JP5578162B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、加工布に模様を縫製する際に、加工布の位置決めを行う基準となるマークを照射するミシンに関する。
従来、加工布に模様を縫製する際に、加工布の位置決めを行う基準となるマークを照射するミシンが知られている。例えば、特許文献1に記載のミシンは、Y軸方向に沿ったスリット光とX軸方向に沿ったスリット光とで構成されるポイントマークを照射するマーキング照射装置を備えている。マーキング照射装置は、ミシンテーブルに載置される生地(加工布に相当)の位置合わせを行うための基準位置をポイントマークで照射する。また、マーキング照射装置の角度が変わった場合に、角度に応じて光の出力を切り替えることによって、照射されるポイントマークが略同じ明度となるようにしている。また、特許文献2に記載のミシンは、縫針の針落ち点を指示する照射部材を備えている。照射部材は針棒支持台に取り付けられている。針棒支持台は、図示されていない機枠に固定された支軸により、揺動可能に支持されている。また、針棒支持台は、下端部に縫針を装着した針棒を上下動可能に支持している。このため、縫針の針落ち点の移動、即ち針棒支持台の揺動に伴って、照射部材が照射する指示位置を移動させることができる。
特開2009−207734号公報 特開2009−272号公報
前記従来のミシンでは、ユーザは、加工布の位置合わせや針落ち点の確認ができるものの、照射されたマークと縫製が予定される模様(以下、縫製予定模様と称す)の位置関係が分かり難いという問題点があった。このため、加工布の位置合わせを行う際の作業効率が低下していた。
本発明の目的は、照射されたマークと縫製予定模様との位置関係を容易に確認できるミシンを提供することである。
本発明に係るミシンは、縫製に関する情報が表示される表示部と、所定形状の光のマークを照射する照射部と、前記照射部から光を照射することで、針板を含むミシンベッドの上面、又は前記上面に載置される加工布に、前記マークを照射する照射制御手段と、前記照射制御手段によって前記照射部から前記上面又は前記加工布に照射される前記マークの位置と、縫製が予定される模様である縫製予定模様が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、前記マークの表示であるマーク表示と、前記縫製予定模様の形状の表示である模様表示とを前記表示部に表示する第一表示制御手段と、前記ミシンベッドの前記上面又は前記上面に載置される前記加工布上の所定の基準位置と、前記照射制御手段によって前記照射部から照射される前記マークとの間の距離を取得する距離取得手段と、前記距離取得手段によって取得された前記距離を示す表示である距離表示を前記表示部に表示する第二表示制御手段とを備えている。
この場合、ミシンベッドの上面又はミシンベッドの上面に載置される加工布に照射されるマークと、縫製予定模様との位置関係と同じ位置関係で、表示部に、マーク表示と模様表示とが表示される。このため、ユーザは、表示部に表示されたマーク表示と模様表示との位置関係を確認することで、ミシンベッドの上面又は加工布に照射されたマークと縫製予定模様との位置関係を容易に確認することができる。よって、照射されたマークに対してどのように縫製が行われるかを容易に把握することができ、加工布の位置合わせが容易になるため、縫製を行う際の作業効率が向上する。また、表示部に距離表示が表示されるので、ユーザは、照射されたマークを確認して、ミシンベッドの上面又は加工布上の所定の基準位置の位置を容易に確認することができる。このため、照射されたマークの位置と基準位置とに対して、縫製予定模様がどのように縫製されるのかを容易に確認することができ、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
前記ミシンは、前記照射部を移動させ、前記照射部から照射される前記マークの前記上面又は前記加工布上の位置を変更する位置変更手段を備え、前記第一表示制御手段は、前記位置変更手段によって前記マークの位置が変更された場合に、前記上面又は前記加工布に照射された変更後の前記マークの位置と前記縫製予定模様が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、前記マーク表示と前記模様表示とを前記表示部に表示してもよい。この場合、照射部から照射されるマークの位置が変更された場合でも、変更後のマークの位置と縫製予定模様との位置関係と同じ位置関係で、表示部に、マーク表示と模様表示とが表示される。このため、ユーザは、変更後のマーク表示と模様表示とを確認することで、変更後にミシンベッドの上面又は加工布に照射されたマークと縫製予定模様との位置関係を容易に確認することができる。よって、照射されるマークの位置を変更した場合でも、照射されたマークに対してどのように縫製が行われるかを容易に把握することができ、加工布の位置合わせが容易になるため、縫製を行う際の作業効率が向上する。
前記ミシンは、前記照射部から前記マークを照射する場合と照射しない場合とを切り替える切替手段を備え、前記第一表示制御手段は、前記切替手段によって前記照射部から前記マークを照射するように切り替えられる場合に、前記マーク表示と前記模様表示とを前記表示部に表示し、前記切替手段によって前記照射部から前記マークを照射しないように切り替えられる場合に、前記マーク表示を前記表示部に表示しなくてもよい。この場合、マークを照射する場合とマークを照射しない場合との切り替えに連動して、マーク表示の表示、非表示を切り替えることができる。よって、ユーザは、表示部を確認するだけで、照射部からマークが照射されているか否かを確認することができる。よって、ミシンベッドの上面又は加工布を目視してマークが照射されているか否かを確認する必要がない。よって、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
前記ミシンは、前記加工布に前記模様を縫製するための複数の前記模様のデータである模様データと、前記模様表示を前記表示部に表示するためのデータである模様表示データとが対応付けられたデータである対応データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された前記模様データから、前記縫製予定模様についての前記模様データを選択する選択手段とを備え、前記第一表示制御手段は、前記模様表示を前記表示部に表示する場合に、前記選択手段によって選択された前記模様データに対応付けられた前記模様表示データに基づく前記模様表示を前記表示部に表示してもよい。この場合、ユーザは、縫製を行うために任意の模様を選択することができる。また、選択した模様の模様表示が表示部に表示されるので、ユーザは、マークに対して、選択した模様の形状がどのように縫製されるのかを容易に確認することができる。
前記ミシンにおいて、前記記憶手段に記憶された前記対応データには、前記模様データに基づく前記模様を縫製する際に使用される押え足の種類のデータである種類データがさらに対応付けられ、前記選択手段によって選択された前記模様データに対応付けられた前記種類データに基づく前記押え足の種類を前記表示部に表示する第三表示制御手段を備えてもよい。この場合、ユーザは、マーク表示と模様表示とを確認して、照射されたマークと縫製予定模様との位置関係を確認して容易に加工布の位置合わせができることに加えて、表示部を確認するだけで縫製を行うために必要な押え足の種類を容易に確認でき、縫製に必要な押え足をスムーズに用意することができる。よって、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
開閉カバー16が開けられたミシン1を前斜め上方から見た図である。 頭部14に設けられた照射機構22の周辺の構成を示す図である。 照射機構22の斜視図である。 照射機構22の正面図である。 液晶ディスプレイ15に表示される画像の一例を示す図である。 模様がされた状態の画像の一例を示す図である。 マークキー129がパネル操作された状態の画像の一例を示す図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理のフローチャートである。 マーク表示処理のフローチャートである。 加工布85の右側のミシンベッド11にマーク83が照射された状態を示す図である。 図7に示すマーク表示122が左方向に3.5mm移動した状態を示す図である。 図11に示すマーク83が左方向に3.5mm移動した状態を示す図である。
以下、本発明を具現化した実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、上下動する針に対して相対的に加工布を移動して加工布に縫い目を形成するミシンに本発明を適用した場合の一例である。
まず、ミシン1の物理的構成について、図1及び図2を参照して説明する。以下の説明では、図1における紙面の手前側、奥行き側、上側、下側、左側、右側を、それぞれミシン1の前側、後側、上側、下側、左側、右側と定義して説明する。
図1に示すように、ミシン1は、左右方向に長いミシンベッド11と、ミシンベッド11の右端部から上方へ立設された脚柱部12と、脚柱部12の上端から左方へ延びるアーム部13と、アーム部13の左先端部に設けられた頭部14とを有する。ミシンベッド11には、ミシンベッド11上面に配設された針板33と、この針板33の下側に設けられ、縫製を施そうとする加工布85(図11参照)を所定の送り量で移送するための送り歯34と、この送り歯34を駆動する布送り機構(図示外)と、送り量を調整する送り量調整用パルスモータ78(図8参照)と、釜機構(図示外)とが設けられている。頭部14には、縫針29が装着された針棒(図示外)を上下方向に駆動させる針棒機構(図示外)と、この針棒を左右方向に揺動させる針振り・針棒釈放パルスモータ80(図8参照)と、天秤機構(図示外)とが設けられている。
脚柱部12の前面には、縦長の長方形形状を有する液晶ディスプレイ15が設けられている。この液晶ディスプレイ15には、例えば、縫製作業に必要な各種の機能を実行するためのキー、各種のメッセージ、及び種々の模様等が表示される。
液晶ディスプレイ15の表面(前面)には、透明なタッチパネル26が設けられている。このため、これらの液晶ディスプレイ15に表示された画面の各種キーなどに対応するタッチパネル26を、指や専用のタッチペンを用いて押圧操作することにより、例えば、縫製に供する模様の選択や選択した模様についての各種の設定等を実行することができる(以下、この操作を「パネル操作」と言う。)。
また、脚柱部12の右側面には、メモリーカード等の外部記憶装置(図示外)を接続可能なコネクタ38が設けられている。このコネクタ38を介して、外部記憶装置から模様のデータや、各種プログラムをミシン1のEEPROM64に記憶したり、ミシン1の外部に出力したりすることが可能である。
次に、アーム部13の構成について説明する。アーム部13には、その上部側を開閉する開閉カバー16が取り付けられている。この開閉カバー16はアーム部13の長手方向に設けられ、アーム部13の上後端部に左右方向向きの軸回りに開閉可能に軸支されている。この開閉カバー16を開けた状態の、アーム部13の上部中央近傍には、ミシン1に糸を供給する糸駒19を収容するための凹部である糸収容部17が設けられている。この糸収容部17の脚柱部12側の内壁面には、頭部14に向かって突出し、糸駒19を装着するための糸立棒18が配設され、糸駒19は、糸駒19が備える挿入孔が糸立棒18に挿入されて装着される。この糸駒19から延びる上糸20は、図示しないが、頭部14に設けられた糸張力を調整する糸調子器及び糸取バネ、上下に往復駆動して上糸を引き上げる天秤等の複数の糸掛部を経由して、針棒に装着された縫針29に供給される。
また、アーム部13には、ミシンモータ79(図8参照)により回転駆動され、アーム部13の長手方向に延設されるミシン主軸(図示外)が設けられ、このミシン主軸の回転により針棒機構と天秤機構とが駆動される。このアーム部13の前面下部には、スイッチ群21が設けられている。スイッチ群21は、縫製開始・停止スイッチ、返し縫いスイッチ、針上下スイッチ、押え足昇降スイッチ、及び自動糸掛開始スイッチ等を備えている。
また、アーム部13の左先端部に設けられた頭部14には、前述の針棒、天秤、糸調子器、糸取バネ、照射機構22(図2参照)の他、図示しないが、自動糸掛け装置、自動糸通し機構等が設けられている。また、針棒の後側には、ミシン機枠に昇降可能に支持された押え棒(図示外)が配設され、この押え棒の下端部には、加工布を押圧するための押え足30が装着されている。
図2〜図4を参照して、照射機構22について説明する。照射機構22は、加工布85の位置合わせ等の基準となる光のマーク83を照射する。照射機構22は、頭部14の内部に収納されており、針棒及び押え足30の前斜め上方に位置している。図2〜図4に示すように、照射機構22は、板状の支持部材221を備えている。支持部材221は、照射機構22を構成する各部材を支持する。支持部材221がネジ(図示外)等によって頭部14に固定されることによって、照射機構22が頭部14に固定される。図3及び図4に示すように、支持部材221の左右の端部は、前方に向かって折れ曲がり、左側の壁部223と右側の壁部224とを形成している。壁部223の上部の左側には、照射位置移動モータ225が設けられている。照射位置移動モータ225の回転軸226は、壁部223の右側に突出し、その先端には、ギア227が固着されている(図4参照)。
ギア227は、ギア227の前斜め下側に設けられたギア228に噛合している。ギア228は、リードネジ241の左方に固定されている。リードネジ241は、壁部223と壁部224との間を左右方向に延びる。リードネジ241の左右端部は、壁部223と壁部224に回転可能且つ軸方向には移動不能に支持されている。リードネジ241の外周側面には、詳しく図示しないが、ネジ部が形成されている。照射位置移動モータ225の回転軸226(図4参照)が回転すると、ギア227及びギア228を介して、リードネジ241が回転する。
