JPH01219731A - 写真フイルムのバーコード読取り装置 - Google Patents

写真フイルムのバーコード読取り装置

Info

Publication number
JPH01219731A
JPH01219731A JP4556488A JP4556488A JPH01219731A JP H01219731 A JPH01219731 A JP H01219731A JP 4556488 A JP4556488 A JP 4556488A JP 4556488 A JP4556488 A JP 4556488A JP H01219731 A JPH01219731 A JP H01219731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barcode
frame number
film
photographic film
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4556488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2563121B2 (ja
Inventor
Yoshihiko Saeki
嘉彦 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63045564A priority Critical patent/JP2563121B2/ja
Priority to EP89103306A priority patent/EP0331048B1/en
Priority to DE68915813T priority patent/DE68915813T2/de
Priority to US07/315,673 priority patent/US5122645A/en
Publication of JPH01219731A publication Critical patent/JPH01219731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563121B2 publication Critical patent/JP2563121B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、写真フィルムにサイドプリントしたDX用バ
ーコードとコマ番号用バーコードとを読み取るためのバ
ーコード読取−り装置に関するものである。
〔従来の技術〕 135タイプのロールフィルムの側縁には、フィルム種
(メーカー及びフィルム感度)を表すDX用バーコード
が潜像としてプリントされている。
このDX用バーコードは、写真焼付時にバーコード読取
り装置で読み取られ、得られたフィルム種のデータが露
光条件の設定に用いられる。
また、コマ番号を表すコマ番号用バーコードをサイドプ
リントすることも知られている。このコマ番号用バーコ
ードは、焼増し注文があったコマを検索して焼付位置に
自動セットするため、あるいはプリントしたコマの一部
にコマ番号を記録することでプリント写真とネガとの照
合を省略するため等に利用される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
DX用バーコードとコマ番号用バーコードの両方を写真
フィルムにサイドプリントする場合には、種類の異なっ
たバーコードを用いて、両者を正しく識別することが必
要である。このように、2種類のバーコードをサイドプ
リントした場合には、それぞれ専用のバーコードセンサ
ーユニットが必要となる。この場合には、各バーコード
センサーユニットがフィルム通路の両側に位置するよう
にフィルムキャリアに取り付けられる。
しかしながら、このように専用のバーコードセンサーユ
ニットを用いた場合は、写真フィルムをフィルムキャリ
アにセットする際に、写真フィルムの上下方向(通し方
向)が特定されるから、これと逆の向きで写真フィルム
をセットしたときには、バーコードの読取りを行うこと
ができなくなる。
また、コマ番号用バーコードの読取りでは、バーコード
センサーユニットに読取りエラーが発生すると、フィル
ムマスク上にセットされたコマのコマ番号を特定するこ
とができなくなるという問題がある。
本発明は、写真フィルムの上下方向がいずれの状態であ
っても、DX用バーコードとコマ番号用バーコードとを
正しく読み取ることができるようにした写真フィルムの
バーコード読取り装置を提供することを目的とするもの
である。
本発明の別の目的は、コマ番号用バーコードを1回でも
読み取れば、その後に読取りエラーが発生しても、プリ
ント位置にセットされたコマの番号を判定することがで
きるようにした写真フィルムのバーコード読取り装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、写真フィルムの
通路の両側に、2組のバーコードセンサーユニットを配
置し、この各バーコードセンサーユニットは写真フィル
ムの移送方向と直交する方向に並べた2個の光センサー
を備え、写真フィルムを一定距離移送する毎に、各バー
コードセンサーユニットから出力された2種類の信号を
サンプリングして、写真フィルムの片側にそれぞれサイ
ドプリントしたDX用バーコードとコマ番号用バーコー
ドとを読み取るようにしたものである。
2組のバーコードセンサーユニットは、DX用バーコー
ドとコマ番号用バーコードのいずれも読み取ることがで
きるようにするために、同じ構成をしたものが用いられ
ている。各バーコードセンサーユニットで読み取った2
種類のデータは、そのデータ形態から、DX用バーコー
ドとコマ番号用バーコードとに自動識別される。この識
別したDX用八へ−コードからフィルム種をデコードし
、そしてコマ番号用バーコードからコマ番号をデコード
する。
サンプリングは、写真フィルムが一定距離移送される毎
に行われる。これは、写真フィルムを移送するためのパ
ルスモータの駆動パルス、又はこれを分周もしくは整数
倍したパルスに同期させて行う。あるいは、写真フィル
ムに従動して回転する移送ローラにロータリエンコーダ
を取り付け、これから出力されたパルスを用いてサンプ
リングを行ってもよい。
前記バーコードセンサーユニットは、フィルムマスクの
中心から離れた位置に取り付けられているから、読み取
ったコマ番号と、プリント位1にセットされたコマのコ
マ番萼とが対応しない。このプリント位置にセットされ
たコマの番号を求めるために、バーコードセンサーユニ
ットの取付は位置を基準として、読み取ったコマ番号用
バーコードの移動量を測定する手段と、得られた移動量
を用いて、読み取ったコマ番号用バーコードとフィルム
マスク中心までの距離を求め、この距離をコマ番号用バ
ーコードのピッチで割ってコマ数を求め、このコマ数と
読み取ったコマ番号とからフィルムマスク上にセットさ
