JP2018046683A - グロメット - Google Patents

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藤田 哲也
Tetsuya Fujita
哲也 藤田
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Abstract

【課題】車体パネルに装着する際に、台座部の外周面部が弾性変形して撓むため、車体パネルに製作公差があっても、車体パネルへの装着を確実に行うことができるグロメットを提供すること。【解決手段】筒状部21と係止部22と外フランジ部23とを有する樹脂製のインナー部材12と、外側シールリップ部42を支持する台座部43とを有する弾性を有するグロメット本体14とを備え、台座部43には、周壁部46の外フランジ部23と対応する部分に形成された周溝部47と、外側シールリップ部42側で周溝部47の外側に張出する環状庇48とを有し、係止部22が車体パネル1の開口部2の周縁を係止する係止位置から、台座部43の上側環状部45の環状面部までの挿入方向の距離が、グロメット10の装着時に外側シールリップ部42が環状庇48に当接する関係寸法に設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の車体パネルに装着されるグロメットに関する。
従来、自動車の車体パネルに設けられた貫通孔に装着され、同貫通孔に通される電線群を保護し、かつ車体パネルの室内側と室外側との間の止水性を保持するグロメットであって、特に樹脂製のインナー部材と弾性のグロメット本体とを備えたグロメットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたグロメットは、電線群が挿通される筒状部を有するとともに該筒状部の一端側で車体パネルの開口部の周縁を係止する係止部および前記筒状部の他端側から径方向に突出する外フランジ部を有する樹脂製のインナー部材と、前記筒状部の前記他端側を閉塞するカバー状をなすとともに前記電線群が貫通する貫通孔が形成された弾性のグロメット本体とを備えている。グロメット本体は、インナー部材の外フランジ部より係止部側で車体パネルに係合可能なスカート状のシールリップ部と、シールリップ部の基端側を支持する環状板部と、を含んで構成されている。
特開2015−198529号公報
ところで、特許文献1に開示されたグロメットについて、スカート状のシールリップ部の傾斜角度を小さくしかつシールリップ部の立ち上がり寸法を小さくするとともに、インナー部材の係止部の車体パネルの開口部の周縁に対する挿入方向の係止位置から、グロメット本体のシールリップ部の基端側を支持する環状板部までの距離を極めて小さくなるように設計変更する場合が考えられる。
図3は設計変更を想定したグロメット60の車体パネルの開口部への装着時の要部断面図を示す。上記の設計変更にかかる構成では、図3に示すように、インナー部材70は、筒状部71と、係止部72と、外フランジ部73とを有し、またグロメット本体80は、内側シールリップ部81と、外側シールリップ部82と、内側と外側のシールリップ部81、82を支持するとともに、外フランジ部73を包み込んで筒状部71の外フランジ部73側の開口を閉じ、かつ、ワイヤハーネスWの電線群を通しかつシールする台座部83を有する。
この設計変更を想定したグロメット60は、車体パネル1の開口部2への装着時に外側シールリップ部82が台座部83に当接するまで変形される。この場合、外側シールリップ部82が台座部83に当接した後は、台座部83が変形し難いので、外側シールリップ部82がそれ以上台座部83側に逃げるのが困難になる。このため、設計変更を想定したグロメット60は、車体パネル1の開口部2に装着するには大きな装着方向の力を加える必要があり、装着の作業性が低下するという問題が生じることが想定される。
また、特許文献1に開示されたグロメットは、シールリップ部のみの撓み変形による弾性復帰力が車体パネルに対する密着力となって止水性を発揮する構成であり、上記の設計変更にかかるグロメットにおいても止水性は同一であり、グロメットに挿通される電線群にかかるグロメット挿通方向と反対方向に係る負荷が大きいときには、車体パネルに対する密着力が十分ではなく、シール機能が低下するという問題点があった。
さらに、特許文献1に開示されたグロメットは、車体パネルの厚さ寸法に製作公差がある場合にリップ部の車体パネルに対する密着力が小さくなることについて何ら考慮されてこなかった。すなわち、車体パネルの厚さ寸法が標準寸法よりも小さい場合には、リップ部の車体パネルに対する密着力が小さくなり止水性が低下するという問題点があった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、車体パネルの開口部の止水性を保持するとともに、車体パネルへの装着を容易に行うことができ、車体パネルに製作公差があっても、車体パネルへの装着を確実に行うことができるグロメットを提供することを目的としている。
