JP3023156U - 便座取付具 - Google Patents

便座取付具

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JP3023156U
JP3023156U JP1995011185U JP1118595U JP3023156U JP 3023156 U JP3023156 U JP 3023156U JP 1995011185 U JP1995011185 U JP 1995011185U JP 1118595 U JP1118595 U JP 1118595U JP 3023156 U JP3023156 U JP 3023156U
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JP
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toilet seat
toilet
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JP1995011185U
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Inventor
豊 瀬尾
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アサヒ衛陶株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 JIS便器に共通して使用することができる
便座取付具の提供。 【解決手段】 便器4に便座5を開閉可能に取り付ける
便座取付具1であって、便座を回動可能に支持する心棒
21が幅方向に突出して設けられ、係合凹部22がその
長手方向中央で前後対称形状に形成され、この係合凹部
に2つのボルト挿通穴23が係合凹部の長手方向中央か
ら前後対称位置に上下方向に貫通して形成された取付具
本体2と、前記係合凹部と適合する大きさの頭部31を
有し、前記ボルト挿通穴の一つと対応する位置にボルト
32が設けられ、前記ボルト挿通穴を介して前記便器の
便座取付穴41に挿入されて固定されるボルト部材3と
を備えてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、洋風便器に、便座を開閉可能に取り付けるための便座取付具に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、JIS規格の便器4を示す平面図であり、(A)はレギュラー型の便 器4A、(B)はエロンゲート型の便器4Bを示している。 この図に示すように、各便器4の後方の上部には垂直下方に延びる2つの便座 取付穴41が幅方向に離間して形成されている。そして、この便座取付穴41か ら便器4の前端部までの距離Lは、レギュラー型ではL1=440mm、エロン ゲート型ではL2=470mmとされている。なお、便座取付穴41同士の離間 距離Xは、いずれの形式でも140mmとされている。
【0003】 従って、これらの便器4に使用される便座5としても、レギュラー型とエロン ゲート型との二種類を用意するか、又は、便座5を共通のものとしてその取付具 10を二種類用意して対応している。 後者の場合、図6に示すように、ボルト11を備える便座取付具10の心棒1 2に、便座5が回動可能に設けられてなり、ボルト11から心棒12までの距離 Yを、レギュラー型では24.5mm、エロンゲート型では39.5mmとなる ように、便座取付具10の長手寸法を変えて構成される。これにより、前記ボル ト11から便座5の前端部までの距離Lを変化させ、前記ボルト11を便器4の 便座取付穴41に挿通してナット締めする等して、便器4に便座5を取り付ける ものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のいずれの方法でも、便器の大きさに応じて、便座又は便 座取付具のいずれかを二種類用意する必要があり、不便なだけでなく、部品数の 増加によってコストの上昇を招くといった問題があった。 この考案は、これらの課題を解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案の便座取付具は、便器に便座を開閉可能 に取り付ける便座取付具であって、便座を回動可能に支持する心棒が幅方向に突 出して設けられ、係合凹部がその長手方向中央で前後対称形状に形成され、この 係合凹部に2つのボルト挿通穴が係合凹部の長手方向中央から前後対称位置に上 下方向に貫通して形成された取付具本体と、前記係合凹部と適合する大きさの頭 部を有し、前記ボルト挿通穴の一つと対応する位置にボルトが設けられ、前記ボ ルト挿通穴を介して前記便器の便座取付穴に挿入されて固定されるボルト部材と を備えてなることを特徴とする。 また、好ましくは、上記構成に加えて、前記取付具本体の係合凹部と前記ボル ト部材の頭部とは、横断面が略矩形状に形成されてなり、前記ボルト部材の頭部 は、前記取付具本体の係合凹部の深さとほぼ等しい厚さとされてなることを特徴 とする便座取付具である。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の便座取付具1について、さらに詳細に説明する。 図1は、この考案の便座取付具1の一実施例を示す斜視分解図である。 便座取付具1は、通常、左右対称のもの一対を同時に使用するが、図1では、 その一方のみを示している。 この実施例の便座取付具1は、便座5を枢支する心棒21が設けられた取付具 本体2と、この取付具本体2を便器4に固定するためのボルト部材3とからなる 。 図2は、取付具本体2を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。また 、図3は、ボルト部材3を示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側 面図である。
【0007】 取付具本体2は、例えばポリプロピレン等から形成されてなり、便座5を枢支 する枢支部2Aと、この枢支部2Aの下部に一体形成された板状の固定部2Bと からなる。 枢支部2Aは、図2(B)に示すように、固定部2Bの一端部からやや上方に 立ち上げられて形成されており、この実施例では、図2(B)においてα=40 度とされている。 また、枢支部2Aには、細長い丸棒からなる心棒21が幅方向に突出して設け られている。なお、この実施例の心棒21は黄銅棒から形成されてなるが、ステ ンレス等の他の材料のものを用いてもよいことはもちろんである。 固定部2Bは、図2(A)に示すように、略台形の板状に形成されてなり、そ の上面には、矩形状に下方に掘り下げられて係合凹部22が形成されている。さ らに、係合凹部22の底部には、2つのボルト挿通穴23が取付具本体2を上下 方向に貫通して形成されている。このボルト挿通穴23は、係合凹部22の長手 方向中央から前後対称となる位置に形成されている。
【0008】 この実施例のボルト部材3は、例えばポリプロピレンからなり、頭部31が矩 形板状に形成されている。この頭部31の大きさは、取付具本体2の係合凹部2 2と適合する大きさであり、また、下方に行くに従って、ほんのわずかに内側に 傾斜するよう形成されている。 ボルト部材3のボルト32は、その頭部31を前記係合凹部22に係合した状 態で、前記ボルト挿通穴23の一つと対応する位置に、下方に突出して設けられ ている。ここで、取付具本体2のボルト挿通穴23は、前記したように、係合凹 部22の長手方向中央から前後対称となる位置に形成されているので、ボルト部 材3はいずれのボルト挿通穴23に挿通しても使用することができる。
【0009】 次に、この考案の便座取付具1の使用状態について説明する。 図4は、この考案の便座取付具1の使用状態を示す平面図であり、便座5に取 付具本体2を装着した状態を示している。この図では、蓋付きの便座5に適用し た例を示している。 便座5の後端側の左右両部には、幅方向に延びる略円筒状の装着部51が互い に対向して形成されている。この装着部51には、幅方向外側に開口する嵌挿穴 が形成されており、この嵌挿穴の径は、取付具の心棒21と適応する大きさとさ れている。よって、便座5の装着部51の嵌挿穴に、取付具本体2の心棒21を 嵌挿することによって、図4に示すように、便座5の後端側の左右両部に取付具 本体2を設けることができる。なお、取付具本体2の幅方向外側の形状線を、図 4に示すように、便座5の形状線と滑らかに連続するような形状にすれば、意匠 的効果を上げることができる。
【0010】 この後、便器4の便座取付穴41に、便座取付具1の固定部2Bを固定する。 これには、ボルト部材3を取付具本体2のボルト挿通穴23と便器4の便座取付 穴41とに嵌挿し、便器4を介してナット締めする等して行われる。この際、ボ ルト部材3の頭部31を取付具本体2の係合凹部22に係合することにより、ボ ルト部材3の廻り止めをすることができるので、ナット締めを容易に行うことが できる。なお、取付具本体2の係合凹部22の深さをボルト部材3の頭部31の 板厚と同一に形成すれば、両者の係合状態において、ボルト部材3の頭部31の 上面と取付具本体2の固定部2Bの上面とを同一平面にすることができ、施工後 の見栄えをよくすることができる。