れたコマの番号を算出する手段とが設けられている。ま
た、各コマ番号用バーコードの横に、一定の距離を保っ
てコマ番号がプリントされているから、プリント位置に
セットされたコマ番号の判別に際して、このコマ番号の
移動量及びピッチを用いても同じである。
前記移動量測定手段は、写真フィルムのパーフォレーシ
ョンを検出するパーフォセンサーと、このパーフォセン
サーの出力信号をカウントする第1カウンタと、写真フ
ィルムを移送するためのパルスモータの駆動パルスをカ
ウントするとともに、第1カウンタの各カウント動作に
同期してリセットされる第2カウンタとから構成し、パ
ーフォレーションの個数と駆動パルス数とにより、コマ
番号用バーコードの移動量を測定するのがよい。勿論、
写真フィルムに従動して回転するローラにロークリエン
コーダを取り付け、これから出力されたパルスを駆動パ
ルスの代わりに用いてもよい。
(作用) 本発明においては、写真フィルムがフィルムキャリア上
で一定距離移送される毎に、フィルム通路の両側に配置
した2組のバーコードセンサーユニットから出力された
信号がCPUにサンプリングされる。得られたDX用バ
ーコードのデータからフィルム種がデコードされ、コマ
番号用バーコードからコマ番号がデコードされる。
この2組のバーコードセンサーユニットは、構成が同じ
であるため、写真フィルムの通し方向が逆であっても、
2種類のバーコードを正しく読み取ることができる。
また、2組のバーコードセンサーユニットで読み取った
2種類のバーコードデータに対して、そのデータの形態
、例えばスタートコード又はエンドコードの違い、ある
いはクロックトラックの有無からDX用バーコードデー
タとコマ番号用バーコードデータとを自動識別し、この
識別後にフィルム種とコマ番号とをデコードする。この
デコードされたコマ番号及びフィルム種は、その前に読
み取られた古いものに代えてメモリに記憶される。
前記コマ番号の読取り時点から、フィルムマスクにコマ
が位置決めされるまでの期間におけるフィルム移送量を
測定することで、読み取ったコマ番号用バーコードの移
動量を求める。フィルムマスクとバーコードセンサーユ
ニットとの間の距離。
コマ番号用バーコードのピッチはそれぞれ既知であるか
ら、コマ番号用バーコードの移動量を用いて、読み取っ
たコマ番号用バーコードとフィルムキャリア中心までの
距離を求める。得られた距離をコマ番号用バーコードの
ピッチで割ってコマ数を求め、このコマ数を読み取った
コマ番号に加算又は減算することで、フィルムマスクに
セットされたコマのコマ番号が求められる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図はフィルムマスクとセンサーとの距離を示すもの
であり、光源側から見た状態で表しである。写真フィル
ム2には、複数のコマ2a〜2dが記録されており、そ
の両側にパーフォレーション3が設けられている。この
パーフォレーション3とフィルムエツジとの間に位置す
るように、−方の側縁部に算用数字のコマ番号4と、こ
れに対応したコマ番号用バーコード5とがサイドプリン
トされ、他方の側縁部にDX用バーコード6がサイドプ
リントされている。このコマ番号4は、−定ピツチbで
配置され、またコマ番号用バーコード5も同じピッチb
で配置されている。なお、DX用バーコード6も同じピ
ッチbでサイドプリントされている。これらのバーコー
ド5,6及びコマ番号4は、潜像として記録されており
、写真現像によって可視像に変換される。
前記写真フィルム20両側縁の通路上に、密着透過読取
りを行うように、2個のバーコードセンサー8,9が配
置されている。これらのバーコードセンサーユニット8
,9は、コマ番号用バーコード4及びDX用バーコード
5のいずれに対しても読取りができるようにするために
、同じ構造をしている。これらのバードセンサーユニッ
ト8゜9は、プリント位置を構成するためのフィルムマ
スク10の中心から、距Maだけ離れた位置にそれぞれ
配置されている。また、パーフォレーション3の通路上
に、その通過を光学的に検出するためのパーフォセンサ
ーユニット11が設けられている。なお、各センサーユ
ニット8,9.11には、写真フィルム2を挟んで対向
するように、例えばLEDからなる投光部が配置されて
いる。
第2図は2種類のバーコードのパターンを示すものであ
る。コマ番号用バーコード5としては、これまでに提案
されている各種のものが使用できるが、この実施例では
「Code 3 of 9 Jが用いられている。この
バーコードは、バーとスペースとが交互に並んでおり、
広い幅!1のバー又はスペースが二進数字の「1」を表
し、また狭い幅12(11/2)のものが「0」を表し
ている。そして、データコード領域に5本のデータパー
が記録され、その両側にスタートコード領域とエンドコ
ード領域とが設けられており、それによりバーコードデ
ータの最上位ビットと最下位ビットとを識別できるよう
にしている。このスタートコード領域には、幅広のスタ
ートパー5aが記録され、またエンドコード領域には幅
狭のエンドコード5bが記録されている。このスタート
パー5aの端とコマ番号4の中心との長さは一定値Cで
ある。また、データ領域、スタートコード領域、エンド
コード領域とを合計した長さは一定値dである。なお、
長さCとdとを加算した長さを「e」で表しである。
このrcode 3 of 9 Jは、2進法表示では
ないから、最下位ビットから10進法の偶数と奇数を識
別することはできない。図示のコマ番号用バーコードは
、rlooolooolloo」を表している。したが
って、データコード領域には、r’o0100011」
が記録されており、これは十進法の「26」に対応し、
かつコマ番号の「12AJに対応している。このコマ番
号用バーコード(便宜上、十進法で表しである)と、コ
マ番号とは例えば次のように対応している。なお、フィ
ルムによってはr3Jの代わりに、「0」を用いている
ものもある。
コマ番号用バーコード(十進法)  コマ番号26  
           12A74         
   36A また、DX用バーコード6は、クロックトラックとデー
タトラックとから構成され、このクロックトラックには
7本のクロックパーが一部ピッチ(2・22)で記録さ
れ、またフィルム種に応じてデータトラックにデータパ
ーが記録されている。
データコード領域の両側には、スタートコード領域とエ
ンドコード領域とが位置している。このスタートコード
領域には、スタートパターン6aが記録され、またエン
ド領域にはエンドパターン6bが記録されている。この
DX用バーコード6では、バー及びスペースはいずれも
幅11であり、これはコマ番号用バーコード5の幅狭の
ものと同じ寸法になっている。
第3図はバーコードとバーコードセンサーユニットとの
位置関係を示すものである。バーコードセンサーユニッ
ト8,9の下面には、アモルファスシリコン基板13.
14がそれぞれ取り付けられている。これらのアモルフ
ァスシリコン基板13.14は、センサーのワイヤーボ
ンディングが不要であるため、小型化することができる
とともに、バーコードの密着透過読取りができる。また
、バーコードセンサーユニット8.9には、増幅器も内
蔵されている。
前記アモルファスシリコン基板13には、2個の光セン
サー13A、13Bが形成されている。
この光センサ−13Aは、DX用バーコード6のデータ
トラックの通路上に位置し、光センサ−13BはDX用
バーコード6のクロックトラックの通路上に位置してい
る。なお、アモルファスシリコン基板14は、アモルフ
ァスシリコンM+ff113と同じ構造であるため、光
センサーに対しては同じ符号が付しである。また、パー
フォセンサーユニット11にもアモルファスシリコン基
板15が取り付けられており、これに形成したセンサー
15aがパーフォレーション3の通路上に位置している
第4図は本発明を組み込んだ写真焼付機を示すものであ
る。光源17の上方には、イエローフィルタ18.マゼ
ンタフィルタ19.シアンフィルタ20が配置されてお
り、これらの色フィルタ18〜20は焼付光路21と直
交する面内で移動する。これらの色フィルタ18〜20
は、各色の露光量に応じて焼付光路21への挿入量が調
節され、それにより焼付光の三色成分と強度とが調節さ
れる。
前記色フィルタ18〜20を透過した焼付光は、拡散箱
22で充分に拡散される。この拡散箱22は、内面がミ
ラー面となった角筒の両端部に拡散板を取り付けた構造
をしている。この拡散箱22の上に、周知のフィルムキ
ャリア(図示せず)が配置されており、これに写真フィ
ルム2がセットされる。フィルムキャリアには、プリン
ト位置にフィルムマスク10が取り付けられ、またこの
両側に送りローラ対23.24が配置されている。
−4の送りローラ対23には、パルスモータ25が連結
されており、また2組の送りローラ対23゜24はベル
ト26で連動している。これらの送り一う対23.24
によって、写真フィルム2がニップされて矢線方向に1
コマずつ移送され、プリントすべきコマがプリント位置
に位置決めされる。
前記プリント位置にセットされたコマを測光するために
、レンズ27とセンサー28とが配置されている。また
、プリント位置の上方には、焼付レンズ29が配置され
ており、セットされたコマのネガ像をカラーペーパー3
0に拡大して結像させる。この焼付レンズ29とカラー
ペーパー30との間には、シャッタ31と、ペーパーマ
スク32とが配置されている。このペーパーマスク32
の両側には、2組の送りローラ対33.34が配置され
ており、カラーペーパー30をニップして1コマずつ移
送する。一方の送りローラ対33にはパルスモータ35
が連結され、そしてパルスモータ35の回転がベルト3
6を介して他方の送りローラ対34に伝達される。
前記ペーパーマスク32の横に印字器37が配置されて
おり、バーコードセンサーユニット8゜9のいずれか一
方で読み取っ1こコマ番号用バーコード5から求めたプ
リントコマのコマ番号を露光済みカラーペーパー30の
裏面に、例えばドツトパターンで印字する。前記印字器
37の代わりに、液晶パネル又は発光ダイオードアレイ
等で構成した文字焼込器をペーパーマスク32に取り付
け、写真焼付けと同時に例えばドツトパターンのコマ番
号を焼き込んでもよい。更に、専用の印字装置を設け、
プリントしたコマのコマ番号を磁気フロッピィ等に記憶
させておき、この磁気フロッピィとロール状をした現像
済みカラーペーパーを印字装置にセットし、コマ番号の
印字後に1コマずつ切り離してもよい。
第5図は写真焼付機の制御回路を示すものである。バー
コードセンサーユニット8,9には、信号処理回路40
.41が接続されており、パルスモータ25の駆動パル
スに同期して、バーコードセンサーユニット8,9の出
力信号を処理し、測光点が黒であるか、あるいは白であ
るか、前の状態と同・しであるかを表す二値信号を出力
する。この黒はバーの部分であり、白はスペース(フィ
ルムベース)の部分である。CPU45は、駆動パルス
に同期したタイミングで、信号処理回路40゜41から
出力された二値信号をサンプリングする。
このサンプリングされた二値信号は、I10ポート42
.パスライン43を介してがら、バッファメモリ44に
取り込まれる。このバッファメモリ44に取り込まれた
データはCPU45に読み出され、バーコードの種類が
判定され、次にバーコードデータに変換される。
前記CPU45は、回転方向を示す信号と、駆動パルス
をドライバ47に送り、写真フィルム2を移送するため
のパルスモータ25の回転を制御する。また、この回転
方向を示す信号は、パーフォカウンタ48とパルスカウ
ンタ49のアップダウン端子に入力される。パーフォカ
ウンタ48は、パルスモータ25の回転方向に応じて、
パーフォセンサーユニット11から出力された信号をカ
ウントアツプ又はカウントダウンして、写真フィルム2
の移動量を測定する。また、このパーフォカウンタ48
は、写真フィルム2をフィルムキャリアにセットしたと
きにCPU45でリセットされる。
前記パーフォカウンタ48は、パーフォレーション3の
1ピツチを単位として写真フィルム2の移送量を測定す
るものであるから、移送量の測定が粗(なる。ところで
、パルスモータ25は、例えばステップ数「20」でパ
ーフォレーション3の1ピツチ分だけ写真フィルム2を
移送するようになっているから、この駆動パルスの個数
を調べれば、写真フィルム2の移送量を細かく測定する
ことができる。そこで、本実施例では、パーフォカウン
タ48のカウント値と、駆動パルスをカウントするパル
スカウンタ49のカウント値とを併用することで、写真
フィルム2の移送量を精密に測定している。なお、この
パーフォカウンタ48は、パーフォレーション3の1ピ
ツチ内における写真フィルム2の移送量を測定するもの
であるから、パーフォセンサーユニット11の出力信号
でリセットされる。
キーボード53は、写真フィルム2の位置を微調節する
ための微調キー54及び54b、1コマ分だけ空送りす
るためのパスキー552色補正キー56.fi度補正キ
ー57.データ等を入力するための英数字キー58.プ
リントを開始するためのプリントキー59とが設けられ
ている。ROM62は、バーコードの読取りシーケンス
、各部の制御シーケンス等のプログラムが格納されてい
る。
また、RAM63は、データの記憶に用いられる。
なお、符号64は、印字器37を駆動するためのデコー
ドドライバである。
第6図はアナログ式の信号処理回路40の一例を示すも
のである。センサー13Aは、電流−電圧変換器70に
接続されており、ここで光電流が電圧に変換される。こ
の電流−電圧変換器70は、バーコードセンサーユニッ
ト8内に設けられており、オペアンプ71.抵抗72.
