JPH0517474A - ヒドロキシイミノオクタヒドロインドール(2,3−a)キノリジン誘導体の製造方法 - Google Patents

ヒドロキシイミノオクタヒドロインドール(2,3−a)キノリジン誘導体の製造方法

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JPH0517474A
JPH0517474A JP3317577A JP31757791A JPH0517474A JP H0517474 A JPH0517474 A JP H0517474A JP 3317577 A JP3317577 A JP 3317577A JP 31757791 A JP31757791 A JP 31757791A JP H0517474 A JPH0517474 A JP H0517474A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ラセミ化シス及び/又はトランスヒドロキシ
イミノオクタヒドロインドール(2,3−a)キノリジ
ン誘導体の製造方法を提供する。 【構成】 光学活性なヘキサヒドロインドール(2,3
−a)キノリジニウム誘導体又は一般式(V)で表わさ
れる対応するラセミ化合物を、 a)アルカリ金属水素化物で還元し、所望ならば得られ
たラセミ化トランスオクタヒドロインドール(2,3−
a)キノリジンとアルカリ加水分解し、エステル化し、
芳香族炭化水素溶媒中で亜硝酸・t−ブチルと反応さ
せ、次いでアルカリ金属・t−アルキラートと反応さ
せ、又は b)接触水素添加し、D型酒石酸で分割し、光学活性な
塩基を遊離し、そしてアルカリ加水分解し、エステル化
し、芳香族炭化水素溶媒中で亜硝酸・t−ブチルと反応
させ、次いでアルカリ金属・t−アルキラートと反応さ
せることを特徴とする方法。 〔式中、R及びRは同一又は異なったC1−6アル
キル基であり、Xは酸残基又はC1−6アルカノレート
である]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般式(I):
【化22】 で表わされるラセミ化シスおよび/またはトランスアポ
ビンカミン酸エステルおよび式(Ia):
【化23】 および/または式(Ib):
【化24】 および/または式(Ic);
【化25】
【化26】 および/または式(Id)(式中、RおよびRは同
一または異なるC1−6アルキル基である)で表わされ
る対応する光学活性な誘導体の新規な製造方法に関す
る。
【0002】本発明による一般式(I)で表わされるラ
セミ化シスおよび/またはトランス化合物および式(I
a)、および/または式(Ib)、および/または式
(Ic)、および/または式(Id)で表わされ対応す
る光学活性な化合物は、所望ならば、一般式(V):
【化27】 (式中、RおよびRは同一または異なるC1−6
ルキル基であり、Xは酸残基またはC1−6アルカノレ
ートである)で表わされるラセミ化ヘキサヒドロインド
ール(2,3−a)キノリジニウム誘導体を光学活性な
ジベンジル酒石酸で分割し、得られた(Va):
【化28】 で表わされる光学活性なヘキサヒドロインドール(2,
3−a)キノリジニウム誘導体および/または式(V
b):
【化29】 (式中、R,RおよびXは前記定義通りである)で
表わされる光学活性なヘキサヒドロインドール(2,3
−a)キノリジニウム誘導体または一般式(V)で表わ
されるラセミ化合物を a)アルカリ金属水素化物で還元し、所望ならば、得ら
れた一般式(IV):
【化30】 (式中、RおよびRは前記定義の通りである)で表
わされるラセミ化トランスオクタヒドロインドール
(2,3−a)キノリジンをD型酒石酸で分割し、次い
で、光学活性な酒石酸エステルから対応する光学活性な
塩基を遊離し、得られた式(IVa):
【化31】
【化32】 (式中、RおよびRは前記定義の通りである)で表
わされ光学活性なオクタヒドロインドール(2,3−
a)キノリジン誘導体または一般式(IV)で表わされ
るラセミ化トランスオクタヒドロインドール(2,3−
a)キノリジンを、所望ならばアルカリ分解させ、得ら
れた一般式(III):
【化33】 で表わされるラセミ化トランスオクタヒドロインドール
(2,3−a)−キノジジンカルボン酸または式(II
Ia):
【化34】 および/または(IIIb):
【化35】 (式中、Rは前記定義の通りである)で表わされ対応
する光学活性誘導体を、所望ならば一般式(III)で
表わされるラセミ化トランス化合物を分割後、エステル
化し、得られた式(VIa):
【化36】 および/または(VIb):
【化37】 で表わされる光学活性なオクタヒドロインドール(2,
3−a)キノリジン誘導体または一般式(VI):
【化38】 (式中、Rは前記定義の通りであり、RはRと異
なるかまたは同一であり得るC1−6アルキル基であ
る)で表わされ対応するラセミ化トランス化合物を芳香
族炭化水素溶媒中で亜硝酸・t−ブチルと反応させ、次
いでアルカリ金属・t−アルコレートと反応させ、(必
要に応じて中性双極性溶媒中で、また、所望ならば式R
OH〔式中、RはRと異なるかまたは同一であり
得るC1−6アルキル基である〕で表わされるアルカノ
ールを用いて)反応させ一般式(II):
【化39】 で表わされるラセミ化トランスヒドロキシイミノオクタ
ヒドロインドール(2,3−a)キノリジン誘導体また
は式(IIa):
【化40】 および/または式(IIb):
【化41】 (式中、Rは前記定義通りであり、RはRまたは
と同一である)で表わされ対応する光学活性な誘導
体を得て、所望ならばそれらを酸付加塩に転換するかお
よび/または一般式(II)で表わされるラセミ化トラ
ンス化合物を分割した後、次いで不活性有機溶媒中で非
揮発性濃酸の存在下において反応させ一般式(I)で表
わされるラセミ化トランス化合物または式(Ia)また
は/および式(Ib)で表わされる光学活性な化合物を
得るかまたは b)接触水素添加し、所望ならば、得られた一般式(I
V):
