JP7177025B2 - グロメット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

グロメット、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Description

本発明は、グロメット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両に搭載される従来のグロメットとして、例えば、特許文献1には、ワイヤハーネスが挿通される車体パネルに形成された貫通孔に取付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、小径筒部と、拡径筒部と、閉鎖面部と、補助筒部とを備える。小径筒部は、ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する。拡径筒部は、小径筒部から外側に拡がるとともに小径筒部の軸方向に延びるように形成され、その外周部に貫通孔の周縁部を嵌め込み可能な環状溝が形成される。閉鎖面部は、拡径筒部の内周面から径方向内側に延びて拡径筒部を閉鎖する。補助筒部は、閉鎖面部から軸方向一方側に延びており、ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する。また、このグロメットは、閉鎖面部及び補助筒部に、部分分割スリットが形成されており、金型成形する際に弾性変形させて型抜きを容易としている。
特開2017-010638号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のようなグロメットでは、部分分割スリットにより型抜きを可能としている。しかし、この部分分割スリットは、補助筒部を2分割し閉鎖面部の途中までの構成であるため、グロメットの内部に機能を持たせる複雑な内部構造を形成するような金型を型抜きすることが難しかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、型抜き性を向上することのできるグロメット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように前記止水部の軸線方向の一側及び他側にそれぞれ配置される各閉鎖部と、前記各閉鎖部の中央に貫通してそれぞれ設けられて配索材が挿通される各筒部と、いずれか一方の前記筒部及び当該筒部が設けられた一方の前記閉鎖部を前記止水部まで連続して分割する複数の切込部と、を備える。
また、上記グロメットでは、前記切込部は、一方の前記筒部を中心に等間隔で配置されているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記切込部は、一方の前記筒部及び一方の前記閉鎖部を4分割するものとすることができる。
また、上記グロメットでは、他方の前記閉鎖部を貫通して設けられた少なくとも1つの管部材を有し、少なくとも1つの前記切込部は、前記管部材の周りを囲んで形成されているものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に設けられるグロメットと、を有し、前記グロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように前記止水部の軸線方向の一側及び他側にそれぞれ配置される各閉鎖部と、前記各閉鎖部の中央に貫通してそれぞれ設けられて配索材が挿通される各筒部と、いずれか一方の前記筒部及び当該筒部が設けられた一方の前記閉鎖部を前記止水部まで連続して分割する複数の切込部と、を備える。
本発明に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、筒部及び一方の閉鎖部を止水部まで連続して分割する複数の切込部を備えることにより、成形時に金型を取り出す際、筒部及び一方の閉鎖部を止水部まで連続して径方向外側に拡げられる。この結果、グロメット、及び、ワイヤハーネスは、型抜き性を向上できる。そして、グロメット、及び、ワイヤハーネスは、型抜き性が向上されたことで、各閉鎖部の間の挿通空間部の内部に、様々な機能性を有する複雑な構造を設けることができる。
