JP2022112533A - グロメット、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネスの取付方法 - Google Patents

グロメット、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネスの取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率の向上を図り、かつ止水性能を確保すること。【解決手段】グロメット1は、取付パネル100に形成された貫通孔101に装着されて止水する環状の止水部11Aと、止水部11Aを貫通する複数の筒部12と、各筒部12を当該複数の筒部12の並びに沿って連通して各筒部12の筒内12Aを1つに繋ぐ連通部13と、各筒部12のそれぞれの筒内12Aに配索材Wが挿通された状態で全ての筒部12、及び、連通部13を周囲から内側に押圧し各筒部12の内周面を各配索材Wの外周面に押し付ける押付部材30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、グロメット、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネスの取付方法に関する。
例えば、特許文献1には、金属パイプ内に電線を通しているパイプハーネスを車体に取付る機能と、パイプハーネスにグロメットを外嵌固定する機能を備えるクランプが開示されている。このクランプは、一対の半円弧状内面を有する2つの部分を連結する薄肉ヒンジと、各部分の分割端側に設けて互いに係止する係止部、及び、被係止部と、各部分のいずれか一方に設けた車体固定部と、各部分の半円弧状内面に設けた周方向のグロメット固定用突起と、を備えている。そして、クランプは、パイプハーネスに外嵌するゴムまたはエラストマーからなるグロメットの筒部に各部分を被せ、グロメットの筒部の外周面の全周に各部分のグロメット固定用突起を押し当て固定する。
特開2013-67292号公報
上述の特許文献1の発明は、複数の電線を通す金属パイプ(パイプハーネス)の外周にグロメットの筒部が外装され、グロメットの筒部の外周面の全周にクランプの各部分のグロメット固定用突起を押し当てて止水を行う。しかし、特許文献1の発明は、複数の電線の端部がコネクタに接続される場合、各電線を金属パイプに通してから車両においてコネクタに接続する作業となる。このため、特許文献1の発明では、配索の作業工数が多くなり作業時間がかかり、かつ狭い車両での作業であり作業性が悪い。また、特許文献1の発明は、グロメット部分において複数の電線の間に生じる隙間の止水については考慮されていない。一般に、複数の電線の間に生じる隙間の止水はシリコン製の止水液を流し込んで固めて行うが、隙間がより大きくなる太径の電線に対しては、止水液で隙間の止水を十分に行うことは難しい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、作業効率の向上を図り、かつ止水性能を確保することができるグロメット、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネスの取付方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に装着されて止水する環状の止水部と、前記止水部を貫通する複数の筒部と、各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する複数の配索材と、各前記配索材を纏める態様で設けられるグロメットと、を有し、前記グロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部を貫通する複数の筒部と、各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、を備える。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの取付方法は、導電性を有する複数の配索材と、各前記配索材が纏めて接続されるコネクタと、各前記配索材を纏める態様で設けられるグロメットと、を有し、前記グロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部を貫通する複数の筒部と、各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、を備える、ワイヤハーネスの取付方法であって、前記グロメットにおいて1つに繋がれた各前記筒部を纏めて拡張する工程と、拡張された各前記筒部に対して前記コネクタ、及び、各前記配索材を挿通する工程と、前記押付部材により各前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける工程と、を含む。
本発明に係るグロメット、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネスの取付方法は、作業効率の向上を図り、かつ止水性能を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るグロメットの分解斜視図である。 図2は、実施形態に係るグロメットの分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスの側断面図である。 図4は、実施形態に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスの拡大正面図である。 図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付手順を表すフローチャートである。 図6は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付手順を表す部分斜視図である。 図7は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付手順を表す部分斜視図である。 図8は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付手順を表す部分斜視図である。 図9は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付後の側断面図である。 図10は、実施形態に係るワイヤハーネスの取付後の拡大正面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、及び、図2に示す本実施形態のグロメット1は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる配索材Wの複数がコネクタ200(図8参照)等で各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに設けられ当該配索材Wが挿通されるグロメット1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、樹脂テープ、プロテクタ等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。配索材Wは、例えば、電線によって構成される。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。ここでは、配索材Wは、例えば、高圧系に用いられる太物の電線が用いられる。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ200等を介して各種機器が電気的に接続される。
そして、グロメット1は、取付対象である取付パネル100に形成された貫通孔101を介して当該取付パネル100を境界にして区画される2つの空間に渡って配索材Wを配索する際に当該貫通孔101に適用されるものである。取付パネル100は、例えば、車両のボデー等を構成する金属板であり、貫通孔101は、当該取付パネル100を板厚方向に沿って貫通する。取付パネル100を境界にして区画される2つの空間とは、典型的には、車内空間(例えば、キャビン)と車外空間(例えば、エンジンコンパートメント)である。そして、グロメット1は、当該ワイヤハーネスWHの配索材Wが挿通され当該配索材Wの周囲に外装された状態で貫通孔101に組み付けられることで、貫通孔101を通る配索材Wを保護すると共に当該貫通孔101を止水(防水)するものである。グロメット1は、貫通孔101の防水の他、防塵、遮音等の機能も有する。以下、各図を参照してグロメット1の構成について詳細に説明する。
なお、以下の説明では、便宜的に互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「軸線方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、典型的には、相互に直交する。ここでは、軸線方向Xは、上述した取付パネル100の板厚方向に相当し、貫通孔101に対する配索材W、グロメット1の挿通方向に相当する。言い換えれば、軸線方向Xは、グロメット1に挿通された配索材Wの延在方向に沿う方向である。幅方向Y、高さ方向Zは、取付パネル100の延在方向に相当する。ここでは、説明をわかり易くするため便宜的に、配索材Wが軸線方向Xに沿って直線状に配索されるものとして説明するが、これに限らず、グロメット1が取付パネル100に取付られた状態で、グロメット1に挿通された配索材Wが軸線方向Xから外れるように一部で屈曲や湾曲されて設けられるものであってもよい。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、グロメット1が取付パネル100に組み付けられた状態での方向として説明する。
本実施形態のグロメット1は、図1乃至図3に示すように、グロメット本体10、グロメットインナ20、及び、押付部材30を含む。
グロメット本体10は、本体部11、筒部12、連通部13、及び、可撓部14を含んで構成され、これらが一体となって弾性体として形成される。グロメット本体10は、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマー等、剛性が低く高い可撓性を有する絶縁性の弾性樹脂材料(例えば、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等)により形成される。
本体部11は、取付パネル100の貫通孔101に装着された状態で当該貫通孔101を止水すると共に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。本体部11は、止水部11A、及び、閉塞部11Bを含んで構成され、全体としてドーム状に形成される。
止水部11Aは、取付パネル100の貫通孔101の周りを囲むように環状に形成される。止水部11Aは、取付パネル100の軸線方向Xに向く一方の面として構成される被止水面102に対して接触し、当該被止水面102との間を止水する部分である。本実施形態の止水部11Aは、第一リップ部11Aaと、第二リップ部11Abとを含んで構成される。第一リップ部11Aaは、先端が被止水面102に向くように舌状に形成されて止水部11Aの環状に沿う環状の外周部として形成される。第二リップ部11Abは、先端が被止水面102に向くように舌状に形成されて止水部11Aの環状に沿う環状の内周部として形成される。第一リップ部11Aaと第二リップ部11Abとは、互いに基端が一体に繋がっている。第一リップ部11Aa、第二リップ部11Abは、グロメット1が貫通孔101に装着された状態で、弾性変形によって貫通孔101の周縁の被止水面102に密着し、貫通孔101の全周縁をシールするよう構成される。
閉塞部11Bは、止水部11Aにおいて第一リップ部11Aa、及び、第二リップ部11Abの基端に一体に繋がって形成され、止水部11Aの環状を塞ぐように形成される。従って、閉塞部11Bは、止水部11Aが密着する取付パネル100の被止水面102側において、止水部11Aと共に貫通孔101を覆って塞ぐように構成される。なお、図3に示すように、本体部11の内面において、閉塞部11Bと止水部11Aとの間には、環状に連続する溝部11Cが形成される。
筒部12は、図1、及び、図2に示すように、本体部11と一体で略円筒形状である筒状に形成され、内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される。筒部12は、閉塞部11Bに対して一体に設けられる。筒部12は、取付パネル100の被止水面102から離れように閉塞部11Bから軸線方向Xに沿って延在し、閉塞部11Bを貫通するように構成される。従って、筒部12に挿通された配索材Wは、本体部11を貫通して配置される。この筒部12は、複数が並んで形成される。本実施形態の筒部12は、2本が幅方向Yに沿って並んで形成される。1本の筒部12は、1本の配索材Wを挿通する。1本の配索材Wは、典型的には、1本の電線として構成される。
筒部12は、その内周面12Bにおいて筒内12Aに向けて突出し、円筒形状の周方向に沿ってリブ12Cが形成される。リブ12Cは、筒部12の延在方向である軸線方向Xに複数形成される。本実施形態では、リブ12Cは、閉塞部11Bから離れて延在する筒部12の先端と、延在する途中の計3か所に形成される。
連通部13は、複数の筒部12を繋ぐように形成される。連通部13は、各筒部12を、複数の筒部12の並びに沿って連通する。連通部13は、複数の筒部12の筒内12Aを1つの環として繋ぐ。具体的に、連通部13は、図3、及び、図4に示すように、高さ方向Zで対向する一対の連通壁13Aと、対向する連通壁13Aの内壁面13C間に形成される連通孔13Bと、を含み構成される。各連通壁13Aは、複数の筒部12の並び方向において各筒部12を連通するように幅方向Yに沿って設けられる。各連通壁13Aは、筒部12が延在する軸線方向Xに沿って筒部12と同様に延在して形成される。連通壁13Aは、略円筒形状の複数の筒部12の外周面12Dに対してくびれた形状に形成され、各筒部12の一部を連通する。連通壁13Aは、対向する一対の内壁面13Cの高さ方向Zの間隔が、筒部12の並び方向(ここでは幅方向Y)の中央側において並び方向の端側よりも広く形成される。つまり、図4に示すように、連通部13において、一対の内壁面13Cは、筒部12の並び方向の中央側における間隔G1が並び方向の端側における間隔G2より広くなるようにやや湾曲して形成される。さらに言い換えれば、一対の内壁面13Cは、筒部12の並び方向に沿って中央側から両端側に行くにしたがって高さ方向Zに沿って徐々に接近するようにやや湾曲して形成される。連通孔13Bは、各連通壁13Aの対向する内壁面13Cを分断するように設けられ、軸線方向Xに連続して形成されることで、複数の筒部12の筒内12Aを1つの環として繋ぐ。
可撓部14は、図3に示すように、筒部12、及び、連通部13を囲むように設けられ、筒部12、及び、連通部13と、閉塞部11Bとを繋ぐように形成される。可撓部14は、蛇腹状に形成されて、幅方向Y、高さ方向Z、及び、軸線方向Xに撓むことを許容される。
グロメットインナ20は、グロメット本体10が装着されると共に内側に配索材Wが挿通され、取付パネル100の貫通孔101の縁に沿って嵌合可能な部材である。グロメットインナ20は、図1、及び、図2に示すように、本体部21、爪部22、及び、鍔部23を含んで構成される。グロメットインナ20は、本体部21、爪部22、及び、鍔部23が一体となってグロメット本体10より高剛性の剛体として形成される。グロメットインナ20は、例えば、グロメット本体10よりも剛性の高いポリプロピレン(PP)等の合成樹脂材により形成される。本体部21は、取付パネル100の貫通孔101の形状に沿って軸線方向Xに延びる筒状に形成され、当該筒状が第一部材21Aと第二部材21Bとに分割して形成される。第一部材21A、及び、第二部材21Bは、対称形状に形成され、相互の爪21Aa,21Baと孔21Ab,21Bbとが嵌め合うことで筒状を形成する。爪部22は、本体部21の第一部材21A、及び、第二部材21Bの外周面から外側に突出して形成される。爪部22は、取付パネル100の貫通孔101の縁に引っ掛かるように設けられ、本体部21を貫通孔101の縁に装着する。鍔部23は、本体部21の筒状の一端において本体部21の外側に向けて延在し、かつ本体部21の筒状に沿って周方向に連続して設けられる。鍔部23は、本体部21の第一部材21A、及び、第二部材21Bと共に分割して形成される。鍔部23は、グロメット本体10の本体部11に形成された溝部11Cに挿入する。このグロメットインナ20は、鍔部23がグロメット本体10の本体部11の溝部11Cに挿入された状態で、第一部材21A、及び、第二部材21Bを嵌め合わせて筒状に形成し、この状態で爪部22を取付パネル100の貫通孔101の縁に引っ掛けることで、図3に示すように、グロメット本体10を伴って取付パネル100の貫通孔101に装着される。グロメットインナ20によって取付パネル100の貫通孔101に装着されたグロメット本体10は、止水部11Aの第一リップ部11Aa、及び、第二リップ部11Abが取付パネル100の被止水面102に接触して止水性能を発揮する。なおここでは、第一部材21Aと第二部材21Bとは、別体に形成されるものとして説明したが、相互に開閉可能なようにヒンジ形状で連結されて形成されてもよい。
押付部材30は、グロメット本体10の筒部12、及び、連通部13の周囲に装着される部材である。押付部材30は、グロメット本体10より高剛性の剛体として形成される。押付部材30は、例えば、グロメット本体10よりも剛性の高いポリプロピレン(PP)等の合成樹脂材により形成される。押付部材30は、図1、及び、図2に示すように、各筒部12、及び、連通部13の外周面12D,13D(図4参照)を囲むように筒状に形成され、当該筒状が第一部材30Aと第二部材30Bとに分割して形成される。第一部材30A、及び、第二部材30Bは、対称形状に形成され、相互の爪30Aa,30Baと鍔30Ab,30Bbとが嵌め合うことで筒状を形成する。押付部材30は、筒状に形成されることで、グロメット本体10の筒部12、及び、連通部13を周囲から内側に押圧する。係る押圧に際し、押付部材30は、筒状押圧部30C、及び、突出押圧部30Dを含み構成される。筒状押圧部30C、及び、突出押圧部30Dは、第一部材30Aと第二部材30Bとに分割して形成される。筒状押圧部30Cは、グロメット本体10の各筒部12の周りを囲むように筒状に形成され、第一部材30Aと第二部材30Bとに筒状が略半分に分割される。第一部材30A、及び、第二部材30Bの筒状押圧部30Cは、各筒部12の周りを囲む半円形状のリブ30Caとして形成される。筒状押圧部30Cを形成するリブ30Caは、筒部12の延在方向である軸線方向Xにおいて複数設けられる。本実施形態では、筒状押圧部30Cを形成するリブ30Caは、軸線方向Xにおいて3か所に形成される。突出押圧部30Dは、グロメット本体10の連通部13の外側に配置され、第一部材30Aと第二部材30Bとに分かれて形成される。連通部13は、上述したように略円筒形状の複数の筒部12の外周面12Dに対して外周面13Dがくびれた形状に形成され、この連通部13の外側に配置される突出押圧部30Dは、連通部13の外周面13Dのくびれた形状に差し込まれるように複数の筒状押圧部30Cの間で突出して形成される。突出押圧部30Dは、連通部13の外周面13Dのくびれた形状に差し込まれるリブ30Daとして形成される。突出押圧部30Dを形成するリブ30Daは、連通部13を押圧する面が、複数の筒部12の並び方向である幅方向Yにおいて平坦に連続して形成される。突出押圧部30Dを形成するリブ30Daは、筒部12の延在方向である軸線方向Xにおいて複数設けられる。本実施形態では、突出押圧部30Dを形成するリブ30Daは、軸線方向Xにおいて3か所に形成される。突出押圧部30Dを形成するリブ30Daは、筒状押圧部30Cを形成するリブ30Caと連続して形成される。なおここでは、第一部材30A、及び、第二部材30Bは、別体に形成されるものとして説明したが、相互に開閉可能なようにヒンジ形状で連結されて形成されてもよい。
ここで、図6乃至図10を参照し、上述したグロメット1を用いたワイヤハーネスWHの取付方法である取付手順について説明する。なお、図6は、筒部12、連通部13の部分を図示し、本体部11や可撓部14の部分を省略して図示している。
まず、図6に示すように、グロメット1において、連通部13により1つに繋がれた各筒部12を纏めて拡張する。筒部12の拡張は、拡張器300を用いる。拡張器300は、図示しない駆動装置と、駆動装置により互いに接近または離隔して移動する複数の移動部301と、各移動部301にそれぞれ固定された棒状の差込部302と、を含み構成される。拡張器300は、駆動装置により各移動部301が各差込部302を平行な状態として移動する。そして、拡張器300は、各移動部301を接近させて移動した状態で各差込部302が寄り添って配置され、この各差込部302を1つに繋がれた各筒部12に各差込部302を差し込んだ後、駆動装置により各移動部301を離隔させて移動する。すると、拡張器300は、互いに離隔した各差込部302により、1つに繋がれた各筒部12を纏めて拡張する。上記が図5に示す拡張工程(S1)である。
次に、図6に示すように、1つに拡張されて各筒部12の筒内12Aに、コネクタ200、及び、コネクタ200に接続された複数の配索材Wを挿通する。上記が図5に示す挿通工程(S2)である。
コネクタ200、及び、配索材Wを挿通した後は、図7に示すように、拡張器300による拡張をやめて各筒部12、及び、連通部13をもとの形状に戻す。
次に、図7、及び、図8に示すように、押付部材30により各筒部12、及び、連通部13を周囲から内側に高さ方向Zに押圧し各筒部12の内周面12Bを各配索材Wの外周面に押し付ける。押付部材30は、分割された第一部材30A、及び、第二部材30Bを有することで、各筒部12に挿通されている配索材Wを自身の筒状内に通すことができる。この押付部材30は、第一部材30A、及び、第二部材30Bが対称形状に形成されているため、同一部材の成形によって得ることができる。上記が図5に示す押し付け工程(S3)である。
その後、配索材Wが筒状の中を通るように、グロメットインナ20の第一部材21A、及び、第二部材21Bをグロメット本体10に組み付け、第一部材21A、及び、第二部材21Bを嵌め合わせる。グロメットインナ20は、分割された第一部材21A、及び、第二部材21Bを有することで、グロメット本体10の溝部11Cに容易に挿入できる。また、グロメットインナ20は、分割された第一部材21A、及び、第二部材21Bを有することで、配策材Wを避けてグロメット本体10に容易に嵌め合わせることができる。このグロメットインナ20は、第一部材21A、及び、第二部材21Bが対称形状に形成されているため、同一部材の成形によって得ることができる。ここまでの手順により、コネクタ200に接続された複数の配策材Wにグロメット1が取り付けられたワイヤハーネスWHとして構成される。
さらにその後、配策材Wのコネクタ200が接続されている端部とは反対の端部を、取付パネル100の貫通孔101に挿通し、グロメットインナ20の本体部21を取付パネル100の貫通孔101に嵌合させる。この結果、グロメットインナ20は、鍔部23がグロメット本体10の本体部11の溝部11Cに挿入された状態で、爪部22が取付パネル100の貫通孔101の縁に引っ掛かることで、グロメット本体10を伴って取付パネル100の貫通孔101に装着される。
以上で説明したように、本実施形態のグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に装着されて止水する環状の止水部11Aと、止水部11Aを貫通する複数の筒部12と、各筒部12を当該複数の筒部12の並びに沿って連通して各筒部12の筒内12Aを1つに繋ぐ連通部13と、各筒部12のそれぞれの筒内12Aに配索材Wが挿通された状態で全ての筒部12、及び、連通部13を周囲から内側に押圧し各筒部12の内周面12Bを各配索材Wの外周面に押し付ける押付部材30と、を備える。
このグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHによれば、それぞれ配索材Wが挿通された各筒部12の筒内12Aが連通部13で1つに繋がれていることで、複数の配索材Wが接続されたコネクタ200を各配索材Wと共に各筒部12の筒内12Aに纏めて挿通することができる。このため、このグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHによれば、複数の配索材Wをそれぞれ筒部12に通してからコネクタ200に接続する必要が無くなる。この結果、このグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHによれば、配索の作業工数を少なくでき作業効率を向上できる。しかも、このグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHによれば、押付部材30によって各筒部12の内周面12Bを各配索材Wの外周面に押し付けるため、止水性能を確保できる。
また、本実施形態のグロメット1では、連通部13は、複数の筒部12の外周面12Dに対してくびれた形状に形成され、押付部材30は、それぞれ筒部12を押圧する複数の筒状押圧部30C、及び、複数の筒状押圧部30Cの間に位置し連通部13を押圧する突出押圧部30Dを含む。
このグロメット1によれば、押付部材30が、各筒状押圧部30Cで各筒部12の外周面12Dを押圧して各筒部12を各配索材Wの外周面に押し付けて止水し、かつ突出押圧部30Dで複数の筒部12の外周面12Dに対してくびれた形状に形成された連通部13を押圧して連通部13が設けられた各筒部12の間を止水する。このように、このグロメット1によれば、押付部材30は、筒状押圧部30Cで筒部12と配索材Wとの間を止水でき、突出押圧部30Dで各筒状押圧部30Cの間を止水できる。この結果、このグロメット1によれば、止水性能を確保できる。
また、本実施形態のグロメット1では、連通部13は、突出押圧部30Dによる押圧方向(高さ方向Z)に対向する一対の内壁面13Cの当該押圧方向に沿った間隔が、筒部12の並び方向の中央側において並び方向の端側よりも広く形成されており、突出押圧部30Dは、前記並び方向において、平坦に形成されている。
このグロメット1によれば、筒部12の並び方向において平坦に形成された突出押圧部30Dにより押圧される連通部13において、押圧方向に沿った間隔の差により、筒部12の並び方向の中央側が並び方向の端側よりも押圧のストロークが大きくなる。このため、このグロメット1によれば、連通部13は、筒部12の並び方向の中央側で押圧量が大きく、その分だけ中央側が筒部12に近い並び方向の両端側に向けて変形する。この結果、このグロメット1によれば、連通部13を均等に押圧することができる。具体的に、このグロメット1によれば、連通部13の対向する連通壁13Aが押しムラなく均等に押圧されて各連通壁13Aの密着度が増すため、連通孔13Bが隙間なく閉塞され、止水性能を向上できる。しかも、このグロメット1によれば、突出押圧部30Dが筒部12の並び方向において平坦に形成されていることで、連通部13が平坦になるように押圧される平坦面で密着するため、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のグロメット1では、図4に示すように、各筒部12は、押付部材30による押圧前の形状が配索材Wの外周面の形状に対して広がって形成され、図10に示すように、押付部材30による押圧に伴って配索材Wの外周面の形状に沿うように変形する。
このグロメット1は、具体的に、各筒部12は、図4に示すように、連通部13から最も離れた部分を基点12Eとして、当該基点12Eから並び方向(幅方向Y)に沿って連通部13に近づくに連れて押付方向である高さ方向Zで離れるように広がって形成されている。従って、押付部材30により押圧された場合、筒部12は、内周面12Bが配索材Wの外周面に接触するように変形し、配索材Wの外周面の形状に沿うよう形状となる。この結果、このグロメット1によれば、筒部12の内周面12Bが配索材Wの外周面に対して均等に押圧されるように変形するため、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のグロメット1では、押付部材30は、各筒部12押圧するリブ30Caと、連通部13を押圧するリブ30Daとを含む。
このグロメット1によれば、押付部材30が、各筒部12を押圧するリブ30Caを含むことで、筒部12の内周面12Bが配索材Wの外周面に押圧された際の密着度が増すため、止水性能を向上できる。しかも、このグロメット1によれば、押付部材30が、連通部13を押圧するリブ30Daを含むことで、連通部13の密着度が増すため、止水性能を向上できる。
なお、本実施形態のグロメット1では、筒部12は、内周面12Bにリブ12Cが筒部12の延在する軸線方向Xに複数形成されている。そして、本実施形態のグロメット1では、筒部12の複数のリブ12Cに対し、押付部材30は、複数のリブ30Caが軸線方向Xで互い違いとなるようにして筒部12を押圧することが好ましい。このようにすることで、このグロメット1によれば、筒部12の内周面12Bのリブ12Cを配索材Wの外周面に対して効果的に押し付けることができ、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のワイヤハーネスWHの取付方法は、グロメット1において1つに繋がれた各筒部12を纏めて拡張する工程と、拡張された各筒部12に対してコネクタ200、及び、各配索材Wを挿通する工程と、押付部材30により各筒部12、及び、連通部13を周囲から内側に押圧し各筒部12の内周面12Bを各配索材Wの外周面に押し付ける工程と、を含む。
