JP6612084B2 - イオン発生装置および電気機器 - Google Patents

イオン発生装置および電気機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6612084B2
JP6612084B2 JP2015155555A JP2015155555A JP6612084B2 JP 6612084 B2 JP6612084 B2 JP 6612084B2 JP 2015155555 A JP2015155555 A JP 2015155555A JP 2015155555 A JP2015155555 A JP 2015155555A JP 6612084 B2 JP6612084 B2 JP 6612084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
ion generator
discharge
discharge electrode
ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015155555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017033883A (ja
Inventor
弘 西田
美徳 世古口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2015155555A priority Critical patent/JP6612084B2/ja
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to MYPI2017001212A priority patent/MY182125A/en
Priority to PCT/JP2016/053830 priority patent/WO2017022255A1/ja
Priority to KR1020177022162A priority patent/KR20170102978A/ko
Priority to CN201680010240.7A priority patent/CN107925224B/zh
Priority to US15/552,480 priority patent/US10910186B2/en
Priority to SG11201706670QA priority patent/SG11201706670QA/en
Publication of JP2017033883A publication Critical patent/JP2017033883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6612084B2 publication Critical patent/JP6612084B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T23/00Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J27/00Ion beam tubes
    • H01J27/02Ion sources; Ion guns
    • H01J27/26Ion sources; Ion guns using surface ionisation, e.g. field effect ion sources, thermionic ion sources
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/16Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using physical phenomena
    • A61L9/22Ionisation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0071Electrically conditioning the air, e.g. by ionizing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/10Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering
    • F24F8/192Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by separation, e.g. by filtering by electrical means, e.g. by applying electrostatic fields or high voltages
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J27/00Ion beam tubes
    • H01J27/02Ion sources; Ion guns
    • H01J27/20Ion sources; Ion guns using particle beam bombardment, e.g. ionisers
    • H01J27/22Metal ion sources
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge
    • H01T19/02Corona rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T19/00Devices providing for corona discharge
    • H01T19/04Devices providing for corona discharge having pointed electrodes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F8/00Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
    • F24F8/30Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying by ionisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Description

本発明はイオン発生装置および該イオン発生装置を備えた電気機器に関する。
従来、室内の空気の浄化、殺菌または消臭等を行なうために、イオン発生装置が利用されている。
一般的に、イオン発生装置は、放電によりイオンを発生させる放電電極を備えている。イオン発生装置では、例えば、高電圧が印加された放電電極の先端と誘導電極との間でコロナ放電を発生させることによりイオンを発生させる。
このように高電圧を印加することでイオンを発生させる放電電極として、複数の繊維状の導電体の根元を束ねたブラシ状の放電電極が知られている。
例えば、特許文献1には、カーボン繊維の束の一部を、金属パイプの一端部から、所定の長さだけ延出させた状態で、金属パイプをカーボン繊維の束の他端部に圧着固定してなるブラシ状の放電電極が開示されている。
特開2003−229232号公報(2003年8月15日公開)
このようなブラシ状の放電電極は、高電圧を印加したときに、導電体の先端側となる、束ねられていない側の導電体同士が電気的に反発して広がる。このため、このようなブラシ状の放電電極を使用した場合、例えば針状の放電電極を使用した場合と比較して、同じ電圧を印加したときのイオン発生量が増大する。この結果、良好なイオン放出を行うことができる。
しかしながら、上記カーボン繊維の束の先端が広がると、自装置の表面と接触する虞がある。この場合、上記カーボン繊維には高電圧が印加されているので、上記カーボン繊維から自装置の表面に異常放電が発生して、イオンの発生量が低下する虞がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、放電電極における複数の線状の導電体が、自装置の表面と接触しないようにすることができるイオン発生装置などを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るイオン発生装置は、自装置の表面から突出し、放電によりイオンを発生させる放電電極を備えており、該放電電極は、複数の線状の導電体を備える先端部と、前記複数の導電体が取り付けられる基端部と、を有し、前記基端部の前記表面から突出する長さは、前記先端部の長さよりも長いことを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電気機器は、上記イオン発生装置を備えている。
本発明の一態様によれば、放電電極における複数の線状の導電体が、自装置の表面と接触しないようにすることができるイオン発生装置および該イオン発生装置を備えた電気機器を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るイオン発生装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係るイオン発生装置の概略構成を示す正面図、平面図、および側面図である。 図1および図2に示す放電電極および保護板の概略構成を示す正面図である。 本発明の実施形態2に係るイオン発生装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係るイオン発生装置の概略構成を示す正面図、平面図、および側面図である。 本発明の実施形態3に係る電気機器の内部構成の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
まず、本発明の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るイオン発生装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は、上記イオン発生装置の概略構成を示す正面図、平面図、および側面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のイオン発生装置1は、方形のケース10(筐体)と、トランス駆動回路用基板12と、高圧トランス13(高圧回路)と、イオン発生素子用基板14と、蓋体15と、放電電極21・22と、保護板51・52(突出部材)と、を備えている。
ケース10は、前面および上面が開口した箱形であり、絶縁性の樹脂で形成されている。ケース10の前部には、外部接続用基板11が取り付けられている。また、ケース10内には、前方から順に、トランス駆動回路用基板12と、高圧トランス13と、イオン発生素子用基板14と、が収納されている。また、ケース10の上面には、外部接続用基板11と、トランス駆動回路用基板12と、高圧トランス13とを覆うように、蓋体15が設けられている。
外部接続用基板11の表面には、複数(例えば6つ)の接続端子16が設けられている。複数の接続端子16の各々は外部接続用基板11の表面に形成された導電性膜により形成されており、たとえば印刷パターン、メッキ、スパッタ、CVD(Chemical Vapor Deposition)などで形成されている。この導電性膜は、たとえば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、金(Au)、それらの合金などの材質よりなっており、また数十μmのオーダの膜厚(例えば35μmの膜厚)を有している。各接続端子16は、外部接続用基板11がケース10に支持された状態においてケース10の外側に露出するように配置されている。
トランス駆動回路用基板12には高圧トランス駆動回路が配置されている。この高圧トランス駆動回路は、外部からの入力電圧により高圧トランス13を駆動するためのものである。
高圧トランス13は、上記高圧トランス駆動回路により駆動されて入力電圧を昇圧するためのものである。イオン発生素子用基板14にはイオン発生素子が配置されている。該イオン発生素子は、高圧トランス13により昇圧された電圧を印加されることで正イオンおよび負イオンの少なくとも何れかを生じさせるものである。
上記イオン発生素子は、放電電極21・22と、環状の誘導電極23・24と、を備えている。放電電極21は、イオン発生素子用基板14の一方の側部に取り付けられ、誘導電極23は、放電電極21の取付け位置の周囲に形成される。放電電極22は、イオン発生素子用基板14の他方の側部に取り付けられ、誘導電極24は、放電電極22の取付け位置の周囲に形成される。
誘導電極23は、放電電極21との間に電界を形成するための電極である一方、誘導電極24は、放電電極22との間に電界を形成するための電極である。放電電極21は、誘導電極23との間で、負イオンを発生するための電極である一方、放電電極22は、誘導電極24との間で、正イオンを発生するための電極である。なお、誘導電極23・24は、接地電位となっている。
イオン発生素子用基板14の表面は、図2に示すように、絶縁性封止材41で覆われている。絶縁性封止材41は、蓋体15の表面と例えば略面一になるように、蓋体15の表面に相当する位置までイオン発生素子用基板14上を覆っている。絶縁性封止材41としては、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の絶縁材料が用いられる。
放電電極21・22は、イオン発生素子用基板14の表面から垂直に設けられ、絶縁性封止材41の表面から突出している。
放電電極21は、複数の線状の導電体25を備え、ブラシ状に形成された先端部31と、上記複数の導電体25が取り付けられる基端部33と、を備えたブラシ状放電電極である。また、放電電極22は、複数の線状の導電体26を備え、ブラシ状に形成された先端部32と、上記複数の導電体26が取り付けられる基端部34と、を備えたブラシ状放電電極である。
なお、先端部31・32は、基端部33・34から先の部分、具体的には、ブラシ状に束ねられた導電体25・26の先端25a・26aから、該導電体25・26における、基端部33・34との接続端(接触端)までの部分を示す。また、線状には、糸状、繊維状、針金状が含まれる。
放電電極21・22の先端部31・32は、例えば、金属、カーボン繊維、導電性繊維、導電性樹脂等の導電性の材料で形成されている。先端部31・32における複数の導電体25・26の1本当たりの外径は、5μm以上、30μm以下である。上記導電体25・26の外径を5μm以上にすることにより、上記導電体25・26の機械的強度を確保するとともに、上記導電体25・26の電気磨耗を抑制することができる。また、上記導電体25・26の外径を30μm以下にすることにより、髪の毛のように撓る導電体25・26が形成され、該導電体25・26の広がりおよび揺れ動きが起こり易くなる。
上記導電体25・26は、それぞれ外径7μmのカーボン繊維であってもよく、または、外径12μmもしくは25μmのSUS(ステンレス)製の導電性繊維であってもよい。
放電電極21の基端部33は、放電電極21をイオン発生素子用基板14に取り付けるための板金状の取付部33aと、先端部31における複数の導電体25を上記接続端にて結束するための結束部33bと、を備えている。同様に、放電電極22の基端部34は、放電電極22をイオン発生素子用基板14に取り付けるための板金状の取付部34aと、先端部32における複数の導電体26を上記接続端にて結束するための結束部34bと、を備えている。
次に、図3を参照して、放電電極21の先端部31の長さについて説明する。
図3は、図1および図2に示す放電電極21および保護板51の概略構成を示す正面図であり、放電電極21(および誘導電極23の間)に印加される電圧に応じて、放電電極21の先端部31の形状が変化する様子を示している。なお、図示はしていないが、放電電極22についても同様である。
図3に示すL1は、放電電極21の先端部31の長さ、すなわち、複数の線状の導電体25が基端部33から突出している長さ(突出長)を示している。また、図3に示すL2は、放電電極21の基端部33が、蓋体15、すなわち絶縁性封止材41から突出(露出)している長さ(突出長)を示している。
図3の(a)は、放電電極21に電圧が印加されていない状態を示している。このとき、放電電極21の先端部31では、複数の線状の導電体25の先端が閉じた状態となっている。
図3の(b)は、放電電極21に高電圧のパルスが印加されている状態を示している。このとき、放電電極21の先端部31では、複数の上記導電体25のそれぞれが、同極のために電気的に反発するので、上記導電体25が撓り、その結果、ブラシの先端が開いたような形状となる。
一方、上記導電体25の先端では、正イオンが発生し、上述のように、複数の上記導電体25は、ブラシの先端が開いた形状となっているので、正イオンを発生する領域の面積が増大することになる。従って、本実施形態の放電電極21は、針状の放電電極に比べて、同じ電圧を印加したときのイオン発生量が増大することになる。
図3の(c)は、放電電極21にさらに高電圧のパルスが印加されている状態を示している。このとき、放電電極21の先端部31では、複数の上記導電体25同士の電気的な反発力が増大するので、ブラシの先端がさらに開いたような形状となる。従って、イオン発生量がさらに増大することになる。
ところで、放電電極21の複数の上記導電体25は、異極の誘導電極23に電気的に引き寄せられる。このため、上記導電体25のうち、1本または複数本が、誘導電極23側に大きく曲がる虞がある。
これに対し、本実施形態では、上記導電体25の突出長L1は、基端部33の突出長L2よりも小さい。従って、上記導電体25が誘導電極23に電気的に引き寄せられて屈曲しても、或いは、上記導電体25に対し、人が触るなどの力学的な力が働いて屈曲しても、当該導電体25が絶縁性封止材41に接触することはない。そのため、当該導電体25が絶縁性封止材41と接触する接触部において異常放電、電流リークなどが発生して、イオンの発生量が低下したりゼロとなったりする不具合、ケース10内のトランス駆動回路用基板12、高圧トランス13、およびイオン発生素子用基板14に異常放電、電流リークなどが発生して破損する不具合、および、イオン発生装置1の騒音値が高くなる不具合を、確実に回避することができる。
ところで、高圧トランス13によりケース10に静電気が帯び、これにより蓋体15または絶縁性封止材41の表面に埃等が付着する場合がある。特に、絶縁性封止材41がエポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の場合、摩擦抵抗が高いため、埃等が比較的付着しやすいことから、上述のような異常放電、電流リークなどが発生する可能性がある。これに対し、本実施形態によると、当該導電体25が絶縁性封止材41と接触する接触部において異常放電、電流リークなどの発生を抑制することができる。
なお、放電電極21の先端部31・32の長さ(上記導電体25・26の突出長L1)は、上述したように基端部33・34の突出長L2よりも小さくなるように設定されていれば、特に限定されない。但し、先端部31・32の長さが短すぎると、上記導電体25・26が撓り難くなるので、上記導電体25・26の広がりおよび揺れ動きが小さくなり、ブラシ状放電電極の効果が十分に得られない。また、先端部31・32の長さを長くすればするほど、イオン発生装置1が大型化する。そのため、先端部31・32の長さは、3mm以上とすることが望ましい。なお、先端部31・32の長さは、5mm以上であってもよい。また、基端部33・34の突出長L2は、先端部31・32の長さ(上記導電体25・26の突出長L1)の5倍以下であることが望ましい。
次に、上記保護板51・52について、図1〜図3を参照して以下に説明する。
イオン発生装置1は、製造されてから各種の電気機器に取り付けられるまでの間に、図1および図2に示すような状態で、或る載置台(図示せず)に載置されるとは限らない。例えば、当該状態を引っ繰り返した状態で上記載置台に載置される可能性がある。このように、製造工程等においてイオン発生装置1が転倒した場合、放電電極21・22が上記載置台等の床体(床)に接触してブラシ部分が潰れてしまう等の破損(変形)が生じる虞がある。
そこで、本実施形態では、放電電極21・22をそれぞれ保護するための保護板51・52が、上記放電電極21・22にそれぞれ隣り合うように、突設されている。
なお、本実施形態において、放電電極21・22が突設されたイオン発生素子用基板14は、方形のケース10の上面における後部の一端に設けられている。
イオン発生素子用基板14は、矩形状であり、放電電極21・22は、イオン発生素子用基板14の長手方向に沿って配列されている。イオン発生素子用基板14は、放電電極21・22の配列方向に平行な辺である長辺14aが、ケース10の後部の辺10aに平行となるように、該辺10aに面して設けられている。
そこで、本実施形態では、ケース10の上面における後部の両側端部に、放電電極21・22にそれぞれ隣り合うように保護板51・52を突設している。
保護板51・52は、放電電極21・22の配列方向である、イオン発生素子用基板14の長手方向(すなわち、イオン発生素子用基板14の長辺14aに平行な方向)に、放電電極21・22を挟んで並設されている。
保護板51・52の高さの最大値は、放電電極21・22の高さよりも大きく、保護板51・52は、イオン発生素子用基板14の表面に対し放電電極21・22の先端部31・32よりも突出するように、絶縁性封止材41上に、または蓋体15の上部に若しくは蓋体15と一体成形により、垂直に突設されている。
これにより、イオン発生装置1が例えば転倒した場合でも、放電電極21・22が上記載置台等、イオン発生装置1の外部の物体に直接接触することを防止でき、該接触による破損等を防止できる。
ここで、保護板51・52の高さとは、上下方向の長さ、すなわち、絶縁性封止材41の表面から保護板51の上面までの高さ、並びに、絶縁性封止材41の表面から保護板52の上面までの高さを示す。
保護板51・52の高さは、イオン発生素子用基板14の表面に対し放電電極21・22の先端部31・32よりも突出するように形成されていれば、特に限定されるものではない。
但し、保護板51・52の高さが高くなると、その分、イオン発生装置1が大型化する。このため、保護板51・52の高さは、例えば、イオン発生装置1が転倒した場合に、放電電極21・22が、上記載置台等、イオン発生装置1の外部の物体に直接接触しない程度の高さに形成されていることが望ましい。例えば、絶縁性封止材41の表面から保護板51・52の上面までの高さが、放電電極21・22における、絶縁性封止材41の表面から先端部31・32の先端までの高さ(すなわち、絶縁性封止材41の表面から導電体25・26の先端25a・26aまでの高さの最大値)よりも少し大きい程度の高さに形成されていることが望ましい。
また、保護板51・52は、それぞれ、放電電極21・22と保護板51・52との間の距離が、放電電極21・22の先端部31・32の長さよりも長くなるように、放電電極21・22から離間して配置されている。
このため、図3の(b)・(c)に示すように、導電体25同士あるいは導電体26同士が反発して先端部31・32が広がることで、導電体25・26がどのような角度に倒れたとしても、導電体25・26が保護板51・52に直接接触することがなく、リークの発生を防止することができる。
保護板51・52は、それぞれ、保護板51・52を介して放電電極21・22を見たとき(つまり、ケース10の辺10aに平行な方向からイオン発生装置1を見たとき)、保護板51・52における、放電電極21・22の先端部31・32に対向する部分が切り欠かれた板状に形成されている。このため、保護板51には、放電電極21に対向して、先端部31を露出させる開口部51aが形成されている。一方、保護板52には、放電電極22に対向して、先端部32を露出させる開口部52aが形成されている。
このように保護板51・52に開口部51a・52aが形成されていることで、保護板51・52によって放電電極21・22によるイオンの放出が阻害されず、良好なイオンの放出を行うことができる。
また、本実施形態において、板状の取付部33a・34aは、板面の法線方向が前後方向となるように、イオン発生素子用基板14に取り付けられている。導電体25・26は、上記板金状の取付部33a・34aの厚みが薄い方向に倒れ易い一方、上記板金状の取付部33a・34aの厚みが厚い方向には倒れ難い。このため、放電電極21・22は、前後方向には倒れ易いが、左右方向には倒れ難い。従って、放電電極21・22の左右方向に設けられている保護板51・52が、放電電極21・22の導電体25・26と近接せず、リークを効果的に防止することができる。
換言すれば、放電電極21・22における板状の取付部33a・34aは、該取付部33a・34aから板面の法線方向には保護板51・52が存在しないように、イオン発生素子用基板14に取り付けられていることが望ましい。
(変形例)
なお、本実施形態では、保護板51・52がイオン発生素子用基板14の長手方向に放電電極21・22を挟んで並設されている場合を例に挙げて説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。
イオン発生装置1が例えば転倒した場合でも、導電体25・26がイオン発生装置1の外部の物体に直接接触することを防止することができる位置および高さに保護板が形成されていれば、保護板は、1つのみ設けられていても構わない。
また、本実施形態では、イオン発生素子用基板14を、ケース10の後部に設けた場合を例に挙げて説明しているが、イオン発生素子用基板14は、ケース10の前部に設けられていてもよく、中央部に設けられていてもよい。
また、本実施形態では、誘導電極23・24を利用しているが、これを省略しても放電電極21・22から正イオンおよび負イオンを発生させることができる。しかしながら、誘導電極23・24を利用する方が、放電電極21・22における電界強度が増大し、イオンの発生量が増大するので、望ましい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図4および図5を参照して説明する。なお、本実施形態では、実施形態1との相異点について説明する。
図4は、本実施形態に係るイオン発生装置の概略構成を示す斜視図であり、図5は、上記イオン発生装置の概略構成を示す正面図、平面図、および側面図である。
本実施形態に係るイオン発生装置2は、保護板51・52に代えて、放電電極21・22をそれぞれ保護するための保護板61・62(突出部材)が、放電電極21・22の配列方向に垂直な方向である、イオン発生素子用基板14の短手方向(すなわち、イオン発生素子用基板14の短辺14bに平行な方向)に、放電電極21・22を挟んで並設されているとともに、放電電極21・22の取付部33a・34aが倒れやすい方向が異なっている点と、外部接続用基板11に代えて、ケース10の側面に凹部90を設け、該凹部90に複数の接続端子91を設けている点と、を除けば、実施形態1に係るイオン発生装置1と同様の構成を有している。
保護板61・62の高さの最大値は、放電電極21・22の高さよりも大きく、保護板61・62は、イオン発生素子用基板14の表面に対し放電電極21・22の先端部31・32よりも突出するように、絶縁性封止材41上に、または蓋体15の上部に若しくは蓋体15と一体成形により、垂直に突設されている。
これにより、本実施形態でも、イオン発生装置2が例えば転倒した場合でも、放電電極21・22が上記載置台等、イオン発生装置2の外部の物体に直接接触することを防止でき、該接触による破損等を防止できる。
ここで、保護板61・62の高さとは、上下方向の長さ、すなわち、絶縁性封止材41の表面から保護板61の上面までの高さ、並びに、絶縁性封止材41の表面から保護板62の上面までの高さを示す。また、保護板61・62の上面とは、具体的には、後述する梁部71・81の上面を示す。
なお、本実施形態でも、保護板61・62の高さは、保護板51・52同様、イオン発生素子用基板14の表面に対し放電電極21・22の先端部31・32よりも突出するように形成されていれば、特に限定されるものではない。
但し、保護板61・62の高さが高くなると、その分、イオン発生装置2が大型化する。このため、保護板61・62の高さは、例えば、イオン発生装置2が転倒した場合に、放電電極21・22が、上記載置台等、イオン発生装置2の外部の物体に直接接触しない程度の高さに形成されていることが望ましい。例えば、絶縁性封止材41の表面から保護板61・62の上面までの高さが、放電電極21・22における、絶縁性封止材41の表面から先端部31・32の先端までの高さ(すなわち、絶縁性封止材41の表面から導電体25・26の先端25a・26aまでの高さの最大値)よりも少し大きい程度の高さに形成されていることが望ましい。
保護板61・62は、放電電極21・22と保護板61・62との間の距離が、放電電極21・22の先端部31・32の長さよりも長くなるように、互いに離間して対向配置されている。
すなわち、互いに隣り合う保護板61・62間の距離は、放電電極21・22の先端部31・32の2倍以上の長さとなるように形成されている。このため、本実施形態でも、導電体25同士あるいは導電体26同士が反発して先端部31・32が広がることで、導電体25・26がどのような角度に倒れたとしても、導電体25・26が保護板61・62に直接接触することがなく、リークの発生を防止することができる。
なお、例えば図4および図5における先端部31・32は、放電による静電気で導電体25・26に埃等が付着し、これにより、放電量が低下する場合がある。このため、ユーザが電気機器に搭載されたイオン発生装置2を取り外し、先端部31・32の導電体25・26から埃等を除くための清掃を行う場合がある。ここで、上記保護板61・62間の距離は、放電電極21・22の先端部31・32の2倍以上の長さとなるように形成されていれば、その上限は特に限定されるものではないが、先端部31・32の導電体25・26にユーザの指が接触しない距離に設定されていることが望ましい。これにより、先端部31・32の導電体25・26にユーザの指が接触することを防止することができる。
保護板61・62は、それぞれ眼鏡状に形成されている。具体的には、保護板61は、イオン発生素子用基板14の表面に平行な横板からなる梁部71と、梁部71の両端を支持する支柱である支持部72・73と、梁部71の中央部を支持する支柱である支持部74と、を備えている。
互いに隣り合う支持部72・74間および支持部74・73間は開口されている。このため、保護板61には、2つの開口部61a・61bが設けられている。
同様に、保護板62は、イオン発生素子用基板14の表面に平行な横板からなる梁部81と、梁部81の両端を支持する支柱である支持部82・83と、梁部81の中央部を支持する支柱である支持部84と、を備えている。
互いに隣り合う支持部82・84間および支持部84・83間は開口されている。このため、保護板62には、2つの開口部62a・62bが設けられている。
支持部72・73は、それぞれ、イオン発生素子用基板14の長手方向の両端に、互いに対向して突設されている。また、支持部74は、イオン発生素子用基板14の長手方向の中央部に、支持部72・73に対向して突設されている。
同様に、支持部82・83は、それぞれ、イオン発生素子用基板14の長手方向の両端に、互いに対向して突設されている。また、支持部84は、イオン発生素子用基板14の長手方向の中央部に、支持部82・83に対向して突設されている。
これにより、梁部71・81は、それぞれ、イオン発生素子用基板14の長辺14aに平行に、イオン発生素子用基板14の長手方向の一方の端部から他方の端部に架け渡されるように設けられている。
放電電極21・22は、保護板61・62を介して見たとき(つまり、ケース10の辺10aに平行な方向からイオン発生装置2を見たとき)、開口部62a・61bから放電電極21が露出するとともに、開口部62b・61aから放電電極22が露出するようになっている。
これら開口部61a・61b・62a・62bは、例えば、イオン発生装置2の放電電極21・22で発生させたイオンを搬送する気体を通過させる通風口として機能する。
図4および図5に示す例では、保護板61・62は、放電電極21・22の先端部31・32の先端部分(つまり、導電体25・26の先端部分)が、梁部71・81で隠れる高さに形成されている。
但し、保護板61・62の高さ(すなわち、絶縁性封止材41の表面から梁部71・81の上面までの高さ)は、絶縁性封止材41の表面から導電体25・26の先端25a・26aまでの高さよりも高く設定されていればよく、開口部62a・61bから放電電極21全体が露出するとともに、開口部62b・61aから放電電極22全体が露出する高さに形成されていてもよい。
本実施形態によれば、上述したように開口部62a・61bから放電電極21の少なくとも一部が露出するとともに、開口部62b・61aから放電電極22の少なくとも一部が露出することで、保護板61・62によって放電電極21・22によるイオンの放出が阻害されず、良好なイオンの放出を行うことができる。
また、本実施形態において、板状の取付部33a・34aは、板面の法線方向が左右方向となるように、イオン発生素子用基板14に取り付けられている。前述したように、導電体25・26は、上記板金状の取付部33a・34aの厚みが薄い方向に倒れ易い一方、上記板金状の取付部33a・34aの厚みが厚い方向には倒れ難い。このため、放電電極21・22は、左右方向には倒れ易いが、前後方向には倒れ難い。従って、放電電極21・22の前後方向に設けられている保護板61・62が、放電電極21・22の導電体25・26と近接せず、リークを効果的に防止することができる。
換言すれば、放電電極21・22における板状の取付部33a・34aは、該取付部33a・34aから板面の法線方向には保護板61・62が存在しないように、イオン発生素子用基板14に取り付けられていることが望ましい。
このため、図4および図5に示すように、保護板61・62が、イオン発生素子用基板14の短辺14bに平行な方向において放電電極21・22に隣り合うように配置されていることで、導電体25・26と保護板61・62とが近接せず、リークを効果的に防止することができる。
なお、説明は省略するが、本実施形態でも、実施形態1と同様の変形が可能であることは、言うまでもない。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6を参照して説明する。本実施形態では、イオン発生装置を備えた電気機器について説明する。
図6は、本実施形態に係る電気機器の内部構成の一例を示す平面図である。
以下では、イオン発生装置としてイオン発生装置1を用いた場合を例に挙げて説明するが、イオン発生装置としてイオン発生装置2を用いた場合も同様である。
図6に示すように、電気機器100は、イオン発生装置1により発生したイオンを外部に導く通路である送風路102を形成するファン用ケーシング101の一部に、イオン発生装置1が取り付けられている例を示している。
このため、上記送風路102内には、イオン発生装置1と、イオン発生装置1で発生させたイオンを搬送する気体を送風する送風装置103と、が設けられている。イオン発生装置1は、送風装置103の送風方向下流側に設けられている。
上記送風装置103は、シロッコファン、クロスフローファンまたはその他のファンであってもよい。
また、イオン発生装置1は、電気機器100に一体に組み込まれた構成であってもよく、電気機器100に対して取り外し自在に設けられてもよい。イオン発生装置1が電気機器100に対して取り外し自在に設けられていることで、イオン発生装置1の交換や清掃が可能であり、電気機器100のメンテナンスが容易になる。
電気機器100としては、特に限定されるものではなく、例えば、イオン発生機、空気調和機、除湿機、加湿器、空気清浄機、ファンヒータまたはその他の機器であってもよい。電気機器100は、家屋用であってもよく、車載用であってもよい。電気機器100は、例えば、家屋の室内、ビルの一室、病院の病室、自動車の車室内、飛行機の機内または船の船舶内等の空気を調節するために、好適に用いられる。
(変形例)
なお、本実施形態では、電気機器100が送風装置103を備えている場合を例に挙げて説明したが、送風装置103は必須ではない。例えば熱対流によってもイオン発生装置1により発生したイオンを外部に排出することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るイオン発生装置(1、2)は、自装置の表面から突出し、放電によりイオンを発生させる放電電極(21、22)を備えており、該放電電極は、複数の線状の導電体(25、26)を備える先端部(31、32)と、前記複数の導電体が取り付けられる基端部(33、34)と、を有し、前記基端部が前記表面から突出する長さは、前記先端部の長さよりも長くなっている。
上記の構成によると、前記複数の導電体に対し、何らかの力が働いて折れ曲がった場合であっても、自装置の表面には届かない。従って、前記複数の導電体が自装置の表面と接触しないようにすることができる。その結果、前記複数の導電体から自装置の表面に、異常放電、電流リークなどが発生することによる、イオンの発生量の低下を防止できる。
なお、上記線状の導電体の形状としては、直線状、曲線状、糸状、繊維状、針金状などが挙げられる。また、上記何らかの力の例としては、人が触る等の力学的な力、上記複数の導電体が放電時に安定放電を行うために誘導電極の方向へ向かう電気的な力などが挙げられる。
ところで、上記イオン発生装置を可能な限り小型化することを考えると、前記複数の導電体の下部の自装置に高圧回路を配置することになる。そこで、本発明の態様2に係るイオン発生装置は、上記態様1において、前記放電電極に高電圧を印加する高圧回路(高圧トランス13)を、自装置の内部に備えてもよい。この場合、前記と同様に、前記複数の導電体が自装置の表面に異常放電、電流リークなどを発生させることを防ぐと共に、前記高圧回路に異常放電が発生して、前記表面が破損したり、前記高圧回路が破損したりすることを防止できる。
本発明の態様3に係るイオン発生装置は、上記態様1または2において、前記放電電極との間でイオンを発生させるための誘導電極(23、24)を、自装置の内部に備えてもよい。前記誘導電極を配置することにより、前記放電電極における電界強度が増加するので、前記イオンの発生量を増加することができ、或いは、前記放電電極に印加する電圧を低下させることができる。さらに、前記と同様に、前記複数の導電体が自装置の表面に異常放電、電流リークなどを発生させることを防ぐと共に、前記表面が破損することを防止できる。
なお、上記構成のイオン発生装置を備えた電気機器(100)であれば、上述と同様の効果を奏することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 イオン発生装置
10 ケース
10a 辺
11 外部接続用基板
12 トランス駆動回路用基板
13 高圧トランス(高圧回路)
14 イオン発生素子用基板(基板)
14a 長辺
14b 短辺
15 蓋体
16 接続端子
21、22 放電電極
23、24 誘導電極
25、26 導電体
25a、26a 先端
31、32 先端部
33、34 基端部
33a、34a 取付部
33b、34b 結束部
41 絶縁性封止材
51、52、61、62 保護板(突出部材)
51a、52a、61a、61b、62a、62b 開口部
71、81 梁部
72、73、74、82、83、84 支持部
90 凹部
91 接続端子
100 電気機器
101 ファン用ケーシング
102 送風路
103 送風装置

Claims (4)

  1. 自装置の表面から突出し、放電によりイオンを発生させる放電電極を備えており、
    該放電電極は、複数の線状の導電体を備える先端部と、前記複数の導電体が取り付けられる基端部と、を有し、
    前記基端部が前記表面から突出する長さは、前記先端部の長さよりも長く、
    前記自装置の表面から垂直に突出した突出部材をさらに備え、
    前記放電電極と前記突出部材との間の距離は、前記先端部の長さよりも長いことを特徴とするイオン発生装置。
  2. 前記放電電極に高電圧を印加する高圧回路を、自装置の内部に備えることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
  3. 前記放電電極との間でイオンを発生させるための誘導電極を、自装置の内部に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生装置。
  4. 請求項1から3までの何れか1項に記載のイオン発生装置を備えた電気機器。
JP2015155555A 2015-08-05 2015-08-05 イオン発生装置および電気機器 Active JP6612084B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155555A JP6612084B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 イオン発生装置および電気機器
PCT/JP2016/053830 WO2017022255A1 (ja) 2015-08-05 2016-02-09 イオン発生装置および電気機器
KR1020177022162A KR20170102978A (ko) 2015-08-05 2016-02-09 이온 발생 장치 및 전기 기기
CN201680010240.7A CN107925224B (zh) 2015-08-05 2016-02-09 离子发生装置及电气设备
MYPI2017001212A MY182125A (en) 2015-08-05 2016-02-09 Ion generation device and electrical device
US15/552,480 US10910186B2 (en) 2015-08-05 2016-02-09 Ion generation device with brush-like discharge electrodes
SG11201706670QA SG11201706670QA (en) 2015-08-05 2016-02-09 Ion generation device and electrical device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155555A JP6612084B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 イオン発生装置および電気機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017033883A JP2017033883A (ja) 2017-02-09
JP6612084B2 true JP6612084B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=57942732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015155555A Active JP6612084B2 (ja) 2015-08-05 2015-08-05 イオン発生装置および電気機器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10910186B2 (ja)
JP (1) JP6612084B2 (ja)
KR (1) KR20170102978A (ja)
CN (1) CN107925224B (ja)
MY (1) MY182125A (ja)
SG (1) SG11201706670QA (ja)
WO (1) WO2017022255A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102201298B1 (ko) * 2015-02-17 2021-01-11 한온시스템 주식회사 전기집진용 대전장치
JP6612084B2 (ja) * 2015-08-05 2019-11-27 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
JP6526525B2 (ja) * 2015-09-02 2019-06-05 シャープ株式会社 イオン発生装置、イオン発生装置の製造方法、および電気機器
US10980911B2 (en) 2016-01-21 2021-04-20 Global Plasma Solutions, Inc. Flexible ion generator device
US11283245B2 (en) 2016-08-08 2022-03-22 Global Plasma Solutions, Inc. Modular ion generator device
US11695259B2 (en) 2016-08-08 2023-07-04 Global Plasma Solutions, Inc. Modular ion generator device
WO2018189928A1 (ja) * 2017-04-10 2018-10-18 シャープ株式会社 放電装置および電気機器
JP6994045B2 (ja) * 2017-10-20 2022-02-04 シャープ株式会社 放電装置
US10786818B2 (en) * 2018-02-09 2020-09-29 Aviation Clean Air, Llc Aircraft proactive air and surface purification component
US11344922B2 (en) 2018-02-12 2022-05-31 Global Plasma Solutions, Inc. Self cleaning ion generator device
US11259393B2 (en) * 2018-03-13 2022-02-22 A&D Company, Limited Electric neutralizer, electronic scale equipped with electric neutralizer, and neutralization method
KR102616653B1 (ko) * 2018-12-14 2023-12-21 삼성전자주식회사 탄소섬유 대전장치 및 이를 구비한 가전기기
JP7271299B2 (ja) * 2019-05-10 2023-05-11 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
US11581709B2 (en) 2019-06-07 2023-02-14 Global Plasma Solutions, Inc. Self-cleaning ion generator device
US11173226B1 (en) 2021-04-29 2021-11-16 Robert J. Mowris Balanced bipolar ionizer based on unbalanced high-voltage output
US11563310B2 (en) 2021-04-29 2023-01-24 John Walsh Bipolar ionizer with feedback control
US12038204B2 (en) 2021-04-29 2024-07-16 James Lau Ionizer feedback control
JP2023074240A (ja) * 2021-11-17 2023-05-29 シャープ株式会社 放電装置

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0048102A1 (en) 1980-09-11 1982-03-24 PENNY & GILES POTENTIOMETERS LIMITED Air ionization devices
JPS6311968A (ja) * 1986-03-10 1988-01-19 Toei Sangyo Kk 帯電器
US4734580A (en) * 1986-06-16 1988-03-29 The Simco Company, Inc. Built-in ionizing electrode cleaning apparatus
JP3393270B2 (ja) 1994-10-17 2003-04-07 増田 佳子 コロナ放電ユニット
US5958165A (en) * 1996-07-19 1999-09-28 Ngk Insulators, Ltd. Method of manufacturing ceramic member
JPH1074576A (ja) 1996-09-02 1998-03-17 Kazuo Okano イオン発生装置用放電電極
JPH11168276A (ja) 1997-12-04 1999-06-22 Sony Corp 部品実装方法
JP2000340393A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Ishiyama Seisakusho:Kk 高圧印加式除電器の除電電極である放電電極のスパッタリング現象防止、オゾン発生防止、並びに発光作用防止又真空層内の帯電除去等装置及びその製造方法。
JP4903942B2 (ja) 2001-03-15 2012-03-28 株式会社キーエンス イオン発生装置
JP2003229232A (ja) * 2002-01-31 2003-08-15 Nihon Seimitsu Co Ltd 電極および電極の製造方法
JP3089869U (ja) * 2002-05-10 2002-11-15 實慶 孫 軟式安全マイナスイオン発生器
JP3112435U (ja) 2005-01-07 2005-08-11 侯彩鳳 マイナスイオン空気浄化灯
TWI282399B (en) * 2005-03-28 2007-06-11 Jiun-Guang Luo The device and method of an air ionizer (ion generator)
US20090042502A1 (en) * 2005-12-30 2009-02-12 Halla Climate Control Corp. Vehicle Air Purifier with a Negative and Positive Ion Generator and Air Conditioning System Using the Same
KR200429549Y1 (ko) * 2006-07-05 2006-10-24 주식회사 성창에어텍 자동차용 공기청정기
JP2008034220A (ja) 2006-07-28 2008-02-14 Andes Denki Kk 放電電極素子およびイオナイザー
JP2008112714A (ja) 2006-10-05 2008-05-15 Vector:Kk イオン風発生装置
JP2008101818A (ja) 2006-10-18 2008-05-01 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
KR100903315B1 (ko) * 2006-10-31 2009-06-16 한라공조주식회사 이온발생장치 및 이를 이용한 차량용 공조장치
JP4783805B2 (ja) * 2008-03-27 2011-09-28 春日電機株式会社 直流式バー形除電電極構造
JP4701435B2 (ja) * 2008-08-11 2011-06-15 シャープ株式会社 イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
US8564924B1 (en) * 2008-10-14 2013-10-22 Global Plasma Solutions, Llc Systems and methods of air treatment using bipolar ionization
CN201478694U (zh) 2009-08-27 2010-05-19 山东金泽尔工贸有限公司 一种空气离子发生器
CN102725872A (zh) * 2010-03-10 2012-10-10 松下电器产业株式会社 Led包封树脂体,led装置和led装置的制造方法
JP4803306B1 (ja) * 2010-04-07 2011-10-26 ソニー株式会社 電池パックおよび電池パックの製造方法
JP2012038510A (ja) 2010-08-05 2012-02-23 Seiko Denki Kk イオン発生器
JP4949507B2 (ja) * 2010-08-20 2012-06-13 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
JP5041495B2 (ja) * 2010-11-01 2012-10-03 シャープ株式会社 イオン発生装置
JP5192090B2 (ja) * 2011-05-18 2013-05-08 シャープ株式会社 イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
JP5192063B2 (ja) * 2011-05-18 2013-05-08 シャープ株式会社 イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
TWM432712U (en) 2011-11-11 2012-07-01 da-peng Lai Wind powered negative ion generator
WO2013188759A1 (en) * 2012-06-15 2013-12-19 Global Plasma Solutions, Llc Ion generation device
JP6004525B2 (ja) * 2012-08-02 2016-10-12 シャープ株式会社 イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
CN202942802U (zh) * 2012-11-06 2013-05-22 山西福万达工业新材料有限公司 负离子空气净化灯
KR102102759B1 (ko) * 2013-05-13 2020-04-21 엘지전자 주식회사 이온발생기 및 이를 갖는 공기조화기
JP6204712B2 (ja) 2013-06-20 2017-09-27 シャープ株式会社 イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
WO2015050045A1 (ja) 2013-10-02 2015-04-09 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
JP6155342B2 (ja) * 2013-10-02 2017-06-28 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
US10320160B2 (en) * 2014-03-31 2019-06-11 Sharp Kabushiki Kaisha Ion generation apparatus and electrical equipment
CN204165142U (zh) * 2014-08-27 2015-02-18 深圳市同盛绿色科技有限公司 负离子空气净化器
JP6595823B2 (ja) * 2015-07-10 2019-10-23 シャープ株式会社 イオン発生装置およびブラシ電極の製造方法
JP6612084B2 (ja) * 2015-08-05 2019-11-27 シャープ株式会社 イオン発生装置および電気機器
JP6526525B2 (ja) * 2015-09-02 2019-06-05 シャープ株式会社 イオン発生装置、イオン発生装置の製造方法、および電気機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017033883A (ja) 2017-02-09
CN107925224B (zh) 2019-11-19
US20180053620A1 (en) 2018-02-22
SG11201706670QA (en) 2018-02-27
KR20170102978A (ko) 2017-09-12
WO2017022255A1 (ja) 2017-02-09
MY182125A (en) 2021-01-18
CN107925224A (zh) 2018-04-17
US10910186B2 (en) 2021-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6612084B2 (ja) イオン発生装置および電気機器
JP6526525B2 (ja) イオン発生装置、イオン発生装置の製造方法、および電気機器
WO2018207385A1 (ja) 放電装置および電気機器
TWI625140B (zh) 離子產生裝置、及離子產生裝置之製造方法
WO2014203562A1 (ja) イオン発生装置およびそれを用いた電気機器
JP6936850B2 (ja) 放電装置および電気機器
JP6591823B2 (ja) イオン発生装置および電気機器
JP6786613B2 (ja) 放電装置および電気機器
JP6595853B2 (ja) イオン発生装置および製造方法
JP6804545B2 (ja) 放電装置および電気機器
JP2009026492A (ja) イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器
JP6766158B2 (ja) 放電装置および電気機器
TW202417114A (zh) 放電裝置以及空氣調節機
JP2016091714A (ja) イオン発生装置
JP2003080110A (ja) イオン発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6612084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150