図1は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面斜視図である。 図4は、実施形態に係るグロメットの正面図である。 図5は、図4のA-A断面図である。 図6は、図4のB-B断面図である。 図7は、図4のC-C断面図である。 図8は、図5のD-D断面斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、図2、図3に示す本実施形態のグロメット1は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに設けられ当該配索材Wが挿通されるグロメット1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、樹脂テープ、プロテクタ等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ等を介して各種機器が電気的に接続される。
そして、グロメット1は、取付対象である取付パネル100に形成された貫通孔101を介して当該取付パネル100を境界にして区画される2つの空間に渡って配索材Wを配索する際に当該貫通孔101に適用されるものである。取付パネル100は、例えば、車両のボデー等を構成する金属板であり、貫通孔101は、当該取付パネル100を板厚方向に沿って貫通する。取付パネル100を境界にして区画される2つの空間とは、典型的には、車内空間(例えば、キャビン)と車外空間(例えば、エンジンコンパートメント)である。そして、グロメット1は、当該ワイヤハーネスWHの配索材Wが挿通され当該配索材Wの周囲に外装された状態で貫通孔101に組み付けられることで、貫通孔101を通る配索材Wを保護すると共に当該貫通孔101を止水(防水)するものである。グロメット1は、貫通孔101の防水の他、防塵、遮音等の機能も有する。以下、各図を参照してグロメット1の構成について詳細に説明する。
なお、図1、図2、図3は、配索材W、取付パネル100を二点鎖線で省略して図示し、他図は、配索材W、取付パネル100の図示自体を省略している。また、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、典型的には、相互に直交する。ここでは、軸線方向Xは、上述した取付パネル100の板厚方向に相当し、貫通孔101に対する配索材W、グロメット1の挿通方向に相当する。言い換えれば、軸線方向Xは、グロメット1に挿通された配索材Wの延在方向に沿う方向である。幅方向Y、高さ方向Zは、取付パネル100の延在方向に相当する。ここでは、説明をわかり易くするため便宜的に、配索材Wが軸線方向Xに沿って直線状に配索されるものとして説明するがこれに限らず、グロメット1が取付パネル100に取り付けられた状態で、軸線方向Xが屈曲した方向とされ、当該グロメット1、及び、配索材Wが一部で屈曲されて設けられるものであってもよい。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、グロメット1が取付パネル100に組み付けられた状態での方向として説明する。また、貫通孔101の中心を通過する中心軸線Cは、取付パネル100の板面に対して直交し、軸線方向Xに沿って延びる。中心軸線Cに直交する方向を径方向といい、中心軸線Cから離れる側を径方向外側といい、中心軸線Cに近づく側を径方向内側という。
具体的には、本実施形態のグロメット1は、図1、図2、図3に示すように、内部に配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通され、取付パネル100の貫通孔101との間を止水可能なシール部材である。グロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30を含んで構成され、これらが一体となって弾性体として形成される。グロメット1は、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマー等、剛性が低く高い可撓性を有する絶縁性の弾性樹脂材料(例えば、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等)により形成される。
本体部10は、貫通孔101に嵌合し当該貫通孔101を止水すると共に内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。本体部10は、第1隔壁部(閉鎖部)11、第2隔壁部(閉鎖部)12、及び止水部13を含んで構成される。
第1隔壁部11、第2隔壁部12は、それぞれ中心軸線Cが軸線方向Xに沿った円環板状に形成される。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、軸線方向Xに沿って空間をあけ、軸線方向Xの一側及び他側にて対向し止水部13で一体化されている。ここで、止水部13とは、第1隔壁部11、第2隔壁部12において径方向(中心軸線Cと直交する方向)の外側に位置する端部に環状に設けられた外周部10Aである。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように止水部13の軸線方向Xの一側及び他側にそれぞれ配置される。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、少なくとも一方(ここでは第2隔壁部12)が軸線方向Xに沿って外側に膨出した形状に形成される。第1隔壁部11と第2隔壁部12とは、止水部13により一体化された状態で、全体として内部が中空のドーム状に形成される。第1隔壁部11は、軸線方向Xの第2隔壁部12側とは反対側の面に筒部20が接続される。第2隔壁部12は、軸線方向Xの第1隔壁部11側とは反対側の面に筒部30が接続される。
ここで、第2隔壁部12は、図1から図8に示すように、外側(第1隔壁部11とは軸線方向Xの反対側)に突出する突起部72が形成されている。突起部72は、筒部30の基端部の周りを囲むように、中心軸線Cの周りに環状に形成された環状突起部72Aと、環状突起部72Aから径方向外側に延びて中心軸線Cの周りに複数設けられて放射状に位置する放射突起部72Bと、を有する。放射突起部72Bは、本実施形態では、周方向に等間隔で、8箇所に位置する。このような突起部72は、第2隔壁部12の強度を向上し、変形を抑制する。
止水部13は、第1隔壁部11と第2隔壁部12とを、その間で一体化するように形成されている。止水部13は、第1隔壁部11に対して肉厚が変化する位置から径方向外側であって、本実施形態では、中心軸線Cを中心とし、後述する折返部73の径方向外側端73a(図5及び図6参照)の位置を通る仮想円S1(図1参照)から径方向外側に位置する。また、止水部13は、第2隔壁部12に対して肉厚が変化する位置から径方向外側であって、本実施形態では、中心軸線Cを中心とし、突起部72における放射突起部72Bの径方向外側端72Ba(図5及び図6参照)の位置を通る仮想円S2(図4参照)から径方向外側に位置する。止水部13は、嵌合溝部13Aと、リップ部13Bと、を有する。嵌合溝部13Aは、中心軸線Cを中心とした環状の溝部として形成される。嵌合溝部13Aは、本体部10が貫通孔101に嵌合した状態で、取付パネル100において貫通孔101を形成する縁部が嵌合される。
リップ部13Bは、嵌合溝部13Aに沿って形成される襞状部である。ここでは、リップ部13Bは、嵌合溝部13Aにおける第1隔壁部11側の端部に嵌合溝部13Aに沿って環状に形成される。つまり、リップ部13Bは、嵌合溝部13Aに、中心軸線Cを中心とした環状に形成される。リップ部13Bは、貫通孔101の縁部が嵌合溝部13Aに嵌合した状態で当該縁部の表面(ここでは、第1隔壁部11側の面)に接触し当該表面との間を止水する。リップ部13Bは、弾性変形によって当該貫通孔101を形成する縁部の表面に密着し、貫通孔101の全周縁をシールするよう構成される。
筒部20、30は、本体部10と一体で筒状に形成され内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。
筒部20は、第1隔壁部11から軸線方向Xに沿って他方側(第2隔壁部12とは反対側)に突出するように形成される。筒部20は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部20は、第1隔壁部11より小径の円筒状に形成される。筒部20は、軸線方向Xの他方側の先端部が開口し、一方側の基端部が第1隔壁部11に接続される。筒部20は、幅方向Y、及び、高さ方向Zに対して、第1隔壁部11の略中央位置に貫通して接続される。ここでは、筒部20は、軸線方向Xの第1隔壁部11側の基端部が当該第1隔壁部11に近づくほど径が大きくなるように形成されている。筒部20は、内周面に複数のリップ部20aが形成されている。複数のリップ部20aは、それぞれ周方向(中心軸線C周りの方向)に沿って環状に形成される襞状の止水部であり、軸線方向Xに沿って間隔をあけて位置する。各リップ部20aは、内部に配索材Wが挿通された状態で当該配索材Wの外表面に接触し当該外表面との間を止水する。各リップ部20aは、弾性変形によって当該配索材Wの外表面に密着し、配索材Wの全周をシールするよう構成される。
筒部30は、第2隔壁部12から軸線方向Xに沿って一方側(第1隔壁部11とは反対側)に突出するように形成される。筒部30は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部30は、第2隔壁部12より小径の円筒状に形成される。筒部30は、軸線方向Xの一方側の先端部が開口し、他方側の基端部が第2隔壁部12に貫通して接続される。筒部30は、幅方向Y、及び、高さ方向Zに対して、第2隔壁部12の略中央位置に接続される。ここでは、筒部30は、軸線方向Xの第2隔壁部12側の基端部が当該第2隔壁部12に近づくほど径が大きくなるように形成されている。筒部30は、その基端30a(図5及び図6参照)が、第2隔壁部12に設けられた環状突起部72Aの径方向内側端72Aa(図5及び図6参照)に位置する。
上記のように構成されるグロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30の内部空間部が挿通空間部40として機能する。挿通空間部40は、配索材Wが挿通される空間部であり、軸線方向Xに沿って筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連続する。グロメット1は、筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連通して形成される挿通空間部40に対して配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通される。
グロメット1は、挿通空間部40に配索材Wを挿通するようにして当該配索材Wに装着された後、配索材Wの末端と共に筒部20、又は筒部30が貫通孔101に挿通される。そして、グロメット1は、本体部10の止水部13に貫通孔101の縁部を嵌合させるようにして本体部10が貫通孔101に嵌合されることで、取付パネル100に組み付けられる。グロメット1は、この状態で、リップ部13Bが弾性変形しつつ貫通孔101の周縁の表面に密着し、貫通孔101の全周縁をシールする。なお、グロメット1は、挿通空間部40に挿通された配索材Wと筒部20、30と配索材Wとに渡って巻きテープ等が巻き回されることで筒部20、30の開口を止水するようにしてもよい。
このように、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に本体部10が嵌合することで当該貫通孔101を止水すると共に内部に配索材Wが挿通される。
本実施形態のグロメット1は、上記のように構成される第2隔壁部12、及び、第2隔壁部12に設けられた筒部30に切込部60を構成する。
以下、切込部60について説明する。図4から図6に示すように、切込部60は、筒部30及び第2隔壁部12に設けられ、筒部30及び第2隔壁部12を分割する。切込部60は、筒部30及び第2隔壁部12に対し、軸線方向X及び径方向に沿って直線状に形成され、中心軸線Cの周りの周方向に沿って間隔をあけて形成されている。切込部60は、筒部30に形成された筒部切込部60Aと、第2隔壁部12に形成された隔壁部切込部60B,60Cと、を有する。
筒部切込部60Aは、図4及び図5に示すように、筒部30の開口する先端部から基端部に至り連続して形成される。筒部切込部60Aは、筒部30に対して周方向に少なくとも2箇所に複数位置し、本実施形態では4箇所に複数位置する。複数の筒部切込部60Aは、周方向に等間隔で配置されていることがよい。即ち複数の筒部切込部60Aは、2箇所の場合は周方向に180°ごとに位置し、3箇所の場合は周方向に120°ごとに位置し、4箇所の場合は周方向に90°ごとに位置するのがよい。このように、筒部切込部60Aは、筒部30を周方向で複数に分割する。筒部30は、挿通した配索材Wと共に、筒部切込部60Aにより分割された部分が巻テープ等を巻き回されることで開口が止水される。
隔壁部切込部60Bは、筒部切込部60Aに連続し、筒部30の基端部から第2隔壁部12に至り位置する。本実施形態において、隔壁部切込部60Bは、図4及び図5に示すように、2箇所の筒部切込部60Aに対して連続して2箇所に位置する。具体的に、2箇所の隔壁部切込部60Bは、Z方向において対向して周方向に180°ごとに位置する2箇所の筒部切込部60Aに対して連続し、径方向外側(Z方向)に延びるように2箇所に位置する。2箇所の隔壁部切込部60Bは、径方向外側において径方向外側端60Ba(図5参照)が止水部13まで連続する。このように、隔壁部切込部60Bは、筒部切込部60Aに連続し、第2隔壁部12を複数に分割する。なお、隔壁部切込部60Bの径方向外側端60Baの位置について、止水部13までとは、止水部13が第2隔壁部12に対して肉厚が変化する位置までを意味する。また、止水部13までとは、中心軸線Cを中心とした上記仮想円S2までを意味する。また、隔壁部切込部60Bの径方向外側端60Baの位置について、中心軸線Cから径方向外側に放射突起部72Bの径方向外側端72Baまでの寸法をD1としたとき、中心軸線Cから径方向外側に隔壁部切込部60Bの径方向外側端60Baまでの最低寸法D2は、少なくとも0.8倍以上であることがよい。
隔壁部切込部60Cは、筒部切込部60Aに連続し、筒部30の基端部から第2隔壁部12に至り位置する。本実施形態において、隔壁部切込部60Cは、図4及び図6に示すように、2箇所の筒部切込部60Aに対して連続して2箇所に位置する。具体的に、2箇所の隔壁部切込部60Cは、中心軸線Cを間にY方向において対向して周方向に180°ごとに位置する2箇所の筒部切込部60Aに対して連続し、袋状(バルーン状)の形状をなして2箇所に位置する。2箇所の隔壁部切込部60Cは、径方向外側において径方向外側端60Ca(図6参照)止水部13まで連続する。隔壁部切込部60Cは、管部材71の周りを囲んで形成されている。管部材71は、図1、図4、及び図6に示すように、第1隔壁部11を貫通して設けられている。管部材71は、少なくとも1つ位置し、本実施形態では2箇所に位置している。2箇所の管部材71は、中心軸線Cを間にY方向において対向して周方向に180°ごとに位置する。この管部材71は、グロメット1、及び、ワイヤハーネスWHを取付パネル100の貫通孔101に取り付けた後、グロメット1を貫通する、例えば、図には明示しないが、ウォッシャー液を通すパイプを軸線方向Xに通すためのものである。従って、隔壁部切込部60Cは、このパイプを第1隔壁部11の管部材71を介して第2隔壁部12に通すため、正面視(軸線方向X視)において管部材71の周りを囲むように、袋状(バルーン状)の形状をなして形成されている。なお、本実施形態において、2箇所の管部材71は、1つが隔壁部切込部60Cにより第2隔壁部12を貫通し、1つが第1隔壁部11のみを貫通している。このように、隔壁部切込部60Cは、筒部切込部60Aに連続し、第2隔壁部12を複数に分割する。なお、隔壁部切込部60Cは、管部材71が存在しないグロメットにおいては、設けなくてよい。なお、隔壁部切込部60Cの径方向外側端60Caの位置について、止水部13までとは、止水部13が第2隔壁部12に対して肉厚が変化する位置までを意味する。また、止水部13までとは、中心軸線Cを中心とした上記仮想円S2までを意味する。また、隔壁部切込部60Cの径方向外側端60Caの位置について、中心軸線Cから径方向外側に放射突起部72Bの径方向外側端72Baまでの寸法をD1としたとき、中心軸線Cから径方向外側に隔壁部切込部60Cの径方向外側端60Caまでの最低寸法D3は、少なくとも0.8倍以上であることがよい。
なお、上述した隔壁部切込部60B及び隔壁部切込部60Cは、環状突起部72Aの一部を径方向に分割し、放射突起部72Bの間に設けられている。
以下、グロメット1の細部構造について説明する。図1から図3、図5から図7に示すように、グロメット1は、第1隔壁部11に遮音壁部50を構成する。
遮音壁部50は、中心軸線Cの周りに沿った円環板状に形成される。遮音壁部50は、図1、図3及び図5に示すように、板状部51、及び、遮音凸部52を含んで構成される。
板状部51は、少なくとも貫通孔101の一部を塞ぐように、径方向に沿って延び、中心軸線Cの周りに沿って円環板状に形成される。遮音凸部52は、板状部51の軸線方向Xの両面から突出し、中心軸線Cの周りに環状又は弧状に形成されて、径方向に間隔をおいて複数設けられる部分である。複数の遮音凸部52は、その間、径方向外側、及び、径方向内側に隙間部53を介在させて設けられている。
本実施形態のグロメット1は、遮音壁部50において、遮音凸部52によって軸線方向Xの厚みを部分的に厚くし、遮音性能を確保する。さらに、本実施形態のグロメット1は、遮音凸部52の間や径方向両側の隙間部53により本体部10を拡張変形させる際の良好な作業性を確保する。この結果、グロメット1は、遮音性能の確保と、本体部10を拡張変形させる際の良好な作業性の確保とを両立する。
また、図3、及び図5から図7に示すように、グロメット1は、第1隔壁部11と止水部13との間に、折返部73を構成する。
折返部73は、軸線方向Xに延び、径方向で折り返して再び軸線方向Xに延びて形成される。折返部73は、軸線方向Xに延びる前の端部が上述した遮音壁部50における板状部51の径方向外側の外端部に一体化して接続される。また、折返部73は、径方向で折り返して軸線方向Xに延びた後の径方向外側端73aが、止水部13に一体化して接続される。
折返部73は、この構成により、遮音壁部50と止水部13との間で、本体部10を拡張変形させる際の良好な作業性を確保する。さらに、折返部73は、この構成により、遮音壁部50側での本体部10の拡張変形が、止水部13に伝わることを抑制し、止水部13の止水性能を維持する。
また、図3、及び図5から図8に示すように、グロメット1は、本体部10に干渉部74を構成する。
干渉部74は、第1隔壁部11において挿通空間部40の内側となる面から挿通空間部40の内側に突出する第1干渉凸部74Aと、第2隔壁部12において挿通空間部40の内側となる面から挿通空間部40の内側に突出する第2干渉凸部74Bと、を含んで構成される。
第1干渉凸部74Aは、図3、図5、及び図7に示すように、第1隔壁部11において、上述した遮音壁部50と筒部20との間に設けられている。第1干渉凸部74Aは、第1隔壁部11において、遮音壁部50における板状部51の径方向内側の内端部よりも径方向内側であって、筒部20の基端部よりも径方向外側に位置している。つまり、第1干渉凸部74Aは、第1隔壁部11において、遮音壁部50及び筒部20に一体化して接続されている。第1干渉凸部74Aは、遮音壁部50と筒部20との間から、挿通空間部40の内側に突出し、かつ図8に示すように、中心軸線Cを中心として環状に形成されている。第1干渉凸部74Aは、環状の内側の面から、径方向内側に突出する突起74Aaを有する。突起74Aaは、中心軸線Cの周りの周方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。突起74Aaは、筒部20の基端部に一体化して接続されている。
第2干渉凸部74Bは、図3、及び図5から図8に示すように、第2隔壁部12において、第1干渉凸部74Aよりも径方向外側に位置するように、挿通空間部40の内側に突出して形成されている。第2干渉凸部74Bは、中心軸線Cの周りの周方向に沿って第1干渉凸部74Aを囲むように、中心軸線Cの周りの周方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。従って、各第2干渉凸部74Bは、第1干渉凸部74Aの径方向外側に第1干渉凸部74Aと径方向で対向するように位置する。各第2干渉凸部74Bは、第2隔壁部12の挿通空間部40の内側となる面から挿通空間部40の内側に向かうに従って漸次周方向での寸法が小さくなり、先細りとなるように形成されている。
干渉部74は、この構成により、配索材Wが、軸線方向Xに対して交差する方向に傾いた場合、第1隔壁部11に形成された第1干渉凸部74Aと、第2隔壁部12に形成された第2干渉凸部74Bとが互いに当接することで、本体部10の変形を抑制する。具体的に、配索材Wが、軸線方向Xに対して交差する方向に傾いた場合、筒部20及び筒部30が配索材Wと共に軸線方向Xに対して傾き、第1隔壁部11及び第2隔壁部12が径方向に変形しようとする。この変形に対し、干渉部74は、第1干渉凸部74Aと第2干渉凸部74Bと径方向で対向しているため、互いに当接することで、第1隔壁部11及び第2隔壁部12が径方向に変形することを抑える。そして、干渉部74は、第1隔壁部11及び第2隔壁部12が径方向に変形することを抑えることで、この変形が止水部13に伝わることを抑制し、止水部13の止水性能を維持する。
本実施形態のグロメット1は、本体部10の内部である挿通空間部40に、上述した遮音壁部50、折返部73、及び干渉部74のような複雑な内部構造が設けられ、これらを形成するため、成形時に挿通空間部40の内部に金型が配置され、成形後には、この金型を取り出すこととなる。
そのため、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に挿入されて止水する環状の止水部13と、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように止水部13の軸線方向Xの一側及び他側にそれぞれ配置される各閉鎖部をなす第1隔壁部11及び第2隔壁部12と、第1隔壁部11と第2隔壁部12との中央に貫通してそれぞれ設けられて配索材が挿通される筒部20及び筒部30と、いずれか一方の筒部30及び当該筒部30が設けられた第2隔壁部12を止水部13まで連続して分割する複数の切込部60と、を備える。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、筒部30及び第2隔壁部12を止水部13まで連続して分割する複数の切込部60を備えることにより、成形時に金型を取り出す際、筒部30及び第2隔壁部12を止水部13まで連続して径方向外側に拡げられる。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、型抜き性を向上できる。そして、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、型抜き性が向上されたことで、挿通空間部40の内部に、上述した遮音壁部50、折返部73、及び干渉部74のような機能性を有する構造を設けることができる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、切込部60は、筒部30を中心に等間隔で配置されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、金型を取り出す際、筒部30及び第2隔壁部12を止水部13まで連続して径方向外側に均等に拡げられる。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、型抜き性をより向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、切込部60は、筒部30及び第2隔壁部12を4分割する。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、金型を取り出す際、筒部30及び第2隔壁部12を止水部13まで連続して径方向外側に4つに拡げられる。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、型抜き性をより向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、第1隔壁部11を貫通して設けられた少なくとも1つの管部材71を有し、少なくとも1つの切込部60は、管部材71の周りを囲んで形成されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、金型を取り出す際、管部材71を避けて筒部30及び第2隔壁部12を止水部13まで連続して拡げられる。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、管部材71があっても型抜き性を向上できる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。また、本実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 グロメット
11 第1隔壁部(閉鎖部)
12 第2隔壁部(閉鎖部)
13 止水部
30 筒部
60 切込部
71 管部材
100 取付パネル
101 貫通孔
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 軸線方向

Claims (5)

  1. 取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように前記止水部の軸線方向の一側及び他側にそれぞれ配置される各閉鎖部と、
    前記各閉鎖部の中央に貫通してそれぞれ設けられて配索材が挿通される各筒部と、
    いずれか一方の前記筒部及び当該筒部が設けられた一方の前記閉鎖部を前記止水部まで連続して分割する複数の切込部と、を備え、
    前記切込部は、前記閉鎖部に対し肉厚が変化する前記止水部の位置まで形成され
    前記一側又は他側の閉塞部は、遮音壁部を有し、
    前記遮音壁部は、径方向に沿って延び前記貫通孔の中心軸線の周りに沿って円環板状に形成される板状部と、前記板状部の両側から突出し前記軸線方向に前記中心軸線の周りに環状又は弧状に形成され径方向に間隔おいて複数設けられる遮音凸部と、を有している、
    グロメット。
  2. 前記切込部は、一方の前記筒部を中心に等間隔で配置されている、
    請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記切込部は、一方の前記筒部及び一方の前記閉鎖部を4分割する、
    請求項1または2に記載のグロメット。
  4. 他方の前記閉鎖部を貫通して設けられた少なくとも1つの管部材を有し、
    少なくとも1つの前記切込部は、前記管部材の周りを囲んで形成されている、
    請求項1から3のいずれか1つに記載のグロメット。
  5. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に設けられるグロメットと、を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように前記止水部の軸線方向の一側及び他側にそれぞれ配置される各閉鎖部と、
    前記各閉鎖部の中央に貫通してそれぞれ設けられて配索材が挿通される各筒部と、
    いずれか一方の前記筒部及び当該筒部が設けられた一方の前記閉鎖部を前記止水部まで連続して分割する複数の切込部と、を備え、
    前記切込部は、前記閉鎖部に対し肉厚が変化する前記止水部の位置まで形成され
    前記一側又は他側の閉塞部は、遮音壁部を有し、
    前記遮音壁部は、径方向に沿って延び前記貫通孔の中心軸線の周りに沿って円環板状に形成される板状部と、前記板状部の両側から突出し前記軸線方向に前記中心軸線の周りに環状又は弧状に形成され径方向に間隔おいて複数設けられる遮音凸部と、を有している、
    ワイヤハーネス。
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