JP2695325B2 - プリント写真の作成方法 - Google Patents

プリント写真の作成方法

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JP2695325B2
JP2695325B2 JP3286901A JP28690191A JP2695325B2 JP 2695325 B2 JP2695325 B2 JP 2695325B2 JP 3286901 A JP3286901 A JP 3286901A JP 28690191 A JP28690191 A JP 28690191A JP 2695325 B2 JP2695325 B2 JP 2695325B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント写真の作成方法
に関し、特に、撮影の際に記録した識別情報や撮影情報
を用いて焼付露光するようにしたプリント写真の作成方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の写真プリント方法は、まず、ネガ
フイルムの各コマの平均濃度(例えばLATD(大画面
透過濃度))を基準として基本露光量を決定し、その次
にネガフイルムの各コマの画像濃度情報を用いて露光補
正量を算出し、これらにより適正な露光量を決定してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、主要被写体の濃度がコマ全体の平均濃度
よりも離れている場合に補正が必要になるが、コマ上に
おいて主要被写体の位置が不明のため、主要被写体の濃
度を正確に把握することができない。このため、正確な
補正を行うことができないという問題がある。特に、主
要被写体の位置が中央にない場合には、主要被写体の濃
度の推定が困難となり、補正の精度が低下するという問
題点があった。また、従来では、露光量は統計的手法を
用いた確率的な決定となり、プリント品質の向上には限
界があった。更に、カメラ側で高精度な露光制御を行っ
て撮影しても、これがプリント時の露光量決定に反映さ
れず、低機能カメラとの差異がほとんど無い状態であっ
た。
【0004】ところで、最近は、カメラの自動露出制御
が高精度化され、フイルムの各コマに記録される像が適
正な濃度となるように露出制御される。例えば、カメラ
の露出量の決定は、撮影者の撮影意図によって手動的
に、または自動的に主要部をフォーカシングすることに
より、主要部が容易に決定でき、高精度の露出制御が可
能である。したがって、従来の方法のように、ネガフイ
ルムの各コマを測光することなく、用いるカラーペーパ
ーの種類やプリント倍率に応じて予め設定した一定露光
量によって焼付露光(例えば、一定時間露光)すること
が可能となる。しかしながら、単に一律に一定時間で焼
付露光する場合には、上記したように、主要被写体の濃
度がコマ全体の平均濃度よりも離れている場合に、主要
被写体を最適な濃度で仕上げることができないという問
題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、主要被写体の濃度を適正に仕上げることができ、
しかもプリント品質がカメラの露出制御の精度に依存す
る欠点を無くすようにしたプリント写真の作成方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明は、写真プリンタにおい
て、撮影コマの画像濃度を検出してこの画像濃度情報に
基づき焼付露光量を決定してプリントする第1のプリン
ト方法と、撮影コマの画像濃度情報に基づくことなく、
予め定めた露光量をフイルム種類によって補正してプリ
ントする第2のプリント方法とを選択可能にし、カメラ
において、写真撮影とともに、カメラ側で主要被写体に
基づき適正な露出量で撮影される撮影条件下で撮影され
たコマに対し、第2のプリント方法を選択するための識
別情報を記録し、前記写真プリンタを用いてプリントす
る際に前記識別情報を読み取り、この識別情報に基づき
第2のプリント方法を選択するようにしたものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、カメラにお
いて、写真撮影とともに、測光値により決定した露出制
御量がカメラのプログラム制御域を外れて撮影された不
適正露出撮影コマに対し、第1のプリント方法を選択す
るための識別情報を記録し、前記写真プリンタを用いて
プリントする際に前記識別情報を読み取り、この識別情
報に基づき第1のプリント方法を選択するようにしたも
のである。
【0008】また、請求項3記載の発明は、カメラにお
いて、写真撮影とともに、測光値により決定した露出制
御量がカメラのプログラム制御域を外れて撮影された不
適正露出撮影コマに対し第1の識別情報を記録し、主要
被写体に基づき適正な露出量で撮影される撮影条件下で
撮影されたコマに対し第2の識別情報を記録し、前記写
真プリンタを用いてプリントする際に前記識別情報を読
み取り、前記第1の識別情報を検出したときに前記第1
のプリント方法を選択し、前記第2の識別情報を検出し
たときに前記第2のプリント方法を選択するようにした
ものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】図2はプリント方法を選択するための識別情
報を記録するカメラを示すものである。周知のように、
カメラボディ(図示せず)の前面に、発光ダイオード1
0とレンズ11とからなる投光部と、レンズ12と測距
用イメージラインセンサ(以下、単に測距用ラインセン
サという)13とからなる受光部とが配置されている。
コントローラ14は、レリーズボタン15が半押しにさ
れた時に、発光ダイオード10を発光させ、近赤外域の
スポット光を主要被写体16に向けて投光する。主要被
写体16で反射された光は、測距用ラインセンサー13
に入射する。測距回路17は測光用ラインセンサー13
の入射位置から被写体距離を求め、この被写体距離をレ
ンズセット部19に送る。
【0015】また、撮影レンズ20の背後には周知の絞
り機構21、シャッタ機構22が配置されている。測光
部23は、レンズ24とイメージエリアセンサ25とか
ら構成されており、レリーズボタン15が半押しされた
ときに、被写体輝度(BV)を測定する。
【0016】イメージエリアセンサ25は、図3に示す
ように、撮影シーンを7×5のマトリクスに分割し、こ
れら各エリアA1〜A35の内、撮影シーンの中央部に
位置するエリアA10〜A12,A17〜A19,A2
4〜A26の中心部に、スポット測光エリアSP1〜S
P9を配置したものである。撮影時には、図3に示すよ
うに主要被写体16を画面中央に入れた状態でレリーズ
ボタン15を半押ししてフォーカスロックする。各スポ
ット測光エリアSP1〜SP9からの被写体輝度信号
は、フォーカスロック時に露出制御回路30に送られ
る。露出制御回路30は、各エリアSP1〜SP9から
の輝度信号とフイルム感度信号とにより、光値(LV)
を算出し、絞り駆動部31及びシャッタ駆動部32をプ
ログラム制御する。
【0017】また、露出制御回路30には、識別情報発
生回路35が接続されている。識別情報発生回路35
は、露出制御回路30が主要被写体に基づき露出制御し
たときに識別信号を発し、これを情報書込み部36に送
る。また、識別情報発生回路35は、露出制御回路30
が光値に基づき絞り駆動部31及びシャッタ駆動部32
を制御する際に、光値がプログラム制御域を外れている
場合には、識別信号を発することがない。
【0018】レリーズボタン15を半押し状態から更に
押し下げると、コントローラ14は撮影開始信号を発生
する。この撮影開始信号はレンズレット部19に送ら
れ、測距回路17からの被写体距離情報に応じて撮影レ
ンズ20を繰り出して、焦点調節を行う。また、コント
ローラ14は、撮影レンズ20のセットが完了すると、
信号を絞り駆動部31及びシャッタ駆動部32に送っ
て、これらを作動させる。これにより、絞り21が被写
体輝度に応じて調節された後にシャッタ22が所定時間
開き、撮影レンズ20によって、被写体の像がネガフイ
ルム38に写し込まれる。
【0019】情報書込み部36は、シャッタレリーズ時
にLED37を駆動して、ネガフイルム38の画像記録
コマ38bの上方の余白部に、識別情報をデジタルコー
ドとして記録する。
【0020】図4は識別情報を記録したネガフイルム3
8を示すものである。このネガフイルム38には、一定
間隔でパーフォレーション38aが穿孔されており、こ
のパーフォレーション38aを巻止め装置のセンサーが
検出することにより1コマ送りが行われる。各パーフォ
レーション38aに対応して、ネガフイルム38の感光
乳剤面には、各コマ38bが記録されている。また、各
コマ38bのパーフォレーション形成位置と反対側の余
白部には、デジタルコード化したバーコード38cが記
録されている。
【0021】図5は写真プリンタを示すものである。光
源45から放出された白色光は、シアンフイルタ46,
マゼンタフイルタ47,イエローフイルタ48を通って
からミキシングボックス49に入る。これらの色補正フ
イルタ46〜48は、通常のコマのプリント時には一定
位置に固定されている。そして、補正が特に必要なコマ
に対して、オペレータが補正量をキーボード50から入
力した場合に、この補正量に対応してフイルタ調節部5
1によって光路52へのフイルタの挿入量が調節され、
それにより焼付光の三色光成分及びその強度が調節され
る。前記ミキシングボックス49は、内面がミラー面と
なった角筒の両端部に拡散板を取り付けたものである。
【0022】フイルムキャリヤ55はプリント位置に配
置されており、現像済みネガフイルム38がセットされ
る。ネガフイルム38は、ミキシングボックス49を透
過した光で照明される。この透過光はシャッタ56の開
時に焼付レンズ57によりカラーペーパー58の感光乳
剤面に結像され、焼付露光される。シャッタ56はシャ
ッタ駆動部60により一定時間開かれる。また、フイル
ムキャリア55には、ネガフイルム38の平坦性を確保
するために、プリント位置にフイルムマスク61が設け
られている。このフイルムマスク61は、周知のように
コマのサイズに対応した開口が形成されており、ネガフ
イルム38の移送時に、ソレノイド(図示せず)によっ
て浮き上がり、プリント時にネガフイルム38を押え付
けるようになっている。
【0023】前記プリント位置の手前に、バーコードリ
ーダー65が配置されており、ネガフイルム38がプリ
ント位置に送られる際に、各コマに記録された識別情報
が読み取られる。この読み取った識別情報は、デコーダ
66に送られて、プリンタに利用可能な識別信号データ
にデコードされた後、コントローラ67に送られる。コ
ントローラ67は周知のマイクロコンピュータから構成
されており、内蔵するROMに記憶したプログラムにし
たがい各部をシーケンス制御する。また、コントローラ
67には、2つの露光量演算部70,71が接続されて
おり、識別情報が記録されているコマと記録されていな
いコマに応じて、これら露光量演算部70,71を選択
的に用い、プリント方式を代えてプリント対象コマを焼
付露光する。
【0024】第1の露光量演算部70は、識別符号が記
録されていたコマ、すなわちカメラ側で主要部測光デー
タを重視した露出制御が行われたコマの場合に選択さ
れ、この露光量演算部70で算出された露光量に基づき
一定時間露光が行われる。この第1の露光量演算部70
では、露光量の決定を画像濃度に基づくことなく、フイ
ルム種類の感度特性によって、予め定めた露光量を修正
してプリントするためのものである。例えばAメーカの
ISO−100と称されるフイルム感度は、実際にはI
SO表示で120であり、BメーカのISO−100と
称されるフイルムはISO表示で70しかない等、フイ
ルムの種類によって感度特性が異なり、ISO−100
で適正な露出をカメラで行った場合、フイルム上の主要
被写体濃度は異なったものになる。そこで、このフイル
ム種類に基づく補正が必要となる。この第1の露光量演
算部70では、補正の原理を単純化した次のような数式
1の露光量演算式が用いられる。
【0025】
【数1】logEj =Km (Bkj)+Bnj+Kj
【0026】ここで、各記号は次の通りである。 Ej :焼付露光量 Km :伸ばし倍率によって定まる露光量修正係数 Bkj:予め定めた基本露光量 Bnj:フイルム種類の感度特性によって定まる修正露光
量 Kj :露光光学系やカラーペーパーの感度特性,現像処
理特性によって定まる修正露光量 j :三原色R,G,Bのいずれか1つ
【0027】第2の露光量演算部71は、識別符号が記
録されていないコマの場合に選択され、この露光量演算
部71で算出されて露光量に基づき従来と同じような光
質調節による焼付露光が行われる。この第2の露光量演
算部71には、周知のように、スキャナー72からの測
光データに基づき特性値を算出する特性値算出部73が
接続されている。スキャナー72は、フイルムキャリア
55のプリント対象コマを臨む位置に配置されており、
レンズとイメージエリアセンサとから構成されている。
このスキャナー72は、プリント対象コマの各点を三色
分解測光し、これを特性値算出部73に送る。特性値算
出部73は、スキャナー72からの測光データに基づき
LATDや最大値,最小値等を算出し、これを露光量演
算部71に送る。露光量演算部71は、各種特性値に基
づき次に示す数式2の演算式により露光量を求める。
【0028】
【数2】 logEj =Km ・Cj (Dj −Dnj)+Bnj+Kj
【0029】ここで、各記号は次の通りである。 Cj :スロープ値であり、プリント対象コマの画像濃度
によってプリント画像の濃度や色味を調節する係数 Dj :プリント対象コマのLATD値 Dnj:標準フイルムのLATD値(基準LATD値) なお、Dj ,Dnjは、LATD値を用いる代わりに、画
像のシャドー部を除去したハイライト部画像濃度等を用
いることができる。
【0030】図1は本実施例のプリント写真の作成手順
を示すものである。先ず、被写体にカメラを向けてレリ
ーズボタン15を半押しにして、フォーカスロック状態
にする。このフォーカスロック時には、各スポット測光
エリアSP1〜SP9の輝度値に基づき自動露出制御が
行われる。その後、カメラの向きを変えて構図を決定
し、レリーズボタンを更に押し下げると、絞り21及び
シャッタ22がプログラム制御され、フォーカスロック
された被写体の輝度に応じて、最適な露出量で撮影が行
われる。更に、撮影コマに対応する位置で、最適撮影条
件下での撮影であることを示す識別情報がバーコード形
式でフイルムの感光乳剤面に記録される。また、前述し
たように、適正な露出制御が行えず撮影されたコマに対
してはこの識別情報は記録されない。
【0031】撮影終了後には、撮影済みフイルム38が
現像所に提出され、フイルム現像の後にプリントが行わ
れる。プリント時には、まず、図5に示すように、バー
コードリーダー65によりフイルム38に記録されたバ
ーコード38c(図4参照)を読み取る。そして、読み
取ったバーコード信号をデコーダ66により識別情報に
変換し、これをコントローラ67に送る。
【0032】コントローラ67はこの識別情報に基づき
第1又は第2の露光量演算部70,71を選択する。す
なわち、識別情報が記録されているコマに対しては、第
1の露光量演算部70を選択して、この露光量演算部7
0による露光量を算出し、コントローラ67はこれに基
づき焼付露光する。この焼付露光では、露光量は、カラ
ーフイルムの種類の感度特性により一律に決定されるた
め、一定時間の焼付露光となるタイマー露光となる。こ
のタイマー露光では各色毎の露光量となるように各色フ
イルタを光路内に挿入して光質調節して一定時間で焼き
込む。また、これに代えて、各色毎の露光量に達した色
から、これの色光をカットする色フイルタを光路に挿入
して焼き込んでもよい。
【0033】コントローラ67は、識別情報が記録され
ていないコマに対しては、第2の露光量演算部71を選
択する。この場合には、スキャナー72が作動して、プ
リント対象コマの各点の三色画像濃度が測定され、これ
が特性値算出部73に送られる。特性値算出部73で
は、プリント対象コマのLATD値を算出し、これを第
2の露光量演算部71に送る。第2の露光量演算部71
は前記式2の露光量演算式を用い露光量を決定し、この
露光量をコントローラ67に送る。コントローラ67
は、算出した露光量に基づきフイルタセット値を求め、
これに基づきフイルタ調節部51を制御して焼付光の三
色強度を調節し、焼付露光(調光露光)を行う。
【0034】なお、上記実施例では、補正の原理を単純
化した露光演算式として式1を用いたが、この他に、こ
の式1に撮影光源種によって定まる修正露光量Bljや、
カメラの種類によって定まる修正露光量Bcjを加算した
次のような式を用いて、更に高精度な露光制御を行うよ
うにしてもよい。
【0035】
【数3】 logEj =Km (Bkj)+Bnj+Blj+Bcj+Kj
【0036】また、上記実施例では、識別情報としてバ
ーコード38cを用いたが、これは単に、適正露出で撮
影されたコマにのみ光学的マークや磁気的マークを記録
するようにしてもよい。また、識別情報は、フイルムの
感光乳剤面に光学的に記録するようにしたが、この他
に、フイルムに磁気記録層を形成し、これに磁気記録し
てもよい。磁気記録層は画像記録部以外のエリアに磁気
記録層を形成する他に、透明磁性体を用いて、フイルム
ベースの感光乳剤層とは反対側の面に全面に亘り形成し
てもよい。透明磁性体からなる磁気記録層としては、米
国特許第4302523号、同3782947号、同5
279945号等に示される透明磁気ベースを用いるこ
とが好ましい。また、フイルムカートリッジに内蔵させ
たICメモリやカメラに装着されるICカード等の電子
的記録媒体に、電気的に主要部位置情報を記録してもよ
い。
【0037】また、上記実施例では、カメラ側で適正露
出が行われたか否かを判定し、この判定結果により識別
情報を記録するようにしたが、この他に、カメラ側で
は、撮影情報のみを記録しておき、これをプリンタ側で
読みだし、カメラ側で適正な露出で撮影されたコマか否
かを判定するようにしてもよい。前記撮影情報として
は、ストロボ発光有無、被写体輝度、絞り、シャッタス
ピード、撮影倍率、被写体距離等がある。更には、識別
情報は、自動的に記録する他に、撮影者がキー入力する
ことで手動により識別情報を入力するようにしてもよ
い。この場合には、第1の露光量演算部を用いてプリン
トを行うコマのみに前記識別情報を記録するとよい。こ
れにより、撮影者の撮影した条件に相当するプリント画
像が得られ、撮影者の意図が反映されたプリント写真を
得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ側で主要被写体に基づき適正な露出量で撮影され
る撮影条件下で撮影されたコマに識別情報を記録してお
き、プリンタ側でこれを読み取り、識別情報が記録され
たコマに対しては、フイルム画像濃度に基づきプリント
を行うことなく、カラーフイルムの種類の感度特性によ
って決定される主要被写体濃度に対して一定な露光量で
焼付露光することで、主要被写体に忠実なプリント画像
自動的に得られる。これにより、特に、カラーフェリ
アの発生がなく、被写体に忠実な色再現が行える。ま
た、主要被写体に基づき露出されたフイルム画像の主要
被写体濃度は一定であるため、プリンタでフイルム画像
濃度に基づくことなく露光量を決定することで、簡単に
高品質のプリントが高い得率で得られることになる。更
に、カメラ側で測光値により決定した露出制御量がカメ
ラのプログラム制御域を外れて撮影された不適正露出撮
影コマに対し、フイルム画像濃度に基づき焼付露光量を
決定してプリントする方法を選択するための識別情報を
記録したから、カメラ側で適正な露出制御が行えなかっ
たコマは、フイルム画像濃度を検出してこれに基づき露
光量を決定するため、適正露出で撮影されなかったコマ
に対しても仕上がりのよいプリント写真を得ることがで
きる。このように、二つのプリント方式を撮影条件に合
わせて自動的に選択して適用するため、プリント写真の
得率(良品の得られる率)を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント写真の作成方法の要部を示す
フローチャートである。
【図2】本発明で用いる識別情報記録カメラを示す概略
図である。
【図3】同カメラのイメージエリアセンサを示す正面図
である。
【図4】識別情報が記録されたネガフイルムを示す正面
図である。
【図5】本発明で用いる写真プリンタを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
20 撮影レンズ 21 絞り 22 シャッタ 25 イメージエリアセンサ 35 識別情報発生回路 36 情報書込み部 38 ネガフイルム 38c バーコード(識別情報) 58 カラーペーパー 65 バーコードリーダー 70 第1の露光量演算部 71 第2の露光量演算部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真プリンタにおいて、撮影コマの画像
    濃度を検出してこの画像濃度情報に基づき焼付露光量を
    決定してプリントする第1のプリント方法と、撮影コマ
    の画像濃度情報に基づくことなく、予め定めた露光量を
    フイルム種類によって補正してプリントする第2のプリ
    ント方法とを選択可能にし、 カメラにおいて、写真撮影とともに、主要被写体に基づ
    き適正な露出量で撮影される撮影条件下で撮影されたコ
    マに対し、第2のプリント方法を選択するための識別情
    を記録し、 前記写真プリンタを用いてプリントする際に前記識別情
    報を読み取り、この識別情報に基づき第2のプリント方
    法を選択するようにしたことを特徴とするプリント写真
    の作成方法。
  2. 【請求項2】 写真プリンタにおいて、撮影コマの画像
    濃度を検出してこの画像濃度情報に基づき焼付露光量を
    決定してプリントする第1のプリント方法と、撮影コマ
    の画像濃度情報に基づくことなく、予め定めた露光量を
    フイルム種類によって補正してプリントする第2のプリ
    ント方法とを選択可能にし、 カメラにおいて、写真撮影とともに、測光値により決定
    した露出制御量がカメラのプログラム制御域を外れて撮
    影された不適正露出撮影コマに対し、第1のプリント方
    法を選択するための識別情報を記録し、 前記写真プリンタを用いてプリントする際に前記識別情
    報を読み取り、この識別情報に基づき第1のプリント方
    法を選択するようにしたことを特徴とするプリント写真
    の作成方法。
  3. 【請求項3】 写真プリンタにおいて、撮影コマの画像
    濃度を検出してこの画像濃度情報に基づき焼付露光量を
    決定してプリントする第1のプリント方法と、撮影コマ
    の画像濃度情報に基づくことなく、予め定めた露光量を
    フイルム種類によって補正してプリントする第2のプリ
    ント方法とを選択可能にし、 カメラにおいて、写真撮影とともに、測光値により決定
    した露出制御量がカメラのプログラム制御域を外れて撮
    影された不適正露出撮影コマに対し第1の識別情報を記
    録し、主要被写体に基づき適正な露出量で撮影される撮
    影条件下で撮影されたコマに対し第2の識別情報を記録
    し、 前記写真プリンタを用いてプリントする際に前記識別情
    報を読み取り、前記第1の識別情報を検出したときに前
    記第1のプリント方法を選択し、前記第2の識別情報を
    検出したときに前記第2のプリント方法を選択するよう
    にしたことを特徴とするプリント写真の作成方法。
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