【化42】 (式中、RおよびRは前記定義通りである)で表わ
されるラセミ化シスオクタヒドロインドール(2,3−
a)キノリジンをD型酒石酸で分割し、次いで得られた
光学活性な酒石酸エステルから対応する光学活性な塩基
を遊離して、所望ならば式(IVc):
【化43】 および/または式(IVb):
【化44】 (式中、RおよびRは前記定義通りである)で表わ
される光学活性なオクタヒドロインドール(2,3−
a)キノリジン誘導体または一般式(IV)で表わされ
るラセミ化シスオクタヒドロインドール(2,3−a)
キノリジンをアルカリ分解させ、得られた一般式(II
I):
【化45】 で表わされるラセミ化シスオクタヒドロインドール
(2,3−a)キノリジンカルボン酸または式(III
c):
【化46】 および/または式(IIId):
【化47】 (式中、Rは前記定義通りである)で表わされ対応す
る光学活性な誘導体を、所望ならば、一般式(III)
で表わされるラセミ化シス化合物を分割後、エステル化
し、得られた式(VIc)
【化48】 および/または式(VId):
【化49】 で表わされる光学活性なオクタヒドロインドール(2,
3−a)キノリジン誘導体または一般式(IV)
【化50】 (式中、Rは前記定義通りであり、RはRと異な
るかまたは同一であり得るC1−6アルキル基である)
で表わされ対応するラセミ化シス化合物を芳香族炭化水
素溶媒中で亜硝酸・t−ブチルと反応させ、次いでアル
カリ金属・t−アルキラートと反応させ、(必要に応じ
て中性双極性溶媒中で、または、所望ならば式R−O
H〔式中、RはRと異なるかまたは同一であり得る
1−6のアルキル基である〕で表わされるアルカノー
ルを用いて)反応させ一般式(II):
【化51】 で表わされるラセミ化シスヒドロキシイミノオクタイン
ドール(2,3−a)キノリジン誘導体または式(II
c):
【化52】 および/または式(IId):
【化53】 (式中、Rは前記定義通りであり、RはRまたは
と同一である)で表わされ対応する光学活性な誘導
体を得て、所望ならば、それらを酸付加塩に転換するか
および/または一般式(II)で表わされるラセミ化シ
ス化合物を分割した後、次いで不活性有機溶媒中で非揮
発性濃酸の存在下で反応させ一般式(I)で表わされる
ラセミ化シス化合物または式(Ic)または/および式
(Id)で表わされる光学活性な化合物を得る。
【0003】所望ならば、一般式(I)で表わされるラ
セミ化シスまたはトランス化合物または式(Ia)およ
び/または式(Ib)で表わされる光学活性なトランス
化合物または式(Ic)、および/または式(Id)で
表わされる光学活性なシス化合物を公知の方法でトラン
スエステル化する。
【0004】ハンガリー特許番号No.163,143
の明細書によると、一般式(I)で表わされるラセミ化
シス化合物および式(Ic)で表わされる光学活性なシ
ス化合物は、医薬として活性のあるビンカミンの加水分
解および、得られたビンカミン酸を望ましいエステルに
転換し、次いで水を脱離させることによって対応するア
ポビンカミン酸エステルを得るか、もしくはビンカミン
酸を水の脱離によってアポビンカミンに転換し、次いで
加水分解し、得られたアポビンカミン酸を望ましいエス
テルに転換することによって得られる。この方法は、ビ
ンカミン酸合成に数段階の工程を必要とし、得られたア
ポビンカミン酸エステルの収率が約60%であり、好ま
しいものとはいえない。上述された一般式(I)で表わ
されるラセミ化トランス化合物のヨーロッパの特許出願
番号No.13315である。
【0005】本発明によって製造された式(Ia)およ
び式(Ib)で表わされる光学活性なトランス化合物は
新規な化合物であり、評価しうる抗炎症、抗痙攣症、中
枢神経、抗コリン、抗パーキンソン病および抗アテロー
ム性動脈硬化症の作用を示めす。一般式(II)、式
(IIa)、式(IIc)および式(IId)で表わさ
れる中間体も新規な化合物であり、心臓血管病の治療に
有効である可能性がある。式(III)、式(III
b)、式(IIIc)および式(IIId)で表わされ
る光学活性な中間体は抗抵酸素症および抗痙攣性の作用
を示めし、式(IVa)、式(IVb)、式(IVc)
および式(IVd)ならび式(VIa)、式(VI
b)、式(VIc)および式(VId)で表わされる光
学活性な中間体は、各々抗アレルギー、抗キニーネ緩
徐、抗不整脈、抗低酸素症、抗痙攣症、中枢神経、抗抑
制、鎮静、催眠、コレステリン、および抗潰瘍の作用を
示めしおよびリポ蛋白のレベルを減少させる。これらの
化合物は始めにハンガリー特許出願番号No.1716
60に記載されおよびそのいくつかは血管拡張剤として
の特許である。
【0006】さらに本発明によるすべての中間体は、イ
ンドールキノリジン又はたとえばビンカミン、ビンカモ
ン等々のようなエブルナン骨格をもつ他の医薬として活
性を持つ化合物の出発物質として好ましい。 本発明は、式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)お
よび(Id)で表わされる化合物、および/または式
(V)、(Va)、(Vb)、(Vc)または(V
d)、または式(IV)、(IVa)、(IVb)、ま
たは(IVd)、または式(VI)、(VIa)、(V
Ib)、(VIc)または(VId)、または式(II
I)、(IIIa)、(IIIb)、(IIIc)また
は(IIId)または式(II)、(IIa)、(II
b)(IIc)および(IId)で表わされる化合物の
製造方法をすべて含んでいる。 本発明はすべての新規の中間体すなわち式(II)、
(IIa)、(IIb)、(IIc)および(IId)
で表わされる化合物の製造方法に関する。
【0007】本発明による方法は合成のどのような段
階、すなわちどの中間体においても中断することができ
またはどの中間体からも開始して完成することが可能で
ある。式中、R,R,R,RおよびRは直鎖
状のC1−6アルキル基であるかまたは側鎖状のC
1−6アルキル基であり、例としてメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イ
ソペンチル基、n−ヘキシル基、又はイソヘキシル基が
挙げられる。
【0008】Xは酸残基として有機又は無機酸の残基で
あり、たとえば過塩素酸塩のような過ハロゲン化塩が好
ましいし、およびアルカノレートとしてR,R,R
,RおよびRに関連したアルキル基に対応するア
ルカノレートであり、好ましくはメタノレートである。
【0009】一般式(IV)および(V)で表わされる
ラセミ化シスおよびラセミ化トランス化合物の分割は、
有機溶媒または不活性な溶媒混合物において反応条件下
で行なわれる。望ましい溶媒としては、たとえば脂肪族
または芳香族炭化水素、必要に応じては、ジクロロメタ
ンのような1つまた二つ以上のハロゲンで置換した炭化
水素またはメタノール、エタノールもしくはそれらの混
合物のようなC1−6であるアルカノールを用いる。
【0010】式(V)、(Va)および(Vb)で表わ
される化合物の接触水素添加の場合には触媒としてパラ
ジウム−活性炭が好ましい、しかし反応は、一般的に用
いられる水素添加の金属触媒の存在下でも(必要に応じ
てはそれを担体上に沈殿させて)行なうことができる。
【0011】接触水素添加は、有機溶媒または不活性な
溶媒混合物の存在下で反応条件下で行なわれる。望まし
い溶媒としてジメチルホルムアミドのような中性双極性
溶媒、またはメタノール、エタノール、その他もしくは
それらの混合物のようなC1−6であるアルカノールの
ような極性溶媒を用いる。
【0012】式(V)、(Va)および(Vb)で表わ
される化合物の還元は、好ましくは硼化水素ナトリウム
の存在下で行なうけれども、たとえばリチウムアルミニ
ウム水素化物を用いることもできる。還元はメタノー
ル、エタノール、等々のC1−6であるアルカノール中
で行なう。
【0013】式(IV)、(IVa)、(IVb)、
(IVc)および(IVd)で表わされる化合物のアル
カリ分解は、たとえばナトリウム水素化物のようなアル
カリ金属水素化物およびC1−6であるアルカノールお
よび水の混合において行なう。
【0014】アルカリ加水分解によって得られた式(I
II)、(IIIa)、(IIIb)、(IIIc)お
よび(IIId)で表わされる化合物を適当な塩基によ
って対応する塩に、または他の作用をもつ誘導体、たと
えば酸ハロゲン化物、酸アミド、ニトリル、酸無水物、
酸アジ化合物などに転換する。
【0015】式(III)、(IIIa)、(III
b)、(IIIc)および(IIId)で表わされる化
合物のエステル化は公知方法で行なう。 式(VI)、(VIa)、(VIb)、(VIc)およ
び(VId)で表わされる化合物を式(II)、(II
a)、(IIb)、(IIc)および(IId)で表わ
される化合物に転換する場合、各々、芳香族炭化水素溶
媒として、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、ま
たは同種のものを用いる。C4−8であるナトリウムま
たはカリウムアルコレートを含むアルカリ金属・t−ア
ルコレートとして、たとえばカリウム・t−ブチレー
ト、ナトリウム・t−ブチレート、カリウム・t−アミ
レート、またはナトリウム・t−アミレートを用いるこ
とが適当である。必要に応じて、中性双極性溶媒、たと
えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドまた
は同種のものを式R−OHで表わされるアルカノール
のように反応混合物に添加しても良い。
【0016】式(II)、(IIa)、(IIb)、
(IIc)および(IId)で表わされる化合物は非揮
発性の濃酸、たとえば濃硫酸のような濃鉱酸、またはメ
タンスルフォン酸、エタンスルフォン酸、ドデシルスル
フォン酸、ベンゼンスルフォン酸、p−トルエンスルフ
ォン酸、α−ナフチルスルフォン酸、β−ナフチルスル
フォン酸などのような有機脂肪族または芳香族スルフォ
ン酸と反応させる。酸反応は、不活性有機溶媒として、
たとえば、メタノール、エタノールなどのようなC
1−6であるアルカノールまたは中性有機溶媒、たとえ
ばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水
素、(必要に応じて、クロロベンゼンのように1つまた
は2つ以上のハロゲンで置換された芳香族炭化水素)、
またはジオキサンのような環状エーテルを用いて行なわ
れる。
【0017】次に、実施例によってこの発明をさらに詳
細に説明する。 実施例1 1−(2′−メトキシカルボニル−エチル)−1−エチ
ル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−12H−
インドール(2,3,−a)キノリジニウム・メタノレ
ート100.0g(0.2699モル)をジクロロメタ
ン200.0mlに室温で溶解し、ジクロロメタン40
0.0ml中に溶解したジベンゾイル−1−酒石酸1水
化物100.0g(0.2673モル)をかきまぜなが
ら添加する。反応混合物を室温で一時間かくはんし、沈
澱物はろ過し、ジクロロエタンで洗浄後、乾燥すると、
1β−(2′−メトキシカルボニル−エチル)−α−エ
チル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−12H
−インドール(2,3,−a)キノリジニウム−ジベン
ゾイル酒石酸エステル91.84g(0.1322モ
ル)が得られる。 収率:98.0%(α−エチル形態での計算値) 〔α20 〕−68.6゜(C=1 ジメチルホルムア
ミド(DMF)) 塩基量:48.49%(理論値:48.73%) 融点:139.5−140℃ 得られたエステルから対応する塩基を遊離し、次に示め
す対応するメタノレートおよび過塩素酸塩に各々転換す
る。 1−β−(2′−メトキシカルボニルエチル)−1−α
−エチル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−1
