JP2002126975A - 固定サイクル指令作成支援方法およびnc装置 - Google Patents

固定サイクル指令作成支援方法およびnc装置

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JP2002126975A
JP2002126975A JP2000326662A JP2000326662A JP2002126975A JP 2002126975 A JP2002126975 A JP 2002126975A JP 2000326662 A JP2000326662 A JP 2000326662A JP 2000326662 A JP2000326662 A JP 2000326662A JP 2002126975 A JP2002126975 A JP 2002126975A
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Yasuo Sasaki
康夫 佐々木
Atsushi Terajima
厚 寺嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】呼び出し時に多数の引渡パラメータを必要とす
る固定サイクルのNC指令でも容易に作成することので
きるNC装置における固定サイクル指令作成支援方法を
提供する。 【解決手段】表示部と、入力部と、複数の固定サイクル
名と引渡パラメータとそれぞれの引渡パラメータに対す
る説明とを対応させて記憶する固定サイクル作成支援デ
ータ記憶手段とを備えたNC装置において、表示画面1
71に選択された項目を区別できるように表示し、表示
画面に第1の表示領域174と第2の表示領域175と
第3の表示領域176とを設定し、第1の表示領域に複
数の固定サイクル名を一覧表示し、選択された固定サイ
クルに使用する引渡パラメータを第2の表示領域に一覧
表示し、選択された引渡パラメータに対する説明を第3
の表示領域に表示し、選択された固定サイクル名と入力
された引渡パラメータにより固定サイクルの指令プログ
ラムを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋盤やマシニング
センタ等の工作機械を制御するためのNC(数値制御)
装置に関するものであり、特に、呼び出し時に多数の引
渡パラメータを必要とする固定サイクルのNC指令を容
易に作成することのできるNC装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば旋盤やマシニングセンタ等の工作
機械を制御するためのNC(数値制御)装置は、NC加
工プログラムに従って工作機械を制御し工作物の加工を
行う。NC加工プログラムは、準備機能(G機能、Gコ
ード)、補助機能(M機能、Mコード)、主軸機能(S
コード)、送り機能(Fコード)、工具機能(T機能)
などにより、座標系の設定、工具または工作物の移動指
令、主軸の回転等を制御し工作物に対して加工を行うた
めのプログラムである。
【0003】また、中ぐり、穴あけ、タップ立て、およ
び、これらの組み合わせなどを行うために、あらかじめ
定められた一連の作業シーケンスを一つにまとめた固定
サイクルと呼ばれるNC指令がある。NC加工プログラ
ムを作成する作業者は、中ぐり、穴あけ等の加工を行う
場合、移動指令、主軸回転指令等を数ブロックのNC加
工プログラムを作成しなければならないが、固定サイク
ル指令を使用することによって1ブロックで作成するこ
とができるという利点がある。JISにもG81〜G8
9の固定サイクルが規定されている。このような固定サ
イクル指令がされると、NC装置(または、NC工作機
械)を制作しているメーカーが作成した中ぐり、穴あ
け、タップ立て等の加工のための移動指令、主軸回転指
令を含む一連のNC加工プログラム(固定サイクルプロ
グラム)が実行される。
【0004】このように、固定サイクルはユーザーにと
って、NC加工プログラムの作成が容易となるため、J
ISに規定されたもの以外にも作成され、その種類は増
加している。固定サイクルは、メーカが作成したもの
を、ユーザーが固定サイクル指令で使用するのが一般的
であるが、メーカーで作成されるものは、多くのユーザ
ーが共通で使用可能なものに限定されている。そこで、
ユーザーが自社の工作物の加工に適したNC加工プログ
ラムを変数が使用できるマクロプログラムで作成し、マ
クロプログラム呼び出し指令をNC加工プログラム作成
時にプログラムすれば固定サイクルと同じように使用す
ることができる。すなわち、一連の加工動作は共通で、
加工深さ、加工位置、送り速度等変数となっているデー
タを変更して加工を行えるNC加工プログラムができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような固
定サイクルを使用する(呼び出す)際には、固定サイク
ル指令から固定サイクルプログラムに引き渡すための数
多くの引渡パラメータ(または引数)が必要となること
が多い。これらの引渡パラメータは、通常、英字(A−
Z、ただし「O」等の一部の英字を除く)のアドレスキ
ャラクタ1文字に続く数値として指定される。各引渡パ
ラメータのアドレスキャラクタの意味(そのアドレスキ
ャラクタにより指定する物理量は何か)、および、その
引渡パラメータの数値の指定に許容される数値範囲を正
確に理解していないと、固定サイクル指令を正しく作成
することができない。
【0006】固定サイクル指令に数多くの引渡パラメー
タが必要な場合、各アドレスキャラクタの意味や指定可
能な数値範囲を全て記憶していることは非常に困難とな
り、説明書や仕様書等によりそれらを確認しながら固定
サイクル指令を作成しなければならない。説明書や仕様
書が手元にない場合には、それらを探し出して確認する
までにも時間がかかる。これらの引渡パラメータの指定
を誤って行うと、工作機械がプログラム作成者の意図通
りに動作せず、工作物が不良品となるばかりでなく、工
作機械自体にも障害が及ぶ可能性がある。
【0007】以上のような理由により、本来NC加工プ
ログラムの作成を容易にするはずの固定サイクル指令が
