JP5266669B2 - グロメット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に配索するワイヤハーネスに装着して車体パネルの貫通穴に装着するグロメットに関し、詳しくは、前記貫通穴の一方からグロメットの挿入側先端部を挿入した後に貫通穴の他方から貫通した部分を引っ張って、グロメット自体は一方向に移動させて貫通穴に装着する所謂ワンモーショングロメットに関するものである。
自動車のエンジンルームから車室側へと配索するワイヤハーネスは、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネル(またはカウルパネル)に穿設した貫通穴を貫通して配索しており、該貫通穴から車室内への浸水および塵埃の侵入を防止するため、ワイヤハーネスにゴムまたはエラストマーで一体成形したグロメットを外装し、該グロメットに設けた車体係止凹部を貫通穴の周縁に係止している。
この種のグロメットとして、車体パネルの貫通穴にグロメットをエンジンルーム側よりグロメットの挿入側の小径筒部を挿入した後に、車室側より挿入した小径筒部を引っ張って、該小径筒部に連続した拡径筒部を貫通穴に引き込み、該拡径筒部の大径側に設けた車体係止凹部を貫通穴の周縁に嵌合係止するグロメットが提供されている。
該グロメットは、貫通穴の一方側から挿入した後に他方側から引き込むことで、グロメット自体は貫通穴に対して一方向に移動させるだけであるため、ワンモーショングロメットと称されており、グロメットの貫通穴への取付作業が容易である点より汎用されている。
前記ワンモーショングロメットは特開2003−32855公報等で多数提供されている。図7に示すように、該グロメット1は、小径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を備え、該拡径筒部3の大径先端側に車体係止凹部4を設け、車体係止凹部4の溝4aを挟む両側壁は、大径先端側が垂直壁4bで、対向する小径側は傾斜壁4cとなっている。該グロメット1は、小径筒部2から拡径筒部3の中空部にワイヤハーネスW/Hを通し、小径筒部2の先端側でテープTにより固着している。
車体パネルの貫通穴へのグロメット1の取り付けは、図7に示すように、エンジンルーム側(X)からダッシュパネルPの貫通穴Hにグロメット1の小径筒部2を挿入し、ついで、車室側(Y)から小径筒部2を引っ張り、傾斜壁4cを内方に潰すように変形させて貫通穴Hを通過させ、通過後に復帰する傾斜壁4cと垂直壁4bとを車体パネルPの両面に密着させて、グロメット1の車体係止凹部4を車体パネルPの貫通穴Hに装着している。
特開2003−32855公報
前記グロメットの貫通穴への装着作業は、通常、一人の作業者により行われ、作業者はグロメット1をエンジンルーム側(X)から小径筒部2を貫通穴Hに挿入した後、車室側(Y)に行き、車室側(Y)で貫通穴Hから突出した小径筒部2を引っ張ることとなる。
よって、エンジンルーム側Xで小径筒部2を挿入した状態で車室側Yで引き込む間、グロメット1は挿通したワイヤハーネスW/Hに保持された状態で貫通穴Hの周縁に当接保持される。其の際、グロメット1の拡径筒部3の外周面は小径筒部2側に向けて円錐形状に縮径していると共に、貫通穴Hの周縁に密着保持されていないため、グロメット1は自重により図8に示すように傾斜状態となり易い。特に、該グロメット1を取り付けたワイヤハーネスW/Hの配索姿勢によってはグロメット1はさらに貫通穴Hに対して傾斜しやすく、グロメット1の中心軸線は貫通穴Hの中心軸線と一致した水平方向とならず傾斜する。
グロメット1の中心軸線と貫通穴Hとの中心軸線とが一致していると、グロメット1の小径筒部2を車室側から引っ張る時に、グロメット1の環状の車体係止凹部4の全周が貫通穴Hの全周縁に正確に係止することができる。
しかしながら、前記のように、エンジンルーム側(X)で挿入後に室内側(Y)で引っ張るまでの間にグロメット1が自重等で傾斜して、グロメット1の中心軸線は貫通穴の中心軸線と一致していないと、グロメット1が傾斜姿勢のままで引っ張れる場合が多い。
