JP2578494B2 - 写真フィルム及びそのフレームナンバー続取方法 - Google Patents

写真フィルム及びそのフレームナンバー続取方法

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JP2578494B2
JP2578494B2 JP63307607A JP30760788A JP2578494B2 JP 2578494 B2 JP2578494 B2 JP 2578494B2 JP 63307607 A JP63307607 A JP 63307607A JP 30760788 A JP30760788 A JP 30760788A JP 2578494 B2 JP2578494 B2 JP 2578494B2
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    • G03C11/00Auxiliary processes in photography
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレームナンバーを表すバーコードを記録
した写真フイルム及びそのフレームナンバー読取方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
135タイプのロールフイルムの側縁には、フイルム種
(メーカー及びフイルム感度等)を表すDXバーコードが
潜像としてプリントされている。このDXバーコードは、
写真焼付時にバーコード読取り装置で読み取られ、得ら
れたフイルム種のデータが露光条件の設定に用いられ
る。
また、写真フイルムには、算用数字のメインフレーム
ナンバーと、算用数字にアルファベットを付加したサブ
フレームナンバーとが一定ピッチでサイドプリントされ
ており、写真フイルムに記録されたフレームを特定する
ために利用されている。このフレームナンバーの自動読
取を可能とするために、フレームナンバーの横にフレー
ムナンバーを表すバーコードをサイドプリントすること
も知られている。このフレームナンバーバーコードは、
焼増し注文があったフレームを検索してプリント位置に
自動セットするため、あるいはプリント写真にフレーム
ナンバーを記録することで、焼増し注文の際にプリント
写真とネガとの照合を省略するため等に利用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ロール写真フイルムでは、写真フイルムをカメラにセ
ットする際に、写真フイルムの先端部分をパトローネか
ら長く引き出した場合には、未露光の部分が少なくな
る。このような場合でも、規定フレーム枚数の撮影がで
きるようにするために、写真フイルムの後端側が長くな
っており、この部分に最終フレームナンバーを表す
「E」が記録されている。例えば、12枚撮りの写真フイ
ルムでは、フレームナンバー「12A」の次に最終フレー
ムナンバー「E」が記録され、また20枚撮りの写真フイ
ルムではフレームナンバー「20A」の次に「E」が記録
されている。24枚撮りではフレームナンバー「24A」の
次に「E」が、同様に36枚撮り写真フイルムでは「36
A」の次に「E」が記録されている。
最終フレームナンバー「E」が記録された写真フイル
ムでは、これを表すバーコードに傷やゴミがついたり、
あるいはカブリが発生していると、バーコードセンサー
に読取エラーが発生することになる。この場合に、12枚
撮り写真フイルムでは「13」であるか「E」であるかが
分らなくなり、また20枚撮り写真フイルムでは「21」で
あるか「E」であるかが分らなくなる。同様に、24枚撮
り写真フイルムでは、「25」であるか「E」であるかが
分らなくなる。なお、撮影枚数が最も多いものは36枚撮
りであるため、「36A」の次は「E」であることを装置
に覚えさせておくことにより、フレームナンバー「E」
のバーコードに対して読み取りエラーが発生しても、こ
のフレームナンバーが「E」であると判定することがで
きる。
本発明は、最終フレームナンバーのバーコードに対し
て読取エラーが発生した場合でも、これを正しく読み取
ることができるようにした写真フイルム及びそのフレー
ムナンバー読取方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の写真フイルムで
は、最終フレームナンバーのバーコードの前にある少な
くとも1個のフレームナンバーのバーコードは、正規の
フレームナンバーのバーコードと異なり、正規のフレー
ムナンバーの情報と最終フレーム関連情報とを表す特異
なバーコードが記録されている。最終フレーム関連情報
としては、最終フレームナンバーの前のフレームナンバ
ーであること示す情報や、写真フイルムのフレームのフ
レーム枚数を表す情報が用いられる。例えば12枚撮りの
写真フイルムでは、フレームナンバー「12A」を表す正
規のバーコードとは異なったパターンのバーコードを用
いる。また、最終フレームナンバー「E」のあとに、フ
レームナンバー「EA」を表すバーコードを付加してもよ
い。
また、写真フイルムの一部にフレーム枚数を表すバー
コードを記録してもよい。この写真フイルムでは、フレ
ーム枚数から全てのフレームナンバーの配列を知ること
ができるから、最終フレームナンバーのバーコードに対
して読取エラーが発生しても、このフレームナンバーが
最終フレームナンバーであると読み取ることができる。
本発明の読取方法では、最終フレームナンバーのバー
コードを読み取る際にエラーが発生したときは、この前
に記録されている特異なバーコードの最終フレーム関連
情報に基づき、読取エラーが発生したフレームナンバー
が最終フレームナンバーであると判定することを特徴と
している。
〔作用〕
本発明においては、最終フレームナンバーのバーコー
ドの前にある少なくとも1個のフレームナンバーのバー
コードは、正規のフレームナンバーのバーコードと異な
り、正規のフレームナンバーの情報と最終フレーム関連
情報とを表す特異なバーコードを記録したから、これを
読み取ることにより、最終フレームナンバーのバーコー
ドに対して読取エラーが発生しても、これを最終フレー
ムナンバー「E」であると確定することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明を実施した24枚撮りの写真フイルムを
示すものである。写真フイルム2の両側には、パーフォ
レーション3が一定ピッチで形成されており、このパー
フォレーション3とフイルムエッジとの間には、算用数
字又はこれにアルファベットを付したフレームナンバー
4が一定ピッチAで記録されている。また、写真フイル
ム2の片側には、フレームナンバー4をコード化したフ
レームナンバーバーコード5が一定ピッチAで記録さ
れ、他方にはDXバーコード6が一定ピッチAで記録され
ている。これらのバーコード5,6及びフレームナンバー
4は、写真フイルム2の製造時に潜像として記録され、
写真現像によって可視像に変換される。なお、写真フイ
ルム2は、トレラー部に設けた穴7がパトローネ(図示
せず)の巻軸の爪に係合した状態で巻軸に巻き付けら
れ、そしてリーダー部が引き出された状態でパトローネ
内に収納されている。
ここで、第4図及び第5図を参照してフレームナンバ
ーバーコードのパターンについて説明する。フレームナ
ンバーバーコード5としては、これまでに提案されてい
る各種のものが使用可能であるが、この実施例では「Co
de 3 of 9」が用いられている。この「Code 3 of 9」で
は、バーとスペースとが交互に並んでおり、広い幅l1の
バー又はスペースが二進数字の「1」を表し、また狭い
幅l2(l1/2)のものが「0」を表している。そして、デ
ータコード領域に5本のデータバーが記録され、その両
側にスタートコード領域とエンドコード領域とが設けら
れており、それによりバーコードデータの最上位ビット
と最下位ビットとを識別できるようにしている。このス
タートコード領域には、幅広のスタートバー5aが記録さ
れ、またエンドコード領域には幅狭のエンドコード5bが
記録されている。
第4図に示すフレームナンバー「12A」のバーコード
は、「1000100001100」を表しており、データコード領
域には「001000011」が記録されている。第5A図〜第5D
図にフレームナンバーとそのバーコードのパターンを示
してある。
最終フレームナンバー「E」のバーコード53に傷やゴ
ミがついていると、バーコードセンサーで光学的にバー
コード53を読み取る際に、読取エラーが発生する。この
場合には、最終フレームナンバー「E」であるか「13」
であるかが分からなくなる。そこで、この実施例では、
最終フレームナンバー「E」の前にある少なくとも1個
のフレームナンバーのバーコードには、正規のバーコー
ドとは別のバーコードを記録してある。
