JPH08122889A - カメラおよびプリント装置 - Google Patents

カメラおよびプリント装置

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JPH08122889A
JPH08122889A JP25576894A JP25576894A JPH08122889A JP H08122889 A JPH08122889 A JP H08122889A JP 25576894 A JP25576894 A JP 25576894A JP 25576894 A JP25576894 A JP 25576894A JP H08122889 A JPH08122889 A JP H08122889A
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JP
Japan
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film
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camera
area
recording
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Withdrawn
Application number
JP25576894A
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English (en)
Inventor
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Michio Nagai
通夫 永井
Minoru Matsuzaki
稔 松崎
Azuma Miyazawa
東 宮沢
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラの大型化、コストアップを防ぐことがで
き、かつ、ユーザにとって安心できる情報記録形態を有
するカメラおよびプリント装置を提供する。 【構成】現行35mmフィルムを使用するとともに、フ
ィルムに情報の書き込みが可能なカメラにおいて、上記
35mmフィルムにおける通常画面領域のフィルム幅方
向の標準寸法(24mm)よりも小さい領域111に画
像を記録し、上記画像領域111以外のフィルム幅の空
き領域112a,112bにプリント装置に伝達すべき
情報を光学的に記録する光学的情報記録を行う。また、
プリント装置は、上記光学的に記録された情報に基づい
て、プリントサイズや露光条件のプリント条件を設定し
てプリントを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラおよびプリント
装置、詳しくは、フィルム上に情報記録可能なカメラ、
および、該フィルム上の情報に基づいて、プリント条件
の変更や文字の印刷等が可能であるプリント装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影フィルムがフィルムメーカか
らカメラ(撮影者)へ、さらに、プリント装置(ラボ)
へという経路で伝達されることから、フィルムに磁気記
録部を設けて、そこに、次段階に伝えるべき撮影、焼き
付け等に関するデータを磁気記録するというカメラシス
テムの提案がなされている。
【0003】たとえば、特開平6−18979号公報に
開示のカメラは、ハイビジョンサイズ(アスペクト比
1.8),パノラマサイズ(アスペクト比2.8),ノ
ーマルサイズ(アスペクト比1.5)のいずれのサイズ
でプリントすべきかを撮影時にフィルム上に磁気記録
し、プリント装置においては、その情報に基づいてプリ
ント倍率やマスク位置を調整するようにしたシステムに
関する提案である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の特開
平6−18979号公報のカメラを適用した場合、磁気
による情報交換には、当然のことながら、ユーザは、そ
の情報を目で確認できないという不都合がある。一般の
ユーザの場合、高価な磁気再生装置を購入することはほ
とんどないので、現像所から現像済みのフィルムを返却
されてもそこに何が記録されているか不明であり、ユー
ザにとっては何の役にも立たない。一方、磁気による情
報交換を行うためには、カメラに磁気記録/再生機構、
具体的には、磁気ヘッドや駆動回路等を設ける必要があ
る。これは、カメラの大型化やコストアップを招く要因
となる。
【0005】さらに、上述のような新機能を優先するあ
まり、現行の135型フィルム・パトローネ、あるい
は、35mmフィルム(JIS K 7519参照)と
の互換性が失われ、ユーザには大きな負担を与えること
になってしまう。
【0006】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、カメラの大型化、コストアップ
を防ぐことができ、かつ、ユーザにとって安心できる情
報記録形態を有するカメラ、および、プリント装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明のカメ
ラは、135型フィルム・パトローネに適用される35
mmフィルムと同一サイズのフィルムを使用するととも
に、フィルムに情報書き込み可能なカメラにおいて、上
記35mmフィルムにおける通常画面領域のフィルム幅
方向の標準寸法(24mm)よりも小さい領域に被写体
像を露光する画像記録手段と、上記画像記録手段による
被写体画像領域以外のフィルム幅の空き領域にプリント
装置に伝達すべき情報を光学的に記録する光学的情報記
録手段とを具備する。
【0008】上記フィルム幅の空き領域に上記光学的情
報記録手段によりプリント装置に伝達すべき情報を記録
する。
【0009】また、本発明のプリント装置は、光学的情
報記録部を有するフィルムに被写体撮影および情報記録
後、さらに、現像処理されたフィルムから写真プリント
を作成するプリント装置において、上記フィルムの情報
記録部に視認可能な状態で記録されている文字および数
字を含む記号情報を読み取る情報読取り手段と、上記情
報読取り手段で読み取った前記情報に基づいて、被写体
画像のプリント条件を設定する設定手段とを具備する。
【0010】本プリント装置においては、上記情報読み
取り手段により上記フィルムの情報記録部に記録されて
いる記号情報を読み取り、その情報に基づいて、被写体
画像のプリント条件を設定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
るが、詳細な説明に先立って、一実施例のカメラおよび
プリント装置の特徴について説明する。本実施例のカメ
ラに適用されるフィルムパトローネには、フィルム幅は
前記現行の135型フィルム・パトローネに収納される
35mmフィルムを共用可能とする。ロールフィルム自
体は、現状の35mmフィルムそのものも適用可であ
る。しかし、適用されるフィルムパトローネ101(図
2の外観斜視図参照)は、上記135型フィルムパトロ
ーネよりも小径のフィルムパトローネとし、フィルム1
02にはフィルム先端リーダのベロ部はなく、未使用状
態ではフィルム102(図2参照)は、その先端部がパ
ーフォレーション2つ分だけフィルムパトローネ101
より突出した状態とする。なお、上記パトローネ101
のスプールの突出したハブ部分はないものとする。
【0012】また、上記実施例のカメラの撮影画面サイ
ズとしては、一駒分のサイズは現行35mmフィルムと
同じ「24mm×36mm」であるが、図3のフィルム
102の撮影時の1駒毎のイメージ図に示すように、被
写体画像記録領域として使用する部分は、その中の「2
0mm×36mm」の画像領域111(ハイビジョンサ
イズ対応,アスペクト比約1.8)を使用する。なお、
後述するように上記画像領域111に対して、後述する
記録情報に応じて上下,左右をカットしてプリントする
ことによって、各サイズのプリントを行うものとする。
【0013】そして、上下2つのフィルム幅の空き領域
(各「2mm×36mm」)は、光学的情報記録領域1
12b,112aとして使用する。また、上記光学的情
報記録領域112b,112aの少なくとも一方の、例
えば、本実施例の場合、上方の記録領域112bには、
プリントサイズ(ハイビジョンサイズ,パノラマサイ
ズ,ノーマルサイズのうちの1つ)や日付データ等がフ
ィルム現像後に視認可能な文字記号で潜像記録される。
【0014】また、本発明の一実施例のプリント装置
は、現像処理されたフィルムから光学的に記録されてい
る文字記号をスキャナで読取り、その読み取り結果に応
じてプリントサイズの調整(マスクや倍率の変更)や日
付データの印字等の作業を行う。
【0015】上記プリントサイズは、ハイビジョンサイ
ズに対しては、図4(A)の画面サイズのイメ−ジのよ
うに上記画像領域111の全枠をプリントする。パノラ
マサイズの場合は、図4(B)の画面サイズのイメ−ジ
のように、上記画像領域111の上下3.5mmずつを
カットした「13mm×36mm」の画像領域(アスペ
クト比は約2.8)111bの画像をプリントする。ノ
ーマルサイズの場合は、図4(C)の画面サイズのイメ
−ジのように、画像領域111の左右3mmずつをカッ
トして「20mm×30mm」の画像領域(アスペクト
比約1.5)111cの画像をプリントする。
【0016】以上説明したような特徴を有する本実施例
のカメラおよびプリント装置について、以下、さらに詳
細に説明する。◎上述したように図2は、本発明の本実
施例のカメラに使用するフィルムパトローネ101の斜
視図であるが、パトローネ本体101の外径寸法は現行
の135型パトローネよりも小径であり、20mm程度
である。パトローネ本体101のフィルム幅方向の高さ
は、135型フィルムパトローネと同じであるが、13
5型のものはスプールの一端(ハブ部)が突出している
のに対し、上記パトローネ101の場合は、突出してい
ないので、フィルム幅方向に関しても135型パトロー
ネよりも短い。
【0017】なお、内蔵されているフィルム102は、
前述したように135型フィルムパトローネの現行35
mmフィルムと同サイズであるが、先端部のベロはな
く、パーフォレーション2つ分だけフィルムがパトロー
ネ101より外方に突出している。
【0018】図3は、本実施例のカメラで撮影した場合
の35mm本実施例用ロールフィルム102の1駒毎の
イメージ図である。1駒分の使用範囲は、現行35mm
フィルムと同じ「24mm×36mm」であるが、この
領域は画像記録領域111と光学的情報記録領域112
b,112aに分割される。画像記録領域111の寸法
は「20mm×36mm」であり、そのアスペクト比は
ハイビジョンサイズ(約1:1.8)に対応している。
上下2つの余領域、各「2mm×36mm」は、光学的
情報記録領域112b,112aとし、光学的な文字コ
ードを写し込むための領域である。その具体的な使用
例、情報記録方法は後述する。
【0019】なお、図4の(A),(B),(C)に各
プリントサイズ、すなわち、ハイビジョンサイズに対応
する画像領域111の枠と、パノラマサイズに対応する
画像領域111bの枠と、ノーマルサイズに対応する画
像領域111cの枠のイメージを示している。
【0020】図1は、上記35mmロールフィルム内蔵
の小型フィルムパトローネ101を適用する本実施例の
カメラの概略ブロック構成図である。本実施例のカメラ
において、メインマイクロコンピュータ(以下、M−μ
COMと略記する)201は、カメラシステム全体のシ
ーケンス制御や各種の演算を行う。上記M−μCOM2
01には、表示回路202、レリーズスイッチ203、
設定スイッチ204、フィルム感度読取り回路205、
測光処理回路206、記憶回路207、日付表示回路2
08、測距回路209、露出回路210、フィルム制御
回路211、および、レンズ制御回路212が、バスを
介して結合されている。また、上記M−μCOM201
には、更にM−μCOM201の動作クロックを発生す
る発振子213、データ用マイクロコンピュータ(以
下、D−μCOMと略記する)214、および、モニタ
手段としてのフィルム移動検出部215と結合してい
る。
【0021】上記表示回路202は、カメラの動作モー
ド、露出データ、撮影フィルム駒数の表示を行う。ま
た、上記レリーズスイッチ203は、2段ストロークの
スイッチであり、1段目のスイッチのオンで測距が実行
され、2段目のスイッチのオンで露出動作が行われるよ
うになっている。また、上記設定スイッチ204は、カ
メラの動作モード設定に使用される。更に、上記フィル
ム感度読取り回路205は、フィルムのDXコードを読
取り、SV値信号をM−μCOM201へ送出するため
のものである。
【0022】上記記憶回路207は、フィルムの駒数や
カメラの動作モード等、電源がオフしていても記憶して
おく必要があるデータを記憶するための不揮発性メモリ
である。上記日付表示回路208は、上記D−μCOM
214からのデータに基づいて日付データの表示を行う
ものである。
【0023】上記測距回路209は、被写体までの距離
測定に必要なデータを上記M−μCOM201へ送出す
るもので、上記露出回路210は、上記M−μCOM2
01の制御信号に基づいて、絞りとシャッタの機能を持
つレンズシャッタ216を制御するものである。上記フ
ィルム制御回路211は、上記M−μCOM201の制
御信号に基づいて、フィルム102の自動巻上げ、巻戻
し等を行う。上記レンズ制御回路212は、上記M−μ
COM201の制御信号に基づいて、画像記録手段とし
ての撮影レンズ218を駆動する。そして、撮影レンズ
218を介して被写体像をフィルム102上に結像させ
る。
【0024】上記フィルム移動検出部215は、フィル
ム102の移動量に応じたパルス信号を、上記M−μC
OM201とD−μCOM214へ送出するものであ
る。上記M−μCOM201は、このパルス信号に基づ
いて自動巻上げ、巻戻しの制御を行う。
【0025】上記D−μCOM214は、データをフィ
ルム102へ写し込むためのマイクロコンピュータであ
る。このD−μCOM214は、上記M−μCOM20
1の制御信号に基づいて、データの文字,数字を含む記
号情報のパターンを光学的情報記録手段としてのデータ
書き込み装置601を用いて、フィルム102上へ写し
込む。なお、該データ書き込み装置601は、ドット付
き8セグメントLED611と612と写し込み用レン
ズ613と614とで構成される。そして、その写し込
み処理は、上記フィルム移動検出部215からのパルス
信号に同期して行われる。
【0026】また、発振子220は、上記D−μCOM
214の動作クロックを発生する。このクロックをカウ
ントすることにより、D−μCOM214は、“年”、
“月”、“日”、“時”、“分”の日付用のデータを作
成する。上記D−μCOM214に接続されるスイッチ
221、222、および、223は、それぞれモード
(MOD)スイッチ、セレクタ(SEL)スイッチ、ア
ジャスト(ADJ)スイッチである。これら3つのスイ
ッチを操作することで、撮影者は、日付写し込みモード
の選択(表3参照)と日付データの修正を実行すること
ができる。日付写し込みモードの選択状態と修正状態
は、上記日付表示回路208に表示されるので、撮影者
は、この表示を確認しながら上記3つのスイッチ22
1、222および223を操作すればよい。
【0027】上記D−μCOM214の動作は、4本の
制御信号ラインCLK、CEN、SCLK、SDATA
により、制御される。上記CLKラインは、M−μCO
M201からD−μCOM214へクロックを送出する
ために使用される。
【0028】また、上記D−μCOM214は、M−μ
COM201の動作動作停止中は、時計のカウント動作
のみを行っていればよい。したがって、発振子220の
動作クロックを用いて、必要最低限の動作を必要最低速
度で実行する。このことにより、システムの消費電流を
必要最小限に抑えることができる。しかしながら、M−
μCOM201の動作中は、時計のカウント動作以外
に、フィルム102への各種データの写し込み制御、撮
影者のスイッチ操作に基づく制御等を行う必要がある。
それ故、発振子220の動作クロックでは処理速度が遅
い。そこで、上記D−μCOM214は、M−μCOM
201から供給される動作クロックを用いて動作しなけ
ればならない。また、上記M−μCOM201からのク
ロックを高速動作時の動作クロックに利用する。
【0029】上記CENラインは、M−μCOM201
がD−μCOM214へ通信要求信号を送出するために
使用される。更に、SCLKラインとSDATAライン
は、シリアルデータを送出するために使用される相互行
信号ラインである。
【0030】図5〜図7は、パトローネをカメラ本体に
装填し、空送り動作を経て撮影準備状態に達するまでの
動きを説明する作用図である。上記図5に示すように撮
影者がカメラ本体501に設けられたパトローネ収容室
506にパトローネ101を装填すると、パトローネ1
01から突出しているフィルム102のリーダ部分に設
けられたパーフォレーション102aがカメラ本体側の
スプロケット502の1つの歯と係合する。
【0031】この状態で収容室フタ503を閉じると、
図6に示すように、スプロケット502はモータ511
の駆動力を伝達されてCCW(反時計回り)に回転す
る。このスプロケット502の回転に伴い、フィルム1
02がパトローネ101から引き出されて前進する。
【0032】フィルム102の進行状態は、図7に示す
ようにフィルム巻取りスプール室521の直前に設けら
れたモニタ手段(前記フィルム移動検出部215)でモ
ニタされている。このモニタ手段は、フォトリフレクタ
525と、フィルム通路をはさんだ反対側に設けられた
反射板526とからなる。フィルム先端がまだこのモニ
タ手段の位置まで達していない場合は、フォトリフレク
タ525の投光部から発せられた光は、すべて、反射板
526で反射されて、フォトリフレクタ525の受光部
に入射するが、フィルム102がフォトリフレクタ52
5と反射板526の間を通過している場合は、フィルム
102のパーフォレーション102aが通過する時しか
反射光は入射しない。反射光が間欠的になったことに応
答して、巻取りスプール522がモータ523の駆動力
によってCCWに回転する。
【0033】さらに、前進したフィルム102は、ガイ
ドローラ524によって巻取りスプール522の方向に
向きを変え、巻取りスプール522に接触すると、それ
に巻き取られる。前記フィルム移動量検出部215のモ
ニタ手段によって所定量の巻取りが完了したことが検出
されたら、モータ511、523は停止して、一連の初
期空送り動作を終了する。
【0034】なお、上記モニタ手段であるフィルム移動
量検出部には、フォトインタラプタを適用してもよい。
図8は、そのフォトインタラプタを適用した変形例のフ
ィルム移動量検出部の構成を示す斜視図である。この変
形例のパーフォレーション検出用フィルム移動量検出部
は、赤外発光ダイオード602とホトトランジスタ60
3より構成されるホトインタラプタを適用しており、フ
ィルム102を両側から挟み込んで配置される。そし
て、パーフォレーションが移動することにより、上記フ
ィルム102の移動に応じた信号が出力される。この信
号は、波形成形回路604によりパルス信号に波形成形
され、更に逓倍回路605により2倍のパルス信号に変
換される。このパルス信号をカウントすることで、M−
μCOM201とD−μCOM214は、フィルム10
2の移動量を知り、図9に示されるようなフィルム10
2に潜像データを写し込むデータ書き込み装置601に
対し、データ書き込みの際の同期信号を得ることにな
る。
【0035】さて、本実施例のカメラにおいて、前記デ
ータ書き込み装置601は、図9に示すように可視光で
発光するドット付き8セグメントLED611、612
とフィルム102の間に配置されたそれぞれの写し込み
用レンズ613、614を用いることによって、フィル
ム上へ各種データを潜像として写し込む。この写し込み
は、前記フィルム移動検出部215からのパルス信号に
同期して行われる。
【0036】図10は、前記図3の本実施例用35mm
ロールフィルム102の現像後のネガフィルム102A
に現れた潜像データの一例であり、前記8セグメントL
ED611、612により、写し込まれたデータの文字
・数字記号の実際の表示例を示している。上記図10の
フィルム102のフレームF1に撮影された像は、ポー
トレートであるが、前記図3の画像領域111の上下の
情報記録領域112b、112aに日付を始めとする各
種データが写し込まれており、現像の結果、各データが
人間が識別可能なドット付き8セグメントによる記号
(文字・数字を含む)112c,112d,112eと
して現れている。上記ドット付き8セグメントによる文
字・数字を含む各種記号は、図11に示す記号パターン
に示される。
【0037】さらに、上記情報記録領域112b,11
2aの外側の上下に現行35mmフィルムと同一のパー
フォレーション102aが配置され、さらに、その外側
には、潜像として、フィルムメーカーにより書き込まれ
たフィルム種別・ISO・駒数等の識別可能なデータと
バーコード化された情報が現れる。
【0038】上記フレームF1の次駒であるフレームF
2は、夜景を撮影したものである。このため、暗部が多
いことから、上記フレームF1と違い、フレームの始ま
りと終わりが識別できない。このような場合、情報記録
領域112a、112bに写し込んだフレームスタート
マーク112cとフレームエンドマーク112dを利用
することにより、確実なフレーム検出を可能にする。な
お、その他の記録情報の文字,記号と内容の関係につい
ては、表1,表2,表3等により後で説明する。
【0039】図12は、前記図3の本実施例用35mm
ロールフィルム102の全体を展開した状態とその各デ
ータ書き込み領域を示した展開図である。フィルム10
2は、データ書き込み領域に関して4つのエリアに大別
できる。すなわち、先端部から順次にリーダー部無情報
エリア102Aと、リーダー部情報エリア102Bと、
フレーム情報エリア102Cと、トレーラー情報エリア
102Dに分割される。
【0040】まず、上記リーダー部無情報エリア102
Aは、フィルム装填時に外光による露光の可能性がある
エリアで、フレーム1「1駒目」より少し前までのエリ
アである。上記エリア102Aに続くリーダー部情報エ
リア102Bは、上記エリア102Aの領域以降のフレ
ーム1までの間とする。このエリア102Bの上下の光
学的情報記録領域112bBと112aBには、例え
ば、従来の35mmフィルムとの識別用としての本提案
のフォーマットのデータの有無の判定情報、および、そ
の他の情報が書き込まれる。具体的には、次の表1の各
情報が記録される。
【0041】
【表1】
【0042】上記エリア102Bに続くフレーム情報エ
リア102Cは、各駒毎に設定されている。このエリア
102Cの下,上2つの領域の光学的情報記録領域11
2a,112bにフレームデータが書き込まれる。その
フレームデータは、表2に示す下方フレームデータ(LO
WER FRAME DATA)と、表3に示す上方フレームデータ
(UPPER FRAME DATA)である。1駒は8つのパーフォレ
ーション分で構成されるが、1つのパーフォレーション
につき2箇所のフレームデータが割付られる。したがっ
て、1駒当たり32ビット( BIT ) のデータ領域が確
保される。
【0043】なお、ここでいう1ビットとは、潜像で写
し込む1つの文字記号を意味しており、バイナリで定義
される1ビット(0,1状態)とは異なる。そして、こ
こでいう1ビットは、最大2の(セグメント数)乗の情
報を情報量として持つことができる。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】表4は、上記表2に示す下方情報記録領域
112aの下方ビットNO.5( L.BIT NO.5)の日付に
関する下方フレームデータがどのような意味に対応して
いるかを具体的に示した表である。該下方ビットNO.5
のデータは、1つは、日付モード(日本・米国・欧州方
式・時分)の選択と、他の1つは、プリント時の日付の
写し込み位置の選択を決定するものである。
【0047】なお、上記日付の写し込み位置は、カメラ
の縦位置撮影か横位置撮影かにより決定される。この決
定方法の変形例として、カメラに内蔵した天地方向セン
サを用いても良いし、使用者が入力しても良い。また、
上記上方情報記録領域112bには表3に示す情報以外
にプリント倍率情報が記録されてもよい。
【0048】
【表4】
【0049】前記フィルム102の最後の領域がトレー
ラ情報エリア102Dであるが、このエリアには、次の
各情報が書き込まれている。すなわち、 トータル枚数(実撮影の総枚数) フィルムエンドマーク 等が記録される。
【0050】以上説明したように本実施例のカメラにお
ける潜像データの書き込み装置の特徴は、図3に示すフ
ィルム102上の撮影画面領域111の上下のデータ写
し込み領域112b、112aに日付を始めとする各種
撮影、プリントデータが写し込まれており、現像の結
果、ユーザが識別可能なドット付き8セグメントの記号
(文字・数字・記号を含む)として現れている点であ
る。
【0051】さらに、本実施例のカメラによると、現行
の35mmフィルムと同一サイズのフィルム102を適
用可能であり、しかも、現行の35mmフィルムの撮影
画面領域内の一部の上下領域をプリント時に必要な情報
等のための光学情報記録領域に当てる。そして、該記録
領域を除いた領域を撮影画面領域とし、その画面領域を
必要に応じてカットすることによって、各種プリントサ
イズのプリントを得ることが可能としている。
【0052】なお、本実施例のカメラでは、写し込みL
EDとして最も基本的な形態である、上記ドット付8セ
グメントLED611、612を用いたが、アルファニ
ーメリックタイプやドットマトリックスタイプを用いる
ことによって、更に、情報量を増やして写し込むことも
可能である。また、潜像形成のために可視光を含む発光
スペクトルを持つ発光体であれば、上記LEDに対して
置き換えが可能である。
【0053】次に、本発明の一実施例のプリンタ装置に
ついて説明する。このプリンタ装置は、前記実施例のカ
メラによって撮影されたフィルム102の現像後のネガ
フィルム102A(図10参照)を用いて、そのネガフ
ィルム102Aに記録された情報に基づいた各プリント
を行うプリンタ装置である。
【0054】図13は、本実施例のプリント装置のブロ
ック構成図である。本実施例のプリント装置において
は、光源1003から照射された光は、シアン,マゼン
ダ,イエローの3つのフィルタ1005を透過した後、
拡散箱1006に入る。上記3つの色フィルタ1005
は、フィルタ調整部1004によって光路への挿入量が
調整され、これにより3色の割合が調整される。
【0055】上記拡散箱1006を出た光は、プリント
位置1040上に配置された前記ネガフィルム102A
を照明する。なお、このネガフィルム102Aは、モー
タ1010によって駆動される搬送ローラ1009の力
で矢印(→)方向に送られる。
【0056】プリントされるべき駒は、プリント位置1
040に達する前に情報読み取り手段としてのスキャナ
1008を通過する。上記スキャナ1008は、現像済
みネガフィルム102A上の画像記録領域111に記録
された画像と、光学的情報記録部である情報記録領域1
12a,112bに記録された文字コードを読み取り、
CPU1001へ送る。CPU1001は画像情報を基
に、プリント露光量と色補正量を算出して、上記の光源
1003の発光量やフィルタ1005の挿入量を制御す
るための信号を光源制御部1002とフィルタ調整部1
004に出力する。
【0057】ネガフィルム102Aを通過した光はズー
ムレンズ1011を介して、ペーパーマスク1021で
露光範囲が規制されたプリント位置1022上の印画紙
1020に達し、ネガフィルム102A上の画像を印画
紙1020上に露光する。
【0058】ここで、プリント倍率はズームレンズ10
11で調整される。このズームレンズ1011を駆動す
るのがモータ1012である。また、ペーパーマスク1
021は、モータ1017によって任意の大きさに調整
されるようになっている。これらは、すべてCPU10
01が制御する。
【0059】プリント倍率やマスク位置は、ネガフィル
ム102Aの情報記録領域に記録された文字コードをプ
リント条件設定手段を内蔵するCPU1001が判別し
て調整する。例えば、ハイビジョンサイズが指定されて
いれば、プリント時のアスペクト比が約1.8になるよ
うにズームレンズ1011とペーパーマスク1021を
適宜に調整する。
【0060】なお、印画紙1020は、モータ1018
によって駆動される搬送ローラ1019によってネガフ
ィルム102Aに同期して送られる。この制御もCPU
1001が行う。
【0061】ネガフィルム102Aの情報記録領域に写
し込まれている文字コードデータは、画像情報とともに
CUP1001に読み取られている。CPU1001は
この文字コードを解析して、印画紙1020上に転写す
るためのデータを生成して、転写手段としての転写制御
部1030に転送する。上記転写制御部1030は、転
写用レンズ1027の倍率をモータ1028で調整する
とともに、光源制御部1029を介して、光源1023
を制御する。転写すべきデータは、転写手段としての液
晶板1026に表示される。そして、光源1023から
発せられた光は、液晶板1026を通過し、転写手段と
しての転写用レンズ1027によって印画紙1020上
に液晶板1026上に表示されている文字を投影する。
【0062】以上のように本実施例のプリント装置は、
前記実施例のカメラで撮影したフィルム102を現像し
たネガフィルム102Aを用いて、その画像領域の画像
と情報記録領域の情報記録を基にして、プリント露光量
と色補正量を算出し、画像のプリントを行う。また、プ
リント倍率やプリントサイズ等は、情報記録領域にユー
ザが識別可能に写し込まれている文字,記号情報を読み
取り設定することができる。さらに、日付情報等印画紙
上に転写されるべきデータは、情報記録領域に写し込ま
れているデータを読み取り、指定された印画紙上の位置
に転写することが可能である。
【0063】次に、前記実施例のカメラに適用した小型
フィルムパトローネ101の構造と使用方法について詳
細に説明する。図14は、上記小型フィルムパトローネ
101の側面図であり、図15は、上記図14のA矢視
図、図16は、図14のB矢視図である。また、図17
は、上記パトローネ101に内蔵されるスプール700
の断面図である。
【0064】このフィルムパトローネ101は、外観的
にはユーザがフィルムの交換を行わない形式の使いきり
のカメラ、例えば、商品名「撮りっきりコニカ」(コニ
カ株式会社製)のカメラに内蔵されている小型パトロー
ネと略同じであるが、異なる点としては、パトローネ1
01内に挿入されるスプール700のハブ部705(図
17参照)がパトローネ端面703から外部に突出して
いないことと(図14参照)、上記スプール700の内
部には、後述するスプールアダプタ800(図18参
照)を差し込むと、簡単に折れる爪部702が配設され
ていることである。なお、上記小型パトローネ101に
は現行135型フィルムパトローネと同等のDX部70
6が印刷されている。
【0065】図18は、上記スプールアダプタ800の
断面図である。図19は、図18のA矢視図、図20
は、図18のB矢視図である。このスプールアダプタ8
00をパトローネ101のハブ部705側からその凹部
804をスプライン凸部701に嵌合させて挿入する。
そして、ハブ部705端面にハブ部底面805を当接さ
せる。このアダプタ装着により現行135型フィルムパ
トローネのハブと同位置にアダプタのハブ802を端面
より突出させることができる。
【0066】本実施例用の小型パトローネ101を従来
の135型フィルムパトローネを適用する従来のカメラ
に使用するには、上述のスプールアダプタ装着状態のパ
トローネ101を後述するパトローネアダプタ900
(図21,図22参照)に挿入することによって、外形
を上記従来の135型フィルムパトローネと同一形状と
し、それを従来のカメラに装填する。
【0067】なお、上述したように上記小型フィルムパ
トローネ101にスプールアダプタ800を挿入する
と、アダプタ800の凸部803がパトローネ102に
内蔵されているスプール700の爪部702に当接し
て、その爪が折れることになる。
【0068】したがって、ラボ店で上記パトローネ10
1を受け付け取った場合、パトローネ101内スプール
700の爪部702が折れているかどうかをチェックす
ることで、この小型フィルムパトローネ101が本実施
例の新型のカメラに装填して使用されたものか、あるい
は、従来のカメラで135型フィルムパトローネの代用
として使用されたものかを判別することができる。そし
て、ツメが折れていない場合は、そのフィルムパトロー
ネ101内の撮影済みフィルムを現像後、前述した実施
例のプリント装置による情報読み取り可能なラボシステ
ムでプリントして対応させることができる。
【0069】図21,図22は、上記フィルムパトロー
ネ101を現行135型フィルムパトローネと径寸法を
合わせるための前記パトローネアダプター900の断面
図と斜視図である。上記パトローネアダプタ900に上
記スプールアダプタ800が装着された小型フィルムパ
トローネ101を挿入する場合、図21に示すようにヒ
ンジ908で支持される蓋部材905を開放し、上記パ
トローネ101を挿入する。そして、蓋部材905を閉
じ、蓋部材の係止部901を係止溝902(図22参
照)に掛けて、閉止状態とする。
【0070】図23、図24は、上記パトローネアダプ
タ900に小型フィルムパトローネ101を挿入した状
態の側面図と断面図である。挿入されたフィルムパトロ
ーネ101は、アダプタ900の蓋部材905に支持さ
れる弾性材904で押圧されて、アダプタの外枠906
に取り付けられた補強材907で位置決めされる。この
状態ではアダプタ900の端面からスプールアダプタ8
00のハブ部802が突出した状態になり、現行135
型フィルムスプールと同一の形状となる。また、フィル
ム102はアダプタ900のクッション材903でガイ
ドされ、現行135型の場合と同じ位置に無理なく引っ
張り出される。
【0071】上記パトローネアダプタ900には、フィ
ルムパトローネ101のDXパターン706をアダプタ
外形に導電させるDX導電部材910が設けられてい
る。図25は、該DX導電部材910の展開図であり、
導電部910aと絶縁部910bとで構成される。上記
導電部910aは、例えば、ゼブラゴムで構成させる
(図26の断面図参照)。また、上記導電部材の変形例
として図27に示す接点構造導電部920を提案するこ
ともできる。この接点構造導電部920は、DXパター
ンに接触する接点部921が導電バネ922により押圧
される構造を有している。
【0072】(付記)上述の実施態様に基づいて、次に
示す構成をもつカメラ、または、プリント装置を提案す
ることができる。すなわち、 (1)光学的情報記録部を有するフィルムに被写体撮影
および情報記録され、さらに現像処理されたフィルムか
ら写真プリントを作成するプリント装置において、上記
フィルムの情報記録部に視認可能な状態で記録されてい
る文字および数字を含む記号情報を読み取る情報読取り
手段と、上記情報読取り手段で読み取った上記情報に基
づいて、被写体画像のプリント倍率、プリントサイズ、
色補正量、プリント露光量のプリント条件のうち少なく
とも1つを設定する設定手段と、を具備することを特徴
とするプリント装置。
【0073】(2)光学的情報記録部を有するフィルム
に被写体撮影および情報記録後、さらに現像処理された
フィルムから写真プリントを作成するプリント装置にお
いて、上記フィルムの情報記録部に視認可能な状態で記
録されている文字および数字を含む記号情報を読み取る
情報読み取り手段と、上記情報読み取り手段で読み取っ
た上記情報に基づいて、被写体画像のプリント条件を設
定する設定手段と、上記情報読み取り手段で読み取った
上記情報に基づいて、上記記号情報を加工し、プリント
上に転写する転写手段と、を具備することを特徴とする
プリント装置。
【0074】(3)従来使用されている135型フィル
ムを使用するとともに、フィルムに情報書き込み可能な
カメラと、被写体撮影および情報記録後、現像処理され
たフィルムから写真プリントを作成するプリント装置と
からなるカメラシステムにおいて、従来の通常画面領域
のフィルム幅方向の標準寸法(24mm)よりも小さい
領域に被写体像を露光する画像記録手段と、上記画像記
録手段による被写体画像領域以外のフィルム幅の空き領
域にプリント装置に伝達すべき情報を光学的に記録する
光学的情報記録手段とを有するカメラと、上記フィルム
の情報記録部に視認可能な状態で記録されている文字お
よび数字を含む記号情報を読み取る情報読み取り手段
と、上記情報読み取り手段で読み取った上記情報に基づ
いて、被写体画像のプリント条件を設定する設定手段と
を有するプリント装置と、を具備することを特徴とする
カメラシステム。
【0075】(4)付記(1)、(2)、(3)におい
て、上記情報読み取り手段は、さらに上記被写体画像を
読み取ることを特徴とするプリント装置又はカメラシス
テム。
【0076】(5)従来使用されている135型フィル
ムを使用するとともに、フィルムに情報書き込み可能な
カメラにおいて、従来の通常画面領域のフィルム幅方向
の標準寸法(24mm)よりも小さい領域に被写体像を
露光する画像記録手段と、上記画像記録手段によるフィ
ルム上の被写体画像領域外の上下の領域のうち少なくと
も一方にプリント装置に伝達すべき情報を光学的に記録
する光学的情報記録手段と、を具備することを特徴とす
るカメラ。
【0077】(6)付記(3)、(4)、(5)におい
て、上記光学的情報記録手段は上記フィルムに、フィル
ム現像後に視認可能となる潜像データとして写し込み、
情報を記録することを特徴とするカメラ。
【0078】(7)従来より寸法形状の異なる小型のフ
ィルムパトローネを従来のカメラに使用可能とするアダ
プターにおいて、上記パトローネを収納可能とするとと
もに、外形寸法形状及びフィルム出口位置を従来パトロ
ーネに略合致させたケースを具備することを特徴とする
パトローネ用アダプター。
【0079】(8)付記(7)において、さらに上記ケ
ースに設けられ、上記小型のフィルムパトローネが有す
るフィルム感度信号をカメラ側に伝達するフィルム感度
伝達手段を具備することを特徴とするパトローネ用アダ
プター。
【0080】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1に記載のカメラは、被写体画像領域以外のフィルム幅
の空き領域にプリント装置に伝達すべき情報を光学的に
記録するようにしたので、従来の35mmフィルムを適
用することが可能で、しかも、カメラの大型化、コスト
アップが避けられる。
【0081】本発明の請求項2に記載のカメラは、プリ
ントのためのフィルム上の記録情報がユーザに認識可能
であり、ユーザは安心して使用することができる。
【0082】本発明の請求項3に記載のプリント装置
は、光学的記録された情報に基づいて、プリントサイズ
等のプリント条件の設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカメラのブロック構成
図。
【図2】上記図1のカメラに適用される小型フィルムパ
トローネの斜視図。
【図3】上記図1のカメラに適用されるフィルムの一駒
毎のイメ−ジ図。
【図4】上記図1のカメラにおけるプリントサイズのイ
メージ図であって、(A)はハイビジョンサイズ、
(B)はパノラマサイズ、(C)はノーマルサイズを示
す。
【図5】上記図1のカメラにおいて、パトローネをカメ
ラ本体に装填した状態でのパトローネ室周り横断面図。
【図6】上記図1のカメラにおいて、パトローネ装填
後、収容室を閉じたときのパトローネ室周り横断面図。
【図7】上記図1のカメラにおいて、空送り動作を経て
撮影準備状態に達する状態のカメラ横断面図。
【図8】上記図1のカメラのフィルム移動量検出部にフ
ォトインタラプタを適用した変形例の構成を示す斜視
図。
【図9】上記図1のカメラにおけるデータ書き込み装置
周りの斜視図。
【図10】上記図1のカメラにおけるロールフィルムの
現像後のネガフィルムに現れた潜像記録データの一例。
【図11】上記図1のカメラに適用されるデータ書き込
み装置のドット付き8セグメントの記号パターン図。
【図12】上記図1のカメラに適用されるロールフィル
ムの全体を展開した状態とその各データ書き込み領域を
示した展開図。
【図13】本発明の一実施例のプリント装置のブロック
構成図。
【図14】上記図1のカメラに適用されるフィルムパト
ローネの側面図。
【図15】上記図14のA矢視図。
【図16】上記図14のB矢視図。
【図17】上記図14のフィルムパトローネに内蔵され
るスプール断面図。
【図18】上記図17のスプールに挿入されるスプール
アダプタ断面図。
【図19】上記図18のA矢視図。
【図20】上記図18のB矢視図。
【図21】上記図14のフィルムパトローネが挿入され
るパトローネアダプタ断面図。
【図22】図21のパトローネアダプタの斜視図。
【図23】上記図14のフィルムパトローネが挿入され
た上記図21のパトローネアダプタ側面図。
【図24】上記図14のフィルムパトローネが挿入され
た上記図21のパトローネアダプタ断面図。
【図25】上記図24のパトローネアダプタに取り付け
られるDX導電部材の展開図。
【図26】上記図25のDX導電部材の断面図。
【図27】上記図25のDX導電部材の変形例の断面
図。
【符号の説明】
111………画面記録領域(フィルム標準寸法より小さ
い領域) 112a,112b………光学的情報記録領域(フィル
ム幅空き領域) 218………撮影レンズ(画像記録手段) 601………データ書き込み装置(光学的情報記録手
段) 611,612………ドット付き8セグメントLED
(光学的情報記録手段) 613,614………写し込みレンズ(光学的情報記録
手段) 1008……スキャナ(情報読み取り手段) 1001……CPU(プリント条件設定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮沢 東 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 135型フィルム・パトローネに適用さ
    れる35mmフィルムと同一サイズのフィルムを使用す
    るとともに、フィルムに情報書き込み可能なカメラにお
    いて、 上記35mmフィルムにおける通常画面領域のフィルム
    幅方向の標準寸法(24mm)よりも小さい領域に被写
    体像を露光する画像記録手段と、 上記画像記録手段による被写体画像領域以外のフィルム
    幅の空き領域にプリント装置に伝達すべき情報を光学的
    に記録する光学的情報記録手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記光学的記録手段は、上記フィルムが
    現像された後に視認可能な文字および数字を含む記号情
    報として記録することを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 光学的情報記録部を有するフィルムに被
    写体撮影および情報記録後、さらに現像処理されたフィ
    ルムから写真プリントを作成するプリント装置におい
    て、 上記フィルムの情報記録部に視認可能な状態で記録され
    ている文字および数字を含む記号情報を読み取る情報読
    み取り手段と、 上記情報読み取り手段で読み取った前記情報に基づい
    て、被写体画像のプリント条件を設定する設定手段と、 を具備することを特徴とするプリント装置。
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