かえって使用しにくいものになっていた。また、数多く
の種類の固定サイクルが登録されている場合には、どの
固定サイクルがどのような動作を行うためのものかも記
憶しておくことが困難であるため、必要としている動作
に対応する固定サイクルを探し出す手間もかかるという
問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、呼び出し時に多数の引
渡パラメータを必要とする固定サイクルのNC指令でも
容易に作成することのできるNC装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の固定サイクル指令作成支援方法は、文字お
よび画像を表示可能な表示部と、操作者がデータを入力
するための入力部と、一つまたは複数の固定サイクル名
と、それぞれの固定サイクルを呼び出す際に前記固定サ
イクルに引き渡す引渡パラメータの種類と、それぞれの
引渡パラメータに対する説明とを対応させて記憶する固
定サイクル作成支援データ記憶手段とを備えたNC装置
において、前記表示部の表示画面において、操作者によ
って選択された項目を他の項目から区別できるように表
示する手順と、前記表示部の表示画面に、複数の固定サ
イクル名を一覧表示するための第1の表示領域と、前記
固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを
一覧表示するための第2の表示領域と、選択された項目
に対する説明を表示するための第3の表示領域とを設定
する手順と、前記第1の表示領域に複数の固定サイクル
名を一覧表示する手順と、前記第1の表示領域内の一つ
の固定サイクル名が選択されたときに、選択された前記
固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを
前記第2の表示領域に一覧表示する手順と、前記第2の
表示領域内の一つの引渡パラメータが選択されたとき
に、選択された前記引渡パラメータに対する説明を前記
第3の表示領域に表示する手順と、選択された固定サイ
クル名と入力された引渡パラメータのデータにより、固
定サイクルの指令プログラムを作成する固定サイクル指
令作成手順とを有するものである。
【0010】また、上記の固定サイクル指令作成支援方
法において、前記入力部より入力したデータを、前記固
定サイクル作成支援データ記憶手段に記憶させる手順を
有することが好ましい。
【0011】また、上記の固定サイクル指令作成支援方
法において、前記NC装置は、前記固定サイクルの動作
を説明する画像の表示データをファイル名と対応させて
記憶する表示データ記憶手段を備えたものであり、前記
固定サイクル作成支援データ記憶手段は、それぞれの固
定サイクル名に対応して前記固定サイクルの動作を説明
する画像の表示データのファイル名が記憶されたもので
あり、前記固定サイクルの動作を説明する画像を表示す
るための第4の表示領域を設定する手順と、前記第1の
表示領域内の一つの固定サイクル名が選択されたとき
に、選択された前記固定サイクルに対応する表示データ
を前記第4の表示領域に表示する手順とを有することが
好ましい。
【0012】また、上記の固定サイクル指令作成支援方
法において、前記NC装置は、所望の前記表示データを
外部から入力可能な表示データ入力手段を備えたもので
あり、前記表示データ入力手段から入力した前記表示デ
ータを、前記表示データ記憶手段に転送して記憶させる
手順を有することが好ましい。
【0013】また、上記の固定サイクル指令作成支援方
法において、前記固定サイクル指令作成手順は、各引渡
パラメータのデータが適正な数値範囲であるか否かを判
定する手順を含むものであることが好ましい。
【0014】また、本発明のNC装置は、文字および画
像を表示可能な表示部と、操作者がデータを入力するた
めの入力部と、一つまたは複数の固定サイクル名と、そ
れぞれの固定サイクルを呼び出す際に前記固定サイクル
に引き渡す引渡パラメータの種類と、それぞれの引渡パ
ラメータに対する説明を対応させて記憶する固定サイク
ル作成支援データ記憶手段と、前記表示部の表示画面に
対する表示を制御する表示制御手段と、選択された固定
サイクル名と入力された引渡パラメータのデータによ
り、固定サイクルの指令プログラムを作成する固定サイ
クル指令作成手段とを有するNC装置であって、前記表
示制御手段は、前記表示部の表示画面において、操作者
によって選択された項目を他の項目から区別できるよう
に表示する手順と、前記表示部の表示画面に、複数の固
定サイクル名を一覧表示するための第1の表示領域と、
固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを
一覧表示するための第2の表示領域と、選択された項目
に対する説明を表示するための第3の表示領域とを設定
する手順と、前記第1の表示領域に複数の固定サイクル
名を一覧表示する手順と、前記第1の表示領域内の一つ
の固定サイクル名が選択されたときに、選択された前記
固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを
前記第2の表示領域に一覧表示する手順と、前記第2の
表示領域内の一つの引渡パラメータが選択されたとき
に、選択された前記引渡パラメータに対する説明を前記
第3の表示領域に表示する手順とを実行するものであ
る。
【0015】また、上記のNC装置において、前記固定
サイクル作成支援データ記憶手段の記憶内容を設定また
は変更するための固定サイクル作成支援データ編集手段
を有することが好ましい。
【0016】また、上記のNC装置において、前記固定
サイクルの動作を説明する画像の表示データをファイル
名と対応させて記憶する表示データ記憶手段を有し、前
記固定サイクル作成支援データ記憶手段は、それぞれの
固定サイクル名に対応して前記固定サイクルの動作を説
明する画像の表示データのファイル名が記憶されたもの
であり、前記表示制御手段は、前記固定サイクルの動作
を説明する画像を表示するための第4の表示領域を設定
する手順と、前記第1の表示領域内の一つの固定サイク
ル名が選択されたときに、選択された前記固定サイクル
に対応する表示データを前記第4の表示領域に表示する
手順とを実行するものであることが好ましい。
【0017】また、上記のNC装置において、所望の前
記表示データを外部から入力可能な表示データ入力手段
と、前記表示データ入力手段から入力した前記表示デー
タを、前記表示データ記憶手段に転送して記憶させる表
示データ転送手段とを有することが好ましい。
【0018】また、上記のNC装置において、前記固定
サイクル作成支援データ記憶手段は、前記固定サイクル
の各引渡パラメータの適正な数値範囲を記憶しているも
のであり、前記固定サイクル指令作成手段は、各引渡パ
ラメータのデータが適正な数値範囲であるか否かを判定
する手順も実行するものであることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明のNC(数値制
御)装置の構成を示すブロック図である。NC装置1
は、旋盤やマシニングセンタ等の工作機械を制御する。
NC装置1としては、NC専用機や、個人用コンピュー
タ(パソコン)のハードウェアにサーボモータの制御、
シーケンス制御等を行うNCボード等を装備して数値制
御機能とパソコン機能とを有するいわゆるパソコンNC
装置が使用できる。NC装置1には、種々のデータ処理
を行う情報処理手段としてのCPU11が設けられてお
り、CPU11にはバス12を介して主記憶装置として
ROM13およびRAM14が接続されている。
【0020】CPU11は、ROM13に記憶されてい
るシステムプログラムおよびデータと、RAM14に読
み込まれた(ロードされた)プログラムおよびデータに
従って動作する。このようにRAM14にロードされる
プログラムとしては、基本プログラムであるOS(オペ
レーティング・システム)や、表示部17に対して文字
や画像の表示を行う表示制御プログラム141、後述の
カード読取書込装置19から入力された表示データを固
定ディスク装置16の所定領域に転送するための表示デ
ータ転送プログラム142、NC加工プログラム作成時
に固定サイクルのNC指令の作成を支援するための固定
サイクル指令作成プログラム143、固定サイクルのN
C指令の作成を支援するための画面に使用される固定サ
イクル作成支援データを編集および登録するための固定
サイクル作成支援データ編集プログラム144等があ
る。
【0021】さらに、CPU11にはバス12を介して
固定サイクル作成支援データメモリ15が接続されてい
る。固定サイクル作成支援データメモリ15には、固定
サイクルのNC指令の作成を支援するための画面に使用
される固定サイクル作成支援データが記憶されている。
また、CPU11にはバス12を介してNC加工プログ
ラムメモリ151が接続されている。NC加工プログラ
ムメモリ151には、工作機械を制御して工作物の加工
を行うためのNC加工プログラムが記憶されている。
【0022】また、メーカーが作成し、固定サイクル指
令で呼び出される各種の固定サイクルプログラムが固定
サイクルプログラムメモリ153に記憶されている。さ
らに、ユーザーが固定サイクルを変数が使用できるマク
ロプログラムで作成した場合には、NC加工プログラム
メモリ151にそのマクロプログラム152が記憶され
ている。
【0023】また、CPU11にはバス12を介して補
助記憶装置としての固定ディスク装置16が接続されて
いる。固定ディスク装置16にはCPU11によって実
行されるべき種々のプログラム等が記憶されており、適
宜、これらのプログラム等が固定ディスク装置16から
RAM14にロードされる。また、固定ディスク装置1
6には、固定サイクル指令の作成を支援するため固定サ
イクル編集画面に表示される表示データを記憶しておく
表示データ記憶領域161が設けられている。表示デー
タ記憶領域161には、表示データがファイル名を付与
されたデータファイルとして記憶されている。
【0024】CPU11にはバス12を介して入出力機
器が接続されている。入出力機器としては、文字および
画像を表示する表示部17、作業者(操作者)がデータ
を入力するための入力部18がインターフェース回路を
介してバス12に接続されている。表示部17としては
CRT、EL表示板や液晶表示板等が使用でき、入力部
18としてはキーボード、表示部17と一体に組み合わ
せたタッチパネル等が使用できる。
【0025】入出力機器として、さらに、カード読取書
込装置19がインターフェース回路19aを介してバス
12に接続されている。このカード読取書込装置19が
表示データ入力手段に対応する。カード読取書込装置1
9は、メモリカード20を挿入してメモリカード20内
のデータの読み取りおよび書き込みが可能であり、メモ
リカード20を介して表示データを入力することができ
る。メモリカード20は、SRAMやフラッシュメモリ
を使用した不揮発性かつ交換可能な記憶媒体であり、他
のパーソナルコンピュータ(パソコン)等で作成した表
示データをメモリカード20に記憶させ、そのメモリカ
ード20内の表示データをNC装置1に読み込ませるこ
とができる。
【0026】すなわち、作業者は、表示データ転送プロ
グラム142により、メモリカード20に記憶された任
意の表示データをカード読取書込装置19から入力し、
固定ディスク装置16の表示データ記憶領域161に転
送することができる。なお、表示データ入力手段として
は、メモリカード20を使用するカード読取書込装置1
9以外にも、フレキシブルディスクや光磁気ディスク等
の他の記憶媒体を使用するものでもよく、また、LAN
等の有線または無線の通信媒体を介して入出力を行うも
のでもよい。
【0027】このNC装置1は、軸制御部30、アンプ
31を介して工作機械の各部を駆動する制御用モータ3
2に接続されている。制御用モータ32の回転速度や回
転角度位置は検出器33を介してアンプ31および軸制
御部30にフィードバックされ、工作機械の各部に対し
て所望の制御が行われる。このような軸制御部30、ア
ンプ31、制御用モータ32、検出器33は、工作機械
に必要な制御軸の数だけ設けられる。
【0028】図2は、NC装置1での表示データを作成
