JPH04506013A - 便座／蓋と便器との間の接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、便座と蓋との間をスワイベル式に接続し、何の工具も要さずに締め付 は部品によって便器またはその他の衛生器具の対応する取り付は穴内にこれらを 迅速かつ堅固に取り付けできる、もしくは、第２の型の場合には、大気圧を補助 手段とした吸引装置によって便器の縁部に付着できる、主たる請求の範囲第１項 および第９項による２つの異なる型の接続部品に関する。米国特許第３，５５１ ，９２２号および英国特許第１２０３００９号に従来技術が示されている。

両特許では、便器の穴の側部を押圧するねじ接続内の弾性材料によって実現され る解除不能な接続が説明されている。

各々の場合、便器内の穴を貫通してカウンターナツト内にねじ込まれる、もしく はその逆の、１本のねじ切りしたロッドによって締め付は効果が実現されている 。独国特許第３０３５４９９号から、勢いよく引っ張ることによって蓋付き便座 を便器から取り外せることが明らかになっている。このような場合、便器上に２ つの球形ボルト頭が残る。これらは便座上の２つの取り付は部品の孔部内に締め 込まれ、後者を正位置に維持する。便座を取り付ける際に、はめ合わせ作業は３ 本の手（両側の穴を見つけて同時に正位置にはめ合わせ、便座と蓋からなる複合 部品を保持するため）を要する複雑な作業工程となる。便器上の取り付は穴はア ダプタによって覆われているため、これらの部分を無菌かつ隠蔽された状態に維 持することができないこと、あるいは目に見える尿石の付着物が生じる場合もあ ることから、悪臭の解消が実質的に不可能になっている。視覚的な外観も美的印 象を与えない。

発明の目的 本発明の目的は、便器上に何のアダプタ部品を残さずに、蓋付きまたは蓋なしの 便座を迅速（１秒以内）に便器から取り外せるようにすることにある。この目的 は、独立の請求の範囲第１項および第９項の特徴を説明している部分に特定した 特徴により本発明の方法によって十分に達成される。本発明の２つの型の構造的 特徴におけるその他の利点は請求の範囲第２〜８項および第１０〜１２項に示さ れている。

題とする。

本発明の型の、締め付は部品４ａ　；４０を有した接続部品の構造上の特徴を、 図１／３および２／３に示し、その詳細を説明する。

図面の簡単な説明 図１は、取り付は方法を示す便器と便座の平面図および側面図である。

図２は、便器の取り付は穴内に締め付けられた接続部品の図である。

図３は、真空吸引パッドとともに取り付けられる型の、３方向からの図である。

符号の説明 図１および２ Ａ、　便器またはその他の衛生器具 Ｂ、　便座 Ｃ１便器蓋 １、　台板 ２、　軸受は金具 ３、　保持アーバー　−可動 ２ｂ、ねじ接続 ２ｃ、保持アーバー用圧力ばね　−可動２ｄ、長た円形スロット　−　凹状 ２ｅ、保持アーバー　−固定 ３、　偏心レバー ３ａ、握り部品 ３ｃ、駆動ピン ４、　接続ロッド ４ａ、締め付は部品／締め付はゴム ４０、締め付は部品 ４ｂ、成形円盤 ４ｃ、合板内のスロット 図３ １０、台板 １０ａ、はめ込み式接手　−台板 １０ｂ、迂回スリット １１、吸引パッド受は具 １１ａ、接続棒　−台板 １２、軸受は支え １２ａ、保持アーバー　−固定 １２ｂ、保持アーバー　−可動 １２Ｃ１ばね １３、駆動ボルト １４、　偏心レバー １４ａ、駆動ピン １５、吸引パッド １７、調節部品　−回転式 １７ａ、調節スリット １７ｂ、スリット拡張設計の保持アーバー１９、固定ノブ 実　施　例 これらの迅速接続部品は、あらゆる便座の既存の取り付は機構に換えて使用する ことができる。扱いにくい部品（便座と蓋）のはめ込みに関わる問題を解消する ために、本発明による構造上の特徴を呈する固定保持アーバー２ｅが便座と蓋の 片側のドリル穴を通って仮想軸に対して斜方向に押される。前記固定保持アーバ ー２ｅは、蓋もスワイベル式に回転できるように、盲ドリル穴を有した蓋を突出 スタブ上に取り付けられる距離だけ便座の貫通穴から突出する。

ばね保持アーバー２ａは、便座と蓋の２つのドリル穴と面一に位置するように軸 受は内に押し込まれる。接続部品は、対応する締め付は部品４ａ　；４０を有す る２本の接続ロッド４を突出させた台板１からなる。前記２本の突出部品は便器 の取り付は穴内に挿入される。駆動ビン３ｃによって接続された握り部品３ａと 締め付は部品４ａ　；４０の偏心レバー３を移動させることによって、便器の取 り付は穴間のあらゆる距離的な差異を均一にすることができる。

永久接続された便座と蓋からなる複合部品が取り扱い上の便利な特徴となってい るため、本迅速接続を１秒以内に便座の取り付は穴内に挿入して偏心レバー３を 下向きに移動させることができ、これによって結果的に生じる締め付はゴム４ａ の体積変位、すなわち長さの減少から円周の増加によって、便器の穴内で優れた 締め付は安定性が実現される。握り部品３ａを用いて偏心レバーを上向きに移動 させることによって、締め付はゴム４ａはその強制的な体積変位をなくして細い 円筒形に戻り、さらに短時間で便座と蓋からなる複合部品を取り外せるようにな る。当然のことながら、便座のみに本迅速接続システムを適用することもできる 。図１および２を参照。

図３に示す第２の型は、外寸は同じであるが、接続部品を取り付け、これによっ て便座と蓋からなる複合部品を便器に取り付けるために物理的要素として永久空 気圧を利用した迅速接続システムである。本迅速接続の合板１０は、受は具の頂 部を通って対応するドリル穴内まで駆動ボルト１３によって種々の形のゴムまた は弾性軟質プラスチック製吸引パッドを導く単片式吸引パッド受は具１１を有す る。

吸引パッドのための前記骨は具１１は、磁器製便器内に発生するあらゆる不揃い または許容差を補正するために、２本の対向する接続棒１１ａにより合板１０に 接続される。

突出した駆動ボルト１３は駆動ピンまたはピボットによって偏心レバー１４に連 結される。レバー１４を円を描くように下げることにより、駆動ボルト１３が引 き出され、吸引パッドの内面がアーチ状に湾曲し、その結果体積が増加する。こ れによって吸引パッド内に生じた真空により、外気圧が作用するようになり、結 果として吸引パッドとそれに取り付けられた部品の付着状態が優れたものとなる 。蓋付きの便器またはその他の衛生器具の均質な表面により、長期にわたる付着 状態の持続が約束される。横方向の偏向力を解消して、迅速接続とそれに取り付 けられた便座と蓋からなる複合部品を長期にわたって確実に正位置に維持するた め、アジャスタ１７によって接続部品をこの位置に固定させ、これを合板１０と 固定ノブ１９における固定位置とすることかできる。便器の種類ごとに許容差お よび寸法差があるため、対象となる便器にはめ込む前に一度だけこの調節が必要 になる。調節部品１７に偏心状態に取り付けられた単片式保持テーバ−１９上に 適切な固定ノブを配設することによって、あらゆる種類の便器に適合する調節が 可能である。調節は、硬貨をスロット１７ａ内にはめ込むことによって、工具な しで行なうことができる。調節部品１７を正位置に配置し終わると、これらをは め込み式接手１０ａによってその場に固定させる。スロット位置１７ａから固定 ノブ１９の位置が見える。本発明の構造上の特徴については、真空吸引パッドを 用いた取り付は型に関する３方向からの側面図を示す図３に示されている。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　９０００８３４ ＳＡ　３７１０３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．便座（Ｂ）と便器蓋（Ｃ）との間をスワイベル式に接続するとともに、工具 を使用せずに便器（Ａ）またはその他の衛生器具上に迅速に取り付けられ、取り 外し後に便器（Ａ）またはその他の衛生器具上にアダプタ部品、取り付け部品ま たは接触部品を全く残さない接続部品であって、締め付け効果によって前記便座 上の前記取り付け穴に対して必要な安定した接続状態を呈し、２本の接続ロッド （４）が貫通して突出し各々の上に成形円盤（４ｂ）と被せた２つの孔部（４ｃ ）と締め付けゴムまたは締め付け部品（４ａと４０）を有し、ねじ切りしたナッ トまたはねじ切りした頭部によりあらかじめ調節された状態で前記便器に対向す る側に配置されて前記便器の取り付け穴内に突出する１つ以上の小片として設計 された台板からなり、握り（３ａ）により非積極的に接続された偏心レバー（３ ）を通じてそれぞれの対応する成形円盤（４ｂ）の方向に前記接続ロッド（４） を引っ張り、これによって成形円盤（４ｂ）とねじ切りしたナットまたは前記接 続ロッド（４）のねじ切りした端部との間の空隙幅を減少させて、縦長から幅広 へと前記締め付けゴム（４ａ）または締め付け部品（４０）を体積変位させて、 これによって前記便器（Ａ）内の前記取り付け穴を満たして前記取り付け穴内に 圧力を生じさせ、前記圧力を用いて前記便座と蓋を前記便器またはその他の衛生 器具の機構に取り付けることを特徴とする接続部品。 ２．前記台板（１）が、成形された介在層により前記便器表面の形に適合するよ うに調整されることと、前記台板（１）が事前調節手順の際に前記便座の位置を 前方向、後方向および斜方向に修正するために前記軸受け支え（２）の位置を変 化させられる２つの長だ円形の穴（２ｄ）を含むことを特徴とする請求の範囲第 １項記載の接続部品。 ３．前記軸受け支え（２）がその上に成形された保持アーバー（２ｅ）を有する ことと、前記保持アーバーが、先細の断面を有する頚部によって丸形の第２の厚 肉部分および軸受け支え（２）に接続された丸形のピボット頭部を有することを 特徴とする請求の範囲第１項および第２項記載の接続部品。前記厚肉部分の直径 は前記蓋と便座内のドリル穴に対応する。前記２つの厚肉部分間の距離は少なく とも、前記便座（または当該の蓋）内のドリル穴の深さと同じ長さとする。前記 軸受け支え（２）の反対側には軸方向にばね式に移動する保持アーバー（２ａ） が含まれる。 ４．前記接続ロッド（４）を軸方向に移動させて、前記取り付け穴内に圧入させ 、前記便器（Ａ）の前記穴との間の距離に対応する距離調整のための横方向の偏 向を得られるように、前記台板（１）に前記接続ロッド（４）のためのスロット （４ｃ）が設けられることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項記載の接続 部品。 ５．前記２つの偏心レバーを必ず同時に移動させて、これによって前記締め付け ゴムまたは締め付け部品（４ａ；４０）を前記便器の取り付け穴内に必ず同時に 圧入させるために、前記偏心レバー（３）に、押圧された握り部品（３ａ）を通 じて形状に合った非積極的な接続部が設けられることを特徴とする請求の範囲第 １項から第４項記載の接続部品。前記握り機構（３ａ）も異なる種類の便器内の 取り付け穴におけるあらゆる差異を補正する役目を果たす。 ６．便器の厚さの違いと取り付け穴の直径の違いに適合させるために、前記成形 円盤（４ｂ）と前記締め付け部品（４ａおよび４０）とが交換可能であることを 特徴とする請求の範囲第１項から第５項記載の接続部品。 ７．前記締め付け部品（４ａ）が弾性を有した厚肉ゴムまたはプラスチックから なるとともに、本質的に円筒形であることを特徴とする請求の範囲第１項から第 ６項記載の接続部品。前記接続ロッド（４）によって前記締め付け部品（４ａ） を強制的に軸方向に圧縮することにより、軸方向から半径方向への体積変位を生 じさせ、その結果、前記締め付け部品（４ａ；４０）の外径を増加させる。 ８．前記締め付け部品（４ａ）の拡張部分が円筒形に成形された弾性プラスチッ ク、ゴムまたはばね鋼内にあって、区分けされていることを特徴とする請求の範 囲第１項から第７項記載の接続部品。これらもまた、圧縮されると直径が増加す るように変化する。 ９．便座（Ｂ）と便器蓋との間をスワイベル式に接続し、工具を使用せずに便器 （Ａ）またはその他の衛生器具上に迅速に取り付けられる接続部品であって、前 記対象を取り外した時、前記便器またはその他の衛生器具上にアダプタ部品、取 り付けまたは接触部品が全く残らず、大気圧を利用した真空吸引パッド（１５） と固定ノブ（１９）により前記接続システムに前記便器（Ａ）に対する必要な付 着力を与え、１つ以上の部分からなる台板（１０）内に、体積拡張を実現させて 吸引パッド（１５）の内部に真空を生じさせるために偏心レバー（１４）により 変形可能な真空吸引パッド（１５）を配設して、大気圧によって、前記接続シス テムに接続された前記便座と蓋からなる複合部品の付着力を生じさせるようにし たことを特徴とする接続部品。 １０．前記台板（１０）が、保持アーバー（１２ａおよび１２ｂ）によって前記 便座と蓋を支持し、さらに前記便器（Ｃ）の外形と同一の寸法を有するとともに 、アーチ状の吸引パッド受け具（１１）を含むことを特徴とする請求の範囲第９ 項記載の接続部品。前記吸引パッド受け具（１１）は自身を台板（１０）に接続 する２本の棒（１１ａ）を有し、前記棒には加硫駆動ボルトを用いて円盤状のゴ ムまたは軟質プラスチック製の吸引パッド（１５）が配され、対向縁部に円盤状 の厚肉部分が設けられる。前記駆動ボルトは前記吸引パッド受け具（１１）内の 前記対応するドリル穴を通って突出してこれらを位置決めするとともに、軸方向 に移動できるように配置される。前記駆動ボルト（１３）は、前記ゴムまたは軟 質プラスチック製吸引パッド（押出し成形または硫化）の頂部に組み込まれる。 １１．前記円盤状の厚肉部分に対向する前記駆動ボルト（１３）が、前記駆動ボ ルト（１３）と吸引パッドを軸方向に移動可能にするために、前記偏心レバー（ １４）の前記対応する駆動ピン（１４ａ）を収容するための交差ドリル穴を有す ることを特徴とする請求の範囲第９項および第１０項記載の接続部品。前記軸方 向の移動は前記偏心レバー（１４）の半円状の動きによって起こされる。前記偏 心レバーを持ち上げた場合には、前記駆動ボルトは下位置についたままで、前記 吸引パッド（１５）の全表面が前記便器の表面に対して実質的に上に位置する。 前記偏心レバー（１４）を下げることにより、前記吸引パッドの内側に空隙が生 じ、これによって真空が作り出される。 １２．異なる便器の穴の違いに関わりなく固定状態の取り付けが可能になるよう 、前記便座と便器蓋（１９）を正確に位置付けるために、前記調節部品（１７） 上に偏心状態に配置された前記保持アーバー（１７ｂ）上に弾性固定ノブ（１９ ）が押しつけられることを特徴とする請求の範囲第９項から第１１項記載の接続 部品。前記吸引パッド（１５）は、垂直方向の偏向力に対して前記台板（１０） を、そして前記固定ノブ（１９）により水平方向または横方向の偏向力に対して 前記保持アーバー（１７ｂ）を保持する。前記固定ノブ（１９）の位置付けを可 能にするために、硬貨を用いて前記調節部品を回転できるようにする半円状の刻 み目付きスリットを前記回転式調節部品（１７）に設ける。