第1図に示す12枚撮りの写真フイルム2では、フレー
ムナンバー「12」,「12A」に対しては、第5B図に示す
正規のバーコードではなく、第5D図に示すフレームナン
バー「12′」,「12A′」を表す特異なバーコード51,52
がそれぞれ記録してある。これらのフレームナンバーバ
ーコード51,52は、フレームナンバーの情報の他に、写
真フイルムのフレーム枚数(撮影枚数)の情報を表して
いる。そこで、これらのいずれか1つを読み取れば、12
枚撮りの写真フイルムであることを知ることができるか
ら、12枚撮り写真フイルムのフレームナンバーの配列を
テーブル化しておくことにより、たとえフレームナンバ
ー「E」のバーコード53が読み取れなかったときでも、
この読取エラーが発生したものがフレームナンバー
「E」であると確定することができる。したがって、フ
レームナンバー「E」のフレーム(ネガ像)をプリント
した場合に、このプリント写真には、フレームナンバー
「E」が印字されるので、12枚撮り写真フイルムには存
在していないフレームナンバー「13」が印字されるのを
確実に防止することができる。
第2図は24枚撮り写真フイルムを示すものである。こ
の写真フイルム201では、フレームナンバー「24」,「2
4A」に対しては、第5D図に示すフレームナンバー「2
4′」,「24A′」を表すバーコード54,55がそれぞれ用
いられている。なお、フレームナンバーとしては、「2
4」,「24A」が記録されていることは言うまでもない。
第3図は36枚撮りの写真フイルムを示すものであり、
この写真フイルム202では、フレームナンバー「36」,
「36A」にそれぞれ対応するバーコード56,57は、第5C図
に示す正規のバーコードが用いられている。これは、現
在市販されている写真フイルムのうちフレーム枚数が最
大のものは36枚撮りであるため、「36」の次のものは
「E」であると確定することができるからである。した
がって、36枚撮り写真フイルム202は従来のままでよ
い。なお、36枚撮り写真フイルムよりもフレーム枚数が
多い写真フイルムが市販される場合には、バーコード5
6,57に対しても正規のバーコードと異なった特異なバー
コードを用いる。また、20枚撮り写真フイルムも既に市
販されているため、このフレームナンバー「20」,「20
A」に対しても、第5D図に示すフレームナンバー「2
0′」,「20A′」を表すバーコードが用いられる。
第6図は本発明の写真フイルムをプリントする写真焼
付装置の一例を示すものである。光源12から放出された
白色光は、シアンフイルタ13,マゼンタフイルタ14,イエ
ローフイルタ15を通ってから拡散箱16に入る。これらの
色フイルタ13〜15は、フイルタ調整部17によって光路18
への挿入量が調節され、それにより焼付光の色バランス
及び光量が調節される。前記拡散箱16は、内面がミラー
面となった角筒の両端部に拡散板を取り付けたものであ
り、色フイルタ13〜15を部分的に透過した焼付光を充分
に拡散する。
フイルムキャリヤ20はプリント位置に配置されてお
り、これに写真フイルム2がセットされ、拡散箱16を透
過した光で照明される。この写真フイルム2は、プリン
ト位置の両側に配置された送りローラ対21,22により矢
線方向にコマ送りされる。この送りローラ対21,22は、
歯付きベルト等により連通しており、パルスモータ23に
よって正転又は逆転する。写真フイルム2の平坦性を確
保するために、プリント位置の上にマスク24が設けられ
ている。
前記フレームナンバーバーコード5の通路上にバーコ
ードセンサー25が配置され、バーコードを光学的に読み
取る。プリント位置の上方には焼付レンズ26が配置され
ており、プリント位置にセットされたフレームをカラー
ペーパー27に拡大投影する。この焼付レンズ26とカラー
ペーパー27との間には、シャッタ駆動部28で開閉が制御
されるシャッタ29と、ペーパーマスク30とが配置されて
いる。カラーペーパー27は、ペーパーロール31から1コ
マずつ引き出され、ガイドローラ32を経てから露光位置
にセットされる。そして露光済みの部分は、パルスモー
タ33で駆動される引出しローラ対34によって現像処理部
36に送られる。ここで写真処理された露光済みカラーペ
ーパーは、カッター37で1コマずつ切断されてトレイ38
に排出される。
前記露光位置の横には、印字器40が配置されており、
コントローラ41からの信号で駆動され、写真フイルム2
のフレームナンバー4と同じ数字を露光済みカラーペー
パー27の裏面に、例えばドットパターンで印字する。こ
の印字器40の代わりに、液晶パネル又は発光ダイオード
アレイ等で構成した文字焼付器をペーパーマスク30に取
り付け、画像の焼付と同時に例えばドットパターンのフ
レームナンバーを白枠内に焼き込んでもよい。
前記パルスモータ23,33は、ドライバ42,43を介してコ
ントローラ41で回転方向と回転量とが制御される。ま
た、このコントローラ41は、フイルタ調節部17,シャッ
タ駆動部28等を制御する他に、写真フイルム2の移相制
御等を行う。なお、符号46はキーボードである。
カウンタ47は、読み取ったフレームナンバーバーコー
ド5のスタートバー5aの送り量を測定する。このカウン
タ47としては、アップダウンカウンタが用いられ、パル
スモータ23の回転方向に応じて、パルスモータ23の駆動
パルス、又はこれを分周したパルスをカウントアップ又
はカウントダウンする。フレームナンバーバーコードの
読取エラーに対処するために、実際には2個のカウンタ
が用いられ、スタートバー5aの読取に同期して交互にリ
セットされるが、データを正しく読み取れなかった場合
には、次のフレームナンバーバーコードのスタートバー
5aの読取で再度リセットする。これにより、確実に読み
取った最新のフレームナンバーバーコードのスタートコ
ード5aの送り量を測定することができる。なお、パーフ
ォレーション3を検出するパーフォセンサーと、このパ
ーフォセンサーの検出信号をカウントするカウンタを用
い、そしてパーフォレーション3の間の送り量をカウン
タ47でカウントし、この2種類のカウンタでスタートバ
ーの送り量を測定してもよい。更に、エンドバー5bの送
り量を測定してもよい。
次に、第7図及び第8図を参照して第6図に示す写真
焼付装置の作用について説明する。写真フイルム2を送
りローラ対22に銜えさせてから、キーボード46を操作す
れば、パルスモータ23によって2組の送りローラ対21,2
2が回転するため、写真フイルム2がこれらにニップさ
れて矢線方向に移送される。この移送中に、バーコード
センサー25は、写真フイルム2にサイドプリントしたフ
レームナンバーバーコード5を光学的に読み取り、得ら
れた信号をコントローラ41に送る。このコントローラ41
は、読み取ったフレームナンバーバーコード5をデコー
ドし、得られたフレームナンバーをメモリに書き込む。
これとともに、コントローラ41は、カウンタ47をリセッ
トして駆動パルスのカウントを開始させる。このカウン
タ47は、駆動パルスをカウントして、読み取った最新の
フレームナンバーバーコード5のスタートバー5aの送り
量を測定する。
バーコードセンサー25が次のフレームナンバーバーコ
ード5を読み取った場合には、そのフレームナンバーを
デコードしたフレームナンバーが先に読み取ったフレー
ムナンバーの代わりにメモリに記憶される。こうして最
新のフレームナンバーがメモリに記憶されることにな
る。
写真フィルム2は、定量送り,フレーム検出,フレー
ムの中心線上に形成したノッチ検出のいずれかによっ
て、周知のようにプリントすべきフレームをプリント位
置にセットする。キーボード46のプリントキーが操作さ
れると、このフレームのフレームナンバー4が算出され
る。これは、バーコードセンサー25とプリント位置の中
心までの距離が既知であること、フレームナンバーバー
コード5が一定ピッチAで記録されていること、そして
読み取ったフレームナンバーバーコード5の移動位置が
分かっているため、これらの数値を用いることで算出す
ることができる。なお、この演算は本発明と直接関係し
ないため省略するが、特願昭63−45563号,同45564号に
はフレームナンバーの割出し演算式の他に、バーコード
センサーの構造,バーコード読取の方法について詳細に
記載されている。
フレームナンバーの算出後に、周知のように露光量に
応じて色フイルタ13〜15の光路への挿入量が調節され
る。このフイルタ調節後に、シャッタ29が開いてカラー
ペーパー27にフレームが焼付露光される。
プリントが終了すると、コントローラ41は、パルスモ
ータ33を回転させて、カラーペーパー27を1コマ分移送
して、未露光の部分を露光位置にセットするとともに、
露光済みの部分を現像処理部36に向けて移送する。この
カラーペーパー送り後に印字器40が作動し、プリントさ
れたフレームのフレームナンバーを写真焼付したコマの