コンデンサ73゜抵抗74とから構成されている。電流
−電圧変換器70の出力信号は、増幅器76に送られて
増幅される。この増幅器76は、オペアンプ77、抵抗
78.79から構成されている。
前記増幅器76の出力端子は、デマルチプレクサ−83
で選択されたホールド回路84〜86のいずれか1つに
ホールドされる。このデマルチプレクサ−83は、パル
スモータ25の駆動パルスの立ち下がりで接続の切換え
が行われる。これらのホールド回路84〜86は、信号
を保持するためのコンデンサ88とオペアンプ89とで
構成されている。
前記ホールド回路84.85の出力信号は、差動増幅器
90に入力されてその差が算出される。
また、ホールド回路85.86の出力信号は、差動増幅
器91に入力されてその差が算出され、同様にホールド
回路84.86の出力信号は、差動増幅器92に入力さ
れる。これらのホールド回路84〜86.差動増幅器9
0〜92は、現在の信号と2個前にサンプリングホール
ドした信号とを比較するために設けられているものであ
る。これは、第7図に示すように、バーに完全に入って
いる状態から、スペースに完全に入っている状態に移行
するのに、はぼ2個の駆動パルスが必要とされているか
らである。したがって、2個前の信号と比較すると、差
が最も大きくなるため、センサー13Aの測光状態を確
実に検出することができる。また、差動増幅器90−9
2で差を求めているため、投光部の輝度が変動しても正
しく測定を行うことができる。
前記差動増幅器90〜92の信号を選択的に取り出すた
めにマルチプレクサ−94が設けられており、デマルチ
プレクサ−83の接続と対応して接続の切換えが行われ
る。このマルチプレクサ−94で選択された信号は、ウ
ィンドコンパレータ95に送られ、2種類の二値信号P
L、P2に変換され、この二値化信号が駆動パルスに同
期したタイミンクでCPU45に取り込まれる。この2
種類の二値信号PL、P2の組み合わせから、黒(バー
)、白(スペース)が判定される。ウィンドコンパレー
タ95は、第1の電圧■8が参照電圧として入力された
第1のコンパレータ96と、第2の電圧vLが参照電圧
として入力された第2のコンパレータ97とから構成さ
れている。前記第1の電圧■8を設定するために、ポテ
ンショメータ100が設けられており、このポテンショ
メータ100の電圧はバッファ101を介して取り出さ
れる。また、このバッファ101に反転増幅器102を
接続することで、第2の電圧■1を取り出している。
この信号処理回路40の波形は第7図に示しである。な
お、センサー13Bにも、前述した回路と同じ構成をし
た回路104が接続されており、これから二値信号P3
.P4が出力される。
次に、第8図を参照して上記実施例の作用について説明
する。周知のようにネガキャリアの蓋部を開くと、フィ
ルムマスク10と、2組の送りローラ対24及び25の
上側ローラが上方に退避すしてフィルム通路が露呈する
。そこで、このフィルム通路に写真フィルム2を挿入し
、蓋部を元の位置に戻す。この蓋部が戻されると、パー
フォカウンタ48がリセットされる。写真フィルム2の
装填後に、パスキー55を操作すると、CPU45は正
転方向を示す信号を出力する。この正転信号は、パーフ
ォカウンタ48とパルスカウンタ49とに入力されるか
ら、これらが加算カウント状態となる。
また、CPU45は、一定価数の駆動パルスを出力して
ドライバ47に送って、パルスモータ25を正転させる
。このパルスモータ25の正転により、写真フィルム2
は2組の送りローラ対23゜24でニップされて第4図
の矢線方向に、1コマ分だけ移送される。また、駆動パ
ルスは、パルスカウンタ49にも入力され、ここでカウ
ントされる。
前記写真フィルム2が移送される間に、パーフォセンサ
ーユニット11は、パーフォレーション3の通過を検出
して信号をパーフォカウンタ48と、パルスカウンタ4
9とに送る。このパーフォカウンタ48は、加算カウン
ト状態にセットされているから、信号が入力される毎に
カウントアツプしてパーフォレーション3の個数をカウ
ントする。また、パルスカウンタ49は、パーフォセン
サーユニット11の信号が入力される毎にリセットされ
、それにより次のパーフォレーション3が検出されるま
での間における写真フィルム2の微少送りを測定する。
したがって、第1番目のパーフォレーションの検出時を
基準とした写真フィルム2の送りIHは、次式から求め
られる。
H= α・PM+ DN ・・・(1)ここで、P、は
パーフォカウンタ48のカウント値であり、D、はパル
スカウンタ49のカウント値である。また、αはパーフ
ォレーション4のピッチを駆動パルス数に換算した値で
ある。なお、このフィルム送り量は、パルス数で表され
ているが、これは鵬又はインチで表してもよい。
写真フィルム2の移送中に、バーコードセンサー8.9
は、コマ番号用バーコード5とDX用バーコニドロのう
ち、対面しているものを密着透過読取りする。このバー
コードの読取り手順について、第9図を参照して説明す
る。光センサ−13Aから出力された信号は、電流−電
圧変換器70で電圧値に変換されてから、増幅器76で
増幅される。この増幅された信号は、デマルチプレクサ
−83に送られ、デマルチプレクサ−83で指定された
ホールド回路例えば84に送られる。このデマルチプレ
クサ−83は、ホールド回路84〜86を順番的に選択
しているから、ホールド回路85には、現時点よりも2
個前にサンプリングされた信号がホールドされ、そして
ホールド回路86には1個前にサンプリングされた信号
がホールドされている。これらのホールド回路84〜8
6の出力信号は、差動増幅器90〜92に送られてその
差信号が求められる。図示の状態では差動増幅器90だ
けが現在の信号と、2個手前にサンプリングホールドし
た信号とを比較しているから、この差動増幅器90から
出力された信号がマルチプレクサ−94で選択されて取
り出され、ウィンドコンパレータ95に送られる。
そして、次の駆動パルスがCPU45から出力されると
、この駆動パルスの立ち下がりで、デマルチプレクサ−
83,マルチプレクサ−94とがホールド回路85側に
切り替わる。この場合には、差動増幅機91の出力信号
が選択されてウィンドコンパレータ95に送られる。以
下、同様にして差動増幅器90〜92の出力信号が選択
的に取り出されるから、第7図に示す差信号がウィンド
コンパレータ95に送られる。
前記ウィンドコンパレータ95は、2つの閾値V、、V
、を用いて差信号を二値信号Pi、P2に変換する。こ
の二値信号PI、P2を組み合わせたデータが(10)
の場合には、光センサ−13への測光状態は、スペース
からバーに変化しているときである。データが(01)
の場合には、センサー13Aの測光状態がバーからスペ
ースに変化するときである。そして、データが(00)
の場合には、バー又はスペースが光センサ−13Aに完
全に対面しているときである。そこで、データが(10
)から(00)に変化したときには、このデータ(00
)はバーの測光中を表しているから黒と判定する。逆に
、データが(01)から(00)に変化したときには、
このデータ(00)はスペースの測光中であることを表
しているから白と判定する。CPU45は、この白黒判
定を行い、例えば黒を「1」、白を「0」で表した判定
データをバッファメモリ44に取り込む。
同様に、光センサ−12Bから出力された信号も回路1
04で二値信号P3.P4に変換され、これから求めた
白黒の判定結果がバッファメモリ44に取り込まれる。
また、もう1組のバーコードセンサーユニット9で測定
し、白黒を判定したデータも同じようにバッファメモリ
44に取り込まれる。
写真フィルム2を一定距離移送する毎にサンプリングが
行われるが、このサンプリングを一定回数を行っても、
二値信号P1〜P4のいずれも「0」となっている場合
には、CPU45は全バーの読取りが終了したものと判
断する。CPU45は、読取り終了と判断すると、パー
フォカウンタ48のカウント値と、パルスカウンタ49
のカウント値とを読み出す。そして、バッファメモリ4
4を参照し、データの取込み回数をから、最後に読み取
ったバーから現時点までに供給された駆動パルスの個数
を求め、この個数分だけパルスカウンタ49のカウント
値を減算して、バーコードの読取り終了時点でのカウン
ト値を求める。これらのカウント値を用いて、式(1)
からフィルム移動量HIを求め、これをRAM63に記
憶する。なお、減算結果が負になる場合には、パルスカ
ウンタのカウント値から「1」減算するとともに、パー
フォレージジンのピッチに相当した駆動パルス数から、
減算結果を減算することが必要である。
読取り終了時におけるフィルム移動量H1の記憶後に、
CPU45はデータの形態から読み取ったものが、コマ
番号用バーコード5.DX用バーコード6、コマ番号4
のいずれであるかを判定する。この判定は、データトラ
ックの有無や、スタートコード又はエンドコードの形態
から行うことができる。なお、コマ番号4であると判定
された場合には、バッファメモリ44をリセットして次
の読取りの準備をする。
コマ番号用バーコード5であると判定された場合には、
バッファメモリ44の1番目のアドレスからN番目のア
ドレスにそれぞれ記憶されているN個のデータを順次読
み出す。このデータ個数Nは、スタートコードのデータ
個数に相当しており、第7図に示す状態の場合には5個
である。次に、黒白の長さ(ビット数)を調べることで
、スタートコードかエンドコードかを判定する。
そして、コマ番号用バーコード5がスタートコードから
読み取られていると判定したときには、データコードを
記憶しているアドレスを順番に指定して、バッファメモ
リ44から白黒のデータを読み出す。なお、エンドコー
ドからの読取りであると判定した場合には、数値が大き
なアドレスから読出しを開始する。このようにバッファ
メモリ44を逆方向からアドレス指定して黒白のデータ
を読み出し、スタートコード側のビットが最下位ビット
となるようにする。
次に、黒白の長さ(ビット数)を判定し、長い場合には
「1」、短い場合には「0」の二値信号に置き換えて、
バーコードデータを作成する。このバーコードデータは
、ROM62に記憶したコマ番号用のバーコードテーブ
ルを参照してコマ番号にデコードされ、得られたコマ番
号がRAM63に記憶される。実際には、第1表に示す
ようなコマ番号に対応した数値にデーコードされるもの
である。
また、DX用バーコード6であると判定された場合には
、このDX用バーコード6の読取りがスタートコードか
ら開始されているかどうかについて判定する。もし、エ
ンドコードからの読取りであると判定した場合には、バ
ッファメモリ44から逆方向にデータを読み出す。この
DX用バーコード6のデータに対しては、センサー13
B又は14Bから読み取ったデータを読み出し、黒白の
状態が変化しているアドレスを求める。そして、センサ
ー13A又は14Aから読み取ったデータのうち、前記
アドレスに対応しているデータを読み出してバーコード
データを作成する。したがって、DX用バーコード6で
は、クロックトラックに記録されたバーとスペースの境
界において、データトラックがどのような状態になって
いるかについて検出されることになる。
前記バーコードデータは、ROM62に記憶したDX用
のバーコードテーブルを参照してフィルム種にデコード
され、得られたフィルム種がRAM63に記憶される。
なお、実際には、フィルム種に対応した数値がデコード
される。
コマ番号又はフィルム種の記憶後に、バッファメモリ4
4がリセットされ、前述した手順により次のバーコード
の読取りが行われる。この読取りで得られたコマ番号と
フィルム種とが、その前に読み取ったデータに置き代え
て記憶される。これとともに、バーコード読取り終了時
点でのフィルム送り量H1も新しいものと更新される。
前記写真フィルム2の定量送りが完了すると、パルスモ
ータ25の回転が停止する。フィルムマスク10の上か
ら写真フィルム2を観察してフィルム検定を行なう。こ
のフィルム検定では、まず第1コマがプリント位置に正
しく位置決めされているかどうかを確認する。もし、位
置ずれが生じている場合には、ずれの方向に対応した微
調キー54a、54bを操作する。この微調キー54a
54bを操作すると、パルスモータ25がゆっくりと正
転又は逆転し、写真フィルム2の位置を修正する。これ
に伴ってパーフォカウンタ48とパルスカウンタ49は
、パルスモータ25の正転時に加算カウントにセットさ
れ、逆転時に減算カウントにセットされるから、この位
置修正時にも加算カウント又は減算カウントを行なう。
次に、フィルムマスクlOに正しく位置決めされたコマ
に対してプリントすべきかどうかの判定を行なう。この
コマが空撮り又はピンボケのコマである場合、あるいは
掻端に露光オーバー又はアンダーなコマである場合には
、プリント不要コマであると判定する。このプリント不
要コマに対しては、パスキー55を操作してコマ送りを
行い、第2コマをプリント位置に位置決めする。プリン
トが必要なコマに対しては、自動露光制御によるサブジ
ェクトフエリアが発生するかどうかを判定する。もし、
サブジェクトフエリアが発生して、主要被写体の濃度及
び色が良好に仕上がらないと予測されるものに対しては
、濃度キー561色補正キー57を操作して、マニュア
ルで露光補正データ(焼付条件)を入力する。
フィルム検定後に、プリントキー59を操作すると、C
PU45はプリントコマのコマ番号を算出する。プリン
トキー59が操作されると、パーフォカウンタ48とパ
ルスカウンタ49とのカウント値を読み出し、式(1)
からプリント時のフィルム移送量H2を算出する。この
実施例では、バーコードセンサーユニット8がエンドパ
ー5bの通過を検出したときのフィルム送り量H+がR
AM63に記憶されているから、その差を求めることに
より、最後に読み取ったコマ番号用バーコードのエンド
パー5bの移動量Xが求められる。
フィルムマスク10の中心からコマ番号までの距離りは
、 L=(a−x−e)   ・・・(2)であるから、こ
れをコマ番号のピッチbで割ることにより、距離り内の
コマ番号の個数nと余りmが求められる。
L+b=n  余りm ・・・(3) この余りmは、フィルムマスク10の右側にあるコマ番
号とフィルムマスク10の中心までの距離を表している
