JPH0136393B2 - - Google Patents

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JPH0136393B2
JPH0136393B2 JP60100177A JP10017785A JPH0136393B2 JP H0136393 B2 JPH0136393 B2 JP H0136393B2 JP 60100177 A JP60100177 A JP 60100177A JP 10017785 A JP10017785 A JP 10017785A JP H0136393 B2 JPH0136393 B2 JP H0136393B2
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JP
Japan
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sewing machine
cloth
needle
sewing
swing
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JP60100177A
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English (en)
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JPS61257675A (ja
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Nobuyuki Naganuma
Yasuhiro Shimizu
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US06/859,810 priority patent/US4664048A/en
Priority to GB08611313A priority patent/GB2175418B/en
Priority to DE3615574A priority patent/DE3615574C2/de
Publication of JPS61257675A publication Critical patent/JPS61257675A/ja
Publication of JPH0136393B2 publication Critical patent/JPH0136393B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/02Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing with mechanisms for needle-bar movement
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B73/00Casings
    • D05B73/04Lower casings
    • D05B73/12Slides; Needle plates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はジグザグミシンに関するものであり、
特に、加工布の側縁(布縁という)から所定距離
だけ隔てて縫目線を形成する布縁倣い縫ミシンに
関するものである。
従来の技術 布縁倣い縫の可能なジグザグミシンは米国特許
第4248168号の明細書によつて既に知られている。
これは布縁の位置が布検出器によつて検出され、
その検出信号に基づいて縫針の揺動機構が制御さ
れることにより布縁から一定距離隔てて縫目線が
形成されるものである。
このように縫針の横方向位置、すなわち加工布
の送り方向に直角な方向の位置が変えられるとい
うジグザグミシンの特徴を利用すれば、布検出器
を始め、簡単な装置の付加によつて布縁倣い縫の
可能なミシンを得ることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記米国特許明細書に記載され
ている装置においては、布検出器が加工布によつ
て覆われる部分の大きさに対応した出力信号を発
する透過型フオトセンサとされており、このフオ
トセンサの出力信号に対応した量だけ縫針が横方
向に移動させられるようになつているため、フオ
トセンサは少なくとも布縁の位置が変動する可能
性のある領域においてリニアリテイを有すること
が必要であつて高価となることを避け得ず、ま
た、制御装置はフオトセンサの出力信号をハード
的にあるいはソフト的に縫針の横方向移動量に変
換する機能を有するものであることが必要であつ
て、この点からも装置コストが高くなることを避
け得ない問題があつた。
さらに、透過型フオトセンサが使用されている
ため、加工布に覆われた部分においてもある程度
の光がフオトセンサに入光することを避け得ず、
この入光量は加工布の厚さ、色、材質等の影響を
顕著に受ける。したがつて、これらの影響を除く
ために常に加工布に覆われる位置に補正用のフオ
トセンサを設けることが必要であり、それだけコ
ストが高くなるのみならず、チエツク等柄物の縫
製を行う場合には補正用フオトセンサが布縁検出
用フオトセンサとは色が異なる部分の下方に位置
することがあり、この場合には補正量が不適正と
なつて布縁から縫目線までの距離が変動してしま
う問題があつた。
問題点を解決するための手段 本発明はこの問題点を解決するために、縫針が
下端に取り付けられる針棒を上下往復運動可能に
支持し、横方向揺動運動可能にミシン機枠に配設
された揺動支持枠と、縫針の落下点に移送される
加工布を支持するミシンベツドと、縫針の横方向
揺動位置を制御するために揺動支持枠に作動的に
連結されたアクチユエータとを備え、そのアクチ
ユエータの駆動により加工布において所望形状の
縫目線を形成するジグザグミシンに適用される。
すなわち、このようなジグザグミシンが、(a)揺動
支持枠と一体的に揺動するように設けられ、ミシ
ンベツド上の加工布の側縁を検出するために互に
近接配置された発光部と受光部とを有する布検出
器と、(b)発光部からの放射光を受光部に向かつて
反射するためにミシンベツドの上面において揺動
支持枠の揺動方向に配設された反射面と、(c)受光
部の受光量が予め定められた値になるようにアク
チユエータの駆動を制御する制御装置とを含むよ
うにされるのである。
作 用 上記のように構成されたミシンにおいては、反
射面上における布縁の位置が変動すれば受光部の
受光量が変動して予め定められた値から外れるた
め、その外れ量を小さくするように制御装置がア
クチユエータを制御することによつて揺動支持枠
とそれに支持された縫針との横方向の位置を変更
する。すなわち、縫針は布縁の位置の変動に追従
して横方向の位置を変えるのであり、それによつ
て常に布縁から所定範囲だけ隔たつた位置に縫目
線が形成されることとなる。
発明の効果 本発明に係るミシンにおいては、上記のように
布縁位置の変動に追従して縫針の横方向位置が変
わるのであるが、それと同時に布検出器の位置も
変わり、布検出器の検出領域の中心が布縁から大
きく外れることがないため、布検出器は広い領域
にわたつてリニアリテイを有するものである必要
がない。したがつて、安価な布検出器の採用が可
能である。
また、制御装置は布検出器の受光部の受光量が
常に予め定められた値になるようにアクチユエー
タを制御するものであればよいため、従来のよう
にフオトセンサの出力信号を縫針の移動量に変換
する機能を有するものである必要がない。したが
つて、それだけ制御装置が簡単となり、この点か
らもコスト低減が可能となる。
さらに、反射面からの反射光と加工布からの反
射光との強さの差に比較して加工布の材質や色に
よる反射光の強さの差は著しく小さなものである
ため、本発明に係るミシンにおいては従来のよう
に補正用のフオトセンサを設ける必要がなく、コ
スト低減が可能になるとともに、チエツク等柄物
の縫製に当たつても布縁から縫目線までの距離に
変動が生ずることがない。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
本実施例のミシンは、第1図に示すように、上
面が平らなベツド10と、そのベツド10の右端
から立ち上がつた脚柱部12と、その脚柱部12
の上端から片持ち状にかつベツド10にほぼ平行
に延びるアーム14と、そのアーム14の先端に
設けられた頭部16とから成るミシン機枠18を
備えている。頭部16にはミシンの起動、停止を
制御するメインスイツチ20が設けられ、アーム
14にはこのミシンによつて形成可能な複数種類
の縫目模様を表す形象が表示された表示板22
と、縫目模様を選択するために操作される模様選
択スイツチ24とが設けられている。また、脚柱
部12には布縁から一定の距離を隔てて縫目線を
形成する倣い縫を行うための倣い縫スイツチ26
と、布縁と縫目線との距離(以下、縫代と言う)
を設定するために操作される縫代設定操作部材2
8、針揺動調節操作部材30および送り量調節操
作部材32とが設けられている。
第2図は頭部16のカバーを外した状態を示し
ており、頭部16に固定の突起34には、揺動支
持枠としての針棒台36が軸38によつて垂直面
内において揺動可能に取り付けられている。この
針棒台36に針棒40が上下方向に移動可能に取
り付けられており、その下端に縫針42が固定さ
れている。針棒40は針棒抱き44等を介して図
示しないミシンモータに接続されており、ミシン
モータの駆動によつて針棒40および縫針42が
上下往復運動をさせられるようになつている。ま
た、針棒台36にはZ連杆46等を介して図示し
ない針揺動制御モータ(一般的にはアクチユエー
タ)が接続されており、この針揺動制御モータの
駆動によつて針棒台36が揺動させられることに
より、縫針42の横方向の位置が一定の範囲内に
おいて変更させるようになつている。
上記針棒台36には布検出器54が固定され、
針棒台36と一体的に揺動するようになつてい
る。布検出器54は、赤外線を放射する発光部5
6と、その赤外線の反射して来たものを受光する
受光部58とを備えている。また、受光部58の
近傍には、赤外線の通過は許容するが他の波長の
光は遮断する光学フイルタ60が設けられてい
る。
前記ベツド10の上面には開口が形成されてお
り、この開口が針板66によつて塞がれている。
この針板66には複数のスロツトが形成され、こ
のスロツトから送り歯68が上方へ突出可能とさ
れている。この送り歯68は図示しない送り制御
モータによつて送り運動を与えられ、図示を省略
する布押さえ足と共同して加工布70を前後方向
に送るものである。針板66には更に左右方向に
長い針孔72が形成されているが、この針孔72
に近接しかつこれと平行に反射面74が形成され
ている。この反射面74は、前記布検出器54の
発光部56から放射された赤外部を受光部58に
向かつて反射するものである。布検出器54は縫
針42の中心線と針板66の上面との交点(以
下、針落下点という)より一定小距離右斜め前方
(オペレータ側)の点を中心とする検出領域から
の反射光量の変動を検出する能力を有している。
検出領域の多くが加工布70によつて覆われれ
ば、受光部58の受光量が減少するわけであり、
受光部58は検出領域の加工布70によつて覆わ
れない部分の面積の変動に対応した検出信号を出
力するようになつている。
第3図に本ミシンの制御装置を示す。この制御
装置はデイスクリート回路として示されている
が、主要部をマイクロコンピユータで構成するこ
とも可能である。前記模様選択スイツチ24が第
3図の左端に示されている。この模様選択スイツ
チ24には模様選択カウンタ80が接続されてお
り、模様選択スイツチ24の操作回数をカウント
し、そのカウント内容を縫目データ発生装置82
に供給する。また、図示はしないが、このカウン
ト内容に応じて、前記表示板22に配設されてい
る複数の発光ダイオードが発光させられ、選択さ
れた縫目模様が示されるようになつている。
縫目データ発生装置82は形成可能な縫目模様
の各々に対応した縫目データを記憶しており、そ
れらの縫目データ中から模様選択カウンタ80の
カウント内容に対応した縫目データを選択して送
り演算装置84と針揺動演算装置86とに供給す
るようになつている。すなわち、縫目データ発生
装置82には前記針棒40が1往復上下運動する
毎に1個のパルス信号を発生するタイミングパル
ス発生器88が接続されており、このタイミング
パルスが供給される毎に縫目データ発生装置82
は縫目データ中の送りデータおよび針揺動データ
をそれぞれ送り演算装置84および針揺動演算装
置86に供給するのである。
上記送り演算装置84には送り量調節装置89
が、また、針揺動演算装置86には針揺動調節装
置90がそれぞれ接続されている。送り量調節装
置89は、前記送り量調節操作部材32の操作に
応じて変化する送り調節データを送り演算装置8
4に供給する。送り演算装置84は、この送り調
節データと前記縫目データ発生装置82から供給
される送りデータとの掛算を行つて、縫目データ
発生装置82から供給された送りデータに送り量
調節操作部材32の操作位置に対応した変更を加
えた上で、送り駆動制御回路92に供給する。針
揺動演算装置86も同様にして縫目データ発生装
置82から供給される針揺動データに針揺動調節
操作部材30の位置に対応した変更を加えた上、
マルチプレクタ94を経て針揺動制御回路96に
供給する。その結果、送り駆動制御回路92が送
り制御モータ98を、また、針揺動制御回路96
が針揺動制御モータ100をそれぞれ制御し、縫
針42の揺動および送り歯68による布送り量が
適宜制御されて、模様選択スイツチ24の操作に
よつて選択された縫目模様が形成されることとな
る。
前記倣い縫スイツチ26は模様選択カウンタ8
0およびマルチプレクサ94に接続されており、
このスイツチ26がオン状態とされることにより
模様選択カウンタ80がリセツトされて縫目デー
タ発生装置82からは直線縫いの縫目データが出
力されるとともに、マルチプレクサ94は針揺動
演算装置86の出力信号ではなく倣い縫制御装置
110の出力信号(以下、針位置制御信号とい
う)を針揺動制御回路96に供給する状態に切り
換えられる。
倣い縫制御装置110は前記布検出器54およ
び基準信号を出力する可変抵抗器112を備えて
いる。この可変抵抗器112の摺動子は、前記縫
代設定操作部材28の操作によつて移動されるよ
うになつている。布検出器54と可変抵抗器11
2との出力信号は比較器114に供給され、比較
器114はこれら両信号の差に対応した大きさの
信号をA/D変換器116を経て加算器118に
供給する。この加算器118は前記タイミングパ
ルス発生器88から発せられるタイミングパルス
がオア回路122を経て供給される毎にA/D変
換器116とラツチ120とからのデジタル信号
を加算するようになつている。また、同じタイミ
ングパルスがモノマルチバイブレータ124によ
り遅延されてラツチ120に供給され、ラツチ1
20はこの遅延されたタイミングパルスに応じて
加算器118の内容を保持するようになつてい
る。
なお、タイミングパルス発生器88がタイミン
グパルスを発するのは、ミシンモータが回転して
針棒40が上下往復運動している場合のみである
ため、ミシンが停止している状態においてもタイ
ミングパルスに類似のクロツクパルスが加算器1
18およびラツチ120に供給されるように、ク
ロツクパルス発生器126が設けられている。た
だし、クロツクパルス発生器126から出力され
たクロツクパルスは、針上信号およびミシン停止
信号が入力されている状態においてのみアンド回
路128およびオア回路122を経て加算器11
8およびラツチ120に供給されるようになつて
いる。
上記のように構成されたミシンによつて倣い縫
を行う場合には、オペレータはまず加工布70を
縫目線形成希望位置が針孔72のほぼ中央となる
ようにセツトする。そして、倣い縫スイツチ26
を操作すれば模様選択カウンタ80がリセツトさ
れ、それまでいかなる縫目模様が選択されていた
場合でも直線縫いが選択された状態となる。ま
た、マルチプレクサ94が倣い縫制御装置110
の針位置制御信号を針揺動制御回路96に供給す
る状態に切り換えられる。
上記のように加工布70がセツトされた状態に
おいて、布検出器54は検出領域の加工布70に
覆われていない部分の面積に対応する検出信号を
比較器114へ供給する。比較器114はこの検
出信号と可変抵抗器112からの基準信号とを比
較し、両者の差に対応した大きさの誤差信号を
A/D変換器116へ出力し、A/D変換器11
6はこれをデジタル信号に変換して加算器118
に供給する。
この状態においてはミシンはまだ起動されてお
らず、縫針42は上昇位置にあるため、クロツク
パルス発生器126からのクロツクパルスがアン
ド回路128およびオア回路122を経て加算器
118に供給される。このクロツクパルスを受け
た加算器118は、A/D変換器116からのデ
ジタル信号とラツチ120からのデジタル信号と
の加算を行う。この加算結果が一定微小時間後に
ラツチ120に保持される。
ラツチ120に保持されたデジタル信号は針位
置制御信号としてマルチプレクサ94を経て針揺
動制御回路96に供給され、針揺動制御回路96
はこの針位置制御信号に基づく方向および量だけ
針揺動制御モータ100を駆動する。その結果、
針棒台36が揺動させられ、それに取り付けられ
ている布検出器54の位置が、その布検出器54
からの検出信号が可変抵抗器112からの基準信
号と等しくなるように変更される。1個のクロツ
クパルスが加算器118に供給されてから次のク
ロツクパルスが加算器118に加えられるまでの
間に、検出信号が基準信号と一致するまで針棒台
36が揺動させられ得るように、クロツクパルス
の周期が定められているのである。
上記のように検出信号が基準信号と等しくなる
結果、比較器114からの誤差信号が零となり、
A/D変換器116から加算器118に供給され
るデジタル信号も零となる。そのため次のクロツ
クパルスに応じて加算器118が加算を行つて
も、その結果はラツチ120に保持されているデ
ジタル信号と変わらず、一定短時間後にそれまで
と同じデジタル信号がラツチ120に保持される
ことになる。結局、マルチプレクサ94を経て針
揺動制御回路96に供給される針位置制御信号も
変らず、針揺動制御モータ100および針棒台3
6が静止状態に保たれる。
上記のようにして針棒台36の位置が変えられ
れば当然縫針42の横方向位置も変えられ、その
縫針42の落下点の位置は可変抵抗器112から
の基準信号の大きさに対応した位置となる。この
位置が希望の位置でない場合にはオペレータは縫
代設定操作部材28を操作し、可変抵抗器112
からの基準信号を変える。するとその変更された
基準信号に対して前述の場合と同様な作動が繰り
返され、針棒台36の位置が変更されるため、そ
れに伴つて縫針42の落下点の位置が変わる。こ
の位置が所望の位置となつたときオペレータが縫
代設定操作部材28の操作を止め、メインスイツ
チ20を操作してミシンを起動させれば所望の位
置に縫目線が形成されることとなる。この際形成
される縫目の大きさは縫目データ発生装置82か
ら供給される送りデータと送り量調節装置89か
ら供給される送り調節データとによつて決まるこ
とは通常の縫製作業におけると同様である。
縫目線の形成に伴つて加工布70が送られ、こ
の過程においてオペレータは布縁の位置をほぼ一
定に保つのであるが、これがある程度は変動する
ことを避け得ない。このように布縁位置が変動し
た場合には、布検出器54からの検出信号が可変
抵抗器112からの基準信号と一致しなくなるた
め比較器114からの誤差信号が零ではなくな
り、これがA/D変換器116においてデジタル
信号に変換されて加算器118に供給される。ミ
シンの作動中においてはタイミングパルス発生器
88からのタイミングパルスがオア回路122を
経て加算器118に供給されるため、このタイミ
ングパルスの入力に応じて加算器118がラツチ
120からのデジタル信号とA/D変換器116
からのデジタル信号とを加算する。以後はミシン
の停止状態において説明したのと同様の作動が行
われて、布検出器54からの検出信号が可変抵抗
器112からの基準信号と一致するように針棒台
36および縫針42の位置が変えられる。このよ
うに加工布70の布縁の位置が変動した場合には
縫針42の位置がそれに追従するように自動的に
変更されるため、縫目線は常に布縁からほぼ一定
の距離の位置に形成されることとなる。縫代がほ
ぼ一定に保たれるのである。
なお、加工布70が無地のものである場合に
は、布縁の位置が一定に保たれる限り布検出器5
4からの検出信号が変動することがないことは明
らかであるが、加工布が例えばチエツクのように
各部において色が異なるものである場合には、布
縁位置が変動しないにもかかわらず加工布70か
らの反射光量の変動によつて布検出器54からの
受光量が変動し、検出信号が変動する可能性があ
る。そこで本発明者らは黒い紙と白い紙と紺色の
布(サージ)との3種類をそれらの縁が同一の条
件となるように本実施例のミシンにセツトして、
これらの種類の違いにより縫針42の位置が変わ
るか否かを調べたが、縫針42の位置は殆ど変動
せず、実用上全く問題がないことを確認できた。
さらに、本実施例において用いた布検出器54
の発光部56と受光部58とを反射型として使用
する場合と透過型として使用する場合との比較実
験を、消灯した室内で光学フイルタ60を使用す
ることなく行つた。その結果を第4図および第5
図に示す。第4図から明らかなように、反射型と
して使用する場合には、縁が検出領域のどの位置
にある場合でも黒い紙と白い紙と紺色の布との間
で布検出器54の出力電圧に殆ど差がないのに対
して、透過型として使用する場合には、第5図に
示すように、受光部58の紙や布によつて覆われ
る部分が多くなるほど受光部58の出力電圧に顕
著な差が生じ、布縁位置の検出に関する限りフオ
トセンサを透過型として用いるより反射型として
用いる方がはるかに有利であることが明らかであ
る。
以上詳記した実施例においては可変抵抗器11
2から基準信号が発せられるようになつており、
縫代設定操作部材28の操作に基づいてこの基準
信号が変えられることによつて縫目線の形成位
置、すなわち縫代が変更可能となつているが、こ
の変更の必要がない場合には比較器114には常
に一定の基準信号が供給されるようにすればよ
い。
また、上記実施例においてはミシンが停止して
いる状態においても縫針42の位置が縫代設定操
作部材28の操作に応じて変えられるようになつ
ているため、縫製開始当初から縫目線の所望の位
置に形成されるようになつているが、このような
必要がない場合にはクロツクパルス発生器126
およびアンド回路128を省略することができ
る。
また、上記実施例においては縫代設定操作部材
28が縫針42の位置を確認しつつ操作されるよ
うになつているが、縫代設定操作部材28の近傍
に縫代を示す目盛を付け、この目盛に基づいて縫
代設定操作部材28を操作することにより縫代の
設定を行うようにすることも可能である。
また、上記実施例においては倣い縫が行われる
場合には自動的に直線縫が選択されるようになつ
ているが、これは倣い縫には一般に直線縫いが使
用されるためであつて、任意の縫目模様で倣い縫
を行い得るようにすることも可能である。
その他、布検出器54や倣い縫制御装置110
の構成を変更し、あるいは針棒台36をほぼ垂直
な軸線のまわりの揺動運動によつて縫針42の横
方向位置を変えるものとし、あるいはジグザグミ
シン全体の構成を変更するなど、当業者の知識に
基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明
を実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である布縁倣い縫ミ
シンの外観を概略的に示す斜視図である。第2図
は同ミシンの頭部をそのカバーを外した状態で示
す斜視図である。第3図は同ミシンの制御回路を
示すブロツク図である。第4図および第5図は同
一のフオトセンサを反射型として使用することに
より布縁位置の検出を行う場合と透過型として使
用することにより布縁位置の検出を行う場合との
比較試験の結果を示すグラフである。 10:ベツド、18:ミシン機枠、28:縫代
設定操作部材、36:針棒台(揺動支持枠)、4
0:針棒、42:縫針、54:布検出器、56:
発光部、58:受光部、70:加工布、74:反
射面、100:針揺動制御モータ(アクチユエー
タ)110:倣い縫制御装置、112:可変抵抗
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫針が下端に取り付けられる針棒を上下往復
    運動可能に支持し、横方向揺動運動可能にミシン
    機枠に配設された揺動支持枠と、前記縫針の落下
    点に移送される加工布を支持するミシンヘツド
    と、前記針棒の横方向揺動位置を制御するために
    前記揺動支持枠に作動的に連結されたアクチユエ
    ータとを備え、そのアクチユエータの駆動により
    前記加工布において所望形状の縫目線を形成する
    ジグザグミシンにおいて、 前記揺動支持枠と一体的に揺動するように設け
    られ、前記ミシンベツド上の加工布の側縁を検出
    するために互に近接配置された発光部と受光部と
    を有する布検出器と、 前記発光部からの放射光を前記受光部に向かつ
    て反射するために前記ミシンベツドの上面におい
    て前記揺動支持枠の揺動方向に配設された反射面
    と、 前記受光部の受光量が予め定められた値になる
    ように前記アクチユエータの駆動を制御する制御
    装置とを含み、 前記加工布の側縁から所定距離だけ隔てて縫目
    線を形成することを特徴とする布縁倣い縫ミシ
    ン。 2 前記布検出器は、前記揺動支持枠の下端に固
    定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の布縁倣い縫ミシン。 3 前記制御装置は、前記受光部の受光量に対応
    する検出信号と基準信号とを比較し、両者の差が
    零になるように前記アクチユエータの駆動量およ
    び駆動方向を制御することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の布縁倣い縫ミシン。 4 前記制御装置は、前記基準信号の値を変化さ
    せるために操作可能な操作部を有しており、その
    操作部の操作により、前記加工布の側縁から縫目
    線までの距離を変更設定することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の布縁倣い縫ミシン。
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