2H−インドール(2,3−a)キノリジニウム・メタ
ノレート(融点151−152℃) 〔α20 〕=−27.6゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF)) 1−β−(2′−メトキシカルボニルエチル)−1−α
−エチル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−1
2H−インドール(2,3−a)キノリジニウムHCl
(融点178−180℃)、 〔α20 〕=−23.5゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF)) 塩基を遊離した後、分割の母液からβ−エチル対掌体に
対応するエステルが製造され得る。
【0018】実施例2 1−(2′−メトキシカルボニル−エチル)−1−エチ
ル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−12H−
インドール(2,3−a)キノリジニウム・メタノレー
ト100.0g(0.2699モル)をジクロロメタン
200.0mlに室温で溶解し、ジクロロメタン40
0.0ml中に溶解したジベンゾイル−d−酒石酸10
0.0g(0.2673モル)を加える。室温で一時間
かくはんした後、反応生成物をろ過し、ジクロロエタン
で洗浄後、乾燥すると、11α(メトキシカルボニルエ
チル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,7−ヘキ
サヒドロ−12H−インドール(2,3−a)キノリジ
ニウムジベンゾイル酒石酸エステル91.7g(0.1
320モル)が得られる。 収率:97.8%(13−エチル・対掌体での計算値) 〔α20 〕=+68.8゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF)) 塩基量:48.5%(理論値:48.73%) 融点:139−140℃ 得られた粗生成物から、対応する塩基を遊離した後、次
に示めす対応するメタノートおよび過塩素酸塩を製造で
きる。 1α−(メトキシカルボニルエチル)−1β−エチル−
1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−12H−イン
ドール(2,3−a)キノリジニウム・メタノレート
(融点・150〜152℃)、 〔α20 〕=+27.8゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF)) 1α−(メトキシカルボニルエチル)−1β−エチル−
1,2,3,4,6,7−ヘキサヒドロ−12H−イン
ドール(2,3−a)キノリジニウム・過塩素酸塩(融
点・178.5−180℃)、 〔α20 〕=+24゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF)) 塩基を遊離した後、分割の母液からα−エチル対掌体に
対応するエステルが製造され得る。
【0019】実施例3 (−)−1β−(2′−メトキシカルボニル−エチル)
−1β−エチル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒド
ロ−12H−インドール(2,3−a)−キノリジン−
5−イウム(−)−ジベンゾイル酒石酸エステル34.
7g(0.05モル)をジメチルホルムアミド70ml
中で10%パラジウム−活性炭触媒0.25gの存在
下、40℃、大気圧のもとで2.5時間水素添加する。
触媒はろ過し、ジメチルホルムアミド10mlを用いそ
れを2回に分けて洗浄する。5%水−メタノール液20
0mlをろ液にはげしくかきまぜながら加える。沈澱し
た生成物を冷メチルアルコール10mlを用い、それを
2回に分けて洗浄後、乾燥すると、(−)−1β(2′
−メトキシカルボニルエチル)−1α−エチル−1,
2,3,4,6,7,12,12bα−オクタヒドロ−
インドール(2,3−a)キノリジンの(−)−ジベン
ゾイル酒石酸エステル26gが得られる。 収率:75% 融点:150−152℃ 〔α20 〕=−120.1゜(C=2、ジメチルホル
ムアミド(DMF))
【0020】実施例4 反応物質として(+)−1α−(2′−メトキシ−カル
ボニル−エチル)−1β−1,2,3,4,6,7−ヘ
キサヒドロ−12H−インドール(2,3−a)−キノ
リジン−5−イウム(+)−ジベンゾイル酒石酸エステ
ル34.7g(0.05モル)を用いて、実施例3記載
と同様に操作して、(+)−1α−(2′−メトキシカ
ルボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン25.5gが得られる。 収率:73.5% 融点:150−151℃ α20 =+119.8゜(C=2、ジメチルホルムア
ミド(DMF))
【0021】実施例5 (−)−1β−(2′−メトキシカルボニル−エチル)
−1α−エチル−1,2,3,4,6,7−ヘキサヒド
ロ−12H−インドール(2,3−a)−キノリジン−
5−イウム・過塩素酸塩を60℃のもとでメチルアルコ
ール100mlに懸濁し、一時間以内にナトリウム・硼
素水素化物を加え、更に一時間かくはんする。メチルア
ルコール70mlを反応混合物から留去し、残留物は0
℃のもとでかくはんし冷メチルアルコールで洗浄し、次
いで中性になるまで蒸留水で洗浄すると、(+)−1β
−(2′−メトキシカルボニルエチル)−1α−エチル
−1,2,3,4,6,7,12,12bβ−オクタヒ
ドロ−インドール(2,3−a)キノリジン1.7gが
得られる。 収率:50% 融点:108−109℃ 〔α20 〕=+69.7゜(C=1、クロロホルム)
【0022】実施例6 反応物質として、(+)−1α−(2′−メトキシカル
ボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,
7−ヘキサヒドロ−12H−インドール(2,3−a)
キノリジン−5−イウム・過塩素酸塩4.39g(0.
01モル)を用いて、実施例5記載と同様に操作して
(−)−1α(2′−メトキシカルボニルエチル)−1
β−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12bα
−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン
1.73gが得られる。 収率:51% 融点:108−109℃ 〔α20 〕=−68.9゜(C=1、クロロホルム)
【0023】実施例7 ラセミ化トランス1−(2′−メトキシカルボニルエチ
ル)−1−エチル−1,2,3,4,6,7,12,1
2b−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリ
ジンを、55℃のもとでメチルアルコール400mlに
懸濁し、D型酒石酸15g(0.1モル)を55℃のメ
チルアルコール40ml中に溶解した液を加え、得られ
た均一な溶液は15℃に冷却する。沈澱した生成物はろ
過し、冷メチルアルコール50mlを用い2回に分けて
洗浄すると、(+)−1β−(2′−メトキシカルボニ
ルエチル)−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,
12,12bβ−オクタヒドロ−インドール(2,3−
a)キノリジン−5−イウムD−酒石酸エステル24.
1gが得られる。 収率:98.3% 融点:213−215℃ 〔α20 〕=+44.8゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF))
【0024】対応する塩基は次のように遊離される:生
成物を水200mlに溶解し、その溶液をアンモニア水
でpH9にした後、ジクロロメタン120mlを用い3
回に分けて抽出する。抽出液を蒸発乾固したのちに得ら
れた油状残留物をメタノール30mlで加熱還流する
と、(+)−1β−(2′−メトキシカルボニルエチ
ル)−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,
12bβ−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)−
キノリジン15.5gが得られる。 収率:91.5% 融点:108.5−109℃ 〔α20 〕=+70.1゜(C=1、クロロホルム)
【0025】分割のメタノール−母液から他の光学活性
な異性体が単離される。この溶液を100mlまで濃縮
し、水200mlで希釈し、アンモニア水によってpH
9にしたのちに、ジクロロメタン120mlを用いてそ
れを3回に分けて抽出する。抽出液を蒸発乾固し、得ら
れた油状残留物をメタノール30mlと加熱還流する
と、(−)−1α−(2′−メトキシカルボニルエチ
ル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,7,12,
12bα−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キ
ノリジン15.1gが得られる。 収率:89% 融点:109℃ 〔α20 〕=−69.4゜(C=1、クロロホルム)
【0026】実施例8 (+)−1β−(2′−メトキシカルボニル−エチル)
−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12
bβ−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリ
ジン6.8g(0.02モル)、メタノール80ml、
水4mlおよび水酸化ナトリウム2gを混合し、1時間
還流した後、溶媒を減圧下で留去し、60℃のもとで水
80mlを加え、その溶液を1Mクエン酸水溶液によっ
てpH6.5にする。沈澱した生成物は20℃のもとで
ろ過し水50mlを用いそれぞれ2回に分けて、洗浄す
ると、(+)−1β−(2′−カルボキシエチル)−1
α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12bβ
−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン
6.34gが得られる。 収率:99% 融点:144℃(分解を伴う) 〔α20 〕=+52.4゜(C=1、エタノール)
【0027】実施例9 反応物質として、(−)−1α−(2′−メトキシカル
ボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,
7,12,12bα−オクタヒドロ−インドール(2,
3−a)キノリジン6.8g(0.02モル)を用い
て、実施例8記載と同様に操作して(−)−1α−
(2′−カルボキシエチル)−1β−エチル−1,2,
3,4,6,7,12,12bα−オクタヒドロ−イン
ドール(2,3−a)キノリジンが得られる。 融点:144℃(分解を伴う) 〔α20 〕=−48.6゜(C=1、エタノール)
【0028】実施例10 (−1)−1β−(2′−メトキシカルボニルエチル)
−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12
bα−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリ
ジン34g(0.1モル)、トルエン20ml、および
55−60%トルエン−亜硝酸・t−ブチル30mlの
混合液にカリウム・t−ブチレート17g(0.15モ
ル)加える。反応混合物は25−30℃で20分間かく
はんし、無水メタノール150mlをゆっくりと加え、
更に40℃で3時間かくはんする。反応混合物は20℃
に冷却し、濃硫酸によって酸性(pH1)にし、水50
mlを加えて、更に5℃で2時間かくはんする。得られ
た沈澱をろ過し、その際生成した塩化カリウムは水で洗
浄除去し、乾燥すると、(−)−1β−((2′−メト
キシカルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)
−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12
bα−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリ
ジンの塩酸付加塩32.5gが得られる。 収率:80% 融点:265−272℃(分解を伴う) 〔α20 〕=−57゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0029】得られた塩酸付加塩から、遊離の塩基は、
次のように製造される。塩をメタノール80mlおよび
25%水酸化アンモニウム水溶液25mlの混合液に懸
濁し、かくはんしながら水40mlを滴下する。一時間
のかくはん後、反応混合物を10℃に冷却し、得られた
沈澱物はろ過し、水で洗浄し、乾燥すると、(−)−1
3−((2′−メトキシカルボニル−2′−ヒドロキシ
イミノ)−エチル)−1α−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bα−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン24−25gが得られる。 融点:208−210℃ 〔α20 〕=−62゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0030】実施例11 a)実施例10におけるカリウム・t−ブチレートの代
りに、対応するナトリウム・t−ブチレート15gを用
い、まったく同様に操作して、(−)−1β−((2′
−メトキシカルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エ
チル)−1α−エチル−1,2,3,4,6,7,1
2,12bα−オクタヒドロ−インドール(2,3−
a)キノリジン24g(収率60%)が得られる。 b)反応混合物にジメチルホルムアミド7mlを加え
て、a)と同様に操作して同上の化合物32.5g(収
率80%)が得られる。
【0031】実施例12 実施例10におけるメタノールの代りに、対応する無水
エタノール150mlを用い、まったく同様に操作し
て、(−)−1β−((2′−エトキシカルボニル−
2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−1α−エチル−
1,2,3,4,6,7,12,12bαのオクタヒド
ロ−インドール(2,3−a)キノリジンの塩酸付加塩
25g(収率60%)が得られる。 融点:257−260℃ 〔α20 〕=−55゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF)) 対応する塩基を、実施例10記載と同様に操作して、2
5%水酸化アンモニア水溶液を用いてエタノール水溶液
中で遊離したのちに、(−)−1β−((2′−エトキ
シカルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−
1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12b
α−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジ
ン21gが得られる。 融点:172−173℃ 〔α20 〕=−118゜(C=1、クロロホルム)
【0032】実施例13 反応物質として、(+)−1α−(2′−メトキシカル
ボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,
7,12,12bβ−オクタヒドロ−インドール(2,
3−a)キノリジンおよび無水エタノール150mlを
用いて、実施例10記載と同様に操作して(+)−1α
−((2′−エトキシカルボニル−2′−ヒドロキシイ
ミノ)−エチル)−1β−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)−キノリジン塩酸付加塩25.2gが得
られる。 収率:60% 融点:258−260℃ 〔α20 〕=+55゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0033】対応する塩基を、実施例10記載と同様に
操作して25%水酸化アンモニウム水溶液を用いて、エ
タノール水溶液中で遊離したのちに、(+)−1α−
((2′−エトキシカルボニル−2′−ヒドロキシイミ
ノ)−エチル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,
7,12,12bβ−オクタヒドロ−インドール(2,
3−a)キノリジン21.3gが得られる。 融点:171−172℃ 〔α20 〕=+118゜(C=1、クロロホルム)
【0034】実施例14 反応物質として、(−)−1α−(2′−メトキシ−カ
ルボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bα−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン34g(0.1モル)を用い
て、実施例10記載と同様に操作して、(−)−1α−
((2′−メトキシカルボニル−2′−ヒドロキシイミ
ノ)−エチル)−1β−エチル−1,2,3,4,6,
7,12,12bα−オクタヒドロインドール(2,3
−a)キノリジン塩酸付加塩24.3g(収率60%)
が得られる。 融点:214−215℃ 〔α20 〕=−46゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0035】得られた塩酸付加塩を水50mlに懸濁
し、クロロホルム100mlを加えたのち、その混合液
を25%水酸化アンモニウム水溶液を用いてpH9にす
る。クロロホルム層は分離し、水層はクロロホルムで抽
出する。これらの有機層を硫酸ナトリウムで脱水後、真
空下で蒸発乾固させ、残留物をジクロロエタン30ml
から再結晶すると、融点166−168℃の(−)−1
α−((2′−メトキシカルボニル−2′−ヒドロキシ
イミノ)−エチル)−1β−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bα−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン16gが得られる。 〔α20 〕=−54゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0036】反応物質として、(+)−1β−(2′−
メトキシ−カルボニルエチル)−1α−エチル−1,
2,3,4,6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−
インドール(2,3−a)キノリジン34g(0.1モ
ル)を用いて、実施例10記載と同様に操作して、
(+)−1β−((2′−メトキシカルボニル−2′−
ヒドロキシイミノ)−エチル)−1α−エチル−1,
2,3,4,6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−
インドール(2,3−a)キノリジン塩酸付加塩25g
(収率61.5%)が得られる。塩酸付加塩から、対応
する遊離の塩基は、実施例14記載と同様の操作をして
次に示めす化合物が得られる。 (+)−1β−((2′−メトキシカルボニル−2′−
ヒドロキシイミノ)−エチル)−1α−エチル−1,
2,3,4,6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−
インドール(2,3−a)キノリジン(収 19.2
g、融点・166−168℃)、 〔α20 〕=+53.2゜(C=1、ジメチルホルム
アミド(DMF))
【0037】実施例16 反応物質として、(−)−1α−(2′−エトキシ−カ
ルボニルエチル)−1β−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bα−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン35.4g(0.1モル)と
無水エタノール150mlを用いて、実施例10記載と
同様に操作して(−)−1α−((2′−エトキシカル
ボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−1β−
エチル−1,2,3,4,6,7,12,12bα−オ
クタヒドロ−インドール(2,3−a)−キノリジン塩
酸付加塩23g(収率55%)が得られる。 融点:247−249℃ 〔α20 〕=−44゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0038】実施例17 反応物質として、(+)−1β−(2′−エトキシ−カ
ルボニルエチル)−1α−エチル−1,2,3,4,
6,7,12,12bβ−オクタヒドロ−インドール
(2,3−a)キノリジン35.4g(0.1モル)と
無水エタノール150mlを用いて実施例10記載と同
様に操作して(+)−13−((2′−エトキシカルボ
ニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−1α−エ
チル−1,2,3,4,6,7,12,12bβ−オク
タヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン塩酸付
加塩23.2gが得られる。 融点:248−249℃ 〔α20 〕=+45゜(C=1、ジメチルホルムアミ
ド(DMF))
【0039】実施例18 反応物質としてラセミ化トランス1−(エトキシカルボ
ニルエチル)−1−エチル−1,2,3,4,6,7,
12,12b−オクタヒドロ−インドール35.4g
(0.1モル)と無水のエタノール150mlを用いて
実施例10記載と同様に操作してラセミ化トランス1−
((2′−エトキシカルボニル−2′−ヒドロキシイミ
ノ)−エチル)−1−エチル−1,2,3,4,6,
7,12,12b−オクタヒドロ−インドール(2,3
−a)キノリジン塩酸付加塩25.1g(収率60%)
が得られる。 融点:226−228℃(分解を伴う) 〔α20 〕=±φ(C=1、ジメチルホルムアミド
(DMF))
【0040】実施例19 p−トルエンスルフォン酸1水化物4.75g(0.0
25モル)を大気圧のもとでマルクソン(Marcus
son)水冷却器をとりつけたフラスコで還流し、それ
にトルエン70mlと(−)−1α−((2′−エトキ
シカルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−
1β−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12b
α−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジ
ン塩酸付加塩4.2g(0.01モル)を加える。反応
混合物を1.5時間還流後、室温で水30mlを加え
る。この反応混合物をアンモニア水溶液でpH9にす
る。トルエン層を分離した後、溶媒を減圧下で蒸発乾固
し、得られた油状残留物にエタノール5mlを加え、加
熱還流したのち、0℃のもとでろ過すると、(+)−ト
ランスアポビンカミン酸エチルエステル3.14g(収
率90%)が得られる。 融点:120〜122℃ 〔α20 〕=+144.4゜(C=1、クロロホル
ム)
【0041】実施例20 反応物質として、(+)−13−((2′−エトキシカ
ルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−1α
−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12bβ−
オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン塩
酸付加塩4.2g(0.01モル)を用いて、実施例1
9記載と同様に操作して、(−)−トランス−アポビン
カミン酸エチルエステル3.18g(収率91%)が得
られる。 融点:121−122℃ 〔α20 〕=−147.6゜(C=1、クロロホル
ム)
【0042】実施例21 反応物質としてラセミ化トランス1−((2′−エトキ
シカルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル),
1−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12b−
オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン塩
酸付加塩4.2g(0.01モル)を用いて、実施例1
9記載と同様に操作して、ラセミ化トランス−アポビン
カミン酸エチルエステル3.22g(収率92%)が得
られる。 融点:106−108℃ 〔α20 〕=±φ(C=1、クロロホルム)
【0043】実施例22 反応物質として、ラセミ化シス1−((2′−エトキシ
カルボニル−2′−ヒドロキシイミノ−エチル)−1−
エチル−1,2,3,4,6,7,12,12b−オク
タヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン塩酸付
加塩4.2g(0.01モル)を用いて、実施例19記
載と同様に操作して、ラセミ化シス−アポビンカミン酸
エチルエステル3.22g(収率92%)が得られる。 融点:122℃ 〔α20 〕=±φ(C=1、クロロホルム)
【0044】実施例23 反応物質として、(−)−1−α−((2′−エトキシ
−カルボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−
1α−エチル−1,2,3,4,6,7,12,12b
α−オクタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジ
ン塩酸付加塩4.2g(0.01モル)を用いて、実施
例19記載と同様に操作して、(+)−シス−アポビン
カミン酸エチルエステル3.14g(収率90%)が得
られる。 融点:148−151℃ 〔α20 〕=+147゜(C=1、クロロホルム)
【0045】実施例24 反応物質として(+)−1α−((2′−エトキシカル
ボニル−2′−ヒドロキシイミノ)−エチル)−1β−
エチル−1,2,3,4,6,7,12,12bβ−オ
クタヒドロ−インドール(2,3−a)キノリジン塩酸
付加塩4.2g(0.01モル)を用いて、実施例19
記載と同様に操作して、(−)−シス−アポビンカミン
酸エチルエステル25.2g(収率60%)が得られ
る。 融点:148−151℃ 〔α20 〕=−145.8゜(C=1、クロロホル
ム)。
フロントページの続き (72)発明者 ラヨス サボー ハンガリー国,1132 ブダペスト,ビゼグ ラーデイ ウツツア 38/ビー (72)発明者 ジエルジイ カラウス ハンガリー国,1225 ブダペスト,バルト ークビー.ウツツア,3/イー. (72)発明者 ヤノス クレイドル ハンガリー国,1025 ブダペスト,プスタ セリウツツア,51 (72)発明者 ラースロー チブラ ハンガリー国,1073 ブダペスト,ケルテ ースウツツア,35 (72)発明者 ジエルジイ ビスキイ ハンガリー国,1145 ブダペスト,ボスニ ヤーク ウツツア,1/エー (72)発明者 アンドラース ネメス ハンガリー国,1022 ブダペスト,ハンコ ーチウツツア,11 (72)発明者 マーリア フアルカス キルリヤーク ハンガリー国,1212 ブダペスト,マギヤ ールウツツア,11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(II): 【化1】 で表わされるラセミ化シス及び/又はトランスヒドロキ
    シイミノオクタヒドロインドール(2,3−a)キノリ
    ジン誘導体及び下記一般式(IIa): 【化2】 及び/又は下記一般式(IIb): 【化3】 及び/又は下記一般式(IIc): 【化4】 及び/又は下記一般式(IId): 【化5】 〔式中、R及びRは同一又は異なったC1−6アル
