JPH055342B2 - - Google Patents

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JPH055342B2
JPH055342B2 JP59230643A JP23064384A JPH055342B2 JP H055342 B2 JPH055342 B2 JP H055342B2 JP 59230643 A JP59230643 A JP 59230643A JP 23064384 A JP23064384 A JP 23064384A JP H055342 B2 JPH055342 B2 JP H055342B2
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Fumio Matsumoto
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、ネガフイルム等の原画フイルムの
サイズ情報により自動的に画像コマを位置決めし
て停止するようにした画像コマの検出停止方法に
関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 写真焼付装置では、印画紙へ原画フイルムのコ
マ画像を適正に焼付けるために、原画フイルムの
コマを光学フレームに正確に位置決めする必要が
ある。このため、従来は原画フイルムの端部にノ
ツチを設け、これを光センサ等で検出して位置決
めするようにしているが、ノツチを設ける時にコ
マとの対応を正確にとる必要があり、多大な労力
を要するといつた欠点がある。また、原画フイル
ムに対して常に一定距離の定量送りを行なつて位
置決めする方法もあるが、位置ずれが累積されて
精度が悪いといつた欠点がある。さらに、フオト
ダイオード等の光センサを原画フイルムのコマの
形状に合せて配設しておき、各光センサの検出状
態や順番等によつて位置決めする方法も提案され
ているが、構造や制御アルゴリズムが複雑になる
欠点がある。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたもの
であり、簡易な構成でネガフイルム等の原画フイ
ルムの画像情報を検出し、原画フイルムのサイズ
情報及びエツジ検出により移動量を決定して画像
コマを位置決めし、更には高速で正確な画像コマ
の検出停止方法を提供することを目的としてい
る。
(発明の概要) この発明は写真焼付装置等における画像コマの
検出停止方法に関するもので、焼付用光源で照射
されるネガキヤリア部を2次元イメージセンサで
受光し、上記2次元イメージセンサにおいて、前
記ネガキヤリア部の中央部に相当して原画フイル
ムの搬送方向に対して直交するライン状部分で、
上記原画フイルムからの透過光又は反射光を検出
することにより原画フイルムのエツジを検出し、
上記エツジが検出された時に原画フイルムのサイ
ズに対応したコマ間距離のほぼ半分を搬送して停
止するようにしたものである。また、焼付用光源
で照射されるネガキヤリア部を1次元イメージセ
ンサで受光し、前記1次元イメージセンサを前記
ネガキヤリア部の中央部に相当して原画フイルム
の搬送方向に対して直交する配置で前記原画フイ
ルムからの透過光又は反射光を検出することによ
り前記原画フイルムのエツジを検出し、前記エツ
ジが検出された時に前記原画フイルムのサイズに
対応したコマ間距離のほぼ半分を搬送して停止す
るようにしたことを特徴とする画像コマの検出停
止方法である。
(発明の実施例) 第1図はこの発明に用いる画像情報検出装置1
0を従来の写真焼付装置にそのまま適用した一例
を示すものであり、ネガ搬送装置30で焼付部に
送られて来たネガフイルム2は、イエローY,マ
ゼンタM及びシアンCの各3原色フイルタ3を通
して光源4で照明されるようになつており、ネガ
フイルム2からの透過光はレンズ系5及びブラツ
クシヤツタ6を経て写真印画紙7に達するように
なつている。写真印画紙7はフイードローラ7A
に巻回されており、ネガフイルム2の搬送及び停
止と同期してローラ7Bに巻取られるようになつ
ており、ネガフイルム2のレンズ系4側近傍には
赤R、緑G及び青Bの3原色の画像濃度情報を検
出するためのフオトダイオード等の光センサ8が
配設されており、この光センサ8の検出信号によ
つて写真焼付を行なうようになつている。そし
て、光源4とネガフイルム2との光軸LSに傾斜
して画像情報検出装置10がネガフイルム2の近
傍に設けられており、内蔵されている2次元イメ
ージセンサ11の前方にはネガフイルム2のほぼ
中心部を結像するためのレンズ系12が配設され
ており、ユニツト化された検出装置10の裏面に
は画像処理を行なうIC等で成る処理回路を装着
する基板13が取付けられている。
ここで、2次元イメージセンサ11は第2図に
示すように画像を光学的に撮像する撮像部101
と、撮像部101から転送されて来た電荷を蓄積
するための蓄積部102と、蓄積部102で蓄積
された電荷を出力するための出力レジスタ部10
3とで構成されており、駆動回路からの駆動信号
101S〜103Sを制御することによつて2次
元(エリア)の画像情報を光電変換して、出力レ
ジスタ部103からアナログの画像信号PSを直
列的に出力するようになつている。また、基板1
3に装着されている回路構成はたとえば第3図に
示すような構成となつており、イメージセンサ1
1は駆動回路20からの駆動信号101S〜10
3Sによつて駆動され、イメージセンサ11の撮
像部101に照射された光は出力レジスタ部10
3から画像信号PSとして出力され、所定のサン
プリング周期でサンプルホールド回路21におい
てサンプリングされて保持され、そのサンプル値
がAD変換器22でデイジタル信号DSに変換され
る。AD変換器22からのデイジタル信号DSは対
数変換回路23に入力されて対数変換され、濃度
信号DNに変換された後に書込制御回路24を経
てメモリ25に書込まれる。なお、書込制御回路
24は、駆動回路20からイメージセンサ11を
駆動して画像情報を一定速度で読取るための読取
速度信号RSを入力しており、イメージセンサ1
1の駆動速度に応じてメモリ25の所定位置に順
番に濃度信号DNを書込むようになつている。
このような構成において、通常の写真の焼付を
行なう場合は、搬送されて来て焼付部で静止して
いるネガフイルム2の透過光を光センサ8で検出
し、3原色のRGB毎の画像信号に応じてフイル
タ3を調整して、ブラツクシヤツタ6を開口して
決定された露光量で写真印画紙7に露光を行なう
ことになる。
この発明ではネガフイルム2の近傍に、たとえ
ばCCDで成る面走査式の2次元イメージセンサ
11を内蔵した画像情報検出装置10を配設し、
ネガフイルム2の画面全体を多数の整列画素に分
割して画像情報を検出するようにしている。すな
わち、駆動回路20からイメージセンサ11に所
定の駆動信号101S〜103Sを与えることに
より、2次元イメージセンサ11は焼付部に置か
れているネガフイルム2の透過光をレンズ系12
を介して受光するので、2次元イメージセンサ1
1はたとえば第4図Aに示すようにネガフイルム
2の全体を整列された多数の小さな画素21に分
割して、走査線SLに従つて順番にネガフイルム
2の画面全体を走査することができる。そして、
画面全体の走査終了後にイメージセンサ11の出
力レジスタ部103から画像信号PSを順次出力
し、この画像信号PSをサンプルホールド回路2
1でサンプルホールドしてそのサンブル値をAD
変換器22でデイジタル信号DSに変換する。AD
変換器22からのデイジタル信号DSは対数変換
回路23で対数変換されて濃度信号DNとして求
められ、この濃度信号DNが書込制御回路24の
制御によつて、メモリ25に第4図Bに示すよう
な画素21に対応する配列でかつネガフイルム2
の濃度デイジタル値で格納されることになる。
このようにして、メモリ25にネガフイルム2
の画素毎のデイジタル値あるいは3原色に関する
画素毎の濃度値が格納されると、ネガフイルム2
の画素毎にデイジタル値をメモリ25から読出し
て利用することができる。したがつて、3原色の
RGB毎に第4図Bに示すような濃度値を求めて
記憶しておけば、記憶値を読出して演算等の処理
を行なうことにより、従来と同様な写真焼付露光
量の決定もしくは補正量として用いることができ
る。
ここで、長尺状のネガフイルム2はネガ搬送装
置30によつて順次焼付部に搬送されるが、ネガ
搬送装置30は第5図A及びBに示すように、ネ
ガ搬送路31の中央部に使用するネガフイルムの
サイズに応じた矩形状の開口部32Aを有するネ
ガキヤリア32が装着されるようになつており、
ネガフイルムはネガ搬送路31とネガキヤリア3
2との間を搬送されるようになつている。ネガ搬
送路31の両側にはネガフイルムの搬送をガイド
するためのガイド壁31A及び31Bが立設され
ており、ネガキヤリア32の直下は光源4からの
光を受光するための透過穴33となつている。ま
た、ネガ搬送路31のフイルム導入部には、ネガ
フイルムを挟持して円滑に導入するための上板3
4A及び底板34Bで成るガイド部材は34が配
設されており、上板34Aはヒンジ部材34Cを
介して開閉できるようになつている。さらに、ネ
ガ搬送路31のフイルム導出部には、焼付されて
搬送されて来たネガフイルムを装填して巻取るた
めのネガドライブローラ35が設けられており、
このネガドライブローラ35は減速機構36を介
してモータ37によつて回転され、ネガドライブ
ローラ35の上方にはネガフイルムの装填及び巻
取を円滑に行なうための1対のローラで成るニツ
プローラ38が配設されており、このニツプロー
ラ38もヒンジ部材(図示せず)を介して上方に
開閉できるようになつている。
このような構成において、焼付に供されるネガ
フイルムはガイド部材34の開口部34Cから導
入され、ネガ搬送路31上を搬送されてネガキヤ
リア32の下を通過し、遂にはネガ搬送路31の
終端に達し、ニツプローラ38を介してネガドラ
イブローラ35に装填されて巻取られることにな
る。ここに、ネガキヤリア32は使用するネガフ
イルムのサイズに応じて装着されるものである
が、ネガキヤリア32の開口部32Aの大きさは
ネガフイルムのコマサイズと対応しており、画像
コマの周縁部のスヌケ部分がネガキヤリア32の
開口部32Aの縁端から食み出ることはない。こ
のため、2次元イメージセンサ11が受光する領
域はネガフイルム2のコマ画像だけではなく、大
きなサイズのネガフイルムにも余裕をもつて対処
できるようにネガキヤリア部32の非透過光部分
をも含むようになつており、2次元イメージセン
サ11が検出する領域の画像情報は、たとえば
110サイズのネガキヤリアの場合の画像情報は第
6図Aのようななり、135フルサイズのネガキヤ
リアの場合の画像情報は同図Bのようになる。こ
れら第6図A及びBは、それぞれネガフイルム2
に何ら画像が撮影されていない場合のスヌケ画像
の検出画像情報の例、もしくはネガフイルムがな
い場合の例を示すものであり、中央部の破線で囲
んだ部分が開口部32Aを示している。開口部3
2Aのサイズはネガフイルム2のサイズと対応す
るものであるから、イメージセンサ11で読取ら
れた開口部情報からスヌケであることを示す濃度
“0”(もしくはこれに近い値)を検出し、その面
積を求めることにより開口部32Aの面積を求め
ることができ、結果的にネガフイルム2のサイズ
を判別することができる。この場合、イメージセ
ンサ11の光軸は開口部32Aのほぼ中央に向け
られ、その面はネガフイルム2と平行に配設され
ているので、濃度“0”の画素数をハードウエア
的に又はソフトウエア的に計数することにより、
その計数値をサイズ毎に予め定められている所定
値と比較してネガフイルム2のサイズを判別する
ことができる。1次元のイメージセンサを用いた
場合にも、第6図の縦方向の中央部の1列の濃度
“0”の画素数とネガサイズが対応するので、同
様にサイズを判別することができる。尚、135ハ
ーフサイズはネガフイルムを135フルサイズに対
して90度回転させて画面の縦横方向および大きさ
を一致させて焼付処理するので、判別に問題はな
い。
このように、イメージセンサ11で読取つた画
像情報の全体から、ネガキヤリア32の開口部3
2Aの大きさを示す濃度“0”の領域を画素数に
よつて計数し、その計数値からネガフイルム2の
サイズを判別する。たとえば、濃度“0”の画素
数が第6図Aに示すように24(マージンをとるた
めにたとえば20〜28の間としても良い)個の場合
は、110サイズ、同図Bに示すように96(同様にた
とえば82〜110の間としても良い)個の場合は135
フルサイズ、というようにサイズ判別を行なう。
こうして判別されたネガフイルム2のサイズ情報
は焼付系に送られ、露光量決定式を選択もしくは
所定の決定式により計算した後、サイズに応じた
焼付が実現されることになる。なお、ネガフイル
ム2のサイズ情報は、オペレータ等の目視によつ
ても入力され得るものである。
ここにおいて、ネガフイルム2を焼付部に搬送
して焼付を行なう場合、第7図Aに示すように撮
影されている画像コマ2A,2B,2C,…を正
確にネガキヤリア32に位置決めする必要があ
り、当該画像コマの焼付後はネガフイルム2を搬
送して次の画像コマを位置決めして停止すること
になる。このような画像コマの検出停止に対し
て、従来は画像コマを所定位置へ自動的に停止さ
せるためのノツチをオートノツチヤーで予めネガ
フイルムに施すようにしていた。これに対して、
第7図Aに示すようなネガフイルム2に関して、
たとえば同図Bに示すようなイメージセンサ11
の画素毎の画像情報を検出するようにすれば、こ
の画像情報から画像コマ2A,2B,2C,…を
検出できると共に、隣接した画像コマとの間の未
撮影領域RA,RB,RC,…をもその濃度データ
から検出することができ、これによりサイズ情報
と合せて画像コマの検出停止を行なうことができ
る。しかし、画像コマの検出停止に検出情報の全
てを用いるとすればその演算に多大な時間を要
し、高速に行なうにはマイクロコンピユータ等の
能力を高速化しなければならず、装置のコストア
ツプを招くといつた欠点がある。また、イメージ
センサ11の全面にわたつて情報を検出する場
合、レンズの収差等のために周縁部で正確な情報
を検出することができない欠点がある。このた
め、この発明では第4図Aに示すように、2次元
イメージセンサ11の中央部でかつネガフイルム
2の搬送方向に対して直交するライン状部分40
を電気的に抽出し、このライン状部分40でネガ
フイルム2のエツジを検出するようにする。中央
部の場合はネガサイズ切換時も同一ライン上の画
像情報を選択処理できる利点がある。135フルサ
イズのコマで周縁部を検出する場合は110フイル
ム等小サイズネガでケラレが生ずる。なお、ネガ
フイルム2のサイズ判別も含めてこのエツジ検出
のためには2次元イメージセンサを用いる必要は
なく、ライン状の1次元イメージセンサやフオト
ダイオードアレイ等を単体又は2個以上並べて用
いることも可能である。
第8図はこの発明の検出停止方法を示すフロー
チヤートであり、焼付けるべきネガフイルム2の
サイズに応じた大きさのネガキヤリア32を焼付
部の所定位置に装填し(ステツプS1)、ネガキヤ
リア部32の開口部32Aのサイズを前述した方
法によつてイメージセンサ11で計測する(ステ
ツプS2)。なお、このサイズ計測は目視によつて
入力しても良い。このサイズ計測に従つてネガフ
イルム2の搬送量を制御したり、焼付露光量やそ
の修正量を制御したりする。
次に、焼付けるべきネガフイルム2をネガフイ
ルム先端部の空撮りコマがネガキヤリア部の開口
部とほぼ対応する位置に装填する(ステツプS3)
が、ネガフイルム2の先端部がネガドライブロー
ラ35に装填されるとモータ37を駆動してネガ
フイルム2をコマ間隔Dの半分D/2弱だけ高速
搬送し(ステツプS4)、その後に低速の微小送り
を行ない(ステツプS5)、その間イメージセンサ
11によつて画像情報の検出を行ない、第7図B
に示すような画素毎のデータを得る。第7図A及
びBの対応関係から明らかなように、ネガフイル
ム2に撮影されている画像コマ2A,2B,2
C,…とコマ間の未撮影領域RA,RB,RC,…
とでは一般的に濃度値に顕著な差があるので、濃
度値が一定値以下で、なおかつ濃度値の横方向に
急峻な変化部分で縦方向(ネガフイルム2の搬送
方向と垂直方向)に一定変化範囲内の領域を、イ
メージセンサ11のライン状部分40で探すこと
によつて、画像コマ2A,2B,2C,…のエツ
ジRA,RB,RC,…を検出することができる。
第9図はこの様子を示すものであり、ネガフイル
ム2はネガキヤリア32の焼付部にN方向に搬送
され、画像情報検出装置10のライン状部分40
でエツジRBを検出している。そして、ライン状
部分40はネガキヤリア32の中央部に来るよう
になつている。この第9図及び第7図Bではエツ
ジの幅が便宜上広く示されているが、実際はネガ
フイルム2上で約1mm程度の分解能の高くないセ
ンサによつてもこのエツジを検出することができ
る。分解能の低いセンサによつてエツジを検出す
る場合、スヌケ部分とコマ画像部分とが急峻に変
化しないで、穏やかに変化するので、約0.1mmピ
ツチ程度の微細ピツチでネガフイルム2を搬送
し、センサ1ライン40の時系列変化量又は2ラ
イン間の相対差や相対比の情報により変化方向の
反転時(又は変化値がゼロとなる位置)をエツジ
として検出する。第10図A,B及び第11図A
〜Cはそれぞれかかるエツジ検出の例を示してい
る。すなわち、第10図A,Bでは同図Bに示す
ような微細ピツチ送りのネガフイルム2の移動状
態に対して、センサ1ライン40の時系列変化量
(濃度変化量)は同図Aのようになり、これから
変化量がゼロとなる位置をエツジとして検出でき
ることが分る。また、第11図A〜Cでは、2つ
の位置のずれた1ラインセンサ出力が同図A及び
Bであり、その差を示す同図Cの変化量がゼロと
なる位置を求めることにより、エツジを検出する
ことができる。
かかる画像コマのエツジの検出がなされるまで
ネガフイルム2の搬送を低速度で継続し(ステツ
プS5)、画像コマのエツジRBが検出された場合
には、上記サイズ計測(ステツプS2)で求めら
れたサイズ情報から当該コマを焼付部に位置決め
するまでの距離D/2だけ搬送し(ステツプS6,
S7,S8)、その後に停止する(ステツプS9)。こ
の場合、ネガキヤリア32の中央部に位置してい
る画像コマのエツジから当該コマの焼付部までの
距離(D/2)は、コマサイズが分れば計算によ
り予め求めることができ、第9図の状態からD/
2だけ搬送すれば結局焼付部に正確に位置決めさ
れた状態でネガフイルム2は停止することにな
る。なお、ネガフイルム2の最初のコマは空撮り
と区別がつきにくい場合も多いので、最初の1コ
マを手動で位置決めするようにしても良い。この
場合は、第8図フローのステツプ3の後、ステツ
プ9から開始される。また、一定量微小送りして
も画像情報検出装置10のライン状部分でエツジ
が検出されない場合は、例えばコマ間隔Dの定量
送りを行なう(ステツプS13) このようなネガフイルム2の搬送・停止の後、
当該停止コマが焼付に適するか否かを判断し(ス
テツプS10)、焼付に適さない場合にはステツプ
S12にスキツプし、焼付に適する場合には当該停
止コマの焼付を決定された露光量及び補正量で行
ない(ステツプS11)、当該コマの焼付終了後に
次の画像コマを焼付部に搬送して焼付けるため、
ネガフイルム2がまだ有るか否かを判断して上記
ステツプS2で求められたサイズ情報に従つてネ
ガフイルム2をコマ間隔の1/2弱だけ高速に搬送
する(ステツプS12,S4) なお、ネガフイルム2の有無の判断(ステツプ
S12)は、ネガフイルム2がネガキヤリア32上
から無くなれば、第6図A及びBに示すように開
口部32Aの画像情報が全て“0”になることで
検出することができる。また、停止コマが焼付に
適するか否かの判断(ステツプS10)は、第4図
Bの画像情報の全てが一定の値以上(極端なオー
バー露光ネガに相当)、又は一定の値以下(極端
なアンダー露光ネガに相当)、あるいは一定の値
以内(極端な低コントラストネガに相当)になる
ことで検出することができる。以下、上述した搬
送及び停止を繰返すことにより、順次各画像コマ
の焼付を自動的に行なうことができる。そして、
ステツプS12でネガフイルム2が無くなつた時、
ネガドライブローラ35の空転を自動停止して終
了する。この時、オペレータにフイルム処理の終
了を知らせるアラームを出すようにしても良い。
以上の説明はすべて濃度値で行なつたが、log変
換回路23を休止して真数値の情報を使用しても
良いことはいうまでもない。又、以上の説明はネ
ガキヤリア中央部に位置する原画フイルムの中央
部で検出することを前提としたが、中央部付近の
検出を妨げるものでないことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、原画フイルム
を含み周辺領域までの画像情報をイメージセンサ
によつて検出してサイズを検出すると共に、ネガ
キヤリアの中央部でエツジを検出することにより
画像コマの検出及び所定位置への位置決めを自動
的に行なうようにしているので、効率的で確実な
写真処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を写真焼付装置に適用した場
合の一例を示す構成図、第2図は2次元イメージ
センサの機能を示す構成図、第3図は2次元イメ
ージセンサの制御系を示すブロツク構成図、第4
図A及びBは原画フイルムの画素分割と記憶デー
タとの対応関係の例を説明する図、第5図Aは焼
付部の詳細構造を示す平面図、同図Bはその側面
図、第6図A及びBは画像情報の例を示すメモリ
図、第7図A及びBはネガフイルムと画像情報と
の関係を示す図、第8図はこの発明の動作例を示
すフローチヤート、第9図はネガキヤリア部の状
態を示す図、第10図A,B及び第11図A〜C
はそれぞれエツジ検出の様子を示す図である。 2……ネガフイルム、3……フイルタ、4……
光源、5,11……レンズ系、6……ブラツクシ
ヤツタ、7……写真印画紙、8……光センサ、1
0……画像情報検出装置、20……駆動回路、2
2……AD変換器、24……書込制御回路、25
……メモリ、30……フイルム搬送装置、31…
…フイルム搬送路、32……ネガキヤリア、35
……ネガドライブローラ、37……モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焼付用光源で照射されるネガキヤリア部を2
    次元イメージセンサで受光し、前記2次元イメー
    センサにおいて、前記ネガキヤリア部の中央部に
    相当して原画フイルムの搬送方向に対して直交す
    るライン状部分で、前記原画フイルムからの透過
    光又は反射光を検出することにより前記原画フイ
    ルムのエツジを検出し、前記エツジが検出された
    時の前記原画フイルムのサイズに対応したコマ間
    距離のほぼ半分を搬送して停止するようにしたこ
    とを特徴とする画像コマの検出停止方法。 2 焼付用光源で照射されるネガキヤリア部を1
    次元イメージセンサで受光し、前記1次元イメー
    ジセンサを前記ネガキヤリア部の中央部に相当し
    て原画フイルムの搬送方向に対して直交する配置
    で前記原画フイルムからの透過光又は反射光を検
    出することにより前記原画フイルムのエツジを検
    出し、前記エツジが検出された時に前記原画フイ
    ルムのサイズに対応したコマ間距離のほぼ半分を
    搬送して停止するようにしたことを特徴とする画
    像コマの検出方法。
JP23064384A 1984-11-01 1984-11-01 画像コマの検出停止方法 Granted JPS61109040A (ja)

Priority Applications (4)

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