本発明に係るグロメットは、上記課題を解決するため、ワイヤハーネスの電線群が挿通される筒状部を有するともに前記筒状部の一端側で車体パネルの開口部の周縁を係止する係止部および前記筒状部の他端側から径方向に突出する外フランジ部を有する樹脂製のインナー部材と、前記筒状部の他端部を閉塞するカバー状をなすとともに前記電線群が貫通する貫通孔が形成された弾性を有するグロメット本体とを備え、前記グロメット本体は、前記外フランジ部より前記係止部側で前記車体パネルに接触可能なシールリップ部と、前記シールリップ部を支持するとともに下側環状部と上側環状部と周壁部とにより前記外フランジ部を囲む台座部とを含み、前記台座部には、前記周壁部の前記外フランジ部と対応する部分に形成された周溝部と、前記周溝部が形成されたことにより前記上側環状部の前記シールリップ部側の部分が撓み可能な環状庇とされている構成である。
この構成によれば、本発明に係るグロメットは、車体パネルの開口部に装着されると、係止部が車体パネルの一面側で開口部の周縁を係止し、グロメット本体が車体パネルの他面側で筒状部の他端部を閉塞し、シールリップ部が外フランジ部より係止部側で車体パネルに接触し、車体パネルの開口部の止水性を保持する。この場合、シールリップ部の車体パネルに対する密着力を環状庇の弾性復帰力で補うことができる。
この構成によれば、特に、台座部の外面側に周溝部と環状庇とを有する構成であるので、周溝部の深さと形状、環状庇の張出寸法と肉厚を適宜設計変更してシールリップ部に対する弾性復帰力を容易に調整することができるから、シールリップ部の車体パネルに対する密着力を間接的に調整することができ、適切なシール機能を得られる。これにより、シールリップ部のみの撓み変形による弾性復帰力が車体パネルに対する密着力となって止水性を発揮する特許文献1に開示されたグロメットに比べて、車体パネルに対する密着力が大きく保たれ、グロメットに挿通される電線群にかかるグロメット挿通方向と反対方向に係る負荷が大きくても、車体パネルに対する密着力を十分に得られ、シール機能を十分に得られる。
またこの構成によれば、本発明に係るグロメットは、車体パネルの板厚に製作公差があって、板厚が標準寸法に比べて小さくても、シールリップ部がシールリップ部の基端側を支持する環状面部に当接し、車体パネルに対する密着力が大きく保たれるので、車体パネルへの装着を確実に行うことができる。
さらにこの構成によれば、本発明に係るグロメットは、車体パネルの開口部に装着される際に、シールリップ部が台座部の周溝部に対応する周壁部に張出する環状庇に密着するが、環状庇が周溝部側に撓むことができるので、シール機能を十分に得られるだけでなく、車体パネルの開口部にグロメットを装着する際にグロメットにかける押し込み力を、特許文献1に開示されたグロメットについて上記設計変更に係る構成としたグロメットに比べて小さくすることができ、車体パネルへの装着を容易に行うことができる。
本発明に係るグロメットは、前記環状庇の上面に隆起部を有する構成とすることが好ましい。
この構成によれば、本発明に係るグロメットは、グロメットの車体パネルの開口部への装着時に係止部が開口部を通過しない段階より、車体パネルと密着してスカート形状を広げるように撓んでいくシールリップ部に対し隆起部が早くから当接し、シールリップ部に対して付与する隆起部の弾性復帰力が、隆起部を有していない台座部の環状庇がシールリップ部に当接し弾性復帰力を付与する場合に比べて大きくなり、止水性を一層高められる。
本発明によれば、車体パネルの開口部の止水性を保持するとともに、車体パネルへの装着を容易に行うことができ、車体パネルに製作公差があっても、車体パネルへの装着を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態に係るグロメットの断面図であって、(a)は車体パネルにグロメットが装着される前の状態、(b)は車体パネルにグロメットが装着された状態を示す。 本発明の実施の形態に係るグロメットの変形例の部分断面図であって、(a)は台座部の周溝部にリブが設けられた例、(b)は台座部の断面形状がV字形にされた例、(c)は台座部の断面形状が凹湾曲形にされた例を示す。 従来のグロメットの外観図である。
以下、本発明の実施の形態に係るグロメットについて図面を参照して説明する。
図1(a)、図1(b)は、本発明の実施の形態に係るグロメットを示す図である。このグロメット10は、自動車の車室の内外を仕切る車体パネル1に形成された開口部2の周縁を係止する状態で車体パネル1に固定され、車体パネル1を貫通するワイヤハーネスの電線群Wを保護し、かつ車体パネル1の開口部2の止水性を保持するためのものである。
本実施の形態に係るグロメット10は、例えばPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂成形体であるインナー部材12と、例えばEPDM(エチレン・プロピレンゴム)等のエラストマー成形体であるグロメット本体14と、を備えている。
インナー部材12は、開口部2の内径よりも小さく形成され、ワイヤハーネスを構成する電線群Wが挿通される筒状部21と、筒状部21の軸方向一端側に設けられ、かつ車体パネル1の一面1a側で車体パネル1に形成された開口部2の周縁を係止する複数の係止部22と、筒状部21の軸方向他端部に径方向外側に突出するように設けられた環状の外フランジ部23と、を有している。
筒状部21は、縮径可能な撓み性を有するように所要の肉厚を有して形成されている。
係止部22は、筒状部21の軸方向一端側に、周方向配置に3個所以上設けられており、各係止部22は、筒状部21の一端側(図中上側)から他端側(図中下側)に向けて筒状部21の径方向外側へ肉厚が次第に大きくなり、最大肉厚値のポイントが開口部2の内径よりも例えば2、3mm径方向外側へ突出しており、さらに最大肉厚値のポイントを過ぎる範囲では肉厚が次第に小さくなる傾斜形状を有している。
したがって、筒状部21が縮径することにより、係止部22の最大肉厚値のポイントが車体パネル1の開口部2を通過することができ、縮径した筒状部21が弾性により径サイズを復元することで、係止部22の最大肉厚値のポイントを過ぎた傾斜面において、係止部22が車体パネル1の一面1a側で開口部2の周縁に係止するように構成されている。
なお、係止部22は、筒状部21の一端側から折り返す形状で、係止部22自身が開口部2の中心方向に撓み、開口部2の周縁に係止する係止爪を有していてもよい。
外フランジ部23は、筒状部21の他端部から径方向外方に一体に延在され、かつ筒状部21の中心線に直交する平面上に突出する円環板状に形成されている。
グロメット本体14は、予備的なシールを行う内側シールリップ部41と、断面形状が大きく大きなシール力を有する外側シールリップ部42と、内側および外側のシールリップ部41、42の各基端部を一体に支持しているとともに、インナー部材12の外フランジ部23を含む筒状部21の他端部を閉塞するカバー状をなす台座部43とを有する。
内側および外側のシールリップ部41、42は、同心でスカート状に形成され、車体パネル1に形成された開口部2への装着時に開口部2を取り囲んでスカート形状を広げられ弾力復帰力を生じて車体パネル1の他面1bに密着し弾力復帰止水性が保持するように構成される。
台座部43は、図1(a)において、外フランジ部23の下面に密着する下側環状部44と、外フランジ部23の上面に密着する上側環状部45と、下側環状部44と上側環状部45とを一体に連続して繋いでいる周壁部46と、を備えている。下側環状部44は、内側および外側のシールリップ部41、42の各基端部を一体に支持している。下側環状部44は、電線群Wが貫通する貫通孔44aを有する。貫通孔44aは、電線群Wを挿通した際に止水性を保持するように内径の大きさが設定されている。
さらに、台座部43は、外フランジ部23に対応する周壁部46の外周面部に凹設された周溝部47を有している。この実施の形態の周溝部47は、コ字形の断面形状に形成されている。周壁部46の外周面部に周溝部47を有することによって、上側環状部45の外周側部分であって、周溝部47に対応する部分が環状庇48とされている。これにより、環状庇48は、周溝部47の側へ撓むことが容易になるよう形成されている。
インナー部材12の係止部22が車体パネル1の開口部2の周縁に対し係止する挿入方向の係止位置Pから、台座部43の外側シールリップ部42の基端側を支持する外フランジ部23の上面に密着する上側環状部45の環状面部までの距離Lが、グロメット10の装着時に外側シールリップ部42が環状庇48に当接する関係寸法に設定されている。
さらに、環状庇48には、断面円弧状凸名形状でかつ環状の隆起部49を有している。
続いて、本実施の形態に係るグロメット10の作用効果を説明する。
グロメット10は、グロメット本体14の貫通孔44aにワイヤハーネスWの電線群が挿通され車体パネル1の開口部2に装着される。
グロメット10は、インナー部材12の筒状部21の一端側の係止部22が車体パネル1の開口部2の周縁を係止し、グロメット本体14がインナー部材12の筒状部21の他端部を閉塞し、外側シールリップ部42が外フランジ部23より係止部22側で車体パネル1に接触し、車体パネル1の開口部2の止水性を保持する。この場合、外側シールリップ部42の車体パネル1に対する密着力を環状庇48の弾性復帰力で補うことができる。
特に、台座部43の外面側に周溝部47と環状庇48とを有する構成であるので、周溝部47の深さと形状、環状庇48の張出寸法と肉厚を適宜設計変更して外側シールリップ部42に対する弾性復帰力を容易に調整することができるので、外側シールリップ部42の車体パネル1に対する密着力を間接的に調整することができ、適切なシール機能を得られる。これにより、外側シールリップ部42のみの撓み変形による弾性復帰力が車体パネル1に対する密着力となって止水性を発揮する特許文献1に開示されたグロメットに比べて、車体パネル1に対する密着力が大きく保たれ、グロメット10に挿通される電線群にかかるグロメット挿通方向と反対方向に係る負荷が大きくても、車体パネルに対する密着力を十分に得られ、シール機能を十分に得られる。
またグロメット10は、車体パネル1の板厚に製作公差があって、板厚が標準寸法に比べて小さくても、外側シールリップ部42がシールリップ部の基端側を支持する環状面部に当接し、車体パネル1に対する密着力が大きく保たれるので、車体パネル1への装着を確実に行うことができる。
さらにこの構成によれば、本発明に係るグロメットは、車体パネル1の開口部2に装着される際に、外側シールリップ部42が台座部43の周溝部47に対応する周壁部に張出する環状庇48に密着するが、環状庇48が周溝部47側に撓むことができるので、シール機能を十分に得られるだけでなく、車体パネル1の開口部2にグロメット10を装着する際にグロメット10にかける押し込み力を、特許文献1に開示されたグロメットについて上記設計変更に係る構成としたグロメットに比べて小さくすることができ、車体パネル1への装着を容易に行うことができる。
さらに、グロメット10は、環状庇48の上面に隆起部49を有するので、グロメット10の車体パネル1の開口部2への装着時に係止部22が開口部2を通過しない段階より、車体パネル1と密着してスカート形状を広げるように撓んでいく外側シールリップ部42に対し隆起部49が早くから当接し、外側シールリップ部42に対して付与する隆起部49の弾性復帰力が、隆起部49を有していない実施の形態における台座部の環状庇48が外側シールリップ部42に当接し弾性復帰力を付与する場合に比べて大きくなり、止水性を一層高められる。
[変形例]
上述した実施の形態に係るグロメット10の要部について変形実施例を図2(a)、(b)、(c)に示す。これらの変形実施例は、周溝部47に関するものである。図2(a)に示す周溝部47Aは、図1に示す周溝部47と形状が同一であり、相違点として、周溝部47Aには周方向に当分配されて例えば3個のリブ50が設けられている。これらリブ50は、環状庇48Aの撓み具合を調整するために設けられる。図2(b)に示す周溝部47Bは、V字溝とされている。V字溝の深さを調整することにより環状庇48Bの撓み具合を調整することができる。図2(c)に示す周溝部47Cは、断面形状が半円形である溝形状に形成されている。これも、周溝部47Cの深さ、溝幅の調整により環状庇48Cの撓み具合を調整することができる。
以上説明したように、本発明によれば、車体パネルに装着する際に、台座部の外周面部が弾性変形して撓むため、車体パネルに製作公差があっても、車体パネルへの装着を確実に行うことができるという効果を有し、グロメットの全般に有用である。
1 車体パネル
2 開口部
10 グロメット
12 インナー部材
14 グロメット本体
14a 貫通孔
21 筒状部
22 係止部
23 外フランジ部
42 外側シールリップ部(シールリップ部)
43 台座部
47,47A,47B,47C 周溝部
48,48A,48B,48C 環状庇
49 隆起部
W ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. ワイヤハーネスの電線群が挿通される筒状部を有するともに前記筒状部の一端側で車体パネルの開口部の周縁を係止する係止部および前記筒状部の他端側から径方向に突出する外フランジ部を有する樹脂製のインナー部材と、
    前記筒状部の他端部を閉塞するカバー状をなすとともに前記電線群が貫通する貫通孔が形成された弾性を有するグロメット本体とを備え、
    前記グロメット本体は、前記外フランジ部より前記係止部側で前記車体パネルに接触可能なシールリップ部と、前記シールリップ部を支持するとともに下側環状部と上側環状部と周壁部とにより前記外フランジ部を囲む台座部とを含み、前記台座部には、前記周壁部の前記外フランジ部と対応する部分に形成された周溝部と、前記周溝部が形成されたことにより前記上側環状部の前記シールリップ部側の部分が撓み可能な環状庇とされていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記環状庇の上面に、隆起部を有することを特徴とする請求項1に記載のグロメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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