JPS61232439A - 写真画像情報の検出方法及び装置 - Google Patents

写真画像情報の検出方法及び装置

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JPS61232439A
JPS61232439A JP60073793A JP7379385A JPS61232439A JP S61232439 A JPS61232439 A JP S61232439A JP 60073793 A JP60073793 A JP 60073793A JP 7379385 A JP7379385 A JP 7379385A JP S61232439 A JPS61232439 A JP S61232439A
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JP
Japan
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image
information
film
image information
image sensor
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JP60073793A
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English (en)
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Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、ネガフィルム等のフィルム原画の写真画像
情報と共に、写真画像取扱いのためにフィルム原画の周
辺に付されているバーコード情報やノッチ・マーク等の
コマ画像周辺情報をも検出するようにした写真画像情報
の検出方法及びその装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 写真焼付装置では焼付露光量もしくは補正量を決定する
ために原画フィルム(たとえばネガフィルム)の濃度を
計測しなければならないが、従来は焼付光学系の光路近
辺に配設されたフォトタイオード等の光センサによって
、ネガフィルムのf均濃度をLATD(Large A
rea Trang−mittance Densit
y)で測光するようにしている。このLATDによる画
像検出はネガフィルムをシ均的に測光するものであり、
ネガフィルムの画像濃度を正確にかつ画面全体にわたっ
て測定するものではないため、焼付露光もしくは補正が
確実ではないといった欠点があった。また。
ネガフィルムを写真印画紙に焼付ける場合には、光拡散
の相違等からフィルムのサイズやメーカー、感度によっ
て露光量や修正量を変える必要があり、従来は原画フィ
ルムのサイズ、メーカー、感度を目視で判別し、キーボ
ード等から手動でキー人力するか、または別装置で判別
した信号を情報伝達媒体を通して読取るようにしていた
。このため、キー操作や信号処理が煩雑であると共に、
誤入力が生じる等の問題があった。
又、最近では写真焼付時の露光条件の決定やその補正を
行なうために、ネガフィルムの縁端に沿って半コマ毎に
フィルムメーカー、フィルムの種類、フィルムのタイプ
等を、現像処理後に画像となって現われる潜像のバーコ
ードで記録したものが出現している。wS1図はこのよ
うなバーコード情報が付されたネガフィルムの一例を示
すものであり、ネガフィルム2の両端部には搬送用のパ
ーフォレージ、ン201.202が設けられており、パ
ーフォレーション202とネガフィルム2の端部との間
に所定の位置関係でバーコード情報203が記録されて
おり、これらバーコード情報203はネガフィルム2の
コマ204の焼付に必要な情報等を示している。従って
、このネガフィルム2を写真焼付装置で焼付ける場合に
は、このネガフィルム2に記録されているバーコード情
報203をバーコードリーグやラインセンサ等の装置で
読取り、ネガフィルムの種類で選択したチャンネル設定
をした上で、上記LATDで測光された画像情報を演算
処理して露光量を決め、この決定された露光量で焼付を
行なうようにしている。従って、従来はネガフィルム2
のコマ画像204の測光と、これに付されたバーコード
情報203の読取りとを長巻又は長尺ネガフィルムを移
動させながら別途行なうようにしており、その装置の複
雑化及び処理の煩雑化を解決することが望まれていた。
同様に、フィルム乳剤の大幅な変更時等に、過渡的に色
付けされて識別用に用いられるパーフォレーション20
2部分の潜像の色付サイドベルト20Bや、フィルム支
持体自身のマスキング、色バランス等もネガフィルム2
の焼付条件を考慮する一ヒで、簡易的に読取れるように
することが望まれていた。また、バーコード203の情
報に含まれないサイドプリントの潜像のコマ番号205
を、焼付時にコマ204に対応する印画紙7に記録して
再注文時の便宜を計る等の目的で、簡易的に読取る要望
もあったが実現困難であった。さらに、生フイルム経時
や現像異常等で濃度や色バランスがくずれた場合も、こ
れを検出して適正にプリントする必要があるにも拘わら
ず、コマ画像のみを測光している従来の装置では実現困
難であった。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、ネガフィルム等のフィルム原画の外
に記録されているコマ画像周辺のバーコード、サイドプ
リント(コマ番号、商品名2社名等)、サイドベルト、
フィルム支持体色、ノッチ・マーク等の写真画像を他の
記録媒体に記録したり、焼付けたりするための情報を、
その写真画像情報と共に検出して読取ることが出来るよ
うにした方法及び装置を提供することにある。
(発明の概要) この発明は写真画像情報の検出方法に関するもので、フ
ィルム原画からの光をイメージセンサで受光し、上記イ
メージセンサが受光する全領域の画像情報を画面分割さ
れた画素毎に検出すると共に、上記フィルム原画に付さ
れているコマ画像周辺情報をも検出して読取れるように
したものである。又、この発明は写真画像情報の検出装
置に関するもので、装填されたフィルム原画の全体を1
コマ単位に照明する照明系と、上記フィルム原画からの
光を結像して受光するイメージセンサと、上記イメージ
センサの駆動、読取を制御する制御系とを設け、上記フ
ィルム原画のコマ画像情報と上記フィルム原画の支持対
に付されているコマ画像周辺情報とを上記イメージセン
サによって検出するようにしたものである。
(発明の実施例) この発明では、第1図に示すような現像処理後に画像と
なって現われる潜像のバーコード203等のコイ画像周
辺の情報記録付きのネガフィルム2に対して、画像情報
の全体をエリアセンサである2次元イメージセンサで検
出するようにし、その検出領域を例えば第1図に示すよ
うなコ1204とこれに対応したネガフィルム2の全幅
画面を検出できる領域21(lとしている。このように
、ネガフィルム2の幅よりも広い領域210でその全体
の画像を検出するようにすれば、コマ画像204と共〈
フィルム2の端部に記録されているバーコード情報20
3をはじめ、サイドプリント205.サイドベルト20
6.フィルム支持体色207等の情報をも検出して読取
ることが可能となる。
第2図の装置は、この発明による写真画像情報検出装置
!0を従来の写真焼付装置にそのまま取付けた一例を示
すものであり、搬送機構9によって焼付部に送られて来
たネガキャリア1上の短尺のネガフィルム2は、所定位
置に装填されてイエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシ
アン(C)の各3原色フィルタ3を通して光sX4で照
明されるようになっており、ネガフィルム2からの透過
光はレンズユニット5及びブラックシャッタ6を経て写
真印画紙7に達するようになっている。なお、短尺のネ
ガフィルム2は手で所定位置に装填されても良い、写真
印画紙7は供給リール7Aに巻回されており、ネガフィ
ルム2のコマ画像の搬送及び停止と同期して巻取リール
7Bに巻取られるようになっており、ネガフィルム2の
レンズユニット4側の近傍には、赤(R)。
緑(G)及び青(B)の3原色の画像濃度情報を検出す
るためのフォトダイオード等の光センサ8が配設されて
おり、この先センサ8の検出信号によって写真焼付を行
なうこともできる。そして、光源4とネガフィルム2と
の光軸LSに類纂して画像情報検出装gllOがネガフ
ィルム2の近傍に設けられており、内蔵された2次元イ
メージセンサIIの前方にはネガフィルム2のコマ画像
のほぼ中心部を結像するためのレンズユニット12が配
設されており、ユニット化された検出装置の裏面には画
像処理を行なうIC等で成る処理回路を装着する基板1
3が取付けられている。
ここで、2次元イメージセンサ11は第3図に示すよう
に画像を光学的に撮像する撮像部101と、撮像fil
o1から転送されて来た電荷を蓄積するための蓄積部1
02と、蓄積部102で蓄積された電荷を出力するため
の出力レジスタ103とで構成されており、駆動回路か
らの駆動信号1OIs〜103Sを制御することによっ
て2次元(エリア)の画像情報を光電変換して出力レジ
スタ103からアナログの画像信号psを直列的に出力
するようになっている。また、基板13に装着されてい
る回路構成はたとえば第4図に示すような構成となって
おり、イメージセンサ11は駆動回路20からの駆動信
号101S〜103Sによって駆動され、イメージセン
サ11の撮像部101に照射された光は出力レジスタ1
03から画像信号PSとして出力され、所定のサンプリ
ング周期でサンプルホールド回路21においてサンプリ
ングされて保持され、そのサンプル値がAn変換器22
でディジタル信号I]Sに変換される。 AD変換器2
2からのディジタル信号O8は対数変換回路23に入力
されて対数変換され、濃度信号ONに変換されて後に書
込制御回路24を経てメモリ25に書込まれる。なお、
書込制御回路24は、駆動回路20からイメージセンサ
10を駆動して画像情報を一定速度で読取るための読取
速度信号RJを入力しており、イメージセンサ10の駆
動速度に応じてメモリ25の所定位置に順番に濃度信号
DHを書込むようになっている。つまり、イメージセン
サlOの読取速度は駆動速度によって変化され、読取速
度の大小によっても画像エリアに対する分割画素数が決
定され、分割画素数に応じてメモリ25に記憶する必要
がある。
また、第5図は全体の制御系を示しており。
画像情報検出装置10と搬送機構9はマイクロコンピュ
ータ等で成る制御装置30によって制御されるようにな
っており、搬送機構9による画像コマの検出停止方法は
1本出願人による特願昭59−54018号に記載され
ている。制御装置30は画像情報検出装置1Gからの検
出情報で、所定の露光演算式に従って露光量を計算し、
決定された露光量を露光制御回路31に入力する。露光
制御回路3!は入力された露光量に従って調光フィルタ
3の調光量、光源4の光量及びブラックシャッタ6を制
御し、ネガフィルム2のコマ画像を写真印画紙7に露光
する。
このような構成において1通常のバーコード情報203
等の検出しない写真の焼付を行なう場合は、焼付部に装
填されて静止しているネガフィルム2の透過光を光セン
サ8で検出し、3原色のRGB毎の画像信号に応じてフ
ィルタ3を調整して、ブラックシャッタ6を開口して決
定された露光量で写真印画紙7に露光を行なうことにな
る。
この発明では、ネガフィルム2の近傍にたとえばCCD
で成る面走査式の2次元イメージセンサ11が配設され
ており、ネガフィルム2の画面全体を多数の整列画素に
分割して画像情報を検出する。すなわち、駆動回路20
からイメージセンサ11に所定の駆動信号1015〜1
03Sを与えることにより、2次元イメージセンサ11
は焼付部に装填されているネガフィルム2の透過光をレ
ンズユニット12を介して受光するので、2次元イメー
ジセンサ11は第6図(A)に示すようにネガフィルム
2の全体を整列された多数の小さな画素21に分割して
、走査線SLに従って順番にネガフィルム2の画面全体
(たとえば第1図の領域210)を走査することができ
る。そして、画面全体の走査終了後にイメージセンサ1
1の出力レジスタ103から画像信号PSを順次出力し
、この画像信号pSをサンプルホールド回路21でサン
プルホールドしてそのサンプル値をAn変換器22でデ
ィジタル信号I]Sに変換する。AΩ変換器22からの
ディジタル信号口Sは対数変換回路23で対数変換され
て濃度信号ONとして求められ、この濃度信号口Nが書
込制御回路24の制御によって、メモリ25に第6図(
B)に示すような画素21に対応する配列で、かつネガ
フィルム2の濃度ディジタル値で格納されることになる
このようにして、メモリ25にネガフィルム2の画素毎
のディジタル値あるいは3原色に関する画素毎の濃度値
が格納されると、ネガフィルム2の画素毎にディジタル
値をメモリ25から読出して利用することができる。し
たがって、3原色のRGB毎に第6図(B)に示すよう
な濃度値を求めて記憶しておけば、制御装M30で記憶
値を読出して演算等の処理を行なうことにより。
従来と同様な写真焼付露光量の決定もしくは補正量とし
て用いることができる。
ここで、短尺状(たとえば6コマ単位)のネガフィルム
2は制御装置30を介して搬送aW9によって順次自動
的に焼付部に搬送されて装填されるか、あるいは手動で
1枚ずつ装填されるが、焼付部では第7図に示すように
開口部IAを有する矩形状の上ガイドIBと下方に配設
された下ガイドICとが係合し、上ガイドIB及び下ガ
イドICの間に挟持されて保持されたネガフィルム2を
1コマ毎に焼付【するようになっている、そして、」ニ
ガイドIBの開口部IAの大きさはネガフィルム2のコ
マサイズと完全に対応しており。
コマ画像の周縁部のスヌケ部分が上ガイドIBの開口部
IAの縁端から食み出ることはない、そして、2次元イ
メージセンサ11が受光する領域はネガフィルム2のコ
マ画像だけではなく、大きなサイズのネガフィルムにも
余裕をもって対処できるように上ガイドIBの非透過光
部分をも含むようになっており、2次元イメージセンサ
11が検出する領域の画像情報は、たとえば11(lサ
イズのネガキャリアの場合の画像情報は第8図(A)の
ようになり、135サイズのネガキャリアの場合の画像
情報は同図(B)のようになる、これら第8図(A) 
、 (B)は、ネガフィルム2が装填されていない状態
か、ネガフィルム2に何ら画像が撮影されていない場合
のスヌケ画像の検出画像情報の例を示すものであり、中
央部の破線で囲んだ部分がそれぞれ開口部IA、つまり
画像コマの領域を示している0画像コマのサイズはネガ
フィルム2のサイズと対応するものであるから、イメー
ジセンサ11で読取られた画像情報からスヌケであるこ
とを示す濃度“Onを検出し、その面積を求めることに
より開口部IAの面積を求めることができ、結果的にネ
ガフィルム2のサイズを自動的に判別する機能を有する
この場合、イメージセンサ11の光軸は開口部IAのほ
ぼ中央に向けられているので、濃度″0″(又はその近
辺の値)の画素数をノー−ドウエア的に又はソフトウェ
ア的に計数することにより、その計数値をサイズ毎に予
め定められている所定値と比較してネガフィルム2のサ
イズを判別することができる。
上述の説明では、ネガフィルム2にバーコード203等
のコマ画像周辺情報が記録されていない場合を説明した
が、第1図に示すようにネガフィルム2に所定のバーコ
ード情報203等のコマ画像周辺情報が記録されている
場合は、2次元イメージセンサ11はたとえば第1図の
領域21Oで画像情報を受光しなければならない、この
ため、この発明では第9図に示すようにネガキャリア1
の上ガイドIBがネガフィルム2の両端から食み出るよ
うな大きさとする。このようにネガキャリアlの大きさ
をネガフィルム2よりも大きなものとすれば、ネガフィ
ルム2のコマ204の他にそのパーフォレーション20
1及び202部を2次元イメージセンナ11で検出する
ことができると共に、パーフォレーション202の近傍
に記録されているバーコード情報203等をも同時に検
出することが可能である。このようにネガキャリアlの
上ガイドIBの大きさをネガフィルム2の両端幅よりも
大きくした場合、バーコード情報203等の読取りは可
能であるが、上述したようなコマ画像204の露光に対
してはコマ画像204以外の領域の情報も1画像情報検
出装mIOに検出されてしまうことになる。従って、コ
マ画像204の焼付に際しては、たとえば第8図(A)
、(B)の中央部の破線で囲んだ部分の画像情報をサイ
ズにより選択して利用するようにすれば良い、サイズの
検出は、たとえば上述の方法にて実現できる。
また、パーフォレーション201及び202からの散乱
光がフレアとして焼付時に写真印画紙7に達し、写真品
質に悪影響を及ぼす恐れのある場合は、適当な値のNO
フィルタを部分的に取付けるか、第10図に示すように
ネガキャリア1の開口部IAの大きさを、写真焼付装置
からの信号によって切替えるようにすることも可能であ
る。すなわち、上ガイド1Bと下ガイドlCとの間に、
f510図で上下方向にそれぞれ移動できるようになっ
ているガイド板40及び41を設け、このガイド板40
及び41の両端部をリードスクリュー43と螺合させる
と共に、他端部に配設されているガイド棒42に係合さ
せる。そして、この螺合部をガイド板40及び41とで
逆ネジとなるようにピッチ43A及び43Bを螺刻して
おけば、このリードスクリュー43を歯車44等を介し
てモータ45で一方向に回転することによって、螺合部
でガイド板40及び41をそれぞれ逆方向に移動させる
ことができる。従って、モータ45を例えば正転させる
ことによって開口部IAの大きさを広げることができ、
モータ45を逆転させることによって、開口部IAの大
きさを狭めることが可能となる。この開閉機構はツレイ
ド駆動によるシャッタ方式によっても容易に構成するこ
とができる。このような駆動機構によって、ネガフィル
ム2のコマ画像周辺情報の検出を行なう場合には、開口
部!Aを第1図で示すような領域210まで広げ、コマ
画像204を写真印画紙7に焼付ける場合には開口部I
Aを第7図で示すような位置関係まで狭めることにより
、写真画像情報の検出と焼付とを、フレアの!S影響を
全く受けずに1つのネガキャリア上で行なうことが可1
@である。さらに、パーフォレーション201及び20
2部の検出が不要の場合は、ネガキャリア1は従来のも
の(第7図参!!りをそのまま使用するようにし、ネガ
フィルム2のバーコード情報203の透過位置にスリッ
トを設け、このスリットを経てバーコード情報を検出す
るようにしても良い。
第11図は前述したような2次元イメージセンサ11の
メモリ上でのデータの配列例を示しており、パーフォレ
ーション202は光を全て透過する穴となっているので
濃度“0”となり、それが同一サイズで横方向に連続し
て検出されることになるので、パーフォレーション20
2はイメージセンサから電気的に検出することが可能で
ある(yll1図の破線部)、そして、パーフォレーシ
ョン202の近傍でかつネガフィルム2の端部の内側に
、各パーフォレーションの位置と対応した状態でバーコ
ード情報203がビット単位で記録されていると共に、
進行方向に対して最初の1ビツトは常に“1″ (又は
“0″)と定められている(t511図の一点鎖線部)
、シたがって、その基準位置から順番にバーコード情報
203のビット位置を画素上から識別すると共に、各画
素の濃度データから必要に応じて2値化し、ビット状態
を判別することができる。このように、2次元イメージ
センサ11で検出した画素毎の情報をCPU等で読取っ
て判別することにより、ネガフィルム2に記録されてい
るバーコード情報203を識別することができ、この識
別と共に前述したようにコマ画像204の画像情報をも
検出することができる。
(変形例) 上述ではバーコード識別の例を説明したが、通常行なわ
れているパターンマツチングや特徴抽出法による文字認
識の手法を用いてサイドプリントの読取を行なうことも
可能である。ここで、パターンマツチングは重ね合せに
よって被検出パターンと標準パターンとを比較して判定
する方法であり、辞書メモリに標準パターンを記憶させ
ておき、これを被検出パターンと比べその類似を演算す
るようにしている。特徴抽出法はパターンの面積、長さ
1周囲長、角度1曲率などの特徴量を、設定したものと
比較判定する方法である。また、バーコード203やサ
イドプリントの情報だけでなく、イメージセンサ11に
密着した図示していないモザイク色フィルタやフィルタ
3を調整する等によりサイドベルト206やフィルム支
持体色207の濃度9色情報を共に検出し、標準フィル
ムベースの濃度・色データと比較することにより、生保
存で経時変化したフィルムの焼付補正や、フィルムを現
像処理する状態の異常を検出し、アラームを作動して作
業基に注意を促すことができる。また、フィルム現像処
理の前後の工程でネガフィルム2に施されるノツチや貼
付けられるマークも同様の方法で検出し、利用できるこ
とは言うまでもない、さらに、上述では2次元のイメー
ジセンサによって画像情報の検出及びコマ画像周辺情報
を検出するようにしているが、1次元ラインーl=7す
を用いて、フィルム原画又はラインセンサを相対的に移
動することによって検出するようにすることも可能であ
る。さらに又、上述では数コマの短尺ネガフィルムにつ
いて説明したが、長尺のネガフィルムについても同様に
適用できることは勿論である。上述の実施例では写真焼
付装置について説明したが、この発明は磁気テープ、光
ディスク、磁気ディスクフィルム等の記録媒体にも、同
様な手法で応用することができる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、装填されて静止してい
るフィルム原画のコマ画像を含みコマ周辺領域までの情
報を、イメージセンサによる多数の画素に分割された状
態で非接触に検出するようにしているので、安価かつ簡
易な構成で写真画像情報の検出を実現できる。また、プ
リントオーダー毎に異なったフィルムが装填されても、
その設定等を行なう必要がないので便利である。さらに
、コマ画像の情報と同時にコマ画像周辺情報をも検出で
きるので、写真焼付を高速かつ効率的に行なうことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバーコード情報の付されたネガフィルムに一例
を示す図、第2図は2次元イメージセンサを写真焼付装
置の画像情報検出に適用した場合の一例を示す構成図、
第3図は2次元イメージセンサの機能を示す構成図、第
4図は2次元イメージセンサの制御系を示すブロック構
成図、第5図はこの発明の全体の制御系を示すブロック
図、第6図(A)及び(B)は原画フィルムの画素分割
と記憶データとの対応関係の例を説明する図、第7図は
焼付部の詳細を示す図、第8図(A)及び(B)はそれ
ぞれ画像情報の例を示すメモリ図、第9図はこの発明の
焼付部の例を示す図、第1O図は他の例を示す図、第1
1図はこの発明のメモリの記憶例を示す図である。 1・・・ネガキャリア、2・・・ネガフィルム、3・・
・フィルタ、4・・・光12.5.11・・・レンズユ
ニット。 6・・・ブラックシャッタ、7・・・写真印画紙、8・
・・光センサ、10・・・画像情報検出装置、11・・
・2次元イメージセンサ、 20・・・駆動回路、22
・・・AD変換器、24・・・書込制御回路、25・・
・メモリ。 出願人代理人  安 形 雄 三 第 2 国 嘉 3 因 某 4 回 を 某6 図 第 H図 早 9 国 羊 fo  固 第 6 図 (A) (B) r−続補正書 昭和60年6月10日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム原画からの光をイメージセンサで受光し
    、前記イメージセンサが受光する全領域の画像情報を画
    面分割された画素毎に検出すると共に、前記フィルム原
    画の外に付されているコマ画像周辺情報をも検出して読
    取れるようにしたことを特徴とする写真画像情報の検出
    方法。
  2. (2)前記フィルム原画が短尺ネガフィルムである特許
    請求の範囲第1項に記載の写真画像情報の検出方法。
  3. (3)前記コマ画像周辺情報がバーコード、サイドプリ
    ント、サイドベルト、フィルム支持体色及びノッチ・マ
    ークの少なくとも1つを含んでいる特許請求の範囲第1
    項に記載の写真画像情報の検出方法。
  4. (4)前記イメージセンサが2次元イメージセンサであ
    る特許請求の範囲第1項に記載の写真画像情報の検出方
    法。
  5. (5)前記イメージセンサが1次元ラインセンサであり
    、前記フィルム原画又は前記1次元ラインセンサを相対
    的に移動して検出するようにした特許請求の範囲第1項
    に記載の写真画像情報検出方法。
  6. (6)装填されたフィルム原画の全体を1コマ単位に照
    明する照明系と、前記フィルム原画からの光を結像して
    受光するイメージセンサ と、前記イメージセンサの駆動、読取を制御する制御系
    とを具え、前記フィルム原画のコマ画像情報と前記フィ
    ルム原画の外に付されているコマ画像周辺情報とを前記
    イメージセンサによって検出するようにしたことを特徴
    とする写真画像情報の検出装置。
  7. (7)前記イメージセンサが2次元イメージセンサで成
    っている特許請求範囲第6項に記載の写真画像情報の検
    出装置。
  8. (8)前記イメージセンサが1次元ラインセンサで成っ
    ていると共に、前記フィルム原画に対して移動できるよ
    うに構成されている特許請求の範囲第6項に記載の写真
    画像情報の検出装置。
JP60073793A 1985-04-08 1985-04-08 写真画像情報の検出方法及び装置 Pending JPS61232439A (ja)

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JP60073793A Pending JPS61232439A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 写真画像情報の検出方法及び装置

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JP (1) JPS61232439A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01225932A (ja) * 1988-03-07 1989-09-08 Konica Corp 簡易型写真焼付装置
JPH04350646A (ja) * 1991-05-29 1992-12-04 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルムキャリア
JPH07119926B2 (ja) * 1989-09-11 1995-12-20 イーストマン・コダック・カンパニー 磁気層を有するフィルムに場景パラメータを記録可能なカメラ

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JPH07119926B2 (ja) * 1989-09-11 1995-12-20 イーストマン・コダック・カンパニー 磁気層を有するフィルムに場景パラメータを記録可能なカメラ
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