大きく異っている。
【0015】本実施の形態において、入力信号AはpM
OSトランジスタM12とnMOSトランジスタM11のゲ
ート電極に入力される。pMOSトランジスタM12のソ
ース電極は高位電源線(電圧=VCC)3に接続され、こ
のトランジスタに並列接続されたpMOSトランジスタ
13には別の入力信号Bがゲート入力されている。これ
ら二つのpMOSトランジスタの共通ドレイン電極は、
コレクタ電極が電源線3に接続されたBiPトランジス
タQ1 のベース電極に接続されている。BiPトランジ
スタQ1 のエミッタ電極には、信号Aをゲート入力とす
るnMOSトランジスタM14のドレイン電極が接続さ
れ、その接続節点が出力端子5に接続されている。そし
て、前述のnMOSトランジスタM11、M14のソース電
極には、入力信号Bの逆相信号▽B(▽は、反転を意味
する上バーの代用。以下、同じ)が入力されている。
【0016】次に、本実施の形態の論理動作を、図1
(b)に示す真理値表を参照して、説明する。入力信号
Aがロウ(=0)の場合、nMOSトランジスタM11
14はオフ状態となる。一方、pMOSトランジスタM
12はオンとなる。従って、BiPトランジスタQ1 は、
信号Bの如何によらず、ベース電圧が電源電圧VCCに引
き上げられて、オン状態となる。これで、コレクタ電極
からエミッタ電極に大きな電流が供給され、出力端子5
に接続された負荷(図示せず)を充電して、出力X0
ハイ(=1)となる。
【0017】入力信号Aがハイの場合、出力X0 は、入
力信号Bの状態によって異なる。信号Bがロウのとき逆
相信号▽Bはハイとなるので、nMOSトランジスタM
11,M14はオフ状態となる。一方、pMOSトランジス
タM12もオフ状態となるが、もう一つのpMOSトラン
ジスタM13はオン状態となる。従って、出力X0 は先程
と同様に、ハイ出力となる。次に、入力信号Bがハイの
ときは、nMOSトランジスタM11,M14はゲート電極
がハイでソース電極がロウとなるので、共にオン状態と
なる。これに対し、pMOSトランジスタM12,M13
両方共オフ状態になる。従って、BiPトランQ1 はベ
ース電極が接地電位に下がり、オフ状態となる。そし
て、nMOSトランジスタM14のオン電流能力により出
力負荷が放電され、出力X0 がロウに引き下げられる。
【0018】本実施の形態の過渡応答については、逆相
信号▽Bにおける、nMOSトランジスタM11,M14
ソース電極への入力動作が特徴となる。ここで、本実施
の形態に用いたnMOSトラジスタのソース電極容量に
ついて説明する。図1(a)に示す回路のnMOSトラ
ンジスタM14のレイアウトパターンを、図1(c)に示
す。ここでは半導体メモリ装置のデコーダ回路を想定し
ており、4つのNANDゲートがNAND(1)からN
AND(4)までアレイ状に配置されて場合について、
各ゲート内のnMOSトランジスタM14のレイアウトを
示している。この場合、逆相信号▽Bは4つのNAND
ゲートに共通であり、一方、入力信号Aは信号A1 〜信
号A4 の4本あり、各NANDゲート内のnMOSトラ
ンジスタM14のゲート電極に入力されている。ここで重
要なのは、nMOSトランジスタM14のソース拡散層を
二つのNANDゲートで共通に使っていることである。
これにより、nMOSトランジスタM14のソース拡散層
の容量は約半分になる。更に、フィールド側の側面容量
が大きいデバイスでは、半分以下に低減される。このよ
うな構造にすることによって、本実施の形態は、入力容
量が通常のゲート入力容量に比べ約半分程度まで下が
り、ファンアウト特性が向上する。又、nMOSトラン
ジスタM14はトランスファゲートとして働くので、ゲー
ト入力によるオン動作よりも速く出力端子5から電流を
引き始める。従って、前段の論理回路から含めて非常に
高速な動作が可能となる。
【0019】但し、注意が必要なのは、出力端子5の負
荷容量を入力信号である▽Bの配線を通して放電してい
るので、高速動作のためには、下記の式で表される条
件を満たすことが必要である。
【0020】 出力端子5の負荷容量<逆相信号▽Bの負荷容量 逆相信号▽Bの負荷容量が大きければ、出力端子5から
の放電電流による影響は、ほとんど見えてこない。尚、
以上は、nMOSトランジスタM14のソース拡散層を隣
り合うNANDゲートどうしで共有する例であるが、こ
のようなレイアウト構造にすることの利点は、nMOS
トランジスM11においても、同様に得られる。
【0021】次に、信号Aの入力に対する応答について
みると、二つのnMOSトランジスタM11,M14は共に
ソース電極が接地線に接続された状態となる。すなわ
ち、一段のnMOSトランジスタのみで出力X0 を引き
下げることになるので、やはり高速動作が可能となる。
尚、nMOSトランジスタのソース電極に逆相信号▽B
が接続されていることの影響は、先程の、出力端子5と
の容量比の条件式を満足していればソース電圧が大き
く浮くことはなく、nMOSトランジスタの高い電流能
力を十分引き出だすことができる。
【0022】実際のデコーダ回路を考えた場合、信号B
とその逆相信号▽Bとは、同時に供給され或いは、容易
に得られるはずである。例えば、2本のアドレスを入力
とする4つのNAND回路の場合、入力信号は2本のア
ドレス信号それぞれの同相信号と逆相信号であり、デコ
ーダ回路を考えると、必然的に存在しているものであ
る。一方、初段のデコーダ回路以降のデコーダ回路にお
いては逆相信号は必ずしも存在するとは限らないが、こ
の場合でもインバータを一段介して複数個のNANDゲ
ート用に逆相信号を発生することは容易である。そのと
きは、負荷の小さい信号Bの方を発生させることが望ま
しい。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図2を用いて説明する。本実施の形態では、出力段
のBiPトランジスタQ3 のベース電位引上げ用pMO
Sトランジスタを、pMOSトランジスタM32の一個の
みとしている。そして、このトランジスタのゲート電極
を接地線4に接続して接地電位をゲート入力とすること
で、pMOSトランジスタM32を常時オン状態で使って
いる。従って、入力信号は、信号Aと逆相信号▽Bのみ
である。第1の実施の形態とは異って、信号Bを必要と
しない。又、素子数も、1個減っている。
【0024】本実施の形態では、信号Aがハイで且つ逆
相信号▽Bがロウ以外では、nMOSトランジスタ
31,M33はオフであり、pMOSトランジスタM32
よりBiPトランジスタQ3 のベース電極が電源電圧V
CCに引き上げられる。その結果、BiPトランジスタQ
3 がオン状態となり、出力X0 をハイにする。信号Aが
ハイで且つ逆相信号▽Bがロウのときは、nMOSトラ
ンジスタM31,M33が共にオン状態となる。そして、n
MOSトランジスタM33の電流能力で出力X0 をロウに
引き下げる。
【0025】ここで、pMOSトランジスタM32が常時
オン状態にあるので、BiPトランジスQ3 のベース電
位はnMOSトランジスタM31とpMOSトランジスタ
32とのインピーダンス比により決まる。そこで、その
ベース電位がBiPトランジスタQ3 のベース・エミッ
タ間のpn接合順方向電圧である約0.8V以下となる
ようにしておけば、BiPトランジスタQ3 はオフとな
るので、ロウ出力に問題はない。pMOSトランジスタ
32のサイズはBiPトランジスタQ3 のオン能力以外
に、トランジスタQ3 がオフ状態にあるときのベース電
位を決定しているので、あまり大きくはできない。従っ
て、ハイ出力つまりデコーダとして考えたときの非選択
出力が、第1の実施の形態ほどは速くない。しかし、入
力容量がpMOSトランジスタの分だけ減少しているの
で、ファンアウト特性ではほとんど差は生じない。
【0026】次に、本発明の第3の実施の形態を、図3
を用いて説明する。図3を参照すると、本実施の形態
は、出力引下げ用にただ一個のnMOSトランジスタM
41を用いている点はこれ迄の実施の形態と同じである。
しかし、出力X0 引上げ用トランジスタとしてBiPト
ランジスタのみを用いている点に、特徴がある。nMO
SトランジスタM41のソース電極に入力される逆相信号
▽BをBiPトランジスタQ41のベース電極にも入力
し、これに並列接続したBiPトランジスタQ42のベー
ス電極には信号Aの逆相信号▽Aが入力されている。
【0027】本実施の形態では、信号Aがハイで逆相信
号▽Bがロウ(つまり、A=1,B=1)のとき、nM
OSトランジスタM41がオン状態となる。このとき同時
に、逆相信号▽A,逆相信号▽Bが共にロウになるの
で、二つのBiPトランジスタQ41,Q42は、共にオフ
状態となる。その結果、出力X0 はロウとなる。それ以
外のときは、nMOSトランジスタM41がオフ状態にな
る。一方、BiPトランジスタQ41,Q42のうち少なく
とも一つはオン状態にある。従って、出力X0 はハイに
引き上げられる。本実施の形態の場合、出力引上げ用B
iPトランジスタQ41,Q42を逆相信号▽A,▽Bで直
接駆動するので高速動作が期待できるが、入力信号から
はBiPトランジスタのベース電極容量が見えるので、
ファンアウト特性としては今までの例ほど改善効果は大
きくない。しかし、素子数がわずか3素子であるので、
チップ上でのレイアウト面積等を考えた場合、大きなメ
リットを持っている。
【0028】図4に、従来のNAND回路の性能と本発
明の第1及び第3の実施の形態の性能とを比較した結果
を示す。図4において、横軸は、NAND回路の構成素
子数を示す。縦軸は、NAND回路の後にインバータを
接続した形での合計の遅延時間を示す。ここで、遅延時
間は、ファンアウト特性を考慮して、出力負荷の容量C
out /入力容量Cin=20と一定にしたときの値であ
る。又、二本の入力それぞれのハイ、ロウ入力での遅延
時間を平均した値を、比較している。第1の実施の形態
では素子の減少は2個であるが、遅延時間に関しては2
0%近い改善効果がある。一方、第3の実施の形態では
遅延時間の改善は10%程度だが、素子数は半分以下に
削減される。このように速度改善を重視するか或いは、
素子数削減によるレイアウト面積削減を重視するかを、
設計する製品の目標性能に合わせて選択できる。
【0029】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図5を用いて説明する。本実施の形態は、BiCM
OSによる2入力NOR回路である。図5を参照して、
入力信号A,Bをゲート入力とする並列接続のnMOS
トランジスタとして、BiPトランジスタQ6 のベース
電位引下げ用に、トランジスタM62,M63がある。又、
出力X1 引下げ用に、トランジスタM64,M65がある。
一方、BiPトランジスタQ6 のベース電位引上げ用に
は、信号Aをゲート入力とし逆相信号▽Bをソース入力
とするpMOSトランジスタM61が、一個だけ接続され
ている。従来のNOR回路では、この部分が直列二段積
みの二つのpMOSトランジスタで構成される。従っ
て、ハイ出力のとき、pMOSトランジスタのオン状態
での電流能力は低く、トランジスタQ6 に十分なベース
電流を供給できない。すなわち、BiPトランジスタQ
6 の能力が生かされず、高速化が容易ではなかった。本
実施の形態のNOR回路では、NAND回路のときと同
様で、pMOSトランジスタの電流能力を高くできるの
で、高速化が可能である。
【0030】次に、本発明の第5の実施の形態につい
て、図6を用いて説明する。本実施の形態では、先の第
4の実施の形態(図5参照)に対し、出力段BiPトラ
ンジスタQ7 のベース電位引下げ用トランジスタを、n
MOSトランジスタM72の一個だけで構成している。こ
のnMOSトランジスタM72は、ゲート電極が電源線3
に接続されゲート電圧として電源電圧VCCを与えられ
て、常時オン状態にある。このような回路構成の場合、
nMOSトランジスタM72がオフ状態をとり得るトラン
ジスタであれば、BiPトランジスタQ7 のベース電位
は電源電圧VCCまで上がりやすい。ところが本実施の形
態においては、トランジスタM72が常時オン状態にある
ので、トランジスタQ7 のベース電位は、pMOSトラ
ンジスタM71とnMOSトランジスタM72とのインピー
ダンス比による分だけ、電源電圧VCCより低下する。こ
の低下分は出力X1 の低下として表出してくるので、こ
れが次段の回路特性を悪化させない程度にする必要があ
る。
【0031】これまで述べた第4および第5の実施の形
態によるNOR回路では、ソース入力されるpMOSト
ランジスタM71の出力点はBiPトランジスタQ7 のベ
ース電極であるので、高速化のための条件である、出力
負荷容量と逆相信号▽Bの負荷容量との容量比に関する
条件式は、NAND回路の場合に比べれば容易に達成
しやすい。それは、出力X1 をBiPトランジスタQ7
を介して動かしているためである。但し、その反面、速
度改善効果は、NAND回路ほどには大きくない。又、
ソース入力できるトランジスタはpMOSトランジスタ
側の一つだけであるので、素子数削減効果もNAND回
路ほどには大きくない。
【0032】次に、本発明の第6の実施の形態につい
て、図7を用いて説明する。本実施の形態の論理回路
は、BiPトランジスタを用いないCMOS構成の、N
AND回路+インバータによるAND回路である。図7
を参照して、pMOSトランジスタM82,M83を並列接
続し、入力信号A,Bをそれぞれのゲート電極に一つず
つ割り振って入力する。一方、nMOSトランジスタM
81に対しては、ゲート電極に信号Aを入力し、ソース電
極に逆相信号▽Bを入力する。そして、これらpMOS
トランジスタ及びnMOSトランジスタの共通接続のド
レイン電極をNAND出力として、pMOSトランジス
タM84とnMOSトランジスタM85との直列接続からか
らなるCMOSインバータに入力する。そのインバータ
の出力が、AND論理の出力X2 である。
【0033】NAND論理部分の回路動作および特性は
先に示したBiCMOSによるNAND回路(第1の実
施の形態。図1参照)と同様であるが、本実施の形態で
はNAND回路の出力点にCMOSインバータを接続し
た、AND論理形式を基本単位と考えている。CMOS
回路はBiCMOS回路に比べて負荷に対する駆動能力
が低いことから、大きな負荷を駆動するときは、複数の
回路つまり論理回路に駆動用のインバータを接続する構
成が、一般的である。このやり方は、逆相信号▽Bをソ
ース入力とするnMOSトランジスタによる動作とも相
性がよい。これまで説明したように、高速性を発揮させ
るためには逆相信号▽Bの負荷容量に比べNAND出力
の負荷容量を小さくする必要があるが、NAND出力で
出力X2の大きな負荷を直接駆動する形では、この条件
は崩れ易くなる。いま、デコーダ回路を考えると、その
デコーダ出力は次段の多数の論理回路に入るのである
が、そのほとんどは非選択になり、選択側でのみ、nM
OSトランジスタM81のソース電極を通してNAND出
力の負荷がみえてくる。その場合のNAND出力部分の
出力負荷容量は、駆動用CMOSインバータの入力容量
のみである。その結果、デコーダ出力のほとんどの負荷
容量は、非選択側の入力容量および配線容量の合計とな
る。したがって、高速化の条件は容易に達成され、高速
性能が発揮されやすくなる。
【0034】次に、本発明の第7の実施の形態につい
て、図8を用いて説明する。本実施の形態は、第6の実
施の形態によるCMOSでのAND回路に対し、NAN
D論理部分のpMOSトランジスタを、常時オン状態に
ある一個のpMOSトランジスタM92で構成したもので
あり、NAND回路にCMOSインバータが接続された
AND出力の形を取っている。この構成では、nMOS
トランジスタM91がオン状態となったとき、NAND出
力は接地電位までは下がらず、わずかに浮くことにな
る。しかし、その出力の浮きが次のインバータのnMO
SトランジスタM94のしきい値電圧より低ければ、大き
な貫通電流の心配はない。勿論、トランジスタM92を通
った貫通電流は流れるが、このトランジスタはサイズが
小さく電流能力が小さいし、又、デコーダ回路を考える
と選択時のみなので流れる回路数も非常に少なく、特に
大きな問題ではない。
【0035】次に、本発明の第8の実施の形態につい
て、図9を用いて説明する。本実施の形態は、先の第7
の実施の形態のAND回路(図8参照)が逆相信号▽B
を論理回路外部から供給されていたのに対し、その逆相
信号▽Bを発生する回路を含んでいる点に特徴がある。
複数個並んだAND回路(出力は、X21〜X2n)は、引
上げ用nMOSトランジスタM103 と引下げ用nMOS
トランジスタM104 の直列接続からなる逆相信号生成回
路により、駆動される。上記の逆相信号生成回路は、二
つのnMOSトランジスタM103 ,M104 それぞれのゲ
ート電極に逆相信号▽Bと同相、逆相の信号▽B0 ,B
0 を入力されて、プッシュプル形式の回路として逆相信
号▽Bの信号線6を駆動する。
【0036】図9中のAND回路を構成するMOSトラ
ンジスタの内、逆相信号▽Bがソース電極に入力される
nMOSトランジスタM102 がオフ状態となる条件は、
このトランジスタのソース電圧が、ゲート電圧よりしき
い値電圧VTHだけ低い電圧になることである。従って、
本実施の形態では、nMOSトランジスタM102 のソー
ス電圧つまり、逆相信号▽BのハイレベルがVCC−VTH
まで上がれば十分である。その逆相信号▽Bをハイに引
き上げるのは、逆相信号生成回路内のnMOSトランジ
スタM103 であって、この逆相信号発生回路への入力信
号▽B0 がハイのとき、出力の逆相信号▽Bがハイとな
る。その場合、入力信号▽B0 のハイレベルは電源電圧
CCに一致するが、得られる出力信号▽Bのハイレベル
は、nMOSトランジスタM103 における「しきい値落
ち現象」により、VCC−VTHとなる。この逆相信号▽B
のハイレベルは、AND論理部側のnMOSトランジス
タM102 のオフ条件に一致する。すなわち、本実施の形
態のように構成すると、逆相信号▽Bの振幅を小さくで
き、高速化と低電流化という効果を同時に得ることがで
きる。例えば、電源電圧VCC=3.3Vとして見積もる
と、AND出力までの遅延時間が約20%短縮され、消
費電流が約30%減少する。更に、逆相信号生成回路に
電流能力が低いpMOSトランジスタに替えてnMOS
トランジスタを用いることで、トランジスタサイズを小
さくすることができ、逆相信号線駆動バッファのレイア
ウト面積を約25%縮小することができる。
【0037】次に、本発明の第9の実施の形態につい
て、図10を用いて説明する。本実施の形態は、第7の
実施の形態に対し、常時オン状態にあるpMOSトラン
ジスタM112 に並列に、pMOSトランジスタM113
接続した点に特徴がある。このpMOSトランジスタM
113 のゲート電極には、AND出力X2 の反転信号が入
力されている。このフィードバックにより、NAND出
力がロウからハイに上がるとき、pMOSトランジスタ
113 はオン状態にあってトランジスタM112 と協働し
て電荷を供給するので、NAND出力が速く引き上が
る。一方、NAND出力がハイからロウに下がるとき
は、pMOSトランジスタM113 はオフ状態にあり、n
MOSトランジスタM111 には電流を流さないので、N
AND出力の引下げ速度に影響しない。尚、pMOSト
ランジスタM112 の電流能力に対してpMOSトランジ
スタM113 の電流能力を大きめの比率にすることで、こ
の高速化のフィードバック効果は高まるが、NAND出
力のロウ電圧の浮きやハイ電圧の保持力が低下するので
注意が必要である。
【0038】次に、本発明の第10の実施の形態につい
て、図11を用いて説明する。本実施の形態は、NOR
論理回路をpMOSトランジスタM121 とnMOSトラ
ンジスタM122 との直列接続回路で構成し、そのNOR
出力をインバータ7で反転させたOR論理回路となって
いる。今までのAND回路(第7の実施の形態。図8参
照)におけるnMOSトランジスタと同様に、pMOS
トランジスタM121 のゲート電極に信号Aを入力し、ソ
ース電極に逆相信号▽Bを入力している。pMOSトラ
ンジスタM121 は、信号Aがロウで逆相信号▽Bがハイ
(つまり、A=0,B=0)のときだけオン状態とな
る。従って、出力X3 はこのときだけ、ロウとなる。そ
れ以外のときはpMOSトランジスタM121 が常にオフ
状態にあるので、出力X3 は、ハイとなる。このように
本実施の形態も、これまでの実施の形態におけると同様
に、容易に高速動作を実現できる。
【0039】図12に、MOSトランジスタによるAN
D回路のファンアウト特性を、従来の回路と本発明の実
施の形態とで比較して示す。図12において、横軸は、
NAND+インバータの構成によるAND回路でのC
out /Cinを示す。縦軸は、遅延時間を示す。図に示す
遅延時間は、2本の入力それぞれのハイ、ロウ変化時の
遅延時間を平均したものであり、従来のAND回路につ
いては一般的なCMOS構成の回路における値を示し、
本発明については第7と第9の実施の形態のAND回路
における値を示してある。図から、ファンアウト係数に
よらず、従来の回路に比べ本発明の実施の形態の方が高
速であり、フィードバックを加えた第9の実施の形態は
特に高速であることがわかる。つまり、同じCout /C
inならば遅延時間を約30〜40%も短縮することがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、NAN
D論理回路の、従来複数個のnMOSトランジスタの直
列縦積み接続で構成していた電荷引抜き経路を、ただ一
個のnMOSトランジスタで構成し、そのnMOSトラ
ンジスタには、ゲート入力の他に、ソース電極にも逆相
信号を直接入力している。これにより本発明によれば、
nMOSトランジスタによる出力の引下げ能力を高くで
きる。上記の構成をBiCMOSのNAND回路に適用
するときは、出力引下げ用および出力段バイポーラトラ
ンジスタのベース電位引下げ用の両方に適用することに
より、動作速度を高めるとともに、素子数を減じレイア
ウト面積を縮小することができる。又、CMOSのNA
ND回路に適用するときは、インバータを加えたAND
回路を基本単位とすることで、ソース入力の逆相信号線
容量に対するNAND出力の負荷容量を小さくして、高
速性を引き出すことができる。
【0041】更に、このソース入力の逆相信号を生成す
る回路を設け、逆相信号の振幅を圧縮することにより、
回路動作を高速化させ低電力化を計ることがでる。
【0042】本発明はこれを、NAND,AND論理以
外の、NOR論理やOR論理などの論理回路にも同様に
適用できるので、特に半導体メモリ装置におけるデコー
ダ回路などを構成した場合、高速化、レイアウト面積低
減、低消費電力化などの大きな効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるNAND回路
の回路図、真理値表及びレイアウトパターンを示す図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるNAND回路
の回路図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるNAND回路
の回路図である。
【図4】NAND回路における素子数対遅延時間の関係
を、従来のNAND回路と本発明の実施の形態によるB
iCMOS構成のNAND回路とで比較して示す図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態によるNOR回路の
回路図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態によるNOR回路の
回路図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態によるAND回路の
回路図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態によるAND回路の
回路図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態による、逆相信号生
成回路を備えるAND回路の回路図である。
【図10】本発明の第9の実施の形態によるAND回路
の回路図である。
【図11】本発明の第10の実施の形態によるOR回路
の回路図である。
【図12】AND回路における素子数対遅延時間の関係
を、従来のAND回路と本発明の実施の形態によるCM
OS構成のAND回路とで比較して示す図である。
【図13】従来のNAND回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 論理部 2 出力段 3 高位電源線 4 接地線 5 出力端子 6 逆相信号線 7 インバータ

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子を介して外部の負荷に電荷を供
    給する少くとも一つ以上の第1のトランジスタと、前記
    出力端子を介して前記負荷から電荷を引き抜く少くとも
    一つ以上の第2のトランジスタとを備え、外部から入力
    される複数の二値論理信号の状態の組合せに応じて前記
    負荷への電荷の供給又はこれからの電荷の引抜きを行う
    ことにより所定の論理演算を行う構成の論理回路におい
    て、 前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタの
    一方を、ドレイン電極が前記出力端子に接続されたMO
    S型電界効果トランジスタで構成し、 そのMOS型電界効果トランジスタのソース電極には、
    ゲート電極への入力信号と組み合されて論理演算の対象
    となるべき信号の、逆相信号を入力する構成であること
    を特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の論理回路において、 前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタ
    を、相補形MOS型電界効果トランジスタで構成したこ
    とを特徴とする論理回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の論理回路において、 前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタの
    うち、前記MOS型電界効果トランジスタで構成される
    トランジスタとは異るトランジスタを、バイポーラトラ
    ンジスタを用いて構成したことを特徴とする論理回路。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の論理回路に
    おいて、 前記論理回路の出力信号を、バイポーラトランジスタと
    MOS型電界効果トランジスタとの直列回路からなる出
    力段を介して外部に出力する、バイポーラ・CMOSト
    ランジスタ構成であることを特徴とする論理回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の論理回路において、 この論理回路は、前記MOS型電界効果トランジスタの
    ソース電極に入力される前記逆相信号を生成する回路を
    備え、 前記逆相信号生成回路は、電源線と基準電位点との間に
    直列に接続された二つのnチャネル型MOS型電界効果
    トランジスタのそれぞれのゲート電極に、前記逆相信号
    と同相及び逆相の相補の信号を入力することにより、n
    チャネル型MOS型電界効果トランジスタにおけるしき
    い値落ち現象に基づいて、論理振幅が圧縮された前記逆
    相信号を生成する構成であることを特徴とする論理回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の論理回路において、 負荷に電荷を供給する前記第1のトランジスタに並列に
    第3のトランジスタを設け、その第3のトランジスタの
    制御電極に論理出力信号と同相の信号をフィードバック
    して入力することを特徴とする論理回路。
  7. 【請求項7】 それぞれのゲート電極に第1の入力信号
    及び第2の入力信号を一つずつ割り振って入力される、
    並列接続の二つのpチャネル型MOS型電界効果トラン
    ジスタの共通接続のドレイン電極に、第1のnチャネル
    型MOS型電界効果トランジスタのドレイン電極を接続
    し、 その第1のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    には、前記第1の入力信号をゲート入力として与え、ソ
    ース電極に前記第2の入力信号の逆相信号を入力し、 前記二つのpチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    及び前記第1のnチャネル型MOS型電界効果トランジ
    スタの共通接続のドレイン電極を出力端子に接続したこ
    とを特徴とする論理回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の論理回路において、 前記二つのpチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    及び前記第1のnチャネル型MOS型電界効果トランジ
    スタの共通接続のドレイン電極を前記出力端子に接続す
    るのに替えて、 コレクタ電極が最高電位点に接続されたバイポーラトラ
    ンジスタと、ドレイン電極が前記バイポーラトランジス
    タのエミッタ電極に接続された第2のnチャネル型MO
    S型電界効果トランジスタとを設け、 前記第1のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    のドレイン電極を前記バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続し、前記バイポーラトランジスタのエミッタ
    電極と前記第2のnチャネル型MOS型電界効果トラン
    ジスタのドレイン電極との接続節点を出力端子に接続す
    ると共に、 前記第2のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    には、前記第1の入力信号をゲート入力として与え、ソ
    ース電極に前記第2の入力信号の逆相信号を入力するよ
    うに構成したことを特徴とする論理回路。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の論理回路に
    おいて、 前記並列接続のpチャネル型MOS型電界効果トランジ
    スタに替えて、ゲート電極に一定電位を与えられて常時
    オン状態にある一つのpチャネル型MOS型電界効果ト
    ランジスタを設けたことを特徴とする論理回路。
  10. 【請求項10】 それぞれのベース電極に第1の入力信
    号の逆相信号及び第2の入力信号の逆相信号を一つずつ
    割り振って入力される、エミッタ電極を共通接続した二
    つのバイポーラトランジスタのエミッタ電極に、nチャ
    ネル型MOS型電界効果トランジスタのドレイン電極を
    接続し、 前記nチャネル型MOS型電界効果トランジスタには、
    前記第1の入力信号をゲート入力として与え、ソース電
    極に前記第2の入力信号の逆相信号を入力すると共に、 前記二つのバイポーラトランジスタのエミッタ電極と前
    記nチャネル型MOS型電界効果トランジスタのドレイ
    ン電極との接続節点を出力端子に接続したことを特徴と
    する論理回路。
  11. 【請求項11】 それぞれのゲート電極に第1の入力信
    号及び第2の入力信号を一つずつ割り振って入力され
    る、並列接続の二つのnチャネル型MOS型電界効果ト
    ランジスタの共通接続のドレイン電極に、第1のpチャ
    ネル型MOS型電界効果トランジスタのドレイン電極を
    接続し、 その第1のpチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    には、前記第1の入力信号をゲート入力として与え、ソ
    ース電極に前記第2の入力信号の逆相信号を入力し、 前記二つのnチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    及び前記第1のpチャネル型MOS型電界効果トランジ
    スタの共通接続のドレイン電極を出力端子に接続したこ
    とを特徴とする論理回路。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の論理回路において、 前記並列接続のnチャネル型MOS型電界効果トランジ
    スタ及び前記第1のpチャネル型MOS型電界効果トラ
    ンジスタの共通接続のドレイン電極を前記出力端子に接
    続するのに替えて、 コレクタ電極が最高電位点に接続されたバイポーラトラ
    ンジスタと、ドレイン電極が前記バイポーラトランジス
    タのエミッタ電極に接続されソース電極が基準電位点に
    接続された第3のnチャネル型MOS型電界効果トラン
    ジスタと、その第3のnチャネル型に並列接続された第
    4のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタとを設
    け、 前記第1のpチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    のドレイン電極を前記バイポーラトランジスタのベース
    電極に接続し、前記バイポーラトランジスタのエミッタ
    電極と前記第3及び第4のnチャネル型MOS型電界効
    果トランジスタのドレイン電極との接続節点を出力端子
    に接続すると共に、 前記第3のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタ
    には、前記第1の入力信号をゲート入力として与え、前
    記第4のnチャネル型MOS型電界効果トランジスタに
    は、前記第2の入力信号をゲート入力として与えるよう
    に構成したことを特徴とする論理回路。
  13. 【請求項13】 第1の入力信号をゲート入力とし、第
    2の入力信号の逆相信号をソース電極に入力されるnチ
    ャネル型MOS型電界効果トランジスタのドレイン電極
    に、それぞれのゲート電極に前記第1の入力信号及び前
    記第2の入力信号を一つずつ割り振って入力される、並
    列接続のpチャネル型MOS電界効果トランジスタのド
    レイン電極を接続し、 前記nチャネル型MOS型電界効果トランジスタ及び前
    記並列接続のpチャネル型MOS型電界効果トランジス
    タの共通接続のドレイン電極からの出力信号を、CMO
    Sトランジスタ構成のインバータを介して出力するよう
    に構成したことを特徴とする論理回路。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の論理回路において、 前記並列接続の二つのpチャネル型MOS型電界効果ト
    ランジスタに替えて、ゲート電極に一定電位を与えられ
    て常時オン状態にある一つのpチャネル型MOS型電界
    効果トランジスタを設けたことを特徴とする論理回路。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の論理回路において、 前記常時オン状態にあるpチャネル型MOS型電界効果
    トランジスタに並列にpチャネル型MOS型電界効果ト
    ランジスタを接続し、その並列接続のpチャネル型MO
    S型電界効果トランジスタのゲート電極に、前記nチャ
    ネル型MOS型電界効果トランジスタのドレイン電極か
    らの信号と同相の信号をフィードバックして入力する構
    成としたことを特徴とする論理回路。
  16. 【請求項16】 請求項13,請求項14又は請求項1
    5記載の論理回路において、 この論理回路は、前記nチャネル型MOS型電界効果ト
    ランジスタのソース電極に入力される前記第2の入力信
    号の逆相信号を生成する回路を備え、 前記逆相信号生成回路は、電源線と基準電位点との間に
    直列に接続された二つのnチャネル型MOS型電界効果
    トランジスタのそれぞれのゲート電極に、前記逆相信号
    と同相及び逆相の相補の信号を入力することにより、n
    チャネルMOS型電界効果トランジスタにおけるしきい
    値落ち現象に基づいて、論理振幅が圧縮された前記逆相
    信号を生成する構成であることを特徴とする論理回路。
  17. 【請求項17】 同一チップ上にデコーダ回路を備える
    半導体集積回路において、 前記デコーダ回路を、請求項1から請求項16迄のいず
    れかに記載の論理回路をアレイ状に複数並べて配置する
    ことにより構成すると共に、 それぞれの論理回路内の、前記ソース電極に論理演算の
    対象となる信号の逆相信号を入力されるMOS型電界効
    果トランジスタを、隣り合う論理回路どうしでソース拡
    散層を共有するように配置したことを特徴とする半導体
    集積回路。
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