JPS5891818A - イミド基を含有したポリエステルからなる繊維またはフイルムおよびそれらの製法 - Google Patents
イミド基を含有したポリエステルからなる繊維またはフイルムおよびそれらの製法Info
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- JPS5891818A JPS5891818A JP18988881A JP18988881A JPS5891818A JP S5891818 A JPS5891818 A JP S5891818A JP 18988881 A JP18988881 A JP 18988881A JP 18988881 A JP18988881 A JP 18988881A JP S5891818 A JPS5891818 A JP S5891818A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、イミド基を含有するポリエステルからなる線
維またはフィルムおよびその製法に関するものであり、
さらに詳しくは、溶融液晶を形成し成形の容易なポリエ
ステルから、高強度高ヤング率にして、かつタフで熱安
定性の良い線維またはフィルムを提供する方法およびそ
れらの製品に関するものである。
維またはフィルムおよびその製法に関するものであり、
さらに詳しくは、溶融液晶を形成し成形の容易なポリエ
ステルから、高強度高ヤング率にして、かつタフで熱安
定性の良い線維またはフィルムを提供する方法およびそ
れらの製品に関するものである。
溶融液晶を形成するポリエステルは公知である。
例えば、特開昭49−72393号公報、特開昭50−
45225号公報、特公昭55−20008号公報等に
記載されたポリエステルは、ある温度以上では流動台を
持つとともに光学異方性であり液晶特性を示す。そして
、これらの先行文献には、溶融液晶から繊維等を通常の
溶融成形方法によって成形することも記載されていて、
例えば線維の場合、紡糸した′tまの状態で高配向高ヤ
ング率であり、さらに、この線維を熱処理することによ
つ、 て高強度化できることも知られている。また、特
開昭55−106220号公報や特開昭55−1062
21号公報には、融点(流動化温度)が低く、かつ溶融
粘度が低いために、溶融成形しやすい液晶性ポリエステ
ルが開示されている。
45225号公報、特公昭55−20008号公報等に
記載されたポリエステルは、ある温度以上では流動台を
持つとともに光学異方性であり液晶特性を示す。そして
、これらの先行文献には、溶融液晶から繊維等を通常の
溶融成形方法によって成形することも記載されていて、
例えば線維の場合、紡糸した′tまの状態で高配向高ヤ
ング率であり、さらに、この線維を熱処理することによ
つ、 て高強度化できることも知られている。また、特
開昭55−106220号公報や特開昭55−1062
21号公報には、融点(流動化温度)が低く、かつ溶融
粘度が低いために、溶融成形しやすい液晶性ポリエステ
ルが開示されている。
しかしながら、これら先行文献に開示された溶融液晶形
成性のポリエステルから成形された成形品に共通する欠
点として、引張り伸度が相当に小さいためか、非常に脆
いことが挙げられる。本発明者らは、このような欠点の
ない高強度高ヤング率のポリエステル成形品物に線維や
フィルムを与える液晶形成性のポリエステルについて研
究を重ねた結果、ポリエステル鎖中にイミド基を導入す
ることが有効であることを発見し、さらに溶融成形のし
易さ、重合反応の実施のし易さ等から、ポリマー組成の
適正化を図り、本発明として完成するに至ったものであ
る。
成性のポリエステルから成形された成形品に共通する欠
点として、引張り伸度が相当に小さいためか、非常に脆
いことが挙げられる。本発明者らは、このような欠点の
ない高強度高ヤング率のポリエステル成形品物に線維や
フィルムを与える液晶形成性のポリエステルについて研
究を重ねた結果、ポリエステル鎖中にイミド基を導入す
ることが有効であることを発見し、さらに溶融成形のし
易さ、重合反応の実施のし易さ等から、ポリマー組成の
適正化を図り、本発明として完成するに至ったものであ
る。
すなわち、本発明は、
5 一
単位(Il〜IIV)
2
(式中、RIは炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
は水素、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(ITが
20〜60モル%、単位(1)カ5〜20−E ル%
、単位(m) 7)’ 5〜55 モル嘔、単位(IV
)が20〜40モル%であるポリエステルからなる線維
