JPH1074576A - イオン発生装置用放電電極 - Google Patents

イオン発生装置用放電電極

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JPH1074576A
JPH1074576A JP23184596A JP23184596A JPH1074576A JP H1074576 A JPH1074576 A JP H1074576A JP 23184596 A JP23184596 A JP 23184596A JP 23184596 A JP23184596 A JP 23184596A JP H1074576 A JPH1074576 A JP H1074576A
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conductive
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discharge electrode
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Kazuo Okano
一雄 岡野
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HUEGLE ELECTRON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱応力による亀裂の発生等の不良原因をなく
し、かつ発塵を防止して放電電極の劣化を防ぐ。 【解決手段】 イオン発生装置本体に接続され、電圧の
印加によりイオンを発生するイオン発生装置用放電電極
に関する。基端部(ソケット挿入部11a)がイオン発
生装置本体に接続される導電性の支持部材11と、露出
した先端部21aからイオンを発生する導電性の放電部
材21とを、樹脂を主成分とした導電性接着剤31また
は導電性接続パイプ41により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体製品
等の静電気除去に使用されるイオン発生装置用の放電電
極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電電極は、タングステ
ン等の単一種類の金属を針状に加工して使用していた。
しかるに、金属製の放電電極に高電圧を印加して使用す
ると、電極表面に形成された酸化膜の絶縁破壊やスパッ
タリング現象による飛散により、著しい発塵を生じるこ
とが知られている。このため、放電電極の材料として
は、発塵量が少なく耐久性の高いシリコン等の非金属無
機質材料を用いることが望ましい。
【0003】一方、このように放電に対する耐久性の高
い材料が、必ずしも十分な機械的強度を有しているとは
限らない。例えば、上述したシリコンは一般にもろい材
料であるから、放電電極の製造中、使用中に破損するこ
ともあり得る。
【0004】この点に鑑み、放電部材としてのシリコン
を機械的強度の高い母材によって支持する複合構造の放
電電極が既に提案されている(「セラミックスエミッタ
の発塵と劣化のメカニズム」(エアロゾル研究 Vol.8,
No.1, 1993)参照)。この放電電極では、シリコンと熱
膨張率が近く、シリコンよりも機械的強度が高い導電性
材料として炭化珪素セラミックスを支持部材に使用して
いる。図19は上述した複合構造の放電電極を示すもの
で、10は炭化珪素セラミックスからなる支持部材、2
0はシリコンからなる放電部材であり、両部材10,2
0は接合面を熔着して一体的に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図19
に示した構造の放電電極は、支持部材10と放電部材2
0との熱膨張率が近いとはいえ完全に同一ではない。こ
のため、両部材10,20を高温で熔着した後に冷却す
ると、接合界面に大きな熱応力が発生し、亀裂が生じて
不良の原因となっていた。例えば、両部材10,20に
熱膨張率の近い材料を使用しても、1450℃程度で熔
着して冷却すると、接合界面に亀裂が発生することがあ
る。
【0006】そこで本発明は、発塵をなくすのは勿論の
こと、亀裂等による不良の発生を極力防ぐことができる
イオン発生装置用放電電極を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、基端部がイオン発生装置本
体に接続される導電性の支持部材と、露出した先端部か
らイオンを発生する導電性の放電部材とを、樹脂を主成
分とした導電性接着剤により接続したことを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載の発明は、基端部がイオン発
生装置本体に接続される導電性の支持部材と、露出した
先端部からイオンを発生する導電性の放電部材とを、導
電性接続パイプにより接続したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のイ
