JP7110258B2 - グロメット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、グロメット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両に搭載される従来のグロメットとして、例えば、特許文献1には、配索材(ワイヤハーネス)が挿通されるパネル(隔壁)に形成された貫通孔に取り付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、パネルの面に押圧させるリップ部と、リップ部の外周位置に設けられて内部を真空状態としてパネルに吸着させる吸盤部と、を有している。
特開平9-322361号公報
上述の特許文献1に記載のようなグロメットでは、吸盤部がパネルに吸着しているため、水圧やガタ付きによりパネルから外れることを防いでいる。しかしながら、例えば、過度の水圧により吸盤部が外れた場合には、当該水圧をリップ部で受けることになり、止水効果が得られないおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、止水性能を向上することのできるグロメット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、を備え、前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側面に当接可能で環状に形成された第一当接部と、前記第一当接部の径方向外側に設けられて前記一側面に当接可能で環状に形成された第二当接部と、前記第一当接部と前記第二当接部との間にて環状に形成された溝部と、前記溝部の内部の周壁に形成された凹凸部と、を有する。
また、上記グロメットでは、前記凹凸部は、前記溝部の内部において径方向内側に延びる凹部により形成されているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記凹部は、前記溝部の溝底に沿って形成されているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記凹凸部は、前記溝部の環状に沿って環状に形成されているものとすることができる。
また、上記グロメットでは、前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の他側面に当接可能で環状に形成されて前記第一当接部と軸線方向で対向する第三当接部をさらに有するものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に設けられるグロメットと、を有し、前記グロメットは、取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、を備え、前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側面に当接可能で環状に形成された第一当接部と、前記第一当接部の径方向外側に設けられて前記一側面に当接可能で環状に形成された第二当接部と、前記第一当接部と前記第二当接部との間にて環状に形成された溝部と、前記溝部の内部の周壁に形成された凹凸部と、を有する。
本発明に係るグロメット、及び、ワイヤハーネスは、例えば、過度の水圧により第二当接部を超えて溝部に水が浸入した場合、溝部の内部の周壁に形成された凹凸部により水圧を低下させ、第一当接部を超えることを防ぐ。この結果、グロメット、ワイヤハーネスは、止水性能を向上できる。
図1は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す断面図である。 図2は、実施形態に係るグロメットが適用されるワイヤハーネスの概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るグロメットの部分拡大断面図である。 図4は、実施形態に係るグロメットの部分拡大断面図である。 図5は、実施形態に係るグロメットの作用を示す部分拡大断面図である。 図6は、実施形態に係るグロメットの変形例の部分拡大断面図である。 図7は、実施形態に係るグロメットの変形例の部分拡大断面図である。 図8は、実施形態に係るグロメットの変形例の部分拡大断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1及び図2に示す本実施形態のグロメット1は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに設けられ当該配索材Wが挿通されるグロメット1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、樹脂テープ、プロテクタ等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ等を介して各種機器が電気的に接続される。
そして、グロメット1は、取付対象である取付パネル100に形成された貫通孔101を介して当該取付パネル100を境界にして区画される2つの空間に渡って配索材Wを配索する際に当該貫通孔101に適用されるものである。取付パネル100は、例えば、車両のボデー等を構成する金属板であり、貫通孔101は、当該取付パネル100を板厚方向に沿って貫通する。取付パネル100を境界にして区画される2つの空間とは、典型的には、車内空間(例えば、キャビン)と車外空間(例えば、エンジンコンパートメント)である。そして、グロメット1は、当該ワイヤハーネスWHの配索材Wが挿通され当該配索材Wの周囲に外装された状態で貫通孔101に組み付けられることで、貫通孔101を通る配索材Wを保護すると共に当該貫通孔101を止水(防水)するものである。グロメット1は、貫通孔101の防水の他、防塵、遮音等の機能も有する。以下、各図を参照してグロメット1の構成について詳細に説明する。
なお、図1及び図2において、図2は、取付パネル100を省略している。そして、以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「軸線方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、典型的には、相互に直交する。ここでは、軸線方向Xは、上述した取付パネル100の板厚方向に相当し、貫通孔101に対する配索材W、グロメット1の挿通方向に相当する。言い換えれば、軸線方向Xは、グロメット1に挿通された配索材Wの延在方向に沿う方向である。幅方向Y、高さ方向Zは、取付パネル100の延在方向に相当する。ここでは、説明をわかり易くするため便宜的に、配索材Wが軸線方向Xに沿って直線状に配索されるものとして説明するがこれに限らず、グロメット1が取付パネル100に取り付けられた状態で、軸線方向Xが屈曲した方向とされ、当該グロメット1、及び、配索材Wが一部で屈曲されて設けられるものであってもよい。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、グロメット1が取付パネル100に組み付けられた状態での方向として説明する。また、貫通孔101の中心を通過する中心軸線Cは、取付パネル100の板面に対して直交し、軸線方向Xに沿って延びる。中心軸線Cに直交する方向を径方向といい、中心軸線Cから離れる側を径方向外側といい、中心軸線Cに近づく側を径方向内側という。
具体的には、本実施形態のグロメット1は、図1及び図2に示すように、内部に配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通され、取付パネル100の貫通孔101との間を止水可能なシール部材である。グロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30を含んで構成され、これらが一体となって弾性体として形成される。グロメット1は、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマー等、剛性が低く高い可撓性を有する絶縁性の弾性樹脂材料(例えば、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等)により形成される。グロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30の内部空間部が挿通空間部40として機能する。挿通空間部40は、配索材Wが挿通される空間部であり、軸線方向Xに沿って筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連続する。グロメット1は、筒部20、本体部10、及び、筒部30に渡って連通して形成される挿通空間部40に対して配索材Wが軸線方向Xに沿って挿通される。
本体部10は、貫通孔101に嵌合し当該貫通孔101を止水すると共に内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される部分である。本体部10は、第一隔壁部(閉鎖部)11、第二隔壁部(閉鎖部)12、及び止水部13を含んで構成される。
第一隔壁部11、第二隔壁部12は、軸線方向Xに沿って空間をあけ、軸線方向Xの一側及び他側にて対向し止水部13で一体化されている。止水部13は、第一隔壁部11、第二隔壁部12において径方向(中心軸線Cと直交する方向)の外側に位置する端部に環状に設けられた外周部である。第一隔壁部11と第二隔壁部12とは、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように止水部13の軸線方向Xの一側及び他側にそれぞれ配置される。第一隔壁部11と第二隔壁部12とは、止水部13により一体化された状態で、全体として内部が中空のドーム状に形成される。第一隔壁部11は、軸線方向Xの第二隔壁部12側とは反対側の面に筒部20が接続される。第二隔壁部12は、軸線方向Xの第一隔壁部11側とは反対側の面に筒部30が接続される。
第一隔壁部11は、図1及び図2に示すように、突起部51を構成する。突起部51は、筒部20の基端部22の周りを囲むように、中心軸線Cの周りに環状に形成された環状突起部51Aと、環状突起部51Aから径方向外側に延びて中心軸線Cの周りに複数設けられて放射状に位置する放射突起部51Bと、を有する。環状突起部51Aは、第一隔壁部11において、外側(第二隔壁部12とは軸線方向Xの反対側)に突出する。放射突起部51Bは、第一隔壁部11において、外側(第二隔壁部12とは軸線方向Xの反対側)に突出する外側放射突起部51Baと、内側(挿通空間部40側であって軸線方向Xにおいて第二隔壁部12に向く側)に突出する内側放射突起部51Bbと、を有する。放射突起部51Bは、本実施形態では、周方向に等間隔で、8箇所に位置する。本実施形態のグロメット1は、突起部50により、第一隔壁部11の強度を向上し、変形を抑制する。例えば、本実施形態のグロメット1は、突起部50により、配索材Wが、軸線方向Xに対して交差する方向に傾いた場合、本体部10の変形を抑制する。そして、本実施形態のグロメット1は、突起部50によって、第一隔壁部11が径方向に変形することを抑えることで、この変形が止水部13に伝わることを抑制し、止水部13の止水性を維持する。
止水部13は、図1に示すように、第一隔壁部11と第二隔壁部12とを、その間で一体化するように形成されている。止水部13は、第一隔壁部11から径方向外側に位置する。また、止水部13は、第二隔壁部12から径方向外側に位置する。止水部13は、取付パネル100の貫通孔101に挿入されて、貫通孔101との間を止水するシール部材である。止水部13は、貫通孔101の環状に合わせて中心軸線Cを中心とする環状に形成される。本実施形態において、貫通孔101は、円形状に形成されており、合わせて止水部13も円形状に形成される。止水部13の詳細については後述する。
筒部20、30は、図1及び図2に示すように、本体部10と一体で筒状に形成され、内部に軸線方向Xに沿って配索材Wが挿通される。
筒部20は、第一隔壁部11から軸線方向Xに沿って他方側(第二隔壁部12とは反対側)に突出するように形成される。筒部20は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部20は、第一隔壁部11より小径の円筒状に形成される。筒部20は、軸線方向Xの他方側の先端部21が開口し、一方側の基端部22が第一隔壁部11に接続される。筒部20は、先端部21が基端部22よりも直径が小さくなっている。筒部20は、先端部21の内周面にリップ部21aが形成されている。リップ部21aは、周方向に沿って環状に形成される襞状の止水部であり、軸線方向Xに沿って間隔をあけて複数設けられている。各リップ部21aは、筒部20の内部に配索材Wが挿通された状態で当該配索材Wの外表面に接触し当該外表面との間を止水する。
さらに、筒部20は、先端部21の開口する先端に切欠部23が形成されている。切欠部23は、先端部21の開口端から、中心軸線Cを中心とする周方向における幅が所定の幅で、軸線方向Xに沿って切り欠かれた部分になっている。切欠部23は、先端部21に対して、中心軸線Cを中心とする点対称となる2箇所に形成されている。切欠部23は、筒部20における先端部21の内部に配索材Wが挿通され、先端部21の外周に巻きテープ等が巻き回された状態で弾性変形して先端部21の内面を配索材Wの外表面に密着させ、当該配索材Wの全周をシールできるように機能する。
筒部30は、第二隔壁部12から軸線方向Xに沿って一方側(第一隔壁部11とは反対側)に突出するように形成される。筒部30は、中心軸線Cを中心とした円筒状に形成され、軸線方向Xに沿って延在する。筒部30は、第二隔壁部12より小径の円筒状に形成される。筒部30は、軸線方向Xの一方側の先端が開口し、他方側の基端が第二隔壁部12に接続される。筒部30は、延在する途中に蛇腹部31が形成されている。蛇腹部31は、軸線方向Xにおける筒部30の一部が蛇腹状に形成されることによって形成されている。即ち、蛇腹部31は、軸線方向Xにおける筒部30の一部が、軸線方向Xの一方向に向かうに従って、直径が大きくなる方向への変化と小さくなる方向への変化とが交互に入れ変わる形状で形成されている。筒部30は、蛇腹部31を有することにより、挿通された配索材Wの湾曲に伴って蛇腹部31の位置で容易に湾曲することが可能である。
さらに、筒部30は、先端に切欠部32が形成されている。切欠部23は、先端部21の開口端から、中心軸線Cを中心とする周方向における幅が所定の幅で、軸線方向Xに沿って切り欠かれた部分になっている。切欠部23は、筒部30に対して、中心軸線Cを中心とする点対称となる2箇所に形成されている。切欠部32は、筒部30の内部に配索材Wが挿通され、筒部30の先端の外周に巻きテープ等が巻き回された状態で弾性変形して筒部30の内面を配索材Wの外表面に密着させ、当該配索材Wの全周をシールできるように機能する。
ここで、止水部13の詳細を説明する。止水部13は、図3及び図4に示すように、第一当接部131と、第二当接部132と、溝部133と、挿入部134と、凹凸部135と、第三当接部136と、を有している。図3は、取付パネル100の貫通孔101に止水部13を挿入する前の形態を示し、図4は、取付パネル100の貫通孔101に止水部13を挿入した形態を示している。
第一当接部131は、取付パネル100の貫通孔101に止水部13を挿入した形態において、貫通孔101の周縁部の一側面101aに当接可能に設けられている。貫通孔101の周縁部の一側面101aとは、例えば、取付パネル100を境界にして区画される車外空間側に向く面である。第一当接部131は、貫通孔101の周縁部の一側面101aに先端が向くように軸線方向Xに延びて形成され、貫通孔101に沿って環状に形成されている。
第二当接部132は、取付パネル100の貫通孔101に止水部13を挿入した形態において、貫通孔101の周縁部の一側面101aに当接可能に設けられている。第二当接部132は、第一当接部131の径方向外側において、貫通孔101の周縁部の一側面101aに先端が向くように軸線方向Xに延びて形成され、貫通孔101に沿って環状に形成されている。また、第二当接部132は、リップ部132aを有している。リップ部132aは、貫通孔101の周縁部の一側面101aに当接し得る第二当接部132の先端から径方向外側及び軸線方向Xである貫通孔101の周縁部の一側面101aに向く側に延びて断面が舌状に形成されている。リップ部132aは、図4に示すように、第二当接部132が貫通孔101の周縁部の一側面101aに当接した状態で、一側面101aに沿って当接することで止水性を生じる。
溝部133は、第一当接部131と第二当接部132との間に設けられ、貫通孔101の周縁部の一側面101aに向けて開口し軸線方向Xに延びて有底に形成されている。溝部133は、貫通孔101に沿って環状に形成されている。溝部133を形成することで、第二当接部132は一側面101aに先端が向くように軸線方向Xに延びて形成される。
挿入部134は、第一当接部131の径方向内側に設けられた窪みであり、貫通孔101の周縁を受け入れるためのものである。即ち、挿入部134は、貫通孔101の周端が挿入される。挿入部134は、貫通孔101に沿って環状に形成されている。挿入部134は、径方向内側の奥部に、軸線方向Xに並ぶ2つの突起134aが形成されている。2つの突起134aは、図4に示すように、挿入部134に貫通孔101の周端が挿入された状態で、貫通孔101の周端に当接して弾性変形して挟み込み、当該貫通孔101の周端を支持する。挿入部134と溝部133を形成することで、第一当接部131は一側面101aに先端が向くように軸線方向Xに延びて形成される。
凹凸部135は、溝部133の内部に形成されている。図3及び図4に示す凹凸部135は、溝部133の径方向内側であって第一当接部131側の周壁に形成されている。凹凸部135は、溝部133の内部において径方向内側に延びる凹部135aにより形成されている。即ち、溝部133の第一当接部131側の周壁において、径方向内側に延びる凹部135aを形成することで、当該凹部135a以外の溝部133の第一当接部131側の周壁に対して径方向外側に突出する凸部135bが形成され、これにより凹凸部135が形成される。凹部135aは、溝部133の溝底に沿って径方向内側に延びて形成されている。また、凹凸部135は、溝部133と共に貫通孔101に沿って環状に形成されている。なお、凹凸部135は、貫通孔101に沿って断続して形成されていてもよい。
第三当接部136は、取付パネル100の貫通孔101に止水部13を挿入した形態において、貫通孔101の周縁部の他側面101bに当接可能に設けられている。貫通孔101の周縁部の他側面101bとは、例えば、取付パネル100を境界にして区画される車内空間側に向く面である。第三当接部136は、貫通孔101の周縁部の他側面101bに先端が向くように、挿入部134を形成することで軸線方向Xに延びて形成され、貫通孔101に沿って環状に形成されている。第三当接部136は、その先端が第一当接部131の先端に軸線方向Xで対向するように設けられている。即ち、第一当接部131と第三当接部136は、相互間で取付パネル100を挟むように設けられている。
上記のように構成されるグロメット1は、本体部10、筒部20、及び、筒部30の内部空間部である挿通空間部40に配索材Wを挿通するようにして当該配索材Wに装着された後、配索材Wの末端と共に筒部30側から貫通孔101に挿通される。そして、グロメット1は、本体部10の止水部13の挿入部134に貫通孔101の周端を挿入させ、挿入部134の2つの突起134aで貫通孔101の周端を食い込ませて挟むようにして本体部10が貫通孔101に嵌合されることで、取付パネル100に組み付けられる。このとき、止水部13は、貫通孔101の周縁部に当接して弾性変形した第一当接部131と第三当接部136とが相互間で貫通孔101の周縁部を挟み込んで密着する。また、止水部13は、貫通孔101の周縁部に当接して弾性変形した第二当接部132が貫通孔101の周縁部の一側面101aに密着し、かつ第二当接部132のリップ部132aが貫通孔101の周縁部の一側面101aに沿って当接して密着する。グロメット1は、この止水部13において、挿入部134が貫通孔101の周端を嵌合し、第一当接部131と第三当接部136とが貫通孔101の周縁部を挟み込んで密着し、第二当接部132及びリップ部132aが貫通孔101の周縁部の一側面101aに密着している。この構成により、グロメット1は、貫通孔101の全周縁部をシールすることができる。なお、グロメット1は、挿通空間部40に挿通された配索材Wと筒部20、30と配索材Wとに渡って巻きテープ等が巻き回されることで筒部20、30の開口を止水するようにしてもよい。このように、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に本体部10が嵌合することで当該貫通孔101を止水すると共に内部に配索材Wが挿通される。
ところで、上述したグロメット1において、取付パネル100に対し、貫通孔101の周縁部の一側面101aに過度の水圧が加わり、図5に示すように、第二当接部132及びリップ部132aの密着部分から水が浸入する場合を想定する。第二当接部132及びリップ部132aの密着部分から浸入した水は、第一当接部131が堰となるため、溝部133の内部に入り込む。溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変えつつ、凹凸部135を形成する凹部135aに至る。そして、水は、凹部135aの奥で折返して乱流を生じ、様々に衝突することで水圧が低下する。このように、グロメット1は、止水部13において、第二当接部132及びリップ部132aを超えて水が浸入した場合、溝部133の内部の凹凸部135により水圧を低下させ、浸入した水が第一当接部131を超えることを防ぐ。
このように、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHは、取付パネル100に形成された貫通孔101に挿入されて止水する環状の止水部13と、止水部13の径方向内側に張り出して止水部13の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部(第一隔壁部11及び第二隔壁部12)と、を備えている。そして、止水部13は、軸線方向Xにおいて貫通孔101の周縁部の一側面101aに当接可能で環状に形成された第一当接部131と、第一当接部131の径方向外側に設けられて一側面101aに当接可能で環状に形成された第二当接部132と、第一当接部131と第二当接部132との間にて環状に形成された溝部133と、溝部133の内部の周壁に形成された凹凸部135と、を有する。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、例えば、過度の水圧により第二当接部132を超えて溝部133に水が浸入した場合、溝部133の内部の周壁に形成された凹凸部135により水圧を低下させ、第一当接部131を超えることを防ぐ。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、凹凸部135は、溝部133の内部において径方向内側に延びる凹部135aにより形成されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHでは、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変え、凹部135aに至る。そして、水は、凹部135aの奥で折返して乱流を生じ、様々に衝突することで水圧が低下する。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、凹部135aは、溝部133の溝底に沿って形成されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHでは、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変えながら、凹部135aに至る。そして、水は、凹部135aの奥で折返して乱流を生じ、様々に衝突することで水圧が低下する。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、凹凸部135は、溝部133の環状に沿って環状に形成されている。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHでは、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の環状に沿って形成された凹凸部135により環状全体で水圧が低下する。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水性能をより向上できる。
また、本実施形態のグロメット1、ワイヤハーネスWHでは、止水部13は、軸線方向Xにおいて貫通孔101の周縁部の他側面101bに当接可能で環状に形成されて第一当接部131と軸線方向Xで対向する第三当接部136をさらに有する。
従って、グロメット1、ワイヤハーネスWHでは、止水部13は、貫通孔101の周縁部に当接して弾性変形した第一当接部131と第三当接部136とが相互間で貫通孔101の周縁部の一側面101aと他側面101bを挟み込んで密着する。このため、第二当接部132を超えて浸入した水が第一当接部131を超えることを防ぐ。この結果、グロメット1、ワイヤハーネスWHは、止水性能をより向上できる。
図6に示す変形例に係るグロメット201は、凹凸部135にかえて凹凸部235を有する点で上述したグロメット1と異なる。変形例に係るグロメット201のその他の構成は、上述したグロメット1と略同様の構成である。
本変形例に係る凹凸部235は、溝部133の径方向外側であって第二当接部132側の周壁に形成されている。凹凸部235は、溝部133の内部において径方向外側に延びる凹部235aにより形成されている。即ち、溝部133の第二当接部132側の周壁において、径方向外側に延びる凹部235aを形成することで、当該凹部235a以外の溝部133の第二当接部132側の周壁に対して径方向内側に突出する凸部235bが形成され、これにより凹凸部235が形成される。凹部235aは、溝部133の溝底に沿って径方向外側に延びて形成されている。また、凹凸部235は、溝部133と共に貫通孔101に沿って環状に形成されている。なお、凹凸部235は、貫通孔101に沿って断続して形成されていてもよい。また、凹凸部235は、凹部235aが溝部133の途中で径方向外側に延びて形成されていてもよい。
上記のように構成されるグロメット201であっても、グロメット1と同様に、過度の水圧により第二当接部132を超えて溝部133に水が浸入した場合、溝部133の内部の周壁に形成された凹凸部235により水圧を低下させ、第一当接部131を超えることを防ぐ。この結果、グロメット201、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。このグロメット201の場合、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変えつつ、折り返して溝部133の開口に戻る。このとき、凹凸部235を形成する凹部235aにより容積が増加されているため、凹部235aに水が入り込み一時対流する。そして、水は、凹部235aで対流することで水圧が低下する。
図7に示す変形例に係るグロメット301は、凹凸部135にかえて凹凸部335を有する点で上述したグロメット1と異なる。変形例に係るグロメット301のその他の構成は、上述したグロメット1と略同様の構成である。
本変形例に係る凹凸部335は、溝部133の径方向内側であって第一当接部131側の周壁に形成されている。凹凸部335は、溝部133の内部において径方向内側に延びる凹部335aにより形成されている。即ち、溝部133の第一当接部131側の周壁において、径方向内側に延びる凹部335aを形成することで、当該凹部335a以外の溝部133の第一当接部131側の周壁に対して径方向外側に突出する凸部335bが形成され、これにより凹凸部335が形成される。凹部335aは、溝部133の途中で径方向内側に延びて形成されている。また、凹凸部335は、溝部133と共に貫通孔101に沿って環状に形成されている。なお、凹凸部335は、貫通孔101に沿って断続して形成されていてもよい。
上記のように構成されるグロメット301であっても、グロメット1と同様に、過度の水圧により第二当接部132を超えて溝部133に水が浸入した場合、溝部133の内部の周壁に形成された凹凸部335により水圧を低下させ、第一当接部131を超えることを防ぐ。この結果、グロメット301、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。このグロメット301の場合、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変えつつ、凹凸部335を形成する凹部335aに至る。そして、水は、凹部335aの奥で折返して乱流を生じ、様々に衝突することで水圧が低下する。
図8に示す変形例に係るグロメット401は、凹凸部135にかえて凹凸部435を有する点で上述したグロメット1と異なる。変形例に係るグロメット401のその他の構成は、上述したグロメット1と略同様の構成である。
本変形例に係る凹凸部435は、溝部133の径方向内側であって第一当接部131側の周壁に形成されている凹。凸部435は、溝部133の内部において径方向外側に突出する凸部435bにより形成されている。即ち、溝部133の第一当接部131側の周壁において、径方向外側に延びる凸部435bを形成することで、当該凸部435b以外の溝部133の第一当接部131側の周壁に対して径方向内側に延びる凹部435aが形成され、これにより凹凸部435が形成される。凸部435bは、溝部133の途中で径方向外側に突出して形成されている。また、凹凸部435は、溝部133と共に貫通孔101に沿って環状に形成されている。なお、凹凸部435は、貫通孔101に沿って断続して形成されていてもよい。
上記のように構成されるグロメット401であっても、グロメット1と同様に、過度の水圧により第二当接部132を超えて溝部133に水が浸入した場合、溝部133の内部の周壁に形成された凹凸部435により水圧を低下させ、第一当接部131を超えることを防ぐ。この結果、グロメット401、ワイヤハーネスWHは、止水性能を向上できる。このグロメット401の場合、溝部133の内部に入り込んだ水は、溝部133の溝底で径方向外側から径方向内側に流れを変えつつ、凹凸部435を形成する凹部435a及び凸部435bに至る。そして、水は、凹部435aの奥で折返して乱流を生じ、または凸部435bに遮られて乱流を生じ、様々に衝突することで水圧が低下する。
なお、上述した本発明の実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。また、本実施形態に係るグロメット1、及び、ワイヤハーネスWHは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1,201,201,401 グロメット
11 第一隔壁部(閉鎖部)
12 第二隔壁部(閉鎖部)
13 止水部
100 取付パネル
101 貫通孔
101a 一側面
101b 他側面
131 第一当接部
132 第二当接部
133 溝部
135,235,335,435 凹凸部
135a,235a,335a,435a 凹部
136 第三当接部
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 軸線方向

Claims (6)

  1. 取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、
    軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側面に当接可能で環状に形成された第一当接部と、
    前記第一当接部の径方向外側に設けられて前記一側面に当接可能で環状に形成された第二当接部と、
    前記第一当接部と前記第二当接部との間にて環状に形成された溝部と、
    前記溝部の内部の周壁に形成された凹凸部と、
    を有し、
    前記凹凸部は、前記溝部の内部において当該溝部の途中で径方向内側に延びる凹部により形成されている、グロメット。
  2. 前記凹凸部は、前記溝部の環状に沿って環状に形成されている、請求項1に記載のグロメット。
  3. 前記止水部は、軸線方向において前記貫通孔の周縁部の他側面に当接可能で環状に形成されて前記第一当接部と軸線方向で対向する第三当接部をさらに有する、請求項1又は2に記載のグロメット。
  4. 前記止水部は、前記第一当接部の径方向内側に設けられた窪みであり、前記貫通孔の周縁を受け入れるための挿入部を有し、
    前記挿入部は、径方向内側の奥部に、軸線方向に並ぶ2つの突起を有し、
    前記2つの突起は、前記挿入部に前記貫通孔の周端が挿入された状態で、当該貫通孔の周端に当接して弾性変形して挟み込み、当該貫通孔の周端を支持する、請求項1から3のいずれか1項に記載のグロメット。
  5. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に設けられるグロメットと、
    を有し、
    前記グロメットは、
    取付パネルに形成された貫通孔に挿入されて止水する環状の止水部と、
    前記止水部の径方向内側に張り出して前記止水部の環状を閉鎖するように配置される閉鎖部と、
    を備え、
    前記止水部は、
    軸線方向において前記貫通孔の周縁部の一側面に当接可能で環状に形成された第一当接部と、
    前記第一当接部の径方向外側に設けられて前記一側面に当接可能で環状に形成された第二当接部と、
    前記第一当接部と前記第二当接部との間にて環状に形成された溝部と、
    前記溝部の内部の周壁に形成された凹凸部と、
    を有し、
    前記凹凸部は、前記溝部の内部において当該溝部の途中で径方向内側に延びる凹部により形成されている、ワイヤハーネス。
  6. 前記止水部は、前記第一当接部の径方向内側に設けられた窪みであり、前記貫通孔の周縁を受け入れるための挿入部を有し、
    前記挿入部は、径方向内側の奥部に、軸線方向に並ぶ2つの突起を有し、
    前記2つの突起は、前記挿入部に前記貫通孔の周端が挿入された状態で、当該貫通孔の周端に当接して弾性変形して挟み込み、当該貫通孔の周端を支持する、請求項5に記載のワイヤハーネス。
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