JPH0333125A - 光学異方性ポリエステル - Google Patents

光学異方性ポリエステル

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JPH0333125A
JPH0333125A JP16741889A JP16741889A JPH0333125A JP H0333125 A JPH0333125 A JP H0333125A JP 16741889 A JP16741889 A JP 16741889A JP 16741889 A JP16741889 A JP 16741889A JP H0333125 A JPH0333125 A JP H0333125A
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JP
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acid
mol
tables
polymer
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JP16741889A
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Toru Yamanaka
亨 山中
Shunei Inoue
井上 俊英
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は溶融重合のみで高重合度ポリマが得られ、通常
の成形機で成形可能な光学異方性、耐熱性および剛性、
耐衝撃性に代表される機械的性質の優れた光学異方性ポ
リエステルに関するものである。
〈従来の技術〉 近年プラスチックの高性能化に対する要求がますます高
まり、種々の新規性能を有するポリマが数多く開発され
ており、なかでも光学異方性の液晶ポリマが優れた機械
的性質を有する点で注目されている(特開昭51−83
95号公報、特開昭49−72393号公報)。
上記液晶ポリマとしては例えばp−ヒドロキシ安息香酸
にポリエチレンテレフタレートを共重合した液晶ポリマ
が知られている(特開昭49−72393号公報)。し
かしながらこのポリマの射出成形品は耐熱性が十分でな
かったり、機械物性が不良であるという欠点を有し、こ
のポリマからは両者の特性を満足する射出成形品が得ら
れないことがわかった。しかも耐熱性を向上させるには
p−ヒドロキシ安息香酸の量を80モル%以上必要とす
るが、この際重合時に固化が起こり、固相重合が必要で
あることもわかった。
一方、このようなポリマの流動性を向上させて、溶融成
形性を改良し、さらに機械的性質を向上させる手段とし
ては1例えば特開昭51−8395号公報に記載されて
いるように、ポリエチレンテレフタレートにp−アシル
オキシ安息香酸とジカルボン酸および芳香族ジオールを
共重合する方法が提案されているが、この方法において
も得られる射出成形品の機械的性質は向上するが耐熱性
が不十分であることがわかった。一方、特公昭47−4
7870号公報に記載されているようにp−ヒドロキシ
安息香酸に4.4−一ジヒドロキシビフェニルとテレフ
タル酸を共重合せしめた全芳香族ポリエステルの射出成
形品は耐熱性は良好であるが軟化温度が400℃以上で
あるため溶融重合が困難となり、その機械的性質とて十
分満足できるものではないことがわかった。
さらに、これらの問題を解決する方法として、特開昭6
3−30523号公報に記載されているポリエチレンテ
レフタレートにp−ヒドロキシ安息香酸、特定の芳香族
ジヒドロキシ化合物および芳香族ジカルボン酸を共重合
したポリマは機械的特性と耐熱性のバランスは満足でき
るものの、成形品の機械的特性、例えば曲げ弾性率、曲
げ強度などの異方性がやや大きいという問題が残されて
いることがわかった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は前記の問題を解決し、機械的特性と耐熱性のバ
ランスに優れた上、機械的特性の異方性の改良された成
形品を提供しうる光学異方性ポリエステルを得ることを
課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意検討した
結果、p−ヒドロキシ安息香酸、特定の芳香族ジヒドロ
キシ化合物、芳香族ジカルボン酸およびエチレンゲルコ
ールと芳香族ジカルボン酸から生成したポリエステルを
反応させた光学異方性ポリエステルまたはρ−ヒドロキ
シ安息香酸、特定の芳香族ジヒドロキシ化合物および芳
香族ジカルボン酸を反応させた光学異方性ポリエステル
に特定構造のイミド結合を有するヒドロキシカルボン酸
およびジカルホ゛ン酸を共重合することにより、上記目
的が達成されることを見い出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、下記構造単位[(■)+ (II
) + (In) ]および(IV−1)〜(IV4)
、(V−1)、(V−2)がら選ばれた少なくとも一種
のイミド結合を含有する構造単位、または下記構造単位
[(I>+(n)]および(IV−1) 〜(IV−4
) 、  (V−1)、(V−2)から選ばれた少なく
とも一種のイミド結合を含有する構造単位からなり、構
造単位(IV −1)〜(IV−4)および(V−1)