オン発生装置用放電電極において、前記導電性接続パイ
プが、支持部材及び放電部材の位置決め用ストッパーと
しての凹部を有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、基端部がイオン発
生装置本体に接続される導電性の支持部材と、露出した
先端部からイオンを発生する導電性の放電部材とを、樹
脂を主成分とした接着剤により接続すると共に、この接
着剤による接続部の周囲を接続パイプにより包囲し、少
なくとも前記接着剤または接続パイプの一方を導電性材
料により形成したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
または4記載のイオン発生装置用放電電極において、少
なくとも支持部材と放電部材との接続部、具体的には、
この接続部の周辺のみか、あるいは放電部材の先端部及
び支持部材の基端部であるイオン発生装置本体側のソケ
ットへの挿入部以外の部分を、絶縁性の発塵防止用樹脂
封止材により封止したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載のイ
オン発生装置用放電電極において、前記支持部材の端面
に穴部を形成し、この穴部に導電性接着剤を介して放電
部材の基端部を接続すると共に、少なくとも前記接着剤
による接続部を絶縁性の発塵防止用樹脂封止材により封
止したことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、一端部がイオン発
生装置本体に接続される導電性かつパイプ状の支持部材
の他端部に、露出した先端部からイオンを発生する導電
性の放電部材の基端部を接続すると共に、少なくとも支
持部材と放電部材との接続部、具体的には、この接続部
の周辺のみか、あるいは放電部材の先端部及び支持部材
の基端部であるイオン発生装置本体側のソケットへの挿
入部以外の部分を、絶縁性の発塵防止用樹脂封止材によ
り封止したことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載のイ
オン発生装置用放電電極において、前記支持部材が、放
電部材の位置決め用ストッパーとしての凹部を有するこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の第1実施形態を示す縦断
面図であり、請求項1記載の発明の実施形態を示してい
る。図において、11は炭化珪素セラミックス等の導電
性セラミックスや機械的強度の高い金属からなるほぼ円
柱状の支持部材、21はシリコン等の導電性セラミック
スや発塵しにくい金属からなる針状の放電部材である。
【0016】なお、11aは、イオン発生装置本体と放
電電極とを電気的に接続するために本体側に設けられた
ソケットへ挿入するソケット挿入部であり、支持部材1
1の基端部に相当している。また、21aはイオン発生
を受け持つ先端部であり、最先端に向かうに従って直径
が徐々に細くなっている部分である。ここで、支持部材
11と放電部材21とは、例えば銀ペーストのように樹
脂を主成分とする導電性接着剤31によって同軸上に接
続されている。
【0017】この実施形態によれば、支持部材11と放
電部材21とを低温雰囲気のもとで導電性接着剤31を
用いて接続することができる。すなわち、従来のように
高温で熔着し冷却する工程が不要になるので、支持部材
11と放電部材21との熱膨張率の相違に起因する熱応
力、亀裂の発生を未然に防止することができる。また、
導電性接着剤31に含まれる樹脂は変形しやすいため、
高電圧の印加により支持部材11や放電部材21に応力
が発生しても、これを接着剤31によって吸収すること
が可能である。
【0018】図2、図3は本発明の第2実施形態であ
り、請求項2記載の発明の実施形態に相当する。この実
施形態は、支持部材11と放電部材21との間に若干の
隙間を保有させて両部材11,21の外周面を銅等の導
電性接続パイプ41により包囲して接続したもので、図
2は分解斜視図、図3は縦断面図である。本実施形態に
おいて、高電圧印加時に発生した応力は接続パイプ41
及び上記隙間により吸収される。なお、支持部材11と
放電部材21とは隙間を設けずに密着して連結しても良
い。
【0019】図4、図5は本発明の第3実施形態を示し
ており、図4は分解斜視図、図5は縦断面図である。こ
の実施形態は、請求項3記載の発明の実施形態に相当す
る。この実施形態は、支持部材11と放電部材21とを
接続する導電性接続パイプ42の軸方向ほぼ中央に凹部
42aを周設したものである。この凹部42aは、図示
するように接続パイプ42の全周にわたって形成しても
良いし、周方向の一部に形成しても良い。本実施形態に
よれば、接続パイプ42の内側に凹部42aが突出した
構造となるので、この部分が、支持部材11及び放電部
材21を接続パイプ42に挿入する際の位置決め用スト
ッパーとして機能し、製造・組立作業を容易にすること
ができる。
【0020】次に、図6は本発明の第4実施形態を示す
縦断面図であり、請求項4記載の発明の実施形態に相当
する。この実施形態は、支持部材11と放電部材21と
の接続に樹脂を主成分とする接着剤32と接続パイプ4
3とを併用したものであり、接着剤32または接続パイ
プ43の何れか一方が導電性を有していればよい。勿
論、両者が導電性を有していても差し支えない。
【0021】本実施形態では、例えば接着剤32を端面
に塗布した支持部材11を接続パイプ43内に一端から
挿入し、他端から放電部材21を挿入して全体を組み立
てる。このように接着剤32を併用することで、製造中
に各部材11,21が脱落するおそれもなく作業性が向
上すると共に、強固かつ万全な接続状態を得ることがで
きる。加えて、接続パイプ43は、接着剤32からの発
塵を遮蔽する作用も果たす。
【0022】図7は、本発明の第5実施形態を示す縦断
面図であり、請求項5記載の発明の実施形態に相当す
る。図1に示した実施形態では、応力による亀裂の発生
等を確実に防止することが可能であるが、その反面、高
電圧を印加した際に接着剤から発塵するおそれが出てく
る。そこでこの第5実施形態では、導電性接着剤31に
よる支持部材11と放電部材21との接続部を絶縁性樹
脂を主成分とする発塵防止用樹脂封止材51によって封
止することにより、接着剤31からの発塵を防ぐことと
した。
【0023】発塵防止用樹脂封止材51による接続部の
封止は、コーティングにより行うことも可能であるが、
放電電極の量産性を考慮すると、インジェクションモー
ルドによることが望ましい。具体的には、接着剤31に
より接続された支持部材11及び放電部材21を金型内
に配置し、接続部の周囲に溶融状態の発塵防止用樹脂封
止材51を流し込んで冷却、固化させればよい。この封
止材51も樹脂を主成分としているので、高電圧印加時
に支持部材11や放電部材21に応力が発生しても、こ
れを吸収することができる。
【0024】図8は、本発明の第6実施形態を示す縦断
面図であり、図7と同様に請求項5記載の発明の実施形
態に相当する。この実施形態は、放電部材21の先端部
21aと支持部材11の基端部であるソケット挿入部1
1aとを除いた部分のすべてを発塵防止用樹脂封止材5
1によって封止し、導電性接着剤31からの発塵を一層
確実に防止するようにしたものである。
【0025】ここで、上記先端部21aはイオンが発生
する部分であるため封止材51により封止せずに露出さ
せておく必要があり、また、ソケット挿入部11aはソ
ケットへの挿入のためにやはり露出させておく必要があ
る。この実施形態では、封止材51によって接着剤31
からの発塵が確実に防止され、かつ、封止材51による
応力吸収作用が期待できると共に、封止材51が支持部
材11及び放電部材21の両者を確実に連結する接続部
材としての機能も持ち、放電電極の機械的強度を向上さ
せる効果がある。
【0026】図9は本発明の第7実施形態を示す縦断面
図であり、上記同様に請求項5記載の発明の実施形態に
相当する。この実施形態は、図2、図3の実施形態にお
いて、導電性接続パイプ41の周囲を発塵防止用樹脂封
止材51によって封止したものである。また、図10は
本発明の第8実施形態を示す縦断面図であり、同じく請
求項5記載の発明の実施形態に相当する。すなわち、図
2、図3の実施形態において、放電部材21の先端部2
1aと支持部材11のソケット挿入部11aとを除いた
部分を発塵防止用樹脂封止材51によって封止したもの
である。
【0027】これらの実施形態によれば、少なくとも導
電性接続パイプ41による接続部を含む領域を封止材1
にて封止することにより、接続パイプ41からの発塵を
防止し、しかも応力の吸収、機械的強度の向上を図るこ
とができる。
【0028】図11は本発明の第9実施形態を示す縦断
面図であり、同じく請求項5記載の発明の実施形態に相
当する。この実施形態は、図4、図5の実施形態におい
て、導電性接続パイプ42の周囲を発塵防止用樹脂封止
材51によって包囲したものである。更に、図12は本
発明の第10実施形態を示す縦断面図であり、同じく請
求項5記載の発明の実施形態に相当する。この実施形態
は、図4、図5の実施形態において、放電部材21の先
端部21aと支持部材11のソケット挿入部11aとを
除いた部分を発塵防止用樹脂封止材51によって封止し
たものである。これらの実施形態においても、接続パイ
プ42からの発塵を封止材51により防止し、しかも応
力の吸収、機械的強度の向上を図ることができる。
【0029】なお、図示されていないが、図6に示した
ごとく接着剤32及び接続パイプ43を併用する実施形
態についても、接続パイプ43の周囲のみを発塵防止用
樹脂封止材51により封止し、あるいは、前記先端部2
1a及びソケット挿入部11aを除いた部分を封止材5
1によって封止しても良い。
【0030】次に、図13は本発明の第11実施形態を
示す縦断面図であり、請求項6記載の発明の実施形態に
相当する。この実施形態は、放電部材21よりも直径が
大きい支持部材12の端面に穴部12bを形成し、この
穴部12b内に導電性接着剤31を介して放電部材21
の基端部を接着すると共に、この接続部を発塵防止用樹
脂封止材51によって封止したものである。なお、穴部
12bの直径を放電部材21の直径にほぼ等しくして放
電部材21の基端部を穴部12bに嵌合させるような構
造とすれば、導電性接着剤31を用いなくても支持部材
12への放電部材21の接続が可能になる。
【0031】図14は本発明の第12実施形態を示す縦
断面図であり、図13と同様に請求項6記載の発明の実
施形態に相当する。この実施形態は、支持部材12と放
電部材21との接続構造を図13の実施形態と同様にし
たうえで、放電部材21の先端部21aと支持部材12
のソケット挿入部12aとを除いた部分を発塵防止用樹
脂封止材51によって封止したものである。この実施形
態でも、放電部材21の基端部を穴部12bに嵌合させ
る構造とすれば、導電性接着剤31を省略可能である。
【0032】これら図13、図14の実施形態によれ
ば、導電性接着剤31からの発塵を封止材51により防
止し、しかも応力の吸収、機械的強度の向上を図ること
ができる。
【0033】図15は本発明の第13実施形態を示す縦
断面図であり、請求項7記載の発明の実施形態に相当す
る。この実施形態は、内径が放電部材21の直径よりも
僅かに大きいパイプ状の支持部材13を形成し、その下
端部に放電部材21の基端部を嵌合して接続すると共
に、両者の接続部を発塵防止用樹脂封止材51によって
封止したものである。
【0034】更に、図16は本発明の第14実施形態を
示す縦断面図であり、図15と同様に請求項7記載の発
明の実施形態に相当する。この実施形態は、支持部材1
3と放電部材21との接続構造を図15の実施形態と同
様にしたうえで、放電部材21の先端部21aと支持部
材13のソケット挿入部13aとを除いた部分を発塵防
止用樹脂封止材51によって封止したものである。
【0035】上記図15、図16の実施形態によれば、
放電部材21や支持部材13からの発塵を封止材51に
より防止し、応力の吸収、機械的強度の向上を図ること
ができる。なお、これらの実施形態において、支持部材
13と放電部材21との接合面に導電性接着剤31を塗
布しても良い。
【0036】次に、図17は本発明の第15実施形態を
示す縦断面図であり、請求項8記載の発明の実施形態に
相当する。この実施形態は、パイプ状の支持部材14の
下端部近傍に全周にわたって凹部14bを形成し、この
凹部14bの下方に放電部材21の基端部を嵌合して接
続すると共に、両者の接続部を図15と同様に発塵防止
用樹脂封止材51によって封止したものである。
【0037】また、図18は本発明の第16実施形態を
示す縦断面図であり、図17と同様に請求項8記載の発
明の実施形態に相当する。この実施形態では、支持部材
14と放電部材21との接続構造を図17の実施形態と
同様にしたうえで、放電部材21の先端部21aと支持
部材14のソケット挿入部14aとを除いた部分を発塵
防止用樹脂封止材51によって封止してある。
【0038】上記図17、図18の実施形態において
も、放電部材21や支持部材14からの発塵を封止材5
1により防止し、応力の吸収、機械的強度の向上を図る
ことができる。同時に、支持部材14の凹部14bによ
って放電部材21の位置決めが可能になり、組立時の作
業性が向上する。また、これらの実施形態において、支
持部材14と放電部材21との接合面に導電性接着剤3
1を塗布しても良い。
【0039】なお、上述した各実施形態はあくまで本発
明の実施の態様を例示したものであり、支持部材や放電
部材の形状、構造等はこれらに何ら限定されるものでは
ない。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、導電性の支持部
材と放電部材とを導電性接着剤や導電性接続パイプによ
り接続し、あるいはパイプ状の支持部材に放電部材を接
続すると共に、これらの接続部を必要に応じて発塵防止
用樹脂封止材により封止するものである。これにより、
従来のような熱応力に起因する亀裂の発生、不良品の発
生を防止すると共に、発塵を防いで放電電極の劣化を防
止し、その寿命を延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の第2実施形態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3実施形態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第6実施形態を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第7実施形態を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第8実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図11】本発明の第9実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図12】本発明の第10実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図13】本発明の第11実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図14】本発明の第12実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図15】本発明の第13実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図16】本発明の第14実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図17】本発明の第15実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図18】本発明の第16実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図19】従来技術を示す正面図である。
【符号の説明】
11,12,13,14 支持部材 11a,12a,13a,14a ソケット挿入部 12b 穴部 14b 凹部 21 放電部材 21a 先端部 31 導電性接着剤 32 接着剤 41,42 導電性接続パイプ 42a 凹部 43 接続パイプ 51 発塵防止用樹脂封止材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン発生装置本体に接続され、電圧の
    印加によりイオンを発生するイオン発生装置用放電電極
    において、 基端部がイオン発生装置本体に接続される導電性の支持
    部材と、露出した先端部からイオンを発生する導電性の
    放電部材とを、樹脂を主成分とした導電性接着剤により
    接続したことを特徴とするイオン発生装置用放電電極。
  2. 【請求項2】 イオン発生装置本体に接続され、電圧の
    印加によりイオンを発生するイオン発生装置用放電電極
    において、 基端部がイオン発生装置本体に接続される導電性の支持
    部材と、露出した先端部からイオンを発生する導電性の
    放電部材とを、導電性接続パイプにより接続したことを
    特徴とするイオン発生装置用放電電極。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のイオン発生装置用放電電
    極において、 前記導電性接続パイプが、支持部材及び放電部材の位置
    決め用ストッパーとしての凹部を有することを特徴とす
    るイオン発生装置用放電電極。
  4. 【請求項4】 イオン発生装置本体に接続され、電圧の
    印加によりイオンを発生するイオン発生装置用放電電極
    において、 基端部がイオン発生装置本体に接続される導電性の支持
    部材と、露出した先端部からイオンを発生する導電性の
    放電部材とを、樹脂を主成分とした接着剤により接続す
    ると共に、この接着剤による接続部の周囲を接続パイプ
    により包囲し、少なくとも前記接着剤または接続パイプ
    の一方を導電性材料により形成したことを特徴とするイ
    オン発生装置用放電電極。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のイオン
    発生装置用放電電極において、 少なくとも支持部材と放電部材との接続部を絶縁性の発
    塵防止用樹脂封止材により封止したことを特徴とするイ
    オン発生装置用放電電極。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のイオン発生装置用放電電
    極において、 前記支持部材の端面に穴部を形成し、この穴部に導電性
    接着剤を介して放電部材の基端部を接続すると共に、少
    なくとも前記接着剤による接続部を絶縁性の発塵防止用
    樹脂封止材により封止したことを特徴とするイオン発生
    装置用放電電極。
  7. 【請求項7】 イオン発生装置本体に接続され、電圧の
    印加によりイオンを発生するイオン発生装置用放電電極
    において、 一端部がイオン発生装置本体に接続される導電性かつパ
    イプ状の支持部材の他端部に、露出した先端部からイオ
    ンを発生する導電性の放電部材の基端部を接続すると共
    に、少なくとも支持部材と放電部材との接続部を絶縁性
    の発塵防止用樹脂封止材により封止したことを特徴とす
    るイオン発生装置用放電電極。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のイオン発生装置用放電電
    極において、 前記支持部材が、放電部材の位置決め用ストッパーとし
    ての凹部を有することを特徴とするイオン発生装置用放
    電電極。
JP23184596A 1996-09-02 1996-09-02 イオン発生装置用放電電極 Withdrawn JPH1074576A (ja)

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