JPS62133439A - 原画フイルム周辺情報読取装置 - Google Patents

原画フイルム周辺情報読取装置

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JPS62133439A
JPS62133439A JP27399785A JP27399785A JPS62133439A JP S62133439 A JPS62133439 A JP S62133439A JP 27399785 A JP27399785 A JP 27399785A JP 27399785 A JP27399785 A JP 27399785A JP S62133439 A JPS62133439 A JP S62133439A
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original film
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light
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JP27399785A
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Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、写真焼付装置に用いる原画フィルムに設け
られたバーコード等の原画フィルム周辺情報を読取るこ
とが出来る原画フィルム周辺情報読取装置に関する。
(従来の技術) 写真焼付装置を用いて原画フィルムのコマ画像を印画紙
に焼付する際には、その原画フィルムの製造メーカ及び
感度等に応じた最適な露光条件を選択する必要がある。
この目的のため写真焼付装置に設けられた露光制御部の
メモリには、原画フィルムの種類に応じた多数の露光条
件が予め・プログラムされチャンネル分けされている。
従って、従来は先ず作業者が原画フィルムに表示された
その原画フィルムの製造メーカ及び感度等を識別し、キ
ーボード等を用いて手動でこの識別情報を露光制御部に
入力し、この識別情報に基づいてその原画フィルムに適
した露光条件のプログラムされたチャンネルを呼び出し
ていた。
又、チャンネルを選択する別の方法としては、原画フィ
ルムに設けられたバーコードを読取りこの情報によりチ
ャンネルを選択する方法がある。
近年製造されているフィルムには、フィルム処理及び焼
付処理作業の自動化を目的として、フィルム自体にその
フィルムの製造メーカ、感度等を表わし現像処理後に画
像となって現われる潜像のバーコードが設けられている
。第9図(A)はこのようなバーコードの設けられた現
像済の35mm原画フィルム11の一部分を示したもの
で、コマ画像13の周辺には原画フィルム周辺情報とし
てのバーコード15及びコマ番号17(図中、x、xx
で示しである)等が、パーフォレーション18に沿いか
つこのパーフォレーショ・ン19と、原画フィルム11
の端部との間の端縁部に所定の位置関係で設けられてい
る。尚、第9図(B)は八−コード15を拡大して示す
平面図である。バーコード15は、スタートマーク21
と、原画フィルムの製造メーカ等を示すデータマーク2
3と、エンドマーク25とが設けられた情報トラック2
7及びこの情報トラック27に対応する同期トラック2
9で構成されている。
従って、通常のバーコード読取り方法としては、バーコ
ード15を別途設けた専用のバーコードリーグ装置で読
取り、この情報を情報伝達媒体により露光制御部に伝達
して、この原画フィルムに適した露光条件のプログラム
されたチャンネルをメモリから自動的に呼び出していた
このように手動又は自動により原画フィルムに適した露
光条件のプログラムされたチャンネルを選択して写真焼
付装置の露光準備が完了する。
次に、原画フィルム11を写真焼付装置のネガキャリア
に載置して露光を開始すると、写真焼付装置に設けられ
た測光装置例えば原画フィルム11の一コマの画面全体
の透過濃度(LATD :LargeArea Xra
nsmittance Densit2 )の測光装置
により現時点で焼付用原画としているコマ画像の測光を
行い、そのコブ画像が撮影された際の露光量の過不足に
応じて、そのコマ画像に適した露光条件となるよう露光
制御部のプログラムに従って補正を行いながら露光を行
っていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、そのコマ画像を含む原画フィルムに応じ
た適切な露光条件のプログラムが選択されていない場合
は、写真焼付装置により露光条件をいかにそのコマ画像
