JP5453166B2 - グロメット - Google Patents
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Description
本発明は、車体パネルの貫通穴を通すワイヤハーネスに外嵌し、前記貫通穴に装着するグロメットに関し、特に、低挿入力で貫通穴に通して該貫通穴に係止し、かつ、係止後はワイヤハーネスに引張力が負荷されても貫通穴からの離脱を確実に防止するものである。
自動車の車体パネルに設けた貫通穴を通してワイヤハーネスを配索する場合、該ワイヤハーネスにグロメットを外装し、該グロメットを貫通穴に装着して防塵、防水、遮音等を図っている。この種のグロメットとして、本出願人の出願を含め多数のグロメットが提供されている。
例えば、特開平9−17261号公報に図17に示すグロメット100が提案されている。該グロメット100はワイヤハーネス101を密着して挿通する小径筒部102に拡径筒部103を連続させ、その拡径部側に厚肉とした膨出部104、車体係止凹部105、鍔部106を順次連設している。
前記グロメット100は小径筒部102より車体パネルPの貫通穴Hに押し込んで挿入し、挿入側から小径筒部102を引っ張って、車体係止凹部105を貫通穴Hの周縁に係止している。
前記グロメット100は小径筒部102より車体パネルPの貫通穴Hに押し込んで挿入し、挿入側から小径筒部102を引っ張って、車体係止凹部105を貫通穴Hの周縁に係止している。
前記特許文献1のグロメット100では、ワイヤハーネス101をグロメット100に挿通させる際、小径筒部102が拡がりづらいため拡げ治具が必要となるが、無理に拡げると小径筒部102に亀裂が生じるか、拡げ治具に損傷が生じやすくなり、ワイヤハーネスの挿通作業性が悪い問題がある。
また、車体パネルの貫通穴Hにグロメットを挿入係止する際、小径筒部102側から貫通穴Hに挿入した後に、挿入側から小径筒部102を引っ張って、膨出部104を縮径させて貫通穴Hを挿通する作業時に、膨出部104が厚肉で縮径方向に変形しにくく、大きな挿入力が必要となり、作業者の負担が増大する等の問題がある。
また、車体パネルの貫通穴Hにグロメットを挿入係止する際、小径筒部102側から貫通穴Hに挿入した後に、挿入側から小径筒部102を引っ張って、膨出部104を縮径させて貫通穴Hを挿通する作業時に、膨出部104が厚肉で縮径方向に変形しにくく、大きな挿入力が必要となり、作業者の負担が増大する等の問題がある。
本発明は、前記グロメットの問題点を解消し、グロメットへのワイヤハーネスの挿通作業が容易であり、かつ、ワイヤハーネスに取り付けたグロメットを低挿入力で貫通穴に挿通して、車体パネルの貫通穴に係止でき、さらに、貫通穴に係止後もグロメットが貫通穴から外れるのを確実に防止してグロメットの係止力を高めることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車体パネルの貫通穴を通すワイヤハーネスに外嵌し、前記貫通穴に装着するゴムまたはエラストマーからなるグロメットであって、
電線群を密着させて貫通させる挿通筒部と、
前記挿通筒部の外周から突出し、該挿通筒部を空間をあけて囲む薄肉拡径筒部と、
前記薄肉拡径筒部の突出端に連続する環状の厚肉車体係止部とを備え、前記挿通筒部は前記厚肉車体係止部に囲まれた部分より突出させて押込部とし、
前記薄肉拡径筒部は、前記挿通筒部の外周に連続する径方向突出部と、該径方向突出部に連続する外向き傾斜部と該外向き傾斜部に連続する内向き傾斜部とを設けた屈折外周筒部とを備え、前記外向き傾斜部と内向き傾斜部との屈折点は前記車体パネルの貫通穴より外方へ位置させる設定とし、
前記屈折外周筒部の内向き傾斜部の先端に、前記厚肉車体係止部を内外周面の両方を突出させて連結し、かつ、
前記薄肉拡径筒部の径方向突出部の内面には、前記挿通筒部との連結点と間隔をあけた位置に複数の変形促進リブを周方向に間隔をあけて突設し、前記挿通筒部が軸線方向に引張された時に該挿通筒部の外周面に密着して前記径方向突出部および屈折外周筒部を縮径方向に変形させると共に軸線方向へ伸長させるものとしているグロメットを提供している。
電線群を密着させて貫通させる挿通筒部と、
前記挿通筒部の外周から突出し、該挿通筒部を空間をあけて囲む薄肉拡径筒部と、
前記薄肉拡径筒部の突出端に連続する環状の厚肉車体係止部とを備え、前記挿通筒部は前記厚肉車体係止部に囲まれた部分より突出させて押込部とし、
前記薄肉拡径筒部は、前記挿通筒部の外周に連続する径方向突出部と、該径方向突出部に連続する外向き傾斜部と該外向き傾斜部に連続する内向き傾斜部とを設けた屈折外周筒部とを備え、前記外向き傾斜部と内向き傾斜部との屈折点は前記車体パネルの貫通穴より外方へ位置させる設定とし、
前記屈折外周筒部の内向き傾斜部の先端に、前記厚肉車体係止部を内外周面の両方を突出させて連結し、かつ、
前記薄肉拡径筒部の径方向突出部の内面には、前記挿通筒部との連結点と間隔をあけた位置に複数の変形促進リブを周方向に間隔をあけて突設し、前記挿通筒部が軸線方向に引張された時に該挿通筒部の外周面に密着して前記径方向突出部および屈折外周筒部を縮径方向に変形させると共に軸線方向へ伸長させるものとしているグロメットを提供している。
本発明のグロメットは、ワイヤハーネスの挿通筒部の外周から突出する拡径筒部は、その径方向突出部および屈折外周筒部の全体を薄肉として変形し易くしている。かつ、該薄肉拡径筒部の径方向突出部に、変形促進リブを設けているが、該変形促進リブは、挿通筒部と直接に連結せずに間隔をあけて設けると共に、環状とせずに周方向に分散させて設け、グロメットへの押込力が解除されると屈折外周筒部は弾性力で復元して拡径できるようにしている。さらに、変形促進リブにより厚肉車体係止部が引っ張られて車体パネルに対する係止位置から外れて車室内へ抜けないようにしている。前記変形促進リブは屈折外周筒部とも隙間をあけていることが好ましい。
本発明のグロメットは、前記挿通筒部が貫通穴を通して押し込まれた時に、まず、挿通筒部を連結した薄肉の径方向突出部を変形させて変形促進リブを挿通筒部の外周面に密着させて挿通筒部の押込力を促進させる。かつ、該変形促進リブの挿通筒部との対向面を外向き傾斜面としているため、前記径方向突出部を内方へ変形させ、該径方向突出部の変形に応じて連結した屈折外周筒部を縮径させる方向に変形させ、該屈折外周筒部の先端に連結した厚肉車体係止部が貫通穴の周縁に係止しているため、屈折外周筒部を軸線方向に伸長させて車体パネルの貫通穴を挿通できるようにしている。その際、屈折外周筒部に連結した厚肉車体係止部に過度の引張力を負荷しないため、該厚肉車体係止部を車体パネルの貫通穴周縁の外面に係止した状態で保持でき、屈折外周筒部のみを低挿入力で貫通穴に挿通できる。かつ、挿通後にグロメットの押込力を解除すると、屈折外周筒部は変形促進リブと離れて弾性力で復元し、車体パネルの貫通穴周縁の内面側に自動的に位置させることができ、作業性を高めることができる。
前記変形促進リブは、4個以上とすることが好ましい。また。これらの各変形促進リブの挿通筒部との対向面に外向き傾斜面を設け、屈折外周筒部と対向する外面は内向き傾斜面または軸線方向と平行な直線面としていることが好ましい。
本発明のグロメットは車体パネルの貫通穴が真円形状である場合、前記径方向突出部が円形とし、前記変形促進リブを周方向に90度間隔をあけて4個設けている。
また、車体パネルの貫通穴が楕円形状または長円形状の場合、前記径方向突出部が楕円形または長円形で、前記変形促進リブを長軸線上の両側に2個設けると共に短軸側の両側に各2個設け、合計6個設けている。
また、車体パネルの貫通穴が楕円形状または長円形状の場合、前記径方向突出部が楕円形または長円形で、前記変形促進リブを長軸線上の両側に2個設けると共に短軸側の両側に各2個設け、合計6個設けている。
前記のように変形促進リブを分散配置することにより、該変形促進リブによる付勢力を屈折外周筒部の全周に負荷することができると共に、過度の力を屈折外周筒部に負荷せず、該屈折外周筒部の復元力を阻害しないようにしている。
前記変形促進リブの前記屈折外周筒部と対向する外面の外周端の位置は、前記厚肉車体係止部の内周面の位置より外方へ位置させ、前記変形促進リブは厚肉車体係止部と干渉して厚肉車体係止部より抜け出ない構成としていることが好ましい。
前記のように、本発明のグロメットでは、変形促進リブの外周端より厚肉車体係止部の内周面を内方に位置させているため、車体パネルの貫通穴に係止したグロメットに対して、ワイヤハーネスを介して車室外方向への引張力が負荷されても、変形促進リブは厚肉車体係止部と干渉し、厚肉車体係止部から抜け出ることはできず、グロメットが車体パネルから外れるのを確実に防止できる。
本発明のグロメットに、さらに、前記薄肉拡径筒部に囲まれた部分で且つ前記屈折外周筒部の屈折位置と対向する位置の前記挿通筒部の外周面に、環状の干渉リブを突設し、該干渉リブは前記変形促進リブおよび前記厚肉車体係止部が内方に変形した時に干渉するものとすることが好ましい。
前記した干渉リブを設けると、前記変形促進リブの外周端を厚肉車体係止部の内周面より外方に位置させなくとも、変形促進リブは干渉リブにより厚肉車体係止部より抜き出て車体パネルの貫通穴から外れるのを防止できる。かつ、車室内内側から過度の引張力が負荷されて厚肉車体係止部が車体パネルの貫通穴周縁から外れる力がかかっても、前記干渉リブに厚肉車体係止部が干渉して変形を防止し、車体パネルからグロメットが外れるのを防止できる。
本発明のグロメットの前記挿通筒部は前記薄肉拡径筒部および厚肉車体係止部に囲まれた部分を通して軸線方向に延在しているが、前記薄肉拡径筒部から軸線方向に延在した後に屈曲させ、車室内側でワイヤハーネスを屈曲方向にガイドするものとしてもよい。
さらに、前記挿通筒部に屈曲筒部を連続して設け、該屈曲筒部の屈曲側と反対側の挿通筒部の外方に、前記径方向突出部の薄肉部分の外面からリブを突設していることが好ましい。
さらに、前記挿通筒部に屈曲筒部を連続して設け、該屈曲筒部の屈曲側と反対側の挿通筒部の外方に、前記径方向突出部の薄肉部分の外面からリブを突設していることが好ましい。
前述したように、本発明のグロメットは、屈折外周筒部を車体パネルの貫通穴に低挿入力で通過させるために設ける変形促進リブを、ワイヤハーネスを密着して貫通させる挿通筒部の外周面に連続して突出した薄肉拡径筒部の径方向突出部に周方向に分散配置すると共に前記挿通筒部および屈折外周筒部と連結していないため、適度の力で屈折外周筒部を縮径方向に変形させることができ、押込力を解除した状態で屈折外周筒部を弾性力で原状復帰させることができる。よって、グロメットを押し込むだけで、低挿入力で貫通穴に挿通できると共に貫通穴の周縁に確実に係止することができ、作業性を高めることができる。
さらに、厚肉車体係止部を変形促進リブで過度に引っ張らないため、グロメットの挿入時およびグロメットを挿入係止した後に、厚肉車体係止部が車体パネルから外れるのを確実に防止できる。
さらに、厚肉車体係止部を変形促進リブで過度に引っ張らないため、グロメットの挿入時およびグロメットを挿入係止した後に、厚肉車体係止部が車体パネルから外れるのを確実に防止できる。
以下、本発明のグロメットの実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6に第一実施形態のグロメット1を示す。
図1乃至図6に第一実施形態のグロメット1を示す。
第一実施形態のグロメット1は、図1に示すように、ワイヤハーネスの電線群Wの外周面に固定し、エンジンルームの車室外Xと車室内Yとを仕切る車体パネルPの楕円形状の貫通穴Hに車室外Xより押し込んで車室内Yへ電線群Wを貫通させ、グロメット1を貫通穴Hの周縁に係止するものである。
なお、車室外Xより押し込む方法に変えて、逆に、車室内Yから電線群を引っ張ってグロメット1を貫通穴を通して引っ張りこんでもよい。
なお、車室外Xより押し込む方法に変えて、逆に、車室内Yから電線群を引っ張ってグロメット1を貫通穴を通して引っ張りこんでもよい。
グロメット1はゴムまたはエラストマーを用いて一体成形している。
グロメット1は、軸線方向に延在する挿通筒部2と、該挿通筒部2の軸線方向の中間の外周から突出して、挿通筒部2を空間Cをあけて囲む薄肉拡径筒部3と、該薄肉拡径筒部3の突出端に連続する環状の厚肉車体係止部4とを備えている。挿通筒部2は厚肉車体係止部4に囲まれた部分より、更に外方へ突出させて押込部2aとしている。
該挿通筒部2の内径はワイヤハーネスを構成する前記電線群Wの外径より小さくしている。電線群Wを貫通して固定する作業時には、拡径治具(図示せず)で広げて電線群Wを挿通させ、電線群Wの外周面に密着させるようにし、電線群Wを挿通筒部2に貫通させた状態で、長さ方向両端の外周面から電線群Wの外周面にかけて粘着テープTを巻き付けて固定される。
グロメット1は、軸線方向に延在する挿通筒部2と、該挿通筒部2の軸線方向の中間の外周から突出して、挿通筒部2を空間Cをあけて囲む薄肉拡径筒部3と、該薄肉拡径筒部3の突出端に連続する環状の厚肉車体係止部4とを備えている。挿通筒部2は厚肉車体係止部4に囲まれた部分より、更に外方へ突出させて押込部2aとしている。
該挿通筒部2の内径はワイヤハーネスを構成する前記電線群Wの外径より小さくしている。電線群Wを貫通して固定する作業時には、拡径治具(図示せず)で広げて電線群Wを挿通させ、電線群Wの外周面に密着させるようにし、電線群Wを挿通筒部2に貫通させた状態で、長さ方向両端の外周面から電線群Wの外周面にかけて粘着テープTを巻き付けて固定される。
前記挿通筒部2から突設する前記薄肉拡径筒部3は全体を均一な薄肉として撓み易くしている。薄肉拡径筒部3は挿通筒部2の外周に連続する径方向突出部30と、該径方向突出部30の外端に連続する外向き傾斜部31aと、該外向き傾斜部31aに連続する内向き傾斜部31bとを設けた屈折外周筒部31とを備えている。該屈折外周筒部31の外向き傾斜部31aと内向き傾斜部31bとの屈曲点31cの外径は前記車体パネルPの貫通穴Hの内径より大とし、屈曲点31cを貫通穴Hより外方へ位置させる設定としている。
また、前記径方向突出部30の外径は貫通穴Hの内径より小さくしている。
また、前記径方向突出部30の外径は貫通穴Hの内径より小さくしている。
前記屈折外周筒部31の内向き傾斜部31bの先端に、前記厚肉車体係止部4を連結し、該厚肉車体係止部4の内周面4aおよび外周面4bの両方に内外方向に突出させている。
環状に前記厚肉車体係止部4の肉厚t1は薄肉拡径筒部3の肉厚t2の4〜6倍程度とし、径方向断面形状を矩形状としている。かつ、内向き傾斜部31bの先端と厚肉車体係止部4との連結部の外周位置に貫通穴Hの内径と同等の環状凹部6を形成し、その底面にシールリップ7を突設している。
環状に前記厚肉車体係止部4の肉厚t1は薄肉拡径筒部3の肉厚t2の4〜6倍程度とし、径方向断面形状を矩形状としている。かつ、内向き傾斜部31bの先端と厚肉車体係止部4との連結部の外周位置に貫通穴Hの内径と同等の環状凹部6を形成し、その底面にシールリップ7を突設している。
前記薄肉拡径筒部3の径方向突出部30の前記空間Cに面する内面に、挿通筒部2との連結端30aと間隔をあけた位置に変形促進リブ10を空間Cに向けて突設している。
前記変形促進リブ10は、図4に示すように、周方向に間隔をあけて6個設けている。即ち、長軸側の両側に変形促進リブ10A、10B、短軸側の両側にそれぞれ変形促進リブ10Cと10D、10Eと10Fを設け、変形促進リブ10C〜10Fは挿通筒部2に向けて外周側から放射状に突設している。
前記変形促進リブ10は、図4に示すように、周方向に間隔をあけて6個設けている。即ち、長軸側の両側に変形促進リブ10A、10B、短軸側の両側にそれぞれ変形促進リブ10Cと10D、10Eと10Fを設け、変形促進リブ10C〜10Fは挿通筒部2に向けて外周側から放射状に突設している。
各変形促進リブ10(10A〜10F)の突出端面10aは図3に示すように内向き傾斜部31bの先端位置より突出させない位置としている。また、挿通筒部2との対向面10bの突出側に外向き傾斜面10cを設けている。屈折外周筒部31との対向する外面10dは小さい傾斜角度で内向きに傾斜させている。
前記形状としたグロメット1の挿通筒部2に、前記のように、電線群Wを密着させて挿通し両端を粘着テープTで固着してワイヤハーネスの所定位置にグロメット1を外嵌している。
前記グロメット1を取り付けたワイヤハーネスを車体パネルPの貫通穴Hに挿通係止する作業工程を図5を参照して説明する。
図5(A)に示すように、グロメット1の径方向突出部30を挿入側に配置して車室外Xより車室内Yへとグロメット1に固定したワイヤハーネスを押し込む。
其の際、屈折外周筒部31の屈曲点31cは貫通穴Hの内径より大としているため、図5(B)に示すように、外向き傾斜部31aの外周面は貫通穴Hの内周面に接触する。
この状態で、グロメット1をワイヤハーネスの電線群Wと共にさらに車室内Yへと押し込むと、図5(C)に示すように、薄肉拡径筒部3の径方向突出部30および屈折外周筒部31が挿通筒部2の移動に応じて室内側Yへと伸びて縮径方向に変形する。この径方向突出部30の変形に伴い変形促進リブ10は挿通筒部2の外周面に密着して一体化する。このように挿通筒部2と変形促進リブ10を一体化すると、挿通筒部2の剛性が高まり、挿通筒部2の更なる押し込みで、図5(D)に示すように、屈折外周筒部31を室内側へと延ばすと共に内径方向へと縮径させ、屈折外周筒部31の屈曲点31cを貫通穴Hを挿通させることができ、続いて、図5(E)に示すように、厚肉車体係止部4が車体パネルPの車室外面の貫通穴Hの周縁に当接係止する。
其の際、屈折外周筒部31の屈曲点31cは貫通穴Hの内径より大としているため、図5(B)に示すように、外向き傾斜部31aの外周面は貫通穴Hの内周面に接触する。
この状態で、グロメット1をワイヤハーネスの電線群Wと共にさらに車室内Yへと押し込むと、図5(C)に示すように、薄肉拡径筒部3の径方向突出部30および屈折外周筒部31が挿通筒部2の移動に応じて室内側Yへと伸びて縮径方向に変形する。この径方向突出部30の変形に伴い変形促進リブ10は挿通筒部2の外周面に密着して一体化する。このように挿通筒部2と変形促進リブ10を一体化すると、挿通筒部2の剛性が高まり、挿通筒部2の更なる押し込みで、図5(D)に示すように、屈折外周筒部31を室内側へと延ばすと共に内径方向へと縮径させ、屈折外周筒部31の屈曲点31cを貫通穴Hを挿通させることができ、続いて、図5(E)に示すように、厚肉車体係止部4が車体パネルPの車室外面の貫通穴Hの周縁に当接係止する。
この状態で、車室外Xからの押し込みを解くと、変形促進リブ10を挿通筒部2の外周面に連結していないため、図1に示すように、径方向突出部30および屈折外周筒部31は弾性力により元の形状に復帰する。即ち、薄肉拡径筒部3の全体が伸びた状態より元の状態に戻り、屈折外周筒部31の屈曲点31cは外方へ突出した状態となり、貫通穴Hの外方へ突出すると共に車体パネルPの車室内Y側面に近接して位置し、貫通穴Hにグロメット1を係止した状態となる。
前記のように、車体パネルPの貫通穴Hに係止したグロメット1は、車体パネルPの車室外側面P1に厚肉車体係止部4が密着して係止し、車室内側面P2に屈折外周筒部31の屈曲点31cが位置し、車体パネルPを挟む状態となる。其の際、厚肉車体係止部4の内周面4aが変形促進リブ10の外面10dより内方に位置する。
前記のようにグロメット1が車体パネルPの貫通穴Hの周縁に係止していることにより、図6に示すように、電線群Wに車室外X方向への引張力が負荷されても、変形促進リブ10が厚肉車体係止部4と干渉して抜け出ることができず、グロメット1が貫通穴Hから外れるのを防止できる。
図7乃至図9に第二実施形態のグロメット1Bを示す。
第二実施形態のグロメット1Bは、変形促進リブ10は径方向突出部30の径方向の中間位置に設け、径方向突出部30と屈折外周筒部31との連結点からも間隔をあけて突出している。かつ、変形促進リブ10は空間Cに向けて三角形状として突出させ、傾斜させた外面10dを厚肉車体係止部4の内周端に接触する位置まで突設している。
他の構成は第一実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
第二実施形態のグロメット1Bは、変形促進リブ10は径方向突出部30の径方向の中間位置に設け、径方向突出部30と屈折外周筒部31との連結点からも間隔をあけて突出している。かつ、変形促進リブ10は空間Cに向けて三角形状として突出させ、傾斜させた外面10dを厚肉車体係止部4の内周端に接触する位置まで突設している。
他の構成は第一実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
前記のように変形促進リブ10を径方向突出部30の径方向中間部に設け、屈折外周筒部31とも間隔をあけて突設すると、図8に示すように、グロメット1Bの押込時に、屈折外周筒部31と連結する径方向突出部30の外周部分を変形させて縮径させることができ、変形をより促進させ、より低挿入力でグロメット1Bを車体パネルPの貫通穴Hを通して、該貫通穴Hの周縁に係止することができる。
また、グロメットを車体パネルに取り付けた状態で変形促進リブ10が厚肉車体係止部4の内周面と接触して、厚肉車体係止部4を外方へ押すため、図7に示すように、厚肉車体係止部4と内向き傾斜部31bとの連結部の環状凹部6を貫通穴Hの内周面に押し付けることができる。
さらに、グロメット1Bを車体パネルPに係止した後に、車室外X方向から引張力が負荷された場合、図9に示すように、薄肉拡径筒部3が車室外X方向に向けて変形すると、変形促進リブ10が厚肉車体係止部4に乗り上げた状態となる。よって、変形促進リブ10は厚肉車体係止部4から抜け出ることができず、グロメット1Bが車体パネルPから外れるのを防止できる。
逆に、車室内Y側から引張力が負荷されると、厚肉車体係止部4が変形促進リブ10と干渉し、グロメット1Bが車体パネルPから外れるのを防止できる。
逆に、車室内Y側から引張力が負荷されると、厚肉車体係止部4が変形促進リブ10と干渉し、グロメット1Bが車体パネルPから外れるのを防止できる。
図10乃至図12に第三実施形態のグロメット1Cを示す。
該第三実施形態のグロメット1Cは第二実施形態と同様な空間Cに向けて三角形に突出する形状としているが、厚肉車体係止部4の内周面の位置までは突出させていない。
該グロメット1Cでは、屈折外周筒部31に囲まれた空間Cを通る挿通筒部2の外周面に、干渉リブ20を環状に突出している。
前記干渉リブ20は軸方向に山形形状に突出し、変形促進リブ10の傾斜内面10hと接触する傾斜面20aと厚肉車体係止部4側へ突出する傾斜面20bとを有する。
該第三実施形態のグロメット1Cは第二実施形態と同様な空間Cに向けて三角形に突出する形状としているが、厚肉車体係止部4の内周面の位置までは突出させていない。
該グロメット1Cでは、屈折外周筒部31に囲まれた空間Cを通る挿通筒部2の外周面に、干渉リブ20を環状に突出している。
前記干渉リブ20は軸方向に山形形状に突出し、変形促進リブ10の傾斜内面10hと接触する傾斜面20aと厚肉車体係止部4側へ突出する傾斜面20bとを有する。
該グロメット1Cを車体パネルPの貫通穴Hに通す工程では、図11に示すように、薄肉拡径筒部3が伸びて、屈折外周筒部31の屈曲点31cが貫通穴Hを通り、低挿入力で挿入して、図10に示すように挿通係止できる。
貫通穴Hの内周面に係止した状態は、図12に示すように、干渉リブ20の傾斜面20bが厚肉車体係止部4の内周端と接触し、厚肉車体係止部4を外方へ押すため、厚肉車体係止部4と内向き傾斜部31bとの連結部の環状凹部6を貫通穴Hの内周面に押し付けることができる。
貫通穴Hの内周面に係止した状態は、図12に示すように、干渉リブ20の傾斜面20bが厚肉車体係止部4の内周端と接触し、厚肉車体係止部4を外方へ押すため、厚肉車体係止部4と内向き傾斜部31bとの連結部の環状凹部6を貫通穴Hの内周面に押し付けることができる。
また、グロメット1Cを車体パネルPに取り付けた後に、図12に示すように、車室外X側からの引張力が作用しても、変形促進リブ10は干渉リブ20と干渉し、逆方向の車室内Y側から引張力が作用しても、厚肉車体係止部4は干渉リブ20と干渉する。よって、いずれの方向からの引張力に対しても干渉リブ20の干渉により、グロメット1Cが車体パネルPから外れるのを防止できる。
図13に第四実施形態のグロメット1Dを示す。
該グロメット1Dを貫通係止する車体パネルの貫通穴を円形としている。よって、薄肉拡径筒部3の外径は円形とし、径方向突出部30を円形としている。この変形の径方向突出部30に設ける変形促進リブ10は90度間隔をあけて4個設けている。
他の構成および作用は第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、第二、第三実施形態と同様な構成としてもよい。
該グロメット1Dを貫通係止する車体パネルの貫通穴を円形としている。よって、薄肉拡径筒部3の外径は円形とし、径方向突出部30を円形としている。この変形の径方向突出部30に設ける変形促進リブ10は90度間隔をあけて4個設けている。
他の構成および作用は第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、第二、第三実施形態と同様な構成としてもよい。
図14(A)(B)に第五実施形態のグロメット1Eを示す。
該グロメット1Eは薄肉拡径筒部3の径方向突出部30より突出する挿通筒部2に屈曲筒部25を連続して設けている。
前記挿通筒部2を通した電線群Wを屈曲筒部25に通し、車室内において電線群Wを屈曲させている。
他の構成および作用は第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、第二、第三実施形態と同様な構成としてもよい。
該グロメット1Eは薄肉拡径筒部3の径方向突出部30より突出する挿通筒部2に屈曲筒部25を連続して設けている。
前記挿通筒部2を通した電線群Wを屈曲筒部25に通し、車室内において電線群Wを屈曲させている。
他の構成および作用は第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、第二、第三実施形態と同様な構成としてもよい。
図15および図16に第六実施形態のグロメット1Fを示す。
該グロメット1Fは第五実施形態のグロメット1Eと同様に挿通筒部2に屈曲筒部25を連続して設けている。
前記屈曲筒部25の屈曲側と反対側の挿通筒部2の外方に、径方向突出部30の薄肉部分の外面からリブ40を突設し、かつ、挿通筒部2の外周にもリブ41(41A〜41D)を設けている。他の構成は第五実施形態と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
該グロメット1Fは第五実施形態のグロメット1Eと同様に挿通筒部2に屈曲筒部25を連続して設けている。
前記屈曲筒部25の屈曲側と反対側の挿通筒部2の外方に、径方向突出部30の薄肉部分の外面からリブ40を突設し、かつ、挿通筒部2の外周にもリブ41(41A〜41D)を設けている。他の構成は第五実施形態と同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
この第六実施形態のグロメット1Fでは、径方向突出部30の薄肉部分にリブ40を設けていることで、図16に示すように、挿通したワイヤハーネスが矢印方向に引張された時、変形促進リブ10が厚肉車体係止部4に接触すると共に、リブ40がリブ41A、41Bに接触し、グロメット1Fが抜けるのが防止される。また、径方向突出部30の薄肉部分にリブ40を設けていることで、グロメット1Fへのワイヤハーネスの通し作業性を高めることができる。
1、1B〜1F グロメット
2 電線群の挿通筒部
3 薄肉拡径筒部
4 厚肉車体係止部
6 環状凹部
7 シールリップ
10(10A〜10F) 変形促進リブ
20 干渉リブ
30 径方向突出部
31 屈折外周筒部
31a 外向き傾斜部
31b 内向き傾斜部
31c 屈曲点
2 電線群の挿通筒部
3 薄肉拡径筒部
4 厚肉車体係止部
6 環状凹部
7 シールリップ
10(10A〜10F) 変形促進リブ
20 干渉リブ
30 径方向突出部
31 屈折外周筒部
31a 外向き傾斜部
31b 内向き傾斜部
31c 屈曲点
Claims (6)
- 車体パネルの貫通穴を通すワイヤハーネスに外嵌し、前記貫通穴に装着するゴムまたはエラストマーからなるグロメットであって、
電線群を密着させて貫通させる挿通筒部と、
前記挿通筒部の外周から突出し、該挿通筒部を空間をあけて囲む薄肉拡径筒部と、
前記薄肉拡径筒部の突出端に連続する環状の厚肉車体係止部とを備え、前記挿通筒部は前記厚肉車体係止部に囲まれた部分より突出させて押込部とし、
前記薄肉拡径筒部は、前記挿通筒部の外周に連続する径方向突出部と、該径方向突出部に連続する外向き傾斜部と該外向き傾斜部に連続する内向き傾斜部とを設けた屈折外周筒部とを備え、前記外向き傾斜部と内向き傾斜部との屈折点は前記車体パネルの貫通穴より外方へ位置させる設定とし、
前記屈折外周筒部の内向き傾斜部の先端に、前記厚肉車体係止部を内外周面の両方を突出させて連結し、かつ、
前記薄肉拡径筒部の径方向突出部の内面には、前記挿通筒部との連結点と間隔をあけた位置に複数の変形促進リブを周方向に間隔をあけて突設し、前記挿通筒部が軸線方向に引張された時に該挿通筒部の外周面に密着して前記径方向突出部および屈折外周筒部を縮径方向に変形させると共に軸線方向へ伸長させるものとしているグロメット。 - 前記変形促進リブは前記屈折外周筒部と対向する外面を内向き傾斜面または軸線方向と平行な直線面とし、かつ、
前記径方向突出部が円形で、前記変形促進リブを周方向に90度間隔をあけて4個設け、
または、前記径方向突出部が楕円形または長円形で、前記変形促進リブを長軸線上の両側に2個設けると共に短軸側の両側に各2個設け、合計6個設けている請求項1に記載のグロメット。 - 前記変形促進リブの前記屈折外周筒部と対向する外面の外周端の位置は、前記厚肉車体係止部の内周面の位置より外方へ位置させ、前記変形促進リブは厚肉車体係止部と干渉して厚肉車体係止部より抜け出ない構成としている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
- 前記薄肉拡径筒部に囲まれた部分で且つ前記屈折外周筒部の屈折位置と対向する位置の前記挿通筒部の外周面に、環状の干渉リブを突設し、該干渉リブは前記変形促進リブおよび前記厚肉車体係止部が内方に変形した時に干渉するものとしている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグロメット。
- 前記挿通筒部は前記薄肉拡径筒部および厚肉車体係止部に囲まれた部分を通して軸線方向に延在し、かつ、前記薄肉拡径筒部から軸線方向に延在した後に屈曲させている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のグロメット。
- 前記挿通筒部に屈曲筒部を連続して設け、該屈曲筒部の屈曲側と反対側の挿通筒部の外方に、前記径方向突出部の薄肉部分の外面からリブを突設している請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のグロメット。
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