またはフィルムであり、また、本発明は、単位(Il〜
(IV) 6− R2 (式中、RIは炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
は水軍、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Ilが
20〜60モル係、単位(TI)が5〜20モル饅、単
位(m)が5〜35モルチ、単位(IV)が20〜40
モルチであるポリエステルを加熱して溶融液晶状態にし
、該溶融液晶を押し出すことを特徴とする繊維またはフ
ィルムの製法であり、さらに、本発明は、単位(Il〜
(TV)2 (式中、R1は炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R6
は水軍、メチル、クロル、ブロム□またはこれらの混合
物より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Il
が20〜60モルチ、単位(2)が5〜20モルチ、単
位(m)が5〜65モルチ、単位(IV)が20〜40
モルチであるポリエステルを加熱して溶融液晶状態にし
、該溶融液晶を押出し、次いで1000以上の温度で緊
張下または弛緩下に熱処理することを特徴とするfJV
mまたはフィルムの製法で6る。
は水素、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(ITが
20〜60モル%、単位(1)カ5〜20−E ル%
、単位(m) 7)’ 5〜55 モル嘔、単位(IV
)が20〜40モル%であるポリエステルからなる線維
またはフィルムであり、また、本発明は、単位(Il〜
(IV) 6− R2 (式中、RIは炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
は水軍、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Ilが
20〜60モル係、単位(TI)が5〜20モル饅、単
位(m)が5〜35モルチ、単位(IV)が20〜40
モルチであるポリエステルを加熱して溶融液晶状態にし
、該溶融液晶を押し出すことを特徴とする繊維またはフ
ィルムの製法であり、さらに、本発明は、単位(Il〜
(TV)2 (式中、R1は炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R6
は水軍、メチル、クロル、ブロム□またはこれらの混合
物より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Il
が20〜60モルチ、単位(2)が5〜20モルチ、単
位(m)が5〜65モルチ、単位(IV)が20〜40
モルチであるポリエステルを加熱して溶融液晶状態にし
、該溶融液晶を押出し、次いで1000以上の温度で緊
張下または弛緩下に熱処理することを特徴とするfJV
mまたはフィルムの製法で6る。
本発明に用いられるポリエステルは、本質的に次の単位
tTl〜(rV) 1 2 (式中、R1は炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
は水軍、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Ilが
20〜60モル俤、単位(至)が5〜20モル係、単位
(■)が5〜35モル係、単位OV)が20〜40モル
係である。
tTl〜(rV) 1 2 (式中、R1は炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
は水軍、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物
より選ばれた基である。)からなり、かつ単位(Ilが
20〜60モル俤、単位(至)が5〜20モル係、単位
(■)が5〜35モル係、単位OV)が20〜40モル
係である。
このよう表特別な単位およびその含有率からなる本発明
のポリエステルは、約350C以下、好 9− 1しくは約300C以下の湛rで流動化しく以下、流動
化しはじめる温fを1流れ温度」と称する)、流れ温度
以上の温度ではネマチック液晶を形成し、したがって、
流動性を持つにもかかわらず光学的異方性を有する。本
発明のポリエステルはまた、約2007:以上の流れ温
[’を持っている。本発明に用いるポリエステルが、こ
のような流れ温度の特性を持っていることは、溶融成形
がしやすいこと、例えば、工業的生産が行なわれている
ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ートなど汎用のポリエステルの溶融紡糸または溶融成形
の装置が利用できるということを意味する。
のポリエステルは、約350C以下、好 9− 1しくは約300C以下の湛rで流動化しく以下、流動
化しはじめる温fを1流れ温度」と称する)、流れ温度
以上の温度ではネマチック液晶を形成し、したがって、
流動性を持つにもかかわらず光学的異方性を有する。本
発明のポリエステルはまた、約2007:以上の流れ温
[’を持っている。本発明に用いるポリエステルが、こ
のような流れ温度の特性を持っていることは、溶融成形
がしやすいこと、例えば、工業的生産が行なわれている
ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ートなど汎用のポリエステルの溶融紡糸または溶融成形
の装置が利用できるということを意味する。
さらに、ポリエステル中にイミド基を含有しているため
か、従来のポリエステルより紡糸性、成形性がよく、ま
た特に熱安定性に優れているという利点を持っている。
か、従来のポリエステルより紡糸性、成形性がよく、ま
た特に熱安定性に優れているという利点を持っている。
本発明に用いられるポリエステルにおいて、単υ
分ということができ、p−ヒドロキシ安屈香酸ま−10
− たはその誘導体から誘導され、ポリエステルの20〜6
00〜60モル%存在すべきである。
− たはその誘導体から誘導され、ポリエステルの20〜6
00〜60モル%存在すべきである。
この単位+11が20モル%未満では、ポリエステルの
流れ温度が高くなって溶融成形しづらく、また、この単
位(Ilが60モル%を超えると、この単位だけでの反
応が生じやすくなり、溶融した際、溶融物中に不融物が
多くでき、均質で良い物性の製品とならず好ましくない
。単位(Ilの望ましい含有率NH,−R,−N)I2
(例えばヘキサメチレンジアミン)と無水トリメリット
酸の比較的安価な七ツマ−から簡単に合成誘導すること
ができる。ここで、R1は炭素数4〜8の直鎖のまたは
分枝した脂肪族の2価の基である。この炭素数が4本未
満であると、ポリエステルの流れ混胛が高くなり溶融成
形しづらく、また、炭素数8を超えると、製品の熱寸法
安定性が悪くなるだけでなく、熱処理することによって
物性を向上させることができない。原料の入手しやすさ
、および価格から考えて、R1はへキサメチレン基が望
ましい。
流れ温度が高くなって溶融成形しづらく、また、この単
位(Ilが60モル%を超えると、この単位だけでの反
応が生じやすくなり、溶融した際、溶融物中に不融物が
多くでき、均質で良い物性の製品とならず好ましくない
。単位(Ilの望ましい含有率NH,−R,−N)I2
(例えばヘキサメチレンジアミン)と無水トリメリット
酸の比較的安価な七ツマ−から簡単に合成誘導すること
ができる。ここで、R1は炭素数4〜8の直鎖のまたは
分枝した脂肪族の2価の基である。この炭素数が4本未
満であると、ポリエステルの流れ混胛が高くなり溶融成
形しづらく、また、炭素数8を超えると、製品の熱寸法
安定性が悪くなるだけでなく、熱処理することによって
物性を向上させることができない。原料の入手しやすさ
、および価格から考えて、R1はへキサメチレン基が望
ましい。
この単位(TI)は、ポリエステルの5〜20モル%の
濃度で存在すべきであpl 5モル−より単位Iが少な
いと、流れ温度が高くなり、20モル%を超えると、製
品の強度やヤング率が低くなる傾向をもつ。単位(II
)のより望ましい含有率は7〜15モル%である。
濃度で存在すべきであpl 5モル−より単位Iが少な
いと、流れ温度が高くなり、20モル%を超えると、製
品の強度やヤング率が低くなる傾向をもつ。単位(II
)のより望ましい含有率は7〜15モル%である。
分といい、テレフタル酸またはその誘導体から誘導され
る。単位(m)は、ポリエステルの5〜35モル%の濃
度にすべきであり、5モルチよす単位(DI)が少いポ
リエステルでは、線維やフィルムの機械的性質が劣るよ
うになることが多い。′1.た、55モル%より単位(
m)が多いと、ポリエステルの流れ温度を紡糸、成形し
づらいくらい上昇させて好ましくない。単位(■旧のよ
り望ましい含有率は10〜500〜50モル% 1 チル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物より選dれ
た基である)は、置換または未置換1,4−ジオキシフ
ェニレン部分であり、ヒドロキノン、メチルヒドロキノ
ン、クロルヒドロキノン、フ゛ロムヒドロキノンまたは
それらの誘導体から誘導される。単位(■)は、ポリエ
ステルの20〜400〜40モル%度で存在すべきであ
り、20モル%より単位(IV)の少ないポリエステル
においては、高分子量のポリエステルであるための必要
要件であるところの単位但十単位(I旧″4L(mの関
係より、ポリエステル中の単位(Ilの含有量の増大を
結果し、溶融帖贋の上昇や均質性の低下を招来して好ま
しくないことが多い。単位(TV)が40モル%を超え
る量で存在すると、逆に単位(■)の含有量が過少にな
り好ましくない。
る。単位(m)は、ポリエステルの5〜35モル%の濃
度にすべきであり、5モルチよす単位(DI)が少いポ
リエステルでは、線維やフィルムの機械的性質が劣るよ
うになることが多い。′1.た、55モル%より単位(
m)が多いと、ポリエステルの流れ温度を紡糸、成形し
づらいくらい上昇させて好ましくない。単位(■旧のよ
り望ましい含有率は10〜500〜50モル% 1 チル、クロル、ブロムまたはこれらの混合物より選dれ
た基である)は、置換または未置換1,4−ジオキシフ
ェニレン部分であり、ヒドロキノン、メチルヒドロキノ
ン、クロルヒドロキノン、フ゛ロムヒドロキノンまたは
それらの誘導体から誘導される。単位(■)は、ポリエ
ステルの20〜400〜40モル%度で存在すべきであ
り、20モル%より単位(IV)の少ないポリエステル
においては、高分子量のポリエステルであるための必要
要件であるところの単位但十単位(I旧″4L(mの関
係より、ポリエステル中の単位(Ilの含有量の増大を
結果し、溶融帖贋の上昇や均質性の低下を招来して好ま
しくないことが多い。単位(TV)が40モル%を超え
る量で存在すると、逆に単位(■)の含有量が過少にな
り好ましくない。
本発明に用いるポリエステルVCハ、その%徴を失わな
い限り、上記四つの単位以外の他のアリ−。
い限り、上記四つの単位以外の他のアリ−。
ルエステル生成部分を少量含有させることができ−13
− る。
− る。
本発明に用いるポリエステルは、種々のエステル生成法
によって生成される。例えば、用いるモ)−=1−の官
能基は、カルボン酸基、エステル基、ヒドロキシル基、
アシルオキシ基でよい。例えば、いわゆる溶融酸分解法
によシ行うことができる。
によって生成される。例えば、用いるモ)−=1−の官
能基は、カルボン酸基、エステル基、ヒドロキシル基、
アシルオキシ基でよい。例えば、いわゆる溶融酸分解法
によシ行うことができる。
縮合の最終段階で生成した揮発物(例えばU[酸または
水)を除去するのに真空を使用できる。
水)を除去するのに真空を使用できる。
本発明に用いるポリエステルを重合するに際し使用でき
る触媒は、ジアルキル錫酸、ジアリール錫酸化物、2酸
化チタン、6酸化アンチモン、アルコオキシチタンけい
酸塩類、チタンアルコオキシド類、カルボン酸類のアル
カリ金屑およびアルカリ土類金属塩類(例えば酢酸亜鉛
)、ルイスの酸類のよう々ガス状触媒(例えばBF3)
、水素ハロゲン化物類(例えばnct )等であり、
これらをモノマー重量を基準として0.001〜0.2
重11%で加える。
る触媒は、ジアルキル錫酸、ジアリール錫酸化物、2酸
化チタン、6酸化アンチモン、アルコオキシチタンけい
酸塩類、チタンアルコオキシド類、カルボン酸類のアル
カリ金屑およびアルカリ土類金属塩類(例えば酢酸亜鉛
)、ルイスの酸類のよう々ガス状触媒(例えばBF3)
、水素ハロゲン化物類(例えばnct )等であり、
これらをモノマー重量を基準として0.001〜0.2
重11%で加える。
上記のとおり生成されたポリエステルの重合度は、ポリ
マー粒子を不活性雰囲気中で加熱する固−14− 相重合法によりさらに増加できる、 本発明に用いるポリエステルは、一般に、−0−COC
H,または−COOHの形の末端基をもつ。ただし、こ
の末端基は任意に封鎖されていてよい。
マー粒子を不活性雰囲気中で加熱する固−14− 相重合法によりさらに増加できる、 本発明に用いるポリエステルは、一般に、−0−COC
H,または−COOHの形の末端基をもつ。ただし、こ
の末端基は任意に封鎖されていてよい。
また、必要ならば、成形後の酸素含有雰囲気中(例えば
空気中)での加熱処理により、ある程度酸化的に架橋さ
れていてもよい。
空気中)での加熱処理により、ある程度酸化的に架橋さ
れていてもよい。
本発明に用いるポリエステルは、加熱したとき、先に定
義した流れ温度以上の温度において、液晶状態を示す。
義した流れ温度以上の温度において、液晶状態を示す。
そして、紡糸や成形をうけたままの状態で、繊維または
フィルム中のポリマー分子は高置に配向している。
フィルム中のポリマー分子は高置に配向している。
本発明に用いるポリエステルは、ポリエステル中にイミ
ド基を含有していることを大きな特徴とし、このため従
来の液晶ポリエステルに比べ、高分子量のものでも紡糸
性、成形性に優れ、また特に熱安定性が非常に良い。さ
らに、イミド基を導入するために使うモノマー(単位(
■))も、安価にたやすく合成できるという利点を持っ
ている。
ド基を含有していることを大きな特徴とし、このため従
来の液晶ポリエステルに比べ、高分子量のものでも紡糸
性、成形性に優れ、また特に熱安定性が非常に良い。さ
らに、イミド基を導入するために使うモノマー(単位(
■))も、安価にたやすく合成できるという利点を持っ
ている。
本発明において、前記した化学組成を持つポリエステル
を、いわゆる流れ温度以上の温度に加熱して溶融液晶状
態にすれば、容易に繊維やフィルムに紡糸または成形で
きる。繊維またはフィルムを製造する場合の押出しオリ
フィスは、こ垣乏溶融押出しするとき普通に用いられる
ものの中から選択できる。例えば、フィルム製造の場合
、押出しオリスイスは矩形状スリット(スリットダイ)
でよい。繊維に紡糸する場合、ポリエチレンテレフタレ
ートの紡糸に通常に使用する約0,05〜2.0111
の直径の円形の孔を持つ標準的な紡糸口金が使われる。
を、いわゆる流れ温度以上の温度に加熱して溶融液晶状
態にすれば、容易に繊維やフィルムに紡糸または成形で
きる。繊維またはフィルムを製造する場合の押出しオリ
フィスは、こ垣乏溶融押出しするとき普通に用いられる
ものの中から選択できる。例えば、フィルム製造の場合
、押出しオリスイスは矩形状スリット(スリットダイ)
でよい。繊維に紡糸する場合、ポリエチレンテレフタレ
ートの紡糸に通常に使用する約0,05〜2.0111
の直径の円形の孔を持つ標準的な紡糸口金が使われる。
このとき、紡糸口金における孔の数に制限はない。捷た
、もし望むならば、円形以外の形の孔、例えば、楕円形
、L字形、丁字形、C字形などの形状の孔を持った紡糸
口金を用いることもできる。なお、前記したポリエステ
ル以外のポリマー(例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートやナイロン6、ナイロ
ン66)や通常の添加剤を、本発明のポリエステルに少
量混合して紡糸、成形することは、本発明の特徴が失わ
れない限り有効である。
、もし望むならば、円形以外の形の孔、例えば、楕円形
、L字形、丁字形、C字形などの形状の孔を持った紡糸
口金を用いることもできる。なお、前記したポリエステ
ル以外のポリマー(例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートやナイロン6、ナイロ
ン66)や通常の添加剤を、本発明のポリエステルに少
量混合して紡糸、成形することは、本発明の特徴が失わ
れない限り有効である。
オリフィスから押出された締紐状物質またはフィルム状
物質は、固化または冷却域を通されて繊維ま′f1:、
はフィルムに変る。このとき、オリフィスから冷却域に
至る温度分布および雰囲気を、熱糺冷風、筒、ヒーター
、不活性ガス等により自由に工夫してよい。必要な場合
、冷却を空気の代りに水などの液体で行なってもよい。
物質は、固化または冷却域を通されて繊維ま′f1:、
はフィルムに変る。このとき、オリフィスから冷却域に
至る温度分布および雰囲気を、熱糺冷風、筒、ヒーター
、不活性ガス等により自由に工夫してよい。必要な場合
、冷却を空気の代りに水などの液体で行なってもよい。
繊維の場合、紡口と冷却域との間で、通常1〜100’
j;/zはそれ以上のドラフトで引張られ、紡糸された
繊維は、通常0.5〜50の単繊維デニールを有してい
る。
j;/zはそれ以上のドラフトで引張られ、紡糸された
繊維は、通常0.5〜50の単繊維デニールを有してい
る。
本発明の繊維またはフィルムの場合、オリフィスか′ら
押出され冷却されたま1の状態でポリマー鎖が高配向し
ているため、高強度高ヤング率であるという特徴を有す
る。
押出され冷却されたま1の状態でポリマー鎖が高配向し
ているため、高強度高ヤング率であるという特徴を有す
る。
しかし、もし望むならば、押出されたitの繊維または
フィルムを熱処理することにより、その機械的性質をさ
らに改善することができる。すなわち、繊維まfcはフ
ィルムの強度は熱処理、により増加する。これは、熱処
理によりポリマー鎖の配向緩和をおこすことなく重合度
が大きくなるため= 17− と信じられる。熱処理は、棒組まkはフィルムの流れ温
度以下の温度で、応力を加えまたは応力なしに、不活性
雰囲気(例えば、窒累、アルゴン、ヘリウム)や真空下
に行なうことができる。応力を加えた状態で熱処理を行
なうと、一般にヤング率が増大する。熱処理温度は一定
にしてもよいが、ポリエステルの流れ温度の上昇につれ
て段階的まfcは連続的に」1昇させてもよい。熱処理
時間は、通常数分〜数十時間の間から選ばれる。熱処理
中に、近接した繊維やフィルムが融着するのを防止する
ために1 タルクやシリカ等で処理したのち熱処理を施
すのも好ましい実施型態の一つである。
フィルムを熱処理することにより、その機械的性質をさ
らに改善することができる。すなわち、繊維まfcはフ
ィルムの強度は熱処理、により増加する。これは、熱処
理によりポリマー鎖の配向緩和をおこすことなく重合度
が大きくなるため= 17− と信じられる。熱処理は、棒組まkはフィルムの流れ温
度以下の温度で、応力を加えまたは応力なしに、不活性
雰囲気(例えば、窒累、アルゴン、ヘリウム)や真空下
に行なうことができる。応力を加えた状態で熱処理を行
なうと、一般にヤング率が増大する。熱処理温度は一定
にしてもよいが、ポリエステルの流れ温度の上昇につれ
て段階的まfcは連続的に」1昇させてもよい。熱処理
時間は、通常数分〜数十時間の間から選ばれる。熱処理
中に、近接した繊維やフィルムが融着するのを防止する
ために1 タルクやシリカ等で処理したのち熱処理を施
すのも好ましい実施型態の一つである。
本発明の繊維は、高強肝、高ヤング率((シて、かつタ
フである罠め、このような特徴の活かせる産業資材用途
に特に有用である。具体的には、タイヤコート、コンベ
アベルト、ホース等17) コム補強材、ロープ、ケー
ブル、さらには切崩の補強材等に非常に有用でおる。こ
のような用途fに、本発明の繊維の持つタフさが十分に
その威力を発揮して耐疲労特性にすぐれているほか、本
発明の繊−18− 維の他の特徴、例えば、高温での寸法安定性の良さ、耐
薬品性の良さなども大いに活用される。
フである罠め、このような特徴の活かせる産業資材用途
に特に有用である。具体的には、タイヤコート、コンベ
アベルト、ホース等17) コム補強材、ロープ、ケー
ブル、さらには切崩の補強材等に非常に有用でおる。こ
のような用途fに、本発明の繊維の持つタフさが十分に
その威力を発揮して耐疲労特性にすぐれているほか、本
発明の繊−18− 維の他の特徴、例えば、高温での寸法安定性の良さ、耐
薬品性の良さなども大いに活用される。
本発明のフィルムは、包装用ひも、ケーブル巻材、磁気
テープ、電動機誘電フィルム等に用いられてその特徴を
十二分に発揮する。
テープ、電動機誘電フィルム等に用いられてその特徴を
十二分に発揮する。
実施例1
溶融液晶を示すポリエステルとして
なる組成のポリマーを、パラアセトキシ安息香酸有する
イミド基含有ジカルボン酸142,2 f(0,506
モル)、テレフタル酸50,8 f(0,506モル)
、メチルヒドロキノンジアセテ−) 140f (0,
612モル)から脱酢酸溶融重合法により調製した。す
なわち、重合容器に単量体を入れ、9素置換した後、約
60分かけて室温から300CK昇温した。ついで、こ
の温度で90分保ち酢酸を溜去し、最後に320Cで1
20分間0.4 llllHgの減圧下におくことによ
り、反応率99%以上で(部用した酢酸量より計算)は
ぼ仕込比どおりの組成のポリエステルが得られた。
イミド基含有ジカルボン酸142,2 f(0,506
モル)、テレフタル酸50,8 f(0,506モル)
、メチルヒドロキノンジアセテ−) 140f (0,
612モル)から脱酢酸溶融重合法により調製した。す
なわち、重合容器に単量体を入れ、9素置換した後、約
60分かけて室温から300CK昇温した。ついで、こ
の温度で90分保ち酢酸を溜去し、最後に320Cで1
20分間0.4 llllHgの減圧下におくことによ
り、反応率99%以上で(部用した酢酸量より計算)は
ぼ仕込比どおりの組成のポリエステルが得られた。
得られたポリエステルのηap/cは2.4(ペンタフ
ルオロフェノール中60Cで0,5 f/100ccの
濃度に溶解した後、常法により測定)であり、その流れ
温度は275Cであった。また、290〜500Cで偏
光顕微鏡で観察すると、静止下で光学異方性を示すこと
がわかった。
ルオロフェノール中60Cで0,5 f/100ccの
濃度に溶解した後、常法により測定)であり、その流れ
温度は275Cであった。また、290〜500Cで偏
光顕微鏡で観察すると、静止下で光学異方性を示すこと
がわかった。
この重合体を粒状に粉砕した後、十分に乾燥し、ついで
300Cの温度で溶融し、孔径0.25s+mφの28
孔をもつ紡口から押し出し、200m/分の速20一 度で巻きとった。得られた繊維は、2.4のηsp/c
(前記の条件で測定)、4.7 t/dの強度、2.0
%の伸度、5909/dのヤング率を持っていた。
300Cの温度で溶融し、孔径0.25s+mφの28
孔をもつ紡口から押し出し、200m/分の速20一 度で巻きとった。得られた繊維は、2.4のηsp/c
(前記の条件で測定)、4.7 t/dの強度、2.0
%の伸度、5909/dのヤング率を持っていた。
次に、この糸を260Cで緊張管かけずに12時間、窒
素気流中に熱処理した。この熱処理した糸は、13.2
f/dの強度、4.5%の伸度、380f/dのヤン
グ率を持っていた。
素気流中に熱処理した。この熱処理した糸は、13.2
f/dの強度、4.5%の伸度、380f/dのヤン
グ率を持っていた。
一方、比較として特開昭55−106220号公報の実
施例耀にしたがって液晶形成性のポリエステルを調製し
、溶融紡糸し友。重合したポリエステルは、η呻/Cが
2.0であシ、流れ温度は約260Cで、これ以上の温
度で液晶を示した。溶融紡糸は、前記ポリエステルと全
く同じ条件で行なったが、訪日直下付近での溶融糸物の
切断が時折発生するのみでなく、時間とともに紡口圧が
上り、紡口より糸が出始めて約10分後に紡糸不可能と
なった。また、得られた糸のηsp/eは1.7、流れ
温度は250Cと重合したポリマーより低下しているこ
とがわかった。
施例耀にしたがって液晶形成性のポリエステルを調製し
、溶融紡糸し友。重合したポリエステルは、η呻/Cが
2.0であシ、流れ温度は約260Cで、これ以上の温
度で液晶を示した。溶融紡糸は、前記ポリエステルと全
く同じ条件で行なったが、訪日直下付近での溶融糸物の
切断が時折発生するのみでなく、時間とともに紡口圧が
上り、紡口より糸が出始めて約10分後に紡糸不可能と
なった。また、得られた糸のηsp/eは1.7、流れ
温度は250Cと重合したポリマーより低下しているこ
とがわかった。
実施例2
実施例1で得られたポリマーを3oOcK調整された矩
形状スリットから押し出すことによって、強靭なフィル
ムを得ることができた。また、このフィルムを緊彊下に
熱処理することによって、強靭さがさらに増した。
形状スリットから押し出すことによって、強靭なフィル
ムを得ることができた。また、このフィルムを緊彊下に
熱処理することによって、強靭さがさらに増した。
実施例3
実施例1と同様にして、種々の組成を持ったポリエステ
ルを調製し、溶融紡糸した結果を表1に示す。
ルを調製し、溶融紡糸した結果を表1に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 il+単位(Il〜(IV) 2 (式中、R1は炭素¥i4〜8の脂肪族の2佃の基、R
2は水素、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合
物より選ばれた基である。) からなり、かつ単位(Ilが20〜6oモルチ、単位(
旧が5〜20モル係、単位(m)が5〜35モル係、単
位(IV)が20〜40モル係であるポリエステルから
なる繊維またはフィルム。 (21単位(Tl−(IV) 2 (式中、R1け炭素数4〜8の脂肪族の2価の基、R2
Fi水素、メチル、クロル、ブロムまたはこれらの混合
物より選ばれた基である。) からなり、かつ単位(Ilが20〜60モルチ、単位、
(■)が5〜20モルチ、単位(川)が5〜35モルチ
、単位(TV)が20〜40モルチであるポリエスチル
を加熱して溶融液晶状態にし、該溶融液晶を押し出すこ
とを特徴とする繊維またはフィルムの製法、 (3)単位(Il〜(IV) 2 (式中、RIは炭素I!4〜8の脂肪族の2@め基、R
2は水素、メチル、クロル、ブロム−またけこれらの混
合物より選ばれた基である、) からなシ、かつ単位(Ilが20〜60モル%、単位(
IT)が5〜20モルチ、単位(m)が5〜55モルチ
、単位(TV)が20〜40モル%であるポリエステル
を加熱して溶融液晶状態にし、該溶融液晶を押出し、次
いで1000以上の温度で緊張下または弛緩下に熱処理
することを%徴とする線維またはフィルムの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18988881A JPS5891818A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | イミド基を含有したポリエステルからなる繊維またはフイルムおよびそれらの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18988881A JPS5891818A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | イミド基を含有したポリエステルからなる繊維またはフイルムおよびそれらの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891818A true JPS5891818A (ja) | 1983-05-31 |
JPS6366925B2 JPS6366925B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=16248853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18988881A Granted JPS5891818A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | イミド基を含有したポリエステルからなる繊維またはフイルムおよびそれらの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891818A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108626A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-27 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 熱可塑性ポリエーテルイミドエステルエラストマー |
JPS6225127A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | Teijin Ltd | ポリエステルイミド |
JPS62501365A (ja) * | 1985-01-11 | 1987-06-04 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 熱可塑性ポリエ−テルイミドエステルエラストマ− |
JPS62124127A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Teijin Ltd | ポリエステルイミド |
JPS62270626A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Teijin Ltd | ポリエステルイミドの製造方法 |
JPS63105027A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | Polyplastics Co | 液晶性ポリマ− |
JPH0333125A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Toray Ind Inc | 光学異方性ポリエステル |
-
1981
- 1981-11-28 JP JP18988881A patent/JPS5891818A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61108626A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-27 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 熱可塑性ポリエーテルイミドエステルエラストマー |
JPS62501365A (ja) * | 1985-01-11 | 1987-06-04 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 熱可塑性ポリエ−テルイミドエステルエラストマ− |
JPS6225127A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-03 | Teijin Ltd | ポリエステルイミド |
JPH0367535B2 (ja) * | 1985-07-25 | 1991-10-23 | Teijin Ltd | |
JPS62124127A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Teijin Ltd | ポリエステルイミド |
JPH0531889B2 (ja) * | 1985-11-25 | 1993-05-13 | Teijin Ltd | |
JPS62270626A (ja) * | 1986-05-20 | 1987-11-25 | Teijin Ltd | ポリエステルイミドの製造方法 |
JPS63105027A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | Polyplastics Co | 液晶性ポリマ− |
JPH0333125A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Toray Ind Inc | 光学異方性ポリエステル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366925B2 (ja) | 1988-12-22 |
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