背後に印字する。以下、同様にして写真焼付とフレーム
ナンバーの裏印字が行われる。
第8図はフレームナンバーの確定方法を示すものであ
る。コントローラ41のメモリには、第5A図〜第5D図に示
すようなフレームナンバーとバーコードとの関係を示す
テーブルが記憶されているから、バーコードセンサー25
で読み取ったデータと該当するフレームナンバーバーコ
ードを検索する。もし、一致するフレームナンバーバー
コードが見つからない場合には、読取エラーが発生した
ものと判定する。
他方、読取エラーが発生していない場合には、読み取
ったフレームナンバーバーコードがフレームナンバー
「12A′」,「20A′」,「24A′」のいずれかであるか
を判定する。これらのいずれか1つに該当する場合に
は、正規のフレームナンバーバー「12A」,「20A」又は
「24A」に変換し、確定したフレームナンバーとして出
力してコントローラ41のメモリに記憶する。また、フレ
ームナンバー「12A′」,「20A′」,「24A′」のいず
れにも該当しないものは正規のフレームナンバーであ
り、この場合にはそのまま出力する。
前述した読取エラーが発生した場合には、前に読み取
ったフレームナンバーバーコードが確定しているかどう
かを判定する。もし、確定してない場合には、読取エラ
ーが発生したフレームナンバーバーコードは不明である
と判定する。他方、確定している場合には、それがフレ
ームナンバー「12A′」,「20A′」,「24A′」のバー
コードのいずれであるかを判定する。もし、いずれか1
つである場合は、読取エラーが発生したフレームナンバ
ーバーコードがフレームナンバー「E」であると確定す
る。また、これらのいずれでもない場合には、フレーム
ナンバー「36A」であるかどうかを判定し、「YES」の場
合にはフレームナンバー「E」と確定する。フレームナ
ンバー「36A」のバーコードでない場合には、読取エラ
ーが発生したものは、前に確定したフレームナンバーバ
ーコードの次のフレームナンバーバーコードと確定す
る。
前記実施例では、2個のフレームナンバーに対して特
異なバーコードを用いているが、これは1個のフレーム
ナンバーに対してのみ特異なバーコードを用いてもよ
い。また、第8図に示すフレームナンバーの確定方法
は、フレームナンバーの小さなものを先頭にして写真プ
リントを行う例であるが、本発明はフレームナンバーの
大きなものを先頭にして写真プリントする場合にも利用
することができるものである。
第9図は本発明の別の実施例を示すものである。この
実施例の写真フイルム203では、最終フレームナンバー
「E」の後に、付加的なフレームナンバー「EA」と、こ
れを表すバーコード58とが記録されている。なお、各フ
レームナンバーバーコードとしては第5A図〜第5C図に示
す正規なバーコードが用いられている。この実施例で
は、最終フレームナンバーバーコード53の読取にエラー
が発生しても、付加的なバーコード58を読み取ること
で、読取エラーが発生したフレームナンバーが「E」で
あると確定することができる。なお、この付加的フレー
ムナンバー「EA」には、フレーム(画像)を記録するこ
とはできない。また、この実施例では、フイルム後端を
先頭にして写真焼付装置をセットした場合には、付加的
バーコード58が先に読み取られるから、最終フレームナ
ンバーバーコード53に読取エラーが発生しても、直ちに
これを確定することができる。
第10図は更に別の実施例を示すものである。この写真
フイルム204では、最終フレームナンバー「E」の前後
に、第2図及び第9図に示す特異なバーコード54,55,58
を記録し、最終フレームナンバー「E」の読取をより確
実にしている。
第11図はフレーム枚数を表すバーコードを記録した実
施例を示すものである。この写真フイルム205では、そ
の先頭と末尾にフレーム枚数「12EXP」と、これを表す
バーコード59が記録されている。このバーコード59から
フレーム枚数が分かり、それにより最終フレームナンバ
ー「E」がどのフレームナンバーに続くかを知ることが
できるから、最終フレームナンバーバーコード53に読取
エラーが発生しても、最終フレームナンバー「E」を正
しく確定することができる。また、写真フイルム205の
途中にも、バーコード59を記録しておくのが望ましい。
なお、第9図ないし第11図に示す実施例は、図示され
たフレーム枚数以外の写真フイルムに対しても利用する