移動台24は上下方向に延びるブロック状の部材である。移動台24の上下方向略中央には、詳しくは図示しないが、左右方向に延びるネジ穴が形成されている。当該ネジ穴は、リードネジ241のネジ部と螺合している。従って、リードネジ241が、左側面視にて時計回り方向に回転すると、移動台24が左方向に移動する。その逆に、リードネジ241が左側面視にて反時計回り方向に回転すると、移動台24が右方向に移動する。壁部223と壁部224との間の上部には、左右方向に長い支持軸231が固定されている。移動台24の上端における前後方向の中央部には、左右方向に亘って下方に凹んだ凹部242(図3参照)が設けられている。当該凹部242の内側には、支持軸231が摺動可能に係合している。このため、リードネジ241が回転しても、移動台24はリードネジ241の回りの回転が係止され、その姿勢が維持されつつ左右方向に移動する。
移動台24の下端部には、反射鏡244とレンズ245とが設けられている。反射鏡244の反射面は、左斜め下方を向く姿勢に傾けて設置してある。反射鏡244の左方には、レーザ発光器250が設けられている。レーザ発光器250は、壁部223に支持されている。レーザ発光器250は、赤色の光を右方の反射鏡244に向けて照射する(図4の矢印247参照)。
レンズ245は、レンチキュラ−レンズからなり、反射鏡244の下側に設けられている。レーザ発光器250によって右方に照射された光は、反射鏡244によって下方に反射される(図4の矢印248参照)。下方に反射された光は、レンズ245によって下方に向かって前後方向に広がるように屈折される。屈折された光は、前後方向に広がりながら下方に進行する(図3参照)。この光が、照射機構22の下方に位置するミシンベッド11の上面、又は、ミシンベッド11の上面に載置される加工布85(図11参照)に照射されると、前後方向に長い光のマーク83が形成される(図2、図3、図11、及び図13参照)。すなわち、照射機構22は、針板33を含むミシンベッド11の上面、又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85に、前後方向に長いマーク83を照射する。図11に示すように、照射されたマーク83の前後方向における後端位置は、押え足30の縫針29が通過する穴部301に位置するように設定されている。なお、照射されたマーク83の前後方向における後端位置、及び前後方向の長さは上記に限定されず、適宜設定されてもよい。
次に、マーク83の照射位置を左右方向に移動させる動作について説明する。マーク83の照射位置の移動は、ミシン1のCPU61(図8参照)が照射位置移動モータ225の回転を制御することによって行われる。照射位置移動モータ225が回転すると、上述したように、移動台24が左右方向に移動するため、反射鏡244及びレンズ245も左右方向に移動する。これによって、レーザ発光器250から照射された光を下方に反射する反射鏡244の位置が左右方向に移動し、ひいては、マーク83の左右方向の位置が移動する。
液晶ディスプレイ15に表示される画像について、図5〜図7を参照して説明する。図5〜図7に示すように、液晶ディスプレイ15の上部には、左側から右側に向けて、実用縫いキー91、文字模様縫いキー92、画面ロックキー93、及びホームキー94が表示されている。実用縫いキー91がパネル操作されると、第一表示領域100(後述)に、ミシン1によって形成される実用模様を選択するための模様選択キー103が表示される。実用模様は、例えば、直線縫い、ジグザグ縫い、ボタン穴かがり、及びキルト縫いなど、洋裁によく使う模様である。なお、図5〜図7では、実用模様縫いキー91がパネル操作されて、実用模様の模様選択キー103が表示されている状態を示している。
文字模様縫いキー92がパネル操作されると、第一表示領域100に、ミシン1によって形成される文字模様を選択するための模様選択キー103が表示される。文字模様は、例えば、ひらがな、カタカナ、アルファベットなどの文字や飾りなどの模様である。画面ロックキー93がパネル操作されると、タッチパネル26をパネル操作しても処理を行わないようにロックされる。ホームキー94がパネル操作されると、ホーム画面が表示される。ホーム画面とは、ミシン1に電源が投入された時に、最初に表示される画面のことである。
実用縫いキー91、文字模様縫いキー92、画面ロックキー93、及びホームキー94の下側には、第一表示領域100が表示されている。図4に示すように、第一表示領域100には、複数の模様選択キー103、カテゴリ選択キー141〜145、カテゴリ番号表示147、及び位置表示148が表示されている。模様選択キー103は、対応する模様の使用用途により1〜5のカテゴリ番号により識別される5つのカテゴリに分類されており、各模様選択キー103はカテゴリごとに第一表示領域100に表示される。本実施形態では、一例として、カテゴリ番号1が、「直線縫い・ジグザグ縫い」の模様群であるとし、カテゴリ番号2が、「飾り模様」の模様群であるとする。カテゴリ番号3が「ボタン穴かがり」の模様群であるとし、カテゴリ番号4が、加工布を左右方向に送ることで縫目を左右方向に形成する「横送り模様」の模様群であるとする。また、カテゴリ番号5が、「キルト縫い」の模様群であるとする。
図5〜図7に示す第一表示領域100には、カテゴリ番号1に分類された複数個の模様選択キー103のうちの一部(図5〜図7では16個)の模様選択キー103が表示されている。また、各模様選択キー103には、カテゴリ番号131、カテゴリ内番号132、及び模様パターン133が表示されている。このカテゴリ番号131は、実用模様が分類されるカテゴリ名を表している。カテゴリ内番号132は、カテゴリ内の各模様に対して割り当てられた番号である。模様パターン133は、模様の形状の概要を表している。
第一表示領域100に表示された模様選択キー103のうち、ユーザにより選択された模様選択キー103に対応する模様のデータ(後述する模様データテーブルに登録されたデータ)は、EEPROM64から読み出され、RAM63に記憶され、カテゴリ番号、カテゴリ内番号、及び模様名が、模様選択キー103の上側の選択模様表示欄120に表示される(図4参照)。図4では、カテゴリ番号「1」、カテゴリ内番号「16」の模様選択キー103が選択され、この模様選択キー103に対応するカテゴリ、カテゴリ内番号、及び模様名である「1−16 裁ち目かがり(Overcasting stitch)」が選択模様表示欄120に表示されている。
なお、この選択された実用模様は、さらに、その模様パターンが第一表示領域100の左側に設けられた選択模様表示領域150の選択模様表示121に表示される(図4参照)。このため、ユーザは、選択した模様を縫製した場合にどのような縫い目が形成されるかを視覚的に容易に把握することができる。なお、選択模様表示領域150に表示される他の表示については後述する。
第一表示領域100において、複数の模様選択キー103の右側には、カテゴリ選択キー141〜145が上下方向に5つ並んで表示されている。カテゴリ選択キー141〜145は、カテゴリ番号1〜5のカテゴリを選択するためのキーであり、パネル操作が行われると、各カテゴリに含まれる模様の模様選択キー103が第一表示領域100に表示される。
カテゴリ選択キー141〜145の右側には、カテゴリ番号表示147と位置表示148とが表示されている。カテゴリ番号表示147は、前述のカテゴリを表す表示であり、図5〜図7では、「1/5」と表示されている。これは、全部で5つあるカテゴリのうち、カテゴリ番号1に分類された模様選択キー103が第一表示領域100に表示されていることを示している。位置表示148は、複数の模様選択キー103のうち、第一表示領域100に表示されている模様選択キー103の位置を表示する。ユーザは、位置表示148中のカーソル149を移動させるようにパネル操作することで、表示される模様選択キー103を上下に移動させ、図5〜図7には表示されていない模様選択キー103を表示することができる。
第一表示領域100の下側には、第一表示領域100に隣接して第二表示領域160が設けられている。第二表示領域160には、複数の機能キー50が表示されている。機能キー50は、模様に所定の設定を行うためのキーである。機能キー50のうち、機能キー501〜505は1行目に表示されている。第二表示領域160の右上部には、タブ161が設けられており、ユーザがタブ161をパネル操作すると、図5〜図7には表示されていない2行目の機能キー(図示外)が液晶ディスプレイに表示される。
複数の機能キー50のうち、機能キー501は、フリーモーションモードキーであり、加工布85をユーザが自由に動かせるように送り歯34が加工布85に接触しないように設定するためのキーである。また、機能キー502は、左右反転キーであり、模様を左右反転するためのキーである。機能キー503は、上下反転キーであり、模様を上下反転するためのキーである。機能キー504は、2本針キーであり、1本針で縫製する場合と2本針で縫製する場合との設定を切り替えるためのキーである。機能キー505は、連続縫製キーであり、連続した複数の模様を連続して縫製する場合と、個々の模様を縫製する毎に縫製を停止する場合とを切り替えるためのキーである。
前述の選択模様表示領域150についてより詳細に説明する。図4に示すように、選択模様表示領域150における選択模様表示121の上側には、押え足記号124が表示されている。押え足記号124は、模様選択キー103がパネル操作されて選択された模様を縫製する際に取り付ける押え足30(図1参照)を表している。ユーザは、押え足記号124に従うことにより、選択された模様を縫製するのに適した押え足30を装着することができる。また、押え足記号124の上側に表示された針設定状態125は、ミシン1の運転が停止したときの針位置を示している。図5〜図7における針設定状態125は、矢印が下方向を向いており、運転停止時に加工布85に縫針29を刺した状態で針が停止する設定になっていることを示している。
また、図7に示すように、選択模様表示領域150には、選択模様表示121と共に、赤色のマーク表示122が表示されている。なお、詳細については後述するが、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11に上面に載置される加工布85に照射されたマーク83の位置(図11参照)と、縫製予定模様86(図11参照)が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、マーク表示122と選択模様表示121とが液晶ディスプレイ15に表示される。なお、縫製予定模様86は、縫製が予定されている模様であって、ユーザが模様択キー103をパネル操作して選択した模様である。
選択模様表示121の下側には、ピボットキー126、自動止め縫いキー127、自動糸切キー128、及びマークキー129が上下に並んで表示されている。ピボットキー126は、ピボット設定をするためのキーである。ピボット設定をして縫製を止めると、縫針29が下がった状態でミシン1による縫製が停止され、押え足30は、自動的に上に上がる。ユーザは、縫針29を支点に加工布を回転させることができる。自動止め縫いキー127は、縫製の開始時と終了時に自動で止め縫いを行う動作を設定するためのキーである。自動糸切キー128は、縫製終了時に自動で上糸と下糸を切断するように設定するためのキーである。
マークキー129は、照射機構22からマーク83を照射する場合と照射しない場合とを切り替えるためのキーである。マーク83が照射されていない状態で、マークキー129がパネル操作されると、マーク83が照射される(図10のS45)。また、このとき、マーク表示122が液晶ディスプレイ15に表示される(図10のS43)。マーク83が照射されている状態で、マークキー129がパネル操作されると、マーク83の照射が停止される(図10のS47)。また、このとき、マーク表示122が液晶ディスプレイ15から消去される(図10のS46)。マークキー129がパネル操作され、マーク83が照射される場合、図7に示すように、マークキー129を含んでマークキー129の右側にマーク関連領域255が表示される。
マーク関連領域255において、マークキー129の右側には距離表示256が表示され、距離表示256の右側には、照射位置調節キー262が表示されている。距離表示256は、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85上の所定の基準位置123(図11参照)と、照射機構22から照射されるマーク83(図11参照)との間の距離を示す表示である。本実施形態では一例として、基準位置は、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85上において、左右方向に揺動可能な針棒が、最も左側に移動したときの縫針29の針落ち点31(図11参照)を、まっすぐ前方に延ばした線であるとする(図11参照)。また、図7では説明のため、選択模様表示領域150における基準位置123に相当する位置を仮想線(点線)で表しているが、実際には、基準位置123は表示されない。選択模様表示領域150に示した基準位置123とマーク表示122との位置関係は、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85上の所定の基準位置123(図11参照)と、照射されるマーク83との位置関係と同じ位置関係である。なお、基準位置123を選択模様表示領域150に表示してもよい。
距離表示256は、数値表示257とスケール表示258とを含んでいる。数値表示257は、基準位置123とマーク83の照射位置との間の距離を数値で表しており、図7では、「7.0mm」と表示されている。また、スケール表示258は、マーク83の照射位置を表す目盛りの表示である。スケール表示258に表示されている照射位置表示259は、現在の照射位置を表している。スケール表示258において、基準位置は、目盛り260である。なお、本実施形態では、基準位置は「0mm」である。また、右方向がプラス(+)方向であり、左方向がマイナス(−)方向である。また、本実施形態の照射機構22は、−3mm〜+11mmまでの間で照射位置を変更可能である。よって、スケール表示258では、−3mm〜+11mmまでの目盛りが表示されている。
照射位置調節キー262は、プラスキー263とマイナスキー264とを含んでいる。プラスキー263は、マーク83の照射位置をプラス方向に0.5mm移動させるためのキーである。マイナスキー264は、マーク83の照射位置をマイナス方向に0.5mm移動させるためのキーである。
マーク関連領域255の下側には、項目表示領域530が設けられている。項目表示領域530には、縫い目調節キー531、シフトキー534、及び糸調子キー535が表示されている。縫い目調節キー531は、振り幅調節キー532と長さ調節キー533とを含む。振り幅調節キー532は、模様選択キー103によって選択した模様のジグザグの振り幅を調節するためのキーであり、長さ調節キー533は、選択した模様の縫い目の長さを調節するためのキーである。シフトキー534は、縫い目の位置を左右方向に移動させるキーである。糸調子キー535は、糸調子を調節するためのキーである。項目表示領域530に表示されている各キー532〜535をパネル操作することで、各設定値を増加又は減少させ、好みに応じて設定値を調節することができる。設定値は、各キー532〜535の左側の設定値表示536に表示される。
なお、振り幅は0.0〜7.0mmの範囲で、縫い目の長さは0.0〜5.0mmの範囲で、選択される模様に応じてその上限値及び下限値がROM62又はEEPROM64に記憶されており、振り幅及び縫い目長さに関わる各種処理を実行する際に読み出され、RAM63に記憶され、調節可能な状態となる。このため、選択した模様について、ユーザの好みに応じて模様の振り幅及び縫い目の長さのそれぞれを容易且つ的確に調整することができ、所望の縫い目にて模様を縫製することが可能である。また、この糸調子の設定値は、通常は模様ごとに定められた最適な糸調子に設定するようになっており、0.0〜9.0の範囲で糸調子を調整することができる。
図8を参照して、ミシン1の電気的構成について説明する。図8に示すように、ミシン1の制御部60は、CPU61,ROM62,RAM63,EEPROM64、及び入出力インターフェイス65を備え、これらはバス67により相互に接続されている。ROM62には、CPU61が処理を実行するためのプログラム、データ等が記憶されている。EEPROM64は、模様データテーブル記憶領域641を備えている。模様データテーブル記憶領域641には、後述する模様データテーブルが記憶されている。また、EEPROM64には、模様の縫い目長さや糸調子等の上限値並びに下限値、最適値及び設定値が模様ごとに記憶されている。EEPROM64には、その他、種々のデータが記憶される。RAM63には、種々の一時データが記憶される。
入出力インターフェイス65には、スイッチ群21、タッチパネル26、及び駆動回路71,72,74,75,76,77が電気的に接続されている。駆動回路71は、送り量調整用パルスモータ78を駆動させる。駆動回路72は、ミシンモータ79を駆動させる。駆動回路74は、針振り・針棒釈放パルスモータ80を駆動させる。駆動回路75は、液晶ディスプレイ15を駆動させる。駆動回路76は、照射位置移動モータ225(図3及び図8参照)を駆動させる。CPU61は、駆動回路76を介して照射位置移動モータ225の回転方向及び回転数を制御し、照射機構22から照射されるマーク83を左右方向に移動させることができる。駆動回路77は、レーザ発光器250を駆動させる。CPU61は、駆動回路77を介して、レーザ発光器250から光を照射することで、マーク83を照射することができる。
模様データテーブルについて説明する。模様データテーブルは、EEPROM64の模様データテーブル記憶領域641に記憶されている。模様データテーブルには、複数種類の模様毎に、カテゴリ番号、カテゴリ内番号、模様名、模様パターンデータ、縫製データ、及び押え足種類が記憶されている。
一例として、カテゴリ番号「1」、カテゴリ内番号「16」の模様について説明する。模様パターンデータ「1−16模様パターン」は、カテゴリ番号・カテゴリ内番号「1−16」の模様「裁ち目かがり(Overcasting stitch)」の形状を、選択模様表示121(図6参照)として表示するための情報である。また、縫製データ「1−16縫製データ」は、模様「裁ち目かがり(Overcasting stitch)」を縫製するための針棒の揺動量(針落ち位置)及び送り歯の送り量を定めるデータである。CPU61が縫製を実行する場合には、縫製データに従って縫製を行う。押え足種類「J押え足」は、模様「裁ち目かがり(Overcasting stitch)」を縫製するために使用される押え足30を表している。押え足種類に基づいて、押え足記号124(図6参照)が液晶ディスプレイ15に表示される。なお、詳しい説明は省略するが、押え足30のその他の種類として、飾り模様や横送り模様を縫製する際に使用する「N押え足」、ボタン穴かがりを縫製する際に使用する「A押え足」、キルト縫いを行う際に使用する「Q押え足」等がある。
図9のフローチャートを参照して、メイン処理について説明する。メイン処理は、ミシン1のCPU61によって実行される。メイン処理は、ミシン1の電源がONされた場合に開始される。図9に示すように、メイン処理では、まず、液晶ディスプレイ15に画像が表示される(S11)。S11で表示される画像は、例えば、前回ミシン1の電源をOFFする直前に、液晶ディスプレイ15に表示されていた画像である。画像を表示するための情報は、EEPROM62の記憶されており、S11では、EEPROM62に記憶された画像を表示するための情報が読みだされ、RAM63に記憶され、画像が表示される。本実施形態では、具体例として、図5に示す画像が液晶ディスプレイ15に表示されるとする。図5は、模様が選択されていない状態の画像を表している。
次いで、パネル操作が行われたか否かが判断される(S12)。パネル操作が行われていない場合(S12:NO)、処理はS12に戻る。パネル操作が行われた場合(S12:YES)、S12で検出されたパネル操作が、模様選択キー103へのパネル操作であるか否かが判断される(S13)。模様選択キー103へのパネル操作である場合(S13:YES)、選択模様表示121が液晶ディスプレイ15に表示される(S14)。例えば、模様選択キー103のうち、カテゴリ番号・カテゴリ内番号「1−16」の模様選択キー103がパネル操作された場合、EEPROM62に記憶されている模様データテーブルが読み出され、RAM63に記憶される。そして、図6に示すように、模様データテーブルに登録されているデータのうち、カテゴリ番号「1」、カテゴリ内番号「16」に対応付けられている模様パターンデータに基づいて、選択模様表示121が液晶ディスプレイ15に表示される(S14)。なお、模様パターンデータには、基準位置123と選択模様表示121との間の距離(基準位置123と縫製予定模様86との間の距離と同じ距離)の情報も含まれている。選択模様表示121が表示される際には、基準位置123から距離の情報に基づく距離分(距離に対応する画素数分)、選択模様表示121が基準位置123から離れて表示される。このため、図6に示す基準位置123と選択模様表示121との間の距離は、図11に示す基準位置123と縫製予定模様86との間の距離と同じになる。
次いで、カテゴリ番号、カテゴリ内番号、及び模様名が選択模様表示欄120に表示される(S15)。S15では、例えば、RAM63に記憶された模様データテーブルが参照され、図6に示すように、カテゴリ番号・カテゴリ内番号「1−16」及び模様名「裁ち目かがり(Overcasting stitch)」が選択模様表示欄120に表示される。次いで、押え足記号124が液晶ディスプレイ15に表示される(S16)。S16では、例えば、RAM63に記憶された模様データテーブルの押え足30の種類に基づいて、図6に示すように、押え足30の種類を示す押え足記号124が表示される。図6では、「J押え足」を表わす押え足記号124が表示されている。なお、S14〜S16で表示される各表示は、略同時に液晶ディスプレイ15に表示されるので、ユーザは、同時に各表示が表示されたように視認する。次いで、処理はS12に戻る。
S13において、模様選択キー103へのパネル操作ではない場合(S13:NO)、S12で検出されたパネル操作が、マークキー129へのパネル操作であるか否かが判断される(S17)。マークキー129へのパネル操作である場合(S17:YES)、マーク表示処理が行われる(S18)。
図10を参照して、マーク表示処理について説明する。マーク表示処理は、マーク83を照射すると共にマーク表示122を表示する場合と、マーク83の照射を停止すると共にマーク表示122を消去する場合とを切り替える処理である。図10に示すように、マーク表示処理では、現在マーク83が照射されているか否かが判断される(S41)。マーク83が照射されていない場合(S41:NO)、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85上の基準位置123(図11参照)と、照射機構22から照射されるマーク83(図11参照)との間の距離を示す情報であるマーク位置情報が取得される(S42)。ここで、マーク位置情報の初期値は、基準位置123(すなわち、0mm)であり、この初期値は、EEPROM62に記憶されている。そして、照射機構22の移動台24が移動されて、照射されるマーク83の位置が移動されると、最新のマーク位置情報が、EEPROM62に更新記憶される(図9のS23及びS28、後述)。このため、S42では、EEPROM62に記憶されたマーク位置情報(すなわち、基準位置123とマーク83との間の距離)が読み出されることで、基準位置123とマーク83との間の距離が取得されている。
次いで、マーク表示122が液晶ディスプレイ15に表示される(S43)。S43では、S42に取得されたマーク位置情報に基づいて、基準位置123(図11参照)と、照射機構22から照射されるマーク83との間の距離分(距離に対応する画素数分)、マーク表示122が基準位置123から離れて表示される。例えば、マーク位置情報が7mmである場合、図7に示すように、基準位置123から7mm右側の位置にマーク表示122が表示される(S43)。次いで、マーク関連領域255が表示され、S42で取得されたマーク位置情報に基づいて、基準位置123とマーク83との間の距離が、距離表示256に表示される(S44)。これによって、例えば、図7に示すように、マーク関連領域255が表示され、その距離表示256の数値表示257に、「7.0mm」が表示される。また、スケール表示258の照射位置表示259が、目盛り上の「7mm」の位置に表示される。
次いで、照射機構22が制御され、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11の上面に載置される加工布85に、マーク83が照射される(S45)。例えば、図11に示すように、マーク83が基準位置123に対して7mm右側に照射される。なお、図11は、加工布85の右端851のやや左側に、縫製予定模様86を縫製する場合を例示しており、マーク83は、加工布85の右端851の右側に位置するミシンベッド11の上面を照射している。
図7に示すように、選択模様表示121(選択模様表示121の左端)と、マーク表示122との間の距離は5mmである。また、図11に示すように、縫製予定模様86が縫製される位置と、マーク83が照射された位置との間の距離も5mmである。すなわち、S43の処理では、ミシンベッド11の上面又はミシンベッド11に上面に載置される加工布85に照射されたマーク83の位置と、S13のパネル操作によって選択された縫製予定模様86が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、マーク表示122と選択模様表示121とが液晶ディスプレイ15に表示されている。このため、ユーザは、液晶ディスプレイ15に表示されたマーク表示122と選択模様表示121との位置関係(図7参照)を確認することで、ミシンベッド11の上面又は加工布85に照射されたマーク83と縫製予定模様86との位置関係を容易に確認することができる。よって、照射されたマーク83に対してどのように縫製が行われるかを容易に把握することができ、加工布85の位置合わせが容易になるため、縫製を行う際の作業効率が向上する。なお、S43、S44で表示される各表示は、略同時に液晶ディスプレイ15に表示されるので、ユーザは、同時に各表示が表示されたように視認する。また、S46及びS47の処理については、後述する。S45が実行された後、マーク表示処理が終了され、処理はメイン処理のS12に戻る。
図9に示すように、マークキー129へのパネル操作でない場合(S17:NO)、S12で検出されたパネル操作が、照射位置調節キー262のプラスキー263へのパネル操作であるか否かが判断される(S19)。プラスキー263へのパネル操作である場合(S19:YES)、マーク表示122の位置が0.5mm右側(0.5mmに対応する画素数分右側)に移動して液晶ディスプレイ15に表示される(S20)。次いで、距離表示256が、0.5mm分プラスされて表示される(S21)。次いで、照射機構22の移動台24が0.5mm右側に移動され、マーク83の照射位置が0.5mm右側に移動される(S22)。次いで、EEPROM64に記憶されているマーク位置情報に0.5mm分加算され、マーク位置情報が更新記憶される(S23)。次いで、処理はS12に戻る。
プラスキー263へのパネル操作でない場合(S19:NO)、S12で検出されたパネル操作が、照射位置調節キー262のマイナスキー264へのパネル操作であるか否かが判断される(S24)。マイナスキー264へのパネル操作である場合(S24:YES)、マーク表示122の位置が0.5mm左側(0.5mmに対応する画素数分左側)に移動して液晶ディスプレイ15に表示される(S25)。次いで、距離表示256が、0.5mm分マイナスされて表示される(S26)。次いで、照射機構22の移動台24が0.5mm左側に移動され、マーク83の照射位置が0.5mm左側に移動される(S27)。次いで、EEPROM64に記憶されているマーク位置情報が0.5mm分減算され、マーク位置情報が更新記憶される(S28)。次いで、処理はS12に戻る。なお、S20及びS21で表示される各表示は、略同時に液晶ディスプレイ15に表示される。同様に、S25及びS26で表示される各表示は、略同時に液晶ディスプレイ15に表示される。
例えば、マイナスキー264が7回操作(3.5mm分左側に照射位置を移動させる操作)された場合、S25〜S28の処理が7回繰り返される。この場合、図12に示すように、マーク表示122が3.5mm分左側に移動して表示される(S25)。このとき、マーク表示122は、基準位置123から3.5mm右側に位置する。また、距離表示256の数値表示257が「3.5mm」と表示され、スケール表示258の照射位置表示259が、目盛り上の「3.5mm」の位置に表示される(S26)。そして、図13に示すように、マーク83の照射位置が3.5mm分左側に移動される(S27)。このとき、マーク83は、基準位置123から3.5mm右側の位置の加工布85上に照射される。この結果、選択模様表示121(選択模様表示121の左端)と、マーク表示122との間の距離は1.5mmとなる(図12参照)。また、図13に示すように、縫製予定模様86が縫製される位置と、マーク83が照射された位置との間の距離も1.5mmとなる。
マイナスキー264へのパネル操作でない場合(S24:NO)、各キーに対応した処理が行われる(S29)。例えば、機能キー502(左右反転キー)がパネル操作されると、選択模様表示121が左右反転され、縫製予定模様86も左右反転される。次いで、処理はS12に戻る。なお、例えば、図13に示す状態で、スイッチ群21に含まれる縫製開始・停止スイッチが押下された場合、縫製予定模様86が加工布85に縫製される。
マーク83が照射されている際中に、マークキー129がパネル操作されると(S12:YES、S17:YES)、図10に示すように、現在マーク83が照射されていると判断される(S41:YES)。次いで、マーク表示122と、マーク関連領域255が液晶ディスプレイ15から消去される(S46)。これによって、例えば、図12に示す状態から、図6に示す状態に変化する。図6に示すように、マーク表示122が消去され、マーク関連領域255が消去され、距離表示256と照射位置調節キー262とが消去される(S46)。次いで、照射機構22が制御され、マーク83の照射が停止される(S47)。次いで、マーク表示処理が終了され、処理はメイン処理のS12に戻る。
以上のように、本実施形態における処理が行われる。なお、電源がOFFされた場合、メイン処理は終了される。
本実施形態では、プラスキー263がパネル操作された場合(S19:YES)、マーク表示122の表示位置と、マーク83の照射位置とが共に0.5mm右に移動(変更)される(S20及びS22)。同様に、マイナスキー264がパネル操作された場合(S24:YES)、マーク83の表示位置と、マーク83の照射位置とが共に0.5mm左に移動(変更)される(S25及びS27)。すなわち、S22及びS27でマーク83の照射位置が変更される場合に、変更後のマーク83の位置と縫製予定模様が縫製される位置と同じ位置関係で、マーク表示122と選択模様表示とを液晶ディスプレイ15に表示することができる(S20及びS25)。このため、ユーザは、変更後のマーク表示122と選択模様表示121との位置関係を確認することで、位置が変更された後のマーク83と縫製予定模様86との位置関係を容易に確認することができる。よって、照射されるマーク83の位置を変更した場合でも、照射されたマーク83に対してどのように縫製が行われるかを容易に把握することができ、加工布85の位置合わせが容易になる。このため、縫製を行う際の作業効率が向上する。
また、距離表示256が液晶ディスプレイ15に表示される(S21、S26、及びS44)。例えば、距離表示256が7.0mmである場合、ユーザは、距離表示256で「7.0mm」を確認した後、照射されたマーク83を確認して、ミシンベッド11の上面又は加工布85上の基準位置123の位置を容易に確認することができる。このため、照射されたマーク83の位置と、基準位置123とに対して、縫製予定模様86がどのように縫製されるのかを容易に確認することができ、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
また、マーク83が照射されていない状態でユーザがマークキー129をパネル操作すると、マーク表示122が表示され(S43)、マーク83が照射される(S45)。また、マーク83が照射されている状態でユーザがマークキー129をパネル操作すると、マーク表示122の表示が消去され(S46)、マーク83の照射が停止される(S47)。すなわち、マーク83を照射する場合とマーク83を照射しない場合との切り換えに連動して、マーク表示122の表示、非表示を切り替えることができる。このため、ユーザは、液晶ディスプレイ15を確認するだけで、マーク83が照射されているか否かを確認することができる。よって、ミシンベッド11の上面又は加工布85を目視してマーク83が照射されているか否かを確認する必要がない。よって、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
また、ユーザは、模様選択キー103をパネル操作することで、縫製を行う任意の模様を選択することができる。そして、ユーザによって選択された模様の選択模様表示121が液晶ディスプレイ15に表示される。よって、ユーザは、マーク83に対して、選択した模様の形状がどのように縫製されるのかを容易に確認することができる。
また、押え足記号124が液晶ディスプレイ15に表示される(S16)。このため、ユーザは、容易に加工布85の位置合わせができるという前述の効果に加えて、押え足記号124を確認するだけで、選択した縫製予定模様を縫製するために針棒に取り付ける必要のある押え足30の種類を容易に確認することができる。このため、縫製に必要な種類の押え足30をスムーズに用意することができる。よって、縫製を行う際の作業効率がさらに向上する。
上記実施形態において、液晶ディスプレイ15が本発明の「表示部」に相当し、照射機構22が本発明の「照射部」に相当する。S45の処理を行うCPU61が本発明の「照射制御手段」に相当し、選択模様表示121が本発明の「模様表示」に相当する。S20、S25、S43、S46の処理を行うCPU61が本発明の「第一表示制御手段」に相当し、S22及びS27の処理を行うCPU61が本発明の「位置変更手段」に相当する。S42の処理を行うCPU61は本発明の「距離取得手段」に相当し、S44の処理を行うCPU61が本発明の「第二表示制御手段」に相当する。
S45及びS47の処理を行うCPU61が本発明の「切替手段」に相当し、模様データテーブルが本発明の「対応データ」に相当する。EEPROM64が本発明の「記憶手段」に相当し、模様データテーブルに記憶された各模様のカテゴリ番号、カテゴリ内番号、及び縫製データ等が本発明の「模様データ」に相当する。模様データテーブルの模様パターンデータが本発明の「模様表示データ」に相当し、模様データテーブルの押え足種類が本発明の「種類データ」に相当する。模様選択キー103が本発明の「選択手段」に相当し、S16の処理を行うCPU61が本発明の「第三表示制御手段」に相当する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、マーク83の形状が直線であったが、これに限定されない。例えば、マーク83は、十字の形状であってもよい。この場合、マーク表示122の形状も十字の形状であってよい。
また、マークキー129がパネル操作された場合に(S17:YES)、マーク83が照射される場合と、マーク83が照射されない場合とが切り替えられていたが(S45及びS47)、照射の切り替えのための操作はこれに限定されない。例えば、マークキー129をパネル操作されるのではなく、メカ的なスイッチをミシン1のアーム部に設け、該スイッチがON、OFFされた場合に、マーク83が照射される場合と、マーク83が照射されない場合とが切り替えられてもよい。
また、距離表示256は、数値表示257とスケール表示258とを含んでいたが、これに限定されない。例えば、距離表示256として、数値表示257とスケール表示258とのどちらか一方のみを表示してもよい。また、距離表示256を表示しなくてもよい。
また、マーク83が照射される位置は左右方向に移動可能であったが、これに限定されない。例えば、マーク83が照射される位置は、前後方向に移動可能でもよい。また、マーク83が照射される位置が移動しなくてもよい。また、照射機構22の構成も限定されない。例えば、レーザ発光器の角度をモータで制御することで、マーク83の位置を変更可能であってもよい。
1 ミシン
11 ミシンベッド
15 液晶ディスプレイ
22 照射機構
24 移動台
26 タッチパネル
30 押え足
61 CPU
64 EEPROM
83 マーク
85 加工布
86 縫製予定模様
103 模様選択キー
121 選択模様表示
122 マーク表示
123 基準位置
124 押え足記号
129 マークキー
256 距離表示
263 プラスキー
264 マイナスキー

Claims (5)

  1. 縫製に関する情報が表示される表示部と、
    所定形状の光のマークを照射する照射部と、
    前記照射部から光を照射することで、針板を含むミシンベッドの上面、又は前記上面に載置される加工布に、前記マークを照射する照射制御手段と、
    前記照射制御手段によって前記照射部から前記上面又は前記加工布に照射される前記マークの位置と、縫製が予定される模様である縫製予定模様が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、前記マークの表示であるマーク表示と、前記縫製予定模様の形状の表示である模様表示とを前記表示部に表示する第一表示制御手段と
    前記ミシンベッドの前記上面又は前記上面に載置される前記加工布上の所定の基準位置と、前記照射制御手段によって前記照射部から照射される前記マークとの間の距離を取得する距離取得手段と、
    前記距離取得手段によって取得された前記距離を示す表示である距離表示を前記表示部に表示する第二表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 前記照射部を移動させ、前記照射部から照射される前記マークの前記上面又は前記加工布上の位置を変更する位置変更手段を備え、
    前記第一表示制御手段は、前記位置変更手段によって前記マークの位置が変更された場合に、前記上面又は前記加工布に照射された変更後の前記マークの位置と前記縫製予定模様が縫製される位置との間の位置関係と同じ位置関係で、前記マーク表示と前記模様表示とを前記表示部に表示すること特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記照射部から前記マークを照射する場合と照射しない場合とを切り替える切替手段を備え、
    前記第一表示制御手段は、前記切替手段によって前記照射部から前記マークを照射するように切り替えられる場合に、前記マーク表示と前記模様表示とを前記表示部に表示し、前記切替手段によって前記照射部から前記マークを照射しないように切り替えられる場合に、前記マーク表示を前記表示部に表示しないことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記加工布に前記模様を縫製するための複数の前記模様のデータである模様データと、前記模様表示を前記表示部に表示するためのデータである模様表示データとが対応付けられたデータである対応データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶された前記模様データから、前記縫製予定模様についての前記模様データを選択する選択手段とを備え、
    前記第一表示制御手段は、前記模様表示を前記表示部に表示する場合に、前記選択手段によって選択された前記模様データに対応付けられた前記模様表示データに基づく前記模様表示を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のミシン。
  5. 前記記憶手段に記憶された前記対応データには、前記模様データに基づく前記模様を縫製する際に使用される押え足の種類のデータである種類データがさらに対応付けられ、
    前記選択手段によって選択された前記模様データに対応付けられた前記種類データに基づく前記押え足の種類を前記表示部に表示する第三表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項に記載のミシン。
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