【0011】 取付具を便器4に固定する際には、取付具本体2の長手方向に形成された2つ のボルト挿通穴23のいずれにボルト部材3を挿通するかによってレギュラー型 4Aとエロンゲート型4Bとの両方のタイプに対応することができる。 すなわち、図5(A)に示されるレギュラー型の便器4Aに便座5を取り付け たい場合には、便座5に近い側のボルト挿通穴23にボルト部材3を挿通し(図 1において実線で示すボルト部材を参照)、また、図5(B)に示されるエロン ゲート型の便器4Bに取り付けたい場合には、便座5から離間した側のボルト挿 通穴23にボルト部材3を挿通して(図1において二点鎖線で示すボルト部材を 参照)便器4に便座5を取り付けるのである。なお、取付具本体2の係合凹部2 2にボルト部材3の頭部31を係合することにより、使用しない方のボルト挿通 穴23が覆い隠されるので、施工後の仕上がりが美しい。
【0012】 また、便器4は、レギュラー型4Aでもエロンゲート型4Bでも、図5に示す ように、便座取付穴41の離間距離Xが140mmとされているので、いずれの 便器4に対しても共通の便座5を使用することができる。よって、この考案の取 付具によれば、JIS規格の洗落し便器、サイホン便器、サイホンゼット便器の 全てにおいて、便座5と取付具1との両方を共通化することができる。
【0013】 なお、この考案の便座取付具1は、上記実施例の構成に限らず適宜変更するこ とができる。 例えば、上記実施例の取付具では、取付具本体2の係合凹部22及びボルト部 材3の頭部31の形状を矩形状としたが、他の形状であってもよい。この場合、 前記したように、ナット締めする際に廻り止めすることができる形状とすること が好ましく、例えば楕円形とすることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案の便座取付具によれば、便座及び便座取付具の 両方共を共通化することができるので、便利で作業効率を高めることができる。 また、部品の共通化により部品数を減らすことができるので、コストダウンを 図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の便座取付具の一実施例を示す斜視分
解図である。
【図2】図1の便座取付具の取付具本体を示し、(A)
は平面図、(B)は側面図である。
【図3】図1の便座取付具のボルト部材を示し、(A)
は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。
【図4】図1の便座取付具の使用状態を示す平面図であ
り、図2の取付具本体を便座に装着した状態を示す。
【図5】この考案の便座取付具が適用される便器の一例
を示す平面図であり、(A)はレギュラー型、(B)は
エロンゲート型を示している。
【図6】便器に便座を取り付ける従来の方法を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 便座取付具 2 取付具本体 2A 枢支部 2B 固定部 3 ボルト部材 4 便器 4A レギュラー型の便器 4B エロンゲート型の便器 5 便座 21 心棒 22 係合凹部 23 ボルト挿通穴 31 頭部 32 ボルト 41 便座取付穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に便座を開閉可能に取り付ける便座
    取付具であって、 便座を回動可能に支持する心棒が幅方向に突出して設け
    られ、係合凹部がその長手方向中央で前後対称形状に形
    成され、この係合凹部に2つのボルト挿通穴が係合凹部
    の長手方向中央から前後対称位置に上下方向に貫通して
    形成された取付具本体と、 前記係合凹部と適合する大きさの頭部を有し、前記ボル
    ト挿通穴の一つと対応する位置にボルトが設けられ、前
    記ボルト挿通穴を介して前記便器の便座取付穴に挿入さ
    れて固定されるボルト部材とを備えてなることを特徴と
    する便座取付具。
  2. 【請求項2】 前記取付具本体の係合凹部と前記ボルト
    部材の頭部とは、横断面が略矩形状に形成されてなり、 前記ボルト部材の頭部は、前記取付具本体の係合凹部の
    深さとほぼ等しい厚さとされてなることを特徴とする請
    求項1に記載の便座取付具。
JP1995011185U 1995-09-26 1995-09-26 便座取付具 Expired - Lifetime JP3023156U (ja)

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