JP5266670B2 - グロメット - Google Patents

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    • B60R16/0222Grommets

Description

本発明は、自動車に配索するワイヤハーネスに装着して車体パネルの貫通穴に装着するグロメットに関し、詳しくは、前記貫通穴の一方からグロメットの挿入側先端部を挿入した後に貫通穴の他方から貫通した部分を引っ張って、グロメット自体は一方向に移動させて貫通穴に装着する所謂ワンモーショングロメットに関するものである。
自動車のエンジンルームから車室側へと配索するワイヤハーネスは、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネル(またはカウルパネル)に穿設した貫通穴を貫通して配索しており、該貫通穴から車室内への浸水および塵埃の侵入を防止するため、ワイヤハーネスにゴムまたはエラストマーで一体成形したグロメットを外装し、該グロメットに設けた車体係止凹部を貫通穴の周縁に係止している。
この種のグロメットとして、車体パネルの貫通穴にグロメットをエンジンルーム側よりグロメットの挿入側の小径筒部を挿入した後に、車室側より挿入した小径筒部を引っ張って、該小径筒部に連続した拡径筒部を貫通穴に引き込み、該拡径筒部の大径側に設けた車体係止凹部を貫通穴の周縁に嵌合係止するグロメットが提供されている。
該グロメットは、貫通穴の一方側から挿入した後に他方側から引き込むことで、グロメット自体は貫通穴に対して一方向に移動させるだけであるため、ワンモーショングロメットと称されており、グロメットの貫通穴への取付作業が容易である点より汎用されている。
前記ワンモーショングロメットは特開2003−32855公報等で多数提供されている。図7に示すように、該グロメット1は、小径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を備え、該拡径筒部3の大径先端側に車体係止凹部4を設け、車体係止凹部4の溝4aを挟む両側壁は、大径先端側が垂直壁4bで、対向する小径側は傾斜壁4cとなっている。該グロメット1は、小径筒部2から拡径筒部3の中空部にワイヤハーネスW/Hを通し、小径筒部2の先端側でテープTにより固着している。
車体パネルの貫通穴へのグロメット1の取り付けは、図7に示すように、エンジンルーム側(X)からダッシュパネルPの貫通穴Hにグロメット1の小径筒部2を挿入し、ついで、車室側(Y)から小径筒部2を引っ張り、傾斜壁4cを内方に潰すように変形させて貫通穴Hを通過させ、通過後に復帰する傾斜壁4cと垂直壁4bとを車体パネルPの両面に密着させて、グロメット1の車体係止凹部4を車体パネルPの貫通穴Hに装着している。
特開2003−32855公報
前記グロメットの貫通穴への装着作業は通常一人の作業者により行われ、作業者はグロメット1をエンジンルーム側(X)から小径筒部2を貫通穴Hに挿入した後、車室側(Y)に行き、車室側(Y)で貫通穴Hから突出した小径筒部2を引っ張ることとなる。
よって、エンジンルーム側(X)で小径筒部2を挿入した状態で車室側(Y)で引き込む間、グロメット1は挿通したワイヤハーネスW/Hに保持された状態で貫通穴Hの周縁に当接保持される。其の際、グロメット1の拡径筒部3の外周面は小径筒部2側に向けて円錐形状に縮径していると共に、貫通穴Hの周縁に密着保持されていないため、グロメット1は自重により図8に示すように傾斜状態となり易い。特に、該グロメット1を取り付けたワイヤハーネスW/Hの配索姿勢によってはグロメット1はさらに貫通穴Hに対して傾斜しやすく、グロメット1の中心軸線は貫通穴Hの中心軸線と一致した水平方向とならず傾斜する。
グロメット1の中心軸線と貫通穴Hとの中心軸線とが一致していると、グロメット1の小径筒部2を室内側から引っ張る時に、グロメット1の環状の車体係止凹部4の全周が貫通穴Hの全周縁に正確に係止することができる。
しかしながら、前記のように、エンジンルーム側Xで挿入後に室内側Yで引っ張るまでの間にグロメット1が自重等で傾斜して、グロメット1の中心軸線は貫通穴の中心軸線と一致していないと、グロメット1が傾斜姿勢のままで引っ張れる場合が多い。
また、貫通穴Hへの挿入時から引張時の間に傾斜するグロメット1は、その下側周縁1ーXが貫通穴Hの内周縁に当接保持されているが、グロメット1の傾斜角度が大きいと、上側周縁1−Yの車体係止凹部が貫通穴Hの通り抜ける状態となる場合がある。このような状態でグロメット1を引き込むと、上縁周縁の車体係止凹部4が貫通穴Hに係止されない状態となる。よって、再度、グロメット1を貫通穴Hへの装着をやり直す必要があり、作業性が非常に悪くなると共にグロメット1に損傷が生じる場合もある。
さらにまた、グロメット1を貫通穴Hに取付作業時に、図9(A)に示すように、グロメット1が斜め姿勢でエンジンルーム側(X)から小径筒部2を貫通穴Hの中心軸線S0に対して斜め方向S1、S2に挿入したり、さらに、車室側(Y)から引っ張る際に斜め方向S3、S4方向に引っ張ることがある。
特に、エンジンルーム(X)から車室(Y)へと配索するエンジンハーネス(フロントハーネスとも称す)は電線量が多く重量があるため、該ワイヤハーネスに取り付けたグロメット1も強度を必要とするため、室内側から引っ張ってグロメット1の車体係止凹部4を貫通穴Hの周縁に係止する作業は大きな引張力を必要とするため、真っ直ぐな方向からずれることが多い。
グロメット1が斜め方向に挿入されたり、斜め方向に引っ張り込まれると、車体係止凹部4は貫通穴Hの周縁に片当たりで係止され、図9(B)に示すように、貫通穴Hの全周に車体係止凹部4が係止されずに、部分的に係止されない部分が発生する。この状態になると、防水、防塵性能が低下すると共に、車両振動等になりグロメット1が貫通穴Hから離脱する恐れもある。
前記した問題は、エンジンハーネスに限らず、車体パネルの貫通穴にグロメットを貫通して装着する箇所に発生する問題である。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、車体パネルの貫通穴に一方側より挿入したグロメットを、大きく傾斜させない状態で仮置き保持できるようにして、他方側からのグロメットの引張り時にグロメットの車体係止凹部が貫通穴を通り抜ける事態の発生を無くすことを課題としている。さらに、貫通穴への挿入時および引っ張りこみ時に、貫通穴とグロメットの中心が一致するように矯正して、グロメットが車体パネルの貫通穴の全周に確実に係止できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車用ワイヤハーネスに外装した状態で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマーからなり、小径筒部と、該小径筒部の一端に連続する拡径筒部と、該拡径筒部の大径側の外周面に環状の車体係止凹部を備え、前記車体パネルの一面側から前記小径筒部側を前記貫通穴に挿入して貫通させた後に該車体パネルの他面側から貫通させた前記小径筒部を引っ張って前記車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
前記拡径筒部の外周面に周方向に間隔をあけて、前記小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設け、
前記各突条段部の外面に、前記小径筒部側の連結端から前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の周縁との接触位置までの間に前記連結端から外方へ突出する山形リブを設け、該山形リブは前記小径筒部側の連結端からグロメットの中心軸線に対して直角方向に突出する平坦突出面と、該平坦突出面の突出端の山頂から前記突条段部の外面に向けて傾斜する傾斜面を備えた山形状とし、かつ、
前記各山形リブは各突条段部の外面の周方向の全長に設け、前記山頂を結ぶ仮想外径D1は前記車体パネルの貫通穴の内径dの50%〜80%とし、前記グロメットの中心軸線が貫通穴の中心軸線と一致する向きで挿通した時に、山頂位置は小径筒部側の連結端から前記貫通穴の周縁との接触点となる位置までの全長に対して小径筒部側の連結端から1/2〜2/3の範囲内の位置とし、
前記車体係止凹部は溝底を挟んだ先端厚肉部側の高い第1壁と拡径筒部側の低い第2壁を備え、第2壁を内方に撓ませて前記貫通穴を通過させる形状とし、前記突条段部の外面は前記第2壁の先端まで前記山形リブとの連続端から連続させ、
前記貫通穴へグロメットの小径筒部を挿入した状態で下方側に位置する前記山形リブの前記傾斜面が貫通穴の内周面に保持されて、前記小径筒部が他面側より引き込まれるまで仮置き保持可能とし、かつ、該下方側を仮置きした状態でグロメットの上端が前記車体係止凹部を越えない位置に貫通穴の周縁を接触させる設定とし、
かつ、前記グロメットが前記貫通穴に斜め挿入された時、前記山形リブの平坦突出面は貫通穴と干渉してグロメットの挿入を阻止し、前記干渉しないようにグロメットの挿入姿勢を真っすぐな方向に変えさせる構成としていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記のように拡径筒部の外周面に突条段部を周方向に間隔をあけて設け、各突条段部の小径筒部連結側では、更に山形リブを突設していることにより、作業員が前記小径筒部を車体パネルの貫通穴に一方側(例えば、エンジンルーム側)挿入した状態とした後、作業員が貫通穴の他方側(例えば、車室側)に移動して引っ張り作業を行うまで間、グロメットが自重により傾斜しても、下側に位置する前記山形リブの傾斜面が貫通穴の下側内周面と引っ掛かって、グロメットを仮置き状態で保持することができる。即ち、山形リブを仮置き用リブとして用いることができる。
かつ、前記下方側を仮置き状態で、対向する上方側で車体係止凹部が貫通穴を通らない状態に保持するため、貫通穴を通過した小径筒部を把持して引っ張る作業時に、上側に位置する車体係止凹部が貫通穴と嵌合しない事態が発生することを防止できる。
さらにまた、突条段部の小径筒部端側に貫通穴の周縁に干渉しやすい山形リブを設けているため、小径筒部側から車体パネルの貫通穴に挿入する際に斜め挿入されると、山形リブの平坦突出面が貫通穴の周縁と干渉し他方側からの引張時に干渉した山形リブの部分は貫通穴内に抜け出てこないため、作業者はグロメットの挿入ができなくなる。よって、グロメットが斜め姿勢で引張されていることに気が付き、全ての山形リブが貫通穴の周縁と干渉しない真っすぐの姿勢にすることを余儀なくされ、斜め挿入を確実に防止できる。 なお、前記山形リブの平坦突出面が貫通穴の周縁に接触している状態はグロメットの傾斜角度が大きい状態であり、該状態時には、仮置きされたグロメットの上方側では車体係止凹部が貫通穴を越えてしまう位置にあり、グロメットの大径側先端と貫通穴周縁との間には隙間が生じる状態となっている。
前記各山形リブは各突条段部の外面の周方向の全長に設け、かつ、前記平坦突出面の突出端の山頂線を結ぶ仮想外径D1は貫通穴の内径dの50%〜80%とし、前記グロメットの中心軸線が貫通穴の中心軸線と一致する向きで挿通した時に、山頂位置は小径筒部側の連結端から前記貫通穴の周縁との接触点となる位置までの全長に対して小径筒部側の連結端から1/2〜2/3の範囲内の位置としている前記各山形リブの山頂線を結ぶ仮想外径D1は前記車体パネルの貫通穴の内径dより小さく設定している。なお、前記山頂線を結ぶ仮想外径D1は貫通穴の内径dの60%以上とすることがより好ましい。
前記のように、記山形リブの山頂線を結ぶ仮想外径D1は貫通穴の内径dの50%〜80%としているのは、山形リブの突出量が50%未満と小さいと、グロメットの斜め挿入角度が約45度程度傾斜しても山形リブは貫通穴を通り抜けることができて、斜め挿入姿勢のままで貫通穴との接触位置で押し込まれてしまう恐れがあることによる。一方、山形リブの突出量が80%を越えると、グロメットの拡径筒部の変形しにくくなり、挿入力が増加して作業者への負担が増大することによる。
また、前記のように、山形リブの山頂位置は小径筒部側の連結端から前記貫通穴の周縁との接触点となる位置までの全長に対して小径筒部側の連結端から1/2〜2/3の範囲内としている。 山形リブの山頂位置とは、前記のように、小径筒部側から軸直角方向に突出する平坦突出面の突出端の位置であり、該山頂位置が接触点側に近接するということは、山形リブの突出量が大となることである。山形リブの平坦突出面の形成範囲を2/3以上と大きくすると、前記のようにグロメットの拡径筒部の変形しにくくなり、挿入力が増加して作業者への負担が増大することによる。また1/2未満となると、山形リブの突出量が少ないことなり、山形リブによる斜め挿入姿勢の矯正に有効でない。
本発明のグロメットは拡径筒部の外周面に周方向に間隔をあけて、
前記小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設け、車体パネルの貫通穴の内周面には突条段部の外面を接触させ、接触面積を減少しているため、グロメットを貫通穴に装着するための挿入力を低減できる。
前記山形リブと小径筒部との外面との間に溝を設けていることが好ましい。
前記のように山形リブは、突条段部の小径筒部側端から突出させるが、小径筒部の外周面との間に溝を設けているため、小径筒部の屈曲を規制せず、小径筒部を急激に屈曲させる必要がある場合にも、拡径筒部を引っ張ることなく容易に屈曲させることができる。
詳細には、前記車体係止凹部は溝底を挟んだ先端厚肉部側の高い第1壁と拡径筒部側の低い第2壁を備え、第2壁を内方に撓ませて前記貫通穴を通過させ形状とし、かつ、
前記拡径筒部の外周面に設ける突条段部は6本以上とし、小径筒部との連続端より突出させると共に前記車体係止凹部の第2壁の突出端まで延在させ、各突条段部の周方向の幅は同一として軸線方向に延在し、該突条段部の突出量は前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の周縁との接触点となる位置までの位置に前記山型リブを設け、該山形リブとの連結端から前記第2壁先端までは突出量は略一定とし、該第2壁の先端近傍位置で周方向の溝を設けていることが好ましい。
前記のように、拡径筒部の外周面に突条段部の形状を前記のように設定すると、グロメットを車体パネルの貫通穴に挿入していき、全ての山形リブが貫通穴を通った直後に突条段部の外面が貫通穴の周縁と接触するため、この接触点からは第2壁を内方へと撓ませて押し込む必要があり、作業者は一気に力を強めて押し込むことにより、グロメットの貫通穴の挿通作業を効率よく行うことができる。かつ、突条段部の先端の車体係止凹部の第2壁に近接して周方向の溝を設けていることにより、第2壁を車体係止凹部の溝側へと容易に変形でき、突条段部の突出量を小さくしているため、挿入力の低減を図ることができる。
また、前記山形リブを備えた突条段部は6本以上、好ましくは8本とし、その周方向の幅を同一として軸線方向に延在させているため、小径筒部側の突条段部の端部は隣接する突条段部同士が近接して前記第2壁先端側に向けて放射状に広がり、隣接する突条段部の間には、拡径筒部の外周面からなる三角形状の窪み部が生じる構成となる。
上記のように車体係止凹部側にむかって薄肉の窪み部の面積が大となるため、縮径方向に撓み易くなり、挿入力の低減を図ることができる。
さらに、前記のように6本〜8本の多数本の突条段部を設け、各突条段部に前記山形リブを設けると、小径筒部側から貫通穴に挿入して前記仮置きする際に、貫通穴の内周面に当接保持される山形リブを増加し、グロメットと安定した状態で仮置き保持することができる。
本発明によれば、車体パネルの貫通穴に一方側からグロメットの小径筒部側から挿入した後に、他方側からグロメットの小径筒部を引っ張りこむまでの間、自重により傾斜姿勢となりやすいグロメットを、下側に位置する前記山形リブの傾斜面を貫通穴の下側内周面に接触させて、仮置き保持することができる。かつ、該下方側を仮置き状態で、上方側においてグロメットの車体係止凹部を乗り越えない位置に貫通穴の周縁を接触させているため、グロメットを引張して車体係止凹部を貫通穴の周縁に嵌合係止する際に、一部の車体係止凹部が係止せずに貫通穴を通過している状態の発生を確実に防止できる。
さらに、仮置き状態で、山形リブの平坦突出面に貫通穴の周縁が接触していると、引張時にグロメットは貫通穴を通ることができなくなり、作業者は山形リブが貫通穴周縁と干渉しないようにグロメットの挿入姿勢を真っすぐするように強制され、グロメットの車体係止凹部の全周を車体パネルの貫通穴の全周縁に正確に係止することができる。よって、斜め姿勢のまま貫通穴に係止されることを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態のグロメット10は、前記従来例の図7等と同様に、エンジンルーム側(X)からダッシュパネルPの貫通穴Hに通して車室側(Y)へと配索するワイヤハーネスW/Hに予め固着しており、貫通穴Hへ装着時には、エンジンルーム側(X)より小径筒部11を挿入した後に、車室側(Y)より小径筒部11を引っ張りこんで、グロメット10を一方向に移動させ、グロメット10の拡径筒部13の大径側に形成した車体係止凹部14を貫通穴Hの内周面に嵌合係止するものである。
前記グロメット10はゴムで一体成形しており、挿入側前部となる小径筒部11の後端に拡径筒部13を連続させている。拡径筒部13は小径筒部11の連続端より円錐形状に拡径し、大径先端側にグロメットの軸線方向と直交方向に突出させた先端厚肉部12を設け、該先端厚肉部12と拡径筒部13との間の外周面に車体係止凹部14を環状に設けている。
前記車体係止凹部14の両側壁は、前記先端厚肉部12側の第1壁14aと、溝14bを挟んで対向させた拡径筒部13側の第2壁14cとからなり、第1壁14aは溝14bの底面からの突出量は高く、第2壁14cは低く、高さを変えている。溝14bの底面には圧接用のリップ14eを設けている。
拡径筒部13の外周面に沿って、周方向に間隔をあけて、小径筒部11との連続側の小径側より車体係止凹部14の第2壁14cの先端まで、軸線方向に延在する複数の突条段部20を突設している。該突条段部20は拡径筒部13の外周面より段状に厚肉に突出している。
本実施形態では8本の突条段部20を設け、各突条段部20は同一形状とし、周方向の幅Wは同一とし、小径筒部側端P1より車体係止凹部14の第2壁14cの先端点P4へと軸線方向に延在させ、拡径筒部13の外周面に放射状に設けている。
前記各突条段部20の外面20aには、小径筒部11側の基端P1から車体パネルPの貫通穴Hへの挿通時に該貫通穴Hの内周面Haとの接触位置P3までの間に、山形リブ21を突設している。該山形リブ21は基端P1からグロメット10の中心軸線Lに直交する方向Zに突出した平坦突出面21aと、該平坦突出面21aの先端の山頂21bから突条段部20の外面20aに向けて傾斜する傾斜面21cを備え、前記接触位置P3より小径側の位置P2で連続させている。該傾斜面21cは貫通穴Hへの一方からの挿入後、他方からの引張時の間の仮置き面となる。
前記山形リブ21の小径側の平坦突出面21aは小径筒部11側から見て、前記したように、グロメットの中心軸線Lと直交方向に突出するが、拡径筒部13の傾斜壁を底辺とすると平坦突出面21aと傾斜面21cとは略二等辺三角形を構成する斜辺となる。
前記略二等辺三角形の山形リブ21の山頂21bを結ぶ仮想外径D1は車体パネルPの貫通穴Hの内径dより小さく設定している。
前記各山形リブ21は各突条段部20の外面20aの周方向の全長に設け、かつ、前記山頂線を結ぶ仮想外径D1は貫通穴Hの内径dの50%〜80%とし、本実施形態では77%の位置としている。また、山頂21bの位置は小径筒部11側の基端P1から前記貫通穴との接触点P3となる位置までの全長に対して基端P1から1/2〜2/3の範囲内に位置させ、前記位置P2は本実施形態では1/2の位置としている。
前記各山形リブ21の平坦突出面21aの山頂21bと対向する基端側に更に少し突出した段状隆起部21dを設け、かつ、該段状隆起部21dと小径筒部11との外面との間に溝24を設けている。
図2に示すように、拡径筒部13の外周面から突出する突条段部20の突出量Hは、前記山形リブ21との連結位置P2から車体係止凹部14の第2壁14cに達する点P4に向けて突出量を略一定としている。かつ、第2壁14cに近接した位置で周方向の溝25を設け、第2壁先端の第2壁14cを車体係止凹部14内に倒れこみやすくしている。
各突条段部20の幅Wは軸線方向Lで同一として、小径筒部11側から車体係止凹部13に向けて放射状に延在させている。小径筒部11側の山形リブ21を突出させた突条段部20の端部20bは隣接する突条段部同士が接触した状態で密に配置し、車体係止凹部14側では突条段部20の間には間隔があき、拡径筒部13の外周面13aからなる三角形状の窪み部26が小径側から大径側へと広がる方向に設けている。
窪み部26の周方向の中心には、軸線方向の中心溝22を設けている。また、突条段部20の基部に沿って両側溝23を設けている。これらの溝22、23により突条段部20を突設して拡径筒部13の剛性を高めても、車体パネルの貫通穴に挿通させる時に、縮径方向に容易に撓みことができるようにしている。即ち、前記溝22、23により窪み部26が折り畳まれる方向へとガイドして無理なく縮径させている。
前記拡径筒部13の大径側の先端には薄肉の端面部29を設け、該端面部29の中央よりスリット29aで分割した分割小径筒部19を突出している。
つぎに、前記グロメット10をワイヤハーネスW/Hに取り付けて、エンジンルーム側(X)と室内側(Y)とを仕切るダッシュパネルからなる車体パネルPの貫通穴Hに装着する方法について説明する。
エンジンルーム側(X)より小径筒部11を貫通穴Hに挿入する。この時、図4(A)に示すように、グロメッ10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0と一致し、グロメット10の挿入姿勢が真っすぐであると、図4(B)に示すように、前記山形リブ21は貫通穴Hとの周縁と干渉せず、全ての山形リブ21は貫通穴Hを通過することができる。
前記のように、作業者がエンジンルーム側(X)より小径筒部11および山形リブ21を貫通穴Hに通した後に、作業者は車室側(Y)へ移動し、貫通穴Hを貫通して車室側(Y)に突出している小径筒部11を把持して引張しグロメット10を車室側へと引き込む作業を行う。
前記エンジンルーム側(X)で小径筒部11を貫通穴Hに挿入した後に車室側(Y)へ作業者が移動して引張するまでの間は、挿入されたグロメット10は、貫通穴Hの内径と同一となる突条段部20の接触点P3まで挿入されていないため、貫通穴Hに密嵌保持されておらず、グロメット10の両端から引き出されているワイヤハーネスW/Hにより保持されて貫通穴Hへの貫通途中の状態で放置される。
この期間に、図4に示すようにグロメット10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0と一致し、グロメット10の挿入姿勢が真っすぐに貫通穴Hに挿入していても、グロメット10の外周面は未だ車体貫通穴Hの内周面に密嵌保持されて状態ではないため、図5に示すように、グロメット10の自重により傾斜する場合がある。
この場合、グロメット10の下側周縁に位置する山形リブ21の傾斜面21cが貫通穴Hの内周面Haの上面に載置して、グロメット10は仮置き保持され、グロメット10が更に大きな角度で傾斜することが抑制できる。この仮置き保持された状態で、グロメット10の上側周縁では、車体係止凹部14を乗り越えない小径側の外周面の突条段部20に貫通穴Hの内周面Haが接触した状態を保持できる。即ち、上側の車体係止凹部14が貫通穴Hを貫通して車室側(Y)に抜け出てしまうことを防止できる。
一方、図6(A)に示すようにグロメッ10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0より大きくずれた斜め傾斜S2となっていると、図6(B)に示すように、一部の山形リブ21の平坦突出面21aが貫通穴Hの周縁と干渉し、貫通穴Hを通ることができず、挿入できなくなる。従って、山形リブ21の平坦突出面21aが貫通穴Hの周縁と干渉しないように、斜め方向から挿入しているグロメット10を真っすぐな方向へと挿入姿勢を変えざるをえず、斜め姿勢での挿入が防止できる。
前記のように、エンジンルーム側(X)から小径筒部11を貫通穴Hに挿入した後に、車室側(Y)へと作業者が移動し、車室側(Y)から突出している小径筒部11を把持して引張作業を行う際、図5に示すように、下側の山形リブ21の傾斜面21cが貫通穴Hの内周面Haに載置されて仮置きされた状態から引張作業を行う。
該引張作業時に貫通穴の下側内周面Haに下側の山形リブ21の傾斜面21cが載置されているが、該傾斜面21cは車体係止凹部14側の拡径側の突条段部20の表面に傾斜して連続しているため、グロメット10に引張作業に応じて傾斜面21cに滑り落ちてスムーズに突条段部20の外面に貫通穴の内周面Haが接触する。
かつ、引張作業時に、グロメット10の中心軸線Lを支点として同心状に山形リブ21を並列しているため、作業者は車室側(Y)から見て、山形リブ21の中心が貫通穴Hの中心に一致させるように注意を払うことができ、グロメット10の中心軸線Lを貫通穴Hの中心と一致させながら引張作業を行うこととなる。
車室側(Y)からのグロメット10の引張で、グロメット10の拡径筒部13が貫通穴Hを通って、該貫通穴Hの内径と同一となる突条段部20の接触点P3に達すると、作業者は、この時点から、グロメット10を一気に押し込み、突条段部20を押し潰すように貫通穴Hに通す。この時、突条段部20の間の窪み部26に溝22、23を設けているため、窪み部26がスムーズに縮径し、かつ、先端側の周方向の溝26が存在することで車体係止凹部14内に第2壁14cが倒れこみやすくなり、大きな押し込み力を必要せず、低挿入力で押し込みができる。
このように、8本の突条段部20の外面20aを貫通穴Hの内周面で押圧し、拡径筒部13を縮径させながら第2壁14cの突出端が貫通穴Hを通過させる。
第2壁14cが貫通穴Hを通過すると、初期位置に弾性復帰し、第2壁14cと第1壁14aの間の溝14b内に貫通穴Hの周縁部が落し込まれる。この状態で、第2壁14cと第1壁14aの対向面が車体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴Hの内周面の溝底面に突設したリップ14eと圧接して、グロメット10は車体パネルPの貫通穴Hにシール状態で係止される。
前記のように、グロメット10の拡径筒部13の外周面に突条段部20を設け、さらに、該突条段部20の小径筒部側に山形リブ21を設けているため、一人の作業者により貫通穴の一方側よりグロメット10の小径筒部11の挿入作業を行い、該挿入作業後に貫通穴の他方側に移動して、小径筒部11の引張作業を行う場合、挿入作業後から引張作業開始までの間、グロメット10の山形リブ21の傾斜面21cを貫通穴Hの内周面Haに載置して仮置き保持でき、貫通穴Hへの装着途中のグロメット10を大きく傾斜させることなく安定して仮置きしておくことができる。かつ、この仮置き状態で、仮置きされる下方側と対向する上方側では車体係止凹部を越えない位置の拡径筒部の外周面が貫通穴の内周面と接触する位置となるように設定しているため、他方からの引張作業時に車体係止凹部の一部が貫通穴の内周面に装着されない状態で室内側に移動されることを確実に防止でき、グロメット10の環状の車体係止凹部14の全体を貫通穴Hの全周縁に係止することができる。
また、グロメット10が大きな傾斜角度で斜め挿入されると、山形リブ21の平坦突出面21aが貫通穴Hの周縁と干渉して挿入できなくなるため、作業者は挿入できるように挿入姿勢を真っすぐにせざるを得ず、斜め挿入することを防止できる。
さらに、突条段部20の間の各窪み部26が折り畳まれるように溝22、23を設けているため、周方向で均等に縮径され、かつ、溝25により第2壁14cを車体係止凹部内に倒れこみやすくしているため、低挿入力でグロメット10を車体パネルの貫通穴に係止することができる。
また、山形リブ21と小径筒部11とは溝24で分離しているため、小径筒部11をワイヤハーネスの配索に応じて屈曲させる場合に容易に屈曲させることができる。かつ、ワイヤハーネスからの引っ張り力が山形リブ21および突条段部20に伝わるのを遮断でき、グロメットの車体係止凹部14が貫通穴Hから外れる方向へ引っ張られるのを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、突条段部の個数は6本でも良いし、10本でもよい。
また、拡径筒部の大径側の分割小径筒部を無くしてもよいが、車体パネルの貫通穴にグロメットを装着した後の脱落を考慮すると、分割径筒部を設けてワイヤハーネスとテープ巻き固定しておくことが好ましい。また、グロメットにオプション部品用のケーブル挿通筒部を設けてもよい。さらに、貫通穴が楕円形状をなし、拡径筒部も断面楕円形状となるグロメットにも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施形態のグロメットの斜視図である。 前記グロメットの軸線方向の断面図である。 前記グロメットを小径筒部側から見た側面図である。 (A)(B)はグロメットが真っすぐな挿入姿勢の場合の説明図である。 (A)(B)はグロメットの挿入作業後から引張作業前までの間での仮置き状態の説明図である。 (A)(B)はグロメットが斜め挿入姿勢の場合の説明図である。 従来のグロメットを示す図面である。 従来の問題点を示す図面である。 (A)(B)はグロメットが斜め挿入姿勢となる場合の説明図である。
符号の説明
P 車体パネル
H 貫通穴
10 グロメット
11 小径筒部
12 先端厚肉部
13 拡径筒部
14 車体係止凹部
14a 第1壁
14b 溝
14c 第2壁
20 突条段部
21 山形リブ
21a 平坦突出面
21b 山頂
21c 傾斜面
22、23、24、25 溝

Claims (3)

  1. 自動車用ワイヤハーネスに外装した状態で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマーからなり、小径筒部と、該小径筒部の一端に連続する拡径筒部と、該拡径筒部の大径側の外周面に環状の車体係止凹部を備え、前記車体パネルの一面側から前記小径筒部側を前記貫通穴に挿入して貫通させた後に該車体パネルの他面側から貫通させた前記小径筒部を引っ張って前記車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
    前記拡径筒部の外周面に周方向に間隔をあけて、前記小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設け、
    前記各突条段部の外面に、前記小径筒部側の連結端から前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の周縁との接触位置までの間に前記連結端から外方へ突出する山形リブを設け、該山形リブは前記小径筒部側の連結端からグロメットの中心軸線に対して直角方向に突出する平坦突出面と、該平坦突出面の突出端の山頂から前記突条段部の外面に向けて傾斜する傾斜面を備えた山形状とし、かつ、
    前記各山形リブは各突条段部の外面の周方向の全長に設け、前記山頂を結ぶ仮想外径D1は前記車体パネルの貫通穴の内径dの50%〜80%とし、前記グロメットの中心軸線が貫通穴の中心軸線と一致する向きで挿通した時に、山頂位置は小径筒部側の連結端から前記貫通穴の周縁との接触点となる位置までの全長に対して小径筒部側の連結端から1/2〜2/3の範囲内の位置とし、
    前記車体係止凹部は溝底を挟んだ先端厚肉部側の高い第1壁と拡径筒部側の低い第2壁を備え、第2壁を内方に撓ませて前記貫通穴を通過させる形状とし、前記突条段部の外面は前記第2壁の先端まで前記山形リブとの連続端から連続させ、
    前記貫通穴へグロメットの小径筒部を挿入した状態で下方側に位置する前記山形リブの前記傾斜面が貫通穴の内周面に保持されて、前記小径筒部が他面側より引き込まれるまで仮置き保持可能とし、かつ、該下方側を仮置きした状態でグロメットの上端が前記車体係止凹部を越えない位置に貫通穴の周縁を接触させる設定とし、
    かつ、前記グロメットが前記貫通穴に斜め挿入された時、前記山形リブの平坦突出面は貫通穴と干渉してグロメットの挿入を阻止し、前記干渉しないようにグロメットの挿入姿勢を真っすぐな方向に変えさせる構成としていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記山形リブと前記小径筒部の外面との間に溝を設けている請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記車体係止凹部は溝底を挟んだ先端厚肉部側の高い第1壁と拡径筒部側の低い第2壁を備え、第2壁を内方に撓ませて前記貫通穴を通過させる形状とし、かつ、
    前記拡径筒部の外周面に設ける突条段部は6本以上とし、小径筒部側の連結端より突出させると共に前記車体係止凹部の第2壁の突出端まで延在させ、各突条段部の周方向の幅は同一として軸線方向に延在し、該突条段部の突出量は、前記グロメットの中心軸線が貫通穴の中心軸線と一致する向きで挿通した時に、前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の周縁との接触点となる位置までの位置に前記山リブを設け、該山形リブとの連結端から前記第2壁先端までは突出量は一定とし、該第2壁の先端近傍位置で周方向の溝を設けている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
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