、(V−2>の合計が全体の1〜30モル%であること
を特徴とする光学異方性ポリエステルに関するものであ
る。
−(−0−CH2CH2−02C−R,−CO+−・・
・(In) (ただしくn) (III)式中のR1 は CH。
れた1種以上の基を示し、R2とR1が同一であっても
よい。ただし式中Xは水素原子または塩素原子を示す。
またR4−R9は独立して6)から選ばれた1種以上の
基をさす。R08、R13は上記(II)、(III)
式中のR2、R3と同じものを、R1□、R14は上記
(n)式中のR3と同じものをさす、) 上記構造単位<I>は(Alp−ヒドロキシ安息香酸か
ら生成したポリエステルの構造単位であり、構造単位(
n)は(B)4.4−−ジヒドロキシビフェニル、ハイ
ドロキノン、2゜6−シヒドロキシナフタレン、2.7
−シヒドロキシナフタレン、4.4−一ジヒドロキシジ
フェニルエーテル、t−ブチルハイドロキノン、3.3
″、5.5−−テトラメチル−4,4−一ジヒドロキシ
ビフェニルおよびフェニルハイドロキノンから選ばれた
芳香族ジオールと(C)テレフタル酸、イソフタル酸、
4,4゛−ジフェニルジカルボン酸、2.6−ナフタレ
ンジカルボン酸、1.2−ビス(フェノキシ〉エタン−
4,4−−ジカルボン酸、1.2−ビス(2−クロルフ
ェノキシ)エタン−4,4゛−ジカルボン酸、4.4−
一ジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた芳香族
ジカルボン酸から生成したポリエステルの構造単位を示
す。
また、上記構造単位(III)は(C)テレフタル酸、
イソフタル酸、4.4−一ジフエニルジカルボン酸、2
.6−ナフタレンジカルボン酸、1.2−ビス(フェノ
キシ)エタン−4,4−一ジカルボン酸、1.2−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4゛−ジカルボ
ン酸、4.4゛−ジフェニルエーテルジカルボン酸がら
選ばれた芳香族ジカルボン酸と(D>エチレンゲルコー
ルから生成したポリエステルの構造単位である。
さらに、構造単位(IV−1>はヒドロキシル基を有す
るフタルイミド骨格を持つしドロキシカルボン酸から生
成したポリエステルの構造単位を、構造単位(IV−2
)はカルボキシル基を有するフタルイミド骨格を持つヒ
ドロキシカルボン酸から生成したポリエステルの構造単
位を、構造単位(IV−3>はフタルイミド骨格を持つ
ジヒドロキシ化合物と芳香族ジカルボン酸からなるポリ
エステルの構造単位を、構造単位(IV−4)はフタル
イミド骨格を持つジカルボン酸と芳香族ジヒドロキシ化
合物からなるポリエステルの構造単位を示す。
構造単位(V−1>はビスフタルイミド骨格を持つジヒ
ドロキシ化合物と芳香族ジカルボン酸からなるポリエス
テルの構造単位を、構造単位(V−2>はビスフタルイ
ミド骨格を持つジカルボン酸と芳香族ジヒドロキシ化合
物からなるポリエステルの構造単位を示す。
本発明の光学異方性ポリエステルにおいて前記構造単位
(I>、(II)および(IV−1)〜(IV−4)、
(V−1)、(V−2〉から選ばれた構造単位は必須成
分であり、構造単位(IV−1)〜(IV−4)と(V
’−1)〜(V−2)の合計は全体の1〜30モル%で
ある。構造単位(Iv−1)〜(1v−4)と(v−1
〉〜(v−2〉の合計が1モル%未満では本発明の効果
が小さく、また30モル%を超えると成形流動性が損な
われるのでいずれの場合も好ましくない。
前記構造単位のうち構造単位(III)は必須成分では
ないが、成形流動性と機械的特性のバランスの点から構
造単位(III)を共重合することは好ましい。
前記構造単位のうち構造単位(III)を含まない場合
、構造単位(I)は好ましくは全体の30〜90モル%
、特に好ましくは全体の50〜85モル%である。
前記構造単位(III)を含む場合、構造単位[(I)
+(II)]は好ましくは全体の35〜95モル%、好
ましくは77〜95モル%である。また、構造単位(I
)/(II)のモル比は75/25〜9515が好まし
い。また、構造単位(III)は全体の4〜64モル%
、好ましくは4〜22モル%である。
本発明の光学異方性ポリエステルの製造方法については
特に限定するものではなく、公知のポリエステルの重縮
合方法に準じて製造できる。
上記構造単位(III)を含まない場合は、下記の(1
〉〜(4)、上記構造単位(I[l)を含む場合は(5
〉の製造方法が好ましく挙げられる。
(1)p−アセトキシ安息香酸、4,4゛−ジアセトキ
シビフェニル、バラアセトキシベンゼンなどの芳香族ジ
ヒドロキシ化合物のジアシル化物とテレフタル酸などの
芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮合反応によって製造
する方法。
(2)p−ヒドロキシ安息香酸、4,4゛−ジヒドロキ
シビフェニル、ハイドロキノンなどの芳香族ジヒドロキ
シ化合物およびテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸
に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアセチ
ル化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
(3)p−ヒドロキシ安息香酸のフェニルエステル、4
.4−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの
芳香族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族
ジカルボン酸のジフェニルエステルから脱フエノール重
縮合反応により製造する方法。
(4)p−ヒドロキシ安息香酸およびテレフタル酸など
の芳香族ジカルボン酸に所望量のジフェニルカーボネー
トを反応させてそれぞれジフェニルエステルとした後、
4.4−一ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンな
どの芳香族ジヒドロキシ化合物を加え、脱フエノール重
縮合反応により製造する方法。
(5)テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸とエチレ
ングリコールからなるポリエステルやオリゴマまたは芳
香族ジカルボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エス
テルの存在下で(1)または(2)の方法で製造する方
法。
重縮合反応に使用する触媒としては、酢酸第一錫、テト
ラブチルチタネート、酢酸カリウム、二酸化アンチモン
、マグネシウム、酢酸ナトリウムなどの金属化合物が代
表的であり、とりわけ脱フエノール重縮合の際に有効で
ある。
また本発明の光学異方性ポリエステルの溶融粘度は10
〜15.000ポイズが好ましく、特に20〜5.00
0ボイズがより好ましい。
なお、この溶融粘度は液晶開始温度+40℃の温度です
り速度1.000 (1/秒)の条件下で高化式フロー
テスターによって測定した値である。
一方、本発明の光学異方性ポリエステルの対数粘度は0
.1g/dN濃度、60℃のペンタフルオロフェノール
中で測定可能であり、0゜5〜15dρ/gが好ましく
、構造単位(In)を含有するときには1.0〜3.O
dN/gが特に好ましい。
なお、本発明の光学異方性ポリエステルを重縮合する際
には上記構造単位(I)〜(II)、(IV−1)〜(
IV−4)および(V−1)、(V−2>を構成する成
分以外に3,3゛−ジフェニルジカルボン酸、2,2゛
−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオ
ン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタ
ル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキノン
、メチルハイドロキノン、4.4−−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、4.4−一ジヒドロキシベンゾフェ
ノン、2゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル〉プロパ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン等の芳香
族ジオール、1.4−ブタンジオール、1゜6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロ
ヘキサンジオール、1.4−シクロヘキサンジメタノー
ル等の脂肪族、脂環式ジオールおよびm−ヒドロキシ安
息香酸、2.6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒ
ドロキシカルボン酸などを本発明の目的を損なわない程
度の少割合の範囲でさらに共重合せしめることができる
かくしてなる本発明の光学異方性ポリエステルは溶融重
合のみで高重合度ポリマが得られ、良好な光学異方性、
機械的性質および耐熱性を示し、押し出し成形、射出成
形、圧縮成形、ブロー成形など通常の溶融成形に供する
ことができ、繊維、フィルム、三次元成形品、容器、ホ
ースなどに加工することが可能である。さらに、射出成
形品においては機械的特性の異方性が大幅に改良される
なお本発明の光学異方性ポリエステルに対し、ガラス繊
維、炭素繊維、アスベストなどの強化剤、充填剤、滑剤
、離型剤、核剤、可塑剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸
収剤、顔料、染料および他の熱可塑性樹脂などを必要に
応じて添加し所望の特性を付与することができる。
本発明の光学異方性ポリエステルに充填剤、添加剤、強
化剤などを配合する手段は任意であるが、例えばスクリ
ュー押出機などが好ましく使用できる。
なお、このようにして得られた射出成形品は、熱処理に
よって強度を増加させることができ、弾性率をも増加さ
せることができることもある。
この熱処理は、射出成形品を不活性雰囲気〈例えば窒素
、アルゴン、ヘリウムまたは水蒸気〉、または酸素含有
雰囲気(例えば空気〉中でポリマの融点以下の温度で熱
処理することによって行なうことができる。この熱処理
は緊張下であってもなくてもよく、数十分〜数日の間で
行なうことができる。
〈実施例〉 以下に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1 攪拌機、留出管を備えた反応容器にp−ヒドロキシ安息
香1!!(A>773.5g (5,60モル)、4.
4−−ジヒドロキシビフェニル(B−1)149.0g
 (0,80モル) およびN−(3−ヒドロキシフェ
ニル)−フタルイミド−4−カルボン酸(E−2>11
3.2g(0,40モル)と無水酢酸816.7g (
8゜36モル)、テレフタル酸(C−1)132゜9g
 (0,80モル〉および固有粘度が約0゜6のポリエ
チレンテレフタレート(D)230゜6g (1,20
モル)を仕込み、次の条件で脱酢酸重合を行なった。
まず窒素ガス雰囲気下に100〜250℃で5時間、2
50〜300℃で1.5時間反応させた後、300℃、
1時間で0.5馳Hgに減圧し、さらに2.25時間反
応させ、重縮合を完結させたところ、はぼ理論量の酢酸
が留出しポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第1表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
k /l /m/ n= 70/ 10/ 15/ 5
ただし、酸素含有量(%)は(100%−C%−N%−
I(%〉から算出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は280℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを住友ネスタール射出戒形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株)製)に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 rrn
 X 80 rrm X 3 mmの角板テストピース
、1/8″厚Xi/2”幅×5−長のテストピースを作
成した。角板テストピースは樹脂の流動方向および流動
直角方向に幅14mmに切り出し、得られた短冊状テス
トピースを東洋ボールドウィン社製テンシロンUTM−
100を用い、ひずみ速度1mm/分、スパン間距離5
0+moの条件で曲げ弾性率を測定したところ、流動方
向LL、2GPaに対して直角方向2゜9GPaであり
、その比は3.9であった。さらに、東洋精機製の熱変
形温度装置を用いて1/8″厚試験片の熱変形温度を測
定したところ212°C(18,50kgf/Jであっ
た。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃〉は1.82clG/g、溶融粘度は剪断
速度1,000 (1/秒〉で980ボイズと流動性が
極めて良好であった。
実施例2 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)773゜’5g (5,60モル)、4.4−一ジ
ヒドロキシビフェニル(B−1>149.0g (0,
80モル)および4〜ヒドロキシ−N−<3−カルボキ
シフェニル〉フタルイミド(F−2>113.2g (
0,40モル〉と無水酢酸816.7g (8,36モ
ル〉、テレフタル酸(C−1>132.9g (0,8
0モル〉および固有粘度が約0.6のポリエチレンテレ
フタレート(D)230.6g (1゜20モル)を仕
込み、実施例1と同様の条件で脱酢酸重合を行なったと
ころ、はぼ理論量の酢酸が留出しポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第2表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
に/、Q /m/n=70/10/1515第2表 ただし、酸素含有量(%)は(100%−C%−N%−
H%〉から算出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温して光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は283℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを住友ネスタール射出成形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株)製〉に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 tm 
X 80瓢×3−の角板テストピース、1/8″厚×1
/2″幅×5″長のテストピースを作成した。角板テス
トピースは樹脂の流動方向および流動直角方向に幅14
mmに切り出し、得られた短冊状テストピースを東洋ボ
ールドウィン社製テンシロンUTM−100を用い、ひ
ずみ速度1m/分、スパン間距離50mの条件で曲げ弾
性率を測定したところ、流動方向11.0GPaに対し
て直角方向2゜80Paであり、その比は3.9であっ
た。さらに、東洋精機製の熱変形温度装置を用いてl/
8″厚試験片の熱変形温度を測定したところ208℃(
18゜50瞳f/aJ)であった。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃〉は1.64cH!/g、溶融粘度は剪断
速度1.000 (1/秒)で1120ボイズと流動性
が極めて良好であった。
実施例3 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)773.5g (5,60モル)、4.4−一ジヒ