    キル基である]で表わされる対応する光学活性誘導体及
    びそれらの医薬的に許容できる酸付加塩を製造するに当
    たり、 下記一般式(V): 【化6】 〔式中、R及びRは同一又は異なったC1−6アル
    キル基であり、そしてXは酸残基又はC1−6アルカノ
    レートである]で表わされるラセミ化ヘキサヒドロイン
    ドール(2,3−a)キノリジニウム誘導体を化学活性
    なジベンゾイル酒石酸で分割し、得られた下記一般式
    (Va): 【化7】 及び/又は下記一般式(Vb): 【化8】 〔式中、R,R/及びXは前記の通りである〕で表
    わされる光学活性なヘキサヒドロインドール(2,3−
    a)キノリジニウム誘導体又は一般式(V)で表わされ
    る対応するラセミ化合物を、 a)アルカリ金属水素化合物で還元し、所望ならば得ら
    れた一般式(IV): 【化9】 〔式中、R及びRは上記の通りである〕で表わされ
    るラセミ化トランスオクタヒドロインドール(2,3−
    a)キノリジンをアルカリ加水分解にゆだね、そして得
    られた下記一般式(III): 【化10】 で表わされるラセミ化トランスオクタヒドロインドール
    (2,3−a)キノリジンカルボン酸又は下記一般式
    (IIIa): 【化11】 及び/又は下記一般式(IIIb): 【化12】 〔式中、Rは上記の通りである〕で表わされる対応す
    る光学活性誘導体を、所望により、一般式(III)で
    表わされるラセミ化トランス化合物を分割後、エステル
    化し、そして得られた下記一般式(VIa): 【化13】 及び/又は下記一般式(VIb): 【化14】 〔式中、R及びRは上記の通りである〕で表わされ
    る光学活性なオクタヒドロインドール(2,3−a)キ
    ノリジン誘導体又は式(VI)〔式中、Rは上記の通
    りであり、そしてRはRと異なるか又は同一であり
    得るC1−6アルキル基である〕で表わされる対応する
    ラセミ化トランス化合物を、芳香族炭化水素溶媒中で亜
    硝酸・t−ブチルと反応させ、次いでアルカリ金属・t
    −アルキラートと(必要に応じて、中性双極性溶媒中
    で、又は所望ならば式R−OH〔式中、RはR
    異なるか又は同一であるC1−6アルキル基である〕で
    表わされるアルカノールを用いて)反応させ、一般式
    (II)のラセミ化トランス化合物又は一般式(II
    a)及び/又は(IIb)の光学活性な化合物を得;又
    は (b)接触水素添加し、所望により得られた下記一般式
    (IV): 【化15】 〔式中、R及びRは前記の通りである〕で表わされ
    るラセミ化シスオクタヒドロインドール(2,3−a)
    キノリジンをD型酒石酸で分割し、次いで得られた光学
    活性な酒石酸エステルから対応する光学活性な塩基を遊
    離し、所望ならば、下記一般式(IVc): 【化16】 及び/又は下記一般式(IVd): 【化17】 〔式中、R及びRは前記の通りである〕で表わされ
    る光学活性なオクタヒドロインドール(2,3−a)キ
    ノリジン誘導体を又は一般式(IV)で表わされるラセ
    ミ化シスオクタヒドロインドール(2,3−a)キノリ
    ジンをアルカリ加水分解させ、得られた式(III)の
    ラセミ化シスオクタヒドロインドール(2,3−a)キ
    リリジンカルボン酸又は下記一般式(IIIc): 【化18】 及び/又は下記一般式(IIId): 【化19】 〔式中、Rは上記の通りである〕で表わされる対応す
    る光学活性な誘導体を、所望ならば式(III)で表わ
    されるラセミ化シス化合物を分割後、エステル化し、得
    られた下記一般式(VIc): 【化20】 及び/又は下記一般式(VId): 【化21】 〔式中、R及びRは前記の通りである〕で表わされ
    る光学活性なオクタヒドロインドール(2,3−a)キ
    ノリジン誘導体又は一般式(VI)〔式中、Rは前記
    の通りであり、そしてRはRとは異なるか又は同一
    であり得るC1−6アルキル基である〕で表わされるラ
    セミ化シス化合物を芳香族炭化水素溶媒中で亜硝酸・t
    −ブチルと反応させ、次いでアルカリ金属・t−アルキ
    ラートと(必要に応じて中性双極性溶媒中で、又は所望
    ならば式R−OH〔式中、RはRと異なるか又は
    同一であり得るC1−6アルキル基である〕で表わされ
    るアルカノールを用いて)反応させ、一般式(II)で
    表わされるラセミ化シスヒドロキシイミノオクタインド
    ール(2,3−a)キノリジン誘導体又は式(IIc)
    及び/又は式(IId)〔式中、Rは前記の通りであ
    り、RはR又はRと同一である〕で表わされ、対
    応する光学活性な誘導体を得て、 所望ならば一般式(II)で表わされるシス及び/又は
    トランス化合物及び/又は式(IIb)及び/又は式
    (IIc)及び/又は(式IId)で表わされる光学活
    性な化合物を公知の方法でエステル交換し、そして/又
    は酸付加塩の形成のために適切な酸により処理し、そし
    て/又は式(II)のラセミ化シス及び/又はトランス
    化合物を分解することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 出発物質として一般式(IV)で表わさ
    れるラセミ化シスおよび/またはトランスオクタヒドロ
    インドール(2,3−a)キノリジン、および/または
    式(IVa)、および/または式(IVb)、および/
    または式(IVc)、および/または(IVd)で表わ
    され対応する光学活性な化合物を用いる請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 出発物質として一般式(III)で表わ
    されるラセミ化シスおよび/またはトランスオクタヒド
    ロインドール(2,3−a)キノリジンカルボン酸およ
    び/または式(IIIa)、および/または式(III
    b)、および/または式(IIIc)、および/または
    式(IIId)で表わされ対応する光学活性な化合物を
    用いる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 出発物質として一般式(VI)で表わさ
    れるラセミ化シスおよび/またはトランスオクタヒドロ
    インドール(2,3−a)キノリジン、および/または
    式(VIa)、および/または式(VIb)、および/
    または式(VIc)、および/または式(VId)で表
    わされ反応する光学活性な化合物を用いる請求項1記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 一般式(II)で表わされるシス及び/
    又はトランスヒドロキシイミノオクタヒドロインドール
    (2,3−a)キノリジン又は式(IIa)及び/又は
    式(IIb)及び/又は式(IIc)及び/又は式(I
    Id)で表わされる対応する光学活性誘導体及び医薬的
    に許容できるそれらの酸付加塩。
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