に適するよう補正を行なおうとしても適切な補正を行う
ことが出来ない。
従来のように作業者が原画フィルムの種類を一件分毎に
識別し、その識別情報を写真焼付装置に入力して、その
原画フィルムに最適な露光条件のプログラムを選択する
方法は、多種類のフィルムが使用されている現在、作業
が煩雑になりフィルムの識別間違えや識別情報の誤入力
を招き易い。
、このため、不適切な露光条件で露光が行われた場合は
1品質の悪い写真、又は全く製品価値のない写真を製作
してしまうという問題点があった。
又、バーコードを別途設けた八−コードリーダ装置で読
取って原画フィルムの最適露光条件のプログラムを選択
する方法は、主として長尺又は長巻きのフィルムに適し
ており、短尺又は−コマカットの原画フィルムへの対応
が困難であるという問題点があった。さらに、この方法
では、バーコードの読取り作業と、写真焼付作業とが別
々の装置で行われるため、装置の設m費用がかかること
、原画フィルムを移動する時間や手間がかかること、原
画フィルムを取り違えた場合に入力情報と対応しない原
画フィルムを間違えて焼付処理してしまうこと等の問題
点があった。
さらに、一般的な写真焼付装置では原画フィルムを写真
焼付装置のネガキャリアに載置する際、原画フィルムの
表裏及び上下方向の判定を目視によって行うようにして
おり、原画フィルムを誤って載置した場合は裏焼きやコ
マ画像が倒立状態で測光されてしまうという問題点があ
った。このため、裏焼きは画像が反転しているから再度
焼き直しを行う必要があり、又、倒立状態のコマ画像を
測光した場合は焼付露光量及び補正量の決定上支障が生
じることもある。
この発明の目的は、上述した問題点を解決し。
原画フィルム用照明光を用いて原画フィルムに設けられ
た八−コード等の原画フィルム周辺情報を読取ることが
出来る。簡易な構成の原画フィルム周辺情報読取装置を
提供することにあり、この装置により写真焼付の作業性
の向上及び写真焼付の不良の低減を図ることが出来る。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の原画フィルム周
辺情報読取装置は、原画フィルムを照明する光源と、こ
のa画フィルムの端縁部の原画フィルム周辺情報が設け
られた領域に対して、光源とは反対側の原画フィルム面
で密着した反射手段と、この反射手段により反射された
前述の光源からの光を結像する結像手段と、この結像手
段で案内された反射光を受光する受光手段とを具えたこ
とを特徴とする。
この発明の実施に当り、反射手段を、前記原画フィルム
を用いて写真焼付を行う写真焼付装置のネガキャリアに
設けた反射板を以って構成するのが好適である。
この発明の実施に当り、結像手段を、球面レンズ又は非
球面レンズからなる縮小結像系を以って構成するのが好
適である。
この発明の実施に当り、結像手段を、等倍結像レンズア
レイを以って構成するのが好適である。
この発明の実施に当り、光源と、反射手段との間の光路
中に1反射手段からの反射光を受光手段に導くための反
射鏡又は半透鏡を設けても良い。
この発明の実施に当り、受光手段は原画フィルムを画素
毎に検出するイメージセンサとするのが好適である。
この発明の実施に当り、受光手段は原画フィルム周辺情
報を画素毎に検出するラインセンサとするのが好適であ
る。
さらに、この発明の実施に当り、光源を写真焼付装置の
光源とするのが好適である。
(作用) このような構成によれば、原画フィルムを照明する光の
うち原画フィルム周辺情報の設けられた領域を照明する
光は1反射手段により光源側に反射され結像手段を介し
て受光手段により受光される。従って、バーコード等の
原画フィルム周辺情報を受光手段で検出し読取ることが
出来る。
このため、例えばこの発明の原画フィルム周辺情報読取
装置を従来からある写真焼付装置に組み込むことにより
、写真焼付装置の光源を原画フィルム周辺情報の光源と
してそのまま利用することが出来ると共に、写真焼付に
用いる原画フィルムの原画フィルム周辺情報を、写真焼
付が行える状態で識別することが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき説明する
。尚、これらの図はこの発明が理解出来る程度に概略的
に示しであるにすぎず、各構成成分の寸法、形状及び配
置関係は図示例に限定されるものではない、又、各図に
おいて同一の構成成分ついては同一の符号を付して示す
。又、従来と同一の構成成分については同一の符号を付
して示す。
第ff1例 第1図(A)及び(B)は、この発明に係る原画フィル
ム周辺情報読取装置を構成する反射手段31と、結像手
段33と、受光手段35とを従来の写真焼付装置に取り
付けた装置の一例を示す正面図及び側面図である。
先ず、原画フィルム周辺情報読取り装置を構成する各手
段の詳細と、それらを写真焼付装置に取り付ける位置に
ついて説明する。
光源から発し原画フィルムを照明する光のうち、原画フ
ィルム周辺情報を照明した光を光源側に反射する反射手
段を例えばネガキャリア37に設ける反射板31(第1
図(A)及び(B)中、斜線を付して示す)とする、こ
の反射板31は例えば原画フィルム11と接する面を鏡
面仕上げとした金属板、又は白色塗料仕上げとした拡散
板等とし、その長さを原画フィルム11の一コマの長辺
よりは長くし、その幅をバーコード15のバーの長さよ
り広くする。又、反射板はバーコード15と、原画フィ
ルム11のベースとのコントラスト比を高めるため鏡面
又は白色とするのが好適である。又、この反射板31を
設ける位置は、バーコード15等の原画フィルム周辺情
報の設けられた領域に対して、光源とは反対側の原画フ
ィルムの面で密着するように設ける。
第2図はこの発明に係る反射板31を例えば従来のネガ
キャリアの好適な位置に取り付けた状態を示す一部切欠
斜視図である。従来のネガキャリアは、合板38と、こ
の合板3S上に設けた原画フィルム11を位置決めする
ためのロワーマスク41と、ヒンジ手段43を介して合
板38に接続されたアッパーマスク45とで構成されて
いる。又、このアッパーマスク45はフレーム部47と
、支持部49とで構成され、このフレーム部47を光源
とは反対側の原画フィルム11の面に接するようにし、
このフレーム部47とローワマスク41とで原画フィル
ム11を挟持し固定させている。従って1反射板31を
フレーム部47の原画フィルム周辺情報と接する領域に
設けることにより、反射板31が原画フィルム11のバ
ーコード15等の原画フィルム周辺情報と密着するよう
に出来る。
尚、 台板3s、ロワーマスク41.フレーム部47及
び支持部48には従来から、コマ画像13を露出すると
共に、第1図に示す写真焼付装置の光TAB1の光を透
過するための開口部がそれぞれ設けられている。この発
明では、先ず、台板38及びロワーマスク41の開口部
51の大きさを、ロワーマスク41上に原画フィルム1
1を載訝した時、原画フィルム11のコマ画像13を含
む原画フィルム11の幅方向全体部分を露出することが
出来る大きさとする(第3図(A)参照)、又、フレー
ム部47及び支持部48の開口部53の大きさを、コマ
画像13のみを露出することが出来る大きさとする。従
って、フレーム部47と、開口部53と、反射板31と
、原画フィルム周辺情報との関係は第3図(B)に示す
ような配置関係となるから、光源81から発した光はコ
マ画像及び原画フィルム周辺情報を照明することが出来
る。
次に、原画フィルム11の原画フィルム周辺情報が設け
られた領域からの反射光を第1図に示した受光手段35
上に結像するための結像手段33と、この受光手段35
とにつき説明する。この場合、結像手段を例えば球面レ
ンズ33で構成した縮小結像系とし、この球面レンズ3
3を、写真焼付装置の補正フィルタ83の近傍でかつ光
W81の光路から外れた位置に、反射板31に対向させ
て設ける。尚、結像手段を非球面レンズで構成しても勿
論良い。
又、受光手段を例えばイメージセンサ35aと、処理回
路35bとで構成する。このイメージセンサ35aは第
4図に示すようにCCD (Charge Coupl
ed peマice )からなる面走査式の二次元イメ
ージセンサ35aとし、球面レンズ33により結像され
たバーコード15を光学的に撮像する撮像部81と、撮
像部81から転送されてきた電荷を保持するための保持
部83と、保持部83で保持された電荷を出力するため
の出力レジスタ85とで構成する。
受光手段に設けた処理回路35bは二次元イメージセン
サ35aを駆動してバーコード15等の画像情報を得る
ため、例えば第5図に示すように構成する。ff15図
において91は駆動回路を示し、駆動信号S1%S3 
を制御して二次元イメージセンサ35a上に撮像された
画像情報を光電変換して出力レジスタ85からアナログ
の濃度信号S4を出力する。93は二値化回路を示し、
出力レジスタ85から出力される濃度信号S4と、予め
定めたしきい値とを比較して、この濃度信号を二値符号
に変換する。
ところでバーコード15は第9図(B)につき既に説明
したようにその両端にスタートマーク21と、エンドマ
ーク25とが設けられており、さらに両者のマークは特
定のコードとなっている。又、ネガキャリア37に原画
フィルム11を所定の位置関係で載置した後(第1図参
照)、二次元イメージセンサによりバーコード15を検
出すると、スタートマーク21及びエンドマーク25は
一定の順序で検出される。従って2例えばスタートマー
ク21の二値化処理後の符号がrlJであるとすれば、
この符号rlJを検出したビットからエンドマーク25
を示す符号までの二値符号がバーコード15を示す二値
符号となる。
又、95はROM (j3ead qnly牲emoB
)を示し多種類の原画フィルムを示す二値符号を格納し
ていて、比較器97を用いこの二値符号と、二値化回路
93から出力される原画フィルム!■のバーコード目か
ら得た二値符号とを比較することにより原画フィルム1
1の種類を識別することが出来る。この識別信号S5を
写真焼付作業の露光制御部65(第1図参照)に設けら
れているR A M (Random Aceess 
Mesor7、図示せず)に供給することにより、原画
フィルム11に応じた露光条件のプログラムを自動的に
呼び出すことが出来る。
さらに、バーコード15に設けられたスタートマーク2
!と、エンドマーク23とを検出する際に、それらの検
出の順番及び位置関係を、原画フィルム11が正規の位
置関係でネガキャリア37に載置された場合の検出の順
番及び位置関係と常に比較することにより、裏焼き不良
や原画フィルム11を倒立の状態で焼付てしまうことを
防止することが出来る。正規に@、置された状態が第9
図(A)に示すような状態となる原画フィルム11を1
例えば第6図(A)に示すように上下関係は正常の関係
であるが、表裏を逆にしてネガキャリアに載置した場合
は、先ず、エンドマーク25が検出された後スタートマ
ーク21が検出される。従って、この検出信号から原画
フィルム11の表裏が逆であると判定する。又、原画フ
ィルムを、第6図(B)に示すように上下で倒立した状
態でネガキャリアに載置した場合、バーコード15は原
画フィルム11の片側端縁部にしか設けられていないか
ら、この実施例のように片側端縁部としか対向させてい
ないイメージセンナではバーコード15を読取ることは
出来ない、従って、例えばバーコード15の読取り信号
を出力した後、一定時間経過してもバーコード15の読
取り情報が得られない場合は原画フィルム11が倒立状
態で・あると判定する。上述したような原画フィルムの
載置異常が生じた場合は、比較器97(i5図参照)に
おいて正常な比較を行うことが出来ないから異常信号を
出力し、図示しない警報装置により作業者に通報するこ
とにより衷焼き不良等を防止することが出来る。
尚、上述した実施例ではバーコード15を二値符に変換
して識別する例で説明したが、通常行われているパター
ンマツチングや特徴抽出法による文字認識等の手法を用
いて原画フィルムに付されたコマ番号、原画フィルム現
像処理@後でこの原画フィルムに加工されるノツチ等の
情報を識別することが出来る6例えば、パターンマツチ
ング法は検出したパターンと、標準パターンとを重ね合
わせることによりパターンの識別を行う方法であり、別
途設けた辞書メモリに標準パターンを記憶しておき、こ
の標準パターンと、原画フィルムから検出したパターン
とを比較演算して、コマ番号等を識別することが出来る
。又、検出したパターンの面積、長さ、周囲長、角度1
曲率等のそのパターンの特徴的な量を、予め設定したも
のと比較してパターンの識別を行うことも出来る。
以下、この発明の理解を深めるため、写真焼付作業に沿
って、この発1!1の原画フィルム周辺情報読取り装は
の使用力υ:について説明する。
原画フィルム11をネガキャリア37の所定の位首に自
動又は手動で載置した後アッパーマスク45で原画フィ
ルム11を固疋すると、バーコード15等の原画フィル
ム周辺情報の設けられた領域と、反射板31とは′f:
;iする。このため、光源61から発し光拡散板64に
よってムラのない散乱光とされて原画フィルム11を照
明する光のうち反射板31と対応する領域の光は再び光
源61側に反射され、この反射光は球面レンズ33を介
してイメージセンサ35a上に結像される。すなわち、
バーコード15等がイメージセンサ35a上に結像され
る。続いてこのバーコード15等の情報は前述した処理
回路35bにより処理されこの原画フィルム11に応じ
た識別信号S5を露光制御部B5に出力する。従って、
このコートによりネガキャリア37に載置した原画フィ
ルムIIに応じた適切な露光条件のプログラムを自動的
に選択することが出来る。又、原画フィルム11を、裏
焼きや倒立状態で焼付でしまうような状態でネガキャリ
アに載置した場合は、異常が通報されるので正規の状態
になるように載置し直す。
続いて、写真焼付作業の開始を指示すると、従来と同様
に、写真焼付装置の測光装置例えば原画フィルム11の
一コマの画面全体を透過濃度(LATD:Large 
Area Transsittance DenSit
7 )の測光装置67により現時点で写真焼付の原画と
して用いているコマ画像の測光を行って、そのコマが撮
影された時の露光量の過不足に応じてそのコマ画像に適
した露光条件となるよう露光制御部のプログラムに従っ
て補正を行いながら露光を行うことが出来る。
第二実施例 第7図(A)及び(B)はこの発明の第二実施例を示す
線図であり、写真焼付装置を原画フィルム11の長芋方
向から見て一部を切欠いて示した側面図である。
この場合、wIJ7図(A)に示すように反射板31の
近傍で、かつ、光路からは外れた位置に、ネガキャリア
37の台板39の一部を利用して、原画フィルム周辺情
報の設けられた領域に対向する結像手段としての等倍結
像レンズ101と、受光手段35とを設けである。
等倍結像レンズとしては例えば第7図CB)に示すよう
な、長方形の薄い平板の中に直径1mm程度で周辺との
屈折率が異なる特殊なガラスファイバーを二列に数十個
ないし数百個配列したロッドレンズアレイ101(商品
名:セルフォックレンズ)を用いれば良い、このような
等倍結像レンズは被測定物と、レンズとの距離を近接さ
せた状態で用いることが出来るため、装置を非常に小型
に構成することが出来る。尚、受光手段及び読取り情報
の処理に関しては第一実施例と同様の構成及び処理手段
で行えば良い。
第三実施例 第8図はこの発明の第三実施例を示す線図であり、第7
図(A)と同様写真焼付装置を原画フィルム11の長手
方向から見て示した側面図である。
この場合、光源61と、原画フィルム周辺情報の設けら
れた領域との間に光路変更手段として例えばハーフミラ
−103を設けた実施例である。又、ハーフ ミラー1
03の近傍で、かつ、光源61の光路の外側に、ハーフ
ミラ−103と対向する結像手段33と、受光手段35
とを設ける。このように構成すれば、任意の位置に結像
手段及び受光手段を設けることが出来る。尚、光路変更
手段を単に反射鏡とした場合でも、光源81から発した
光は光拡散板84によってムラのない散乱光となってい
るから原画フィルム周辺情報の設けられた領域に回込み
該当領域を充分に照明する。従って、この反射鏡を用い
た場合も該当領域からの反射光を受光手段35に導くこ
とが出来る。尚、受光手段及び読取り情報の処理に関し
ては第二実施例と同様の構成及び処理手段で行えば良い
尚、上述した各実施例では、現在使用されている原画フ
ィルムにおいては八−コード15等の原画フィルム周辺
情報は原画フィルム11の片側端縁部のみに設けられて
いることから、各手段の数、配置関係等をそれに対処出
来るような数及び配置関係として説明した。しかし、各
手段の数及び配置関係はこの実施例に限定されるもので
はなく、例えば原画フィルム11の両端縁部さらに、コ
マ画像13の周囲四辺に原画フィルム周辺情報が設けら
れた場合も、各手段の数をこれら情報に対応させて増加
させ、又、配置関係を考慮すれば上述した実施例と同様
に情報読取りを行うことが出来る。
又、上述した各実施例では、この発明の原画フィルム周
辺情報読取装置を従来の写真焼付装置に組み込んだ例に
つき説明したが、この発明の装置は別途に専用の光源を
用意して使用出来ることは勿論である。
尚、上述した実施例では、反射手段としてネガキャリア
のフレーム部に設けた反射板を用いた例につき説明した
が、この反射板を特に設けず、ネガキャリアのフレーム
部の原画フィルム周辺情報と密着する領域をそのまま反
射手段として利用しても良い、この場合は反射効率を高
めるためフレーム部の該当領域を鏡面仕上するとか、白
色に着色してバーコード等と、フィルムベースとのコン
トラスト比を高くするのが好適である。
又、受光手段として二次元のイメージセンサを用いて説
明したが、ラインセンサを機械的に副走査することによ
り二次元の読取りを行っても良い、又、ラインセンサを
固定し、必要に応じて反射板31側若しくはラインセン
サ35a側をマスキングすることにより、バーコード1
5の情報トラック27部分のみを選択抽出して読取りを
行なっても良い。
又、この各実施例ではイメージセンサをCCDのイメー
ジセンサとして説明したが、所望とする分解能が得・ら
れれば、アモルファス又はMOS(!etal 0xi
de Sem1conductor)から成るセンサと
しても良い。
さらに、イメージセンサは、イメージセンサの画素に対
応し密着したストライプ又はモザイクの色フィルタを併
用すれば色情報の検出も行うことが出来る。従って、原
画フィルムが未使用の状態で又はカメラの中で長期間放
置されたことにより生ずる原画フィルムのベースの経時
変化等を色情報により検出することが出来る。
上述した実施例はいずれも原画フィルムが静止の状態に
あるときに周辺情報を読取っているが。
原画フィルムを送りながら読み取ることも出来、その場
合には反射板やラインセンサを簡単なものにすることが
出来る。
又、上述した実施例、ではこの発明を写真焼付装置のた
めに利用する場合について説明したが、この発明は原画
フィルムの画像を磁気テープや磁気ディスク或は光ディ
スク等へ記録する装置のために用いることも出来る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の原画フ
ィルム周辺情報読取装置によれば、原画フィルムに設け
られたバーコード、コマ番号、さらに原画フィルムのベ
ースの濃度等を含む原画フィルム周辺情報を容易に読取
ることが出来る。
又、この装置は非常に簡易な構造に出来るから、例えば
従来からある写真焼付装置に容易に組み込むことが出来
る。
従って、写真焼付に用いようとする原画フィルムを、写
真焼付装置に載置した状態でもこの原画フィルムの原画
フィルム・周辺情報の読取りを行うことが出来る。
このようなものであるから、バーコードの識別情報から
、写真焼付に用いる原画フィルムに応じた最適な露光条
件のプログラムされたチャンネルを自動的に、かつ1間
違いなく選択するためにも応用することが出来る。
又、原画フィルムに設けられたコマ番号をイメージセン
サによるO CR(Optical Characto
rReader)方式等で読取り、この番号を印画紙の
表面へ焼込み、又は裏面に印字して写真焼き増しの際の
便宜を図るためにも応用することが出来る。
又、原画フィルムが未使用の状態で、又はカメラの中で
長期に放こされた場合の原画フィルムのベースの経時変
化等を濃度情報として読取り、変質した原画フィルムに
適するような露光条件となるよう補正を行うためにも応
用することが出来る。
さらに、原画フィルム周辺情報を識別する際に、原画フ
ィルムが所定通りに写真焼付装置に載とされているか否
かの判定を行うためにも応用することが出来るから、画
像の衷焼きや倒立状態での焼付を防止することが出来る
ようになる。
又、受光手段にイメージセンナ、を使用した場合におい
て、周辺情報の外側化も結像出来るようにしておくなら
ば、取付けにおける光軸調整が完全でなくても、必要と
する情報を処理回路で抽出するようにすることが出来る
このように本発明は、写真焼付の作業性の向上及び写真
焼付不良の低減を図るために広く応用することが出来る
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及びCB)はこの発明の原画フィルム周辺
情報読取装置の第一実施例を示す線図、第2図と、第3
図(A)及び(B)とはこの発明に係る反射手段の説明
に供する線図、第4図は、この発明に係る受光手段に用
いて好適なイメージセンサの説明図、 第5図は、この発明に係る受光手段に設けた処理回路の
一例を示すブロック図、 第6図(A)及び(B)はこの発明の説明に供する線図
、 第7図(A)及びCB)はこの発明の原画フィルム周辺
情報読取装置の第二実施例を示す線図、第8図はこの発
明の原画フィルム周辺情報読取装置の第三実施例を示す
線図、 第9図(A)及びCB)は従来及びこの発明の説明に供
する線図である。 !!・・・原画フィルム、    13・・・コマ画像
15・・・バーコード、     17・・・コマ番号
19・・・パーフォレーション 21・・・スタートマーク、23・・・データマーク2
5・・・エンドマーク、27・・・情報トラック29・
・・同期トラック、  31・・・反射手段(反射板)
33・・・結像手段(球面レンズ又は非球面レンズ)3
5・・・受光手段、     35a・・・イメージセ
ンサ35b・・・処理回路、    37・・・ネガキ
ャリア38・・・台板、41・・パロワーマスク43・
・・ヒンジ手段、45・・・アッパーマスク47・・・
フレーム部、   49・・・支持部51.53・・・
開口部、   61・・・光源83・・・補正フィルタ
、  84・・・光拡散板85・・・露光制御部、  
 87・・・測光装置101・・・結像手段〔等倍結像
レンズ〕103・・・半透鏡(ハーフミラ−)。 特許出願人  富士写真フィルム株式会社Ω〜61 //  原画フィルム      4/゛ロアーマス7
31  反射手I支(反引j反)45°アツパーマス7
33 ’ inイ象4Bと             
61 : 光鳴りに35、受を手段     63:精
′正フィルタ35a°イメージぞンサ    64:を
誂散板35b゛ヌルエ里回路       65゛グ4
光*11隷p(昏37 寧がキせソ7    578滑
1先装置3q:台1反 第1図 l3:コマ面像       43°じンジ手段15:
ノぐ−コード        47:フし−ム部17・
コマ番号        4Q:fL倚部/Q’tf−
1KIi−シa’/    5f、53’PIIC:J
%第2図 第3図 El 、−tjk 41 部 83、  イ呆 →(i 郭 s5.出力しジスタ S、〜S3:馬区bt古号 S4.出カイ畜号 第4図 第6図 第7図 第7図 第8図 パ 第9図 手続ネ甫正書(方式) %式% 1事件の表示  昭和60年特許願273997号2発
明の名称 原画フィルム周辺情報読取装置 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 神奈川県南足柄市中沼210番地名称 (520
)富士写真フィルム株式会社代表者 入内  實 4代理人 〒170  2! (988)5563住所
 東京都豊島区東池袋1丁目20番地56補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7補正の内容 r明細書第3頁第3行目の次に「3、発明の詳細な説明
」を挿入する」 手続補正書 昭和61年2月27日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画フィルムを照明する光源と、 該原画フィルムの端縁部の原画フィルム周辺情報が設け
    られた領域に対して、光源とは反対側の原画フィルム面
    で密着した反射手段と、 該反射手段により反射された前記光源からの光を結像す
    る結像手段と、 該結像手段で案内された反射光を受光する受光手段と を具えたことを特徴とする原画フィルム周辺情報読取装
    置。
  2. (2)反射手段を、前記原画フィルムを用いて写真焼付
    を行う写真焼付装置のネガキャリアに設けた反射板を以
    って構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の原画フィルム周辺情報読取装置。
  3. (3)結像手段を、球面レンズ又は非球面レンズからな
    る縮小結像系を以って構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の原画フィルム周辺情報読取装置。
  4. (4)結像手段を、等倍結像レンズアレイを以って構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原画
    フィルム周辺情報読取装置。
  5. (5)光源と、反射手段との間の光路中に、反射手段か
    らの反射光を受光手段に導くための反射鏡又は半透鏡を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原
    画フィルム周辺情報読取装置。
  6. (6)受光手段は、原画フィルムを画素毎に検出するイ
    メージセンサとしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の原画フィルム周辺情報読取装置。
  7. (7)受光手段は、原画フィルム周辺情報を画素毎に検
    出するラインセンサとしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の原画フィルム周辺情報読取装置。
  8. (8)光源を写真焼付装置の光源としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の原画フィルム周辺情報読
    取装置。
JP27399785A 1985-12-05 1985-12-05 原画フイルム周辺情報読取装置 Pending JPS62133439A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0320880A2 (en) * 1987-12-14 1989-06-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of identifying frame numbers of photographic film
JPH01219731A (ja) * 1988-02-27 1989-09-01 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フイルムのバーコード読取り装置
JPH01130129U (ja) * 1988-02-27 1989-09-05
JP2011059329A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Canon Inc 画像形成装置

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