JP2012130085A - グロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】バーリング付き貫通穴に装着するグロメットにおいてバーリングの突出量にバラツキがあってもシールリップを車体パネルに当接させて防水性を確保できるようにする。
【解決手段】ワイヤハーネスを挿通する円筒部の外周面から環状のフランジ13を錐状に傾斜させて設け、該フランジの外周側の一面に第1シールリップ15とする凸部を環状に設けると共に、該第1シールリップの形成位置から傾斜角度を変えた先端折曲部13bを設け、該先端折曲部の一面に第2先端シールリップ16とする凸部を環状に設け、前記フランジの前記第1、第2シールリップは前記車体パネルPに押し当てるものとし、先端折曲部はバーリングの突出高さaに応じて屈曲位置を変化させて対応する構造。
【選択図】図2

Description

本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに取り付けて車体パネルの貫通穴に装着するグロメットにおいて、車体パネルの貫通穴がバーリング付き貫通穴で且つグロメットに設けた係止部をバーリングの突出端に係止する場合に、バーリングの高さにバラツキがあってもグロメットに設けたシールリップを車体パネルに密着させて防水性能を高めるものである。
従来から自動車のエンジンルーム等の室外から室内へとワイヤハーネスを配索する場合、室内外を仕切る車体パネルに貫通穴を設け、該貫通穴にワイヤハーネスを通して配索し、かつ、ワイヤハーネスにグロメットを取り付けておき、該グロメットを貫通穴に装着して防水、防塵、遮音を図っている。
この種のグロメットは従来から多数提出されており、ゴムまたはエラストマーのみからなる一体物のグロメットと、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体に樹脂インナーを組み合わせた二体物のグロメットとがある。
二体物グロメットで、かつ、車体パネルの貫通穴がバーリング穴である場合に用いるグロメットとして図6(A)(B)に示す特開平9−27226号公報(特許文献1)のグロメットが提案されている。 該グロメット100はゴムからなるグロメット本体110に車体パネルPに当接させる防水シール部111を設けている。一方、樹脂インナー120の円筒部121の一端から突設したフランジ122をグロメット本体110の環状凹部112に挿入係止し、該円筒部121の他端から外向き押し返し状に係止爪123を設けている。該係止爪123は車体パネルPの貫通穴Hの周縁から突出したバーリングBの先端に当接係止している。
前記グロメット本体110の防水シール部111は接続壁111aの先端にOリング状の断面球状のリング部111bを設けた形状で、該球状のリング部111bを車体パネルPに押し当てて防水している。なお、特許文献1には図6(B)に示す前記防水シール部111の内側に別のOリング状の防水シール部115を設けた例、図6(C)に示すように、Oリング状の防水シール部115の外側にリップ状の防水シール部116を設けた例が開示されている。これらの2つの防水シール部はいずれも環状凹部112の同一高さの外側壁から並列に突設されている。
前記図6(B)(C)の2つの防水シール部が設けられているのは、いずれか一方の防水シール部が異物をかみ込んで捲れあがり防水機能を果たさなくなった場合に対応するものである。これら2個の防水シール部の突出高さH1は同じにされている。
特開平9−27226号公報
車体パネルに穿設されたバーリング穴では、図7(A)に示すように車体パネルPの貫通穴Hの周縁から突出するバーリングBの高さ(a)には、図7(B)(C)(D)に示すようにバラツキが生じやすい。一方、グロメットの係止爪123と防水シール部111の先端のリップ111rの高さH3は一定である。
よって、図7(C)に示すようにバーリングBの突出高さaが精度よく設定高さである場合には防水シール部111のリップ111rは車体パネルPに所要の接触圧で押し当てられる。しかしながら、図7(B)に示すように、バーリングBの突出高さaが低いと、防水シール部111のリップ111rは車体パネルPに軽く接触されるだけで所定圧で押し当てられず、また、隙間が生じる場合がある。また、図7(D)に示すように、バーリングBの突出高さaが高いと、防水シール部111の接触壁111aが車体パネルPに当たり、リップ部111rは車体パネルPに押し当てられずに隙間が生じる場合や、所要の接触圧で押し当てられない場合がある。
よって、前記特許文献1の図6(B)(C)に開示されているように、2つの防水シール部を設けても突出高さを同じとしているためバーリングの突出高さのバラツキに対応できない。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、車体パネルに穿設されたバーリング付き貫通穴に装着するグロメットにおいて、バーリングの突出量にバラツキがあっても、該バーリング突出側と反対面の車体パネル面に防水シールリップ部を押し当てることができるようにし、防水性の高いグロメットを提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、車両パネルのバーリング付き貫通穴に挿通するワイヤハーネスに外装して前記貫通穴の内周面に嵌着するグロメットであって、
前記ワイヤハーネスを挿通する円筒部の外周面から環状のフランジを錐状に傾斜させて設け、該フランジの外周側の一面に第1シールリップとする凸部を環状に設けると共に、該第1シールリップの形成位置から傾斜角度を変えた先端折曲部を設け、該先端折曲部の一面に第2先端シールリップとする凸部を環状に設け、
前記フランジの前記第1、第2シールリップは前記車体パネル面に押し当てるものとし、前記先端折曲部は車体パネル側に向けて折り曲げていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記のように、バーリング付き貫通穴に装着するグロメットにおいて、車体パネル面に当接させるシールリップは錐状に傾斜させたフランジに設け、第1シールリップの形成位置から傾斜角度を変えた先端折曲部を設け、該先端折曲部に第2先端シールリップを設け、2つのシールリップの突出高さを変えている。かつ、前記先端折曲部は車体パネル側に向けて屈曲させ、前記2つのシールリップの突出高さに大きな差異を設けている。好ましくは、第1シールリップと車体パネル間の寸法L1と、第2先端シールリップと車体パネル間の寸法L2とは、L1>L2で、かつ、L1−L2=2mm〜7mmとしている。
このように、並べて設ける2つのシールリップの高さを変えることにより、バーリングの突出量にバラツキがあっても、いずれか一方のシールリップにより所要の接触圧で車体パネルに当接させることができる。
すなわち、バーリングの突出量が低い場合は車体パネルとの寸法が小さい第2先端シールリップを当接させ、バーリングの突出量が高い場合は車体パネルとの寸法が大きい第1シールリップを当接させ、一定圧以上の接触圧が得られるようにしている。
前記第1シールリップおよび第2先端シールリップは、その外周端縁をアールとせずに角形状のエッジとしていることが好ましい。
これは、外周端縁をアール形状とすると、シールリップと車体パネルとの接触部に向かって狭くなる割目状の空間が形成され、該空間で水圧の逃げ場がなくなる。よって、外部から水撥ね等の水圧がかかると水が入りやすくなる。
よって、アール形状ではなくエッジとすると、水が入りこむ狭い空間はなくなり、シールリップと車体との接触面への浸水を防止することができる。
本発明のグロメットは、前記特許文献1と同様な二体物グロメットとし、
ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に取り付ける樹脂インナーとからなり、
前記グロメット本体にワイヤハーネス挿通用の前記円筒部と、該円筒部の一端に連続する拡径端面部と、該拡径端面部の外周に連続して形成した断面コ字形状の係止凹部と、該係止凹部の先端より突出した前記フランジを備え、
前記樹脂インナーは円筒部の一端に前記グロメット本体の係止凹部に差し込む係止鍔部と、前記円筒部の他端から突設したバーリング係止片とを一体的に備え、
前記車体パネルの貫通穴の周縁から他面側へ突設したバーリングの突出端に前記樹脂インナのバーリング係止片を係止すると共に、前記車体パネルの一面側に前記第1、第2シールリップを押し当てる構成としている。
なお、樹脂インナーを設けず、ゴムまたはエラストマーのみからなる一体物のグロメットにおいても、円筒部の外周面に設けた環状の車体係止凹部のバーリング突出側と反対側の一方側壁をフランジとして突出させ、該フランジに前記第1シールリップと第2先端シールリップを設けた構成としてもよい。
該一体物のグロメットにおいては、車体係止凹部にバーリングが収容されるが、該バーリングの突出高さにバラツキがあっても、前記フランジに設ける第1シールリップと第2先端シールリップのいずれかを所要の接触圧で当触でき、防水性能の高いグロメットを得ることができる。
前記説明より明らかなように、本発明のグロメットでは、車体パネルに穿設されたバーリング付き貫通穴に装着するグロメットにおいて、バーリング突出側と反対側の車体パネル面に当接させる防水シールリップとして突出高さを変えた第1シールリップと第2先端シールリップを設けているため、バーリングの突出量にバラツキがあってもいずれか一方のシールリップを車体に所要圧以上で当接させることができる。
かつ、これら防水シールリップは車体パネルに向かって錐状に傾斜させたフランジに設けると共に、その先端側に先端折曲部を設けて第2先端シールリップを突設し、第2先端シールリップの突出高さと第1シールリップの突出高さとに大きな差異を設けている。これら防水シールリップを設けたフランジは可撓性を有するゴムからなり、容易にたわむため、前記バーリングの突出量に大きなバラツキがあっても小さなバラツキがあっても、前記2つのシールリップで対応させることができ、防水性能が優れたグロメットを提供することができる。
本発明の実施形態のグロメットを示し、(A)は断面図、(B)は要部拡大断面図である。 (A)(B)(C)は前記グロメットの作用説明図である。 (A)は第2実施形態の要部断面図、(B)は作用説明図である。 第3実施形態のグロメットを示し、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線断面図、(C)は(A)のB−B線断面図である。 第3実施形態の要部拡大断面図である。 (A)(B)(C)は従来例を示す断面図である。 (A)は車体パネルに設けられるバーリング付き貫通穴の断面図、(B)(C)(D)はバーリングの突出量にバラツキがある場合におけるグロメット装着時の問題点を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態のグロメットを図面を参照して説明する。
図1および図2に第1実施形態のグロメットを示す。
第1実施形態のグロメット1は、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体2と樹脂成形品からなる樹脂インナー3とを組み合わせた二体物グロメットである。該グロメット1を車体パネルに沿って配索するワイヤハーネス5に外嵌し、該グロメット1の一端とワイヤハーネス5に粘着テープTを巻き付けて固定している。図2に示すように、グロメット1を取り付けたワイヤハーネス5を車体パネルPに穿設したバーリング付きの貫通穴Hに挿通し、グロメット1を貫通穴Hの周縁に内嵌係止して防水、防塵、遮音を図っている。
グロメット本体2はワイヤハーネス5を密着して貫通する円筒部10と、このワイヤハーネス挿通用の円筒部10の一端に連続する拡径端面部11と、該拡径端面部の外周端を屈曲して形成した断面コ字形状の係止凹部12と、該係止凹部12の先端より突出した防水用のフランジ13を備えた形状としている。
前記フランジ13は、円筒部10との連続側と反対側(車両取付時の車体パネルPの方向側)に向けて錐状に一定傾斜角度(θ1)で傾斜させた本体部13a、本体部13aの外周側に傾斜角度(θ2)を大きくなるように変えた(即ち、θ1<θ2)先端折曲部13bを設けている。該先端折曲部13bの傾斜角度を変えることにより車体パネル面により近接させる設定としている。
前記フランジ13の内面側には本体部13aの外周端に環状凸部からなる第1シールリップ15をリング状に突設すると共に先端折曲部13bの外周端に環状凸部からなる第2先端シールリップ16をリング状に突設している。
前記樹脂インナー3はワイヤハーネス5を貫通させる円筒部20の一端にグロメット本体2の係止凹部12に差し込むフランジ状の係止鍔部21を突設し、円筒部20の他端から外周側へ環状のバーリング係止片22を折り返し状に突設し、その突出端に係止段部22aを設けている。
前記バーリング係止片22の係止段部22aの段面高さと前記第1シールリップ15の高さ間の寸法をL1、係止段部22aの段面高さと前記第2先端シールリップ16の高さ間の寸法をL2とすると、L1>L2である。本実施形態では、L1−L2=2mm〜7mmとしている。
前記グロメット本体2に樹脂インナー3を組みつけたグロメット1にワイヤハーネス5を挿通する。其の際、グロメット本体2の円筒部10をおし拡げてワイヤハーネス5を挿通し円筒部10内にワイヤハーネス5を密着して貫通させ、円筒部10の端部とワイヤハーネス5に粘着テープTを巻き付けて固着する。この状態で、グロメット1の他端では樹脂インナー3の円筒部20の先端からワイヤハーネス5が引き出される。
前記グロメット1を取り付けたワイヤハーネス5を車体パネルPの貫通穴Hに挿入すると、車体パネルPの一面Pa側へと貫通穴Hの周縁から突出したバーリングBの先端面Baに樹脂インナー3のバーリング係止片22の係止段部22aが当接係止する。
一方、車体パネルPの他面Pbの貫通穴周縁にグロメット本体2の第1シールリップ15または第2先端シールリップ16が所要圧力で押し当てられた状態で当接する。
前記のように、車体パネルPの貫通穴Hから突出するバーリングBの突出高さaにバラツキがある。
該突出高さaが正確に設定寸法通りであると、図2(A)に示すように、第1シールリップ15の突出端面15aが車体パネルPの他面Pbに所定圧以上で当接する。かつ、先端折曲部13bが若干外向きに撓むだけで第2先端シールリップ16の突出端面16aも車体パネルの他面Pbに所定圧以上で当接する。これにより、車体パネルPの他面Pb側で貫通穴Hへの浸水を確実に遮断でき防水性能を高めることができる。
バーリングBの突出高さaが低い(バーリングBが短い)場合、図2(B)に示すように、車体パネルPの他面Pbとフランジ13との距離が大きくなる。その場合、車体パネルPとの距離を小さくした前記第2先端シールリップ16の突出端面16aが車体パネルPの他面Pb側に所定圧以上で当接し、貫通穴Hへの浸水を確実に遮断でき防水性能を高めることができる。
バーリングBの突出高さが高い(バーリングBが長い)場合、図2(C)に示すように、車体パネルPの他面Pbとフランジ13との距離が小さくなる。よって、車体パネルとの距離を大きくした前記第1シールリップ15の突出端面15aが車体パネルPの他面Pb側に所定圧以上で当接し、貫通穴Hへの浸水を確実に遮断でき防水性能を高めることができる。一方、先端折曲部13bは車体パネルPの他面Pbに沿って撓み、この撓み量によって第2先端シールリップ16の突出端面16aが他面Pbに所要圧で当接する場合と所要圧未満で当接する場合と、当接しない場合とが生じる。いずれの場合も第1シールリップ15を所要圧以上で車体パネルに当接させるため防水性能を確保することができる。
図3(A)(B)に第2実施形態のグロメットを示す。
第2実施形態のグロメットは、第2先端シールリップ16及び第1シールリップ15の突出端面16a、15aの外周端縁をアールとせずに角形状のエッジ16e、15eとしている。他の点は第1実施形態と同様としているため、同一符号を付して説明を省略する。
前記のように、第2先端シールリップ16の突出端面の外周端縁をエッジ16eとし、第1シールリップ15の突出端面の外周端縁を15eとすると、図3(B)に示すように、車体パネルPとシールリップの突出端面の外周端縁との間に隙間が発生しない。よって、隙間が発生した場合に隙間に侵入する水による水圧で、水が押し込まれて貫通穴Hに浸水が生じるのを防止できる。よって、グロメット1の防水性能をより高めることができる。
図4(A)(B)(C)および図5に第3実施形態のグロメット1−3のグロメット本体2を示す。
第3実施形態のグロメット1−3はワイヤハーネス挿通用に2つの円筒部10A、10Bを備え、該円筒部10A、10Bの一端に連続する拡径端面部11を設け、該拡径端面部11に係止凹部12を設けた大径円筒部14を連続して設けている。
前記係止凹部12の外面から防水用のフランジ13を突設している。該フランジ13は第1実施形態と同様に、図5に示すように、本体部13aの外周に先端折曲部13bを設け、本体部13aの外周に第1シールリップ15を突設すると共に先端折曲部の13bの外周に第2先端シールリップ16を突設している。
前記グロメット本体2に第1実施形態と同様に樹脂インナー3を組みつけ、該樹脂インナー3の係止鍔部21をグロメット本体の係止凹部12に挿入係止している。他の構成は第1実施形態と同様で同一符号を付して説明を省略する。
該第3実施形態のグロメットを用いた場合も防水用のフランジ13に車体パネルまでの距離を相違させた第1シールリップ15と第2先端シールリップ16とを設けているため、車体パネルの貫通穴から突出するバーリングにバラツキがあっても防水性能を保持することができる。
1 グロメット
2 グロメット本体
3 樹脂インナー
5 ワイヤハーネス
10 円筒部
12 係止凹部
13 防水用のフランジ
13a 本体部
13b 先端折曲部
15 第1シールリップ
16 第2先端シールリップ
15a、16a 突出端面
15e 16e エッジ
20 円筒部
21 係止鍔部
22 バーリング係止片
22a 係止段部
P 車体パネル
H 貫通穴
B バーリング

Claims (3)

  1. 車両パネルのバーリング付き貫通穴に挿通するワイヤハーネスに外装して前記貫通穴の内周面に嵌着するグロメットであって、
    前記ワイヤハーネスを挿通する円筒部の外周面から環状のフランジを錐状に傾斜させて設け、該フランジの外周側の一面に第1シールリップとする凸部を環状に設けると共に、該第1シールリップの形成位置から傾斜角度を変えた先端折曲部を設け、該先端折曲部の一面に第2先端シールリップとする凸部を環状に設け、
    前記フランジの前記第1、第2シールリップは前記車体パネル面に押し当てるものとし、前記先端折曲部は車体パネル側に向けて折り曲げていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記第1シールリップおよび第2先端シールリップは、その外周端縁をアールとせずに角形状のエッジとしている請求項1に記載のグロメット。
  3. ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に取り付ける樹脂インナーとからなり、
    前記グロメット本体にワイヤハーネス挿通用の前記円筒部と、該円筒部の一端に連続する拡径端面部と、該拡径端面部の外周に連続して形成した断面コ字形状の係止凹部と、該係止凹部の先端より突出した前記フランジを備え、
    前記樹脂インナーは円筒部の一端に前記グロメット本体の係止凹部に差し込む係止鍔部と、前記円筒部の他端から突設したバーリング係止片とを一体的に備え、
    前記車体パネルの貫通穴の周縁から他面側へ突設したバーリングの突出端に前記樹脂インナーのバーリング係止片を係止すると共に、前記車体パネルの一面側に前記第1、第2シールリップを押し当てる構成としている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
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