JP7371113B2 - 道路構造、型枠治具、及び道路構造の施工方法 - Google Patents
道路構造、型枠治具、及び道路構造の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7371113B2 JP7371113B2 JP2021554967A JP2021554967A JP7371113B2 JP 7371113 B2 JP7371113 B2 JP 7371113B2 JP 2021554967 A JP2021554967 A JP 2021554967A JP 2021554967 A JP2021554967 A JP 2021554967A JP 7371113 B2 JP7371113 B2 JP 7371113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- pile
- road structure
- support
- eccentric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 title claims description 31
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 709
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 709
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 107
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 69
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 48
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 45
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000011900 installation process Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 38
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 12
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 4
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 3
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
- E01C1/00—Design or layout of roads, e.g. for noise abatement, for gas absorption
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01D—CONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
- E01D15/00—Movable or portable bridges; Floating bridges
- E01D15/24—Bridges or similar structures, based on land or on a fixed structure and designed to give access to ships or other floating structures
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01D—CONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
- E01D21/00—Methods or apparatus specially adapted for erecting or assembling bridges
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/16—Sealings or joints
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
また、本発明に係る道路構造は、道路が延びる第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に並列して地盤に打設される第1鋼管杭及び第2鋼管杭を含む鋼管杭と、前記第1鋼管杭の上方に接続される鋼管支柱と、前記第2鋼管杭又は前記鋼管支柱の上端に設置される上端格点鋼管と、隣り合う2つの前記上端格点鋼管を連結する桁部材と、前記上端格点鋼管及び前記桁部材の上に設置される道路床版と、を備え、前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、前記鋼管支柱、及び前記上端格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、前記下方部材と前記上方部材との接合部は、前記下方部材の中心軸と前記上方部材の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材により接合され、前記偏心接合部材は、少なくとも第4偏心接合部材を含み、前記第4偏心接合部材は、前記下方部材に向かって突出している差し込み部材を備え、前記差し込み部材は、前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも小さく、前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の内側面に包囲されて設置され、前記差し込み部材と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、充填材が充填される。
図1は、実施の形態1に係る道路構造100の模式図である。図2は、図1の道路構造100のA-A部の断面構造の説明図である。図3は、図1の道路構造100のB-B部の断面構造の説明図である。図4は、図1の道路構造100のC-C部の断面構造の説明図である。図5は、図1の道路構造100の桁部材41の配置図である。道路構造100は、山間部等の起伏が大きい地盤に設置されるものである。道路構造100は、例えば、山間部の斜面に沿って道路を設ける場合、斜面に沿って設けられた既設道路を拡幅する場合、又は山間部の沢部を跨いで道路を通す場合等に用いられる構造である。実施の形態1においては、山間部の斜面に沿って設置された道路構造100について説明する。
図6は、実施の形態1に係る道路構造100の上端格点鋼管50a周辺の断面構造の説明図である。図7は、実施の形態1に係る道路構造100の上端格点鋼管50aの上面図である。上端格点鋼管50aと支持杭10とは、偏心接合部材60aにより接合される。偏心接合部材60aは、上端格点鋼管50aの一部であり、支持杭10の杭頭12と組み合わさり、杭頭12に対する上端格点鋼管50aの位置を調整できるようにするためのものである。即ち、上端格点鋼管50aは、偏心接合部材60aにより、支持杭10と中心軸の位置がずれた状態であっても、支持杭10に接合することができる。上端格点鋼管50aと杭頭12とを接合する偏心接合部材60aを、特に第1偏心接合部材と称する場合がある。
図8は、実施の形態1に係る道路構造100の中間格点鋼管50b周辺の断面構造の説明図である。図9は、実施の形態1に係る道路構造100の中間格点鋼管50bの上面図である。中間格点鋼管50bと支持杭10とは、偏心接合部材60bにより接合される。偏心接合部材60bは、中間格点鋼管50bの一部であり、支持杭10と組み合わさり、支持杭10に対する中間格点鋼管50bの位置を調整できるようにするためのものである。即ち、中間格点鋼管50bは、偏心接合部材60bにより、支持杭10と中心軸の位置がずれた状態であっても、支持杭10に接合することができる。
図10は、実施の形態1に係る道路構造100の中間格点鋼管50bの変形例である中間格点鋼管150b周辺の断面構造の説明図である。中間格点鋼管50bは、鋼管部材51bの内部に支持部材55bを設置することにより、例えば第1鋼管杭20aと鋼管支柱30とを接合することができる。変形例の中間格点鋼管150bは、鋼管部材51bの内部に上端格点鋼管50aが備える支持部材55aと同様の構造の支持部材55bを備える。
実施の形態1に係る道路構造100によれば、道路が延びる第1方向及び第1方向に交差する第2方向に並列して地盤90に打設される第1鋼管杭20a及び第2鋼管杭20bと、第1鋼管杭20aの上方に接続される鋼管支柱30と、第2鋼管杭20b又は鋼管支柱30の上端に設置される上端格点鋼管50aと、隣り合う2つの上端格点鋼管50aのうち連結する桁部材41と、上端格点鋼管50a及び桁部材41の上に設置される道路床版99と、を備える。第1鋼管杭20a、第2鋼管杭20b、鋼管支柱30、及び上端格点鋼管50aのうち、下方に位置する部材を下方部材とし、下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、下方部材と上方部材との接合部は、下方部材の中心軸と上方部材の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材60により接合される。
このように構成されることにより、道路構造100は、地盤90からの突出長さが多大な支持杭10においても、杭頭12の位置が調整でき、また、杭頭12に接合される上端格点鋼管50aの位置及び桁部材41の位置の調整ができる。つまり、道路構造100を構成する鋼管杭20、鋼管支柱30、及び上端格点鋼管50aのうち、下方に位置する下方部材と下方部材の上方に接合される上方部材との中心軸を誤差の分だけずらして位置調整ができる。そのため、支持杭10を地盤90に立設するにあたり、上端格点鋼管50aの位置の精度を容易に確保でき、道路構造100は、精度を確保しつつ工期及びコストを抑制できる。
このように構成されることにより、上端格点鋼管50aは、支持杭10の杭頭12の位置に誤差があっても、位置調整を容易に行うことができる。
このように構成されることにより、中間格点鋼管50bは、支持杭10の位置に誤差があっても、支持杭10に対し中心軸をずらして設置することができる。そのため、異なる支持杭10に設置された2つの中間格点鋼管50b同士を不都合なく梁部材40で連結することができる。また、道路構造100は、支持杭10の位置に誤差があっても中間格点鋼管50bの設置位置を鋼管部材51bと支持杭10との隙間で調整できるため、中間格点鋼管50bの設置が容易である。
実施の形態2に係る道路構造200は、実施の形態1に係る道路構造100に対し、少なくとも一部の偏心接合部材60の構造を変更したものである。実施の形態2に係る道路構造200においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態2に係る道路構造200の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
実施の形態3においては、実施の形態1に係る道路構造100の施工方法について説明する。
実施の形態4においては、実施の形態1に係る道路構造100及び実施の形態2に係る道路構造200の変形例について説明する。
実施の形態5においては、実施の形態1に係る道路構造100及び実施の形態2に係る道路構造200の上端格点鋼管50a及び中間格点鋼管150bの変形例について説明する。実施の形態5に係る道路構造100の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1~4の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図25は、実施の形態5に係る道路構造100の上端格点鋼管550a周辺の断面構造の説明図である。図25(b)は、図25(a)のE-E部の断面を示している。図26は、実施の形態5に係る道路構造100の上端格点鋼管550aの上面図及び側面図である。図25に示すように、上端格点鋼管550aと支持杭10とは、偏心接合部材560aにより接合される。偏心接合部材560aは、上端格点鋼管550aの一部であり、支持杭10の杭頭12と組み合わさり、杭頭12に対する上端格点鋼管550aの位置を調整できるようにするためのものである。即ち、上端格点鋼管550aは、偏心接合部材560aにより、支持杭10と中心軸の位置がずれた状態で支持杭10に接合することができる。実施の形態5に係る上端格点鋼管550aと杭頭12とを接合する偏心接合部材560aを、特に第4偏心接合部材と称する場合がある。
上記のように、偏心接合部材560aは、下方部材である支持杭10の杭頭12に向かって突出している差し込み部材61を備える。差し込み部材61は、支持杭10の外形よりも小さく、支持杭10の内側面に包囲されて設置されている。差し込み部材61と支持杭10の間に形成される隙間は、充填材80が充填される。このように構成されることにより、偏心接合部材560aは、支持杭10の杭頭12の内側に配置されるため、接合部分の外形が大きくなることがない。
実施の形態5に係る偏心接合部材560a及び560bは、差し込み部材61の断面形状を適宜変更することができる。
Claims (23)
- 道路が延びる第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に並列して地盤に打設される第1鋼管杭及び第2鋼管杭を含む鋼管杭と、
前記第1鋼管杭の上方に接続される鋼管支柱と、
前記第2鋼管杭又は前記鋼管支柱の上端に設置される上端格点鋼管と、
隣り合う2つの前記上端格点鋼管を連結する桁部材と、
前記上端格点鋼管及び前記桁部材の上に設置される道路床版と、を備え、
前記第2鋼管杭及び前記鋼管支柱のうち前記上端格点鋼管と接合される部材を下方部材としたときに、
前記下方部材と前記上端格点鋼管との接合部は、
前記下方部材の中心軸と前記上端格点鋼管の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材により接合され、
前記桁部材は、
前記第1方向に並列された2つの前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の間に設置される縦桁と、
前記第2方向に並列された2つの前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の間に設置される横桁と、を含み、
前記上端格点鋼管は、
前記縦桁が接続される2つの縦桁仕口と、
前記横桁が接続される横桁仕口と、を備え、
前記2つの縦桁仕口の延びる方向は、
互いに交差しており、
前記偏心接合部材は、
少なくとも第4偏心接合部材を含み、
前記第4偏心接合部材は、
前記下方部材に向かって突出している差し込み部材を備え、
前記差し込み部材は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも小さく、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の内側面に包囲されて設置され、
前記差し込み部材と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、
充填材が充填される、道路構造。 - 道路が延びる第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に並列して地盤に打設される第1鋼管杭及び第2鋼管杭を含む鋼管杭と、
前記第1鋼管杭の上方に接続される鋼管支柱と、
前記第2鋼管杭又は前記鋼管支柱の上端に設置される上端格点鋼管と、
隣り合う2つの前記上端格点鋼管を連結する桁部材と、
前記上端格点鋼管及び前記桁部材の上に設置される道路床版と、を備え、
前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、前記鋼管支柱、及び前記上端格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、
前記下方部材と前記上方部材との接合部は、
前記下方部材の中心軸と前記上方部材の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材により接合され、
前記偏心接合部材は、
少なくとも第4偏心接合部材を含み、
前記第4偏心接合部材は、
前記下方部材に向かって突出している差し込み部材を備え、
前記差し込み部材は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも小さく、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の内側面に包囲されて設置され、
前記差し込み部材と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、
充填材が充填される、道路構造。 - 前記上端格点鋼管は、
上面を構成し前記桁部材に接合される上部プレートと、
下面を構成し前記桁部材に接合される下部プレートと、を備え、
前記差し込み部材は、
前記上部プレートに接合され、前記下部プレートを貫通し下方に突出して配置される、請求項1又は2に記載の道路構造。 - 前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、又は前記鋼管支柱に設置される中間格点鋼管と、
隣り合う2つの前記中間格点鋼管を連結する梁部材と、をさらに備え、
前記偏心接合部材は、
少なくとも第5偏心接合部材を含み、
前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、前記鋼管支柱、前記上端格点鋼管、及び前記中間格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、前記下方部材と前記上方部材との接合部は、前記第5偏心接合部材により接合され、
前記中間格点鋼管は、
前記第5偏心接合部材を備え、
前記第5偏心接合部材は、
前記上方部材及び前記下方部材に向かって突出している差し込み部材を備え、
前記差し込み部材は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも小さく、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の内側面に包囲されて設置され、
前記差し込み部材と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、
充填材が充填される、請求項1~3の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記差し込み部材は、
円筒形状の鋼管である、請求項1~4の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記差し込み部材は、
当該差し込み部材の中心軸に垂直な断面において、板状の部材を直交するように接合して形成されている、請求項1~5の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記縦桁は、
前記第2方向において並列された第1の縦桁と第2の縦桁を含み、
前記第1の縦桁は、
前記第1方向に並んで配置されている第1の上端格点鋼管と第2の上端格点鋼管とに接続され、
前記第2の縦桁は、
前記第1方向に並んで配置されている第3の上端格点鋼管と第4の上端格点鋼管とに接続され、
前記第1の上端格点鋼管と前記第2の上端格点鋼管との間隔は、
前記第3の上端格点鋼管と前記第4の上端格点鋼管との間隔よりも短い、請求項1に記載の道路構造。 - 前記第1の縦桁及び前記第2の縦桁は、
平行に配置されている、請求項7に記載の道路構造。 - 前記第1の上端格点鋼管と前記第3の上端格点鋼管、前記第2の上端格点鋼管と前記第4の上端格点鋼管は、
それぞれが異なる前記横桁によって連結されて一体化されている、請求項7又は8に記載の道路構造。 - 前記第1の上端格点鋼管と前記第3の上端格点鋼管とを連結する前記横桁及び前記第2の上端格点鋼管と前記第4の上端格点鋼管とを連結する前記横桁は、
それぞれ中央部に連結部を備え、
前記連結部は、
第3の縦桁が接続されている、請求項9に記載の道路構造。 - 前記偏心接合部材は、
少なくとも第1偏心接合部材を含み、
前記上端格点鋼管は、
筒体を含む前記第1偏心接合部材を備え、
前記筒体は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも大きく、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外側面を包囲して設置され、
前記筒体と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、
充填材が充填される、請求項1~10の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、又は前記鋼管支柱に設置される中間格点鋼管と、
隣り合う2つの前記中間格点鋼管を連結する梁部材と、をさらに備え、
前記偏心接合部材は、
少なくとも第2偏心接合部材を含み、
前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、前記鋼管支柱、前記上端格点鋼管、及び前記中間格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、前記下方部材と前記上方部材との接合部は、前記第2偏心接合部材により接合され、
前記中間格点鋼管は、
筒体を含む前記第2偏心接合部材を備え、
前記筒体は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外形よりも大きく、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外側面を包囲して設置され、
前記筒体と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される隙間は、
充填材が充填される、請求項1~11の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記梁部材は、
前記第1方向に並列された2つの前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の間に設置される縦梁を含む、請求項12に記載の道路構造。 - 前記梁部材は、
前記第2方向に並列された2つの前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の間に設置される横梁を含む、請求項12に記載の道路構造。 - 前記横梁は、
前記中間格点鋼管と一体に形成されている、請求項14に記載の道路構造。 - 前記中間格点鋼管は、
前記接合部において前記上方部材及び前記下方部材の両方の端部にまたがって配置される、請求項12~15の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記上端格点鋼管と前記中間格点鋼管との間、又は2つの前記中間格点鋼管の間を連結し、前記桁部材に対し傾斜している斜め梁をさらに備える、請求項12~16の何れか1項に記載の道路構造。
- 前記筒体の内側面は、
突起が設けられている、請求項11~17の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記筒体は、
縞鋼板又はリブ付き鋼板により形成される、請求項11~17の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記偏心接合部材は、
少なくとも第3偏心接合部材を含み、
前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、前記鋼管支柱、前記上端格点鋼管、及び前記第1鋼管杭、前記第2鋼管杭、又は前記鋼管支柱に設置される中間格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、
前記第3偏心接合部材は、
上面に上方部材が接合される接合面を備え、前記下方部材の上端に接合され、
前記接合面の外形は、
前記上方部材の外形よりも大きい、請求項1~19の何れか1項に記載の道路構造。 - 前記鋼管杭は、
中空の筒形状であり前記地盤の中に位置する側の端部の外周に開口された貫通孔を備える、請求項1~20の何れか1項に記載の道路構造。 - 道路が延びる第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に並列して地盤に打設される鋼管杭と、
前記鋼管杭の上方に接続される鋼管支柱と、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱に設置される格点鋼管と、を備え、
前記鋼管杭、前記鋼管支柱、及び前記格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、
前記下方部材と前記上方部材との接合部は、
前記下方部材の中心軸と前記上方部材の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材により接合され、
前記偏心接合部材は、
筒体を備え、
前記筒体は、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱の外周面を包囲して設置され、
前記筒体と前記鋼管杭又は前記鋼管支柱との間に形成される間隙は、
充填材が充填される、道路構造の前記偏心接合部材を設置する際に用いる型枠治具であって、
前記下方部材の外周面を包囲し前記筒体の下端に接して設置される型枠板と、
前記筒体の水平位置を調整し固定する調整ボルトと、
前記下方部材の外周面を包囲して固定される固定バンドと、
前記型枠板及び前記調整ボルトを支持するブラケットと、を備え、
前記ブラケットは、
前記固定バンドに接続され、前記固定バンドによって前記下方部材に着脱自在に固定される、型枠治具。 - 道路が延びる第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に並列して地盤に打設される鋼管杭と、
前記鋼管杭の上方に接続される鋼管支柱と、
前記鋼管杭又は前記鋼管支柱に設置される格点鋼管と、を備え、
前記鋼管杭、前記鋼管支柱、及び前記格点鋼管のうち何れかであって、互いに接合される2つの部材のうち下方に位置する部材を下方部材とし、前記下方部材の上方に接合される部材を上方部材としたときに、
前記下方部材と前記上方部材との接合部は、
前記下方部材の中心軸と前記上方部材の中心軸とを偏心させた状態で接合できる偏心接合部材により接合される、道路構造の施工方法であって、
前記下方部材と前記上方部材を接合する仮接合工程を備え、
前記仮接合工程は、
前記偏心接合部材が備える筒体を前記下方部材の上端部の外周面を包囲して設置する筒体設置工程と、
請求項22に記載の型枠治具が備える前記型枠板を前記下方部材の外周面を包囲し前記筒体の下端に接するようにして、前記筒体の下端から内部の充填材が流出しないように設置する型枠設置工程と、
前記調整ボルトにより前記筒体の水平位置を調整し固定する固定工程と、を備える、道路構造の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023179392A JP7490128B2 (ja) | 2019-11-07 | 2023-10-18 | 道路構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JPPCT/JP2019/043674 | 2019-11-07 | ||
PCT/JP2019/043674 WO2021090439A1 (ja) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | 道路構造、型枠治具、及び道路構造の施工方法 |
PCT/JP2020/041331 WO2021090873A1 (ja) | 2019-11-07 | 2020-11-05 | 道路構造、型枠治具、及び道路構造の施工方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023179392A Division JP7490128B2 (ja) | 2019-11-07 | 2023-10-18 | 道路構造 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021090873A1 JPWO2021090873A1 (ja) | 2021-05-14 |
JPWO2021090873A5 JPWO2021090873A5 (ja) | 2022-06-22 |
JP7371113B2 true JP7371113B2 (ja) | 2023-10-30 |
Family
ID=75848218
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021554967A Active JP7371113B2 (ja) | 2019-11-07 | 2020-11-05 | 道路構造、型枠治具、及び道路構造の施工方法 |
JP2023179392A Active JP7490128B2 (ja) | 2019-11-07 | 2023-10-18 | 道路構造 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023179392A Active JP7490128B2 (ja) | 2019-11-07 | 2023-10-18 | 道路構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7371113B2 (ja) |
PH (1) | PH12021550584A1 (ja) |
WO (2) | WO2021090439A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7463331B2 (ja) | 2021-11-09 | 2024-04-08 | Jfeスチール株式会社 | 仮設治具、該仮設治具を用いた人工地盤の構築方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024029070A1 (ja) * | 2022-08-05 | 2024-02-08 | Jfeシビル株式会社 | 人工地盤構造物 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000282403A (ja) | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Kawasaki Steel Corp | 道路用人工地盤およびその構築方法 |
JP2001303604A (ja) | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Nippon Steel Corp | 鋼管杭と上部構造との接合構造 |
JP2003027474A (ja) | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Nkk Corp | 杭の摩擦力増大方法 |
JP2011117274A (ja) | 2009-10-27 | 2011-06-16 | Jfe Civil Engineering & Construction Corp | 道路等の人工地盤及びその構築方法 |
WO2016001997A1 (ja) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | 株式会社高知丸高 | 橋梁施工方法及び橋梁構造 |
JP2017115552A (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 清水建設株式会社 | ブレースバンドおよび構台の設置方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60144427A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-07-30 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 海洋構造物支持鋼管杭の防食加工方法及び防食加工用型枠 |
JP3316163B2 (ja) * | 1996-12-11 | 2002-08-19 | 川崎製鉄株式会社 | 拡幅道路およびその施工方法 |
JP3978642B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2007-09-19 | Jfeシビル株式会社 | 杭と桁の結合構造体 |
KR101181678B1 (ko) * | 2011-10-25 | 2012-09-19 | (주)에이치앤디건설 | 법면 확장 보도 |
-
2019
- 2019-11-07 WO PCT/JP2019/043674 patent/WO2021090439A1/ja active Application Filing
-
2020
- 2020-11-05 JP JP2021554967A patent/JP7371113B2/ja active Active
- 2020-11-05 WO PCT/JP2020/041331 patent/WO2021090873A1/ja active Application Filing
-
2021
- 2021-03-16 PH PH12021550584A patent/PH12021550584A1/en unknown
-
2023
- 2023-10-18 JP JP2023179392A patent/JP7490128B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000282403A (ja) | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Kawasaki Steel Corp | 道路用人工地盤およびその構築方法 |
JP2001303604A (ja) | 2000-04-25 | 2001-10-31 | Nippon Steel Corp | 鋼管杭と上部構造との接合構造 |
JP2003027474A (ja) | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Nkk Corp | 杭の摩擦力増大方法 |
JP2011117274A (ja) | 2009-10-27 | 2011-06-16 | Jfe Civil Engineering & Construction Corp | 道路等の人工地盤及びその構築方法 |
WO2016001997A1 (ja) | 2014-06-30 | 2016-01-07 | 株式会社高知丸高 | 橋梁施工方法及び橋梁構造 |
JP2017115552A (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 清水建設株式会社 | ブレースバンドおよび構台の設置方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7463331B2 (ja) | 2021-11-09 | 2024-04-08 | Jfeスチール株式会社 | 仮設治具、該仮設治具を用いた人工地盤の構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021090439A1 (ja) | 2021-05-14 |
JP2023174870A (ja) | 2023-12-08 |
JP7490128B2 (ja) | 2024-05-24 |
JPWO2021090873A1 (ja) | 2021-05-14 |
WO2021090873A1 (ja) | 2021-05-14 |
PH12021550584A1 (en) | 2021-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7490128B2 (ja) | 道路構造 | |
JP5693140B2 (ja) | 道路等の人工地盤及びその構築方法 | |
JP4992042B2 (ja) | プレキャスト横梁およびそれを用いた橋脚 | |
JP7103962B2 (ja) | 土留め構造及び土留め方法 | |
WO2006038620A1 (ja) | 脚柱の接合部構造および接合方法 | |
KR20090126076A (ko) | 증가된 시공 허용오차 범위 내에서 프리캐스트 콘크리트기둥과 보의 건식 접합구조 및 그 시공방법 | |
JP6924682B2 (ja) | 杭頭免震構造およびその構築方法 | |
JP4912030B2 (ja) | 橋脚と杭との接合部構造 | |
JP7178050B2 (ja) | 杭支持構造物及びその構築方法 | |
JP6430271B2 (ja) | フーチング一体の基礎杭構造及びフーチング一体の基礎杭の構築方法 | |
JP2002161603A (ja) | フルpc床板の固着方法 | |
JP7158231B2 (ja) | 合成柱及びそれを用いた橋脚、施工方法 | |
KR100631363B1 (ko) | 고력 인장볼트로 보강한 y형띠기둥 패널존 공법 | |
JP5456627B2 (ja) | 杭と鉄骨柱との接合構造および接合方法 | |
JP6703816B2 (ja) | フーチング基礎構造 | |
JP3671344B2 (ja) | 基礎杭と柱脚部との接合構造およびその構築方法 | |
JP7535429B2 (ja) | 基礎構造物、基礎構造物に用いられる鋼製セグメント及び基礎構造物の施工方法 | |
JP6869825B2 (ja) | 橋脚基礎構造 | |
JP7138146B2 (ja) | 基礎構造物、環状体、鋼製セグメントの連結機構及び基礎構造物の施工方法 | |
JP2005325603A (ja) | 逆打ち工法における基礎の施工方法及びコンクリート基礎の支持構造 | |
JP7346770B1 (ja) | 人工地盤構造物 | |
JPH08246436A (ja) | 鋼管杭と鋼製上部構造よりなる構造物の構築方法 | |
JP3844480B2 (ja) | X型配筋を有するプレキャストコンクリート柱の柱梁接合部の施工方法 | |
JP4473400B2 (ja) | 構築物の基礎及びその施工方法 | |
JP4383184B2 (ja) | 柱部材接合部の接合方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220415 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7371113 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |