JP5857997B2 - グロメット - Google Patents
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Description
本発明は、グロメットに関し、詳しくは、車体パネル等のパネル部材に形成した取付孔に装着されたとき、その取付孔に挿通されるワイヤハーネス等を保護するとともに取付孔を水密的に封止するグロメットに関する。
一般に、車体パネル等のパネル部材には、配線や配管を挿通させる複数の開口が形成されており、ワイヤハーネス等を挿通させる開口は、ワイヤハーネスの保護及び防水のためのグロメットを取り付ける取付孔となっている。
従来のこの種のグロメットとしては、例えば、図5に示すように、ワイヤハーネス(電線群)Wが挿通される挿通管部104の結合フランジ112をグロメット主部102の防水リップ106の背後に嵌め込むとともに、挿通管部104の先端側の前部係止爪105A及び後部係止爪105Bの近傍にシールリング118を装着したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このグロメットでは、前部係止爪105Aを貫通孔108の背面側に係合させた状態で、グロメット主部102の結合部113を貫通孔108側に押し込んで、後部係止爪105Bを貫通孔108の外周部に係止させる。これにより、貫通孔108の中心と挿通管部104の中心とを一致させつつ、グロメット主部102と挿通管部104とを貫通孔108に押し込んで直線的にグロメットを嵌め込む場合よりもグロメットの取り付け作業を容易化できるという利点がある。
しかしながら、上述の従来のグロメットにあっては、前部係止爪105Aと後部係止爪105Bとが防水リップ106よりも径方向内側に設けられ、しかも、防水リップ106の径方向外側でかつ作業者側に結合部113の周端面が配置されていた。そのため、グロメットの取り付け作業時に、前部係止爪105Aやシールリング118等が視認し難くなり、グロメットの取り付け作業を十分に容易化できなかった。
これに対し、挿通管部104の結合フランジ112及びグロメット主部102の結合部113を小径にすることで、貫通孔108の近傍の視認性を改善することはできる。しかし、その場合、グロメット主部102の結合部113を小径にして前部係止爪105A等の視認性を高めるほど、結合部113を貫通孔108側に押し込む力、すなわち、グロメットの取り付けのための挿入力が大きくなってしまう。そのため、やはり、グロメットの取り付け作業を十分に容易化することができない。
そこで、本発明は、グロメットの取り付け開始時における係止部の視認性の向上とその取り付け作業時の挿入力の軽減とを両立させることのできる取り付け作業性に優れたグロメットを提供することを目的とする。
本発明に係るグロメットは、上記目的達成のため、パネル部材の取付孔より大径の拡径部を有するとともに前記パネル部材に対向する前記拡径部の取付面側に環状シールリップ部を有する筒状のグロメット本体と、前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記拡径部の前記取付面から突出し、前記取付孔を通して前記パネル部材に係止される第1係止部と、前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記拡径部の前記取付面から突出し、前記グロメット本体の前記環状シールリップ部が前記パネル部材に接触するとき前記取付孔を通して前記パネル部材に係止される第2係止部と、を備えたグロメットであって、前記第1係止部は、前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記グロメット本体の前記取付面から突出する基端部と、前記環状シールリップ部の半径方向外方側で前記基端部から前記拡径部側に突出する先端部とを有しており、前記第2係止部は、少なくとも前記グロメット本体の前記拡径部の中心に対して前記第1係止部と反対側に配置されて構成されている。
この構成により、本発明に係るグロメットは、第1係止部の先端部が環状シールリップ部の半径方向外方側に位置することにより、グロメットの取り付け開始時における第1係止部の視認性を向上することができる。また、本発明に係るグロメットは、パネル部材に取り付ける際に、第1係止部を取付孔に先に通し、その第1係止部を支点にしてグロメットを回転させ、第1係止部の反対側に配置した第2係止部をパネル部材に係止させることができる。この結果、第1係止部の先端部は環状シールリップ部の半径方向外方側にあるため、支点である第1係止部の先端部と力点である第2係止部との距離を長く確保することができ、てこの原理を利用して取付孔に対してグロメットを容易に挿入することができるので、取り付け作業時の挿入力を軽減することができる。
したがって、本発明に係るグロメットは、グロメットの取り付け開始時における係止部の視認性の向上とその取り付け作業時の挿入力の軽減とを両立させることのできる取り付け作業性に優れたグロメットとすることができる。
また、上記構成のグロメットにおいて、前記グロメット本体は、前記パネル部材の前記取付孔に挿入される筒状の挿入壁部を有し、該挿入壁部に前記第1係止部及び前記第2係止部が一体に形成されていてもよい。
この構成により、本発明に係るグロメットは、挿入壁部に第1係止部と第2係止部とを一体的に形成することができ、グロメットの製作コストを減少させつつグロメットの強度を確保することができる。
また、上記構成のグロメットにおいて、前記挿入壁部は、前記拡径部の内方に埋め込まれたフランジ部を有する硬質材料で構成され、少なくとも前記環状シールリップ部は、前記硬質材料より軟質の弾性材料で構成されていてもよい。
この構成により、本発明に係るグロメットは、挿入壁部と一体の第1係止部、第2係止部等及びフランジ部を硬質材料で構成することができる。また、取付孔にグロメットを装着して取付孔よりも外側で環状シールリップ部をパネル部材に当接させた際には、挿入壁部よりも軟質の弾性材料で構成されたシールリップ部をフランジ部で支持することができるので、シール性を確保することができる。
本発明によれば、グロメットの取り付け開始時における係止部の視認性の向上とその取り付け作業時の挿入力の軽減とを両立させることのできる取り付け作業性に優れたグロメットを提供することができる。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
先ず、構成を説明する。図1ないし図3は、本実施の形態に係るグロメットを示す図である。
図1ないし図3に示すように、グロメット1は、例えば、ポリプロピレン等の硬質材料で構成された電線群挿通部材2と、例えば、合成ゴム(シリコンゴム)又はエラストマー等の電線群挿通部材2よりも軟質の弾性材料で構成されたシール部材3と、から構成される。グロメット1は、パネル部材Pの取付孔Hに取り付けられる。
パネル部材Pは、車体パネル等であり、グロメット1を介して電線群Wを挿通させるための取付孔Hを有する。取付孔Hは、パネル部材Pに形成された真円状、又は楕円状や長円状、或いは矩形状の貫通孔である。好ましくは、取付孔Hは、図1の図示上下方向に沿って長径な楕円状や長円状、又は矩形状の貫通孔である。取付孔Hは、電線群Wと取付孔Hとの間にグロメット1を取り付けることで水等の異物が侵入しないようにシール性が確保されるようになっている。
電線群挿通部材2は、挿入壁部21と、フランジ部22と、第1挿通部23と、第2挿通部24と、第1係止部25と、第2係止部26と、を一体に有する。
挿入壁部21は、本実施の形態においては、図3に示すように、略楕円状の取付孔Hの開口縁形状と略同一形状の筒状に形成されている。また、挿入壁部21は、グロメット1がパネル部材Pに取り付けられたときに、取付孔Hの内周に位置するようになっている。
フランジ部22は、後述する拡径部32の内方に埋め込まれるように、第1挿通部23と挿入壁部21との間に配置される。フランジ部22は、その外周縁が取付孔Hよりも径方向外側に位置するように拡径して構成され、グロメット1がパネル部材Pに装着されたときに、パネル部材Pと対向するように構成されている。
第1挿通部23は、フランジ部22の径方向内側において挿入壁部21よりもシール部材3側に配置されている。第1挿通部23は、略円筒状に構成され、シール部材3の内部からそのまま電線群Wが挿通されるようになっている。
第2挿通部24は、挿入壁部21に対して第1挿通部23とは逆側に配置され、パネル部材Pと平行に延びるように屈曲した筒形状を有している。これにより、挿入壁部21から電線群Wが屈曲した状態で挿通するようになっている。
第1係止部25は、基端部25Aと先端部25Bとを一体に有する。基端部25Aは、図示下方において挿入壁部21を共有することで後述する環状シールリップ部33の半径方向内方側で取付面32aから突出している。基端部25Aは、挿入壁部21を共有したうえでパネル部材Pと平行でかつ環状シールリップ部33の半径方向外方側に向かって延びている。先端部25Bは、環状シールリップ部33の半径方向外方側で基端部25Aの延在端から拡径部32側に突出している。
第2係止部26は、挿入壁部21の複数箇所に形成されている。第2係止部26は、環状シールリップ部33の半径方向内方側で取付面32aから突出し、環状シールリップ部33がパネル部材Pに接触するとき取付孔Hを通してパネル部材Pに係止される。第2係止部26は、そのうちの一つ、すなわち、図示上方において拡径部32の中心に対して第1係止部25と反対側に配置されている。
第2係止部26は、挿入壁部21に切り起こし状に一端を残して切り離されて形成されている。第2係止部26の他端には係合爪26aが形成されており、挿入壁部21の内方に他端が変位可能に構成されている。したがって、第2係止部26は、グロメット1をパネル部材Pに装着するときには、取付孔Hの開口縁部に押圧されて挿入壁部21の内方に一時的に変位する。第2係止部26は、グロメット1をパネル部材Pに取り付けた状態では、他端が取付孔Hから抜け出して弾性復帰し、一端の係止爪26aが取付孔Hの開口縁部に係止するようになっている。
シール部材3は、電線群挿通部材2とパネル部材Pとの間のシール性を確保するための部材である。シール部材3は、フランジ被覆部31と、拡径部32と、環状シールリップ部33と、電線群挿入口被覆部34と、電線群シール部35と、を有する。
フランジ被覆部31は、フランジ部22を埋め込むように被覆する。また、フランジ被覆部31には、パネル部材Pと対向する側に環状シールリップ部33が一体に形成されている。
環状シールリップ部33は、拡径部32及びフランジ被覆部31からパネル部材Pに対向するように環状に突設された蛇腹状に形成されており、パネル部材Pに押圧されることによって取付孔Hの外周のシール性を確保する。環状シールリップ部33は、フランジ被覆部31との間に硬質材料のフランジ部22が位置することにより、パネル部材Pへの押圧力が逃げないようになっている。
電線群挿入口被覆部34は、フランジ被覆部31に連続して円筒状に形成され、第1挿通部23を被覆する。
電線群シール部35は、電線群挿入口被覆部34に連続して形成される円筒状のチューブ部材であり、電線群Wを被覆してシール性を確保する。電線群シール部35は、電線群挿入口被覆部34よりも小径とされ、電線群Wを密着状態で被覆する。
拡径部32は、フランジ部22をフランジ被覆部31で被覆することによって形成され、パネル部材Pの取付孔Hより大径になるように構成されている。
電線群挿入口被覆部34と電線群シール部35とは、筒状部材であり、内部に、電線群Wを挿通させる連通孔4を有する。また、グロメット1は、パネル部材Pの取付孔Hに挿入される挿入壁部21を有し、挿入壁部21に第1係止部25及び第2係止部26が一体に形成されている。
なお、上述したパネル部材Pの取付孔Hよりも大径の拡径部32と、パネル部材Pに対向する拡径部32の取付面32a側に設けた環状シールリップ部33と、パネル部材Pの取付孔Hに挿入される筒状の挿入壁部21と、は本発明に係る筒状のグロメット本体を構成している。
次に、本実施の形態に係るグロメット1のパネル部材Pへの装着方法を説明する。
先ず、図2に示すように、第1係止部25は、グロメット1を装着するときに、パネル部材Pの取付孔Hより挿入され、先端部25Bと拡径部32とでパネル部材Pの取付孔Hの図示下側を挟むように位置される。
次に、図2の矢印Aを力点とし、グロメット1を取付孔Hに向けて押し込むと、第1係止部25の先端部25Bとパネル部材Pとの当接点を回動支点とし、挿入壁部21が取付孔Hに嵌め込まれていく。
そして、グロメット1を取付孔Hに向けて引き続き押し込むと、図1に示すように、第1係止部25とは反対側の係止爪26aが取付孔Hの開口縁部に係止し、グロメット1が取付孔Hに嵌め込まれる。
以上のように、本実施の形態によれば、グロメット1は、第1係止部25の先端部25Bが環状シールリップ部33の半径方向外方側に位置することにより、グロメット1の取り付け開始時における第1係止部25の視認性を向上することができる。また、グロメット1は、パネル部材Pに取り付ける際に、第1係止部25を取付孔Hに先に通し、その第1係止部25の先端部25Bとパネル部材Pとの当接点を回動支点にしてグロメット1を回動させ、第1係止部25の反対側に配置した第2係止部26をパネル部材Pに係止させることでパネル部材Pに取り付けることができる。
より具体的には、挿入壁部21の取付孔Hに嵌め込まれていく箇所は、挿入壁部21の図示下端より始まり、次第に図示上方に及んで嵌め込まれていく。この際、本実施の形態においては、環状シールリップ部33よりも径方向外側、すなわち、第1係止部25の先端部25Bとパネル部材Pとの当接部位をグロメット1の回動支点としている。したがって、図2の矢印Aで示す力点は、回動支点から最も遠い位置とすることができる。これにより、てこの原理で力点に作用させる押し込み力は小さくて済む。
これにより、グロメット1の取り付け開始時における第1係止部25及び第2係止部26の視認性の向上とその取り付け作業時の挿入力の軽減とを両立させることができ、取り付け作業性に優れたものとすることができる。
また、第1係止部25を切除して従来のグロメットと同等の構成のグロメットとして直線的に取付孔に取り付けた場合に比べ、本実施の形態では、15〜20%の押し込み力でグロメット1を取付孔Hに嵌め込むことができた。
また、挿入壁部21に第1係止部25及び第2係止部26を一体に形成しているので、グロメット1の製作コストを減少させることができる。また、グロメット1の強度を高めることもできる。
また、挿入壁部21と一体の第1係止部25、第2係止部26等及びフランジ部22を硬質材料で構成することができる。また、取付孔Hにグロメット1を装着して取付孔Hよりも外側で環状シールリップ部33をパネル部材Pに当接させた際には、挿入壁部21よりも軟質の弾性材料で構成された環状シールリップ部33をフランジ部22で支持することができるので、シール性を確保することができる。
ところで、上記実施の形態では、パネル部材Pの取付孔Hは、例えば、板金の打ち抜き等による単なる開口として図示したが、例えば、図4に示すように、取付孔Hの開口周縁部を屈曲させて厚みをもたせたパネル部材P'に適用することも可能である。
以上説明したように、本発明に係るグロメットは、グロメットの取り付け開始時における係止部の視認性の向上とその取り付け作業時の挿入力の軽減とを両立させることのできる取り付け作業性に優れたグロメットとすることができるという効果を有し、車体パネルに開口する取付孔に装着されたとき、その取付孔に挿通されるワイヤハーネス等を保護するとともに取付孔を水密的に封止するグロメット、例えば、経路が蛇行している環境で配索するワイヤハーネス用の等、グロメット全般に有用である。
P パネル部材
H 取付孔
21 挿入壁部
22 フランジ部
25 第1係止部
25A 基端部
25B 先端部
26 第2係止部
32 拡径部
32a 取付面
33 環状シールリップ部
H 取付孔
21 挿入壁部
22 フランジ部
25 第1係止部
25A 基端部
25B 先端部
26 第2係止部
32 拡径部
32a 取付面
33 環状シールリップ部
Claims (3)
- パネル部材の取付孔より大径の拡径部を有するとともに前記パネル部材に対向する前記拡径部の取付面側に環状シールリップ部を有する筒状のグロメット本体と、
前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記拡径部の前記取付面から突出し、前記取付孔を通して前記パネル部材に係止される第1係止部と、
前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記拡径部の前記取付面から突出し、前記環状シールリップ部が前記パネル部材に接触するとき前記取付孔を通して前記パネル部材に係止される第2係止部と、
を備えたグロメットであって、
前記第1係止部は、前記環状シールリップ部の半径方向内方側で前記拡径部の前記取付面から突出する基端部と、前記環状シールリップ部の半径方向外方側で前記基端部から前記拡径部側に突出する先端部とを有しており、
前記第2係止部は、少なくとも前記拡径部の中心に対して前記第1係止部と反対側に配置されていることを特徴とするグロメット。 - 前記グロメット本体は、前記パネル部材の前記取付孔に挿入される筒状の挿入壁部を有し、該挿入壁部に前記第1係止部及び前記第2係止部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
- 前記挿入壁部は、前記拡径部の内方に埋め込まれたフランジ部を有する硬質材料で構成され、
少なくとも前記環状シールリップ部は、前記硬質材料より軟質の弾性材料で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のグロメット。
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