する個人用コンピュータ(パーソナルコンピュータ、以
下、パソコンと記載)2の構成を示すブロック図であ
る。パソコン2としては、通常の汎用パソコンが使用で
きる。パソコン2には、画像データを作成するための画
像機器として、紙や写真フィルム上の画像をパソコン2
に取り込むためのイメージスキャナ22、静止画を撮影
するためのデジタルカメラ23、動画を撮影するための
ビデオカメラ24がインターフェース回路を介して接続
されている。
【0029】また、パソコン2には、カード読取書込装
置21がインターフェース回路を介して接続されてい
る。このカード読取書込装置21は、NC装置1におけ
るカード読取書込装置19と同様のものであり、メモリ
カード20を挿入してメモリカード20内のデータの読
み取りおよび書き込みが可能である。作業者は、NC装
置1に表示する表示データを、パソコン2上でパソコン
用のアプリケーションプログラムを使用して作成するこ
とができる。
【0030】そして、作成した表示データをカード読取
書込装置21によって、メモリカード20内に保存す
る。この表示データは基本的には静止画データが中心で
あるが、静止画データと文字データとの複合データや音
声データを伴う動画データも利用可能である。音声デー
タはビデオカメラ24によって動画とともにまたは音声
単独で取り込むことができる。マイクロフォン等の音声
専用の入力機器を設けてもよい。
【0031】メモリカード20内に保存される各種の表
示データにはファイル名が付与されており、ファイル名
の末尾にデータの種類を表す拡張子が付けられている。
例えば、静止画データであれば「BMP」,「JPG」
等、動画データであれば「AVI」,「MPG」等、複
合データであれば「HTM」等の拡張子が付与されてい
る。この拡張子により、表示データファイルのデータの
種類が判別でき、NC装置1においてデータの種類に応
じた適切な表示を行うことができる。
【0032】表示データを記憶保存したメモリカード2
0は、カード読取書込装置21から取り出され、NC装
置1のカード読取書込装置19に挿入される。NC装置
1側では、カード読取書込装置19よってメモリカード
20の内容を読み取り、表示データ転送プログラム14
2によって所望の表示データを固定ディスク装置16の
表示データ記憶領域161に転送し記憶保存する。
【0033】このように、表示データの作成をパソコン
2上で行い、その表示データをNC装置1内に転送する
ようにしたので、NC装置1に画像機器等を接続するた
めのインターフェース回路を備える必要がなくなり、N
C装置1内に表示データを作成、編集するためのプログ
ラム等を備える必要もなくなる。このため、NC装置1
のコストを上昇させることなく、ユーザの必要とする表
示データをNC装置1内に収納し、その表示データを自
由に表示部17に表示させることができる。
【0034】図3は、NC装置1によりNC加工プログ
ラムを作成する際の表示部17の表示画面171の一例
を示す図である。表示画面171には、プログラム編集
画面が表示され、そこに編集中のNC加工プログラムの
内容とカーソル172が表示されている。NC加工プロ
グラムの編集しようとする位置にカーソル172を合わ
せ、入力部18の文字キーにより指令コードの内容を入
力する。入力は、表示画面171の下部の入力カーソル
173が表示された入力位置にて行われる。文字入力を
終了して、入力を確定する入力キー(図示せず)を操作
することにより、入力位置の文字列がカーソル172の
位置に転送される。このようにNC指令を1指令コー
ド,1〜数ブロックずつ入力し、NC加工プログラムを
作成することができる。
【0035】NC加工プログラムには、前述のように、
一連の作業シーケンスをまとめて連続して実行できるも
のに相当する固定サイクル指令がある。このような固定
サイクルを使用する際には、固定サイクルの呼び出しに
伴って数多くの引渡パラメータ(または引数)が必要と
なることが多い。これらの引渡パラメータは、通常、英
字(A−Z、ただし「O」等の一部の英字を除く)のア
ドレスキャラクタ1文字に続く数値として指定されるも
のであり、固定サイクルの実行に必要な種々の数値(例
えば、加工形状を表す数値や、加工形状の中心位置を表
す座標値等)を指定して固定サイクルプログラムに引き
渡すものである。
【0036】なお、ここでは固定サイクル指令として、
サブプログラムの呼び出し指令やマクロプログラムの呼
び出し指令も含むものとする。固定サイクルを利用する
ことにより、複数のブロックのNC指令を作成しなけれ
ばならない動作を1ブロックのNC指令(固定サイクル
指令)によって実行できるため、能率よくNC加工プロ
グラムの作成が行える。ただし、固定サイクルを利用す
るにあたり、数多くの引渡パラメータの意味や数値範囲
を全て記憶しておくことは極めて困難であり、これらを
誤りなく入力するためには説明書や仕様書をその都度参
照しなければならない等の手間がかかるものである。ま
た、固定サイクルの種類も数多くあるため、目的とする
加工に該当する固定サイクルを適切に選択することも簡
単なことではない。本発明のNC装置1は、このような
固定サイクル指令の作成に際して、操作者の支援を行い
固定サイクル指令を容易に作成できるようにする機能を
有するものである。
【0037】表示画面171の最下部には、複数のファ
ンクションキーに設定された機能を表示する機能表示部
が設けられている。ここでは、ファンクションキーは1
0個設けられており、そのそれぞれに異なる機能が設定
されている。そして、ファンクションキーF6が、表示
画面171を「固定サイクル編集」画面に切り換えるた
めのものである。ファンクションキーF6によって呼び
出される固定サイクル編集画面が、固定サイクルのNC
指令の作成を支援するための画面である。
【0038】図4は、表示画面171に表示された固定
サイクル編集画面を示す図である。表示画面171の左
上部の第1の表示領域174には、固定サイクルメニュ
ーが表示されている。この固定サイクルメニュー内に
は、複数の固定サイクル名が一覧表示されている。ま
た、固定サイクルメニュー内には、行カーソル172が
表示されており、行カーソル172位置の固定サイクル
名が選択された状態となる。行カーソル172は上カー
ソル移動キー、下カーソル移動キー(図示せず)により
上下に移動させることができ、作業者は任意の固定サイ
クル名を選択することができる。なお、固定サイクルメ
ニュー内に表示しきれない数の固定サイクル名がある場
合にも、行カーソル172を上下に移動させることによ
り表示内容がスクロールするので、全ての固定サイクル
名の中から任意のものを選択することができる。
【0039】表示画面171の左右方向中央部は第2の
表示領域175とされ、現在行カーソル172で選択さ
れている固定サイクルの呼び出しに必要な全ての引渡パ
ラメータが一覧表示されている。また、表示画面171
の第1の表示領域174の直下には、第3の表示領域1
76が設定されている。この第3の表示領域176に
は、現在選択されている固定サイクルの動作の詳しい説
明が表示される。固定サイクル名にも動作内容を簡単に
示す表示が含まれているが、第3の表示領域176には
さらに詳しい動作内容の説明が表示される。
【0040】表示画面171の右部には、第4の表示領
域177が設定されている。この第4の表示領域177
には、現在選択されている固定サイクルの動作および各
引渡パラメータの内容を説明するための画像が表示され
る。この画像は、表示データ記憶領域161に記憶され
ている表示データであり、各固定サイクル名と表示デー
タとの対応関係は、固定サイクル作成支援データとして
固定サイクル作成支援データメモリ15中に記憶されて
いる。表示データは基本的には静止画データであるが、
静止画データと文字データとの複合データや動画データ
も利用可能である。
【0041】この画面から、選択した固定サイクルに対
する引渡パラメータの数値を入力するには、行カーソル
172が選択した固定サイクル名の位置にある状態で、
右カーソル移動キー(図示せず)を押圧操作する。そう
すると、行カーソル172が第2の表示領域175の最
上部の引渡パラメータの位置に移動する。図5がその状
態を示す図である。図5では、行カーソル172が引渡
パラメータのアドレスXの項目に位置している。すなわ
ち、アドレスXが選択状態となっている。このとき、第
3の表示領域176には、現在選択されている引渡パラ
メータの詳しい説明が表示される。
【0042】行カーソル172が第2の表示領域175
に移動しても、固定サイクルメニューの現在選択されて
いる固定サイクル名は、反転表示等の選択状態が判別で
きる表示となっている。現在選択されている固定サイク
ル名は、第2の表示領域175の最上部にも表示されて
いる。また、現在選択されている引渡パラメータに対し
て、その内容を説明するための表示データが設定されて
いれば、その表示データが第4の表示領域177に表示
される。ここでは、アドレスXに対しては表示データが
設定されておらず、図4と同じ画像がそのまま表示され
ている。
【0043】行カーソル172が第2の表示領域175
の任意の引渡パラメータの位置にあるときに、行カーソ
ル172位置の引渡パラメータの数値を入力し設定する
ことができる。入力は、表示画面171の下部の入力カ
ーソル173が表示された入力行にて行われる。入力を
終了して、入力を確定する入力キーを操作することによ
り、入力行の数値が行カーソル172位置の引渡パラメ
ータに設定され表示される。
【0044】図4、図5の固定サイクル編集画面におい
て、第1の表示領域174から第4の表示領域177の
4つの表示領域の設定は、表示制御プログラム141に
よって行われている。また、表示画面171全体におけ
る文字や画像の表示も表示制御プログラム141によっ
て行われている。
【0045】図5で、引渡パラメータに値を設定した後
に、「編集終了」のファンクションキーF9を押圧操作
すると、現在選択されている固定サイクルのGコードに
引渡パラメータが付加されてNC指令が作成され、作成
されたNC指令が図3のカーソル172位置に自動的に
入力される。そして表示画面も、図3のプログラム編集
画面に戻る。この例では、固定サイクル指令「G330
Xnn Ynn・・・;」という1ブロックのNC指
令が作成されて、図3のカーソル172位置に入力され
る。ただし、nnは図5において入力された各引渡パラ
メータの数値を表す。
【0046】また、必要な引渡パラメータについては、
入力された数値が適正な数値範囲にあるか否かをチェッ
クするようになっている。入力された数値が適正な数値
範囲内にない場合には、図5の固定サイクル編集画面か
ら「編集終了」のファンクションキーF9を押圧操作し
ても、図3のプログラム編集画面に切り替わらず、不適
正な引渡パラメータについて数値の再入力を促すように
なっている。選択または入力されたデータから固定サイ
クルのNC指令を作成するのは、固定サイクル指令作成
プログラム143が行う。引渡パラメータの数値範囲の
チェックも固定サイクル指令作成プログラム143が行
う。
【0047】このように作成された固定サイクル指令を
実行すると、各引渡パラメータが固定サイクルプログラ
ム(固定サイクルプログラムメモリ153に記憶されて
いる)に引き渡され、所望の固定サイクル動作が実行さ
れる。また、ユーザーが作成したマクロプログラムで
は、マクロプログラム呼び出し指令が実行されると、各
引数(引渡パラメータ)がマクロプログラム152に引
き渡され、所望の固定サイクル動作が実行される。
【0048】なお、図4、図5において、各引渡パラメ
ータの数値欄を初期状態では空欄としているが、これら
の数値欄に典型的な既定値を設定し表示しておいてもよ
い。そうすれば、修正が必要な数値欄のみを修正するよ
うにして、数値入力の手間を軽減することができる。
【0049】以上のようにして、固定サイクルのNC指
令作成時に、固定サイクル編集画面により、固定サイク
ルの動作内容の詳しい説明、引渡パラメータの内容の詳
しい説明、固定サイクルの動作および各引渡パラメータ
の内容を説明するための画像、引渡パラメータの内容を
詳しく説明するための画像等を参照しながら、プログラ
ム上の誤りのないNC指令を容易に作成することができ
る。また、引渡パラメータの数値が適正な数値範囲にあ
るか否かもチェックできるので、プログラム上の誤りを
さらに減少させることができる。
【0050】図4、図5において表示される、固定サイ
クルのNC指令作成時の支援データは、固定サイクル作
成支援データとして固定サイクル作成支援データメモリ
15に記憶されている。本発明では、この固定サイクル
作成支援データを工作機械のユーザーが自由に設定およ
び編集することができる。したがって、ユーザーが作成
したマクロプログラム等に対しても、固定サイクル作成
支援データを作成することができ、図4、図5のような
固定サイクル編集画面により、容易にNC指令を作成す
ることができる。
【0051】図6は、固定サイクル作成支援データの登
録画面の一例を示す図である。この支援データ登録画面
は、NC装置1の総合画面(図示せず)から呼び出すこ
とができる。支援データ登録画面には、固定サイクル作
成支援データの内容が表示されており、それらを編集す
ることが可能である。画面上の行カーソル172をカー
ソル移動キーによって編集したいデータの欄に移動さ
せ、「編集」のファンクションキーF2を押圧操作する
ことにより、その欄のデータを編集できる。編集のため
の入力は、表示画面171の下部の入力カーソル173
が表示された入力行にて行われる。なお、日本語の全角
文字を入力する場合には、かな漢字変換処理プログラム
を起動させればよい。
【0052】支援データ登録画面の左側の「メニュー」
欄は、固定サイクル編集画面(図4、図5参照)の固定
サイクルメニューに一覧表示される固定サイクル名を表
すデータである。支援データ登録画面の中央の「説明」
欄は、固定サイクル編集画面の第3の表示領域176に
表示される固定サイクルの動作内容の詳しい説明であ
る。支援データ登録画面の右側の「画像ファイル名」欄
は、その固定サイクルが選択されたときに第4の表示領
域177に表示される表示データのファイル名を示すデ
ータである。「説明」欄および「画像ファイル名」欄の
データは、同じ行の「メニュー」欄の固定サイクル名に
対応するデータである。
【0053】この画面で、「行挿入」のファンクション
キーF3を押圧操作することにより、現在の行カーソル
172の上に空白行を1行挿入することができ、新規の
固定サイクルに対する支援データを作成することができ
る。また、「行削除」のファンクションキーF4を押圧
操作することにより、現在の行カーソル172の行を1
行削除することができ、不要になった固定サイクルに対
する支援データを削除することができる。
【0054】行カーソル172が「メニュー」〜「画像
ファイル名」欄にあるときに、「アドレス編集」のファ
ンクションキーF6を押圧操作すると、その固定サイク
ルの引渡パラメータに対する支援データの登録画面に移
行する。図7がその画面を示す図である。図7の支援デ
ータ登録画面では、画面上部に表示された固定サイクル
の引渡パラメータに対する支援データを作成し編集する
ことができる。編集の仕方は図6と同様である。
【0055】図7の支援データ登録画面の最も左側の
「アドレス」欄は、固定サイクル編集画面(図4、図5
参照)の第2の表示領域175に一覧表示される引渡パ
ラメータのアドレスキャラクタを示すデータである。次
の「説明」欄は、固定サイクル編集画面の第3の表示領
域176に表示される引渡パラメータの内容の詳しい説
明である。次の「下限」欄は、その引渡パラメータに入
力される数値の適正な数値範囲の下限データである。次
の「上限」欄は、その引渡パラメータに入力される数値
の適正な数値範囲の上限データである。支援データ登録
画面の最も右側の「画像ファイル名」欄は、その引渡パ
ラメータが選択されたときに第4の表示領域177に表
示される表示データのファイル名を示すデータである。
これらの「説明」欄から「画像ファイル名」欄のデータ
は、同じ行の「アドレス」欄の引渡パラメータに対応す
るデータである。
【0056】なお、「下限」欄または「上限」欄に、数
値が設定されている場合には、その引渡パラメータに入
力された数値が適正な数値範囲にあるか否かがチェック
される。「下限」欄および「上限」欄の両方とも数値が
設定されていない場合には、数値範囲のチェックは行わ
れない。また、「画像ファイル名」欄にファイル名が設
定されている場合には、その引渡パラメータが選択され
たときに第4の表示領域177にその表示データが表示
されるが、ファイル名が設定されていない場合には、第
4の表示領域177には図6の「メニュー」欄の固定サ
イクル名に対応した画像ファイル名の表示データが表示
される。
【0057】この画面で、「行挿入」のファンクション
キーF3を押圧操作することにより、現在の行カーソル
172の上に空白行を1行挿入することができ、新規の
引渡パラメータ(アドレス)に対する支援データを作成
することができる。また、「行削除」のファンクション
キーF4を押圧操作することにより、現在の行カーソル
172の行を1行削除することができ、不要になった引
渡パラメータに対する支援データを削除することができ
る。
【0058】図7の全ての引渡パラメータに対する支援
データの編集が終了したら、「登録」のファンクション
キーF1を押圧操作することにより、編集内容を固定サ
イクル作成支援データメモリ15に記憶する。その後、
「戻る」のファンクションキーF10を操作すれば、図
6の画面に戻る。図6の画面において、全ての支援デー
タの編集が終了したら、「登録」のファンクションキー
F1を押圧操作することにより、編集内容を固定サイク
ル作成支援データメモリ15に記憶する。その後、「戻
る」のファンクションキーF10を操作すれば総合画面
に戻る。
【0059】なお、この図6、図7に表示され編集され
る固定サイクル作成支援データは、固定サイクル作成支
援データメモリ15に記憶されている。また、図6、図
7の支援データ登録画面での入力操作および編集操作
は、固定サイクル作成支援データ編集プログラム144
によって実現されている。
【0060】以上のように、固定サイクル作成支援デー
タを工作機械のユーザーが自由に設定および編集するこ
とができる。したがって、ユーザーが作成したマクロプ
ログラム等に対しても、固定サイクル作成支援データを
作成することができ、図4、図5のような固定サイクル
編集画面により、容易にマクロプログラム等の呼び出し
のNC指令を作成することができる。
【0061】なお、以上の実施の形態においては、図
6、図7に示すような固定サイクル作成支援データを、
NC装置の入力部から入力するものとしたが、この固定
サイクル作成支援データも外部のパソコン等により作成
して、カード読取書込装置19等を介してNC装置に入
力するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下のような効果を奏する。
【0063】固定サイクルの引渡パラメータの種類およ
びその内容の説明を参照しながら固定サイクルのNC指
令を作成することができるので、固定サイクルのNC指
令を容易に作成することができるとともに、固定サイク
ルのプログラム上の誤りを著しく減少させることができ
る。
【0064】固定サイクル作成時の支援データを工作機
械のユーザーが自由に設定および編集することができる
ので、ユーザーが作成したマクロプログラム等を呼び出
すマクロプログラム呼び出し指令、サブプログラム呼び
出し指令に対しても、固定サイクル作成支援データを作
成することができ、容易にNC指令を作成することがで
きる。
【0065】固定サイクルの動作内容および各引渡パラ
メータの内容を説明するための表示データを参照しなが
ら固定サイクルのNC指令を作成することができるの
で、固定サイクルのNC指令をさらに容易に作成するこ
とができるとともに、固定サイクルのプログラム上の誤
りをさらに減少させることができる。
【0066】表示データは外部のパソコン等で作成した
ものを利用することができるので、NC装置のコストを
上昇させることがなく、また、表示データの作成や編集
も容易に行うことができる。
【0067】また、引渡パラメータの数値が適正な数値
範囲にあるか否かもチェックできるので、固定サイクル
のプログラム上の誤りをさらに減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のNC装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図2は、表示データを作成するパソコンの構成
を示すブロック図である。
【図3】図3は、NC装置の表示部のNC加工プログラ
ム編集画面の一例を示す図である。
【図4】図4は、表示画面に表示された固定サイクル編
集画面を示す図である。
【図5】図5は、固定サイクル編集画面の他の状態を示
す図である。
【図6】図6は、固定サイクル作成支援データの登録画
面の一例を示す図である。
【図7】図7は、固定サイクル作成支援データ登録画面
の他の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…NC装置 2…パソコン 11…CPU 12…バス 13…ROM 14…RAM 15…固定サイクル作成支援データメモリ 16…固定ディスク装置 17…表示部 18…入力部 19,21…カード読取書込装置 20…メモリカード 22…イメージスキャナ 23…デジタルカメラ 24…ビデオカメラ 30…軸制御部 31…アンプ 32…制御用モータ 33…検出器 171…表示画面 172…行カーソル 173…入力カーソル 174…第1の表示領域 175…第2の表示領域 176…第3の表示領域 177…第4の表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H269 AB02 AB31 BB08 EE01 EE25 EE29 KK03 QC01 QC03 QC06 QD02 QD03 QE05 QE08 QE18 QE22 QE24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字および画像を表示可能な表示部(1
    7)と、 操作者がデータを入力するための入力部(18)と、 一つまたは複数の固定サイクル名と、それぞれの固定サ
    イクルを呼び出す際に前記固定サイクルに引き渡す引渡
    パラメータの種類と、それぞれの引渡パラメータに対す
    る説明とを対応させて記憶する固定サイクル作成支援デ
    ータ記憶手段(15)とを備えたNC装置(1)におい
    て、 前記表示部(17)の表示画面(171)において、操
    作者によって選択された項目を他の項目から区別できる
    ように表示する手順と、 前記表示部(17)の表示画面(171)に、複数の固
    定サイクル名を一覧表示するための第1の表示領域(1
    74)と、前記固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引
    渡パラメータを一覧表示するための第2の表示領域(1
    75)と、選択された項目に対する説明を表示するため
    の第3の表示領域(176)とを設定する手順と、 前記第1の表示領域(174)に複数の固定サイクル名
    を一覧表示する手順と、 前記第1の表示領域(174)内の一つの固定サイクル
    名が選択されたときに、選択された前記固定サイクルを
    呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを前記第2の表示
    領域(175)に一覧表示する手順と、 前記第2の表示領域(175)内の一つの引渡パラメー
    タが選択されたときに、選択された前記引渡パラメータ
    に対する説明を前記第3の表示領域(176)に表示す
    る手順と、 選択された固定サイクル名と入力された引渡パラメータ
    のデータにより、固定サイクルの指令プログラムを作成
    する固定サイクル指令作成手順とを有する固定サイクル
    指令作成支援方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した固定サイクル指令作成
    支援方法であって、 前記入力部(18)より入力したデータを、前記固定サ
    イクル作成支援データ記憶手段(15)に記憶させる手
    順を有する固定サイクル指令作成支援方法。
  3. 【請求項3】請求項1,2のいずれか1項に記載した固
    定サイクル指令作成支援方法であって、 前記NC装置(1)は、前記固定サイクルの動作を説明
    する画像の表示データをファイル名と対応させて記憶す
    る表示データ記憶手段(161)を備えたものであり、 前記固定サイクル作成支援データ記憶手段(15)は、
    それぞれの固定サイクル名に対応して前記固定サイクル
    の動作を説明する画像の表示データのファイル名が記憶
    されたものであり、 前記固定サイクルの動作を説明する画像を表示するため
    の第4の表示領域(177)を設定する手順と、 前記第1の表示領域(174)内の一つの固定サイクル
    名が選択されたときに、選択された前記固定サイクルに
    対応する表示データを前記第4の表示領域(177)に
    表示する手順とを有する固定サイクル指令作成支援方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した固定サイクル指令作成
    支援方法であって、 前記NC装置(1)は、所望の前記表示データを外部か
    ら入力可能な表示データ入力手段(19)を備えたもの
    であり、 前記表示データ入力手段(19)から入力した前記表示
    データを、前記表示データ記憶手段(161)に転送し
    て記憶させる手順を有する固定サイクル指令作成支援方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載した固
    定サイクル指令作成支援方法であって、 前記固定サイクル指令作成手順は、各引渡パラメータの
    データが適正な数値範囲であるか否かを判定する手順を
    含むものである固定サイクル指令作成支援方法。
  6. 【請求項6】文字および画像を表示可能な表示部(1
    7)と、 操作者がデータを入力するための入力部(18)と、 一つまたは複数の固定サイクル名と、それぞれの固定サ
    イクルを呼び出す際に前記固定サイクルに引き渡す引渡
    パラメータの種類と、それぞれの引渡パラメータに対す
    る説明を対応させて記憶する固定サイクル作成支援デー
    タ記憶手段(15)と、 前記表示部(17)の表示画面(171)に対する表示
    を制御する表示制御手段(141)と、 選択された固定サイクル名と入力された引渡パラメータ
    のデータにより、固定サイクルの指令プログラムを作成
    する固定サイクル指令作成手段(143)とを有するN
    C装置であって、 前記表示制御手段(141)は、 前記表示部(17)の表示画面(171)において、操
    作者によって選択された項目を他の項目から区別できる
    ように表示する手順と、 前記表示部(17)の表示画面(171)に、複数の固
    定サイクル名を一覧表示するための第1の表示領域(1
    74)と、固定サイクルを呼び出す際に引き渡す引渡パ
    ラメータを一覧表示するための第2の表示領域(17
    5)と、選択された項目に対する説明を表示するための
    第3の表示領域(176)とを設定する手順と、 前記第1の表示領域(174)に複数の固定サイクル名
    を一覧表示する手順と、 前記第1の表示領域(174)内の一つの固定サイクル
    名が選択されたときに、選択された前記固定サイクルを
    呼び出す際に引き渡す引渡パラメータを前記第2の表示
    領域(175)に一覧表示する手順と、 前記第2の表示領域(175)内の一つの引渡パラメー
    タが選択されたときに、選択された前記引渡パラメータ
    に対する説明を前記第3の表示領域(176)に表示す
    る手順とを実行するものであるNC装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載したNC装置であって、 前記固定サイクル作成支援データ記憶手段(15)の記
    憶内容を設定または変更するための固定サイクル作成支
    援データ編集手段(144)を有するNC装置。
  8. 【請求項8】請求項6,7のいずれか1項に記載したN
    C装置であって、 前記固定サイクルの動作を説明する画像の表示データを
    ファイル名と対応させて記憶する表示データ記憶手段
    (161)を有し、 前記固定サイクル作成支援データ記憶手段(15)は、
    それぞれの固定サイクル名に対応して前記固定サイクル
    の動作を説明する画像の表示データのファイル名が記憶
    されたものであり、 前記表示制御手段(141)は、 前記固定サイクルの動作を説明する画像を表示するため
    の第4の表示領域(177)を設定する手順と、 前記第1の表示領域(174)内の一つの固定サイクル
    名が選択されたときに、選択された前記固定サイクルに
    対応する表示データを前記第4の表示領域(177)に
    表示する手順とを実行するものであるNC装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載したNC装置であって、 所望の前記表示データを外部から入力可能な表示データ
    入力手段(19)と、 前記表示データ入力手段(19)から入力した前記表示
    データを、前記表示データ記憶手段(161)に転送し
    て記憶させる表示データ転送手段(142)とを有する
    NC装置。
  10. 【請求項10】請求項6〜9のいずれか1項に記載した
    NC装置であって、 前記固定サイクル作成支援データ記憶手段(15)は、
    前記固定サイクルの各引渡パラメータの適正な数値範囲
    を記憶しているものであり、 前記固定サイクル指令作成手段(143)は、各引渡パ
    ラメータのデータが適正な数値範囲であるか否かを判定
    する手順も実行するものであるNC装置。
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