。ここで、コマ番号のピッチbは一定値であるから、フ
ィルムマスク10の左側にあるコマ番号とネガマスク中
心までの距離をMとすると、 b −m = M  ・・・(4) が成り立つから、このMとmとの大小関係により、フィ
ルムマスク10の中心に最も近い位置にあるコマ番号を
知ることができる。すなわち、読み取ったコマ番号用バ
ーコード5をデコードした数値をNとすると、コマ2a
の中心に近い位置にあるコマ番号のバーコードをデコー
ドした数値Yは、m5Mのとき Y = N −n  ・・・(5) m>Mのとき Y = N −n−1・・・(6) となる。
前記式(2)から(6)において、フィルムマスク10
からバーコードセンサーユニット8,9に向かって写真
フィルム2が移送される場合には、「−X」の代わりに
「+X」が用いられる。また、フィルム移送量の測定が
スタートパー5aから行われる場合には、「e」の代わ
りに「c」が用いられる。更に、バーコードセンサーユ
ニット8.9側よりも、フィルムマスク10側の方がコ
マ番号が大きい場合には、「−e」又は「−〇」の代わ
りに、「十e」又は「十C」が用いられ、かつ「n」の
かわりに「+n」が用いられる。
第1図の状態では、a = 90 、  b = 15
 、  X =3、e=8.N=30とすると、 L=90−3−8 =79 79÷15=5   余り4 4≦11であるから、N、nの数値を演算式(4)に代
入すると、 Y=30−5 =25 が求められる。コマ番号用バーコードをデコードした数
値を十進法で表示した時に「25」となるコマ番号は、
「12」である。したがって、フィルムマスク10の中
心に最も近いところに、コマ番号「12」が位置してい
るから、このコマ2aのコマ番号が「12」であると判
別する。
コマ番号の算出後に、このコマ番号のデータをRAM6
3に記憶してから、センサー28で測光して露光量を算
出する。得られた露光量とキーボ−ド53で入力された
露光補正データとを用いて、各色の露光量を算出する。
この露光量に応じて色フィルタ18〜20の光路21へ
の挿入量を調節する。このフィルタ調節後に、シャッタ
31を開いてカラーペーパー30を露光させる。
露光が終了すると、パルスモータ35が回転して、カラ
ーペーパー30を1コマ分移送して、未露光の部分を露
光位置にセットするとともに、各色フィルタ18〜20
を標準位置へ退避させる。
前記カラーペーパー30が移送されると、CPU45は
RAM63からコマ番号を読み出し、これをデコードド
ライバ64に送る。このデコードドライバ64は、印字
器37を駆動して露光済みのコマの背後に、コマ番号「
12」を印字する。
以下、同様な手順で各コマのコマ番号の読取りと、プリ
ントが行われ、そして読み取ったコマ番号がカラーペー
パー30の裏面に印字される。
写真焼付を能率良く行うために、写真フィルム2を一方
に移送するときに、各コマに対してフィルム検定(位置
決め、露光量の算出、コマ番号読取り)を行い、写真フ
ィルム2を戻す時にフィルム検定時に求めた位置データ
をもとに各コマを自動的に位置決めして連続的にプリン
トを行うようしてもよい。
前記実施例では、データをバッファメモリ44に全て取
り込んでから、2個のバーコードセンサーユニット8,
9で読み取ったバーコードの種類を判定しているが、写
真フィルム2の通し方向をキーボード53に入力すれば
、2個のバーコードセンサーユニット8,9で読み取る
バーコードの種類が特定される。すなわちコマ番号の小
さい方が先頭となるように写真フィルム2を移送するの
か、あるいはコマ番号の大きい方を先頭にするのかを入
力すれば、2種類のバーコードの位置が決まる。この場
合には、バーコードの読取り開始時に、スタートコード
かエンドコードかを判定し、バッファメモリ44にデー
タを書き込む方向を決める。例えば、エンドコードから
読み取る場合には、最も大きいアドレスからデータの書
込みを開始し、アドレスポインタをデクリメントしなが
ら、データ書込みを行う。この際に、前述したようにバ
ーコードの種類に応じた手順でバーコードデータを1ビ
ツトずつ作成して、これをバッファメモリ44に取り込
む。
更に、上記実施例では、アナログ式の信号処理回路を用
いているが、バーコードセンサーユニットの出力信号を
デジタル変換してからバッファメモリ44に取り込み、
CPU45の演算機能を利用してソフト的に二値化して
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明は、2個の光センサ
ーからなるバーコードセンサーユニットを2組用い、こ
れらを写真フィルムの通路の両側縁に配置し、写真フィ
ルムが一定距離移送される毎に、バーコードセンサーユ
ニットの信号をサンプリングするようにしたから、写真
フィルムの上  l下方向(通し方向)がいずれの状態
であっても、DX用バーコードとコマ番号用バーコード
の両方を読み取ることができる。
また、同じ構造のバーコードセンサーユニットで読み取
った2種類のデータに対して、データの形態からバーコ
ードの種類を識別するようにしたから、2種類のバーコ
ードの位置を指定することが不要となり、操作が簡便と
なる。
また、最新のコマ番号用バーコード又はこれに対応した
コマ番号の移動量を測定し、これらとフィルムマスク中
心までの距離を算出し、この距離をコマ番号用バーコー
ドのピッチで割ることで、コマ番号用バーコードの個数
を求め、この個数を読み取ったコマ番号に加算又は減算
して、プリントマスクにセットされたコマ番号を判別す
るようにしたから、−回でもコマ番号用バーコードを読
み取れば、その後に読取りエラーが発生しても、なんら
支障なくコマ番号の判別を正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバーコードセンサーユニットとフィル
ムマスクとの距離関係を示す説明図である。 第2図はコマ番号用バーコードとDX用パーコ−ドのパ
ターンをそれぞれ示す説明図である。 第3図はバコードセンサーユニットとバーコードとの関
係を示す説明図である。 第4図は本発明を実施した写真焼付機の概略図である。 第5図は第4図に示す写真焼付機の電気構成を示すブロ
ック図である。 第6図は信号処理回路の一例を示す回路図である。 第7図は信号処理回路の波形図である。 第8図はプリント手順を示すフローチャートである。 第9図はバーコードの読取り手順を示すフローチャート
である。 2・・・・・写真フィルム 3・・・・・パーフォレーション 4・・・・・コマ番号 5・・・・・コマ番号用バーコード 6・・・・・DX用バーコード 8.9・・・バーコードセンサーユニット11・・・・
パーフォセンサーユニット13A、13B、14A、1
4B、  15a・・・・・・・・センサー 25・・・・パルスモータ 30・・・・カラーペーパー 37・・・・印字器 48・・・・パーフォカウンタ 49・・・・パルスカウンタ。 手続補正書 昭和63年 3月30日 1、事件の表示 昭和63年 特許願 第 45564号2、発明の名称 写真フィルムのバーコード読取り装置 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 神奈川県南足柄市中沼210番地名称 (520
)富士写真フィルム株式会社4、代理人  ◎170 東京都豊島区北大塚2−25−1 、(1)明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 (2)図面の第8図と第9図 6、補正の内容 (1)図面の第8図及び第9図を別紙の通り補正する。 (2)明細書第19頁第10行から同第14行までの「
測光点が黒であるか、・・・・・の部分である。 」とあるのを、「測光状態を表す信号を出力する。 (10)が黒、(01)が白、(00)が前の状態と同
一として判定をしてもよいが、(10)と(01)は2
つの測光時点で測光状態が変化していることを表してい
るから、この変化後の安定した状態の信号を用いる方が
よい。そこで、この実施例では、二値信号の履歴を考慮
して、(00)の部分を「白」又は「黒」と判定してい
る。」と補正する。 (3)同第21頁第14行の「54」とあるのを、「5
4a」と補正する。 (4)同第24頁第6行の「二値化信号」とあるのを、
「二値信号」と補正する。 (5)同第24頁第7行の「タイミンク」とあるのを、
「タイミング」と補正する。 (6)同第24頁第8行の「組み合わせから、」とある
のを、「組み合わせた信号の履歴から、」と補正する。 (7)同第21頁第14の「パーフォレーション4」と
あるのを、「パーフォレーション3」と補正する。 (8)同第28頁第13行の「差動増幅機」とあるのを
、「差動増幅器」と補正する。 (9)同第28頁第13行の「ウィンド」とあるのを、
「ウィンド」と補正する。 00)  同第29頁第1行の「・・・・の場合に、」
の後に、「2つの測光時点を見れば、」を加入する。 (11)同第29頁第6行の「の場合には、」の後に、
「2つの測光時点のいずれも」を加入する。 02)同第30頁第18行から同第19行の「パルスカ
ウンタ」とあるのを、「パーフォカウンタ48」と補正
する。 (13)  同第31頁第3行から同第4行のrcPU
45は・・・・読み取ったものが、」とあるのを、「2
組のバーコードセンサーユニット8,9で読み取ったデ
ータに対して、CPU45はデータの形態から、」と補
正する。 側 同第31頁第5行の「いずれであるかを」の後に、
「それぞれ」を加入する。 05)同第31頁第11行の「コマ番号用バーコード5
」の前に、「もし、一方のセンサーユニットで読み取っ
たものが」を加入する。 00 同第36頁第18行の「ネガマスク中心」とある
のを、「フィルムマスク中心」と補正する。 以上

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真フィルムの通路の両側に、2組のバーコード
    センサーユニットを配置し、この各バーコードセンサー
    ユニットは写真フィルムの移送方向と直交する方向に並
    べた2個の光センサーを備え、写真フィルムが一定距離
    移送される毎に、各バーコードセンサーユニットから出
    力された2種類の信号をサンプリングして、写真フィル
    ムの片側にそれぞれサイドプリントしたDX用バーコー
    ドとコマ番号用バーコードとを読み取るようにしたこと
    を特徴とする写真フィルムのバーコード読取り装置。
  2. (2)前記2組のバーコードセンサーユニットで読み取
    ったDX用バーコードとコマ番号用バーコードのデータ
    に対して、そのデータ形態からDX用バーコードデータ
    とコマ番号用バーコードデータとに自動識別し、この識
    別されたDX用バーコードデータからフィルム種を求め
    、またコマ番号用バーコードデータからコマ番号を求め
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の写真フィルムのバーコード読取り装置。
  3. (3)前記バーコードセンサーユニットの取付け位置を
    基準として、読み取ったコマ番号用バーコードの移動量
    を測定する手段と、得られた移動量を用いて、読み取っ
    たコマ番号用バーコード又はこれに対応して写真フィル
    ムにサイドプリントしたコマ番号とフィルムマスク中心
    までの距離を求め、この距離をコマ番号用バーコード又
    はサイドプリントしたコマ番号のピッチで割ってコマ数
    を求め、このコマ数と読み取ったコマ番号とから、フィ
    ルムマスク上にセットされたコマのコマ番号を算出する
    手段とを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の写真フィルムのバーコード読取り装置
  4. (4)前記移動量測定手段は、写真フィルムのパーフォ
    レーションを検出するパーフォセンサーと、このパーフ
    ォセンサーの出力信号をカウントする第1カウンタと、
    写真フィルムを移送するためのパルスモータの駆動パル
    スをカウントするとともに、第1カウンタの各カウント
    動作に同期してリセットされる第2カウンタとからなり
    、パーフォレーションの個数と駆動パルス数とにより、
    読み取ったコマ番号用バーコードの移動量を測定するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    写真フィルムのバーコード読取り装置。
  5. (5)前記サンプリングは、写真フィルムを移送するた
    めのパルスモータの駆動パルスに同期して行われること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項いずれ
    か記載の写真フィルムのバーコード読取り装置。
JP63045564A 1988-02-27 1988-02-27 写真フイルムのバーコード読取り装置 Expired - Fee Related JP2563121B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63045564A JP2563121B2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 写真フイルムのバーコード読取り装置
EP89103306A EP0331048B1 (en) 1988-02-27 1989-02-24 Method and apparatus for reading bar code of photographic film and method of determining the orientation of photographic film
DE68915813T DE68915813T2 (de) 1988-02-27 1989-02-24 Verfahren und Vorrichtung zum Lesen eines Strichcodes auf einem photographischen Film und Verfahren zur Bestimmung der Orientierung des photographischen Films.
US07/315,673 US5122645A (en) 1988-02-27 1989-02-27 Method and apparatus for reading bar codes on photographic film and determining setting conditions of photographic film

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63045564A JP2563121B2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 写真フイルムのバーコード読取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01219731A true JPH01219731A (ja) 1989-09-01
JP2563121B2 JP2563121B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=12722846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63045564A Expired - Fee Related JP2563121B2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 写真フイルムのバーコード読取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563121B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5844226A (en) * 1996-03-04 1998-12-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film scanner
JP2005164593A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 General Electric Co <Ge> パルス渦電流センサプローブ及び検査方法
JP2005352299A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Noritsu Koki Co Ltd フィルム情報検出装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321924A (en) * 1976-08-11 1978-02-28 Fuji Photo Film Co Ltd Correspondence between 35 mm film images and frame numbers
JPS5436721A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd Treatment of photographic photosensitive paper
JPS60178440A (ja) * 1984-02-27 1985-09-12 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム用バ−コ−ド読取装置
JPS60231277A (ja) * 1984-05-02 1985-11-16 Tokyo Electric Co Ltd バ−コ−ド印字読取り装置
JPS61254942A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Norio Iwasaki 駒番号を記録する写真プリンタ−及びフイルム
JPS61255335A (ja) * 1985-05-09 1986-11-13 Fuji Photo Film Co Ltd フイルムキヤリア
JPS623559A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Canon Inc フイルムスキヤナ−
JPS6255635A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム検索機
JPS6285234A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付け用ノツチヤ−・パンチヤ−
JPS6285235A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付け装置
JPS62133439A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 原画フイルム周辺情報読取装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321924A (en) * 1976-08-11 1978-02-28 Fuji Photo Film Co Ltd Correspondence between 35 mm film images and frame numbers
JPS5436721A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd Treatment of photographic photosensitive paper
JPS60178440A (ja) * 1984-02-27 1985-09-12 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム用バ−コ−ド読取装置
JPS60231277A (ja) * 1984-05-02 1985-11-16 Tokyo Electric Co Ltd バ−コ−ド印字読取り装置
JPS61254942A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Norio Iwasaki 駒番号を記録する写真プリンタ−及びフイルム
JPS61255335A (ja) * 1985-05-09 1986-11-13 Fuji Photo Film Co Ltd フイルムキヤリア
JPS623559A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Canon Inc フイルムスキヤナ−
JPS6255635A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 Fuji Photo Film Co Ltd フイルム検索機
JPS6285234A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付け用ノツチヤ−・パンチヤ−
JPS6285235A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付け装置
JPS62133439A (ja) * 1985-12-05 1987-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 原画フイルム周辺情報読取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5844226A (en) * 1996-03-04 1998-12-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Film scanner
JP2005164593A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 General Electric Co <Ge> パルス渦電流センサプローブ及び検査方法
JP2005352299A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Noritsu Koki Co Ltd フィルム情報検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2563121B2 (ja) 1996-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0331048B1 (en) Method and apparatus for reading bar code of photographic film and method of determining the orientation of photographic film
JPH01102539A (ja) 写真フイルムのコマ番号判別方法
US5164574A (en) Apparatus for reading bar codes recorded on photographic film
JP2568346B2 (ja) 感光性材料を処理する装置
JPH01219731A (ja) 写真フイルムのバーコード読取り装置
JPS6285234A (ja) 写真焼付け用ノツチヤ−・パンチヤ−
JP2563120B2 (ja) 写真フイルムのバーコード読取り装置
JPH0690394B2 (ja) 写真焼付方法
JPH03136030A (ja) 写真プリント方法
US5179266A (en) Photographic film and method of identifying frame numbers of photographic film
JP2578494B2 (ja) 写真フィルム及びそのフレームナンバー続取方法
JPH01277228A (ja) コマ番号特定方法
US5665950A (en) Fat bit bar code reader
JPH01237635A (ja) ネガフイルムの装着状態識別方法
JPS63201645A (ja) 焼増写真焼付方法
EP0364991A2 (en) Method of and apparatus for making prints
JPH01267627A (ja) ピースネガのコマ番号判定方法
JPH01155329A (ja) 写真フイルムのコマ番号判定方法
JP2704285B2 (ja) 原画フィルム処理装置
JPS63311253A (ja) 仕上り印画検定装置
JPH0827483B2 (ja) 写真フイルムのコマ番号判定方法
JPS61232439A (ja) 写真画像情報の検出方法及び装置
JPH01267628A (ja) コマの位置決め装置
JPS63256939A (ja) 写真焼付方法
JP2002277970A (ja) 画像記録装置および自動現像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees