JPH08122936A - 写真焼き付け装置 - Google Patents

写真焼き付け装置

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JPH08122936A
JPH08122936A JP25576794A JP25576794A JPH08122936A JP H08122936 A JPH08122936 A JP H08122936A JP 25576794 A JP25576794 A JP 25576794A JP 25576794 A JP25576794 A JP 25576794A JP H08122936 A JPH08122936 A JP H08122936A
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JP
Japan
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film
photographic
feeding
information
light source
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JP25576794A
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English (en)
Inventor
Michio Nagai
通夫 永井
Kunio Shimoyama
邦夫 下山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アスペクト比の異なる撮影コマが混在したフィ
ルムでも、短時間で効率的に焼き付けを行うことが可能
な写真焼き付け装置を提供する。 【構成】1本の撮影フィルムの中の各駒の画面サイズの
縦寸法が等しく、横寸法が異なるようなアスペクト比の
異なった撮影駒が混在する撮影済みフィルム4Aの写真
焼き付け装置において、RGB光源56で照射された前
記フィルム面の画像を印画紙51上にスリット露光によ
り結像する光学系59とスリット遮光板60と、フィル
ム4Aを一定速度で前記露光中に給送移動するフィルム
給送制御装置53と、フィルム4Aの給送速度に同期さ
せて、印画紙51を給送移動する印画紙給送制御装置6
1を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼き付け装置、詳
しくは、撮影フィルムの中のそれぞれの駒の画面サイズ
の縦寸法が等しく、横寸法が異なるようなアスペクト比
の異なった撮影駒が混在するフィルムの写真焼き付け装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真焼き付け方法として提案され
た特開平3−92838号公報に開示されたものは、プ
リント倍率が異なる撮影駒が混在していた場合、フィル
ムを、まず、第1の方向に移送しながらフルサイズプリ
ントを行い、それ以外のサイズのプリントの情報は、読
み取って記憶しておき、それらの処理が終了した時点
で、次に、第2の方向にフィルムを移送し、以前記憶し
ておいた情報に基づいて、残りのトリミングプリントを
行う焼き付け方法に関するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平3−92838号公報に開示された写真焼き付け
方法では、少なくとも2回はフィルムの移送を行わなけ
ればならず、2度手間となる。また、トリミングのプリ
ント時には、いちいち撮影駒毎に撮影倍率を変えてやら
ねばならないので、時間が掛かり、かつ、制御が複雑と
なってしまう。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたもので、アスペクト比の異なる撮影コマが混在
したフィルムでも、短時間で効率的に焼き付けを行うこ
とが可能な写真焼き付け装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の写真焼き付け装置は、1本の撮影フィルムの中のそれ
ぞれの駒の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異な
るようなアスペクト比の異なった撮影駒が混在するフィ
ルムの写真焼き付け装置において、前記フィルムを連続
給送するとともに、印画紙をそれに同期させて給送しな
がら、写真焼き付け用の光源によりスリット露光を行う
ことでプリント画像を得る。
【0006】本発明の第2の写真焼き付け装置は、1本
の撮影フィルムの中のそれぞれの駒の画面サイズの縦寸
法が等しく、横寸法が異なるようなアスペクト比の異な
った撮影駒が混在するフィルムの写真焼き付け装置にお
いて、光源で照射された前記フィルム面の画像をプリン
ト印画紙上にスリット露光により結像するスリット露光
手段と、前記フィルムを一定速度で前記露光中に給送移
動するフィルム給送制御手段と、前記フィルムの給送速
度に同期させて、前記プリント印画紙を給送移動する印
画紙給送制御手段を具備する。上記フィルム給送手段に
よりフィルムを一定速度で給送するとともに、印画紙給
送制御手段により印画紙をフィルム速度に同期させて給
送しながら、スリット露光手段によりスリット露光を行
って、印画紙にプリントする。
【0007】本発明の第3の写真焼き付け装置は、1本
の撮影フィルムの中のそれぞれの駒の画面サイズの縦寸
法が等しく、横寸法が異なるようなアスペクト比の異な
った撮影駒が混在するとともに、画面外に各撮影駒の情
報を記録した情報記録部を有するフィルムの写真焼き付
け装置において、前記フィルムの画像を焼き付けるよう
照射する光源と、前記光源で照射された前記フィルム面
の画像をプリント印画紙上にスリット露光により結像露
光するスリット露光手段と、前記フィルムを一定速度で
前記露光中に給送移動するフィルム給送制御手段と、前
記フィルムの給送速度に同期させて、前記プリント印画
紙を給送移動する印画紙給送制御手段と、前記情報記録
部の情報を読み取る情報読み取り手段と、前記情報読み
取り手段による情報に基づき、前記光源を制御する光源
制御手段を具備する。上記フィルム給送手段によりフィ
ルムを一定速度で給送するとともに、印画紙給送制御手
段により印画紙をフィルム速度に同期させて給送しなが
ら、スリット露光手段によりスリット露光を行って、印
画紙にプリントするが、上記露光を行う光源は、フィル
ムの情報記録部に記録された情報に基づいて制御され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1実施例を示す写真焼き付け
装置のブロック構成図であり、本実施例の写真焼き付け
装置には後述する小型フィルムパトローネ1(図2、3
の外形図参照)に収納されたフィルム4を同じく後述す
るカメラ9(図6のブロック構成図参照)により撮影し
たネガフィルムに基づいてプリントを行うものであっ
て、その詳細な説明に先立って、上記小型フィルムパト
ローネ1,フィルム4、および、カメラ9等について説
明する。
【0009】図2,図3は、上記カメラ9に用いられる
写真フィルムパトローネの使用前の状態を示す斜視図で
ある。このフィルムパトローネ1では、パトローネ本体
2より初期ローディングのためと、フィルムパトローネ
が未使用であることを示すために、フィルム4の先端部
3が適量(先頭2列のパフォレーション15a程度)だ
け導出されている。パトローネ1の本体2は従来から使
用されている135型フィルム・パトローネ(JIS K 75
19)よりも細いものであり、また、ハブ2aの突起部も
突出量が少なくなっていることも特徴となっている。
【0010】パトローネ本体2内に収められているフィ
ルム4は、従来から広く使用されている135型フィル
ム・パトローネ(JIS K 7519)に収納される従来の35
mmフィルムとの現像機等における互換性等を考慮し
て、フィルム先端部3を除いてほぼ同一形状としてあ
る。
【0011】図4に上記フィルム4のフォーマットを示
す。フィルム4は、大きく分類するとリーダ部無情報エ
リア5、リーダ部情報エリア6、撮影エリア7、トレイ
ラーエンド部8の4つの部分で構成される。上記リーダ
部無情報エリア5は、主に写真フィルムパトローネ1を
適用するカメラ9への装填時における初期ローディング
のために用いられる部分であり、フィルム先端部2は、
フィルムの給送方向に対して垂直にカットされている。
上記リーダ部情報エリア6は、カメラのIDコード、
フィルムのフォーマット、その他のフィルム4全体に関
する情報を記録しておくためのエリアであり、その情報
記録エリア10に上記各情報の光学的記録を行う。
【0012】上記撮影エリア7は、撮影画像エリア1
1、および、撮影画像個々のデータを光学的に記録する
情報記録部としての情報記録エリア12からなる。そし
て、フィルム4の上記撮影エリア7の一コマを拡大して
示したものが図5である。なお、図21には比較のた
め、従来から広く使用されている前記従来の35mmフ
ィルム13のフォーマットの一コマを示してある。撮影
画像エリア11の縦の寸法は、上記図21の従来の撮影
画像エリア14と比較して上下各2mmずつ短くなって
おり、20mmとなっている。この画像エリア11は、
従来の35mmフィルム13のフォーマットにて、撮影
画像エリア14に対して、プリント焼き付け時に上下に
遮光マスクを被せてトリミングを行い、いわゆるアスペ
クト比が1.8のハイビジョンサイズとした時と同サイ
ズである。 撮影エリア11の横方向の長さは、従来の
撮影画像エリア14が36mmで固定であるのに対し、
パーフォレーション15のエッジに同期して可変とす
る。その範囲は、パーフォレーションエッジカウントに
して12〜24とする。
【0013】上記図5の例に示すように横の長さをパー
フォレーションエッジ15のカウント分とすると上記従
来の35mmフィルムのフォーマットのハイビジョンサ
イズと同等の画質が得られる。また、撮影画像エリア1
1の縦の長さを従来の撮影画像14と比較して上下各2
mmずつ短くして余った部分は、情報記録部としての情
報記録エリア12とし、その撮影コマの撮影画像サイ
ズ、撮影年月日、データの写し込みモード、露出補正デ
ータ、シャッタースピード、絞り値、逆光判別データ、
測光モード等のデータを光学的に記録するエリアとして
使用する。そして、最終部分のトレイラーエンド部8
は、いわゆる、フィルムのあまり部分である。
【0014】次に、上記フィルムパトローネ1が適用さ
れるカメラ9の構成の概要について、図6のブロック構
成図により説明する。上記カメラ9において、メインマ
イクロコンピュータ(以下、M−μCOMと略記する)
201は、カメラシステム全体のシーケンス制御や各種
の演算を行う。上記M−μCOM201には、表示回路
202、レリーズスイッチ203、設定スイッチ20
4、フィルム感度読取り回路205、測光処理回路20
6、記憶回路207、日付表示回路208、測距回路2
09、露出回路210、フィルム制御回路211、およ
び、レンズ制御回路212が、バスを介して結合されて
いる。また、上記M−μCOM201には、更にM−μ
COM201の動作クロックを発生する発振子213、
データ用マイクロコンピュータ(以下、D−μCOMと
略記する)214、および、モニタ手段としてのフィル
ム移動検出部215と結合している。
【0015】上記表示回路202は、カメラの動作モー
ド、露出データ、撮影フィルム駒数の表示を行う。ま
た、上記レリーズスイッチ203は、2段ストロークの
スイッチであり、1段目のスイッチのオンで測距が実行
され、2段目のスイッチのオンで露出動作が行われるよ
うになっている。また、上記設定スイッチ204は、カ
メラの動作モード設定に使用される。更に、上記フィル
ム感度読取り回路205は、フィルムのDXコードを読
取り、SV値信号をM−μCOM201へ送出するため
のものである。
【0016】上記記憶回路207は、フィルムの駒数や
カメラの動作モード等、電源がオフしていても記憶して
おく必要があるデータを記憶するための不揮発性メモリ
である。上記日付表示回路208は、上記D−μCOM
214からのデータに基づいて日付データの表示を行う
ものである。
【0017】上記測距回路209は、被写体までの距離
測定に必要なデータを上記M−μCOM201へ送出す
るもので、上記露出回路210は、上記M−μCOM2
01の制御信号に基づいて、絞りとシャッタの機能を持
つレンズシャッタ216を制御するものである。上記フ
ィルム制御回路211は、上記M−μCOM201の制
御信号に基づいて、フィルム4の自動巻上げ、巻戻し等
を行う。上記レンズ制御回路212は、上記M−μCO
M201の制御信号に基づいて、画像記録手段としての
撮影レンズ218を駆動する。そして、撮影レンズ21
8を介して被写体像をフィルム4上に結像させる。
【0018】上記フィルム移動検出部215は、フィル
ム4の移動量に応じたパルス信号を、上記M−μCOM
201とD−μCOM214へ送出するものである。上
記M−μCOM201は、このパルス信号に基づいて自
動巻上げ、巻戻しの制御を行う。
【0019】上記D−μCOM214は、データをフィ
ルム4へ写し込むためのマイクロコンピュータである。
このD−μCOM214は、上記M−μCOM201の
制御信号に基づいて、データの文字,数字を含む記号情
報のパターンを光学的情報記録手段としてのデータ書き
込み装置230を用いて、フィルム4上へ写し込む。な
お、該データ書き込み装置230は、ドット付き8セグ
メントLED218と写し込み用レンズ219とで構成
される。そして、その写し込み処理は、上記フィルム移
動検出部215からのパルス信号に同期して行われる。
【0020】また、発振子220は、上記D−μCOM
214の動作クロックを発生する。このクロックをカウ
ントすることにより、D−μCOM214は、“年”、
“月”、“日”、“時”、“分”の日付用のデータを作
成する。上記D−μCOM214に接続されるスイッチ
221、222、および、223は、それぞれモード
(MOD)スイッチ、セレクタ(SEL)スイッチ、ア
ジャスト(ADJ)スイッチである。これら3つのスイ
ッチを操作することで、撮影者は、日付写し込みモード
の選択と日付データの修正を実行することができる。日
付写し込みモードの選択状態と修正状態は、上記日付表
示回路208に表示されるので、撮影者は、この表示を
確認しながら上記3つのスイッチ221、222および
223を操作すればよい。
【0021】上記D−μCOM214の動作は、4本の
制御信号ラインCLK、CEN、SCLK、SDATA
により、制御される。上記CLKラインは、M−μCO
M201からD−μCOM214へクロックを送出する
ために使用される。上記CENラインは、M−μCOM
201がD−μCOM214へ通信要求信号を送出する
ために使用される。更に、SCLKラインとSDATA
ラインは、シリアルデータを送出するために使用される
相互行信号ラインである。
【0022】次に、上記カメラ9に上記写真フィルムパ
トローネ1を適用した場合の作用について、フィルムパ
トローネの装填から順次説明する。図7は、写真フィル
ムパトローネ1をカメラ9に装填する状態を示した斜視
図である。カメラ9のパトローネ室蓋17は、従来よく
見られたカメラ本体の背面部すべてが開く形式のもので
はなく、写真フィルムパトローネ1のカメラ9への装填
時に必要な一部分のみを開けば写真フィルムパトローネ
1の装填が可能となるような蓋部材である。もし、フィ
ルム詰まり等の異常が発生した場合には図8の側面図の
ようにさらに裏蓋21を開くことにより、トラブルに対
処できるようになっている。
【0023】このようにカメラの背面部がパトローネ室
蓋17および裏蓋21で構成されることにより、通常の
使用時にはシャッター幕等の内部機構は、ユーザーには
見えにくくなっており、不用意にシャッター幕等に触っ
てカメラを壊してしまうことを防止でき、また、内部機
構を遮蔽することにより、機械構造をよく理解できない
ような使用者に不安を与えることがなくなる。
【0024】写真フィルムパトローネ1のカメラ9への
装填は、図7中、矢印のような方向にパトローネ本体2
をパトローネ室18に納め、先端部3に露出しているパ
ーフォレーション19aを上下フィルム給送用歯車20
a,20bに係合させるようにして装填する。
【0025】以上のような方法で写真フィルムパトロー
ネ1の装填を行った状態をカメラ9上方よりみた断面図
として図9に示す。そして、図10は、図9の状態から
パトローネ室蓋17を閉じた直後の状態を示す図であ
る。パトローネ室蓋17が閉じたことをM−μCOM2
01で検知すると、上記上下フィルム給送用歯車20
a,20bである給送用歯車20がモーターM1の駆動
により矢印の方向に回転し、フィルム4がパトローネ本
体2内より導出される。
【0026】図11は、図10の状態からさらに時間が
経過してフィルム先端部3が、フィルム室23内のフィ
ルム巻取り用スプール22まで到達した状態を示す。ば
ね24はフィルム先端部3がフィルム巻取り用スプール
22に当て付くように付勢している。フィルム先端部3
がフィルム巻取り用スプール22に到達したら、給送用
歯車20でのフィルム4の導出を停止し、給送用歯車2
0をフリーな状態にして、以後のフィルム4の導出は、
モーターM2の駆動力によりフィルム巻取り用スプール
22を回転させて行う。
【0027】フィルム4の送り量検出用の前記送り量検
出部215について、図12の斜視図により説明する。
なお、図12中の矢印は、フィルム4の給送方向を示
す。上記検出部215は、赤外発光ダイオード25と、
ホトトランジスタ26と、波形整形回路28と、逓倍回
路29とで構成される。上記赤外発光ダイオード25
は、フィルム4のパーフォレーション15を通して、上
記ホトトランジスタ26と対向するように配置してあ
る。
【0028】赤外発光ダイオード25から発せられた光
は、パーフォレーション15を通してホトトランジスタ
26に入射し、出力信号S1を発生する。フィルム4の
給送中は、パーフォレーション15の移動により赤外発
光ダイオード25からホトトランジスタ26に届く光
は、遮光、透光を繰り返し、上記出力信号S1として、
H(HIGH)レベルの信号と、L(LOW )レベルの信号と
交互に出力される。この出力信号S1を波形整形回路2
8に入力し、その出力信号S2を逓倍回路29に入力す
る。そして、その出力S3を前記M−μCOM201で
読み取ることにより、フィルム4の給送量を検知する。
このようにしてフィルム4の給送量の検知を行いながら
一定量の給送を行う。
【0029】次に、上記のフィルム給送中、撮影に先だ
ってリーダー部情報エリア6の情報記録エリア10にデ
ータが前記情報記録用データ書き込み装置230により
光学的に書き込まれる。図13は、該情報記録用データ
書き込み装置230の光学系の斜視図を示す。該データ
書き込み装置230において、2つのドット付き8セグ
メントLED218から発せられた光は、それぞれ2つ
の写し込みレンズ219によりフィルム面上の情報記録
エリア10上に結像する。なお、後述するように撮影中
のフィルム給送時にも上記同様の方法で撮影エリア7上
の情報記録エリア12に情報記録が行われる。
【0030】図14は、情報記録後のフィルム4のパフ
ォレーション15周りに書き込まれたセグメントデータ
を拡大した図である。本図に示すように各データの書き
込みは、パーフォレーション15のエッジ30に同期し
て行われる。該パーフォレーションエッジ30の検出
は、前記フィルム送り量検出部215を兼用させて検出
を行う。すなわち、図12の波形整形回路28の出力信
号S2の立ち上がり、および、立ち下がりを検出するこ
とによって行う。
【0031】このようにして、上記リーダー部情報エリ
ア6の情報記録エリア10にカメラのIDコード、フィ
ルムのフォーマット、その他のフィルム4に関わる情報
を光学的に記録する。
【0032】次に、カメラ9により被写体を撮影すると
きの動作を説明すると、まず、撮影者は、カメラ9の不
図示のアスペクト比設定ボタンにより撮影画面のアスペ
クト比を決定する。撮影者がレリーズスイッチ203
(図6参照)を半押しするとカメラは測距、測光等を行
い、さらに、レリーズスイッチ203を全押しすると被
写画像の露光が行われる。
【0033】図15,図16は、カメラ9による撮影動
作時のフィルムの給送状態の概略を示す図であり、その
うち図15は、露光開始前の状態を撮影レンズ側から見
た状態図である。図中、符号33は前撮影コマを示して
いる。この状態では、撮影しようとするコマの給送方向
側の先端34は、最小アスペクト比で撮影した場合の位
置で停止している。
【0034】なお、本図に示す遮光マスク32a、32
bは、お互いに逆方向に動くように連動しておりフィル
ム4の給送方向にスライドが可能となっており、撮影者
が不図示の前記アスペクト比設定スイッチを操作するこ
とにより移動するものとする。
【0035】撮影に際して、撮影者が撮影アスペクト比
の設定を完了し、カメラ9の遮光マスク32a,32b
を適切な位置に配置したのち、レリーズスイッチ203
を半押しすると、該レリーズスイッチの半押しによりカ
メラ9は測光、測距等の各種演算を行う。続いて、撮影
者がレリーズスイッチ203を全押ししたことをカメラ
9が検知すると、撮影コマの先端34を撮影マスク32
aの撮影画面端35とほぼ一致するようにフィルム4を
給送する(図16に示す状態)。そして、その位置でフ
ィルムを固定しフィルム4を露光させ、フィルム4に撮
影画像を写し込む。
【0036】その後、前記図15の状態になるまでフィ
ルム4を給送しするが、同時に、リーダー部情報エリア
6の情報記録エリア10に情報を記録した場合と同様の
方法で情報記録エリア12に撮影記録情報を書き込む。
【0037】図17は、現像した状態の撮影済みフィル
ム4Aの撮影エリア7の拡大図である。情報記録エリア
12のうち、下方記録情報エリア12aには、コマ端マ
ーク38、39が書き込まれており、その他の記号は左
から2けた分ずつ順に、年、月、日、時、分が書き込ま
れ、最後の1桁は、データ写し込みモード情報が書き込
まれる。該データ写し込みモード情報とは、後述する写
真焼き付け装置での写真プリント時に撮影日時表示をど
のような書式で、どのような位置に写し込みを行うかと
いうのを示す情報である。なお、上記データの書き込み
は、図17上、右詰めで行う。
【0038】一方、情報記録エリア12のうち、上方記
録情報エリア12bには、フィルム端マーク40、41
の他に、上記下方記録情報エリア12aには含まれてい
ない情報、すなわち、露出補正データ、測光モード、ス
トロボ発光のオン,オフ、逆光検知データ、シャッタス
ピード、絞り値、フレームNo.等の情報が書き込まれ
る。
【0039】以上のような撮影動作を繰り返し、一コマ
送り時にフィルム4が終端まで巻かれたフィルム4が突
っ張ってしまったときには、フィルム終了を撮影者に伝
達しフィルム4を巻き戻す。また、撮影動作時、シャッ
ターボタン全押し直後のフィルム給送時にフィルム4が
終了し突っ張ってしまった場合には、フィルム4が終了
してしまったことを撮影者に警告し、アスペクト比を最
小とすれば残り1枚のみ撮影が可能である旨を撮影者に
伝える。そして、さらに撮影者がシャッターボタンを全
押ししたなら、アスペクト比を最小にして撮影動作を行
い、その後、フィルムの巻き戻しを行う。もし、撮影の
必要がなければ、撮影者は不図示の強制巻き戻しスイッ
チによりフィルムの巻き戻しを行う。なお、露光を終え
たフィルム4は、すべてパトローネ本体2内に収められ
る。
【0040】次に、本発明の第1実施例である写真焼き
付け装置50について説明する。◎本実施例の写真焼き
付け装置50は、上記カメラ9による撮影、現像済みの
フィルム4A、および、プリント用印画紙51を連続給
送しながら、後述するスリット露光方式によりプリント
を行う装置である。図1は、その写真焼き付け装置50
の概略のブロック構成図である。
【0041】本装置において、CPU52は各種センサ
ー、および、制御装置に接続されていてそれらの制御を
行っている。また、フィルム給送制御手段としてのフィ
ルム給送制御装置53は、CPU52からの信号を受
け、上記撮影済みフィルム4Aの速度を一定に保ちなが
ら給送を行う。
【0042】情報読み取り手段としてのスキャナ54
は、撮影済みフィルム4Aの各撮影駒一駒毎に記録情
報、および、撮影画像の色情報などを読み取り、それら
の情報をCPU52に送信する。光源58は、上記スキ
ャナ54でのフィルム情報の読み取りを補助するための
光源である。
【0043】スキャナ54から読み取られた情報は、光
源制御手段を内蔵するCPU52内においてフィルム4
Aの給送速度も考慮し、各補正に関する演算が行われ
る。演算結果は、光源制御手段としての色補正装置55
に送られる。色補正装置55は、その対応するコマの信
号を受け、撮影駒毎に接続されているRGB光源56の
色調および光量を調節する。なお、本実施例ではRGB
光源56としてLEDを採用している。このLEDは、
輝度制御を行う場合、そのLEDに流れる電流を制御す
ればよいため、制御し易いものである。そして、上記R
GB光源56から発せられた光は、カラーミキサー57
により色の調合を行い、フィルム4A面に投影される。
【0044】フィルム4A面を通過した光は、スリット
露光手段として光学系59とスリット遮光板60を透過
して、プリント用印画紙51上に結像する。ここで、光
はスリット遮光板60を通過するため、図中一点鎖線で
示した線上にしか露光されない。
【0045】そこで、フィルム4Aを連続的に一定速度
で給送してやり、その給送する速度に同期させて、印画
紙51を印画紙給送制御手段としての給送制御装置61
により給送する。その給送動作により印画紙51上にフ
ィルム4Aの引き伸ばし画像を焼き付けることができ
る。以下、この露光方式をスリット露光方式と記述す
る。また、上述のフィルム給送速度に印画紙給送を同期
させることは、フィルム給送速度にプリント倍率を乗じ
た速度で印画紙51を給送させることである。
【0046】記録手段としての印刷装置62は、撮影済
フィルム4Aより上記スキャナ54で読み取った情報を
フィルム面上に直接印刷するためのものである。図17
に示すフィルム4Aを上記印刷装置62に通した状態の
フィルム4Aの例を図18に示す。フィルム4には各種
の情報がフィルム面上に光学的に記録されているが、図
17に示すような撮影済みフィルム4Aを見ても記録デ
ータ自体の大きさが縦方向で2mm弱であり、とても小
さく、フィルムの確認等をするときに不便であるため、
特に利用性の高い記録情報を利用者に見易いように、上
記印刷装置62により、フィルム4A上に印刷する。上
記図18の例では、撮影駒ナンバー63、撮影画面サイ
ズ64、撮影時間情報65を印刷したものである。
【0047】記録手段としてのデータ写し込みモジュー
ル66は、フィルム面より上記スキャナ54で読み取っ
た撮影時間情報および撮影モード情報をもとに印画紙5
1に焼き付けを行うためのものである。現像機68は、
上記露光済の印画紙を現像し、指定サイズにカットし、
ためておくためのものである。
【0048】以上説明したように、本実施例の写真焼き
付け装置50は、撮影済みフィルム4Aと印画紙51の
給送を同期させた速度で給送させながら、スリット露光
によりフィルム上の画像を焼き付けて行く。したがっ
て、同一のフィルム4A上に、アスペクト比の異なる、
すなわち、プリントサイズの異なる撮影画面や、引き伸
ばし倍率の異なるもの、あるいは、露光条件の異なるも
の等が混在していたとしても、それらのプリント条件等
のフィルム上の記録情報を読み取り、そのデータに基づ
き、一回の給送動作でプリントを行うことができ、従来
の焼き付け装置のように2回以上の移送を必要とせず、
短時間にプリントすることが可能となる。
【0049】また、撮影駒ナンバー情報、撮影画面サイ
ズ情報、撮影時間情報、あるいは、撮影モード情報等
は、フィルム4A、および、印画紙51上に見やすい状
態で印刷される。
【0050】次に、本発明の第2実施例の写真焼き付け
装置について図19のブロック構成図により説明する。
なお、本実施例の写真焼き付け装置69における構成部
材のうち、前記第1実施例の写真焼き付け装置50のも
のと同一の構成部材については、前記第1実施例のもの
と同一の符号を付与し、説明は省略する。
【0051】本実施例の写真焼き付け装置69は、基本
的には前記第1実施例の写真焼き付け装置50の焼き付
け光学系を変形させたものである。図19のブロック構
成図に示すように、本実施例の焼き付け装置69におい
ては、3つの白色光源71が配置され、その光は、各々
光源制御手段としてのシアンフィルタ72、マゼンダフ
ィルタ73、イエロフィルタ74を通して、現像済みフ
ィルム4Aの別々のフィルム面に照射されている。そし
て、その透過光は、それぞれのスリット露光手段として
の複数の光学系59および複数のスリットを有するスリ
ット遮光板60Aを通り印画紙51上にて結像される。
色調の調整は、CPU52からの信号を受け、光源制御
手段としての色補正装置70に制御されている白色光源
71の光量調整、または、シアンフィルタ72、マゼン
ダフィルタ73、イエロフィルタ74の濃度調整により
行う。
【0052】次に、本発明の第3実施例の写真焼き付け
装置について、図20のブロック構成図により説明す
る。なお、本実施例の写真焼き付け装置75の構成部材
のうち、前記第1実施例の写真焼き付け装置50と同一
の構成部材についても、前記第1実施例の焼き付け装置
50と同一の符号を付与し、説明は省略する。
【0053】本実施例の写真焼き付け装置75も、基本
的には前記第1実施例の写真焼き付け装置50の焼き付
け光学系を変形したもので、前記第2実施例の焼き付け
装置69をさらに簡略化したものである。すなわち、本
実施例の装置においては、白色光源71は単一とし、そ
こから発した光は、光源制御手段としてのシアンフィル
タ72、マゼンダフィルタ73、イエロフィルタ74を
透過して、現像済みフィルム4Aのフィルム面に入射
し、スリット露光手段としての光学系59、スリット遮
光板60を通して印画紙51上で結像される。
【0054】上記CMY(シアン,マゼンダ,イエロ)
の各フィルターはそれぞれ挿入位置によって濃度を変え
てあるので各フィルタを挿入する度合いにより色調の調
節が可能になっている。したがって、光源制御手段とし
ての色補正装置76は、CPU52からの信号を受け、
白色光源71、例えば、白色電球の光量、CMYの各フ
ィルターの位置制御を行う。
【0055】以上のような構成をとることにより、本実
施例の写真焼き付け装置75は、前記第2実施例の焼き
付け装置69に比較して、光源と光学系が一組で済み、
構成がより簡単になり、コスト的、また、スペ−ス的に
有利となる。
【0056】(付記)上述の実施態様に基づいて、次の
ような構成を有する写真焼き付け装置を提案することが
できる。すなわち、 (1)1本の撮影フィルムの中のそれぞれの駒の画面サ
イズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるようなアスペク
ト比の異なった撮影駒が混在するフィルムの写真焼き付
け装置において、前記フィルムを連続給送しながら、こ
の給送する速度に同期させて印画紙を給送させて、写真
焼き付け用の光源によりスリット露光を行うことを特徴
とする写真焼き付け装置。
【0057】(2)1本の撮影フィルムの中のそれぞれ
の駒の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるよ
うなアスペクト比の異なった撮影駒が混在するフィルム
の写真焼き付け装置において、光源で照射された前記フ
ィルム面の画像をプリント印画紙上にスリット露光によ
り結像するスリット露光手段と、前記フィルムを一定速
度で前記露光中に給送移動するフィルム給送制御手段
と、前記フィルムの給送速度に同期させて、前記プリン
ト印画紙を給送移動する印画紙給送制御手段と、を具備
することを特徴とする写真焼き付け装置。
【0058】(3)1本の撮影フィルムの中のそれぞれ
の駒の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるよ
うなアスペクト比の異なった撮影駒が混在するととも
に、画面外に各撮影駒の情報を記録した情報記録部を有
するフィルムの写真焼き付け装置において、前記フィル
ムの画像を焼き付けるよう照射する光源と、前記光源で
照射された前記フィルム面の画像をプリント印画紙上に
スリット露光により結像露光するスリット露光手段と、
前記フィルムを一定速度で前記露光中に給送移動するフ
ィルム給送制御手段と、前記フィルムの給送速度に同期
させて、前記プリント印画紙を給送移動する印画紙給送
制御手段と、前記情報記録部の情報を読み取る情報読み
取り手段と、前記情報読み取り手段による情報に基づ
き、前記光源を制御する光源制御手段と、を具備するこ
とを特徴とする写真焼き付け装置。
【0059】(4)付記(1)または(3)において、
前記光源は、RGB光源であることを特徴とする写真焼
き付け装置。
【0060】(5)付記(3)または(4)において、
前記光源制御手段は、前記情報読み取り手段による情報
に基づき、光源の色調および光量を調節することを特徴
とする写真焼き付け装置。
【0061】(6)付記(1)または(3)において、
前記光源制御手段は前記光源を白色光とし、その照射光
軸上にシアン、マゼンダ、イエロのフィルタを介在させ
たことを特徴とする写真焼き付け装置。
【0062】(7)付記(6)において、前記光源制御
手段は、前記情報読み取り手段による情報に基づき、光
源の光量および前記各フィルターの濃度を選択し、色調
の調節することを特徴とする写真焼き付け装置。
【0063】(8)1本の撮影フィルムの中のそれぞれ
の駒の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるよ
うなアスペクト比の異なった撮影駒が混在するととも
に、画面外に各撮影駒の情報を光学的に記録した情報記
録部を有するフィルムの写真焼き付け装置において、光
源で照射された前記フィルム面の画像をプリント印画紙
上にスリット露光により結像露光するスリット露光手段
と、前記フィルムを一定速度で前記露光中に給送移動す
るフィルム給送制御手段と、前記フィルムの給送速度に
同期させて、前記プリント印画紙を給送移動する印画紙
給送制御手段と、前記情報記録部の情報を光学的に読み
取る情報読み取り手段と、前記情報読み取り手段による
情報を基に、その駒の情報をフィルムまたは印画紙上に
視認可能に記録表示する記録手段と、を具備することを
特徴とする写真焼き付け装置。
【0064】(9)1本の撮影フィルムの中のそれぞれ
の駒の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるよ
うなアスペクト比の異なった撮影駒が混在するととも
に、画面外に各撮影駒の情報を光学的に記録した情報記
録部を有するフィルムの写真焼き付け装置において、前
記情報記録部の情報を光学的に読み取る情報読み取り手
段と、前記情報読み取り手段による駒の情報を基に、そ
の駒の情報をフィルム上に視認可能に印刷する情報印刷
手段と、を具備することを特徴とする写真焼き付け装
置。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1,2に記載の写真焼き付け装置は、フィルムを連続給
送しながら、プリント用印画紙を同期させ、スリット露
光によりプリント画像を得るようにしているため、アス
ペクト比の異なる撮影駒が混在しているフィルムでも引
き伸ばし倍率を変更する等の複雑な制御をしなくても、
連続して焼き付けを行うことができ、また、焼き付けに
要する時間も短縮することができる。
【0066】本発明の請求項3に記載の写真焼き付け装
置は、フィルムを連続給送しながら、プリント用印画紙
を同期させ、スリット露光によりプリント画像を得るよ
うにし、一方、アスペクト比情報や露光に関する記録情
報をフィルムより読み出して、それらの情報に基づい
て、光源の制御等を実行するので、アスペクト比の異な
る撮影駒が混在しているフィルムや撮影駒により焼き付
け条件が異なっているような場合であっても、複雑な制
御をすることなく、連続して焼き付けを行うことがで
き、また、焼き付けに要する時間も短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す写真焼き付け装置の
ブロック構成図。
【図2】上記図1の写真焼き付け装置に適用されるフィ
ルムが収納される写真フィルムパトローネの横方向の斜
視図。
【図3】上記図1の写真焼き付け装置に適用されるフィ
ルムが収納される写真フィルムパトローネの縦方向の斜
視図。
【図4】上記図2の写真フィルムパトローネに収納され
るロールフィルムの全体を展開した状態とその各データ
書き込み領域を示した展開図。
【図5】上記図4のフィルムの撮影エリアの一コマを拡
大して示した図。
【図6】上記図2の写真フィルムパトローネが適用され
るカメラのブロック構成図。
【図7】上記図6のカメラに上記図2の写真フィルムパ
トローネを装填する状態を示した斜視図。
【図8】上記図6のカメラの裏蓋を開放した状態での側
面図。
【図9】上記図6のカメラで写真フィルムパトローネの
装填を行った状態での断面図。
【図10】上記図6のカメラで上記図9の状態からパト
ローネ蓋を閉じた状態での断面図。
【図11】上記図6のカメラで上記図10の状態からフ
ィルムの初期給送を行った状態での断面図。
【図12】上記図6のカメラのフィルム移動量検出部の
構成を示す斜視図。
【図13】上記図6のカメラの情報記録用データ書き込
み装置の光学系の斜視図。
【図14】上記図6のカメラにおいて、情報記録後のフ
ィルムのパフォレーション周りに書き込まれたセグメン
トデータを拡大した図。
【図15】上記図6のカメラにおける撮影動作時の露光
開始前の状態を撮影レンズ側から見た状態図。
【図16】上記図6のカメラにおける露光の状態を撮影
レンズ側から見た状態図。
【図17】上記図6のカメラにおいて撮影後のフィルム
の撮影エリアの拡大図。
【図18】上記図1の写真焼き付け装置において、現像
したフィルムに日付等の記録情報を印刷した状態の撮影
エリアの拡大図。
【図19】本発明の第2実施例の写真焼き付け装置のブ
ロック構成図。
【図20】本発明の第3実施例の写真焼き付け装置のブ
ロック構成図。
【図21】従来の135型フィルムパトローネに収納さ
れる35mmフィルムの撮影エリア1駒分の拡大図。
【符号の説明】
10,12…情報記録エリア(情報記録部) 12a………下方情報記録エリア(情報記録部) 12b………上方情報記録エリア(情報記録部) 50,69,75……写真焼き付け装置 53…………フィルム給送制御装置(フィルム給送制御
手段) 54…………スキャナ(情報読み取り手段) 55,70,76……色補正装置(光源制御手段) 56…………RBG光源(光源) 59…………光学系(スリット露光手段) 60,60A……スリット遮光板(スリット露光手段) 61…………印画紙給送制御装置(印画紙給送制御手
段) 71…………白色光源(光源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の撮影フィルムの中のそれぞれの駒
    の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるような
    アスペクト比の異なった撮影駒が混在するフィルムの写
    真焼き付け装置において、 前記フィルムを連続給送するとともに、印画紙をそれに
    同期させて給送しながら、写真焼き付け用の光源により
    スリット露光を行うことでプリント画像を得ることを特
    徴とする写真焼き付け装置。
  2. 【請求項2】 1本の撮影フィルムの中のそれぞれの駒
    の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるような
    アスペクト比の異なった撮影駒が混在するフィルムの写
    真焼き付け装置において、 光源で照射された前記フィルム面の画像をプリント印画
    紙上にスリット露光により結像するスリット露光手段
    と、 前記フィルムを一定速度で前記露光中に給送移動するフ
    ィルム給送制御手段と、 前記フィルムの給送速度に同期させて、前記プリント印
    画紙を給送移動する印画紙給送制御手段と、 を具備することを特徴とする写真焼き付け装置。
  3. 【請求項3】 1本の撮影フィルムの中のそれぞれの駒
    の画面サイズの縦寸法が等しく、横寸法が異なるような
    アスペクト比の異なった撮影駒が混在するとともに、画
    面外に各撮影駒の情報を記録した情報記録部を有するフ
    ィルムの写真焼き付け装置において、 前記フィルムの画像を焼き付けるよう照射する光源と、 前記光源で照射された前記フィルム面の画像をプリント
    印画紙上にスリット露光により結像露光するスリット露
    光手段と、 前記フィルムを一定速度で前記露光中に給送移動するフ
    ィルム給送制御手段と、 前記フィルムの給送速度に同期させて、前記プリント印
    画紙を給送移動する印画紙給送制御手段と、 前記情報記録部の情報を読み取る情報読み取り手段と、 前記情報読み取り手段による情報に基づき、前記光源を
    制御する光源制御手段と、 を具備することを特徴とする写真焼き付け装置。
JP25576794A 1994-10-20 1994-10-20 写真焼き付け装置 Withdrawn JPH08122936A (ja)

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