このワイヤハーネスWHの取付方法によれば、複数の配索材Wが接続されたコネクタ200を各配索材Wと共に各筒部12の筒内12Aに纏めて挿通するため、複数の配索材Wをそれぞれ取付パネル100に形成された貫通孔101に通し、さらに筒部12に通してから車内においてコネクタ200に接続する必要が無くなる。この結果、このグロメット1によれば、配索の作業工数を少なくでき作業効率を向上できる。しかも、このグロメット1によれば、押付部材30によって各筒部12の内周面12Bを各配索材Wの外周面に押し付けるため、止水性能を確保できる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るグロメット1、ワイヤハーネスWH、及び、ワイヤハーネスWHの取付方法は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。また、本実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
以上の説明では、配索材Wは、高圧系に用いられる太物の電線によって構成されるものとして説明したがこれに限らず、金属棒、電線束等によって構成されてもよい。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、電線を束ねたものである 。
1 グロメット
11A 止水部
12 筒部
12A 筒内
12B 内周面
12C リブ
12D 外周面
13 連通部
13C 内壁面
13D 外周面
30 押付部材
30C 筒状押圧部
30Ca リブ
30D 突出押圧部
30Da リブ
100 取付パネル
101 貫通孔
200 コネクタ
W 配索材
WH ワイヤハーネス

Claims (7)

  1. 取付パネルに形成された貫通孔に装着されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部を貫通する複数の筒部と、
    各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、
    各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、
    を備える、グロメット。
  2. 前記連通部は、前記複数の筒部の外周面に対してくびれた形状に形成され、
    前記押付部材は、それぞれ前記筒部を押圧する複数の筒状押圧部、及び、前記複数の筒状押圧部の間に位置し前記連通部を押圧する突出押圧部を含む、
    請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記連通部は、前記突出押圧部による押圧方向に対向する一対の内壁面の当該押圧方向に沿った間隔が、前記並び方向の中央側において前記並び方向の端側よりも広く形成されており、
    前記突出押圧部は、前記並び方向において、平坦に形成されている、
    請求項2に記載のグロメット。
  4. 各前記筒部は、前記押付部材による押圧前の形状が前記配索材の外周面の形状に対して広がって形成され、前記押付部材による押圧に伴って前記配索材の外周面の形状に沿うように変形する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 前記押付部材は、各前記筒部を押圧するリブと、前記連通部を押圧するリブとを含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のグロメット。
  6. 導電性を有する複数の配索材と、
    各前記配索材を纏める態様で設けられるグロメットと、
    を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部を貫通する複数の筒部と、
    各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、
    各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、
    を備える、ワイヤハーネス。
  7. 導電性を有する複数の配索材と、
    各前記配索材が纏めて接続されるコネクタと、
    各前記配索材を纏める態様で設けられるグロメットと、
    を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部を貫通する複数の筒部と、
    各前記筒部を当該複数の筒部の並びに沿って連通して各前記筒部の筒内を1つに繋ぐ連通部と、
    各前記筒部のそれぞれの筒内に配索材が挿通された状態で全ての前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける押付部材と、
    を備える、ワイヤハーネスの取付方法であって、
    前記グロメットにおいて1つに繋がれた各前記筒部を纏めて拡張する工程と、
    拡張された各前記筒部に対して前記コネクタ、及び、各前記配索材を挿通する工程と、
    前記押付部材により各前記筒部、及び、前記連通部を周囲から内側に押圧し各前記筒部の内周面を各前記配索材の外周面に押し付ける工程と、
    を含む、ワイヤハーネスの取付方法。
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