また、貫通穴Hへの挿入時から引張時の間に傾斜するグロメット1は、その下側周縁1ーXが貫通穴Hの内周縁に当接保持されているが、グロメット1の傾斜角度が大きいと、上側周縁1−Yの車体係止凹部が貫通穴Hの通り抜ける状態となる場合がある。このような状態でグロメット1を引き込むと、上縁周縁の車体係止凹部4が貫通穴Hに係止されない状態となる。よって、再度、グロメット1を貫通穴Hへの装着をやり直す必要があり、作業性が非常に悪くなると共にグロメット1に損傷が生じる場合もある。
さらにまた、グロメット1を貫通穴Hに取付作業時に、図9(A)に示すように、グロメット1が斜め姿勢でエンジンルーム側(X)から小径筒部2を貫通穴Hの中心軸線S0に対して斜め方向S1、S2に挿入したり、さらに、車室側(Y)から引っ張る際に斜め方向S3、S4方向に引っ張ることがある。
特に、エンジンルーム側(X)から車室側(Y)へと配索するエンジンハーネス(フロントハーネスとも称す)は電線量が多く重量があるため、該ワイヤハーネスに取り付けたグロメット1も強度を必要とするため、室内側から引っ張ってグロメット1の車体係止凹部4を貫通穴Hの周縁に係止する作業は大きな引張力を必要とするため、真っ直ぐな方向からずれることが多い。
グロメット1が斜め方向に挿入されたり、斜め方向に引っ張り込まれると、車体係止凹部4は貫通穴Hの周縁に片当たりで係止され、図9(B)に示すように、貫通穴Hの全周に車体係止凹部4が係止されずに、部分的に係止されない部分が発生する。この状態になると、防水、防塵性能が低下すると共に、車両振動等になりグロメット1が貫通穴Hから離脱する恐れもある。
前記した問題は、エンジンハーネスに限らず、車体パネルの貫通穴にグロメットを貫通して装着する箇所に発生する問題である。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、車体パネルの貫通穴に一方側より挿入したグロメットを、大きく傾斜させない状態で仮置き保持できるようにして、他方側からのグロメットの引張り時にグロメットの車体係止凹部が貫通穴を通り抜ける事態の発生を無くすことを課題としている。さらに、貫通穴への挿入時および引っ張りこみ時に、貫通穴とグロメットの中心が一致するように矯正して、グロメットが車体パネルの貫通穴の全周に確実に係止できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車用ワイヤハーネスに外装した状態で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマー製からなり、小径筒部と、該小径筒部の一端に連続する拡径筒部と、該拡径筒部の大径側の外周面に環状の車体係止凹部を備え、前記車体パネルの一面側から前記小径筒部側を前記貫通穴に挿入して貫通させた後に該車体パネルの他面側から貫通させた前記小径筒部を引っ張って前記車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
前記拡径筒部の外周面に周方向に間隔をあけて、前記小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設け、これら各突条段部の小径筒部側端の外面から前記小径筒部の外周面に隙間あけて仮置き台を突設し、該仮置き台は第一斜辺が前記小径筒部の外周面と隙間をあけて対向しており、頂辺は前記軸線方向と直交方向の面であり、前記第一斜辺と対向する外側の第二斜辺は外側傾斜面となり、該外側傾斜面が前記突条段部の外面に連続し、これら複数の仮置き台で前記小径筒部の外周面を周方向に間隔をあけて囲むように配置し、
前記貫通穴へ小径筒部を挿入した状態で下方側に位置する前記仮置き台の前記外側傾斜面が貫通穴の内周面に保持されて前記小径筒部が他面側より引き込まれるまで仮置き保持可能とし、かつ、該仮置き状態で上方側の前記車体係止凹部を越えない位置に貫通穴の周縁を接触させる設定としていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記のように拡径筒部の外周面に突条段部を周方向に間隔をあけて設け、各突条段部の小径筒部側から小径筒部の外周面を囲むように突出する仮置き台を突設しているため、
作業員が前記小径筒部を車体パネルの貫通穴に一方側(例えば、エンジンルーム側)挿入した状態とした後、作業員が貫通穴の他方側(例えば、車室側)に移動して引っ張り作業を行うまでの間、グロメットが自重により傾斜しても、下側に位置する前記仮置き台の外側傾斜面が貫通穴の下側内周面と引っ掛かって、グロメットを仮置き状態で保持することができる。
かつ、前記下方側を仮置き状態で、対向する上方側で車体係止凹部が貫通穴を通らない状態に保持するため、貫通穴を通過した小径筒部を把持して引っ張る作業時に、上側に位置する車体係止凹部が貫通穴と嵌合しない事態が発生することを防止できる。
さらにまた、突条段部の小径筒部端側に貫通穴の周縁に干渉しやすい仮置き台を設けているため、小径筒部側から車体パネルの貫通穴に挿入する際に大きな角度で傾斜して挿入され、仮置き台の頂辺が貫通穴の周縁と干渉すると、他方側からの引張時に干渉した仮置き台の部分は貫通穴内に抜け出てこないため、作業者はグロメットの挿入ができなくなる。よって、グロメットが斜め姿勢で引張されていることに気が付き、全ての仮置き台が貫通穴の周縁と干渉しない真っすぐの姿勢にすることを余儀なくされ、斜め挿入を確実に防止できる。
なお、前記仮置き台の頂辺が貫通穴の周縁に接触している状態はグロメットの傾斜角度が大きい状態であり、該状態時には、仮置きされたグロメットの上方側では車体係止凹部が貫通穴を越えてしまう位置にあり、グロメットの大径側先端と貫通穴周縁との間には隙間が生じる状態となっている。
さらに、仮置き保持されているグロメットを貫通穴の他方側から引張する際に、仮置き台の先端の頂辺は貫通穴を通って引張側に突出して位置し、これら仮置き台はグロメットの中心軸線に対して同心状に配置されているため、環状に配置される仮置き台の中心(即ち、グロメットの中心軸線)を貫通穴の中心軸線と一致させ易くなる。よって、引張操作時にグロメットの中心軸線を貫通穴の中心軸線に沿って引張操作させやすくなり、グロメットの車体係止凹部の全周を貫通穴の正確に係止することができる。即ち、仮置き台は引張姿勢を矯正させる機能も有する。
かつ、本発明のグロメットでは、拡径筒部の外周面に小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設けているため、車体パネルの貫通穴の内周面には突条段部の外面を接触させ、接触面積を減少しているため、グロメットを貫通穴に装着するための引張力を低減できる。
各前記仮置き台の外側傾斜面が前記突条段部の外面に連続する連続位置は、当該グロメットの中心軸線が車体パネルの貫通穴の中心軸線と一致する向きで該グロメットを前記貫通穴に挿通した時に、該貫通穴の内面との接触点となる位置から前記小径筒部との連続端までの全長に対して前記小径筒部端から1/2〜1/3の範囲内に位置させている。
前記拡径筒部の外表面に突設する各突条段部から夫々突設している前記仮置き台は、突条段部と同一幅として小径筒部の外周面に突出している。各突条段部から仮置き台を突出させる位置は、前記のように、突条段部が貫通穴内周面との接触点となる位置までの全長に対して1/2〜1/3に位置させているため、前記のように下側の仮置き台を貫通穴の内周面に保持した状態で、上側を大きく傾斜させず、上側の車体係止凹部が貫通穴を通り抜けるように傾斜することなく仮置き保持できる。
なお、前記配置より当然のことであるが、前記各仮置き台の頂辺と第二斜辺との連続線を結ぶ仮想外径D1は前記車体パネルの貫通穴の内径dより小さく設定している。
仮置き台の位置を前記接触点側に近接すると拡径筒部の変形しにくくなり、引張力が増加して作業者への負担が増大する。
前記突条段部は周方向に4本以上10本以下であり、各突条段部から突出する前記仮置き台も4本以上10本以下で、周方向の一定ピッチで設けている。
前記仮置き台を備えた突条段部は好ましくは6本以上、特に8本とすることが好ましい。これら突条段部は、その周方向の幅を同一として軸線方向に延在させているため、小径筒部側の突条段部の端部は隣接する突条段部同士が近接し、車体係止凹部側では放射状に広がり、隣接する突条段部の間には、拡径筒部の外周面からなる三角形状の窪み部が生じる構成となる。
上記のように車体係止凹部側にむかって薄肉の窪み部の面積が大となるため、縮径方向に撓み易くなり、挿入力の低減を図ることができる。
さらに、前記のように6本〜8本の多数本の突条段部を設け、各突条段部に前記仮置き台を設けると、小径筒部側から貫通穴に挿入して前記仮置きする際に、貫通穴の内周面に当接保持される仮置き台が増加し、グロメットと安定した状態で仮置き保持することができる。
記車体係止凹部は拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を溝を挟んで備え、傾斜壁を内方に撓ませて上記貫通穴を通過させ形状とし、かつ、 記拡径筒部の外周面に設ける突条段部は小径筒部との連続端より突出させると共に記車体係止凹部の傾斜壁の突出端まで延在させ、各突条段部の周方向の幅は同一として軸線方向に延在し、該突条段部の突出量は、当該グロメットの中心軸線が車体パネルの貫通穴の中心軸線と一致する向きで前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置で変え、該接触点から車体係止凹部の傾斜壁先端までは突出量を次第に減少して突条段部の外面を軸線方向と平行として、傾斜壁先端に連続させていることが好ましい。
前記のように、拡径筒部の外周面に設ける突条段部の形状を前記のように設定すると、グロメットを前記接触点からは前記突条段部を内方へと撓ませて押し込む必要があり、作業者は一気に力を強めて押し込むことにより、グロメットの貫通穴の挿通作業を効率よく行うことができる。
本発明によれば、車体パネルの貫通穴に一方側からグロメットの小径筒部側から挿入した後に、他方側からグロメットの小径筒部を引っ張りこむまでの間、自重により傾斜姿勢となりやすいグロメットを、下側に位置する前記仮置き台の傾斜面を貫通穴の下側内周面に接触させて、仮置き保持することができる。かつ、該下方側を仮置き状態で、上方側においてグロメットの車体係止凹部を乗り越えない位置に貫通穴の周縁を接触させているため、グロメットを引張して車体係止凹部を貫通穴の周縁に嵌合係止する際に、一部の車体係止凹部が係止せずに貫通穴を通過している状態の発生を確実に防止できる。
さらに、仮置き状態で、一部の仮置き台の先端の頂辺が貫通穴の周縁に接触していると、引張時にグロメットは貫通穴を通ることができなくなり、作業者は仮置き台が貫通穴周縁と干渉しないようにグロメットの挿入姿勢を真っすぐになるように強制される。かつ、小径筒部の外周に位置する仮置き台の中心を貫通穴の中心と一致させて引張作業をすることで、グロメットの車体係止凹部の全周を車体パネルの貫通穴の全周縁に正確に係止することができる。よって、斜め姿勢のまま貫通穴に係止されることを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態のグロメット10は、前記従来例の図7等と同様に、エンジンルーム側(X)からダッシュパネルPの貫通穴Hに通して車室側(Y)へと配索するワイヤハーネスW/Hに予め固着しており、貫通穴Hへ装着時には、エンジンルーム側(X)より小径筒部11を挿入した後に、車室側(Y)より小径筒部11を引っ張りこんで、グロメット10を一方向に移動させ、グロメット10の拡径筒部13の大径側に形成した車体係止凹部14を貫通穴Hの内周面に嵌合係止するものである。
前記グロメット10はゴムで一体成形しており、挿入側前部となる小径筒部11の後端に拡径筒部13を連続させている。拡径筒部13は小径筒部11の連続端P1より円錐形状に拡径し、大径先端側にグロメットの軸線方向Lと直交方向に突出させた先端厚肉部12を設け、該先端厚肉部12と拡径筒部13との間の外周面に車体係止凹部14を環状に設けている。
前記車体係止凹部14の両側壁は、前記先端厚肉部12側の垂直壁14aと、溝14bを挟んで対向させた拡径筒部13側の傾斜壁14cとからなり、垂直壁14aは溝14bの底面からの突出量は高く、傾斜壁14cは低く、高さを変えている。溝14bの底面には前記貫通穴の内周面に押し付けるメイン止水用のリップ14eを突設している。
拡径筒部13の外周面13aに沿って、周方向に間隔をあけて、小径筒部11との連続端P1より車体係止凹部14の傾斜壁14cの先端P4まで、軸線方向に延在する複数の突条段部20を突設している。該突条段部20は拡径筒部13の外周面13aより段状に厚肉に突出している。
本実施形態では8本の突条段部20を設け、各突条段部20は同一形状とし、周方向の幅Wは同一とし、小径筒部連続端P1より車体係止凹部14の傾斜壁先端P4へと軸線方向に延在させ、拡径筒部13の外周面13aに放射状に設けている。
前記各突条段部20の外面20aには、小径筒部11側の連続端P1から車体パネルPの貫通穴Hへの挿通時に該貫通穴Hの内周面Haとの接触位置P3までの間に、仮置き台21を突設している。これらの仮置き台21は小径筒部11の外周面を周方向に間隔をあけて囲むように配置している。
前記仮置き台21は、小径筒部11の外周面と隙間をあけて対向する第一斜辺21aからなる内側傾斜面21eと、軸線方向と直交方向の頂辺21bからなる平坦面21fと、第一斜辺21aと対向する外側の第二斜辺21cからなる外側傾斜面21dとを備えている。
外側傾斜面21dの一端は突条段部20の外面20aと接触位置P3よりも小径側の連続位置P2で連続させており、該外側傾斜面21dでグロメット10が貫通穴Hへのエンジンルーム側(X)からの挿入後、車室側(Y)からの引張時の間に仮置き支持される。
前記仮置き台21の小径側の内側傾斜面21eを形成する第一斜辺21aは、軸線方向Lから外周方向にわずかに傾斜しており、拡径筒部13の傾斜壁を底辺とすると該第一斜辺21aと平坦面21fを形成する頂辺21bと外側傾斜面21dを形成する第二斜辺21cとで略台形を構成する。
仮置き台21の平坦面21fと外側傾斜面21dとの連続線L2を結ぶ仮想外径D1は車体パネルPの貫通孔Hの内径dより小さく設定している。
前記各仮置き台21は各突条段部20の外面20aに設けており、前記連続線L2を結ぶ仮想外径D1は貫通穴Hの内径dの50%〜80%とし、本実施形態では77%の位置としている。また、外側傾斜面21cと突条段部20の外面20aとの連続位置P2は、小径筒部11との連続端P1から前記貫通穴Hへの挿通時に該貫通穴Hの内面Haとの接触点P3までの全長に対して小径筒部端から1/2〜1/3の範囲内に位置させ、前記連続位置P2は本実施形態では1/2としている。
また、内側傾斜面21eと小径筒部11との外面との間には溝24を設けている。
図2に示すように、拡径筒部13の外周面13aから突出する突条段部20の突出量Gは、前記仮置き台21との連結位置P2から貫通穴Hへの挿通時の貫通穴Hの内周面Haとの接触点P3に向けて突出量Gを略一定とし、該接触点P3から車体係止凹部14の傾斜壁先端P4までは突出量Gを次第に減少させ、突条段部20の外面を軸線方向Lと平行として、傾斜壁先端P4に連続させている。また、傾斜壁14cに近接した位置で周方向の溝25を設け、傾斜壁14cを車体係止凹部14内に倒れこみやすくしている。
各突条段部20の幅Wは軸線方向Lで同一として、小径筒部11側から車体係止凹部14に向けて放射状に延在させている。小径筒部11側の仮置き台21を突出させた突条段部20の端部20bは隣接する突条段部同士が接触した状態で密に配置し、車体係止凹部14側では突条段部20の間には間隔があき、拡径筒部13の外周面13aからなる三角形状の窪み部26が小径側から大径側へと広がる方向に設けている。
窪み部26の周方向の中心には、軸線方向の中心溝22を設けている。また、突条段部20の基部に沿って両側溝23を設けている。これらの溝22、23により突条段部20を突設して拡径筒部13の剛性を高めても、車体パネルの貫通穴に挿通させる時に、縮径方向に容易に撓みことができるようにしている。即ち、前記溝22、23により窪み部26が折り畳まれる方向へとガイドして無理なく縮径させている。
前記拡径筒部13の大径側の先端には薄肉の端面部29を設け、該端面部29の中央よりスリット29aで分割した分割小径筒部19を突出している。
つぎに、前記グロメット10をワイヤハーネスW/Hに取り付けて、エンジンルーム側(X)と車室側(Y)とを仕切るダッシュパネルからなる車体パネルPの貫通穴Hに装着する方法について説明する。
エンジンルーム側(X)より小径筒部11を貫通穴Hに挿入する。この時、図4(A)に示すように、グロメッ10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0と一致し、グロメット10の挿入姿勢が真っすぐであると、図4(B)に示すように、前記仮置き台21は貫通穴Hとの周縁と干渉せず、全ての仮置き台21は貫通穴Hを通過することができる。
前記のように、作業者がエンジンルーム側(X)より小径筒部11および仮置き台21を貫通穴Hに通した後に、作業者は車室側(Y)へ移動し、貫通穴Hを貫通して車室側(Y)に突出している小径筒部11を把持して引張しグロメット10を車室側へと引き込む作業を行う。
前記エンジンルーム側(X)で小径筒部11を貫通穴Hに挿入した後に車室側(Y)へ作業者が移動して引張するまでの間は、挿入されたグロメット10は、貫通穴Hの内径と同一となる突条段部20の接触点P3まで挿入されていないため、貫通穴Hに密嵌保持されておらず、グロメット10の両端から引き出されているワイヤハーネスW/Hにより保持されて貫通穴Hへの貫通途中の状態で放置される。
この期間に、図4に示すようにグロメット10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0と一致し、グロメット10の挿入姿勢が真っすぐに貫通穴Hに挿入していても、グロメット10の外周面は未だ車体貫通穴Hの内周面に密嵌保持されて状態ではないため、図5に示すように、グロメット10の自重により傾斜する場合がある。
この場合、グロメット10の下側周縁に位置する仮置き台21の外側傾斜面21dが貫通穴Hの内周面Haの上面に載置して、グロメット10は仮置き保持され、グロメット10が更に大きな角度で傾斜することが抑制できる。この仮置き保持された状態で、グロメット10の上側周縁では、車体係止凹部14を乗り越えない小径側の外周面の突条段部20に貫通穴Hの内周面Haが接触した状態を保持できる。即ち、上側の車体係止凹部14が貫通穴Hを貫通して車室側(Y)に抜け出てしまうことを防止できる。
一方、図6(A)に示すようにグロメット10の中心軸線Lが貫通穴Hの中心軸線S0より大きくずれた斜め傾斜S2となっていると、図6(B)に示すように、一部の仮置き台21の平坦面21fが貫通穴Hの周縁と干渉し、貫通穴Hを通ることができず、挿入できなくなる。従って、仮置き台21の平坦面21fが貫通穴Hの周縁と干渉しないように、斜め方向から挿入しているグロメット10を真っすぐな方向へと挿入姿勢を変えざるをえず、斜め姿勢での挿入が防止できる。
前記のように、エンジンルーム側(X)から小径筒部11を貫通穴Hに挿入した後に、車室側(Y)へと作業者が移動し、車室側(Y)から突出している小径筒部11を把持して引張作業を行う際、図5に示すように、下側の仮置き台21の外側傾斜面21dが貫通穴Hの内周面Haに載置されて仮置きされた状態から引張作業を行う。
該引張作業時に貫通穴の下側内周面Haに下側の仮置き台21の外側傾斜面21dが載置されているが、該外側傾斜面21dは車体係止凹部14側の拡径側の突条段部20の表面に傾斜して連続しているため、グロメット10に引張作業に応じて外側傾斜面21dに滑り落ちてスムーズに突条段部20の外面に貫通穴の内周面Haが接触する。
かつ、引張作業時に、グロメット10の中心軸線Lを支点として同心状に仮置き台21を並列しているため、作業者は車室側(Y)から見て、仮置き台21の中心が貫通穴Hの中心に一致させるように注意を払うことができ、グロメット10の中心軸線Lを貫通穴Hの中心と一致させながら引張作業を行うこととなる。
車室側(Y)からのグロメット10の引張で、グロメット10の拡径筒部13が貫通穴Hを通って、該貫通穴Hの内径と同一となる突条段部20の接触点P3に達すると、作業者は、この時点から、グロメット10を一気に押し込み、突条段部20を押し潰すように貫通穴Hに通す。この時、突条段部20の間の窪み部26に溝22、23を設けているため、窪み部26がスムーズに縮径し、かつ、先端側の周方向の溝25が存在することで車体係止凹部14内に傾斜壁14cが倒れこみやすくなり、大きな押し込み力を必要せず、低挿入力で押し込みができる。
このように、8本の突条段部20の外面20aを貫通穴Hの内周面で押圧し、拡径筒部13を縮径させながら傾斜壁先端P4が貫通穴Hを通過する。
傾斜壁14cが貫通穴Hを通過すると、初期位置に弾性復帰し、傾斜壁14cと垂直壁14aの間の溝14b内に貫通穴Hの周縁部が落し込まれる。この状態で、傾斜壁14cと垂直壁14aの対向面が車体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴Hの内周面の溝底面に突設したリップ14eと圧接して、グロメット10は車体パネルPの貫通穴Hにシール状態で係止される。
このように、8本の突条段部20の外面20aを貫通穴Hの内周面で押圧し、拡径筒部13を縮径させながら傾斜壁14cの突出端が貫通穴Hを通過させる。
傾斜壁14cが貫通穴Hを通過すると、初期位置に弾性復帰し、傾斜壁14cと垂直壁14aの間の溝14b内に貫通穴Hの周縁部が落し込まれる。この状態で、傾斜壁14cと垂直壁14aの対向面が車体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴Hの内周面の溝底面に突設したリップ14eと圧接して、グロメット10は車体パネルPの貫通穴Hにシール状態で係止される。
前記のように、グロメット10の拡径筒部13の外周面13aに突条段部20を設け、さらに、該突条段部20の小径筒部側に仮置き台21を設けているため、一人の作業者により貫通穴Hの一方側よりグロメット10の小径筒部11の挿入作業を行い、該挿入作業後に貫通穴Hの他方側に移動して、小径筒部11の引張作業を行う場合、挿入作業後から引張作業開始までの間、グロメット10の仮置き台21の外側傾斜面21dを貫通穴Hの内周面Haに載置して仮置き保持でき、貫通穴Hへの装着途中のグロメット10を大きく傾斜させることなく安定して仮置きしておくことができる。かつ、この仮置き状態で、仮置きされる下方側と対向する上方側では車体係止凹部14を越えない位置の拡径筒部13の外周面13aが貫通穴Hの内周面Haと接触する位置となるように設定しているため、他方からの引張作業時に車体係止凹部14の一部が貫通穴Hの内周面Haに装着されない状態で室内側に移動されることを確実に防止でき、グロメット10の環状の車体係止凹部14の全体を貫通穴Hの全周縁に係止することができる。
また、グロメット10が大きな傾斜角度で斜め挿入されると、仮置き台21の平坦面21fが貫通穴Hの周縁と干渉して挿入できなくなるため、作業者は挿入できるように挿入姿勢を真っすぐにせざるを得ず、斜め挿入することを防止できる。
さらに、突条段部20の間の各窪み部26が折り畳まれるように溝22、23を設けているため、周方向で均等に縮径され、かつ、溝25により傾斜壁14cを車体係止凹部14内に倒れこみやすくしているため、低挿入力でグロメット10を車体パネルPの貫通穴Hに係止することができる。
また、仮置き台21と小径筒部11とは溝24で分離しているため、小径筒部11をワイヤハーネスの配索に応じて屈曲させる場合に容易に屈曲させることができる。かつ、ワイヤハーネスからの引っ張り力が仮置き台21および突条段部20に伝わるのを遮断でき、グロメットの車体係止凹部14が貫通穴Hから外れる方向へ引っ張られるのを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、突条段部20の個数は6本でも良いし、10本でもよい。
また、拡径筒部の大径側の分割小径筒部を無くしてもよいが、車体パネルの貫通穴にグロメットを装着した後の脱落を考慮すると、分割径筒部を設けてワイヤハーネスとテープ巻き固定しておくことが好ましい。また、グロメットにオプション部品用のケーブル挿通筒部を設けてもよい。さらに、貫通穴が楕円形状をなし、拡径筒部も断面楕円形状となるグロメットにも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施形態のグロメットの斜視図である。 前記グロメットの軸線方向の断面図である。 前記グロメットを小径筒部側から見た側面図である。 (A)(B)はグロメットが真っすぐな挿入姿勢の場合の説明図である。 (A)(B)はグロメットの挿入作業後から引張作業前までの間での仮置き状態の説明図である。 (A)(B)はグロメットが斜め挿入姿勢の場合の説明図である。 従来のグロメットを示す図面である。 従来の問題点を示す図面である。 (A)(B)はグロメットが斜め挿入姿勢となる場合の説明図である。
符号の説明
P 車体パネル
H 貫通穴
10 グロメット
11 小径筒部
13 拡径筒部
14 車体係止凹部
14a 垂直壁
14b 溝
14c 傾斜壁
20 突条段部
21 仮置き台
21a 第一斜辺
21b 頂辺
21c 第二斜辺
21d 外側傾斜面
P1 連続端
P2 連続位置
P3 接触位置
P4 傾斜壁先端

Claims (4)

  1. 自動車用ワイヤハーネスに外装した状態で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマー製からなり、小径筒部と、該小径筒部の一端に連続する拡径筒部と、該拡径筒部の大径側の外周面に環状の車体係止凹部を備え、前記車体パネルの一面側から前記小径筒部側を前記貫通穴に挿入して貫通させた後に該車体パネルの他面側から貫通させた前記小径筒部を引っ張って前記車体係止凹部を車体パネルに係止するグロメットであって、
    前記拡径筒部の外周面に周方向に間隔をあけて、前記小径筒部から車体係止凹部へ軸線方向に延在する複数の突条段部を設け、これら各突条段部の小径筒部側端の外面から前記小径筒部の外周面に隙間あけて仮置き台を突設し、該仮置き台は第一斜辺が前記小径筒部の外周面と隙間をあけて対向しており、頂辺は前記軸線方向と直交方向の面であり、前記第一斜辺と対向する外側の第二斜辺は外側傾斜面となり、該外側傾斜面が前記突条段部の外面に連続し、これら複数の仮置き台で前記小径筒部の外周面を周方向に間隔をあけて囲むように配置し、
    前記貫通穴へ小径筒部を挿入した状態で下方側に位置する前記仮置き台の前記外側傾斜面が貫通穴の内周面に保持されて前記小径筒部が他面側より引き込まれるまで仮置き保持可能とし、かつ、該仮置き状態で上方側の前記車体係止凹部を越えない位置に貫通穴の周縁を接触させる設定としていることを特徴とするグロメット。
  2. 各前記仮置き台の外側傾斜面が前記突条段部の外面に連続する連続位置は、当該グロメットの中心軸線が車体パネルの貫通穴の中心軸線と一致する向きで該グロメットを前記貫通穴に挿通した時に、該貫通穴の内面との接触点となる位置から前記小径筒部との連続端までの全長に対して前記小径筒部端から1/2〜1/3の範囲内にある請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記突条段部は周方向に4本以上10本以下であり、各突条段部から突出する前記仮置き台も4本以上10本以下で、周方向に一定ピッチで設けている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 前記車体係止凹部は拡径筒部の大径端側の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を溝を挟んで備え、傾斜壁を内方に撓ませて上記貫通穴を通過させる形状とし、かつ、 前記拡径筒部の外周面に設ける突条段部は小径筒部との連続端より突出させると共に前記車体係止凹部の傾斜壁の突出端まで延在させ、各突条段部の周方向の幅は同一として軸線方向に延在し、該突条段部の突出量は、当該グロメットの中心軸線が車体パネルの貫通穴の中心軸線と一致する向きで前記貫通穴への挿通時に該貫通穴の内面との接触点となる位置で変え、該接触点から車体係止凹部の傾斜壁先端までは突出量を次第に減少して突条段部の外面を軸線方向と平行として、傾斜壁先端に連続させている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグロメット。
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