JPS6398644A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPS6398644A
JPS6398644A JP24509186A JP24509186A JPS6398644A JP S6398644 A JPS6398644 A JP S6398644A JP 24509186 A JP24509186 A JP 24509186A JP 24509186 A JP24509186 A JP 24509186A JP S6398644 A JPS6398644 A JP S6398644A
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JP
Japan
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negative film
frame size
image frame
light
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JP24509186A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsumoto
文男 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6398644A publication Critical patent/JPS6398644A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付装置に係り、特に画像コマサイズに応
じて光拡散筒の出射側開口径を制御する写真焼付装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の写真焼付装置では、搬送されて焼付部に送られて
来たネガキャリア上の原画フィルムが、イエロー(Y)
、マゼンタ(旧及びシアン(C)の各3補色フィルタで
成る調光フィルタ及びミラー、金属板、発泡スチロール
等から成る光拡散筒を通して光源で照明されるようにな
っている。そして、原画フィルムからの透過光はレンズ
ユニット及びブラックシャッタを経て写真印画紙に達す
るようになっている。写真印画紙は供給ローラに巻回さ
れており、原画フィルムの搬送及び停止と同期して巻取
ローラに巻取られるようになっている。また、原画フィ
ルムのレンズユニット側の近傍には赤(R)、緑(G)
、青(B)の画像濃度情報を検出するためのフォトダイ
オード等から成る光センサが配設されている。そして、
前記光センサで画像情報を検出して、原画フィルムに合
った最適な露光量で写真焼付を行なうようになっている
。また、特開昭60−154244号公報で示されるよ
うな写真焼付装置では、光源と原画フィルムとの光軸に
対して傾斜して2次元イメージセンサ等からなる画像情
報検出装置が設けられており、前記光センサと同様に原
画フィルムの画像情報を検出して、原画フィルムに合っ
た最適な露光量で写真焼付を行なうようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の写真焼付装置では、光拡散筒は一
般的に大きな画像面積を有するネガフィルムに対応させ
である。ところが小さな画像面積を存するネガフィルム
を用いて、大きな画像面積を有するネガフィルムの場合
と同一の焼付面積で印画紙上へ焼付ける場合には、面光
源の一部しか使えないので、光量が不足することになる
。このため出射側口径の小さな光拡散筒と交換して、単
位面積当りの光強度を大きくし、焼付時間が長くならな
いようにする必要がある。しかし実際には光拡散筒の交
換が煩雑なので、同一の光拡散筒を用い、焼付時間が長
くなってしまっているのが現状である。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたちので、光拡
散筒の出射側開口を画像コマサイズに基づいて適切な口
径に制御i11できる写真焼付”AMを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、光拡散筒を介して
原画フィルムに光を照射して写真焼付する写真焼付装置
において、前記原画フィルムの画像コマサイズを検出す
る検出手段と、前記光拡散筒内にあって光軸を取り囲み
、焼付光通路を形成する反射側壁の傾斜角を変化させる
移動手段と、前記画像コマサイズに基づいて前記移動手
段を制御する制御手段と、を備えて構成したものである
【作用〕
本発明によれば、検出手段によって原画フィルムの画像
コマサイズを検出した検出信号に基づいて、光拡散筒の
反射側壁の傾斜角を変化させる移動手段を制御すること
によって光拡散筒の反射側壁の傾斜角度が所定の傾斜角
度になる。従って、光拡散筒の出射側開口が所定の口径
になり、画像コマサイズに応じた最適な焼付通路を形成
することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図には、写真焼付装置の一例の概略が示されており
、写真焼付装置は、光源62と、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)及びシアン(C)の各3補色フィルタで成る
調光フィルタ64と、光拡散筒10と、搬送されて焼付
部に送られて来たネガキャリア66上の原画フィルムで
あるネガフィルム6日と、レンズユニット70と、ブラ
ックシャッタ72及び写真印画紙74とが順に配置され
ている。また、ネガフィルム68のレンズユニット70
側の近傍には赤(R)、緑(G)及び青(B)の3原色
の画像濃度情報を検出するためのフォトダイオード等か
ら成る光センサ76が配設されている。そして、光源6
2とネガフィルム68との光軸Pに対して傾斜して2次
元イメージセンサ78等から成る画像情報検出装置80
が設けられている。
調光フィルタ64は、光センサ76からの3原色画像濃
度情報信号に基づいてR,G、B光のうち露光量が足り
たものから順に各光の補色のフィルタを光路中に挿入し
、その色の露光を終了するようになっている。
光拡散筒10の入射側開口には、光を拡散させるダイヤ
ガラス等で製作されるディフューザが設けられており、
ディフューザ端面には光軸Pを囲むように複数枚の反射
側壁が立設されている。そして、ネガフィルム68の画
像コマサイズに応じて、反射側壁の傾斜角度を変える移
動手段である移動装置が設けられている。また、出射側
開口には、UVフィルタとアクリル、オパールグラス等
のディフューザが設けられている。この光拡散筒10に
よって光源62からの光は、入射側のディフューザで拡
散され、光拡散筒lO内で混合され、出射側のディフュ
ーザで再び拡散され、均一な拡散光になるようになって
いる。
写真印画紙74は、供給ローラ82に巻回されており、
ネガフィルム68の搬送及び停止と同期して巻取ローラ
84に巻取られるようになっている。
画像情報検出装置80は、ネガフィルム6日のほぼ中心
部を光軸として結像するためのレンズユニット86と画
像処理を行なうIC等で成る処理回路を装着する基板9
2とが取付けられている。
また、CPU (中央処理装置) 、ROM (リード
・オンリ・メモリ) 、RAM (アクセス・ランダム
・メモリ)等から成る制御回路88には、駆動回路90
を介して光拡散筒10の出射側開口を変える移動装置の
モータ60(パルスモータ)に接続されると共にネガフ
ィルム68の画像処理を行なってネガフィルム68の画
像コマサイズを検出する積出手段である画像情報検出装
置80の基板92に接続されている。
ここで、2次元イメージセンサ78は第2図に示すよう
に画像を光学的に撮像する撮像部101と、撮像部10
1から転送されて来た電f+104を蓄積するための蓄
積部102と、蓄積部102で蓄積された電荷104を
出力するための出力レジスタ103とで構成されており
、駆動回路110からの駆動信号101S〜103Sを
制御することによって2次元(エリア)の画像情報を光
電変換して出力レジスタ103からアナログの画像信号
PSを直列的に出力するようになっている。
また、基板92に装着されている回路構成は例えば第3
図に示すような構成となっており、制御回路88の指令
により2次元イメージセンサ78は駆動回路110から
の駆動信号101S〜103Sによって駆動され、2次
元イメージセンサ78の撮像部101に照射された光は
出力レジスタ103から画像信号PSとして出力され、
所定のサンプリング周期でサンプルホールド回路112
においてサンプリングされてホールドされ、そのホール
ド値がアナログ−ディジタル変換器(A/D変換器)1
14でディジタル信号DSに変換される。A/D変換器
114からのディジタル信号DSは対数変換回路116
に入力されて対数変換され、濃度信号DNに変換された
後に書込制御回路118を経てマイクロコンピュータ8
8内のメモリ120に記憶される。なお、書込制御回路
118は、駆動回路110から2次元イメージセンサ7
8を駆動して画像情報を一定速度で読取るための読取速
度信号R3を入力しており、2次元イメージセンサ78
の駆動速度に応じてメモリ120の所定位置に順番に濃
度信号DNを記憶するようになっている。つまり、2次
元イメージセンサ78の読取速度は駆動速度によりて変
化され、読取速度の大小によっても画像エリアに対する
分割画素数が決定され、分割画素数に応じてメモリ12
0に記憶される。
そして、ネガフィルム68の近傍に例えばCODで成る
面走査式の2次元イメージセンサ78を配設して(第1
図)、ネガフィルム68の画面全体を多数の整列画素に
分割して画像情報を検出する。すなわち、駆動回路11
0から2次元イメージセンサ78に所定の駆動信号10
1S〜103Sを与えることにより、2次元イメージセ
ンサ78は焼付部に置かれているネガフィルム68の透
過光をレンズユニット86を介して受光するので、2次
元イメージセンサ78は第4図(A)に示すようにネガ
フィルム68の全体を整列された多数の小さな画素12
2に分割して、走査線SLに従って順番にネガフィルム
68の画面全体を走査することができる。ネガフィルム
68からRGBの3色画像濃度情報を得る手法は第5図
に示す如く、回動可能な円板124に3色RGBのフィ
ルタ125.126及び127を設け、1つのイメージ
センサ78の前方で回転してROBの各色毎に検出する
ようにすれば良い。また、第6図に示す如くネガフィル
ム6日の光軸上にグイクロイックミラー128及び12
9を配設し、各ビームスブリット光路にRGBの各色毎
のイメージセンサ130.131及び132を設けるこ
とにより検出することができる。さらに、イメージセン
サの前面にRGBのモザイクやストライプフィルタを密
着貼設して検出することも可能である。そして、画面全
体の走査終了後に2次元イメージセンサ78の出力レジ
スタ103から画像信号psをサンプルホールド回路1
12でサンプルホールドしてそのホールド値をA/D変
換器114でデイジタル信号DSに変換する。A/D変
換器114がらのディジタル信号DSは対数変換回路1
16で対数変換されて濃度信号DNとして求められ、こ
の濃度信号DNが書込制御回路118の制御によって、
メモリ120に第4図(B)に示すような画素122に
対応する配列でかつネガフィルム68の濃度ディジタル
値で格納されることなる。
このようにして、メモリ120にネガフィルム68の画
素毎のディジタル値あるいは3原色に関する画素毎の濃
度値が格納されると、ネガフィルム68の画素毎にディ
ジタル値をメモリ120から読出して利用することがで
きる。従って、3原色のRGB毎に第4図(B)に示す
ような濃度値を求めて記憶しておけば、記憶値を読出し
て演算等の処理を行なうことにより、従来と同様な写真
焼付露光量の決定もしくは補正量として用いることがで
きる。
一方、焼付部では第7図に示すように開口部66Aを有
する矩形状の上ガイド66Bと下方に配設された下ガイ
ド66Cとが係合し、上ガイド66B及び下ガイド66
Cの間に挟持されて保持されたネガフィルム68を1コ
マ毎に焼付けるようになっている。そして、上ガイド6
6Bの開口部66Aの大きさはネガフィルム68のコマ
サイズと完全に対応しており、画像コマサイズの周縁部
分が上ガイド66Bの開口部66Aの縁端から食みでる
ことはない。そして、2次元イメージセンサ78が受光
する領域はネガフィルム68の画像コマサイズだけでは
なく、大きなサイズのネガフィルムにも余裕をもって対
処できるように上ガイド66Bの非透過部分をも含むよ
うになっており、2次元イメージセンサ78が検出する
領域の画像情報は、例えば110サイズのネガフィルム
キャリアの場合の画像情報は第8図(A)のようになり
、135サイズのネガフィルムキャリアの場合の画像情
報は第8図(B)のようになる。これら第8図(A)、
(B)は、ネガフィルム68が無い状態もしくはネガフ
ィルム68に何ら画像が逼影されていない場合の素抜は
画像の検出画像情報の例を示すものであり、中央部の破
線で囲んだ部分がそれぞれ開口部66A、つまり画像コ
マサイズの領域を示している。画像コマサイズはネガフ
ィルム68のサイズと対応するものであるから、2次元
イメージセンサ78で読取られた画像情報を必要に応じ
て2値化し、素抜けであることを示す濃度”0”を検出
してその個数を求めることにより開口部66Aの長さ又
は面積を求めることができ、結果的にネガフィルム68
のサイズを判別することができる。この場合、2次元イ
メージセンサ78の光軸は開口部66Aのほぼ中央に向
けられているので、濃度′01 (又はその近辺の値)
の画素数をハードウェア的に又はソフトウェア的に計数
することによ一す、その計数値をサイズ毎に予め定めら
れている所定値と比較してネガフィルム68のサイズを
判別することができる。
このように、2次元イメージセンサ78で読取った画像
情報の全体から、ネガキャリア66の開口部66Aの大
きさを示す濃度”0”の領域を画素数によつて計数し、
その計数値からネガフィルム68のサイズを判別する0
例えば、濃度”O”の画素数が第8図(A)に示すよう
に12 (マージンをとるために例えば11〜14の間
としても良い)個の場合は110サイズ、第8図(B)
に示すように56 (同様に例えば54〜5日の間とし
ても良い)個の場合は135サイズ、30〜34個の場
合は126サイズというようにサイズ判別を行なう。
次に前記光拡散筒10を第9図から第11図を用いて更
に詳細に説明する。
この光拡散筒10は写真焼付装置へ取付けられるベース
プレート12が矩形状に形成され、その中央部には開口
14が設けられて焼付光通路を形成している。
ベースプレート12はその四隅付近にL型のブラケット
16がそれぞれ固着されており、これらのブラケット1
6上に開口14と同軸的に外側壁18の下端部が搭載固
着されている。この外側壁18の軸心は光軸Pとなって
おり、この光軸P方向から見て矩形の筒状に形成されて
いる。
この外側壁18の内周面は鏡面、白色等の光拡数面とな
って光源62からの入射光を乱反射させてネガフィルム
68へと出射することができるようになっている。
この外側壁18の内側には4枚の反射側壁22がそれぞ
れ配置され、光軸P側の表面が光拡散面となっている。
これらの反射側壁22は光軸Pの出射側にかけて次第に
幅寸法が狭く形成されており、このため、これらの反射
側壁22は両側が隣接する反射側壁22と当ると出射側
が小径となったテーバ状の焼付光通路を形成できる。こ
れらの反射側壁22の入射側端面には1対のリング24
が固着されている。これら・のリング24にはそれぞれ
回転軸26が貫通され、この回転軸26とリング24の
内周との間に円筒形状のゴム27が接着により固着され
ている。これらの回転軸26はそれぞれブラケット16
へ軸支され、反射側壁22と共に旋回できるようになっ
ている。またリング24の外周にはそれぞれストッパ2
5が突出されており、外側壁18の下端部付近と対応し
ている。
このため反射側壁22は回転軸26が所定角度回転する
とストッパ25が外側壁1日の下端部へと当接し、それ
以上の回転が制限されるので、回転軸26が更に回転さ
れると、ゴム27がねじれて弾性変形しこのオーバース
トロークを吸収できるようになっている。
このゴム27に代えてねじりコイルばねを用い、このね
じりコイルばねの両端をリング24と回転軸26へ取り
つけてもよく、リング24を所定角度回転した後は回転
軸34と相対回転可能に支持できるものであればよい。
反射側壁22の光軸P寄りには4枚の反射側壁28がそ
れぞれ配置されて光軸P側の表面が光拡散面となってい
る。これらの反射側壁28は光軸Pの出射側が次第に狭
くなっているが、前記反射側壁22の最小幅寸法よりも
更に狭くなっている。
このため、これらの反射側壁28の両側が隣接する反射
側壁28と当ると、出射側が反射側壁22の場合よりも
さらに小径となるテーパ状の焼付光通路を形成できる。
これらの反射側壁28には光軸Pの入射側端部に1対の
リング30がそれぞれ固着されており、これらのリング
30内には前記回転軸26が貫通され、この回転軸26
の外周とリング30の内周との間に円筒形状のゴム32
が接着により固着されている。このゴム32に代えてね
じりコイルばねが適用できるのは前記ゴム27の場合と
同様である。
4木の回転軸26にはそれぞれリング30間に平歯車3
6が固着されている。これらの平歯車36は回転軸26
と平行に配置される4本の駆動軸40へそれぞれ固着さ
れた平歯車42と噛み合っている。これらの駆動軸40
はそれぞれ両端部付近がブラケット16へ軸支されてい
る。このため光軸P方向から見ると第9図に示される如
く4本の駆動軸40はその軸線が矩形枠状になっている
また駆動軸40の両端部にはかさ歯車44が取付けられ
、隣接する駆動軸40の両端部へ固着されたかさ歯車4
4と噛み合っている。このため第9図に示される如く外
側壁18の周囲に軸心が矩形枠状に配置される駆動軸4
0はそれぞれその軸回りの回転が隣接する回転軸26へ
伝えられるようになっている。
4本の駆動軸40の一本にはレバー46が固着され、こ
のレバー46の先端部は第10図に示される如くピン4
8でレバー50の一端へ軸支されている。レバー50は
その中間部に形成される長孔52ヘピン54が収容され
ることにより長手方向へ移動可能に案内され、他の一端
に形成される矩形孔55にはカム56が対応している。
このカム56はモータ60等の駆動力を受けて軸58回
りに回転し、レバー50を軸方向へ駆動してレバー46
が取りつけられている駆動軸40を第10図時計方向に
回転させるようになっている。このためこの駆動軸40
の回転はこれと駆動軸40、かさ歯車44、平歯車42
.36を介して連結されている各回転輪26へ伝達され
、反射側壁22.28を共に光軸Pへ接近させる力を生
ずるようになっている。
従って、通常状態では反射側壁22.28が共に外側壁
18の内側へ密着しており、外側壁18の内側光拡散面
は反射側壁22.28の光拡散面と共に大口径の焼付光
通路を構成しており、光源62からの比較的低密度で太
い光束をネガフィルム68へと送って大きな画像面積を
有するネガフィルム68に対応することができる。
光軸Pを通して高密度で細い光束をネガフィルム68へ
送る場合、即ち小さな画像面積を存するネガフィルム6
8に対応させる場合には、制御回路88の指令によって
モータ60に駆動パルスが出力されカム56を所定角度
だけ回転させる。これによってレバー50は第10図右
方向へ移動し、4本の駆動軸40及び平歯車42は平歯
車36を介して各回転軸26を回転させる。このため各
反射側壁28は反射側壁22と共に光軸Pの出射側端部
が互いに光軸Pに接近する方向に同時に移動し、反射側
壁22の両側部が互いに当接して反射側壁28は反射側
壁22の光拡散面と共にテーパ状の焼付光通路を形成し
、これによって光源からの光が絞られた状態となる。
更に口径を絞って小さな画像を有するネガフィルム68
に対応させる場合には、カム56を更に回転させる。こ
のためリング24から突出したストッパ25は外側壁1
8の下端部へ当接し、反射側壁22はそれ以上の回転が
制限される。このため回転される回転軸26によって更
に4枚の反射側壁28が同時に回転して光軸P方向へと
接近する。即ち4枚の反射側壁22はその幅方向両端部
が互いに隣接する反射側壁22と当接した状態で停止し
、4枚の反射側壁28のみが更に光軸P方向に接近する
。この場合、リング24と回転fd]26との相対回転
はゴム27が変形することによって吸収される。
4枚の反射側壁28はその両側部が互いに当接するまで
回転するとテーパ状の焼付光通路を形成し、第9図に想
像線で示される如く、光軸Pの出射側端部は小さな口径
を形成することになる。このため互いに両側部が当接し
た反射側壁22よりも更に高密度で細い光束をネガフィ
ルム68へと送り込むことになる。
以上のように構成された本実施例の制御ルーチンを詳細
に説明する。
第12図には画像コマサイズに応じて光拡散筒の移動装
置のモータ(パルスモータ)を制御する制御ルーチンが
示されている。ステップ150において前述した方法に
よってイメージセンサよりネガフィルムの画像情報が検
出され、ステップ152においてステップ150で検出
された画像情報の濃度”O” (もしくはこれに近い値
)の画素数が検出され、ステップ154においてステッ
プ152で検出された濃度”0”の画素数と予めROM
に記憶されている画像コマサイズに対応した濃度”0”
の画素数とが比較されて画像コマサイズが判別される。
そして、ステップ156においてステップ154で判別
された画像コマサイズに対応して第13図に示されるよ
うに予めROMに記憶されている所定の反射側壁傾斜角
度MRに対するモータへの駆動パルス数Pが読込まれ、
ステップ158において現在の反射側壁傾斜角度MR,
であるモータのパルス数P、がメモリから読込まれる。
ステップ160においてステップ156で読込まれた駆
動パルス数Pとステップ158で読込まれたパルス数P
0とが比較される。駆動パルス数Pがパルス数P0より
小さい場合にはステップ162においてモータが正転さ
れ、駆動パルス数Pがパルス数P0より大きい場合には
ステップ164においてモータが逆転され、ステップ1
66において駆動パルス数Pがパルス数P0と等しくな
るまでステップ160からステップ166まで操り返さ
れる。駆動パルス数Pがパルス数P0とが等しくなった
場合にはステップ168においてモータが停止される。
ステップ160において駆動パルス数Pとパルス数P0
とが等しい場合にはステップ170に移行される。すな
わち、ステップ160からステップ168において画像
コマサイズに対応した所定の反射側壁傾斜角度MRにな
る様にモータへ駆動パルス数Pが出力され、モータが正
転あるいは逆転され、モータの駆動パルス数Pがカウン
トされ、駆動パルス数Pとカウント値とが一致したとき
にモータの駆動が停止される。ステップ170において
次回の処理時のために駆動パルス数Pをパルス数20と
してメモリに記憶する。
以上のように制御されることにより、画像コマサイズに
対応した所定の反射側壁傾斜角度MRになり、所定の光
拡散筒出射開口になる。従って、画像コマサイズに対応
した焼付光通路を形成するので、光束を画像コマサイズ
に応じた太さと密度に変更できる。
なお、モータを駆動させて所定の反射側壁傾斜角度にな
るように制御する際には、モータの出力軸または反射側
壁等に傾斜角センサ等を設けて直接または間接的に反射
側壁傾斜角度を検出するようにして、検出された角度に
よって制御するフィードバック制御方式でもよい。
また、上記の実施例では、ネガフィルムのサイズの判別
を、ネガフィルムキャリア上にネガフィルムが無い時も
しくは画像が無い素抜けのネガフィルムが装填されてい
る場合を例にして説明を行なった。実際のネガフィルム
のコマ画像情報では、最低濃度値や最高濃度値が規則的
に連続している画像はほとんどない。このため、連続焼
付作業中においても、数コマ分の画像情報データを必要
に応じて2値化し、前述した方法に準じて判別するよう
にすることもできる。また、1次元ラインセンサをネガ
フィルムキャリア開口部に位置させて、開口部と相対的
に移動(走査)して検出するようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、原画フィルムの画
像コマサイズを検出した検出信号に基づいて、光拡散筒
の出射側開口を変化させる移動手段を制御しているので
最適な出射側開口になる。
従って、最適な焼付光通路を形成することができるので
、光束を画像コマサイズに応じた太さと密度に変更でき
、原画フィルムが変わっても焼付時間をほぼ一定にして
焼付効率を向上することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の写真焼付装置を示す構成図
、第2図は2次元イメージセンサの機能を示す構成図、
第3図は2次元イメージセンサの制御系を示すブロック
図、第4図(a)及び(b)はネガフィルムの画素分割
と記憶データとの対応関係例を示す説明図、第5図はネ
ガフィルムの3色画像源度検出器を示す構成図、第6図
はネガフィルムの3色画像源度検出器の他の例を示す構
成図、第7図は焼付部の詳細を示す詳細図、第8図(a
)及び(b)は画像情報例を示す説明図、第9図は光拡
散筒を示す平面図、第10図は第9図X−X線断面図、
第11図は光拡散筒の主要部を示す分解斜視図、第12
図は光拡散筒の制御ルーチンを示す流れ図、第13図は
ネガサイズに対応するモータへの駆動パルス数を示す対
応表である。 10・・・光拡散筒、 78・・・2次元イメージセンサ、 80・・・画像情報検出装置、 88・・・制御回路、 60・・・モータ、 22.28・・・反射側壁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光拡散筒を介して原画フィルムに光を照射して写
    真焼付する写真焼付装置において、前記原画フィルムの
    画像コマサイズを検出する検出手段と、前記光拡散筒内
    にあって光軸を取り囲み、焼付光通路を形成する反射側
    壁の傾斜角を変化させる移動手段と、前記画像コマサイ
    ズに基づいて前記移動手段を制御する制御手段と、を備
    えたことを特徴とした写真焼付装置。
  2. (2)前記検出手段は、露光のための原画フィルムの画
    像情報検出手段が兼用されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の写真焼付装置。
JP24509186A 1986-10-15 1986-10-15 写真焼付装置 Pending JPS6398644A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04289841A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルムの画像コマサイズ判定方法及びその判定装置
JPH07168284A (ja) * 1994-10-19 1995-07-04 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04289841A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Fuji Photo Film Co Ltd 写真フィルムの画像コマサイズ判定方法及びその判定装置
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