ドロキシビフェニル(B−1)149.0g (0,8
0モル)およびの構造を有するイミド結合含有ジヒドロ
キシ化合物(G−1>102.0g (0,40モル)
と無水酢酸898.4g (8,80モル)、テレフタ
ル酸(C−1>199.3g (1,20モル)、およ
び固有粘度が約0.6のポリエチレンテレフタレート(
D)230.6g (1゜20モル)を仕込み、実施例
1と同様の条件で脱酢酸重合を行なったところ、はぼ理
論量の酢酸が留出しポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第3表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
k/j/m/n=70/10/1515ただし、酸素含
有量(%)は(100%−C%−N%−H%)から算出
した。
また、 このポリエステルを偏光顕微鏡の試料 台に載せ、昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、
液晶開始温度は282℃であり、良好な光学異方性を示
した。
このポリマを住友ネスクール射出戒形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株〉製)に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 mm 
X 80 mm X 3 mmの角板テストピース、1
 / 8 ”厚×1/2″幅×5″長のテストピースを
作成した。角板テストピースは樹脂の流動方向および流
動直角方向に幅14mmに切り出し、得られた短冊状テ
ストピースを東洋ボールドウィン社製テンシロンUTM
−100を用い、ひずみ速度1閣/分、スパン間距離5
0n11の条件で曲げ弾性率を測定したところ、流動方
向10.9GPaに対して直角方向2゜7GPaであり
、その比は4.0であった。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃〉は1.63dN/g、溶融粘度は剪断速
度1,000 (1/秒〉で1゜630ポイズと流動性
は良好であった。
実施例4 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)773.5g (5,60モル〉、4.4−一ジヒ
ドロキシビフェニル(B−1)223.5g (1,2
0モル)と無水酢酸89B−3tr (8,80モル)
、およびの構造を有するイミド結合含有ジカルボン酸(
H−1)121.6g (0,40モル〉、テレフタル
酸(C−1>132.9g (0,80モル)、および
固有粘度が約0.6のポリエチレンテレフタレート(D
)230.6g (1゜20モル)を仕込み、実施例1
と同様の条件で脱酢酸重合を行なったところ、はぼ理論
量の酢酸が留出しポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第4表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
k/l /m/n=70/10/1515ただし、酸素
含有量(%〉はく100%−C%−N%−H%〉から算
出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は281℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを住友ネスクール射出成形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株〉製〉に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 m X
 80 nm X 3 mmの角板テストピース、1/
8″厚X1/2″幅×5″長のテストピースを作成した
。角板テストピースは樹脂の流動方向および流動直角方
向に幅14rIImに切り出し、得られた短冊状テスト
ピースを東洋ボールドウィン社製テンシロンUTM−1
00を用い、ひずみ速度1 wa 7分、スパン間距離
5011IIIlの条件で曲げ弾性率を測定したところ
、流動方向10.2GPaに対して直角方向2゜6GP
aであり、その比は3.9であった。さらに、東洋精機
製の熱変形温度装置を用いて178″厚試験片の熱変形
温度を測定したところ209℃(18、50kg f 
/ cj )であった。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃)は1゜72dN/g、溶融粘度は剪断速
度1.000 (1/秒〉で1800ボイズと流動性は
良好であった。
実施例5 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)773.5g (5,60モル)、4.4−−ジヒ
ドロキシビフェニル(B−1)149.0g (0,8
0モル)と無水酢酸898.3g (8,80モル〉、
および の構造を有するイミド結合含有ジヒドロキシ化合1勿1
40.8g (0,40モル〉、テレフタル酸(C−1
> 199.3g (1,20モル)、および固有粘度
が約0.6のポリエチレンテレフタレート(D)230
.6g (1,20モル)を仕込み、実施例1と同様の
条件で脱酢酸重合を行なったところ、はぼ理論量の酢酸
が留出しポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第5表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
k/、Q /m/n=70/10/1515ただし、酸
素含有量(%〉はく100%−C%−N%−H%〉から
算出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は284℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを住友ネスタール射出戒形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株)製)に供し、シリンダ
ー温度300°C1金型温度90℃の条件で80 mm
 X 80 mm X 3 mmの角板テストピース、
1/8″厚×1/2“幅×5″長のテストピースを作成
した。角板テストピースは樹脂の流動方向および流動直
角方向に幅14mmに切り出し、得られた短冊状テスト
ピースを東洋ボールドウィン社製テンシロンUTM−1
00を用い、ひずみ速度1swa/分、スパン間距離5
0!ll111の条件で曲げ弾性率を測定したところ、
流動方向11.0GPaに対して直角方向2゜7GPa
であり、その比は4.1であった。さらに、東洋精機製
の熱変形温度装置を用いて1/8″厚試験片の熱変形温
度を測定したところ206℃(18,50kgf/cJ
)であった。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃)は1.66dN/g、溶融粘度は剪断速
度1.000 (1/秒)で2250ボイズと流動性が
極めて良好であった。
実施例6 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)773.5g (5,60モル)、4.4−一ジヒ
ドロキシビフェニル(B−1)223、5g (1,2
0モル〉と無水酢酸89B−3g (8,80モル〉、
および の構造を有するイミド結合含有ジカルボン酸185.6
g (0,40モル)、テレフタル酸(C−1>132
.9g (0,80モル)、および固有粘度が約0.6
のポリエチレンテレフタレート(D>230.6g (
1,20モル)を仕込み、実施例1と同様の条件で脱酢
酸重合を行なったところ、はぼ理¥a量の酢酸が留出し
ポリマが得られた。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第6表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
k、Q /m/n=70/10/1515第6表 ただし、酸素含有量(%)はく100%=C%−N%−
H%〉から算出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は280℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを住友ネスクール射出戒形機・プロマット4
0/25(住友重機械工業(株)製〉に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 mm 
X 80 rmn X 3 mmの角板テストピース、
1 / 8 ”厚xi/2”幅×5″長のテストピース
を作成した。角板テストピースは樹脂の流動方向および
流動直角方向に幅14mに切り出し、得られた短冊状テ
ストピースを東洋ボールドウィン社製テンシロンUTM
−100を用い、ひずみ速度1mm+/分、スパン間距
離50ヨの条件で曲げ弾性率を測定したところ、流動方
向11.2GPaに対して直角方向2゜7GPaであり
、その比は4.1であった。さらに、東洋精機製の熱変
形温度装置を用いて1/8″厚試験片の熱変形温度を測
定したところ210℃(18,50賭f/cd)であっ
た。
なお、このポリマの対数粘度(ペンタフルオロフェノー
ル中、60℃〉は1.60d、l!/、、溶融粘度は剪
断速度1.000 (1/秒〉で2゜200ボイズと流
動性は良好であった。
比較例1 実施例と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(A
)828.7g <6.0モル)、4゜4゛−ジヒドロ
キシビフェニル(B−1>149.0g (0,80モ
ル) と無水酸a853.5g (8,36モル)、テ
レフタル酸(C−1)132.9g (0,80モル)
および固有粘度が約0.6のポリエチレンテレフタレー
ト(D)230.6g (1,20モル)を仕込み、実
施例1と同様の条件で重合を行なったところ、下記理論
構造式を有するポリマが得られた。
1 /m/n=75/10/15 このポリマの液晶開始温度は275℃であった。
このポリマを実施例1と同様の成形機に供し、シリンダ
ー温度300℃、金型温度90℃の条件で80 mm 
X 80 m X 3 rrrmの角板テストピース、
1/8”厚×1/2″幅×5″長のテストピースを作成
した。角板テストピースは樹脂の流動方向および流動直
角方向に幅14mmに切り出し、得られた短冊状テスト
ピースを実施例1と同様の条件で曲げ弾性率を測定した
ところ、流動方向10.8GPaに対して直角方向2.
2GPa、その比は4.9と実施例1に比較して機械的
特性の異方性が大きいことがわかった。
比較例2 実施例1と同様の反応容器にp−アセトキシ安息香酸(
A>1081.0g (6,00モル〉およびN−(3
−アセトキシフェニル)−フタルイミド−4−カルボン
酸(E−2)130゜0g (0,40モル)および固
有粘度が約066のポリエチレンテレフタレート(D)
307゜5g (1,60モル)を仕込み、250〜3
00℃で脱酢酸重合を行なったところ、下記理論構造式
を有するポリマが得られた。
J /m/n=80/1515 このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、昇温し
て光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温度は2
92℃であった。
このポリマを実施例1と同様の条件で80mX 80 
m X 3 wtmの角板テストピース、1/8″厚×
l/2″幅×5″長のテストピースを作成した。角板テ
ストピースは樹脂の流動方向および流動直角方向に幅1
4mに切り出し、得られた短冊状テストピースを東洋ボ
ールドウィン社製テンシロンUTM−100を用い、ひ
ずみ速度111m1/分、スパン間距離50WIIの条
件で曲げ弾性率を測定したところ、流動方向9.6GP
aに対して直角方向2.2GPaであり、その比は4.
4であった。さらに、東洋精機製の熱変形温度装置を用
いて1/8”厚試験片の熱変形温度を測定したところ1
68℃(18,50kg f /cxl )であり、耐
熱性が劣っていることがわかった。
実施例7 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A)828.7g (6,0モル)、4.4゛−ジヒド
ロキシジフェニル(B−1>146.9g (1,06
モル)、ハイドロキノン(B−2>54.2g (0,
54モル)およびN−(3−ヒドロキシフェニル〉−フ
タルイミド−4−カルボン酸(E)113.2g (0
゜40モル〉、無水酢酸1078g (10,56モル
)、テレフタル酸(C1)199.4g(1,20モル
)、イソフタル酸(C−2)66.5g (0,40モ
ル)を仕込み、実施例1と同様の条件で脱酢酸重合を行
ないポリマを得た。
このポリマの理論構造式は次のとおりであり、その元素
分析結果は第2表に示すように理論値とよい一致を示し
た。
に/、11 /m/ n= 75/ 13 。
3/6゜ 15 メタ/バラ比=3/1である。
第2表 ただし、酸素含有量(%〉は(100%−C%−N%−
H%〉から算出した。
また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に載せ、
昇温しで光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温
度は305℃であり、良好な光学異方性を示した。
このポリマを実施例1と同様の成形機に供し、シリンダ
ー温度350℃、金型温度90℃の条件で80 rra
 X 80 mm X 3 Trrmの角板テストピー
ス、1/8″厚×1/2−幅×5〜長のテストピースを
作成した。角板テストピースは樹脂の流動方向および流
動直角方向に幅14閣に切り出し、得られた短冊状テス
トピースを実施例1と同様の条件で曲げ弾性率を測定し
たところ、流動方向14.2GPaに対して直角方向3
.6GPaであり、その比は3.9であった。さらに、
1 / 8 ”厚試験片の熱変形温度を測定したところ
265℃(18、50kg f /Cx1)であった。
なお、このポリマの対数粘度は3.98dj/ g 、
溶融粘度は剪断速度1.000 (1/秒〉で2800
ポイズと流動性が極めて良好であった。
比較例3 実施例1と同様の反応容器にp−ヒドロキシ安息香酸(
A>828.7g (6,00モル)。
4.4−一ジヒドロキシジフェニル(B−1>253.
2g (1,36モル)、ハイドロキノン(B−2)7
0.4g (0,64モル)と無水酢酸1123g (
11,0モル〉、テレフタル酸(C−1>249.2g
 (1,50モル〉。
イソフタル酸(C−2)83.1g (0,50モル〉
を仕込み、実施例2と同様の条件で重縮合を行なったと
ころ、下記理論構造式を有するポリマを得た。
k/N / m= 75/ 17/ 8換基はバラ/メ
タ比=371である) また、このポリマを偏光顕微鏡の試料台に載せ、昇温し
で光学異方性の確認を行なった結果、液晶開始温度は2
98℃であった。
このポリマを実施例1と同様の成形機に供し、シリンダ
ー温度350℃、金型温度90℃の条件で80 m X
 80 m X 3閣の角板テストピース、1/8〜厚
×1/2″幅×5″長のテストピースを作成した。角板
テストピースは樹脂の流動方向および流動直角方向に幅
14moに切り出し、得られた短冊状テストピースを実
施例1と同様の条件で曲げ弾性率を測定したところ、流
動方向13..8GPaに対して直角方向2.8GPa
でありその比は4.9であった。従って、実施例2に比
較して、機械的特性の異方性が大きいことがわかった。
実施例8〜24.比較例4〜7 重合用試験管にp−ヒドロキシ安息香酸(A>、4.1
−ジヒドロキシビフェニル(B−1)ハイドロキノン(
B−2>、2.6−シヒドロキシナフタレン(B−3>
、2.7−シヒドロキシナフタレン(B−4> 、4.
4−−ジヒドロキシジフェニルエーテル(B−5>、t
−ブチルハイドロキノン(B−6>、3.3゜5.5−
−テトラメチル−4,4−−ジヒドロキラビフェニル(
B−7) 、フェニルハイドロキノン(B−8>および
N−(3−ヒドロキシフェニル)−フタルイミド−4−
カルボン酸(E−1)、N−(4−ヒドロキシフェニル
〉−フタルイミドー4−カルボン酸(E−2)と無水酢
酸、テレフタル酸(C−1)、イソフタル酸(C−2>
、4.4−−ジフェニルジカルボン酸(C−3)、2.
6−ナフタレンジカルボン酸(C−4)、4.4−−ジ
フェニルエーテルジカルボン#(C−5>、1.2−ビ
ス(フェノキシ〉エタン−4,4−一ジカルボン酸(C
−6)、1.2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン
−4,4°−ジカルボン酸(C−7〉 (このうち(B
−1)〜(B−8>の成分と(C−1)〜(C−7>の
成分のモル数を同一にして仕込み、無水酢酸の量は((
A)+(E−1>+ (E−2)+[(B−1)+ (
B−2)+ (B−3)+ (B−4)+ (B−5>
+  (B−6)  +  (B−7>  +  (B
−8)  コ ×2)×1.1として仕込む)および固
有粘度が0゜60のポリエチレンテレフタレート(D>
を第3表に示した割合で実施例1と同様の反応容器に仕
込み、実施例1と同様の条件で重縮合反応を行ない、液
晶開始温度、溶融粘度および機械的特性、熱変形温度を
測定した。第3表から明らかなように、本発明のポリマ
は流動性が良好であり、成形品の機械的特性の異方性が
小さいことがわかった。これに対して比較例4〜6のポ
リマは流動性、成形性がきわめて不良であり、また、比
較例7のポリマは流動性、弾性率(流動方向)、熱変形
温度は本発明のポリマとほぼ同等であるが、機械的特性
の異方性が実施例のポリマに比べて大きいことがわかっ
た。
〈発明の効果〉 本発明の光学異方性ポリエステルは溶融重合法のみで高
重合度のポリマが得られ、このポリマから耐熱性と機械
的性質のバランスに優れ、機械的特性の異方性の小さい
射出成形品を得ることができるので金属代替プラスチッ
ク等の種々の用途に使用することができる。
特許出願大東し株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記構造単位[( I )+(II)+(III)]および(I
    V−1)〜(IV−4)および(V−1)、(V−2)か
    ら選ばれた少なくとも一種のイミド結合を含有する構造
    単位、または下記構造単位[( I )+(II)]および
    (IV−1)〜(IV−4)および(V−1)、(V−2)
    から選ばれた少なくとも一種のイミド結合を含有する構
    造単位からなり、構造単位(IV−1)〜(IV−4)およ
    び(V−1)、(V−2)の合計が全体の1〜30モル
    %であることを特徴とする光学異方性ポリエステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV−1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV−2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV−3) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV−4) ▲数式、化学式、表等があります▼(V−1) ▲数式、化学式、表等があります▼(V−2) (ただし(II)、(III)式中のR_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼から選ばれた1種の
    基を、R_2、 R_3は▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼から選ば れた1種以上の基を示し、R_2とR_3が同一であっ
    てもよい。ただし式中xは水素原子または塩素原子を示
    す。またR_4〜R_9は独立して▲数式、化学式、表
    等があります▼(n=2、 6)から選ばれた1種以上の基をさす。R_1_1、R
    _1_3は上記(II)、(III)式中のR_2、R_3
    と同じものを、R_1_2、R_1_4は上記(II)式
    中のR_1と同じものをさす。)
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