JP2798182B2 - 写真プリント方法 - Google Patents

写真プリント方法

Info

Publication number
JP2798182B2
JP2798182B2 JP23248789A JP23248789A JP2798182B2 JP 2798182 B2 JP2798182 B2 JP 2798182B2 JP 23248789 A JP23248789 A JP 23248789A JP 23248789 A JP23248789 A JP 23248789A JP 2798182 B2 JP2798182 B2 JP 2798182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
distance
main
information
distance measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23248789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0395542A (ja
Inventor
隆章 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP23248789A priority Critical patent/JP2798182B2/ja
Priority to US07/515,897 priority patent/US5128711A/en
Publication of JPH0395542A publication Critical patent/JPH0395542A/ja
Priority to US08/076,172 priority patent/US5369463A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2798182B2 publication Critical patent/JP2798182B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真プリント方法に関し、更に詳しくは主要
被写体が記録されている主要部エリアの決定方法につい
て改良した写真プリント方法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在の写真プリントでは、写真フイルムに記録された
画像から、撮影状況や撮影者の意図を推定しているた
め、撮影者にとって不満なプリント写真に仕上がってし
まうことがある。そこで、撮影者の意図に合ったプリン
ト写真を作成するために、写真撮影時に各種の情報を写
真フイルムに記録するカメラが知られている。例えば、
特開昭51−117632号公報,同52−1333号公報,同52−30
429号公報には、撮影照明光の種類を写真フイルムに記
録することが記載され、特開昭63−298233号公報,同64
−21432号公報には、トリミング情報を記録することが
記録されている。また、特開昭50−30517号公報,同55
−101932号公報,同54−2115号公報には、主要被写体の
種類を記録することが記載されている。
一般的に写真プリントでは、主要被写体を記録した主
要部が、カラーペーパー上で適正な濃度とカラーバラン
スに再現されれば、たとえ背景部の仕上がりが多少不適
正であっても仕上がり良好とされることが多い。しかし
ながら、前述した方法では、主要部の位置が分からない
ため、主要部を適正に仕上げることができないという問
題がある。そこで、プリントすべきコマをモニタに表示
し、これを観察して主要部と認められる部分をライトペ
ン等で指示し、この指定された主要部から焼付露光量を
算出する方法が提案されている(特開昭62−189457号公
報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、モニタを用いて主要部を指定する方法
では、装置コストがかかること、高速処理が困難である
こと、オペレータによって主要部の認定が異なること等
の問題がある。
本発明は、主要部を的確に決定し、主要部が適正に仕
上がるようにした写真プリント方法を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の写真プリント方
法は、複数の測距エリアのうち、主要被写体が存在する
測距エリアの情報を写真撮影時に記録媒体例えば写真フ
イルムに記録し、写真プリント時に各コマに記録された
測距エリア情報を読み取り、この測距エリアを中心にし
て定めた範囲を主要部エリアとし、この主要部エリア内
の画像情報を用いて露光を制御するようにしたものであ
る。
測距エリアの情報としては、バーコード,マークコー
ド,文字等が用いられる。また、画面に直交する2辺に
沿ってマークを記録し、この2つのマークをそれぞれ通
る2本の直線の交点から測距エリアの位置を表してもよ
い。また、測距エリアの情報とともに、測距された主要
被写体の距離情報を記録するとよい。
〔作用〕
写真撮影時に測距装置が作動し、複数の測距エリアに
対して被写体の距離が測定される。そして、撮影視野内
において予め決めた被写体距離の測距エリア内に存在し
ている被写体を主要被写体と決定する。主要被写体を決
定する方法としては、周知のように、近距離優先や中間
距離選択等の周知の決定方法が用いられる。このように
して決定された主要被写体の距離に応じて撮影レンズの
焦点調節が行われる。そして、被写体の撮影時に、主要
部の距離測定を行った測距エリアを識別する情報が写真
フイルムに記録される。
写真プリント時に、測距エリアの情報を読み取り、指
定された測距エリアを中心にして主要部エリアが決定さ
れる。この主要部エリアから求めた特徴値を用いて露光
を制御する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図は測距エリアの位置情報と主要被写体の距離情
報とを記録するカメラを示すものである。この図では、
撮影シーン10を模式的に平面で示してあり、また撮影シ
ーン10上に測距エリア13〜17を描いてある。投光部11
は、光源12から放射されたスポット状の赤外光を撮影シ
ーン10に向けて投光し、各測距エリア13〜17を順次走査
する。各測距エリア13〜17を順次走査している間に、主
要被写体18で反射した赤外光はレンズ19を通って入射位
置検出手段例えばイメージセンサー20に入射する。この
イメージセンサー20に主要被写体18からの反射光が入射
したかどうかで主要被写体の有無が検出され、そして反
射光の入射位置から主要被写体18の距離が測定される。
なお、主要被写体が複数の測距エリアに跨がっている場
合には、これらの跨がっている測距エリアにおける被写
体の距離が測定される。そして、被写体が異なった距離
で複数の測距エリアに存在している場合には、従来のオ
ートフォーカスカメラと同様に、近距離優先、又は中間
距離選択等で主要被写体が決定される。
前記光源12にはX軸22が取り付けられており、このX
軸22はホルダー23に回転自在に保持されている。このホ
ルダー23にはY軸24が固着されている。また、X軸22は
X方向走査部25に連結されており、このX方向走査部25
を構成するパルスモータで光源12を矢線方向に揺動す
る。また、Y軸24にはY方向走査部26が連接されてお
り、これによって矢線方向に光源12が揺動される。コン
トローラ27は、7X方向走査部25とY方向走査部26とを制
御して光源12を二次元に走査させる。また、コントロー
ラ27は、測距エリア13〜17を走査しているときにのみ光
源12を発光させる。前記X方向走査部25とY方向走査部
26はエンコーダを備え、これらのエンコーダで検出した
位置信号を検出部28に送る。
前記検出部28は、イメージセンサー20の時系列信号か
ら反射光が入射した位置を求め、この入射位置と測距エ
リアの位置信号とから、主要被写体18が存在している距
離エリアの位置と、主要被写体18の距離とを検出する。
得られた測距エリアの位置を表す情報と、距離の情報と
がバーコードデータ発生回路29に送られる。このバーコ
ードデータ発生回路29は、2つの情報をバーコードデー
タに変換してからこれをバーコード記録装置30に送る。
前記バーコード記録装置30は、バーコードを発生する
液晶パネルと、この液晶パネルを照明する光源とから構
成されており、写真フイルム32の背後からバーコードを
密着焼込みする。なお、この実施例では、写真フイルム
32の停止中にバーコードを記録するが、写真フイルム32
をコマ送りする際にこれに同期してバーコードを記録し
てもよい。こうすると、バーコード記録装置は、1本の
バーコードだけを記録すればよいから、その構造が簡単
となる。またバーコードの代わりにマークや文字等を記
録してもよい。
オートフォーカスカメラでは、検出部28から出力され
た距離情報が撮影レンズセット機構33に送られる。この
撮影レンズセット機構33は、周知のようにレリーズボタ
ンが完全に押下された時に作動して、被写体の距離に応
じた位置に撮影レンズ34をセットし、測距された主要被
写体18が写真フイルム32に鮮明に記録されるように焦点
調節を行う。
第2図は現像済み写真フイルムの一例を示すものであ
り、説明の便宜上測距エリア13〜17を点線で示してあ
る。この写真フイルム32の画面32aには、主要被写体18
の像18aが写されている。そして、画面32aの外側には主
要被写体18を測距した測距エリアを識別するための測距
エリアの情報37と、主要被写体18の距離情報38とが記録
されている。この実施例では、主要被写体18が測距エリ
ア16内に位置している例を示しており、また測距エリア
情報としては測距エリアの中心の位置情報が用いられて
いる。
第3図は写真プリンタを示すものである。光源40から
放出された白色光は、シアンフイルタ41,マゼンタフイ
ルタ42,イエローフイルタ43を通ってからミキシングボ
ックス44に入る。これらの色補正フイルタ41〜43は、フ
イルタ調節部45によって光路46への挿入量が調節され、
それにより焼付光の三色光成分及びその強度が調節され
る。前記ミキシングボックス44は、内面がミラー面とな
った角筒の両端部に拡散板を取り付けたものである。
フイルムキャリヤ47はプリント位置に配置されてお
り、現像済み写真フイルム32がセットされ、ミキシング
ボックス44を透過した光で照明される。この写真フイル
ム32の平坦性を確保するために、プリント位置の上にフ
イルムマスク48が設けられている。このフイルムマスク
48は、周知のようにコマのサイズに対応した開口が形成
されており、写真フイルム32の移送時に、ソレノイド
(図示せず)によって浮き上がり、プリント時に写真フ
イルム32を押え付けるようになっている。
前記プリント位置の手前に、バーコードセンサー50が
配置されており、写真フイルム32がプリント位置に送ら
れる際に、各コマに記録された測距エリアの位置情報37
及び距離情報38とが読み取られて演算部51に送られる。
また、プリント位置の斜め上方には、レンズ52とイメ
ージエリヤセンサー53とから構成されたスキャナー54が
配置されており、プリント位置にセットされたコマの各
点の透過光を測定する。このスキャナー54の信号は、信
号処理回路55に送られ、ここで対数変換及びデジタル変
換されてから、各点の濃度信号が演算部51に送られ、こ
こで算出された露光コントロール値がコントローラ56に
送られる。この露光コントロール値としてはフイルタセ
ット位置が用いられており、これは後述する特徴値を用
いて焼付露光量を求め、次に焼付露光量とフイルタセッ
ト位置との関係を示すデータを参照することで求められ
る。
プリント位置の上方には、焼付レンズ58が配置されて
おり、ペーパーマスク59の背後に配置されたカラーペー
パー60に、セットされたコマの画像を拡大投影する。こ
の焼付レンズ58とカラーペーパー60との間には、シャッ
タ駆動部61で開閉が制御されるシャッタ62が配置されて
いる。
次に、上記実施例の作用について第4図ないし第6図
を参照して説明する。写真撮影に際しては、カメラの向
きを調節して構図を決定してから、周知のようにレリー
ズボタン(図示せず)に指を触れれば測距が開始され
る。この測距においては、コントローラ27がY方向走査
部26を作動させ、Y軸24を介してホルダー23を回転させ
る。このホルダー23により、光源12がY方向(水平方
向)に回転し、この回転の途中で光源11が発光する。こ
れにより、光源12から投光された赤外光は、まず測距エ
リア13を走査し、次に測距エリア14を走査する。この測
距エリア14の走査後に、ホルダー23とともに光源12が逆
方向に回転してY方向での初期位置に復帰する。
光源12が初期位置に復帰すると、コントローラ27はX
方向走査部25を作動させ、X軸22を時計方向に一定角度
だけ回転させる。この直後にコントローラ27はY方向走
査部26を作動させ、そしてその途中で光源12を発光させ
て、測距エリア15を走査する。同様にして測距エリア1
6,17を順次走査する。
例えば測距エリア16上に主要被写体18が存在している
場合には、これで反射された赤外光がレンズ19を介して
イメージセンサー20に入射する。このイメージセンサー
20から読み出した時系列信号は、検出部28に送られて入
射位置が検出される。また、検出部28には、光源12の位
置信号も入力されているから、現在測距中にある測距エ
リアが識別される。そして、この測距エリアと反射光の
入射位置とから、主要被写体18が存在する測距エリア16
と、主要被写体18の距離とが検出される。得られた測距
エリアの位置情報と、主要被写体の距離情報とがバーコ
ードデータ発生回路29に送られ、また距離情報が撮影レ
ンズセット機構33に送られる。
主要被写体が複数の測距エリアに跨がっている場合に
は、これらの測距エリアの位置情報をそれぞれ写真フイ
ルムに記録する。更に、複数の主要被写体が異なった距
離に存在している場合には、各主要被写体が複数の測距
エリアでそれぞれ検出される。そして従来のオートフォ
ーカスと同様に、近距離優先,又は中間距離選択等で距
離を決定する。また、測距エリア16,17上に被写体が存
在している場合であって、別の測距エリア例えば15上に
これよりも遠い被写体が存在している場合には、この測
距エリア16,17上の被写体はテーブルや地面の場合が多
いため、この測距情報を無視するのがよい。
測距後にレリーズボタンを押下すれば、撮影レンズセ
ット機構33が検出した主要被写体の距離に応じた位置に
撮影レンズ34をセットする。このレンズセット後に、シ
ャッタ35が作動して撮影シーンを写真フイルム32に写し
込む。この撮影と同時又はその直後に、バーコード記録
装置30が作動して、測距エリアの位置情報37と被写体距
離情報38とを写真フイルム32に記録する。
1本分の写真フイルム32の撮影が終了すると、カメラ
から写真フイルム32が取り出されて写真現像所に提出さ
れる。写真現像所では、写真フイルム32を現像処理し
て、潜像で記録された各コマと、各コマの近傍に記録し
た測距エリアの位置情報37,距離情報38とが可視像に変
換される。
現像処理された写真フイルム32は、第3図に示す写真
プリンタのフイルムキャリア47に装填される。この写真
フイルム32に記録されたコマがプリント位置に向かって
移送される際に、バーコードリーダー50が測距エリアの
位置情報37と距離情報38とを読み取り、これらを演算部
51に送る。
図面32aがプリント位置にセットされると、スキャナ
ー54は、画面32aの各点について赤色,緑色,青色の透
過光をそれぞれ測定する。この三色の測光値は信号処理
回路55で濃度に変換されてから演算部51に送られる。こ
の演算部51は、まず位置情報37と距離情報38とを用いで
主要部エリア65を決定する。第6図に示す実施例では、
測距エリア16の中心に対応する画面32a上の位置をPと
したときに、主要部エリア65の中心は位置Pに一致して
おり、またY方向(横方向)の長さAとし、X方向(縦
方向)の長さをBとすると、サイズは2A×2Bとなってい
る。これらの長さA,Bは、次式から求められる。
A=A0×f/(L−f) B=B0×f/(L−f) ここで、各記号は次の通りである。
A0・・人物の平均的な身長の半分 B0・・人物の平均的な幅の半分 L・・撮影距離 f・・撮影レンズの焦点距離 こうして決定された主要部エリア65から主要部特徴値
を抽出し、これを用いて赤色,緑色,青色のそれぞれに
対して焼付露光量を算出し、これらをコントローラ56へ
送る。このコントローラ56は、各色の焼付露光量をフイ
ルタの位置に変換し、これをフイルタ調節部45に送る。
このフイルタ調節部45は、焼付露光量に応じて色補正フ
イルタ41〜43の光路46への挿入量を調節する。このフイ
ルタ調節後に、シャッタ62が一定時間だけ開き、コマを
カラーペーパー60に焼付露光する。以下、同様にして写
真フイルム32の各コマを順次焼付露光する。
第5図は露光量の算出一例を示すものである。肌色の
範囲を定義したデータをメモリに記憶しておき、このデ
ータを参照して主要部エリア65内に存在する各測定点が
肌色であるかどうかについて判定する。もし、肌色とな
る測定点がある場合には、主要部が人物であると判定
し、肌色点と判定された測定点を取り出し、その平均値
を算出し、この肌色濃度を平均値に応じて焼付露光量を
決定する。なお、この肌色制御による焼付露光量の算出
については特開昭63−178222号公報等に詳細に記載され
ている。
主要部エリア65に肌色点が存在しない場合、あるいは
その個数が一定値よりも少ない場合には、主要部は風景
や花草等であると判定する。この場合には、主要部エリ
ア65に含まれている各画素から、平均濃度DMi(iは赤
色,緑色,青色のいずれか1つを表す)をそれぞれ算出
する。また、主要部エリア65内から最大濃度DMAXi,最小
濃度DMINiを抽出する。次に、背景部エリアから平均濃
度DBiを算出する。これらの特徴値は、主要部重点露光
制御を行うための演算式に代入され、ここで濃度Diが算
出される。この演算式においてKは係数である。
Di=K1・DMi+K2・DBi +K3・DMAXi+K4・DMINi …(1) 得られた濃度Diは露光量演算式に代入されて焼付露光
量Eiが算出される。この焼付露光量は、前述したように
フイルタセット位置に変換される。
logEi=α・(Di−DNi)+β …(2) ここで各記号は次の通りである。
α…スロープ係数 β…写真フイルム,カラーペーパー,焼付レンズ等の組
合せで決まる定数 DN…コントロールネガの平均濃度 前記実施例では、画面上での人物の大きさに一致する
ように、撮影距離に応じて主要部エリアのサイズを決定
している。この代わりに、撮影距離に関係なく、測距エ
リアに対応した予め決めておいてもよい。第7図はこの
実施例を示すものであり、測距エリア13上に主要被写体
が存在する場合にはエリアS1が主要部エリアとして用い
られる。同様にエリアS2は測距エリア14に対応し、エリ
アS3は測距エリア15に対応している。
第8図(A)に示す構図のように、画面に主要被写体
の像70,71が写っている場合には、これらの主要被写体
は測距エリア16,17上に存在している。この場合には、
エリアS4とS5とで構成された領域が主要部エリア73とさ
れる。また、第9図(A)の構図の場合には、エリアS
3,S4,S5とで構成された領域が主要部エリア74とされ
る。同様に、第10図(A)の場合には、エリアS1〜S5で
構成された全領域が主要部エリア75とされる。
この実施例では、人物写真でないと判定された場合に
は、主要部エリア以外は背景部エリアと判定され、その
平均濃度を背景部特徴値として用いている。この代わり
に、背景部エリアを構成する各エリアに重み付して濃度
Diを算出してもよい。例えば、エリアS5が主要部エリア
であると認定された場合には、次式から濃度Diを算出す
る。
Di=C1・D1i+C2・D2i +C3・D3i+C4・D4i +C5・D5i ここで各記号は次の通りである。
C…係数 D1…エリアS1の平均濃度 D2…エリアS2の平均濃度 D3…エリアS3の平均濃度 D4…エリアS4の平均濃度 D5…エリアS5の平均濃度 前記実施例は濃度補正であるが、本発明は色補正にも
適用することができるものである。また、測距エリアの
位置情報を写真フイルムに記録する代わりにICカードや
パトローネの外周に形成した磁気記録部等に記録しても
よく、更にまた写真フイルムに連結された記録媒体であ
ってもよい。また、本発明は電子スチールカメラで記録
した画像を写真プリントする場合にも利用することがで
きる。この電子スチールカメラでは、画像データととも
に位置情報がで磁気フロッピィに書き込まれる。そして
例えばCTRに画像を表示し、これをデジタルカラープリ
ンタによってカラーペーパーに記録する際に、位置情報
を読み出して、画像データに基づく各点の露光量の制御
に用いられる。
更にまた、本発明では撮影時に主要被写体の位置を検
出するから、カメラに分割測光部を設け、分割測光した
測光値を主要被写体の位置に応じて重み付し加算し、得
られた加算値を被写体輝度として用いてカメラの露光制
御を行ってもよい。また、本発明は、主要被写体の検出
により背景部とのコントラストを調べることができるか
ら、デジタルカラープリンタの自動階調コントロール機
能に利用することができる。また、主要部エリアに肌色
点が含まれている場合に主要部が人物であると判定し、
グレイ点が含まれている場合には風景又は草花であると
判定することで、主要被写体の種類を推定することがで
きるから、デジタルカラープリンタのエッジ強調の自動
コントロール機能に利用できる。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、複数の測距エリアのう
ち、主要被写体が存在する測距エリアの情報を写真撮影
時に記録媒体に記録し、写真プリント時に測距エリア情
報を読み取り、この測距エリアを中心にして定めた範囲
を主要部エリアとし、この主要部エリア内の画像情報を
用いて露光制御を行うようにしたから、主要部を的確に
認識することができ、それにより主要部を適正に仕上げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数の測距エリアを有する写真カメラの一例を
示す概略図である。 第2図は位置情報と距離情報の記録例を示す写真フイル
ムの説明図である。 第3図は写真プリンタの一例を示す概略図である。 第4図は本発明の手順を示すフローチャートである。 第5図は露光量演算の一例を示すフローチャートであ
る。 第6図は主要部エリアのサイズを示す写真フイルムの説
明図である。 第7図は測距エリアの位置情報から主要部エリアを決定
するようにした実施例を示す説明図である。 第8図ないし第10図は、主要被写体の像の記録位置と主
要部エリアとの関係を示す説明図である。 10……撮影シーン 11……投光部 12……光源 18……主要被写体 18a……主要被写体の像 20……イメージセンサー 30……バーコード記録装置 32……写真フイルム 34……撮影レンズ 50……バーコードリーダー 65,73〜75……主要部エリア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の測距エリアのうち、主要被写体が存
    在する測距エリアの情報を写真撮影時に記録媒体に記録
    し、写真プリント時に測距エリア情報を読み取り、この
    測距エリアを中心にして定めた範囲を主要部エリアと
    し、この主要部エリア内の画像情報を用いて露光制御を
    行うようにしたことを特徴とする写真プリント方法。
JP23248789A 1989-04-28 1989-09-07 写真プリント方法 Expired - Fee Related JP2798182B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23248789A JP2798182B2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07 写真プリント方法
US07/515,897 US5128711A (en) 1989-04-28 1990-04-27 Apparatus for recording position information of principal image and method of detecting principal image
US08/076,172 US5369463A (en) 1989-04-28 1993-06-14 Apparatus for recording position information of principal image and method of detecting principal image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23248789A JP2798182B2 (ja) 1989-09-07 1989-09-07 写真プリント方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395542A JPH0395542A (ja) 1991-04-19
JP2798182B2 true JP2798182B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=16940087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23248789A Expired - Fee Related JP2798182B2 (ja) 1989-04-28 1989-09-07 写真プリント方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2798182B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215097A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示データ生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0395542A (ja) 1991-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5128711A (en) Apparatus for recording position information of principal image and method of detecting principal image
EP0532047B1 (en) Method of making photographic prints
US5023656A (en) Photographic printing method
US5481330A (en) Panoramic photograph processing system
JP2798182B2 (ja) 写真プリント方法
JP2888558B2 (ja) 写真プリント方法
JP2728995B2 (ja) プリント写真の作成方法
JP2509703B2 (ja) 主要部位を記録するカメラ及び写真プリンタ
JP2552727B2 (ja) 写真原画の顔領域検出方法
JP2509702B2 (ja) 写真プリント方法
JP2571852B2 (ja) オートフォーカスカメラ
JP2801985B2 (ja) プリント写真の作成方法
JP2553197B2 (ja) カメラ及び写真プリント方法
JP2552724B2 (ja) 写真焼付方法
JP2598133B2 (ja) 写真プリンタ
JP2638673B2 (ja) カメラ及び写真プリンタ
JP2695325B2 (ja) プリント写真の作成方法
JP2553196B2 (ja) 写真プリント方法
JP2506191B2 (ja) 写真焼付方法
JPH0355536A (ja) 写真プリント方法
JP2529416B2 (ja) 写真プリント方法
JP2613306B2 (ja) 写真プリント方法
JPH03100643A (ja) 写真プリント方法
JPH07281283A (ja) 写真処理システム
JPH061344B2 (ja) 主要画像測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080703

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090703

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees