JP7261786B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本願は、2018年2月16日に日本国に出願された特願2018-025702号に基づき、優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本発明は、基板を加工する加工装置に関する。
近年、半導体デバイスの製造工程においては、表面に複数の電子回路等のデバイスが形成された半導体ウェハ(以下、ウェハという)に対し、当該ウェハの裏面を研削して、ウェハを薄化することが行われている。
ウェハの裏面の研削は、例えばウェハの表面を保持し回転自在のチャックと、チャックに保持されたウェハの裏面を研削する研削砥石を備え環状で回転自在に構成された研削ホイールと、を備えた加工装置で行われる。この加工装置では、チャック(ウェハ)と研削ホイール(研削砥石)を回転させながら、研削砥石をウェハの裏面に押圧させることによって、当該ウェハの裏面が研削される。
また、例えば特許文献1には、加工条件を入力するためのタッチ操作パネルをさらに備えた加工装置が提案されている。このタッチ操作パネルは、加工条件の数値データが入力される一または複数の入力欄を配置した加工条件設定画面を少なくとも表示する。そして、タッチ操作パネル上に表示された、数値データの入力を所望する入力欄をオペレーターがタッチすると、入力欄の近傍に数値入力用の円形画像が表示され、円形画像の外周部をオペレーターがタッチして外周に沿って第一の方向になぞることによって入力欄の数値が増加し、第一の方向と反対の第二の方向になぞることによって入力欄の数値が減少するように構成されている。
日本国特開2016-15042号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたタッチ操作パネルには、入力項目の名称のみが示されており、実際の加工処理との関連が分かり難く、オペレーターは入力欄に誤った条件を入力するおそれがある。しかも、入力項目は複数並べて表示されており、オペレーターによる誤入力の可能性は高い。したがって、従来のタッチ操作パネルには改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、加工装置の表示部におけるに視認性を向上させ、加工条件の入力の操作性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一態様は、基板を研削する加工装置であって、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、基板の概略図を表示すると共に、基板を研削する際の厚み情報の値を前記概略図に関連付けて表示する表示部と、を有し、前記研削部における基板の加工面の研削は、複数のステップを有し、前記複数のステップは、ステップ1、ステップ2及びステップ3を有し、エアカット位置、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量が入力され、前記ステップ1における研削量が、前記エアカット位置、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量から自動計算され、前記表示部は、前記エアカット位置、前記ステップ1における研削量、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量を入力項目の一覧表と前記概略図に表示する。
本発明の一態様によれば、加工装置の表示部において、基板を加工する際の加工情報を、基板の概略図に関連付けて視覚化して表示することができる。このため、加工情報と加工処理の関連が分かりやすくなり、表示部における視認性が向上し、例えば加工条件を入力する際の操作性を向上させることができる。
本実施形態にかかる加工装置の構成の概略を模式的に示す平面図である。 ウェハの構成の概略を示す側面図である。 加工処理の主な工程を示すフローチャートである。 共通条件入力画面の一例である。 共通条件入力画面の一例である。 共通条件入力画面の一例である。 共通条件入力画面の一例である。 個別条件入力画面の一例である。 全体状態表示画面の一例である。 個別状態表示画面の一例である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本実施形態にかかる加工装置の構成について説明する。図1は、加工装置1の構成の概略を模式的に示す平面図である。なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
本実施形態の加工装置1では、図2に示す、基板としてのウェハWを薄化する。ウェハWは、例えばシリコンウェハの半導体ウェハであり、シリコン層S、デバイス層D、テープ層Pがこの順で積層された3層構造を有している。シリコン層Sは、ウェハWの本体をなす層である。デバイス層Dは、複数の電子回路等のデバイスを備えた層である。テープ層Pは、デバイスを保護するためにデバイス層Dに貼り付けられた保護テープの層である。なお、以下の説明においては、ウェハWにおいて加工される面(すなわちシリコン層Sの表面)を「加工面W1」といい、加工面W1と反対側の面(すなわちテープ層Pの表面)を「非加工面W2」という。
図1に示すように加工装置1は、例えば外部との間で複数のウェハWを収容可能なカセットCが搬入出される搬入出ステーション2と、ウェハWに対して所定の処理を施す処理ステーション3とを一体に接続した構成を有している。搬入出ステーション2と処理ステーション3は、Y軸方向に並べて配置されている。
搬入出ステーション2には、カセット載置台10が設けられている。図示の例では、カセット載置台10には、複数、例えば4つのカセットCをX軸方向に一列に載置自在になっている。
また、搬入出ステーション2には、例えばカセット載置台10のY軸負方向側の側面において、表示部としての表示パネル20が設けられている。表示パネル20は、ウェハWを加工する際の加工条件(加工レシピ)を入力するための条件入力画面や、加工中のウェハWの状態を表示する状態表示画面が表示される。
さらに、搬入出ステーション2には、例えばカセット載置台10のY軸正方向に隣接してウェハ搬送領域30が設けられている。ウェハ搬送領域30には、X軸方向に延伸する搬送路31上を移動自在なウェハ搬送装置32が設けられている。ウェハ搬送装置32は、ウェハWを保持するウェハ保持部として、搬送フォーク33と搬送パッド34を有している。搬送フォーク33は、その先端が2本に分岐し、ウェハWを吸着保持する。搬送フォーク33は、例えば研削処理前のウェハWを搬送する。搬送パッド34は、平面視においてウェハWの径より長い径を備えた円形状を有し、ウェハWを吸着保持する。搬送パッド34は、例えば研削処理後のウェハWを搬送する。そして、これら搬送フォーク33と搬送パッド34はそれぞれ、水平方向、鉛直方向、水平軸回り及び鉛直軸周りに移動自在に構成されている。
処理ステーション3では、ウェハWに対して研削や洗浄などの加工処理が行われる。処理ステーション3は、回転テーブル40、搬送ユニット50、アライメントユニット60、第1の洗浄ユニット70、第2の洗浄ユニット80、加工部としての粗研削ユニット90、加工部としての中研削ユニット100、及び加工部としての仕上研削ユニット110を有している。
回転テーブル40は、回転機構(図示せず)によって回転自在に構成されている。回転テーブル40上には、ウェハWを吸着保持する基板保持部としてのチャック41が4つ設けられている。チャック41は、回転テーブル40と同一円周上に均等、すなわち90度毎に配置されている。4つのチャック41は、回転テーブル40が回転することにより、受渡位置A0及び加工位置A1~A3に移動可能になっている。
本実施形態では、受渡位置A0は回転テーブル40のX軸正方向側且つY軸負方向側の位置であり、受渡位置A0のY軸負方向側には、第2の洗浄ユニット80、アライメントユニット60及び第1の洗浄ユニット70が並べて配置される。アライメントユニット60と第1の洗浄ユニット70は上方からこの順で積層されて配置される。第1の加工位置A1は回転テーブル40のX軸正方向側且つY軸正方向側の位置であり、粗研削ユニット90が配置される。第2の加工位置A2は回転テーブル40のX軸負方向側且つY軸正方向側の位置であり、中研削ユニット100が配置される。第3の加工位置A3は回転テーブル40のX軸負方向側且つY軸負方向側の位置であり、仕上研削ユニット110が配置される。
チャック41はチャックベース42に保持されている。チャック41及びチャックベース42は、回転機構(図示せず)によって回転可能に構成されている。
搬送ユニット50は、複数、例えば3つのアーム51を備えた多関節型のロボットである。3つのアーム51は、それぞれが旋回自在に構成されている。先端のアーム51には、ウェハWを吸着保持する搬送パッド52が取り付けられている。また、基端のアーム51は、アーム51を鉛直方向に移動させる鉛直移動機構53に取り付けられている。そして、かかる構成を備えた搬送ユニット50は、受渡位置A0、アライメントユニット60、第1の洗浄ユニット70、及び第2の洗浄ユニット80に対して、ウェハWを搬送できる。
アライメントユニット60では、研削処理前のウェハWの水平方向の向きを調節する。例えばスピンチャック(図示せず)に保持されたウェハWを回転させながら、検出部(図示せず)でウェハWのノッチ部の位置を検出することで、当該ノッチ部の位置を調節してウェハWの水平方向の向きを調節する。
第1の洗浄ユニット70では、研削処理後のウェハWの加工面W1を洗浄し、より具体的にはスピン洗浄する。例えばスピンチャック(図示せず)に保持されたウェハWを回転させながら、洗浄液ノズル(図示せず)からウェハWの加工面W1に洗浄液を供給する。そうすると、供給された洗浄液は加工面W1上を拡散し、当該加工面W1が洗浄される。
第2の洗浄ユニット80では、研削処理後のウェハWが搬送パッド52に保持された状態のウェハWの非加工面W2、すなわちテープ層Pを洗浄するとともに、搬送パッド52を洗浄する。
粗研削ユニット90では、ウェハWの加工面W1を粗研削する。粗研削ユニット90は、環状形状で回転自在な粗研削砥石(図示せず)を備えた粗研削部91を有している。また、粗研削部91は、支柱92に沿って鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成されている。そして、チャック41に保持されたウェハWの加工面W1を粗研削砥石に当接させた状態で、チャック41と粗研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに粗研削砥石を下降させることによって、ウェハWの加工面W1を粗研削する。またこのとき、ウェハWの裏面に研削液、例えば水が供給される。
中研削ユニット100では、ウェハWの加工面W1を中研削する。中研削ユニット100は、環状形状で回転自在な中研削砥石(図示せず)を備えた中研削部101を有している。また、中研削部101は、支柱102に沿って鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成されている。なお、中研削砥石の砥粒の粒度は、粗研削砥石の砥粒の粒度より小さい。そして、チャック41に保持されたウェハWの加工面W1を中研削砥石に当接させた状態で、チャック41と中研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに中研削砥石を下降させることによって、加工面W1を中研削する。またこのとき、ウェハWの裏面に研削液、例えば水が供給される。
仕上研削ユニット110では、ウェハWの加工面W1を仕上研削する。仕上研削ユニット110は、環状形状で回転自在な仕上研削砥石(図示せず)を備えた仕上研削部111を有している。また、仕上研削部111は、支柱112に沿って鉛直方向及び水平方向に移動可能に構成されている。なお、仕上研削砥石の砥粒の粒度は、中研削砥石の砥粒の粒度より小さい。そして、チャック41に保持されたウェハWの加工面W1を仕上研削砥石に当接させた状態で、チャック41と仕上研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに仕上研削砥石を下降させることによって、加工面W1を仕上研削する。またこのとき、ウェハWの裏面に研削液、例えば水が供給される。
加工装置1には、制御部120が設けられている。制御部120は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、加工装置1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理ユニットや搬送装置などの駆動系の動作を制御して、加工装置1における後述の加工処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部120にインストールされたものであってもよい。
なお、処理ステーション3には、ウェハWのテープ層Pの厚みを測定するテープ厚測定ユニット(図示せず)と、ウェハWの総厚みを測定する総厚測定ユニット(図示せず)とがさらに設けられている。
テープ厚測定ユニットは、例えばアライメントユニット60と受渡位置A0の間に設けられ、当該アライメントユニット60から受渡位置A0に搬送中の、搬送ユニット50の搬送パッド52に保持されたウェハWのテープ層Pの厚みを測定する。テープ厚測定ユニットには公知の測定器を用いることができ、例えば白色共焦点(コンフォーカル)式の光学系センサが用いられる。
総厚測定ユニットは、例えば各研削ユニット90、100、110にそれぞれ設けられる。総厚測定ユニットには公知の測定器を用いることができ、例えば接触式の測定器が用いられる。各研削ユニット90、100、110では、総厚測定ユニットで測定されたウェハWの総厚みから、テープ厚測定ユニットで測定されたテープ層Pの厚みと、予め既知となっているデバイス層Dの厚みとを差し引いて、シリコン層Sの厚みを算出することができる。なお、各研削ユニット90、100、110では、例えば非接触式の測定器を用いて、シリコン層Sの厚みを直接測定してもよい。
次に、以上のように構成された加工装置1を用いて行われる加工処理について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、搬入出ステーション2のカセット載置台10に載置される。カセットCには、テープ層Pが変形するのを抑制するため、当該テープ層Pが設けられたウェハWの非加工面W2が上側を向くようにウェハWが収納されている。
次に、ウェハ搬送装置32の搬送フォーク33によりカセットC内のウェハWが取り出され、処理ステーション3に搬送される。この際、搬送フォーク33によりウェハWの加工面W1が上側に向くように、表裏面が反転される。
処理ステーション3に搬送されたウェハWは、アライメントユニット60に受け渡される。そして、アライメントユニット60において、ウェハWの水平方向の向きが調節される(図3の工程T1)。
次に、ウェハWが搬送ユニット50によって搬送中、テープ厚測定ユニットによって、テープ層Pの厚みが測定される。テープ厚測定ユニットの測定結果は、制御部120に出力される。
次に、ウェハWは搬送ユニット50により、アライメントユニット60から受渡位置A0に搬送され、当該受渡位置A0のチャック41に受け渡される。その後、チャック41を第1の加工位置A1に移動させる。そして、粗研削ユニット90によって、ウェハWの加工面W1が粗研削される(図3の工程T2)。
工程T2において、粗研削部91(粗研削砥石)の下降及び当該粗研削部91による加工面W1の研削は、複数のステップに分けて行われる。各ステップでは、粗研削砥石の下降速度が異なる。ステップ数は特に限定されるものではないが、例えば1~5から任意に選択される。例えば第1のステップはいわゆるエアカットを含むステップであり、第2のステップ以降は粗研削砥石の下降速度を変化させて行われる。また、粗研削砥石が下降するこれら複数のステップが行われると、その後、いわゆるスパークアウト(粗研削砥石の下降が停止するが、当該粗研削砥石が回転し続ける状態)とエスケープカット(粗研削砥石が上昇するが、当該粗研削砥石が回転し続ける状態)が続けて行われる。なお、後述する工程T3の中研削と工程T4の仕上研削においても、これら複数のステップ、スパークアウト、エスケープカットが行われる。
また、工程T2では、総厚測定ユニットによってウェハWの総厚みが測定され、当該総厚測定ユニットの測定結果は制御部120に出力される。制御部120では、ウェハWの総厚みと、テープ層Pの厚み及びデバイス層Dの厚みとに基づいて、シリコン層Sの厚みが算出される。なお、後述する工程T3の中研削と工程T4の仕上研削においても、ウェハWの総厚みが測定され、シリコン層Sの厚みが算出される。
次に、チャック41を第2の加工位置A2に移動させる。そして、中研削ユニット100によって、ウェハWの加工面W1が中研削される(図3の工程T3)。
次に、チャック41を第3の加工位置A3に移動させる。そして、仕上研削ユニット110によって、ウェハWの加工面W1が仕上研削される(図3の工程T4)。
次に、チャック41を受渡位置A0に移動させる。ここでは、洗浄液ノズル(図示せず)を用いて、ウェハWの加工面W1が洗浄液によって粗洗浄される(図3の工程T5)。この工程T5では、加工面W1の汚れをある程度まで落とす洗浄が行われる。
次に、ウェハWは搬送ユニット50により、受渡位置A0から第2の洗浄ユニット80に搬送される。そして、第2の洗浄ユニット80では、ウェハWが搬送パッド52に保持された状態で、ウェハWの非加工面W2(テープ層P)が洗浄し、乾燥される(図3の工程T6)。
次に、ウェハWは搬送ユニット50によって、第2の洗浄ユニット80から第1の洗浄ユニット70に搬送される。そして、第1の洗浄ユニット70では、洗浄液ノズル(図示せず)を用いて、ウェハWの加工面W1が洗浄液によって仕上洗浄される(図3の工程T7)。この工程T7では、加工面W1が所望の清浄度まで洗浄し乾燥される。
その後、すべての処理が施されたウェハWは、ウェハ搬送装置32の搬送パッド34によってカセット載置台10のカセットCに搬送される。こうして、加工装置1における一連の加工処理が終了する。
次に、上述した表示パネル20に表示される条件入力画面と状態表示画面について説明する。
先ず、表示パネル20に表示される条件入力画面について説明する。条件入力画面は、ウェハWを加工する際の加工条件を入力するための画面である。本実施形態では、条件入力画面として2種類の画面を備え、すなわち加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)に共通の加工条件を入力するための共通条件入力画面と、各加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)での加工条件を入力するための個別条件入力画面とを備える。
先ず、共通条件入力画面について説明する。図4~図7に示すように共通条件入力画面には、入力項目の一覧表(画面左側)と、ウェハの概略図(画面右側)とが表示される。なお、表と概略図の入力値は互いにリンクしており、いずれか一方に入力された値は、他方に反映される。すなわち、概略図には、加工条件の入力値が関連付けて表示される。
ウェハ径には、例えば“8”インチ又は“12”インチを選択(例えばドロップダウン)して入力する。シリコン層厚み基準値、デバイス層厚み基準値、テープ層厚み基準値のそれぞれには、加工前のウェハにおける厚みを入力する。
研削量指定方法には、例えば4つの方法がある。1つ目は、シリコン層の厚みを基準に研削量を指定する方法であり、図4に示すように入力欄には“Si厚”と入力する。2つ目は、ウェハの総厚みを基準に研削量を指定する方法であり、図5に示すように入力欄には“総厚”と入力する。3つ目は、シリコン層の上面を基準に研削量を指定する方法であり、図6に示すように入力欄には“Si上面”と入力する。4つ目は、研削砥石の送り量を基準に研削量を指定する方法であり、図7に示すように入力欄には“送り量”と入力する。共通条件入力画面では、画面左側の表の入力欄に“Si厚”、“総厚”、“Si上面”、“送り量”を入力すると、画面右側のウェハの概略図には、研削量指定方法に応じた図4~図7のいずれかの概略図が表示される。なお、入力は、“Si厚”、“総厚”、“Si上面”、“送り量”から選択(例えばドロップダウン)できるようになっている。
上述した研削量指定方法によって、仕上げ厚、A1研削量、A2研削量、A3研削量の入力方法が異なる。なお、A1研削量は、第1の加工位置A1で粗研削を行う際の研削量であり、A2研削量は、第2の加工位置A2で中研削を行う際の研削量であり、A3研削量は、第3の加工位置A3で仕上研削を行う際の研削量である。
例えば図4に示すように研削量指定方法を“Si厚”とした場合、仕上げ厚、A2研削量、A3研削量を入力する。ここでの仕上げ厚は、加工位置A1~A3で粗研削~仕上研削を行った後の、最終的なシリコン層の厚みである。各項目の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右側の概略図の入力欄に行ってもよい。A1研削量は、下記式(1)のとおり、シリコン層厚み基準値みから、仕上げ厚、A2研削量及びA3研削量を差し引いて、自動計算される。
A1研削量=シリコン層厚み基準値-(仕上げ厚+A2研削量+A3研削量) ・・・(1)
例えば図5に示すように研削量指定方法を“総厚”とした場合、仕上げ厚、A2研削量、A3研削量を入力する。ここでの仕上げ厚は、加工位置A1~A3で粗研削~仕上研削を行った後の最終的なシリコン層の厚みと、デバイス層の厚み及びテープ層の厚みとを足し合わせたものである。それぞれの入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右側の概略図の入力欄に行ってもよい。A1研削量は、下記式(2)のとおり、シリコン層厚み基準値、デバイス層厚み基準値及びテープ層厚み基準値を足し合わせたウェハの総厚みから、仕上げ厚、A2研削量及びA3研削量を差し引いて、自動計算される。
A1研削量=(シリコン層厚み基準値+デバイス層厚み基準値+テープ層厚み基準値)-(仕上げ厚+A2研削量+A3研削量) ・・・(2)
例えば図6に示すように研削量指定方法を“Si上面”とした場合、A1研削量、A2研削量、A3研削量を入力する。これにより、各研削量が設定されるため、仕上げ厚の入力は不要である。
例えば図7に示すように研削量指定方法を“送り量”とした場合、仕上げ厚、A2研削量、A3研削量を入力する。送り量としては、研削砥石のセットアップ位置から何μmの位置まで、当該研削砥石を下降させるかを指定する。図示の例では、例えば図5に示した“総厚”の場合と同様の方法となる。
次に、個別条件入力画面について説明する。個別条件入力画面は、加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)毎に表示され、例えば図4~図7に示した共通条件入力画面の右側の概略図における、“A1”、“A2”、“A3”をクリックすることで表示される。
図8は、共通条件入力画面の研削量指定方法を“Si層”と指定した場合の、加工位置“A1”の個別条件入力画面を示している。なお、実際には個別条件入力画面として、研削量指定方法(4個)と加工位置(3個)の組み合わせ(合計12個)毎の画面が表示されるが、これらの画面は図8と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図8に示すように個別条件入力画面には、入力項目の一覧表(画面左側)と、研削砥石とチャックの回転方向の関係を示す概略図(画面右上側)と、ウェハの概略図(画面右下側)とが表示される。なお、表と概略図の入力値は互いにリンクしており、いずれか一方に入力された値は、他方に反映される。すなわち、概略図には、加工条件の入力値が関連付けて表示される。
ウェハ径には、共通条件入力画面されたウェハ径が自動で表示される。加工予定時間には、後述するステップ1~3、スパークアウト、エスケープカットの時間を足し合わせて自動計算されて表示される。研削水流量には、研削中の研削水の流量を入力する。この研削水流量の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右下側の概略図の入力欄に行ってもよい。研削砥石回転数には、研削砥石の回転数を入力する。研削砥石回転方向には、CW(時計方向、軸側から見て右回転)又はCCW(反時計方向、軸側から見て左回転)のいずれかを入力する。この研削砥石回転方向の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右上側の概略図の矢印をクリックすることで行ってもよい。
研削工程では、上述したようにエアカットを含む複数のステップ、スパークアウト、エスケープカットが行われる。個別条件入力画面では、それぞれの条件を入力する。
ステップ数には、例えば1~5の値を入力する。そして、この入力されたステップ数は、画面右下図の概略図に反映される。図8の例では、ステップ数として“3”が入力されたため、概略図には、ステップ1~3が図示される。なお、ステップ1は、エアカットを含むステップである。
各ステップ1~3の条件としては、エアカット位置、ステップ2の研削量、ステップ3の研削量をそれぞれ入力する。これらの入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右下側の概略図の入力欄に行ってもよい。ステップ1の研削量は、エアカット位置、ステップ2の研削量、ステップ3の研削量から自動計算されて、表と概略図に表示される。また、エリアは、シリコン層の下面を0(ゼロ)とした場合の高さ位置を示し、このエリアもエアカット位置、ステップ2の研削量、ステップ3の研削量から自動計算されて、表と概略図に表示される。
各ステップ1~3の条件としては、他に、研削砥石の下降速度、チャック回転数、チャック回転方向を入力する。処理時間は、研削量と下降速度から自動計算される。なお、チャック回転方向には、CW又はCCWのいずれかを入力する。このチャック回転方向の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右上側の概略図の矢印をクリックすることで行ってもよい。
スパークアウトの条件としては、時間とチャック回転数を入力する。チャック回転数は、時間とチャック回転数から自動計算される。なお、時間とチャック回転数の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右下側の概略図の入力欄に行ってもよい。
エスケープカットの条件としては、研削砥石の移動量、研削砥石の上昇速度、チャック回転数を入力する。時間は、移動量と上昇速度から自動計算される。なお、移動量の入力は、画面左側の表の入力欄に行ってもよいし、画面右下側の概略図の入力欄に行ってもよい。
なお、上述した共通条件入力画面と個別条件入力画面は一例であり、入力する加工条件はこれに限定されるものではない。また、図4~図8の例においては、概略図における入力欄を一部の加工条件に特定したが、概略図の入力欄はこれに限定されるものではなく、適宜設定することができる。さらに、本実施形態では、共通条件入力画面と個別条件入力画面を別の画面としたが、これらを1つの画面としてもよい。
本実施形態の条件入力画面によれば、入力用の表とともに概略図を表示し、一部の入力値は表と概略図の両方に表示されるようになっている。このため、オペレーターは視覚的に入力された値を確認することができ、加工条件と実際の加工処理の関連が分かりやすくなる。その結果、条件入力画面における視認性が向上し、加工条件を入力する際の操作性を向上させることができ、誤入力を抑制することができる。また、条件入力画面では、概略図の入力欄に加工条件を直接入力することもでき、これにより誤入力をさらに抑制することができる。
なお、条件入力画面において、加工条件の入力ミスがあった場合には、警告が表示されるようにしてもよい。警告としては、例えば入力ミスがあった項目をハイライトするなど強調表示してもよいし、また入力ミスの内容をメッセージ表示してもよい。入力ミスとしては種々考えられるが、例えば研削量の入力では、目標値より多く研削するような値が入力されると、入力ミスと判断される。また、例えば研削砥石とチャックの回転方向の入力では、これら研削砥石とチャックの回転方向が同じ方向であると、入力ミスと判断される。このように警告を表示することで、加工条件の誤入力をさらに抑制することができる。
次に、表示パネル20に表示される状態表示画面について説明する。状態表示画面は、加工中のウェハWの状態を表示する画面である。本実施形態では、状態表示画面として2種類の画面を備え、すなわち加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)において、現状どの処理工程が行われているかを示す全体状態表示画面と、各加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)で加工中のウェハWの状態を表示する個別状態表示画面とを備える。
先ず、全体状態表示画面について説明する。図9に示すように全体状態表示画面には、処理ステーションにおける回転テーブルの各位置A0~A3を示す概略図と、各加工位置A1~A3における加工処理の進行度合いを示す一覧表が表示される。各表には、項目としてステップ1~3、スパークアウト、エスケープカットが表示され、処理が終了した項目には“○”が表示される。図9の例においては、第1の加工位置A1においてステップ1、2に“○”が表示されており、これらステップ1、2が終了したことを示す。
次に、個別状態表示画面について説明する。個別状態表示画面では、各加工位置A1~A3において、さらに詳細な加工処理の進行度合いを示す。個別状態表示画面は、加工位置A1~A3(粗研削~仕上研削)毎に表示され、例えば図9に示した全体状態表示画面の概略図における、“A1”、“A2”、“A3”をクリックすることで表示される。
図10は、第1の加工位置A1における個別状態表示画面を示している。なお、他の加工位置A2、A3に対しても、同様の個別状態表示画面が表示される。個別状態表示画面には、一覧表(画面左側)とウェハの概略図(画面右側)とが表示される。
表には、ステップ1の研削量、ステップ2の研削量、ステップ3の研削量、及びエスケープカットにおける研削砥石の移動量のそれぞれについて、設定値(目標値)と測定値が表示される。設定値は、条件入力画面で入力されて設定された値である。測定値は、テープ厚測定ユニットと総厚測定ユニットの測定結果から算出される値である。
ウェハの概略図には、測定値に基づいて各層が表示される。すなわち、研削が進むにしたがって各層の厚みは小さくなるが、その厚みが小さくなる状態がリアルタイムで図示される。図10の例においては、ステップ1、2が終了しているため、当該ステップ1、2に対応するシリコン層は点線で表示され、ステップ3に対応するシリコン層のうち研削済みの部分は点線で表示され、未研削の部分は実線で表示されている。また、ウェハの概略図には、測定値も関連付けて表示される。
なお、上述した全体状態表示画面と個別状態表示画面は一例であり、表示画面はこれに限定されるものではない。また、本実施形態では、全体状態表示画面と個別状態表示画面を別の画面としたが、これらを1つの画面としてもよい。
本実施形態の状態表示画面によれば、加工中のウェハの状態(測定値)が、表とともに概略図に表示されるので、表示性が向上する。そしてオペレーターは、視覚的に加工処理の進行度合いを確認することができる。
以上の実施形態では、表示パネル20において条件入力画面と状態表示画面を表示する場合について説明したが、表示パネル20では、さらに別の画面を表示するようにしてもよい。例えば表示パネル20では、条件入力画面で入力された加工条件を確認するための条件確認画面を表示してもよい。条件確認画面は、例えば図4~図8に示したような画面であればよく、但し編集はできない画面である。
以上の実施形態では、ウェハWにはデバイス層Dを保護するためにテープ層Pが設けられていたが、デバイス層Dの保護材はこれに限定されない。例えばウェハWには、支持ウェハやガラス基板などの支持基板が貼り合せられていてもよく、かかる場合でも本発明を適用することができる。
また、加工装置1の構成も上記実施形態に限定されない。例えば処理ステーション3の研削ユニットの1つを研磨ユニットに代えてもよい。あるいは、加工装置1には、研削加工後のウェハWに後処理を行う後処理装置が設けられていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 加工装置
2 搬入出ステーション
3 処理ステーション
20 表示パネル
41 チャック
90 粗研削ユニット
100 中研削ユニット
110 仕上研削ユニット
120 制御部
D デバイス層
P テープ層
S シリコン層
W ウェハ

Claims (9)

  1. 基板を研削する加工装置であって、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、
    基板の概略図を表示すると共に、基板を研削する際の厚み情報の値を前記概略図に関連付けて表示する表示部と、を有し、
    前記研削部における基板の加工面の研削は、複数のステップを有し、
    前記複数のステップは、ステップ1、ステップ2及びステップ3を有し、
    エアカット位置、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量が入力され、
    前記ステップ1における研削量が、前記エアカット位置、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量から自動計算され、
    前記表示部は、前記エアカット位置、前記ステップ1における研削量、前記ステップ2における研削量及び前記ステップ3における研削量を入力項目の一覧表と前記概略図に表示する、ことを特徴とする加工装置
  2. 請求項に記載の加工装置において、
    前記表示部は、基板の概略図に加え、少なくとも前記基板保持部又は前記研削部の概略図を表示する。
  3. 基板を研削する加工装置であって、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、
    基板の概略図を表示すると共に、基板を研削する際の厚み情報の値を前記概略図に関連付けて表示する表示部と、を有し、
    前記研削部を複数有し、
    複数の前記研削部による基板の加工面の研削が連続して行われ、
    前記表示部は、一の画面において、前記各研削部における研削量を前記概略図に関連付けて表示し、
    前記複数の研削部は、粗研削部、中研削部及び仕上研削部を有し、
    前記粗研削部における研削量は、基板のシリコン層の厚み又は基板の総厚みを基準に指定され、
    前記中研削部における研削量、前記仕上研削部における研削量及び仕上げ厚が入力されると、前記粗研削部における研削量が、前記中研削部における研削量、前記仕上研削部における研削量及び前記仕上げ厚に加え、前記基板のシリコン層の厚み又は前記基板の総厚みから自動計算される、ことを特徴とする加工装置
  4. 基板を研削する加工装置であって、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の加工面を研削する研削部と、
    基板の概略図を表示すると共に、基板を研削する際の厚み情報の値を前記概略図に関連付けて表示する表示部と、を有し、
    前記研削部を複数有し、
    複数の前記研削部による基板の加工面の研削が連続して行われ、
    前記表示部は、一の画面において、前記各研削部における研削量を前記概略図に関連付けて表示し、
    前記複数の研削部は、粗研削部、中研削部及び仕上研削部を有し、
    前記粗研削部における研削量は、当該各研削部の研削砥石の送り量を基準に指定され、
    前記中研削部における研削量、前記仕上研削部における研削量及び仕上げ厚が入力されると、前記粗研削部における研削量が、前記中研削部における研削量、前記仕上研削部における研削量及び前記仕上げ厚に加え、前記研削砥石の送り量から自動計算される、ことを特徴とする加工装置
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の加工装置において、
    前記表示部は、前記厚み情報の値を入力するための条件入力画面を有し、
    前記条件入力画面では、入力された前記厚み情報の値を前記概略図に関連付けて表示する。
  6. 請求項に記載の加工装置において、
    前記研削部は複数設けられ、
    前記条件入力画面は、複数の前記研削部に共通の前記厚み情報の値を入力するための共通条件入力画面と、前記研削部の個別の前記厚み情報の値を入力するための個別条件入力画面と、を有する。
  7. 請求項に記載の加工装置において、
    前記条件入力画面において、前記概略図に前記厚み情報の値を入力可能である。
  8. 請求項1~のいずれか一項に記載の加工装置において、
    前記厚み情報の値は、研削中の基板の厚みを測定した測定値であって、
    前記表示部は、前記測定値を前記概略図に関連付けて表示する状態表示画面を有する。
  9. 請求項に記載の加工装置において、
    前記研削部は、複数のステップで基板の加工面を研削し、
    前記状態表示画面は、前記複数のステップ毎に前記測定値を前記概略図に関連付けて表示する。
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