JP6638462B2 - 透明光学フィルム用ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
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0.60 ≦(M1+M2/2)/P≦ 1.50
(M1:Mg,Mn,Caから選ばれる2価の金属元素含有量、
M2:Li,Na,Kから選ばれる1価の金属元素含有量、
P:リン元素含有量
式中において、MおよびPはポリエステル106g当たりの総モル数を示す。)
2価の金属化合物としては、特に限定されないが2価の金属元素の酢酸塩、酸化物、水酸化物などが挙げられ、樹脂組成物のゲル化率および耐熱性、ヘイズ、透明性の点から酢酸塩が好ましい。
1価の金属化合物としては、1価の金属元素の水酸化物、塩化物、炭酸塩などが挙げられ、樹脂組成物の重合および溶融時の分解反応抑制の点から水酸化物が好ましい。
0.60≦(M1+M2/2)/P≦1.50
(M1:Mg,Mn,Caから選ばれる2価の金属元素含有量、M2:Li,Na,Kから選ばれる1価の金属元素含有量、P:リン元素含有量、式中において、MおよびPはポリエステル106g当たりの総モル数を示す。)
M/Pは0.60〜1.50とする必要があり、好ましくは0.70〜1.20、さらに好ましくは0.80〜1.10である。M/Pが0.60未満であると製膜工程における静電印加キャストの観点から製膜性の悪化となる。1.50を超えるとゲル化率の上昇によるフィルム欠点の増加および耐熱性の低下による色調悪化や、フィルムでの耐カール性の悪化となる。
例えば、テレフタル酸75mol%、イソフタル酸25mol%とエチレングリコールとの反応物であるビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート(以下、BHTという)を予め255℃の溶融状態で貯留させ、さらにテレフタル酸とエチレングリコールからなるスラリーおよびイソフタル酸とエチレングリコールからなるスラリーをそれぞれ別に設けた混合槽に準備しておき、反応槽の温度を保ち定量供給しながら、水を留出させ、エステル化反応させる。反応を開始してから4〜5時間後にエステル化を終了し、この反応生成物であるBHTを重縮合反応槽に移し、水酸化カリウム、酢酸マンガンと三酸化アンチモンおよびその他の添加物を添加する。その後、高真空になるまで減圧するとともに290℃程度まで加熱、昇温して重縮合反応を行い、目標固有粘度に到達まで重縮合反応する。
またアンチモン化合物はエチレングリコール溶液として添加することが、重縮合反応系におけるアンチモン化合物の凝集による粗大物の生成防止、その結果透明性(ヘイズ)が良好となる点から好ましい。
なお、物性の測定方法、効果の評価方法は次の方法に従って行った。
色差計(スガ試験機社製、SMカラーコンピュータ(SM−T))を用い、反射法にて測定した。
ポリエステル0.5gを、フェノール/四塩化エタン(6/4重量比)の混合溶媒20mlに100℃で60分攪拌して溶解させ、室温まで冷却後、その溶液を20mmのガラスセルに入れ、スガ試験機製へイズコンピューター(HGM−2DP)で測定した。得られたポリエステルのヘイズは、3.0%以上4.0%以下が好ましく、3.0%以下がさらに好ましい。4.0%を超える場合は透明性の点から不合格とした。
Mauliceの方法によって測定した(文献 M.J.Maulice,F.Huizinga.Anal.Chim.Acta,22 363(1960))。エステル化反応物2gをo−クレゾール/クロロホルム(重量比7/3)50mlに溶解し、N/20−水酸化ナトリウムメタノール溶液によって滴定し、エステル化反応物のカルボキシル末端基量を測定し、eq/ポリエステル1tonの値で示した。
ポリステル樹脂組成物を凍結粉砕機(Sprex CertiPerp社製)にて粉砕し、ステンレスビーカーに0.5g秤量した。真空乾燥機を用いて、50℃で2時間真空乾燥した後、空気と窒素の混合気体で酸素濃度1%とし、試料含有容器に酸素濃度1%の混合気体を配管より通し十分に置換された後に、該容器を300℃のオイルバスに浸し、酸素/窒素濃度1%流通下(流量0.5L/分)6時間加熱処理を行った。これを、20mlのオルトクロロフェノール(以下OCP)で、160℃で1時間溶解し、放冷した。この溶液を、ガラスフィルター(柴田科学社製、3GP40)を使用しろ過、ジクロロメタンにてガラスフィルターを洗浄した。ガラスフィルターを130℃で2時間乾燥し、ろ過前後のろ過器の重量の増分より、フィルターに残留したOCP不溶物(ゲル)の重量を算出し、OCP不溶物のポリエステル重量(0.5g)に対する重量分率を求め、ゲル化率(重量%)とした。得られたポリエステルのゲル化率は、8.0%以下が好ましく、6.0%以下がさらに好ましい。8.0%を超える場合はフィルム欠点の点から不合格とした。
K、Na、Liの含有量については、原子吸光分析法(日立製作所製:偏光ゼーマン原子吸光光度計180−80。フレーム:アセチレン−空気)用いて測定した。
P、Mn、Mg、CaおよびSbの含有量についてはポリエチレンテレフタレート樹脂組成物の試料ペレットを溶融プレス機で円柱状に成型し、理学電機(株)製蛍光X線分析装置(型番:3270)を用いて、蛍光X線強度を求め、あらかじめ作成しておいた検量線より求めた。
ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物の試料ペレットをo−クロロフェノールに溶解し、内部標準を添加する。さらにメタノールを加えてポリマーを析出させて遠心分離によって上澄みを採取し、液体クロマトグラフを用いて定量した。
ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物0.1gをo−クロロフェノール10mlに160℃、20分で溶解し、25℃での溶液粘度を測定した。
王子計測(株)社製の自動複屈折計(KOBRA−21ADH)を用い、低位相差モードで測定した。測定は10回行い、それらの平均値を用いた。○を合格、×を不合格とした。
<判断基準>
○:測定値が100nm未満
×:測定値が100nm以上 。
ポリエチレンテレフタレート樹脂組成物を溶融押出により、連続的にフィルムを得る工程にて、7時間経過後から8時間経過後の1時間の間、フィルム表面を観察し、この間表面に7時間経過するまでは見られなかったスジ状の欠点が新たに観察されれば×、観察されなければ○とした。
JIS K 7105(1985年)に基づいて、ヘイズメーター(スガ試験器社製HGM−2GP)を用いてフィルムヘイズの測定を行った。測定は任意の3ヶ所で行い、その平均値を採用した。また、目視にて欠点(ゲル)の観察も合わせて実施した。○、△を合格、×を不合格とした。
<判断基準>
○:フィルムヘイズが2.0%未満
△:フィルムヘイズが2.0%以上3.0%未満
×:フィルムヘイズが3.0%以上 。
偏光板であるポリビニルアルコール(PVA)フィルムと本発明の樹脂組成物のフィルムを貼り合わせた後、85℃×24時間の環境下でのカール・波打ち凹凸皺発生状態を目視および顕微鏡で評価した。判断基準は下記に示し、○、△を合格、×を不合格とした。
<判断基準>
○:カール具合が小さく、波打ち凹凸皺の発生がない
△:カール具合が大きく、波打ち凹凸皺の発生がない
×:カール具合が大きく、波打ち凹凸皺が発生 。
テレフタル酸30.8重量部とイソフタル酸10.8重量部からなるテレフタル酸とエチレングリコールの反応物であるビス−β−ヒドロキシエチルテレフタレート(以下、BHTという)46.4重量部を予め255℃の溶融状態で貯留させ、さらにテレフタル酸35.1重量部とイソフタル酸11.3重量部とエチレングリコール19.5重量部からなるスラリーを別に設けた混合槽に用意し、反応槽の温度を保ち定量供給しながら、水を留出させ、エステル化反応させた。反応を開始してから4時間40分後にエステル化を終了し、この反応生成物であるBHTを重縮合反応槽に移し、トリエチルホスホノアセテート0.0211重量部添加した。次いで、酢酸マンガン0.014重量部、水酸化カリウム0.0004重量部、三酸化アンチモン0.04重量部を添加して、40分で高真空になるまで減圧するとともに290℃まで加熱、昇温して重縮合反応を行い、目標固有粘度に到達まで実施した。反応終了後、重縮合反応槽底部にある口金より冷水中にストランド状に吐出し、押し出しカッターによって円柱状のペレットとした。得られたポリエステル樹脂組成物Aの品質は、固有粘度が0.7dl/g、イソフタル酸成分が25mol%、マンガン元素含有量30ppm、カリウム元素含有量が3ppm、アンチモン元素含有量が325ppm、リン元素含有量が25ppm、カルボキシル末端基が30eq/ton、環状3量体オリゴマー量が0.5重量%、色調b値が4.5、ヘイズが2.5%、ゲル化率が4.0%であり良好だった。結果を表1に示す。このとき、リン元素含有量が添加量に対して減少しているのは、重縮合反応中に、エチレングリコールとともにリン化合物が系外へ飛散したためである。
また、得られたポリエステル樹脂組成物Aを三層構成の中間層に使用し、表層に別のポリエステル樹脂組成物Bとした。
得られたポリエステル組成物Bは固有粘度0.80dl/g、カルボキシル末端基11eq/ton、環状3量体オリゴマー量0.28重量%であった。
イソフタル酸の含有率を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は色調b値が4.0、ヘイズが2.6%、ゲル化率3.4%であり良好だった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
イソフタル酸の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は色調b値が4.8、ヘイズが2.6%、ゲル化率5.8%であり良好だった。また、フィルムでのリタデーションも良好であった。イソフタル酸の混率が多く、強度が低下し、耐カール性が若干悪化したが問題ないレベルであった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は色調b値が4.9、ヘイズが2.3%、ゲル化率が5.7%であり良好だった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は色調b値が5.0、ゲル化率が5.2%であり良好であった。また、マンガン元素がポリマー成分と粒子を形成したため、ヘイズが3.1%と高めであったがフィルムの透明性は問題のないレベルであった。フィルムでのリタデーション、耐カール性は良好であった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量の変更および酢酸マグネシウムと合わせて酢酸マグネシウムを使用し、表1に記載の含有量とした以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、ヘイズが2.4%であり良好であったが、マグネシウム元素に変更することにより耐熱性が低下し、色調b値が5.1、ゲル化率が8.0%と高めであったがフィルムの欠点は問題ないレベルであった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量の変更および酢酸カルシウムと合わせて酢酸マグネシウムを使用し、表1に記載の含有量とした以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、色調b値が4.8、ゲル化率が5.5%であり良好であったがフィルムの欠点は問題ないレベルであった。また、カルシウム元素がポリマー成分と粒子を形成したため、ヘイズが3.8%と高めであったがフィルムの透明性は問題のないレベルであった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
カリウム元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。実施例8では、得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、カリウム量が少なく重合反応時間が若干延びたことにより色調b値が5.1と高めであったが問題ないレベルであった。また、製膜での静電印加性が悪化し、製膜性が若干悪化したが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。実施例9、10では、得られたポリエステル樹脂組成物のいずれの品質も良好であった。実施例11では、得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、M/Pが高く、耐熱性が低下したことにより色調b値が5.4、ゲル化率が6.4%と高めであったがフィルムでの欠点および耐カール性は若干悪化したが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。結果を表1に示す。
水酸化カリウムの代わりに水酸化ナトリウムを用いて、含有量を表1に記載の含有量とした以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、ナトリウム元素がポリマー成分と粒子を形成したため、ヘイズが3.6%と高めであったがフィルムの透明性は問題のないレベルであった。色調b値は4.7、ゲル化率は5.2%であり良好だった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
水酸化カリウムの代わりに酢酸リチウムを用いて、含有量を表1に記載の含有量とした以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、リチウム元素によりゲル化率が6.1%と高めであったがフィルムの欠点は問題のないレベルであった。色調b値は4.8、ヘイズは3.0%であり良好だった。また、フィルムでのリタデーション、耐カール性も良好であった。結果を表1に示す。
リン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、M/Pが低く、重合反応時間が若干延びたことにより色調b値が5.2と高めであったが問題ないレベルであった。また、製膜での静電印加性が悪化し、製膜性が若干悪化したが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。結果を表1に示す。
リン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、M/Pが高く、耐熱性が低下したことにより色調b値が5.4、ゲル化率が6.6%と高めであったがフィルムでの欠点および耐カール性は若干悪化したが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。結果を表1に示す。
アンチモン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。実施例16では、得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、アンチモン量が少なく重合反応時間が若干延びたことにより色調b値が5.5と高めであったが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。実施例17、18では、得られたポリエステル樹脂組成物のいずれの品質も良好であった。実施例19では、得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、アンチモン量が高く、アンチモン金属析出によりヘイズが3.5%と高めであったがフィルムの透明性は問題ないレベルであった。また、耐熱性低下によりゲル化率が6.1%と高めであったがフィルムの欠点は問題ないレベルであり、また、フィルムでの耐カール性が若干悪化したが問題ないレベルであった。その他品質は良好であった。結果を表1に示す。
イソフタル酸の含有率を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質はゲル化率が9.5%であり不良であった。また、フィルムでの欠点および耐カール性が不良であった。結果を表1に示す。
イソフタル酸の含有率を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は良好であったが、フィルムでのリタデーションが不良であった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質はゲル化率が8.8%であり不良であり、フィルムでの欠点が不良であった。また、M/Pが0.6未満であり、フィルムの製膜性が不良であった。結果を表1に示す。
マンガン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質はゲル化率が9.8%であり不良であった。また、フィルムでの欠点が不良であった。結果を表1に示す。
カリウム元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、M/Pが1.5を超えており、ゲル化率が10.2%であり不良であった。また、フィルムでの欠点および耐カール性が不良であった。結果を表1に示す。
リン元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、M/Pが1.5を超えており、ゲル化率が10.4%であり不良であった。また、フィルムでの欠点および耐カール性が不良であった。結果を表1に示す。
マンガン元素を含まず、マグネシウム元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、マンガン元素を含まず、耐熱性も悪化したことにより、ゲル化率が22.5%であり不良であった。また、フィルムでの欠点および耐カール性が不良であった。結果を表1に示す。
マンガン元素を含まず、カルシウム元素の含有量を表1に変更した以外は実施例1と同様の方法で実施した。得られたポリエステル樹脂組成物の品質は、マンガン元素を含まなかったことにより、ゲル化率が18.7%であり、また、カルシウム元素がポリマー成分と粒子を形成したため、ヘイズが5.2%であり不良であった。また、フィルムでの欠点および透明性が不良であった。結果を表1に示す。結果を表1に示す。
Claims (3)
- テレフタル酸又はこれを主体とするジカルボン酸成分とエチレングリコール又はこれを主体とするジオール成分とからなるポリエステルであって、ジカルボン酸成分としてイソフタル酸を10〜40mol%、マンガン元素を15〜45ppm含有し、ポリエステル中に含有する金属元素とリン元素のモル比(M/P)が下記式を満足し、かつゲル化率が8%以下であることを特徴とするポリエステル樹脂組成物。
0.60 ≦(M1+M2/2)/P≦ 1.50
(M1:Mg,Mn,Caから選ばれる2価の金属元素含有量、
M2:Li,Na,Kから選ばれる1価の金属元素含有量、
P:リン元素含有量
式中において、MおよびPはポリエステル106g当たりの総モル数を示す。) - 1価の金属元素がカリウムであることを特徴とする請求項1に記載のポリエステル樹脂組成物。
- アンチモン金属元素含有量が400ppm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物。
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