ことができるものである。
本発明の方法は、フレームナンバーの印字の他に、焼
増しプリントや焼直しプリント時にフレームを自動的に
プリント位置にセットする場合にも利用することができ
るものである。また、本発明の方法は写真焼付装置の他
に、フイルム検定装置にも利用することができるもので
ある。このフイルム検定装置では、フレームの位置決め
後に画像検定を行い、経験的に定めた露光補正データ
と、自動的に読み取ったフレームナンバーとを紙テープ
や磁気フロッピィに記憶させる。そして、プリント時に
記憶媒体と写真フイルムとを写真焼付装置にセットして
写真焼付とフレームナンバーの印字とを行う。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、最終フ
レームナンバーのバーコードの前にある少なくとも1個
のフレームナンバーのバーコードを、正規のフレームナ
ンバーのバーコードと異なり、正規のフレームナンバー
の情報と最終フレーム関連情報とを表す特異なバーコー
ドとしたから、最終フレームナンバーのバーコードの読
取にエラーが発生しても、この前に記録されている特異
なバーコードの最終フレーム関連情報に基づき、読取エ
ラーが発生したフレームナンバーが最終フレームナンバ
ーか、又は最終フレームナンバー以外の通常コマかを確
実に判定することができる。したがって、最終フレーム
ナンバーに対しては、最終フレームナンバーを示す記
号、例えばEを写真プリントに付すことができるように
なる。また、最終フレームナンバーではない場合には、
続きのコマ番号を付すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した12枚撮り写真フイルムを示す
平面図である。 第2図は本発明を実施した24枚撮り写真フイルムの後端
側を示す平面図である。 第3図は36枚撮り写真フイルムの後端側を示す平面図で
ある。 第4図はフレームナンバー「12A」とそのバーコードの
パターンを示す説明図である。 第5A図〜第5D図はフレームナンバーバーコードのパター
ンを示すものである。 第6図はフレームナンバー用印字器を備えた写真焼付装
置の概略図である。 第7図は第6図に示す写真焼付装置の作動を示すフロー
チャートである。 第8図はフレームナンバーの確定手順を示すフローチャ
ートである。 第9図は最終フレームナンバーバーコードの後に付加的
バーコードを記録した本発明の写真フイルムの後端側を
示す平面図である。 第10図は最終フレームナンバーバーコードの前後に特異
バーコードを記録した本発明の写真フイルムの後端側を
示す平面図である。 第11図はフイルム枚数を表すバーコードを先頭と末尾と
に記録した本発明の写真フイルムを示す平面図である。 2……写真フイルム 4……フレームナンバー 5……フレームナンバーバーコード 5a……スタートバー 5b……エンドバー 6……DXバーコード 25……バーコードセンサー 40……フレームナンバーの印字器 51,52……12枚撮り写真フイルム専用のバーコード 53……最終フレームナンバーバーコード 54,55……24枚撮り写真フイルム専用のバーコード 58……付加的バーコード 59……フレーム枚数を表すバーコード。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームナンバーを表すバーコードをサイ
    ドプリントした写真フイルムにおいて、 最終フレームナンバーのバーコードの前にある少なくと
    も1個のフレームナンバーのバーコードは、正規のフレ
    ームナンバーのバーコードと異なり、正規のフレームナ
    ンバーの情報と最終フレーム関連情報とを表す特異なバ
    ーコードを用いたことを特徴とする写真フイルム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の写真フイルムを用いてフレ
    ームナンバーを読み取る方法において、 最終フレームナンバーのバーコードを読み取る際にエラ
    ーが発生したときは、この前に記録されている特異なバ
    ーコードの最終フレーム関連情報に基づき、読取エラー
    が発生したフレームナンバーが最終フレームナンバーで
    あると判定することを特徴とするフレームナンバー読取
    方法。
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